JPS6052081A - 炭酸ガスレ−ザ発振器のガス交換装置 - Google Patents
炭酸ガスレ−ザ発振器のガス交換装置Info
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- JPS6052081A JPS6052081A JP16066083A JP16066083A JPS6052081A JP S6052081 A JPS6052081 A JP S6052081A JP 16066083 A JP16066083 A JP 16066083A JP 16066083 A JP16066083 A JP 16066083A JP S6052081 A JPS6052081 A JP S6052081A
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- H01S—DEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
- H01S3/00—Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range
- H01S3/02—Constructional details
- H01S3/03—Constructional details of gas laser discharge tubes
- H01S3/036—Means for obtaining or maintaining the desired gas pressure within the tube, e.g. by gettering, replenishing; Means for circulating the gas, e.g. for equalising the pressure within the tube
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
この発明は、炭酸ガスレーザ発振器における混合ガスを
交換する装置の改良に関するものである。
交換する装置の改良に関するものである。
従来の炭酸ガスレーザ発振器として、CO2,N2゜H
eの3種の混合ガスでレーザ発振動作をさせるものが知
られておシ、このものは、レーザ発振器内へそれぞれの
ガスボンベよシ一定の混合割合及び一定の圧力にて各ガ
スを供給し、レーザ発振の励起動作後はすべてのガス全
便い捨てていた。炭酸ガスレーザ発振の場合、レーザ発
振の励起法は放電によシ行われるが、周知の様に、レー
ザ発振の励起を行う002分子は放電により次の様に解
離する。
eの3種の混合ガスでレーザ発振動作をさせるものが知
られておシ、このものは、レーザ発振器内へそれぞれの
ガスボンベよシ一定の混合割合及び一定の圧力にて各ガ
スを供給し、レーザ発振の励起動作後はすべてのガス全
便い捨てていた。炭酸ガスレーザ発振の場合、レーザ発
振の励起法は放電によシ行われるが、周知の様に、レー
ザ発振の励起を行う002分子は放電により次の様に解
離する。
CO□=二〇〇+0
そこで、従来むだに捨てられていた解離した混合ガスを
、触媒等を用いてC02へ部分的に再生し、放電励起部
分へ再循環させて不足分を補充する方法が知られている
。また、CO7よシCOへの解離が予定され、解離平衡
が成立するCO□に対する約半量モル比OCOヲあらか
じめ混合ガス中に混入サセ、CO,、CO、N2. H
eの4種の混合ガスを約50〜150Torrの圧力下
に真空容器中に封じ込め、放電励起部分へ循環流させて
レーザ発振動作をさせる方法も提案されている。
、触媒等を用いてC02へ部分的に再生し、放電励起部
分へ再循環させて不足分を補充する方法が知られている
。また、CO7よシCOへの解離が予定され、解離平衡
が成立するCO□に対する約半量モル比OCOヲあらか
じめ混合ガス中に混入サセ、CO,、CO、N2. H
eの4種の混合ガスを約50〜150Torrの圧力下
に真空容器中に封じ込め、放電励起部分へ循環流させて
レーザ発振動作をさせる方法も提案されている。
しかるに、上述の様な各方法には、下記に述べる様な欠
点があった。まず、触媒を用いる方法では、ヒータ等の
加熱装置を使用するため、運転開始よル混合ガスが安定
するまでに約30分根度のウオーミングアツプ時間が入
用となシ、触媒の劣化、変換等の監視作業を行わなけれ
ばならない土に、再生能力が低いため高価なガスを多量
に補充する必要があった。現在、この方法によるレーザ
出力500 Wレベルのレーザ発振器では、混合ガスの
消費量は約30〜501./Hrである。次に、4種の
混合ガスを真空容器内に封じ込めてレーザ発振動作をさ
せる方法では、真空容器の漏れや、真空容器中の使用材
料からの放出ガスの影響、あるいは放電解離する遊離酸
素と真空容器中の使用材料との結合によシ、CO2の減
少等の作用によって徐々に混合ガスが劣化し、レーザ出
力が減少するため、約100時間ごとに新しいガスと交
換をする必要があった。現在、この方法によるレーザ出
力500Wレベルのレーザ発振器では、混合ガスの消費
量は約0.5〜1 t/1−1rである。
点があった。まず、触媒を用いる方法では、ヒータ等の
加熱装置を使用するため、運転開始よル混合ガスが安定
するまでに約30分根度のウオーミングアツプ時間が入
用となシ、触媒の劣化、変換等の監視作業を行わなけれ
ばならない土に、再生能力が低いため高価なガスを多量
に補充する必要があった。現在、この方法によるレーザ
出力500 Wレベルのレーザ発振器では、混合ガスの
消費量は約30〜501./Hrである。次に、4種の
混合ガスを真空容器内に封じ込めてレーザ発振動作をさ
せる方法では、真空容器の漏れや、真空容器中の使用材
料からの放出ガスの影響、あるいは放電解離する遊離酸
素と真空容器中の使用材料との結合によシ、CO2の減
少等の作用によって徐々に混合ガスが劣化し、レーザ出
力が減少するため、約100時間ごとに新しいガスと交
換をする必要があった。現在、この方法によるレーザ出
力500Wレベルのレーザ発振器では、混合ガスの消費
量は約0.5〜1 t/1−1rである。
この発明は、上記の様な従来のものの欠点を改 3−
善する目的テナされたもノテ、CO,、Co 、 N2
. f(eの4種の混合ガスを真空容器中に、−足圧力
ニに封じ込めてレーザ発振動作を行わせる炭酸ガスレー
ザ発振器において、前記真空容器よ)前記混合ガスを連
続的に吸引する真空ポンプと、前記真空容器の内圧力を
検出する圧力検出器と、混合ガスボンベよシ前記真空容
器に至る混合ガス導入径路中に制御弁をそれぞれ設け、
前記圧力検出器の信号によル前記制御弁を駆動し、前記
真空容器中の混合ガス圧力を一定にする様に動作させる
構成を有し、混合ガスの消費量が少なく、しかもレーザ
発振出力が安定した炭酸ガスレーザ発振器のガス変換装
置を提供するものである。
. f(eの4種の混合ガスを真空容器中に、−足圧力
ニに封じ込めてレーザ発振動作を行わせる炭酸ガスレー
ザ発振器において、前記真空容器よ)前記混合ガスを連
続的に吸引する真空ポンプと、前記真空容器の内圧力を
検出する圧力検出器と、混合ガスボンベよシ前記真空容
器に至る混合ガス導入径路中に制御弁をそれぞれ設け、
前記圧力検出器の信号によル前記制御弁を駆動し、前記
真空容器中の混合ガス圧力を一定にする様に動作させる
構成を有し、混合ガスの消費量が少なく、しかもレーザ
発振出力が安定した炭酸ガスレーザ発振器のガス変換装
置を提供するものである。
以下、この発明の実施例を図について説明する。
第1図はこの発明の一実施例である炭酸ガスレーザ発振
器のガス変換装置を示す概略構成図である。
器のガス変換装置を示す概略構成図である。
図において、1は真空容器、2a + 2bは真空容器
1内に設けられた1対の電極、3は送風機、4は全反射
鏡、5は゛部分反射鏡である。6aは真空 4− 容器1よシ内部ガスを適時に吸引、排気する大型の真空
ポンプ(Pl)、6bは真空容器1よシ内部ガスをレー
ザ発振動作時に連続的に吸引、排気する小製の真空ポン
プ(P、)、7は真空容器1へ供給されるレーザ媒質ガ
スであるCO,、CO、N、 、 Heの4種の混合ガ
スが充てんされた混合ガスボンベ、8は圧力調整器であ
る。9は大型の真空ポンプ(p、)6aの吸い込み口設
けた元弁、1oa 110b 110Ci11.小型の
真空ポンプ(P、 ) 6 bの吸い込み導管、混合ガ
スボンベ7よシ真空容器1への混合ガス供給導管、及び
バイパス管にそれぞれ設けられり各電磁弁(81) 、
(St) 、 (Ss)、lla 、 llbは絞シ
弁、12は真空容器1内の圧力を検出する圧力検出器、
13は制御装置である。
1内に設けられた1対の電極、3は送風機、4は全反射
鏡、5は゛部分反射鏡である。6aは真空 4− 容器1よシ内部ガスを適時に吸引、排気する大型の真空
ポンプ(Pl)、6bは真空容器1よシ内部ガスをレー
ザ発振動作時に連続的に吸引、排気する小製の真空ポン
プ(P、)、7は真空容器1へ供給されるレーザ媒質ガ
スであるCO,、CO、N、 、 Heの4種の混合ガ
スが充てんされた混合ガスボンベ、8は圧力調整器であ
る。9は大型の真空ポンプ(p、)6aの吸い込み口設
けた元弁、1oa 110b 110Ci11.小型の
真空ポンプ(P、 ) 6 bの吸い込み導管、混合ガ
スボンベ7よシ真空容器1への混合ガス供給導管、及び
バイパス管にそれぞれ設けられり各電磁弁(81) 、
(St) 、 (Ss)、lla 、 llbは絞シ
弁、12は真空容器1内の圧力を検出する圧力検出器、
13は制御装置である。
第2図は、第1図の炭酸ガスレーザ発振器のガス交換装
置の動作を説明するための各部の特性図、第3図は、第
1図の炭酸ガスレーザ発振器のガス交換装置における放
電入力とレーザ出力との関係図である。
置の動作を説明するための各部の特性図、第3図は、第
1図の炭酸ガスレーザ発振器のガス交換装置における放
電入力とレーザ出力との関係図である。
次に、上記第1図に示す炭酸ガスレーザ発振器のガス交
換装置の動作を、第2図及び第3図を参照して説明する
。真空容器1内では、co、 、 co。
換装置の動作を、第2図及び第3図を参照して説明する
。真空容器1内では、co、 、 co。
N2. f(e (1) 4種の混合ガスが約100
’I’orrのレーザ発振動作圧力、すなわち目標制御
圧力P。下に封じ込められている。対向する1対の電極
2a、2b間に放電を形成せしめて混合ガスを励起する
。励起用の混合ガスは真空容器1内で送風機3によシ放
電部分へ循環流させ、励起レーザ発振の放射光軸上に全
反射鏡4と部分反射鏡5を配設することによシ、共振増
幅してレーザ光Lf:外部に取シ出す様に動作させる。
’I’orrのレーザ発振動作圧力、すなわち目標制御
圧力P。下に封じ込められている。対向する1対の電極
2a、2b間に放電を形成せしめて混合ガスを励起する
。励起用の混合ガスは真空容器1内で送風機3によシ放
電部分へ循環流させ、励起レーザ発振の放射光軸上に全
反射鏡4と部分反射鏡5を配設することによシ、共振増
幅してレーザ光Lf:外部に取シ出す様に動作させる。
この様な動作は、いわゆる直交型炭酸ガスレーザ発振器
として良く知られた動作であろう。
として良く知られた動作であろう。
さて、第1図に示す炭酸ガスレーザ発振器のガス交換装
置がガス交換動作を行う場合について述べる。真空容器
1内のガスが大気であシ、圧力も大気圧の状態である様
な製品試運転初期、あるいはメンテナンス後に再運転す
る時等には、まず、大型の真空ポンプ(P+lav動作
させ、元弁9は開放としてその他の6弁は閉成し、真空
容器17− 内のガスを吸引、排気する。この時、到達真空度が約0
.05〜0.1Torr程度になれば、元弁9を閉成し
て大型の真空ポンプ(馬)6aを停止した後、電磁弁(
S3)10cを開放し、混合ガスボンベ7より圧力調整
器8及びバイパス管を経由して真空容器1へ新しい混合
ガスを導入する。この混合ガスの真空容器1への充てん
圧力は圧力検出器12によシ監視され、目標制御圧力P
。にて電磁弁(S3)10cは閉成し、これによシ、レ
ーザ発振動作の準備が完了する。
置がガス交換動作を行う場合について述べる。真空容器
1内のガスが大気であシ、圧力も大気圧の状態である様
な製品試運転初期、あるいはメンテナンス後に再運転す
る時等には、まず、大型の真空ポンプ(P+lav動作
させ、元弁9は開放としてその他の6弁は閉成し、真空
容器17− 内のガスを吸引、排気する。この時、到達真空度が約0
.05〜0.1Torr程度になれば、元弁9を閉成し
て大型の真空ポンプ(馬)6aを停止した後、電磁弁(
S3)10cを開放し、混合ガスボンベ7より圧力調整
器8及びバイパス管を経由して真空容器1へ新しい混合
ガスを導入する。この混合ガスの真空容器1への充てん
圧力は圧力検出器12によシ監視され、目標制御圧力P
。にて電磁弁(S3)10cは閉成し、これによシ、レ
ーザ発振動作の準備が完了する。
今、送風機3が動作し、放電励起によシレーザ発振動作
が始まると、直ちに小型の真空ポンプ(P、)6bが起
mし、谷電磁弁(S、 ) 10a l (st )1
0bが開放して真空容器1内の混合ガスを連続的に小量
ずつ排気すると共に、混合ガスボンベ7よシ新しい混合
ガスを小量ずつ補充する。この様な排気と補充とのバラ
ンスは、各絞シ弁11a 、 llbの弁開度全調節し
、排気量よシ補光量がわずかに大きくなる様に設定され
ている。したがって、レーザ発振動作の開始時刻to!
り真空容器1内の圧 8− 力PH1経過時間tに対して少しずつ上昇する。
が始まると、直ちに小型の真空ポンプ(P、)6bが起
mし、谷電磁弁(S、 ) 10a l (st )1
0bが開放して真空容器1内の混合ガスを連続的に小量
ずつ排気すると共に、混合ガスボンベ7よシ新しい混合
ガスを小量ずつ補充する。この様な排気と補充とのバラ
ンスは、各絞シ弁11a 、 llbの弁開度全調節し
、排気量よシ補光量がわずかに大きくなる様に設定され
ている。したがって、レーザ発振動作の開始時刻to!
り真空容器1内の圧 8− 力PH1経過時間tに対して少しずつ上昇する。
圧力検出器12によ力検出された真空容器1内の圧力信
号は制御装R13によって処理され、レーザ発振動作の
上限圧力1)Hにて電磁弁(S、) 10bが閉成する
様に動作する。時刻t1にて新しい混合ガスの供給が停
止すると、真空容器1内の圧力は小型の真空ポンプ(P
t)6bの排気速度に応じて徐々に減少し、レーザ発振
動作の下限圧力PLに達すると、時刻t2にて圧力検出
器12の信号によシミ磁弁(S、)]Obが再び開放し
、前述したと同様の動作が周期(1,−1゜)にて繰シ
返えされる。レーザ発振動作が終了する時刻t、には小
型の真空ポンプ(Pz)6bの運転は停止し、各電磁弁
(Sl)]Oa 、 (S、 ) 10b B閉成し、
真空容器1内の圧力は下限圧力PLと上限圧力PHとの
間に保持される。
号は制御装R13によって処理され、レーザ発振動作の
上限圧力1)Hにて電磁弁(S、) 10bが閉成する
様に動作する。時刻t1にて新しい混合ガスの供給が停
止すると、真空容器1内の圧力は小型の真空ポンプ(P
t)6bの排気速度に応じて徐々に減少し、レーザ発振
動作の下限圧力PLに達すると、時刻t2にて圧力検出
器12の信号によシミ磁弁(S、)]Obが再び開放し
、前述したと同様の動作が周期(1,−1゜)にて繰シ
返えされる。レーザ発振動作が終了する時刻t、には小
型の真空ポンプ(Pz)6bの運転は停止し、各電磁弁
(Sl)]Oa 、 (S、 ) 10b B閉成し、
真空容器1内の圧力は下限圧力PLと上限圧力PHとの
間に保持される。
また、再ひレーザ発振動作の起動時には、前述した時刻
toよシ同、様な動作が繰シ返えされる。
toよシ同、様な動作が繰シ返えされる。
ここで、真空容器1内の混合ガス圧力の変化がi/−ザ
出力の変化に影響する割合を考えると、次の様1/こな
る。第3図に示す放電入力W(Iに対するし一ザ出力W
rの関係図よシ明らかな様に、WdとWrとの間には下
記の様な関係がある。
出力の変化に影響する割合を考えると、次の様1/こな
る。第3図に示す放電入力W(Iに対するし一ザ出力W
rの関係図よシ明らかな様に、WdとWrとの間には下
記の様な関係がある。
W1〜=η(Wd −W(+ ) ・−・・・・・・・
・・・・ (1)ただし、η:レーザ発振効率、Wo
: Lきい値放電入力である。
・・・・ (1)ただし、η:レーザ発振効率、Wo
: Lきい値放電入力である。
また、混合ガス圧力Pとしきい値放電入力WUとの間に
は下記の様な関係がある。
は下記の様な関係がある。
WoωP ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・ (2)上記(1) 、 (2)式
よシ下記の様な関係が導かれる。
・・・・・・・・・ (2)上記(1) 、 (2)式
よシ下記の様な関係が導かれる。
上記(3)式において、Wd/Woは、一般に炭酸ガス
レーザ発振の場合、定格出力付近で動作させる時、Wd
/Wo = 2.5〜3.5程度の値となるので、Wd
/Wo # 3として、 となシ、例えばレーザ発振動作時、混合ガス圧力Pの目
標制御圧力Poが約100 ’I”orrとすれば、P
H= 101 ’l”orr、 PL= 99 Tor
rにおいて、混合ガスの劣化が無視し得る短時間の周期
でガス交換の操作をすれば、レーザ出力の安定度は約±
0,5チ以内に制御できる。特に、有利なことは、圧力
検出器12として給体圧力検出器となし、高真空室と測
定圧力室の隔壁の歪を電気的に検出すること、例えば市
販されている安価な半導体式圧力センサ等を用いれば、
分解能を約ITorr以下にすることが容易である。ま
た、Wd/Woの小さい範囲、すなわち低いレーザ出力
でレーザ発振動作させる時は、放電入力が小さいためガ
スの劣化もほとんど無いので、Poを一定にした動作で
も長時間にわたシ安定なレーザ出力を発振させることが
できる。
レーザ発振の場合、定格出力付近で動作させる時、Wd
/Wo = 2.5〜3.5程度の値となるので、Wd
/Wo # 3として、 となシ、例えばレーザ発振動作時、混合ガス圧力Pの目
標制御圧力Poが約100 ’I”orrとすれば、P
H= 101 ’l”orr、 PL= 99 Tor
rにおいて、混合ガスの劣化が無視し得る短時間の周期
でガス交換の操作をすれば、レーザ出力の安定度は約±
0,5チ以内に制御できる。特に、有利なことは、圧力
検出器12として給体圧力検出器となし、高真空室と測
定圧力室の隔壁の歪を電気的に検出すること、例えば市
販されている安価な半導体式圧力センサ等を用いれば、
分解能を約ITorr以下にすることが容易である。ま
た、Wd/Woの小さい範囲、すなわち低いレーザ出力
でレーザ発振動作させる時は、放電入力が小さいためガ
スの劣化もほとんど無いので、Poを一定にした動作で
も長時間にわたシ安定なレーザ出力を発振させることが
できる。
なお、上記実施例で説明したもの以外に、第4図に示す
様に、上記第1図の炭酸ガスレーザ発振器のガス交換装
置において、制御弁である電磁弁(”z)10bとして
、電々ポジショナ付きの電動式の調節弁14を用い、制
御装置13として、圧力検出器12の信号と目標制御圧
力P。の目標値とを比較し、電動式の調節弁14の弁開
度を制御し、真空容器1内の圧力を、常に一定に制御で
きる演算フィードバック機能を持った調節計15を用い
て成る構成としても良(、上記実施例と同様の効果を奏
する。
様に、上記第1図の炭酸ガスレーザ発振器のガス交換装
置において、制御弁である電磁弁(”z)10bとして
、電々ポジショナ付きの電動式の調節弁14を用い、制
御装置13として、圧力検出器12の信号と目標制御圧
力P。の目標値とを比較し、電動式の調節弁14の弁開
度を制御し、真空容器1内の圧力を、常に一定に制御で
きる演算フィードバック機能を持った調節計15を用い
て成る構成としても良(、上記実施例と同様の効果を奏
する。
ちなみに、本出願人の試験結果によれば、この発明によ
る上記した様な各電磁弁(S、 ) 10a〜(8,)
10c ′ft:ON 、 OFF制御して行うガス交
換装置を、例えばレーザ定格出力500Wの三軸直交型
炭酸ガスレーザ発振器に適用することによシ、レーザ出
力の安定度が約±1%にて、混合ガスの消費量が約2L
/ Hr以下の非常に良好な結果を得ていることが実
証されている。
る上記した様な各電磁弁(S、 ) 10a〜(8,)
10c ′ft:ON 、 OFF制御して行うガス交
換装置を、例えばレーザ定格出力500Wの三軸直交型
炭酸ガスレーザ発振器に適用することによシ、レーザ出
力の安定度が約±1%にて、混合ガスの消費量が約2L
/ Hr以下の非常に良好な結果を得ていることが実
証されている。
この発明は以上説明した様に、炭酸ガスレーザ発振器に
おいて、真空容器中の混合ガス圧力を連続的に一定に保
持しながら微量ずつガス交換を行う様に構成したので、
安価で、かつ簡単な構成によシ混合ガスの消費量が少な
く、このためランニ11− ングコストが安く、しかも混合ガスの劣化を防止し、レ
ーザ出力が安定した極めて性能の良い炭酸ガスレーザ発
振器のガス交換装置が得られるという優れた効果を奏す
るものである。
おいて、真空容器中の混合ガス圧力を連続的に一定に保
持しながら微量ずつガス交換を行う様に構成したので、
安価で、かつ簡単な構成によシ混合ガスの消費量が少な
く、このためランニ11− ングコストが安く、しかも混合ガスの劣化を防止し、レ
ーザ出力が安定した極めて性能の良い炭酸ガスレーザ発
振器のガス交換装置が得られるという優れた効果を奏す
るものである。
第1図にこの発明の一実施例である炭酸ガスレーザ発振
器のガス交換装置を示す概略構成図、第2図は、第1図
の炭酸ガスレーザ発振器のガス交換装置の動作を説明す
るための各部の特性図、第3図は、第1図の炭酸ガスレ
ーザ発振器のガス交換装置における放電入力とレーザ出
力との関係図、第4図はこの発明の他の実施例である炭
酸ガスレーザ発振器のガス交換装Rf:示す概略構成図
である。 図において、1・・・真空容器、2a、2b・・・電極
、3・・・送風機、4・・・全反射鏡、5・・・部分反
射鏡、6a・・・大型の真空ポンプ(PI)、6b・・
・小型の真空ポンプ(P、)、7・・・混合ガスボンベ
、8・・・圧力調整器、9・・・元弁、10a 、 1
0b 、 10cm・・電磁弁CS+)。 (Sz) 、(Sg)、lla 、 Ilb ・−絞シ
弁、12 ・・・圧12− 力検出器、13・・・制御装置、14・・・電動式の調
節弁、15・・・調節計、L・・・レーザ光である。 なお、各図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す、 代理人 大岩増雄 第1図 第2図 第3図 WOWd 第4図 目。 P(
器のガス交換装置を示す概略構成図、第2図は、第1図
の炭酸ガスレーザ発振器のガス交換装置の動作を説明す
るための各部の特性図、第3図は、第1図の炭酸ガスレ
ーザ発振器のガス交換装置における放電入力とレーザ出
力との関係図、第4図はこの発明の他の実施例である炭
酸ガスレーザ発振器のガス交換装Rf:示す概略構成図
である。 図において、1・・・真空容器、2a、2b・・・電極
、3・・・送風機、4・・・全反射鏡、5・・・部分反
射鏡、6a・・・大型の真空ポンプ(PI)、6b・・
・小型の真空ポンプ(P、)、7・・・混合ガスボンベ
、8・・・圧力調整器、9・・・元弁、10a 、 1
0b 、 10cm・・電磁弁CS+)。 (Sz) 、(Sg)、lla 、 Ilb ・−絞シ
弁、12 ・・・圧12− 力検出器、13・・・制御装置、14・・・電動式の調
節弁、15・・・調節計、L・・・レーザ光である。 なお、各図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す、 代理人 大岩増雄 第1図 第2図 第3図 WOWd 第4図 目。 P(
Claims (4)
- (1) Co、 、 CO、N、 、He (04種の
混合ガスを真空容器中に、一定圧力下に封じ込めてレー
ザ発振動作を行わせる炭酸ガスレーザ発振器において、
前記真空容器より前記混合ガスを連続的に吸引する真空
ポンプと、前記真空容器の内圧力を検出する圧力検出器
と、混合ガスボンベよシ前記真空容器に至る混合ガス導
入径路中に制御弁全それぞれ設け、前記圧力検出器の信
号によシ前記制御弁を駆動し、前記真空容器中の混合ガ
ス圧力を一定にする様に動作させることを特徴とする炭
酸ガスレーザ発振器のガス交換装置。 - (2)前記制御弁は、電磁弁でめシ、目標制御圧力の上
限値及び下限値の各信号に対応して前記4fkL磁弁を
閉成及び開放動作をさせることを特徴とする特許請求の
範囲第1項記載の炭酸ガスレーザ発振器のガス交換装置
。 - (3) 前記制御弁は、調節弁であシ、この調節弁は弁
開度を調節する手段を有し、かつ前記圧力検出器の信号
と目標制御圧力を比較し、前記調節弁の弁開度を制御す
る調節計を具備することを特徴とする特許請求の範囲第
1項記載の炭酸ガスレーザ発振器のガス交換装置。 - (4) 前記圧力検出器は、給体圧力検出器であシ、高
真空室と測定圧力室の隔壁の歪を電気的に検出する様に
したことを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第3
項記載の炭酸ガスレーザ発振器のガス交換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16066083A JPS6052081A (ja) | 1983-09-01 | 1983-09-01 | 炭酸ガスレ−ザ発振器のガス交換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16066083A JPS6052081A (ja) | 1983-09-01 | 1983-09-01 | 炭酸ガスレ−ザ発振器のガス交換装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6052081A true JPS6052081A (ja) | 1985-03-23 |
Family
ID=15719733
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16066083A Pending JPS6052081A (ja) | 1983-09-01 | 1983-09-01 | 炭酸ガスレ−ザ発振器のガス交換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6052081A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62186579A (ja) * | 1986-02-12 | 1987-08-14 | Amada Co Ltd | レ−ザ発振器のガス制御方法 |
JPS63288081A (ja) * | 1987-05-20 | 1988-11-25 | Fanuc Ltd | ガスレ−ザ装置 |
JPS6442190A (en) * | 1987-08-10 | 1989-02-14 | Komatsu Mfg Co Ltd | Gas laser apparatus |
JPH01321672A (ja) * | 1988-06-22 | 1989-12-27 | Fanuc Ltd | Ncレーザ装置 |
JPH02100384A (ja) * | 1988-10-07 | 1990-04-12 | Fanuc Ltd | レーザガス置換量制御方法 |
JPH02144979A (ja) * | 1988-11-26 | 1990-06-04 | Fanuc Ltd | ガスレーザ装置 |
US4935937A (en) * | 1987-03-19 | 1990-06-19 | Fanuc Ltd. | Abnormality detection device for laser oscillator piping system |
JPH05190935A (ja) * | 1992-01-10 | 1993-07-30 | Mitsubishi Electric Corp | レーザ発振器連続ガス交換装置 |
WO2020031770A1 (ja) * | 2018-08-10 | 2020-02-13 | 株式会社堀場製作所 | グロー放電発光分析方法及びグロー放電発光分析装置 |
-
1983
- 1983-09-01 JP JP16066083A patent/JPS6052081A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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WO2020031770A1 (ja) * | 2018-08-10 | 2020-02-13 | 株式会社堀場製作所 | グロー放電発光分析方法及びグロー放電発光分析装置 |
JPWO2020031770A1 (ja) * | 2018-08-10 | 2021-09-02 | 株式会社堀場製作所 | グロー放電発光分析方法及びグロー放電発光分析装置 |
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