JPS6051121A - モノクロ−ナル抗体ならびにその製法,使用法 - Google Patents

モノクロ−ナル抗体ならびにその製法,使用法

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JPS6051121A
JPS6051121A JP15975683A JP15975683A JPS6051121A JP S6051121 A JPS6051121 A JP S6051121A JP 15975683 A JP15975683 A JP 15975683A JP 15975683 A JP15975683 A JP 15975683A JP S6051121 A JPS6051121 A JP S6051121A
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JP
Japan
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antibody
cells
human
producing
human interleukin
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JP15975683A
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Ryota Yoshimoto
吉元 良太
Yoshiaki Hanzawa
榛沢 義明
Junji Hamuro
淳爾 羽室
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Ajinomoto Co Inc
Original Assignee
Ajinomoto Co Inc
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/435Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
    • C07K14/52Cytokines; Lymphokines; Interferons
    • C07K14/54Interleukins [IL]
    • C07K14/55IL-2

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ハイブリドーマに由来するヒトインターロイ
キン2(以下、ヒトI L 2と略記する。)に特異的
な単クローン性抗体とその製造方法に閏する。
肺臓細胞と骨ft. H細胞のハイブリトーマは文献中
に記載されている。例えば、Koehler (!L 
at.。
NaLura 25(i,4415 ( +975)お
よびEur.J.1mmuno1.0。
511 ( 1970) ; Milstein et
 al.、Nature 26(i,550(1977
) ; Walsh、Nature 26B、495 
(1977)参照。
しかし本発明以前には、ヒトTリンボーマに由来するI
l2を抗原として作用させて得られる抗ヒ)IL2抗体
産生細胞のハイプリドーマを作成し、ヒ) I L 2
に対するモノクローナル抗体、すなわち、抗ヒトI L
 2モノクローナル抗体を産生ずる方法に関しては全く
知られていない。
本発明に従えば、ヒ)Il2に対して特異性を示すモノ
クローナル抗体を産生ずるハイプリトーマクローンおよ
び該クローンが産生ずる性状の均一な抗ヒ)IL2モノ
クローナル抗体が提供される。さらに該モノクローナル
抗体を用いたIl2の微量定量法および精製法か提供さ
れる。
本発明のハイプリトーマクローンは、(a)骨fti腫
細胞すなわち骨髄の初期腫瘍からの悪性化細胞と(b)
ヒ) I L 2て免疫された動物の肺臓またはリンパ
節の細胞中に存在する抗体産生細胞とのハイプリドーマ
を作成し、このハイプリドーマを培養およびクローン化
してヒ)Il2に特異性を示す抗体を産生ずるクローン
として選択されるものである。
Il的とするモノクローナル抗体はこのようなりIJ−
ノを培養した培養上清から塩析、イオン交換クロマトグ
ラフィー等の精製操作により回収できるが、必要に応じ
て全培養」−清を用いることもできる。また抗ヒトI 
L 2抗体産生ハイブリドーマを組織適合性動物、胸腺
欠損ヌードマウス等の腹腔内に移植し、増殖させ、該動
物の腹水中に産生されたモノクロ−ナル抗体を精製、回
収するとともできる。
I L 2は、Tリンパ球が産生ずる可溶性免疫調節物
質であり、(a)機能的に分化成熟したキラーTす73
球あるいはヘルパーTリンパ球をインビト17で増殖さ
せる、(b)未成熟な胸腺細胞の分裂を促進する、(C
)胸腺細胞あるいはヌードマウスの肺臓細胞から抗1巾
細胞存在下に細胞障害性T IJンバ球をAn ;Q−
Jる−(d)”r細胞の欠如したヌードマウスの1’l
t IN、W細胞中に′r細胞依存性抗原に対する抗体
産生細胞を誘導し、ヘルパー1機能を誘導している、等
の事実が知られ、種々のT細胞の活性化を通じて免疫応
答の調節物質として重要な位置を占めていることは公知
である。従って免疫不全症、自己免疫疾患、癌などの患
者の血中IL2濃度を泪す定することは、その患者の免
疫機能の異゛;へ′を知る」二での極めて有用な免疫/
(ラメータとなる。
しかして、本発明によりモノクローナルな抗ヒ)IL2
抗体か提供されたことにより従来微量にしか血中に存在
しないために困難とされてl、)たff1l中I L2
ffiの測定か可能となった。すなわち、+fn中のI
l2は抗IL2抗体を用いたラジ」−イムノアッセイあ
るいはエンザイムイムノア・ソセイにより容易に定量す
ることかできる。
また、本発明によって製造された抗ヒトIL2モノクロ
ーナル抗体を担体樹脂などの適当な支Pt体に結合させ
親和クロマトグラフィーを1〒うことによって細胞また
は菌体を培養した培地中に含まれるIl2を特異的に精
製して極めて純度の高0ヒ)Il2を容易に得る道が開
けた。例えシス、抗ヒトI L 2モノクローナル抗体
は、プロムシアンチ活性化したセファ0−ス()1ルマ
シア社製)等の支1!を体に結合させることができるが
、とのモノク1j−9゛ル抗体結合支持体でカラムを作
成し、アフィニティークロマトグラフィーを行うことに
より容易にI L 2を精製することができる。すなわ
ち、pIIが中性イ]近の溶媒を用いてI L 2を特
異的に抗体力ラノ・に吸着させた後、ラットを同一の溶
媒でよく洗浄し、f+Hを2.8 (=1近に下げるあ
るいは1%S I) Sにて溶出すると結合してIlま
た11.2が活性を失うことなく溶出してくる。
さらに本発明によって製造された抗ヒ) I L 2モ
ノクローナル抗体を用いてラジオイムノアッセイまたは
エンザイムイムノアツセイを行うことにJ、り微量のI
 l、 2を感度良く定量する方法力へ開けた。
本発明のハイプリドーマは、骨Mn1π細胞と抗体産生
細胞を融合させることによって製造される。
抗体産生細胞としては、Il2で免疫されたマウス、ラ
ットなどの動物からの肺臓またはり/l′?節細胞全細
胞るとよい。骨Nu細胞と抗体産生細胞の由来する動物
の種は、両細胞が融合可能な限りにおいて異なってもよ
いが、通常同一種の細胞を用いた方がよい結果が得られ
る。
本発明実施のための一つの好ましいハイブリドーマは、
ヒトIL2で免疫したマウス71111 MM細胞とマ
ウス骨髄細胞の間のハイプリトーマである。
例えば、予め水酸化アルミニウムと百日咳死菌をアジュ
バントとしてヒトTす/ボーマ由来IL2で免疫したB
ALB/Cマウスの抗体産生肺臓細胞とnALB/Cマ
ウスの骨髄腫細胞 P−3−X63−Ag8U−1の間
のハイブリドーマで優れた結果か得られた。通常骨髄腫
細胞としては、P−3−X63−Ag8U−1の他、P
3−X63−Ag8、P3−NS I/1−Ag4−1
、MPCl 1−45.6.TG、1.7、SP2/V
−Ag14、X63−Ag8−6.5.3 (以上、マ
ウス)、210、RCY、Ag1.2.3 (ラ ッ 
ト ) 、 5KO−007、GH15006TG−A
12 (以上、ヒト)等の87ザグアニノ耐性の細胞株
が用いられる。また、抗体産生細胞は、例えば、次のよ
うにして得るとよい。まず、マウス、ラットなどの動物
をヒ) I L 2で免疫する。ここで用いるヒトI 
L 2は、゛ヒト扁桃腺リンパ球、ヒト末111 +1
11リンパ球、またはヒトTす/ホー7などのヒトリッ
パ性1「li lu細胞または人工的に作られたハイブ
リドーマに由来するものが挙げられる。因みに、ヒ)T
リンホーマ出來I L 2は、容品に大i11.に製造
てき、抗原として純度の高いものが使えるので、正常ヒ
トリンパ球由来1■72にまさる。
次に、免疫した動物から肺臓細胞を調製する。その調製
方法は、この技術分野においてよく知られた方法である
が、例えば「免疫実験操作法」A447頁([1本免疫
学会編、昭和50年)参照。
ハイブリドーマの作成とそれからの抗ヒトI L2抗体
産生りIJ−ンの選択は、例えば、次のようにして行え
る。ポリエチレングリコール(PEG)またはセンダイ
ウィルス(T−I V J )を用いて抗体Pr′、生
細胞と骨W1腫細胞とを融合させる、生じたハイブリド
ーマはヒボキシザンチン、アミノブチリ/、チミジンを
含む培地中で生育する。融合しなかった抗体産生細胞と
骨髄腫細胞は、該培地中では共に死滅し、ハイブリドー
マだけが個々のクローンから増殖してくる。生育したハ
イブリドーマから抗体IL2抗体を産生ずるクローンが
選択される。
全てのハイブリドーマクローンが抗体を産生ずるわけで
はない。また、個々のクローンによって産生される抗体
は特異性が異なり、全てのクローンが抗ヒ)IL2抗体
を産生ずるのではない。従って、11.2に対して特異
性を示す抗体を産生ずるり「1−ノを選択しなければな
らない。
抗ヒ) I L 2抗体産生クローンの選択は、例えば
、次のようにして行える。ギリス(Gillis)等(
ザ・ジャーナル・オブ・イムノロジー(J、 Immu
nol、)120巻 2027頁(1978))によれ
ば、細胞障害性Tリンパ球株(CT L L ’)はI
L2存在下に増殖し、CTLLの細胞内へのトリチウム
で放射標識したチミジンの取り込みはIL2の存在下D
NA合成の増大に伴って増大する。 CTLLはヒトI
 L 2によっても増殖し、抗ヒ) I L 2抗体に
よりこの増殖作用は阻害されるので、ハイブリドーマの
培篠−に清をヒ)IL2と共存させCT l、 Lの増
殖が阻害されるか否かを判定することにより抗ヒ)IL
2Lf体の存否を判定することができる。
抗ヒ) I L 2抗体がIL2の活性部位に対し特異
的であれば、該抗体の添加によってIL2の活性は阻害
され、また抗体の特異性がI L 2の活性部位以外の
部位に対するものである場合は、抗体と共にブドウ球菌
(Sta’phylococc、us aureus 
)によって抗1bi抗体複合物を沈降させ、IL2を培
地中から吸収消滅させることによりI L 2活性は消
失り゛る。
ハイブリドーマはインビトロで長期連続継代培養するこ
とができ、フラスコ、シャーレ、ローラーボトル、スピ
ナーフラスコ、回転ジャー、夕/り培j♀器等で培養で
きる。あるいは組織適合性動物または胸腺欠如ヌードマ
ウス中において生育することかできる。ハイブリドーマ
は培地あるいは動物の血清、または腹水からこの技術分
野において知られた方法によって回収できる。例えばプ
ロシーディンゲス・オブ・ザ・ナショナルφアカデミ−
・オブ・ザイエ/ス儂ニー・ニス・エイ(Proc、N
atl。
△cad、sci、U、s、A、)75巻1510頁(
1978)参照。
以下に、ハイプリドーママの一つの細胞株を製造し抗ヒ
トIL2モノクローナル抗体を製造するための一つの典
型的な例を挙げる。この例の方法は13 A L B 
/ Cマウスの肺臓細胞とBALB/C山来の骨髄由来
胞を融合することで示しているが、他の抗体産生細胞お
よび他の骨髄u細胞を用いても行うことかできる。同様
にこの方法はヒトT細胞系白血病細胞J 111 (A
TCCCRL 8129 ’)に由来するヒ)L2を免
疫に用いているが、他の細胞に由来するヒトIL2もま
た使用できる。
(a) 抗体産生肺臓細胞の製造 BALB/Cマウスを2,5“00ユニツトのJ111
山来ヒトIL’2で水酸化アルミニウム21Ig、百日
咳死菌109個と共に腹腔内注射し免疫する。
14日後、さらに5,000ユニツトのIl2を水酸化
アルミニウム4 mgと共に5個所に分けて背中に筋肉
的注射し補助免疫する。さらに14日後、5.000ユ
ニツトのIl2をアジュバントなしに腹腔内に注射し補
助免疫する。最終補助免疫から1411後、肺臓を摘出
し、細胞浮遊液をゲルハルト(Gcrhard)等(E
ur、J、1mmuno1..5. 720(+975
))の方法に従って調製し、5X10?個の細胞を予め
600レントゲンのX線を照射した+3 A L Il
 /Cマウスに静脈内移入し、同時に10,000ユニ
ツトのI L 2を2 mgの水酸化アルミニウム、と
共に腹腔内津射し補助免疫する。3日後#臓を摘出し、
細胞l下遊液とし、融合のための抗体産生細胞とする。
(1))骨髄腫細胞の製造 ブIIIシーディンゲス・オブIザ・す“シaす°ル・
アカデミ−・オプ・サイエンス・ニー・ニス・エイ (
r’roc、Nat I 、八cad、sci、U、s
、^) 7G、 406+(+979>に記載された如
きヒボキザ/チンホスボリボシルトランスフェラーゼが
欠損した13 A L T3 / Cマウスの骨髄肝細
胞(P 3−XG3 Ag8U I)を培地、例えば、
10%牛脂児血清(P CS )を含むRI) M I
 −1040培地中に維持する。l)−3−X(33−
Ag8U−1の生育はヒボキサンチン・アミツブラリ/
・ヂミジ/培地(II A T培地)により阻害される
<c> ハイプリドーマの製造 肺臓細胞および骨a腫細胞をコブロフスキー(Kopr
owski)等(Proc、Natl、Acad、Sc
i、U、S、A、74゜2985 (1977) )の
方法に従ってポリエチレングリコール(PEG)1,0
00の存在下に融合させる。
融合処理の後、細胞をリトルフィールド(Little
(ield)によりサイエンス(Sc 1ence)1
45巻709頁(1904)に記載されているH A 
T培地中に懸濁し、そして組織培養プレートの個々のウ
ェルに接種する。この際栄養細胞として少量のB A 
L 13 /Cマウスの胸腺細胞を共存させておくこと
が好ましい。
培養開始後1日、2日、3日、7日後に個々のつ。
ルのHA T培地を半量新たなHA Tと交換し、さら
に14日、15日、16日後にヒボキサンチン・チミジ
ンのみを含む培地(I−I T培地)に半量ずつ交換す
る。
(d) 抗ヒトIL2抗体産生ハイブリドーマの検定)
I A T培地中に生育してきたハイブリドーマを通常
の培地、例えば、10%FC8を含むRI) M 1.
1040倍地に移し、その培養上清を抗ヒ) I L 
2抗体の検定標品としてそのまま用いる。CT 1.、
 Lを、例えば2%FCSを含むクリック培41(Cl
ick培地)中に懸濁する。組織培養マイクロプレート
の個々のウェルにヒ)Il2.検定標品、cTIJL、
Cl ick培JJ3を加え満す。抗原抗体複合物を沈
Rさぜたい場合は培地の代わりにブドウ球菌(Stap
hy−1ococcus 2Lureus)の死菌を培
地に加える。 24時間培養した後、トリチウムで放射
標識されたデミジンを加え、さらに4時間培養してヒト
11,2ににるC T 1.1.のデミジン取り込みの
増大が抗ヒトI L、 2抗体倹定標品によって阻害さ
れるが否かを細胞に取り込J:れた放射活性によって検
定する。
放IJ・I活性の測定はこの技術分野においてよく知ら
れた方法によって容易に実施できる。
(0) ハイプリドーマのクローニング選択(d)の操
作で抗体活性の認められたハイブリトーマをこの技術分
野においてよく知られた限界希釈法によってさらにクロ
ーン化する。生育してきたりl」−ンの培養上清はさら
に(d>の方法にょって抗体活性を検定し、抗体活性の
強いクローンを選択する。
(f) 選択クローンを用いて抗ヒトIL2モノクロー
ナル抗体を製造するには次のようにする。すなわち、ク
ローンを適当な培地、例えば、10%1? CSを含む
RPMI−1640培地で細胞濃度がその」1限に達す
るまで培養する。培養後遠心操作により細胞を培養液か
ら除く。培養液中には抗体が含まれている。
(g> 培養」1清あるいは腹水からのモノクローナル
抗体の精製は、この技術分野においてよく知られた方法
を用いて容品に実施される。
(h)IL2特異的アッセイ法 (g)にて精製された抗体をマイクツブレートに固定化
させる。次いでI’L、2被検サンプルを添加後、ビオ
ヂノ化抗体を加えるとIt2量に従って抗体が結合する
。これに、アビジン化酵素例えばアビジンアルカリ7オ
スフアターゼ(EY、La、borat。
−ry Inc、U、S、八、)を反応させる、アビジ
ン−ビオチンの特異的結合により抗体に結合した酵素に
対する基質例えばp−n1trophenyl pho
sphateを発色さぜ吸光度゛から微H1のIL2f
fiを測定するシステムを確立した。
以下の実施例は、本発明を例示するだめのものであって
、本発明の範囲を限定するものではない。
実施例1 (抗ヒ) I L 2抗体産生ハイブリトー
マの作成) ヒトT細胞系白血病細胞J−111(ATCCCRL8
129)を:I/カリ゛バリンAで刺激して得られた1
■、22、500単位を水産化アルミニウム2■、百日
咳死菌1〔]9個とノ(にB^1.It / Cマウス
の腹腔内に注射し免疫した。 14日後、 さらに5.
0 (10単位のI L 2を水酸化アルミニウム4 
wagと共に5箇所に分けて背中に筋肉的注射し補助免
疫した。さらに140後5.0 (10741位のIt
2をアジュバントを用いずに腹腔内に注射し補助免疫し
た。最終補助免疫から1411後肺臓細胞を摘出し、ダ
ルベツコ改良イーグル培地(DMEM)を用いて細胞を
浮遊化させ、5X10?個の細胞を含む浮遊液1紅を予
め600レントゲンのX線を照射したBALB/l”マ
ウスに静脈内移入し、同時に10.000単位のIt2
を211gの水酸化アルミニウムと共に腹腔内に注射し
補助免疫した。
3目移肺臓を摘出しり、MEMを用いて細胞浮遊液を調
製し、107個の肺臓細胞を含むD M E M10+
06を予めDMEM10ml!、中に浮遊させた2×1
06個のP−3−X6’3−Ag8U−1骨髄腫細胞と
混合した。混合物を800gで5分間遠心し、上清を除
去した後、容器をよく振盪し、沈υした細胞をほぐした
。その後50%のポリエチレングリコール(PEG)1
000(和光純薬社製)を含むDMEMを250μl添
加しゆるやかに撹拌した。I) E G添加後1分おき
にD M E M 0 、5 lfを添加していき総量
を2.2Ellfとする。 さらに1分後DMEM 1
0紅を加えた後500gで5分間遠心し上11を除去し
、1oizの10%牛脂児血1nを含むRPMI−16
40培地に細胞を浮遊させ、組織培養プレート(コスタ
−社製9G穴)の各ウェルに200μtずつ接種し、3
7℃、5%CO2下で培養した。1日、2日、3日、7
日後に培地の半1j’L’(100II t )を11
 A T培地(10%牛脂児血清、4X10−’Mアミ
ノプテリン、16×10−5Mチミジン、lXl0−’
Mヒボキづノヂンを添加したR P M I−1840
培地)色交換し、さらに培養を続けた。培養の11.1
3.1/1日目に培地の半量(100u I! ) ヲ
I−I T 培fil! (10%牛脂児血1yt1s
、 exlo−5Mチミシ7、lXl0−’rvlヒボ
キザンヂンを添加したRI’MI−1640培JIIJ
 )に交換した。
融合操作開始から16日後、14個のつ。ルがらハイブ
リドーマのコロニーが出現した。このハイブリドーマを
1o%FC3を含むRI) M I −11i 40培
地中で培養し、その培養上清の抗I L 2活性を次の
ようにして測定した。
培養−に清を被検液とし、被検液50μ℃と25U/m
lノJ 111山来L−トIL2を50 u l、さら
に: 4 X 103個のcTLI7を総量200μ6
となるようにクリック/’RP M I培地中に混合し
、組織培養プレート(コスタ−社製96穴)の各つゴル
に接種し、24時間培養し、最後の4時間を各ウェル0
.5μCiのトリチウム化チミジン(NewEngla
nd Nuclear社製NE’T−027X)でラベ
ルし、マイクロプレート用l″−−ベスターで細胞をグ
ラスフィルター上に71−ベストしI L 2 &こよ
るC T L Lの増殖かハイブリドーマ培養上清によ
り抑えられるか否かを検討した。
表1に示ずように、トリチウム化チミジン(3H−Td
R)の取込み量より、I−1−3と命名したハイブリト
ーマがCT L Lの増殖を抑制したことかわかる。
表 1 細 菌 株 3l−r−TdR取込み RI’M1 104(+培11 (ブリ/り)2.61
’ 3 XG3 Ag8U 1 (対照)3.2ハイブ
リドーマ ll−11,8 11−21,0 11−30,92 11−43,0 11−52,8 nll−63,3 ノ/ll−72,2 /l 11−8 2.70 11−0 2.90 1110 3.30 II ll−112,42 1/ +112 3.18 // 11−13 3.1 実施例2 (抗ヒ)IL2抗体産生細胞株のクローニン
グ) ハイブリドーマH−3細胞株を、10%FC3をaむR
I)MI−1640培地中に:1m/m1Da度で浮遊
させ、各ウェル200μiとなるように組織培養プレー
ト(コスタ−社製96穴)に接種し限界希釈法によるク
ローン化を行った。14日目移80個のウェルから48
個のハイブリドーマクローンか出現した。
各クローンの培養」−清の抗IL2活性を実施例1にな
らって11111定した結果が表2である。いくつかの
クローンか抗ヒ) I L 2活性を示したが、H−3
−12か特に強い抗ヒ) I L 2活性を示した。
表 2 り ロ − ン 3 ll−TdR取込み121”Ml
 1040培地(ブランク)11−3 1.04 11−3− 1 1.、 3 11−3−10 0. 94 +1−3−12 0. 4 11−3−18 1 、/1 11−J−2(10,9 11−3−252,2 11−3−272,7 113321,0 11−3−380、9 11−3−400,8 +1−3−41 1 、3 11−3−45 1. 1 11−3−47 2. 2 実施例3 (抗ヒ) I L 2抗体の産生)ハイブリ
ドーマT−1−3−12クローンの培養」二1iltを
ジ・エンザイムセンター製ブドウ球菌菌体イグゾルブ(
Igsorb)と共に37°Cで30分間インキュベー
トし、IgG婆吸酸吸収後、3.000 g10分間遠
心し、上清の抗ヒ)IL2活性を実施例1と同様の方法
で測定した。
表3に示したように、イグゾルブでIgGを吸収した上
清には抗ヒ) T L 2活性が消失しており、H−3
−12クローンは抗ヒトI L 2 +gG抗体を産生
じていたことがわかる。
表 3 ザ / プ ル 3l−I−TdR取込み(XIO’ 
cpm) R1)Ml−1,(340培地(ブラック)1.8H−
3−120,3 )−1−3−12(イグゾルブ処理)1.6実施例4 
(抗ヒ)IL21gG抗体の分離精製)11−3−: 
12クローンの培養」1清を35%飽和の硫酸アンモニ
ウムで塩析し、生じた沈汚を最少量の50 m M )
リス−塩酸緩衝液に溶解した後、予め同様の緩衝液で平
衡化したDEAIε−セル1J−ス(ファルマシア社製
)でイオン交換クロマトグラフィーを行い、非吸着画分
に溶出されるLgG画分の抗ヒトI L 2活性を実施
例1と同様の方法でfllり定した。
表4はその結果であるが、このようにして抗ヒトIL2
1gG抗体を分離精製するととかてきる。
表 4 ザ ン プ ル 3l−1−TclR取込み(X10’
cpm) 。
■ぐI’M1 1(i40培地(ブランク 1.92J
i3−12 0.2E3 実施例j (IL2の特異的分離精製)実施例4で分離
精製した抗ヒ)IL21gG抗体をブロムシアンで活性
化したセファロース(ファルマシア社製)に結合させ、
抗ヒ)IL21gG結合セファローズゲルを作成した。
このゲルで作成したカラムにヒトT細胞系白血病細胞J
−’111(ATCCCRL812!:l)をCon 
Aで刺激した培養」1清を通過させ、上清中に含まれる
IL2を抗I L 2−IgG結合セファ0−スに結合
させた。
充分量のリンrIi緩衝液(20mM、pH7,2)で
カラムを洗浄後、0.1.Mグリンノー塩酸緩衝液(p
H2,8)でIL2を溶出した。溶出液を0.9%のN
aCiを含む20mMリン酸緩衝液(pH7,2)に透
析後、CT L L細胞のDNA合成でIL2活性を検
定した。あるいはリン酸緩衝液でカラム洗浄後、1%S
DS (79°C)でIL2を溶出、溶出液を0°C水
中で急冷しSDSを除き、同様にCTL、L細胞てIL
2活性を検定した。
表5に示すように、IL2は抗I L’2−1gGセフ
ァロースに親和性を示し結合する両分に回収されたこと
かわかる。
表 5 ・リー ン ブ ル 3H−TdR取込み(X 10’
 c pm) R1)MI−1(340培地 0.22Jlll−1t
、2 、 ]、、8 IgG七8t【J−ス未吸着画分 0.3実施例6 (
抗ヒ)IL2+gM抗体産生ハイブリドーマの作成) 実施例1と同様の方法にて抗IL2抗体産生ハイブリト
ーマの作成を行った。得られたハイブリ1’−マの=1
0ニーの培養」1清の抗I L 2活性を実施例1と同
様の方法にて検定した。
その結果、表6に示したようにAl0と命名したハイブ
リトーマに抗IL2活性が認められた。
表 6 細 胞 株 311−TdR取込み RPMi1640培地 1,4 P−3−X63−Ag8U−1,2,3ハイブリドーマ
 A2B 1.5 AE30 、 2.0 )l A84 1..8 // Al35 1.5 1/ A6(31,8 // A2B 1.8 A70 0.5 JI Al1 2.0 )) Al2 1.0 11 Al7 1.7 11 Al8 1.7 N Ag0 .1.8 // Ag2 1.7 次にAl()の培養上清にヤギのマウスIgMに対する
IgG抗体(カペル拳ラボラトリーズ社製)を加え37
℃、1時間インキュベートした後、イグゾルノを加えさ
らに37°C130分間インキュベ−1した。遠心操作
によりイグゾルブを沈設させた上清の抗I L 2活性
を実施例1と同様の方法にて倹ン釘した。
その結果1表7に示したように、A”70ハイブリドマ
の抗I L 2活性は、IgM吸収操作により消失する
。従ってAl0の産生ずる抗1■、2抗体は、IgMで
あることがわかった。
表 7 Al0培養」−清処理 311−TdR取込み(X10
4/紅) 無 処 理 0.フ イグゾルブで吸収 0.5 抗1イ1抗体とイグゾルブで吸収 1.8実施例7 (
抗IL2抗体産生ハイプリドーマのマウス腹腔内移植) ハイプリドーマI−13を13ALB/Cマウスの腹腔
内に5X 106個、o、5mzの生理食塩水に懸濁し
移植した。10日後、マウスの腹部が肥大したことを確
めた後、注射器で増殖した細胞を回収した。遠心操作に
より腹水から細胞を除き実施例1と同様の方法で抗IL
2活性の検定を行った。
表8かその結果であるが、I43から腹水中に抗I L
 2抗体か産生されていることがわかる。
表 8 ザ ン プ ル 3H−TdR取込み (XIO’ cpm) P −3X(i3−八g8U−1移植マウスの腹水 2
.81−13移植マウスの腹水 0・2 実施例8 (lL2の特異検出定量法)実施例4′で精
製した抗ヒ)rL2+gG抗体をP B S (Pho
sphate [lu[ered 5aline)にて
100μg/uとし、96穴マイクロプレー 1・に各
40μ℃宛滴ド、1時間室温に静置し固定化させた。
0.5%牛脂児血清アルブミンを加えたI’ B S(
RI A −burter)で3回洗浄後、ヒトIL2
を添加(20It I! / well) L、1時間
室温静置した。
同様にRI A −bu、[erにて3回洗浄後、精製
ビオチン化抗I L 2 +gG抗体(30116/w
ell)を1時間室温で反応させ、同様に洗浄後アビジ
ン化酵素(50μf/well)を添加し、未結合部分
を洗浄除去した後、基質とし。てPニトロ7オスフエイ
ト(2μg/m6,150μf/well)を添加発色
させた。発色が認められたところで3 M Na0ll
(125II f/well)にて反応を停止させ、分
光光度1!1にて405 nmにおける吸光度(004
05)を測定した。
その結果を表9に示す。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 抗ヒトイ/クーロイキン2モノクローリ・ル抗
    体。
  2. (2) ヒトインターロイキ/2で免疫した動物の抗体
    産生細胞と骨髄腫細胞との間にハイブリドーマを形成さ
    せ、該ハイブリドーマをクローン化して抗ヒトインター
    lコイキン2抗 ーンを選択し、このようにして選択されたクローンを使
    用して抗ヒトインターロイキン2モノクローナル抗体を
    製造することを特徴とするモノクローナル抗体の製造方
    法。
  3. (3) 該クローンを組織筒金性動物または胸腺欠損ヌ
    ードマウスの腹腔内に移植し、増殖させ、該動物腹水中
    に抗ヒトインターロイキン2モノクローナル抗体を産生
    せしめ、必要に応じてこれを分離$+11製する特許請
    求の範囲第2項の方法。
  4. (4) 抗ヒトインターロイキン2モノクロ−リール抗
    体を結合させた担体樹脂を用いてアフィニディークト1
    マドグラフィーを行い、細胞あるいは菌体を培養した培
    地中に含まれるヒトインターロイ4−72を特異的に精
    製する方法。
  5. (5) 4Xヒトインターロイキン2モノクrJ−−)
    ル抗体を用いてラジオイムノアッセイ、またはエンザイ
    ムノアノセイを行いインター1jイキ/2を〉r量する
    インター+1イキ/2の微量定量法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0238971A2 (en) * 1986-03-17 1987-09-30 F. Hoffmann-La Roche Ag Antibodies directed to a lymphokine
JPS6333338A (ja) * 1986-07-28 1988-02-13 Ajinomoto Co Inc モノクロ−ナル抗リンホカイン抗体を有効成分とする免疫抑制剤

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