JPS6051089B2 - 光多分配器 - Google Patents

光多分配器

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JPS6051089B2
JPS6051089B2 JP12012378A JP12012378A JPS6051089B2 JP S6051089 B2 JPS6051089 B2 JP S6051089B2 JP 12012378 A JP12012378 A JP 12012378A JP 12012378 A JP12012378 A JP 12012378A JP S6051089 B2 JPS6051089 B2 JP S6051089B2
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JP
Japan
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optical
optical fiber
lens
mixing rod
distributor
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JP12012378A
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JPS5546703A (en
Inventor
良雄 三宅
克能 伊東
敏夫 竹居
明宏 足立
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 ノ この発明は、光ファイバ伝送系に用いられる光多分
配器に関するものである。
従来のこの種の装置を第1図に示す。図中1はミキシン
グロッド、11〜17は入力側光ファイバ、21〜27
は出力側光ファイバである。ミキシングロッド1は、光
学的に透明なガラスの棒であり、その側面は十分になめ
らかな面である。この光多分配器の動作は次のようにし
て行なわれる。即ち、入力側光ファイバ11〜17の任
意の1本を伝送されてきた光束は、ミキシングロッド端
面1aよりミキシングロッド内に入る。ミキシングロッ
ド1内へ入射した光束は、ミキシングロッド1の側面で
全反射を繰り返しながら進行しその結果ミキシングロッ
ドの端面1bでは端面1b上でほぼ一様な光強度分布を
もつ。この結果ミキシングロッド端面1bに近接してお
かれた7本の光ファイバ21〜27にほぼ等しい割合で
上記光束は分配される。従来のこの種の光多分配器では
、ミキシングロッドと入射側光ファイバの接続部におい
てミキシングロッド端面の面積とミキシングロッド端面
内に占める出射側光ファイバのコア部の面積の割合だけ
損失が生じた。光ファイバ断面が円形であることと、光
ファイバがコアと光を伝達しないクラッドの2層構造で
あることから、上記損失は通常玄B以上であり、低損失
の光多分配器を得ることはきわめて困難であつた。この
発明は、これらの欠点を除去するため、多角柱のミキシ
ングロッドと光ファイバとを光学系を介し結合させ、光
ファイバからの出射光を光学系によつてフーリエ変換し
たのちミキシングさせたもので、以下図面について詳細
に説明する。
第2図はこの発明による光多分配器の一実施例である。
1は光学的に透明な四角柱のミキシングロッドであり、
その端面1a,1b及び側面1c,1d,1e,1fは
いずれも光学的になめらかな面である。
2は焦点距離がfの光学レンズである。
4は反射面である。
11〜14は入出射両用光ファイバである。
入出射兼用光ファイバ11〜14は各々光学レンズ2の
光軸からほぼ等距離の点に.設置されている。又、入出
射兼用光ファイバ11〜14の端面及び四角柱ミキシン
グロッド1の端面1aはほぼ光学レンズ2の2つの焦点
面上に配設されている。又、四角柱ミキシングロッド1
の中心軸と光学レンズ2の光軸は同一の光軸0−0にほ
ぼ一致しておかれている。以下この実施例の動作につい
て説明する。
まず光ファイバ11より出射した光束が光ファイバ11
〜14にほぼ均等に分配されることを述べる。光ファイ
バ11より出射した光束は、光ファイバ11の端面が光
学レンズ2の焦点面上にあるので、光学レンズ2よつて
ほぼ平行な光束L。に変換される。この光束L。は光学
レンズ2のもう1つの焦点面上におかれたミキシングロ
ッド1の端面1aより、ミキシングロッド内へ入射する
。光ファイバ11が光学レンズ3の光軸よりγだけオフ
セットされ配設されているので、光束L。のミキシング
ロッドへの入射角はαは、このオフセット量γによつて
決定され次式で与えられる。され入射した光束舅はミキ
シングロッド内で、ミキシングロッド側面1c,1d,
1e,1fによつて反射され進み、反射鏡4によつて進
行方向が逆転し再びミキシングロッド側面1c,1d,
1e,1fによつて反射されながら進み、ミキシングロ
ッド端面1aに到達し、端面1aより出射される。
さて、入射光束!を光軸0−0に垂直な面に投影したと
きのミキシングロッド側面1c,1eとのなす角をθと
すれば、ミキシングロッド内での側面での多重反射によ
り、ミキシングロッドより出射する光束は、光束を光軸
0−0に垂直な面に投影したときの、ミキシングロッド
側面1c,1eと±θ、及び士(1800−θ)の角を
なす4つの光束Ll,L2,L3,L4に分かれる。又
、これらの光束レ〜L4と光軸0−0とのなす角は、光
束L。と光軸0−0のなす角αに等しい。ミキシングロ
ッド1より出射したこれら4つの光束は光学レンズ3に
よつてその焦点面上で4点に絞られる。光束レ〜L4と
光軸のなす角がαであることより、これら4点の光軸0
−0からの距離はすべて等しくγであり、又その位置は
光束L1〜L4の光軸に垂直な面内での放射方向±θ及
び士(180光−0)によつて決定される。θの放射方
向をもつ光束L1が光ファイバ11の端面に絞られるこ
とは光束L。がθの放射方向をもつていたことより明ら
かである。従つて他の3光束の焦束点に他の3本の光フ
ァイバ12,13,14を配設しておけば、光ファイバ
11より出射した光は、この光多分配器によつて光ファ
イバ11〜14に分配され入射される。さて、他の光フ
ァイバ12,13,14から出射した光束についても、
ミキシングロッド内で反射、4分割される光束の光軸0
−0に垂直な面内での放射方向のいずれも±θ、±(1
80な−θ)で表わされるのでやはり光ファイバ11〜
14へ分配される。即ち、この光多分配器では、光学レ
ンズ2とミキシングロッド1、反射面4とによつて、光
ファイバ11の端面の実像を光ファイバ11,12,1
3,14端面上に結像させ又、光ファイバ12の端面の
実像を同様光ファイバ11〜14端面上に、光ファイバ
13の実像を光ファイバ11〜14端面上に、光ファイ
バ14の端面の実像を光ファイバ11〜14端面上に結
像させており、この結像関係によつて4:4分配がなさ
れるわけである。従つてこの発明による光多分配器では
、従来の光多分配器で生じたクラッド層の存在による損
失は原理上零にすることができ低損失な光多分配の構成
が可能となる。ただ光ファイバからの出射光は、ミキシ
ングロッド端面では円状に広がつているため、四角と円
の面積差だけの損失は生じるがこの値は、ミキシングロ
ッドの大きさを最適に設計することにより、1.0dB
程度に抑えることができ従来の光多分配器に比しきわめ
て低損失となる。第3図は、この発明の他の実施例であ
る。
1は四角柱のミキシングロッド、2,3は光学レンズ、
11〜14は入射用光ファイバ、21〜24は出射用光
ファイバである。
この実施例では、光ファイバ11〜14の任意の1本よ
り出射した光が光ファイバ21〜24は分配され送り込
まれる。第4図は、この発明のもう1つの実施例である
1は四角柱のミキシングロッド2は屈折率がロッド中心
からの距離の2乗にほぼ比例して減少する屈折率分布形
レンズでロッドの長さは、その焦点面がほぼロッド端面
に一致するよう設計されている。
4は反射面11〜14は入出力共用光ファイバである。
この実施例では、第2図に示した実施例と同様、光ファ
イバ11〜14の任意の一本より出射した光が光ファイ
バ11〜14に分配され送り込まれる。但し屈折率分布
形レンズ2を用いることによりほぼレンズの両端面に焦
点面を一致させているので、光ファイバ11〜1牡屈折
率分布形レンズ2、ミキシングロッド1をすべて密着さ
せ構成できる利点を有する。なお、このような屈折率分
布形レンズは、すでに述べた第3図の実施例の光学レン
ズ2,3として用いることもできるのは明らかであろう
。以上は、断面形状が四角柱のミキシングロッドを用い
て4:4分配を行なう光多分配器について述べてきたが
断面がn角形のn角形ミキシングロッドを用いればn:
n(あるいは頷:2r1(nが奇数))の分配の光多分
配器が構成できるのは、以上の説明から明らかであろう
以上のようにこの発明による光多分配器では、多角柱の
ミキシングロッドを光学系を介し光ファ”イバと結合さ
せることにより、光ファイバからの出射光を光学系によ
つてフーリエ変換しのち、多角柱のミキシングロッドへ
入射させる構造としたので、入射側光ファイバと出射側
光ファイバの任意の1組の間にすべて結像関係が成立し
、したが・つて、光ファイバのクラッド層の厚さの影響
なく低損失な光多分配器が構成できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の光多分配器の斜視図、第2図はこの発明
による光多分配器の一実施例の斜視図、)第3図はこの
発明による光多分配器の他の実施例の斜視図、第4図は
この発明による光多分配器のもう1つの実施例の斜視図
である。 図中1は多角柱のミキシングロッド、2,3は光学レン
ズ、4は反射面、11〜14及び21〜′)27は光フ
ァイバである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 1本以上の光ファイバあるいは光ファイバ束を伝送
    されてきた光を複数本の光ファイバあるいは光ファイバ
    束にほぼ均等に分配する光多分配器において、断面形状
    が多角形の光学的に透明なミキシングロッドと、前記ミ
    キシングロッドの両端面に焦点面をほぼ一致させておか
    れた2つの光学レンズと、前記光学レンズの各々の他の
    焦点面上にほぼ一致して端面がおかれ、かつ中心軸が互
    いにほぼ平行となるように配置された、1本以上の光フ
    ァイバあるいは光ファイバ束からなる第1の光ファイバ
    群および2本以上の光ファイバ、あるいは光ファイバ束
    からなる第2の光ファイバ群からなり、前記ミキシング
    ロッドの中心軸と2つの光学レンズの光軸をほぼ平行に
    置き、かつ前記二つの光ファイバ群の各光ファイバある
    いは光ファイバ束の端面を前記光軸から各々の光ファイ
    バ群内でほぼ等距離に配設したことを特徴とする光多分
    配器。 2 光学レンズとして、焦点面がほぼレンズの端面上に
    あるような屈折率分布形レンズを用いたことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の光多分配器。 3 1本以上の光ファイバあるいは光ファイバ束を伝送
    されてきた光を複数本の光ファイバあるいは光ファイバ
    束にほぼ均等に分配する光多分配器において、断面形状
    が多角形の光学的に透明なミキシングロッドと、この片
    端面に焦点面をほぼ一致させた光学レンズと、前記光学
    レンズの他の焦点面上にほぼ一致させて端面がおかれ、
    かつ中心軸が互いにほぼ平行となるように配設された2
    本以上の光フアアイバあるいは光ファイバ束からなる光
    ファイバ群と、前記ミキシングロッドの他の端面上にほ
    ぼ一致させておかれた反射面からなり、前記ミキシング
    ロッドと前記光学レンズの光軸をほぼ一致させかつ前記
    光ファイバ群の各光ファイバあるいは光ファイバ束の端
    面を前記光軸からほぼ等距離に配設したことを特徴とす
    る光多分配器。 4 光学レンズとして、焦点面がほぼレンズの端面にあ
    るような屈折率分布形レンズを用いたことを特徴とする
    特許請求の範囲第3項記載の光多分配器。
JP12012378A 1978-09-29 1978-09-29 光多分配器 Expired JPS6051089B2 (ja)

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JPS5546703A JPS5546703A (en) 1980-04-02
JPS6051089B2 true JPS6051089B2 (ja) 1985-11-12

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0547976U (ja) * 1991-11-30 1993-06-25 株式会社イトーキクレビオ 掛け算学習器付きペントレー

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58133118U (ja) * 1982-03-03 1983-09-08 三菱レイヨン株式会社 光カプラ
JPS6087759A (ja) * 1983-10-21 1985-05-17 Bibun Corp にんにくの処理法
US6563982B1 (en) * 2000-07-22 2003-05-13 Finisar Corporation Method and apparatus for parallel optical processing

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