JPS6051088A

JPS6051088A - 投写型テレビジョン受像機

Info

Publication number: JPS6051088A
Application number: JP58158629A
Authority: JP
Inventors: Masayuki Kondo; 雅之近藤; Shigeto Saruwatari; 猿渡　繁人
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1983-08-30
Filing date: 1983-08-30
Publication date: 1985-03-22

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、テレビジョン画像をスクリーン上に投写して
映出する投写型のテレビジョン受像機に関する。

従来例の構成とその問題点従来の投写型のテレビジョン受像機は、たとえば、大型
のキャビネットの前面に透過型のスクリーンを設け、一
方、キャビネットの内部に７吋サイズ程度の赤、緑、青
の投写管と投射レンズとを組合せたものを取付け、キャ
ビネットの内面に固定した第１の反射鏡と第２の反射鏡
により透過式ルンチキュラー加工をしたスクリーンにテ
レビジョン画像を投写することにより、投写管の画像を
約７倍に拡大して、４０吋ないし４６吋の大きさの投写
画像を映出するようになされていた。ところが、このよ
うな従来の装置では、反射鏡の位置及び投写光の角度と
投写管及び投写レンズの配置から、大きなスペースのキ
ャビネットを必要とし、大型のものになってしまう欠点
があった。

また、直視型のカラーテレビジョン受像機においては、
使用する陰極線管の画面サイズに対応した大きさのキャ
ビネットを必要とし、薄型でポータプルなものとするこ
とは困難であった。

発明の目的本発明は、かかる従来の欠点を解消して、大型プロジェ
クションテレビジョン受像機や、直視型カラーテレビジ
ョン受像機では実現できない、薄型でかつポータプルに
でき、しかも画面サイズを大きくすることのできるテレ
ビジョン受像機を実現するものである。

発明の構成本発明のテレビジョン受像機においては、基体内に投写
管と投写レンズからなる投写ブロックと第１のミラーと
回路部とを収納し、ミラー蓋を基体に開閉可能に取付け
、このミラー蓋の裏側に第２のミラーを取付け、投写ミ
ラーを介してテレビジョン画像が投写されるスクリーン
をミラー蓋と重ね合わせて収納しうるように基体に開閉
可能に取付けるとともに、そのミラー蓋を閉じたときに
係止する手段をそのスクリーン部の一端部に設け、開い
たときに目立たず、かつ閉じたときに係止できるような
構成にしている。

実施例の説明以下、本発明の一実施例の投写型テレビジョン受像機に
つき添付図面を参照して説明する。

この受像機においては、本体２の後部上面にミラー蓋８
を支軸によって開閉可能に取付ける。また、透過型のス
クリーン９を有するスクリーン部１の一端を支軸によっ
てミラー蓋８の前部に回転自在に支持して開閉自在に取
付ける。スクリーン部９の他端部は本体２の基体１２に
設けた長溝前後方向に摺動自在に嵌め合わせ、ミラー蓋
８を開けばスクリーン部１も開き、ミラー蓋８を閉じれ
ばスクリーン部９もこれに重ねて格納できるように構成
している。

一方、投写ブロック３には、小型の例えば１．６吋のＲ
（赤）、Ｇ（緑）、Ｂ（青）、の３つの投写管６と投写
レンズの鏡筒６とを組合せて本体２の基体１２の底部に
固定する。さらに、第１のミラー４を投写レンズ６の前
にして本体２０基体１２に固定し、第２のミラー７をミ
ラー蓋８の裏側に取付ける。

このとき、透過型のレンチキュラースクリーン９に対す
る投写距離、角度及び投写レンズの倍率を４〜６倍に適
切に設定して、スクリーン９に６吋〜７吋のサイズの画
像が投写できるように配置する。また、投写管６と投射
レンズ及び第１のミラー４は、微調整が出来るように固
定して配設するとよい。

投写管６には１．６吋程度のＣＲＴ、投写レンズにはプ
ラスチック製の３枚構成レンズ、第１のミラー４と第２
のミラー７にはプラスチック製のアルミニウム蒸着鏡、
スクリーン９にはフレネルレンズ一体形成型のレンチキ
ュラースクリーンがそれぞれ適し、このようにすれば重
量の軽減を図ることができる。

また、携帯時には、スクリーン部１をミラー蓋８の内部
に格納してミラー蓋８を閉じれば、第２図に示す如く薄
型でコンノ（クトなものとなり、便利である。

画像を視聴する場合には、ミラー蓋８を持ち上げること
によシ、格納されていたスクリーン部１が前面に支軸を
中心として取り出され、第１，４図に示す様になってス
クリーン９に画像が太きく投写される０第５図は、組立図を示す。基体１２０両側面に側板１４
、側板１３が取りつけられている。この基体１２内には
、投写ブロック３と、第１ミラー４を固定しているホル
ダ１１とが固定され、上面より天板１０にてふさがれて
いる。また、基体１２に固定された側板１３、側板１４
の後方に、ミラー蓋８がシャフト１７を介して回転自在
に支持されている。ミラー蓋８の前方にはスクリーン９
を固定しているスクリーン部１が回転自在に取付けられ
てあり、スクリーン部１の他端には、スフ１）−ン部１
の動きをガイドするガイドローラ１８力；左右両端に設
けられており、側板１３，１４に設けられた溝１９の中
を動く。以上のブロックを上下より上キャビネット１６
と下キャビネット１６により挾んでいる。

本装置では、さらに、ミラー蓋８が本体２に収納された
ときに動かないように、ロック機構を設けている。

第６図、第７図にそのロック機構の従来例を示す。第６
図において、ミラー蓋８の前方にロック用の係止片２１
が取付けられている。スクリーン部１のガイドローラ１
８が、側板１３　（１４）の溝１９を動くに従い、ミラ
ー蓋８は支点ａを中心に、本体方向へ回転する。回転し
た後の図が第７図である０係止片２１は、係止金具２０
により係止される。ところが、上記のようなロックの構
成であると、係止片２１が受像時に露出しており、ミラ
ー蓋操作時等、ミラー蓋８に手を近づけたときに負傷す
る危険性がある。また、異様なものが露出している為、
外観を損ねることもある。

そこで、本発明では、ミラー蓋が開いている時には係止
片が見えず、閉めるとともに、係止片が出てきて、ミラ
ー蓋を閉じるときには、完全に係止することのできる投
写型テレビジョン受像機を提供する。

本装置のロック部分の構成を第８図〜第１１図に示す。

従来例のものと異なる点は、係止片２１がスクリーン部
１の先端部に取付けられている点である。第９図の如く
、両側に係止片２１ａ、２１ｂを取付け、係止させた方
が、係止状態が安定するので、以下、この例を説明する
。

第１０図には、係止片２１とミラー蓋８、スクリーン部
１の動作状態を示している。ミラー蓋８が開いている時
には、係止片２１はミラー蓋８の内部にかくれており、
ミラー蓋８が、矢印の如く閉じるように動作するに従っ
て、スクリーン部１がミラー蓋８に対して回転運動をし
て係止片２１が露出してくる。

この進行状態にあっては、係止片２１は、ミラー蓋８と
本体２の天板１ｏで挾まれる隙間にあり、通常の開いた
使用状態ではミラー蓋８の内部に入るので、負傷の危険
性はない。

ミラー蓋８が天板１０にふさがる直前の状態を第１１図
に示す。係止片２１ａには、前向きの係止溝２７ａが設
けられてあり１係止片２１ｂには後向きの係止溝２７ｂ
が設けられである。係止金具２０は、係止片２１が入る
溝を設けた天板１゜の裏側に、中央部分を中心として回
転自在と彦るように取りつけ１ある。この係止金具２ｏ
には、係止片２１　ａ　（２１ｂ）　（Ｄ係止溝２７　
ａ　（２ｙｂ）に対応するように係止穴２８　ａ　（２
８ｂ）が設けられている。また、係止金具２０による係
止解除をする為に、係止解除ツマミ２４が天板にビス２
５により回転自在となるように取付け、係止金具２゜を
回転方向に回せるように設けられている。なお、係止金
具２００回転中心には摩擦力軽減及び係止金具２ｏの位
置固定の為に、固定片２２が、ビス２３によシ、取付け
られている。

第１２図に、本装置の係止状態を示している〇係止片２
１　＆　（２１ｂ）の係止溝２７　ａ　（２７ｂ）は、
係止金具２０の係止穴２８ａ（２８ｂ）により、係止さ
れている。係止解除の為には、係止解除ツマミ２４を矢
印の方向に押すことにより、係止金具２ｏがセンタＣを
中心に矢印方向に回転して、係止金具２０の係止穴２８
　ａ　（２ａｂ）が、係止片２１　ａ　（２１ｂ）の係
止溝２７　ａ　（２７ｂ）からはずれて係止解除される
。また、係止解除ツマミ２４及び係止金具２０を元の位
置にもどす為、復帰バネ２６が取付けられている。

本実施例によれば、係止片は、受像状態では、外観にあ
られれていない為に、安全であり、かつ外観をそこねな
い。

なお、上記実施例では、係止片に係止溝を設は係止金具
に係止穴を設けたが、逆の場合として、係止片に係止穴
を、係止金具に係止溝を設けてもよい。

また、上記実施例では、係止片は、左右に２つ設けたが
、これは中央部に一つ係止片を設けたものでもよい。

発明の効果以上のように、本発明によれば、スクリーン部の回転と
ともに係止片が回転するようにしているので、スクリー
ンを開いた投写時には係止片が見見えず、スクリーンを
収納するときに係止の役目を果たす様露出して係止する
ものであシ、外観上及び安全上有効なものである。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図は本発明の一実施例における投写型テレ
ビジョン受像機の基本構造を示す斜視図、第３図は同断
平面図、第４図は同断側面図、第６図は同組立図、第６
図、第７図は従来におけるミラー蓋の係止構造の一例を
示す側面図、第８図は本発明の一実施例における投写型
テレビジョン受像機の要部の側面図、第９図は同正面図
、第１０図はその動作を説明するだめの側面図、第１１
図はその係止部の組立図、第１２図はその斜視図である
。１・・・・・・スクリーン部、２・・・・・・本体、３
・・・・・・投写ブロック、４・・・・・・第１のミラ
ー、６・・・・・・投写管、６・・・・・・投写レンズ
の鏡筒、７・・・・・・第２のミラー、８・・・・・・
ミラー蓋、９・・・・・・スクリーン、１Ｑ・・・・・
・天板、１１・・・・・・ホルダ、１２・・・・・・基
体、１３，１４・・・・・・側板、１６・・・・・・下
キャビネッ）、１６・・・・・・上キャビネット、１８
・・・・・・ガイドローラ、１９・・・・・・溝、２ｏ
・・・・・・係止金具、２１（２１ａ、２１ｂ）・・・
・・・係止片、２７　ａ　、　２７　ｂ−・・−・−係
止片、２８ａ、２８ｂ・・・・・・係止穴。代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第　
１　図第２図図　３第１０図第１２図？に

Claims

【特許請求の範囲】

（１）両側面を有する基体を設け、その基体内に投写ブ
ロックと第１ミラーを固定し、その基体の後部上面にミ
ラー蓋の一端部を回転自在に支持し、このミラー蓋に第
２ミラーを固定し、前記ミラー蓋の他端部にスクリーン
部の一端部を回転自在に支持し、且つ前記スクリーン部
の他端部を前記基体の上部に、前後方向に摺動自在に支
持して設は前記スクリーン部の一端部に係止片を前方へ
突出させて設け、前記基体の上面に取付けた天板に前記
係止片と係合する係止金具を設けたことを特徴とする投
写型テレビジョン受像機。（功　係止片をスクリーン部の一端部の両端部に各々設
け、一方の係止片には、前向きの溝を設け、他方の係止
片には後向きの溝を設け、天板に前記各々の係止片が挿
入できる孔を設け、天板の裏面に前記係止片の溝と係合
する係止金具の中央部を