JPS6050885A - 高周波誘導加熱装置における自動整合方法 - Google Patents

高周波誘導加熱装置における自動整合方法

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JPS6050885A
JPS6050885A JP15770883A JP15770883A JPS6050885A JP S6050885 A JPS6050885 A JP S6050885A JP 15770883 A JP15770883 A JP 15770883A JP 15770883 A JP15770883 A JP 15770883A JP S6050885 A JPS6050885 A JP S6050885A
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output
inverter
voltage
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JP15770883A
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金山 英三
豊 野上
青木 邦雄
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Koshuha Netsuren KK
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Koshuha Netsuren KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は高周波誘導加熱装置における自動整合方法に関
する。
高周波誘導加熱装置の加熱電源としてタンク回路の共振
周波数に同期した周波数で運転するインバータが用いら
れる場合、当該インバータは適正周波数で運転され、か
つ無効電流が少い高力率で運転されなければならない。
ところが、被加熱材の補類が異るとインバータ側からみ
ると負荷インピーダンスが異ってくるため周波数に変動
を生ずる。また負荷インピーダンスが適切でないと所要
電力を被加熱材に供給することができない。そこで所要
電力を得るために整合トランスを調整すれば周波数が変
動する。このため被加熱材の種類が異るごとに加熱作業
に先立って試運転を行い、インバータ側からみて負荷イ
ンピーダンスが適正値になっていて適正周波数で運転可
能と同時に高力率の加熱が実行可能であるように、予め
整合コンデンサの静電容量の調整と整合トランスのタッ
プ祠祭をして整合をとる作業をなすことが必須であった
上記整合をとる作条を第1図に従って説明する。Eは電
源、TNVは1−変換部と逆変換部とからなるインバー
タ、イはタンク回路であり、当該タンク回路Tを構成す
る整合コンデンサCは静電容量を固定としたコンデンサ
なり、MTは整合トランスである。負荷回路Tの加熱コ
イルHC内に被加熱材Wを置き電源Eを投入し試運転を
行う。試運転中の周波数と出力とを測定し、測定結果に
応じて整合トランスM T’のタップ拘〜nの切り替え
と可変コンデンサcl〜3のタップRR,〜3の切り替
えとを行ってその結果を試運転して測定する。
この作業は適正周波数での出力が設定値に達するまで繰
り返して行われるが、上記整合トランスMT・コンデン
サC1〜3のタップのいづれかを変えることにより、ど
の程度周波数と出力が増減するかについては、インバー
タ、の機種や負荷によってそれぞれ異り複雑な変化を示
すため、作業は試行錯誤的とも云えるもので、これがた
め熟練者による必要があり、かつ長時間を要するもので
あった。
本発明は上述の高周波誘導加熱装置における整合をとる
場合に存する問題点を解決する目的でなされたもので、
インバータを全く知らない作業者でも極めて容易かつ短
時間で完了しうる自動整合方法を提供するものである。
本願第1発明のを旨は、 (11タンク回路の共振周波数に同期した周波数で運転
するインバータを加熱電源とし、被加熱材の棹類を異に
するに伴って予め負荷とインバータとの整合をとる場合
において、(2)上記インバータを微少出力で運転可能
に構成するか、もしくは微少出力で運転可能なタイプを
用い、 (3)上記タンク回路の整合コンデンサは総靜電容重も
しくは所定静電容−゛までを可変機構によって所定最少
静電容量単位で調整可能に構成するとともに、 (4)整合トランスを可変機構によってタップ切り替え
可能に構成し、 (5)上記インバータの微少出力運転時のa、高周波出
力電圧Voを検出して周波数fを開側する手段、 b、当該出力電圧Voを検出して実効イ1に比例した直
流電圧Voに変換づる手段、 C0逆変換前のリップルを含む直流電圧VDCを検出し
て実効値に比例した平滑直流電圧VOCに変換する手段
、および d、直流電圧vOを直流電圧VDCで除した商v0をめ
る手段 ■bc を設け、 (6)任意設定条件のタンク回路の加熱コイル内に被加
熱材を置き、 イー1.インバータの微少出力による極めて短時間の試
運転を極めて小時素間隔をへたてて複数回繰り返す間に
、各試運転時に計測される周波数fを演算装置で設定周
波数foと比較演算の5え、両者が一致もしくは最近似
となるまでアップダウンカウンタをカウントし、当該ア
ップダウンカウンタからの出力を介して試運転休止の曲
に整合コンデンサの可変機構を動作させることにより、
順次静電容量を調整し、 イー2.上記に引続く試運転を核数回繰り返す間に、各
試運転時の上記間「を演算 装置で設定値2と比較演算のうえ、両者が一致もしくは
最近似となるまでアップダウンカウンタをカウントし、
当該アップダウンカウンタの出力を介して試運転休止の
間に整合トランスの可変機構を動作させることにより、
11次タップの切り換えを行い、 口 上記タップ切り替えによって生ずる周波数fの設定
周波数foからのずれを引続く試運転により一致させ、
これによって生ずる商■の設定値2からのずれを更 に引続く試運転により一致させる如く反復繰り返して周
波数fおよび而立それ DC それが同時に設定周波数6および設定値2に収束するよ
うにした、 ただし設定値2は当該インバータに固 有の定格周波数による運転時の定格 出力電圧と定格直流電圧との比であ る ことを*徴とする高周波誘導加熱装置における自動整合
方法にある。
また本願第2発明の要旨は、 (1)本願第1発明における構成要件中の(5)cおよ
びdに示す手段に替えて、C,タンク回路に流れる高周
波出力電流I。
を検出して実効値に比例した平滑直流 電流Ioに変換する手段、および d、直流電圧■0を直流′電流■0で除した商−をめる
手段 ■0 を設けるようにし、 (2)本願第1発明における構成要件(6)のイー2お
よび口に示す試運転時の上記間πとの比較演算および収
束の対象とする設定値zOを当該インバータに固有の定
格周波数による運転時の定格出力電圧と定格出力電流と
の比に替え (3)残余構成要件は本願第1発明と同一としたことを
特徴とする高周波誘導加熱装置における自動整合方法に
ある。
先ず本願第1発明を第2図(1)〜第4図に示す実施例
に従って詳述する。
第2図(a)において本発明実施の対象とされる加熱電
源インバータINVはタンク回路Tの共振周波数に同期
した周波数で運転する形式のものであるが、当該インバ
ータINVの公知順変捗部と逆変換部とからなる構造に
、図示の如く逆変換部の入力側に補助電源BEを付加す
るか、もしくは微少出力で運転可能なタイプのものが使
用される。何故ならば従来の如く大出力で整合を行って
整合中に被加熱材が外淵して熱処理前に当#被加熱材の
冶金学的性質を変化させる欠点を回避するため、測湿以
下の如き微少出力による極めて短時間の試運転を複数回
繰り返し、その間被加熱材を殆んど昇温させずに整合を
とるようにするものである。タンク回路Tにおける整合
コンデンサCは固定静電容量をもつコンデンサCeと後
述演算装置におけるアップダウンカウンタ9から出力さ
れるデジタル信号による静電容量の制御を容易にするた
め、他の機敏のコンデンサC1〜Cnは全てそれぞれリ
レーRR。
〜RRnによって接離可能、かつ所定最少静電容量から
CI−Cnを合計した最大静電容量まで上記最少静電容
r゛単位で調節可能に構成する。コノ場合最少数のコン
デンサで上記条件を満足するには、所定最少静電容量の
コンデンサを例えばC1とすれば、コンデンサCm H
Clの2倍容量に、コンデンサC3はC,04倍容量に
、コンデンサC4it、 Crの8倍容量に・・・・・
・・・・即ち比2nC1(ただしnは正の整数)である
等比級数静電容量コンデンサC1〜Cnを備えるのが好
ましく、リレーRR1−RRnそれぞれ個別の接離によ
り、固定静電容量コンデンサCcのみとする零容奮を含
めてコンデンサ4箇で16通り、コンデンサ5箇で32
通りの調節が可能となる。整合コンデンサCの入力側に
は高周波出力′ii圧検出器PTが設けられてい”(、
当該出力車:圧検出器PTの検出器4−jは波形整形回
Elによって方形波に波形整形されたうえCPUとして
示す演算装置へ出力される。演駒装置CPU では入力
方形波信号をカウントして周波数fをit ff1ll
 L、記憶されている適正周波数−設定周波数foと比
較演算処理を行う。
上1周波数fと般宇周波数foとの比較演算処M11は
後述動作N+i!明時に拝述するが、例えば靜電容lを
増加とするとタンク回路Tの共振周波数は下がり、タン
ク回路Tの共振周波数と同期17て運転しているインバ
ータの周波数も低下する。また静電容量を減少させると
同様の理によりインバータの周波数は逆に上昇する。
次に第3ti(a)によりタンク回路Tにおける整合ト
ランスMTについて説明する。整合トランスMTについ
て説明する。整合トランスMTはそれぞれのタップ引出
し導体と回路とをリレーR,〜Rnで切り替え可能に構
成されている。これにより整合コンデンサCの場合と同
様、演算装置CPU におけるアップダウンカウンタ9
の出力するディジタル信号がデコーダmを介してリレー
Rを動作させる。
インバータINVの逆変換部の入力側には例えば分圧器
またはアイソレータ等の検出器VE)cを、また出力0
I11にはトランスVo7Il′f1i kす、補助電
源BEのスイッチSW2閉成時の逆変換部へ入力する上
記分圧器等を通して検出される信号である直流゛電圧V
DCおよび逆変換部からタンク回j3 Tへ出力される
トランスを通して検出される信号である高周波出力電圧
vO−それぞれを得るように設定される。上記入力直流
電圧VOCはリップルを含むのでRMS−DC−コンバ
ータbによって実効値に比例した平滑直流電圧VOCと
され、また高周波出力電圧VoもRMS−DCコンバー
タaによって実効値に比例した山流電圧vOとされたう
えで割算回路Xで直流電圧Voを直流電圧VDCで除し
てその商−をめ、当該商1を演算装置 V。
Voc Voc CPUへ入力せしめる。あるいは上記に替えて直流電圧
VoおよびVDCを両サンプルのタイミングを一致させ
てA−D変換器によりデジタル値に変換のうえ演算装置
CPUへ入力し、演算をなさしめてもよい。演算装置で
商1DC は設定値2と比較演算処理される。上記設定値2は如何
に設定されるかを以下に述べる。
前述の如く誘導加熱における被加熱材は、材質や形状、
および被加熱材の温度等によって負荷インピーダンスを
異にする。一方通常の誘導加熱用インバータの出力は、
定格周波数、定格電圧、定格電流で運転しているとき、
順変換の直流電圧と直流電流が共に定格値に達し、この
時直流電圧と直流電流の積が最大となって負性に定格電
力が供給される。このに高周波出力電圧Voが定格値に
達し、インバータ保護のための制御機構が動作してこれ
以上高周波出力電圧Voが上昇しないように直流電圧V
DCを制御するので、尚該直流電圧VDCは定格値に達
せず定格電力を負荷に供給できない。これとは逆に被加
熱材のインピーダンスが低い場合には高・周波出力電流
は多く流れるようになるので、直列インピーダンスZs
によるインピーダンス電圧降下が大きくなり、同一値の
直流電圧Vo cに対する高周波出力電圧Voは低くな
り、 V。
2>冨 となる。上記の場合には直流電圧Vocより先に高周波
出力電流が定格値に達し、インノく一夕保腰のための制
御機構が動作してこれ以上高周波出力電流が増加しない
ように直流電圧vDcを制御するので、当該直流電圧V
ocは定格値に達せず定格電力を負荷に供給できない。
上記関係から本発明では、 設定値2;当該インバータに固有の定格周波数による運
転時の定格用 力電圧と定格直流電圧との比 を設定しておき、前記整合コンデンサCの静電容膳のI
Al整によって設定周波数fOと周波数fどの関係を foキf V。
としたうえで、上記設定値2と商廠との比較演算処理に
おいて、 V。
設定値zくτ。
であれば、整合トランスMTと加熱コイルHCの入力側
との巻数比を小とするようタップの切り替えをして、負
荷電圧を高くして負荷電流を多く流すように、また であれば、整合トランスMと加熱コイルHCの入力側と
の巻数比を大とするようタップの切り替えをして、負荷
電圧を低くして負荷電流を少なくするようにリレR1〜
Rnを動作させ、 V。
設定値中N訂 を得るようにする。
以上の構成により本願第1発明を実行する際の動作説明
を第2図(b)および第3図(b)に示す動作線図なら
びに第2図(c)に示す処理方式線図を参照しながら以
下に述べる。
まず任意条件で設定したタンク回路Tの加熱コイルI(
C内に被加熱材Wを置く。演算装[CPUの10として
示すシーケンスコントロール回路から補助電源BEのス
イッチSW。
へ所定の極めて短時間、例えばl5ec閉成してインバ
ータINV の逆変換部へ直流を送給するための信号■
を所定の極めて小時素間隔、例えば1.3 secへた
てて複数回出力せしめる。
当該信号■に従って逆変換部からは第2図(b)に■で
表示される発振動作のON・OFFが複数回繰り返えさ
れる。上記スイッチSW8への閉成信号■と同時にシー
ケンスコントロール回路10から周波数カウンタ3ヘリ
セット信号■が出力される。ついでシーケンスコントロ
ール回路10は発振動作開始後、所定時素を経てゲート
回路2に信号■を送出し、これにより周波数カウンタ3
には高周波出力電圧検出器PTで検出1−て波形整形器
1によって方形波に整形された検出信号が入力し、当該
入力から周波数fの計r111が開始される。周波数f
の計測値は発振動作OFF時点で誤差演婢回路4に送出
され、レジスタ5の設定周波数foと比較して誤差演算
される。当該誤差演算によって得られた誤差値は記憶回
路6へ送出されるとともに、比較回路8へ送出される。
比較回路8では、最初の発振動作で得られた入力誤差値
は記憶回路6に記憶がないので設定周波ifoと比較【
7、その結果の判定信号■をアップダウンカウンタ9お
よびシーケンスコントロール回gioへ出力fる。
この場合、処理方式として例えば第2図(、)に示す如
き歩進近似方式を採っているものとして処理動作を説明
する。図では横軸に整合コンデンサCの可変靜冨容匍C
をとり、縦軸に周波数fをとり、点線が設定周波数fo
を示している。而して、例えば比較回路8からアップダ
ウンカウンタ9への出力を上記比較の結果がf)foで
あればOレベルの、f(f。
であればルベルの判定信号■を出力する如く、また比較
回路8の判定信号■の入力に応じてシーケンスコントロ
ール回路10からアップダウンカウンタ9へ出力するカ
ウントパルス■を上記入力判定信号■がf :> fo
であればアップカウントのカウントパルスを、f (f
oであれはダウンカウントのカウントパルスを出力する
如く設定しておく。従って、もし任意設定条件で開始し
た整合コンデンサCの静電容量Cが3であって、上記判
定信号6がOレベル、即ちf)foであったなら、カウ
ントパルスTはアップカウントハルスとなるの宅、アッ
プダウンカウンタ9はアップカウントされ、当該アップ
カウントに伴う出力で整合コンデンサCの可変機構であ
るリレーRRは動作となり静電容量Cを4へ歩進すべく
リレーRRIとRR,の離およびリレーRR,の接動作
が行われる。当該動作は第2回目の試運転が開始される
までの極めて小時素間隔の試運転休止の間に完了し、第
2回目の試運転が開始される。上述と同様な過程をふん
で得られた判定信号■か書び0レベルを示せば、上述と
同様にして靜tW普Cは5へと歩進せしめられる。例え
ば第3回目の試運転により判定信号■がルベルとなると
、シーケンスコントロール回路10がそれまで0レベル
の出力を維持していたゲート回路1へのゲート信号■は
ルベルの出力となり、その結果ゲート回路Tは導通とな
って記憶回路6に記憶されていた前回の誤差演算値が比
較回路8へ送出され、当該比較回路8で今回の誤差演算
値と比較される。比較の結果、今回誤差演算値く前回誤
差演算値であれば上記靜電容Ik5はf中foを満足す
るものとされ、整合トランスMTの調整動作へと移行す
る。もし比較の結果、今回誤差演算値〉前回誤差演算値
であれは第2図(b)に破巌で示す如く、判定信号■は
ルベルから0レベルに所定時素ダウンし、シーケンス・
コントロール回路10からアップダウンカウンタ9ヘダ
ウンカウントノ(ルス■が出力し、これによりアップダ
ウンカウンタ9はダウンカウントされ、当該ダウンカウ
ント出力信号に応じて整合コンデンサCの静電容量Cを
前回静電容量よりもより適切な容量である前回静電容量
へもどすべくリレーRRの離接動作が行われたのち、整
合トランスMTの調整動作へと移行する。
整合トランスMTの調整は上記整合コンデンサCの調整
とは商−と設定値2との比較oc の点およびアップダウンカウンタ9の出力をデコーダ1
1を介して整合トランスMTの可変機構を動作とする点
で異るが誤差演算処理については整合コンデンサCの調
整と同様であるので第3図(b)に従って簡決に駅4明
するに止める。
発振■の0N−OFFが複数回繰り返される間に整合コ
ンデンサCのmu動作■か進行しfキto に達すると
、次の発振時に検出された検知信号にもとすいてめられ
た演算装置CPU−\の入力値−Vo cはA/Dコン
バータyでディジタル値Kf換されて誤差演算回路4で
レジスタ5の′設定値2と比較して誤差演算■され、当
該誤差演算値は記憶回路6へ出力■されるとともに比較
[5Bへ送出され、前述整合コンデンサCの調整時と同
様な処理操作により、判定毎号蓮)およびグー116号
■ならびにアップダウンカウントパルス■に応じ、発振
停止後アップダウンカウンタ9はカウントされて出力を
デコーダdへ送出し、当該デコーダdは上記入力信号に
もとすき整合トランスMTのリレーRの切り替え動作信
号を出力o − 1−る。この一連の過程は間−一般定値2とnc なるまで試運転ごとに繰り返される。
上記の如(f ′:F−’foの条件下で商VDC中設
定f[Zとする整合トランスMTの調整のためのタップ
切り皆えか行われると、前述の如くインバータINVか
らみた負荷インピーダンスが変化しf中fo を満足し
なくなる。そこで第4図の如く続いて行われる試運転の
繰り返し中に上記整合コンデンサCの再調整、その結V
来として生ずる商店πの設定値2からのズレに応じた整
合トランスMTの再調整が行われ、これら両者の調整は
同時にf=foであり商l=設定値2に収束するまで反
復繰り返さOC れ、当該時点で整合がとられたこととなり完了する。整
合をとるに安する時間は数分である。
次に本願第2発明を第5図(、)および(b)に従って
説明する。
本願第2発明は整合コンデンサCを第1発明におけると
同様にして周波数fを設定周波数toとfキfoの如く
なるように調整したのちの整合トランスMTのy41B
を、インバータINVの逆変換部からタンク回路Tへ出
力される高周波電圧Voを検出器Voで検出してRMS
−DCコンバータaにより実効値に比例した直流電圧V
oに変換するとともに、タンク回路Tを流れる高周波電
流Ioを検出器Ioで検出してRMS−I)Cコンバー
タbにより実行値に比例した平滑泊流電流Ioに変換し
、上記によって併られた検知信号を1榊回路Xに入力せ
しめて直流電圧vOを論流電1j(、Ioで除した商V
o V。
五をめ、轟該商πを演簀装ばにおいて設定f4Zo と
比較し岨差演舅のうえ第1発明と同様の処理操作を行う
ものである。当該第2発明における上記設定値Zoとし
ては、第1発明の整合の理論的な根拠説明中に述べた如
く、藺導加熱用インバータは定格周波数、定格電圧、定
格電ヒ「、で運転されているとき、当該インバータにと
って負荷インピーダンスが最適状態にあるといえるので
、定格゛延圧を定格電流で除した商を設定値z0とし目
標値としたものである。
上記実施例では、整合コンデンサCの可変コンデンサ(
4−Cnまで2”CIの等比級数vIp電答童をもつ複
数で構成した場合を挙げて説明したか、これに限定され
るものではなく、より多数あるいはより小数のコンデン
サCを用いて接離構成設計を適切に行って静電容量が所
定最少静電容量から最大静電容量まで上記最少静電容量
単位で段階的に可変を実現しりるならば同様の作用効果
が得られる。
また上記実施例では固定静電容量コンデンサCcがあっ
たが、整合コンデンサCを可変コンデンサCI−Cn 
のみで構成してもよいこと勿論である。
また演算装@ CPUにおける処理方式は実施例の歩進
近似方式に限られるものではなく、第6図に示す如く、
例えば静電容量調整では全静電容量のi位置からスター
トして半定+。
−に従ってん・づれかの去づつの増・減を繰り返して一
致をめる遂次近似方式を用いてもよく、調整段階が多数
である場合に早期処理が可能となる。
上記整合をとるに要する時間は数分程度しか必要でない
ので、従来方法では極めて実施困難であった被加熱材の
高温時に合わせた整合をとることも本発明では可能とな
る。即ち誘導加熱で加熱を行う場合、キューリ一点を境
として被加熱材の透磁率が異るために負荷インピーダン
スが変化するが、例えば昇温時間が短かくキューリ一点
以上の高温保持時間を長くとることが必要な加熱条件で
は、整合をとる基準温度を高温域にある被加熱材に合わ
せたほうが高力率運転ができるので好ましいが、数十分
から時間単位の作業時間を要する従来方法ではその間に
被加熱材の温度が低下するので殆んど実行不可能であっ
たが、本発明では容品に達成することができる。
上述したとおり、本発明は従来のインバータを大出力試
運転しつつ試行錯誤的に行う整合をとる方法とは異り、
理論的かつ合理的な構成と秩序だった過程で整合をとる
ことに特徴を有するもので、しかも実行は演算装置に委
ねるようにしているので、本発明の実施により、 (1)従来熟練者によらなければならなかった整合をと
る作業が、インバータを全く知らない者でもボタンを押
すだけで完全に遂行可能となり、 (2)従来は熟練者でさえ、数十分から時間単位の所要
時間であった作業が数分で完了し、高周波誘導加熱装置
の高効率使用による生産性C向上が達成され、 (3)シかも試運転時の被加熱材には殆んど加熱効果を
生じないで整合をとることが可能で、被加熱材の種類に
よっては試運転時に使用した被加熱材を廃棄処分するよ
うなこともあった(例えば高尚波嵌面焼戻し)従来方法
での欠点が解消され、 (4)整合をとるに要する時間が数分ですむことから被
加熱材の常温時・高温時いづれを基準にしても整合をと
ることが可能となる。
など本発明のもたらす効果は極めて大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は高周波誘導加熱装置における整合をとる場合の
従来方法を説明するための回路図、第2図(&)は本発
明自動整合方法を整合コンデンサを中心に説明するため
のブロック・回路図、第2図(b)は第2図(a)にお
ける動作を示す線図、第2図(c)は本発明で演算装置
に行わせる処理方式を示す線図、第3図(、)は本発明
自動整合方法を整合トランスを中心に説明するためのブ
ロック・回路図、第3図(b)は第3図(、)における
動作を示す線図、第4図は本発明の整合をとるまでの過
程を示す線図、第5図(、)および(b)はそれぞれ本
願第2発明の回路図およびブロック図、第6図は本発明
で演算装置に行わせる他の処理方式をホす線図である。 W・・・被加熱材、INV・・・加熱電源インバータ、
T・・・タンク回路、Cl0II□ICt r ’C3
:・・・Cn整合コンデンサ、MT・・・整合トランス
、HC・・・加熱コイル、CPU・・・演算装置、BE
・・・補助電源、9・・・アップダウンカウンタ。 %軒出願人 高周波熱錬株式会社 代理人 弁理士 小 林 傅 第6図 C2C1 手続補正;!j(1梵) 昭和59年11月3 (l I+ 特許庁長官 殿 1、事件の表示 昭和58年特 許 願第157708号2、発明の名称 高周波誘導加熱装置における自動整合方法3、補正をす
る者 特許出願人 住 所 東京部品用区東五反田2丁目16番21−″。 名称 高周波熱錬株式会?1 代表者 有 賀 隆 雄 4、代理人 郵便番号105 住 所 東京都港区西新橋2丁目2番20号三喜ビル 
電話504−3613 6、補正の内容 明細書を別紙訂正明細書と差し明 細
 誉 1、発明の名称 高周波誘導加熱装置における自動整合方法2、特許請求
の範囲 1、)タンク回路の共振周波数に同期した周波数で運転
するインバータを加熱電諒とし、被加熱拐の種類を異に
するに伴って予め負荷とインバータとの整合をとる場合
において、上記インバータを微少出力で運転可能に構成
するか、もしくは微少出力で運転可能t〔タイプを用い
、上記タンク回路の整合コンデンサは総靜′WIt谷蓋
もしくは所定靜電容蓋までを可変機構によって所定最少
静電容1単位でRA贅可能に構成するとともに、整合ト
ランスを可変機構によってタップ切り替えム■能に徊成
し、インバータの微少出力運転時の、1.高周波出力電
圧Voを検出して周R数fを計測する手段、b、当該出
力電圧Voを検出して実効値に比例した直#t、11I
L圧Voに変換する手段、O+逆変挾前のリップルを含
む直流電圧Yw工を検出して実効値に比例した平滑1a
流電圧VDcに変換する手段、およびd、直流電圧Vo
を+M (N、電圧vDcで除しV。 た商二麿;−をめる手段を設け、任意設定条件のタンク
回路の加熱コイル内に被加熱材を置き、 イー1.インバータの微少出力による機めて短時間の試
運転を欅めて小時素間隔をへだてて複数回繰り返す間に
、各試運転時に計測される周波数fを演算裂損”で設定
周波数fOと比較液算のうえ、両省°が一致もしくは最
近似となるまでアップダウンカウンタをカウントし、当
該アップダウンカウンタからの出力を介して試運転休止
の間に整合コンデンサの可変機構を動作させることによ
り、銅次静電答姻を調整し、 イー2.上記に引続く試運転を妙数回繰りV。 返す間に、各試運転時の上記商VDCをを液算装置で設
定値2と比較演其のうえ、両者が一致もしくは最近似と
なるまでアップダウンカウンタをカウントし、当該アッ
プダウンカウンタの出力を介して試運転休止の間に整合
トランスの可変機構を動作させることにより、111次
タップの切り換えを行い、 口 上記タップ切り替えによって生ずる周波数fの設定
周波数foからのずれを引続く試運転により一致させ、
これによって生ずる商−■−の設定値2からのずれを更
ac に引続く試運転により一致させる如く反■0 復繰り返して周波数fおよび商■πそれぞれが回路に設
定周波数foおよび設定値2に収束するようにした ことを特徴とする商周波篩導加熱装置における自動整合
方法 ただし設定値2は当該インバータに固有の定格周波数に
よる運転時の定格出力 電圧と定格1に流竜圧との比。 2)タンク回路の共掘周波数に同期した周波数で運転す
るインバータを加熱電源とし、被加熱材の種類を異にす
るに伴って予め負荷とインバータとの整合をとる場合に
おいて、上記インバータを微少出力で運転可能に構成す
るか、もしくは微少出力で運転可能なタイプを用い、上
記タンク回路の整合コンデンサは総静電容量もしくは所
定静電容量までを可変機構によって所定最少静電容量単
位で調整可能に構成するとともに、整合トランスを可変
機構によってタップ切り替え可能に構成し、インバータ
の微少出力運転時の、a、高周波出力電圧Voを検出し
て周波数fを計測する手段、b、当該出力電圧Voを検
出して実効値に比例した直流電圧Voに変換する手段、
C,タンク回路に流れる高周波出力電流すを検出して実
効値に比例した平滑直流電流IOに変換する手段、およ
びd、治流電、圧Voを直流′1流I。 で除した商;をめる手段を設け、任意 設定条件のタンク回路の加熱コイル内に被加熱材を置き
、 イー1. インバータの微少出力による極めて知時間の
試運転を極めて小時素間隔をへたてて抜数回繰り返す間
に、各試運転時に計測される周波数fを演算装置で設定
周波数foと比較演算のうえ、両者が一致もしくは最近
似となるまでアップダウンカウンタをカウントし、当該
アップダウンカウンタからの出力を介して試運転休止の
間に整合コンデンサの可変機構を動作させることにより
、順次静電容量を醐整し、 イー2. 上記に引続く試運転を複数回繰りV。 返す間に、各試運転時の上記高石を演 算装置で設定値Zoと比較演算のうえ、両者が一致もし
くは最近似となるまでアップダウンカウンタをカウント
し、当該アップダウンカウンタの出力を介して試運転休
止の間に整合トランスの可変機構を動作させることによ
り、順次タップの切り換えを行い、 口、上記タップ切り替えによって生ずる周波数fの設定
周波数foからのずれを引続く試運転により一致させ、
これによってV。 生ずる商πの設定値Zoからのずれを東に引続く試運転
により一致させる如く反V。 復繰り返して周波数fおよび商−iそれぞれが同時に設
定周波数foおよび設定値Z。 に収束するようにした ことを特徴とする高周波誘導加熱装置における自動整合
方法 ただし設定値Zoは当該インバータに固有の定格周波数
による運転時の定格出 力電圧と定格出力電流との比。 3、)加熱電源インバータに順変換部とは別個の補助電
源を付加して微少出力で運転可能に構成した特許請求の
範囲第1項および第2項記載の高周波誘導加熱装置にお
ける自動整合方法。 4、)認静電容量もしくは所定靜電容被までを所定最少
静電容量単位で調整可能な整合コンデンサが?J数のコ
ンデンサからなり、最少静′M容闇・のコンデンサから
11に当該コンデンサの静電容暖に対する比が2”(n
は正の整数)の等比級数となる静′区容量をそれぞれ有
した構成である%許賄求の範囲第1項および第2項+!
己載の高周波誘導加熱装置における自動整合方法。 5、)角付と加熱電源インバータとの整合をとる湯治の
被加熱材が常温状態にある特許請求の範囲第1項および
第2項記載の高周波誘導加熱装置における自動整合方法
。 6、)負荷と加熱電源インバータとの整合をとる場合の
被加熱材かキューり点以上の高温状態にある時FF請求
の範囲第1′skおよび第2項記載の高周波#導加熱装
置における自動整合方法。 3、発明の詳細な説明 本発明は高NtUtBLvj専加熱装置における自動整
合方法に関する。 高周波誘導加熱装置の加熱電源としてタンク回路の共振
周波数に同期した周波数で運転するインバータが用いら
れる場合、当該インバータは適正族波数で運転され、か
つ無効電流が少い高力率で運転されなければならない。 ところが、被加熱材の禎類が異るとインバータ側からみ
ると負荷インピーダンスが異ってくるため周波数に変動
を生ずる。また負荷インピーダンスが適切でないとPj
r要電力を被加熱材に供給することができない。そこで
所要電力を得るために整合トランスを調整すれば周波数
が変動する。このため被加熱材の紬類が異るごとに加熱
作業に先立って試運転を行い、インバータ仙からみて食
付インピーダンスが適正値になっていて適正周波数で運
転可能と同時に高力率の加熱か実行6丁能であるように
、予め整合コンデンサの靜寛容奮の調整と整合トランス
のタップ114pをして整合をとる作業をなすことが必
須であった。 上記整合をとる作業を第1図に従って説明する。Eは宵
1源、INV’は1Ii8I変換部と逆変換部とからな
るインバータ、イはタンク回路であり、当該タンク回路
Tを構成する整合コンデンサCは静寛容曾を固定とした
コンデンサなり、MTは整合トランスである。負荷回路
ぞの加熱コイルHe内に被加熱材Wを置き電源Eを投入
し試運転を行う。試運転中の周波数と出力とを測定し、
測定結果に応じて整合トランスM T’のタップR1〜
nの切り替えと可変コンデンサC1〜3のタップRRI
〜3の切り替えとを行ってその結果を試運転して測定す
る。 この作業は適正周波数での出力が設定値に達するまで繰
り返して行われるが、上記整合トづれかを変えることに
より、どの程度周波数と出力が増減するかについては、
インノ(−タの機種や負向によってそれぞれ異り複雑な
変化を示すため、作業は試行錯誤的とも云えるもので、
これがため熟練者による必要があり、かつ長時間を要す
るものであった。 本発明は上述の高周波誘導加熱装置における整合をとる
場合に存する問題点を解決する目的でなされたもので、
インバータを全く知らない作業′者でも極めて容易かつ
短時間で完了し5る自動整合方法を提供するものである
。 本願第1発明の要旨は、 (1)タンク回路の共振周波数に同ル]した周波数で運
転するインバータを加熱電源とし、被加熱材の相順を異
にするに伴って予め負荷とインバータとの整合をとる場
合において、(2)上記インバータを微少出力で運転可
能に構成するか、もしくは微少出力で運転可能なタイプ
を用い、 (3)上記タンク回路の整合コンデンサは総靜寛容京も
しくは所定静電容曾までを可変機構によって所定最少靜
11t谷f率位でFA整iJ能に構成するとともに、 (41u合トランスを可を機構によってタップ切り替え
可能に構成し、 (5)上記インバータの微少出力運転時のa、 旨周波
出力電圧Voを検出して周波数fを計1al11する手
段、 b、当該出力電圧Voを検出して実効値に比例したIM
流電圧Voに変#!する手段、C0逆変撓削のリップル
を含む直流電圧石を検出して実効値に比例した平滑直流
電圧VOCに変換する手段、および d、rM流電圧Voをm#、11.圧VDCで除した向
上なめる手段 IJC を設け、 (6)任意設定条件のタンク回路の加熱コイル内に被加
熱材を置き、 イー1.インバータの微少出力による極めて短時間の試
運転を極めて小時素間隔をへだてて複数回繰り返す間に
、各試運転時に計測される周波数fを演算装置で設定周
波数foと比較演:1i4のうえ、両者が一致もしくは
最近似となるまでアップダウンカウンタをカウントし、
当該アップダウンカウンタがらの出力を介して試運転休
止の間に整合コンデンサの可変機構を動作させることに
より、順次静電容量を調整し、 イー2.上記に引続く試運転を核数回繰り返す間に、各
v:、運転時の上記而立を演算DC 装置で設定値2と比較演算のうえ、両者が一致もしくは
最近似となるまでアップダウンカウンタなカウントし、
当該アップダウンカウンタの出方を介して試運転休止の
間に整合トランスの可変機構を動作させることにより、
1−次タツブの切り換えを行い、 口 上記タップ切り替えによって生ずる周波数fの設定
周波p foからのずれを引続く試運転により一致させ
、これによって生スる商■の設定flu Zからのずれ
を更に引続く試運転により一致させる如く反復繰り返し
て周波数fおよび商Δ%それDC それが同時に設定周波数6および設定値2に装束するよ
うにした、 ただし設定値2は当該インノ(−夕に固有の定格周波数
による運転時の定格 出力電圧とず格直流電圧との比であ る ことを性徴とする冒周波誘導加熱装置における自動整合
方法にある。 また本願第2発明の安上は、 (1)本願第1発明における構成要件中の(5)cおよ
びdに示す手段に替えて、C,タンク回路に流れる高周
波出力電流I。 を検出して実効11Mに比例した平滑直流電流Ioに変
換する手段、および d、11流電圧Voを11流電、流Ioで除した商■を
める手段 を設けるようにし、 (2)本願第1発明における構成要件(6)のイー2お
よび口に示す試運転時の上記商πとの比較演算および収
束の対象とする設定値Z。 を当該インバータに固有の定格周波数による運転時の定
格出力電圧と定格出力電流との比に替え (3)残余構成要件は本願第1発明と同一としたことを
特徴とする高周波誘導加熱装置における自動整合方法に
ある。 先ず本願第1発明を第2図(a)〜第4図に示す実施例
に従って詳述する。 第2図(、)において本発明実施の対象とされる加熱電
源インバータINVはタンク回路Tの共振周波数に同期
した周波数で運転する形式のものであるが、当該インバ
ータINVの公知順変換部と逆変換部とからなる構造に
、図示の如く逆変換部の入力側に補助電源BEを付加す
るか、もしくは微少出力で運転可能なタイプのものが使
用される。何故ならば従来の如く大出力で整合を行って
整合中に被加熱材が昇温して熱処理前に当該被加熱材の
冶金学的性質を変化させる欠点を回避するため、例上以
下の如き微少出力による伽めて短時間00 の試運転を複数回繰り返し、その間被加熱材を殆んど昇
温させずに整合をとるようにするものである。タンク回
路Tにおける整合コンデンサCは固定静宵容匍をもつコ
ンデンサCcと後述慣勢装置におけるアップダウンカウ
ンタ9から出力されるデジタル信号による靜電容騙゛の
制御を容易にするため、他の複数のコンデンサC!〜C
nは全てそれぞれリレーRRI〜RRnによって接離可
能、かつ所定嬢少靜電容蓄からC1〜Cnを合計した最
大静電容量まで上記蛭少靜電答1単位で一節可能に構成
する。この場合蝦少数のコンデンサで上記条件を満足す
るには、所定蛙少靜電容量のコンデンサを例えばCIと
すれば、コンデンサC3はC1の2倍容量に、コンデン
サC3はCIの4倍容量に、コンデンサC4はCIの8
倍容量に・・・・・・・・・即ち比2”C,(ただしn
は正の整数)である等比級数靜電容lコンデンサ01〜
Cnを備えるのが好ましく、リレーRR1〜RRnツレ
ぞれ個別の接離により、固定靜電容蓄コンデンサCcの
みとする零容量を含めてコンデンサ4 ′tI!lで1
6通り、コンデンサ5箇で32通りの調節が可能となる
。整合コンデンサCの入力11111には高周波出力電
圧検出器PTが設けられていて、当該出力゛直圧検出器
PTの検出信号は波形整形由1によって方形波に波形整
形されたうえCPUとして示す演算装置へ出力される。 演算装置CPU では入力方形波イ=号をカウントして
周波数fを計III L、記憶されている適正周波数=
設定周波数foと比較演算処理を行う。 上記周波数fと設定周波数foとの比較演算処理は後述
動作説明時に鮮述するが、例えば静電容量を増加とする
とタンク回路Tの共振周波数は下がり、タンク回路Tの
共振周波数と同期して運転しているインバータの周波数
も低下する。また靜電容曾を減少させると同様の理によ
りインバータの周波数は逆に上昇する。 次に第3図(a)によりタンク回MTにおける整合トラ
ンスMTについて説明する。整合トランスMTについて
説明する。整合トランスMTはそれぞれのタップ引出し
導体と回路とをリレーR1= Rnで切り替え可能にm
成されている。これにより載台コンデンサCの場合と同
様、演祈、装fCPU におけるアップダウンカウンタ
9の出力するディジタル信号がデコーダmを介してリレ
ーRを動作させる。 インバータINVの逆変換部の入力側には例えは分圧器
またはアイソレータ等の検出器補助電源BEのスイッチ
SW2閉成時の逆変換部へ入力する上記分圧器等を通し
て検出される信号である直流電圧−および逆変換部から
タンク回路1゛へ出力されるトランスを通して検出され
る信号である#]周波出力電圧すそれぞれを得るように
設定される。上記入力1n流電圧飾はリップルを含むの
でRMS−DC−コンバータbによって実効IUに比例
した十滑#IL流−圧Voc とされ、また高周波出力
電圧VoもRMS−DCコンバータaによって実効値に
比例したW波電圧Vo とされたうえで割算回路Xで直
流電圧VoをTM流電圧VDCで除してその商1をめ、
当該商1を演算装置 vDCvDC CPUへ入力せしめる。あるいは上記に替え【直流電圧
VoおよびVOCを両サンプルのタイミングを一致させ
てA−D変換器によりデジタル値に変換のうえ演算装置
CPUへ入力し、演算をなさしめてもよい。演算装置で
商1DC は設定値2と比較演算処理される。上記設定値2は如何
に設定されるかを以下に述べる。 前述の如く誘導加熱における被加熱材は、材質や形状、
および被加熱材の温度等によって負荷インピーダンスを
異にする。一方通常の誘導加熱用インバータの出力は、
定格周波数、定格電圧、定格電流で運転しているとき、
順変換の直流電圧と直流電流が共に定格値に達し、この
時直流電圧と直流を流の積が最大となって負荷に定格電
力が供給される。この状態における負荷インピーダンス
が尚該インバータの最適インピーダンスとなる。このと
きの定格電圧Voと直流電圧vDCの比を2とすると、 V。 DC で表わされる。 ところで通常の誘導加熱用インノ(−夕では順変換の直
流電圧Vocに比例した高周波電圧が発生するが、東際
には第1図にZsとして示す直列インピーダンスによる
インピーダンス電圧降下のため、タンク回路TK供給さ
れる高周波出力電圧はVoに低下する。従って、もし被
加熱材のインピーダンスが^い場合には高周波出力電流
は少なくなるので、直列インピーダンス2−によるイン
ピーダンス電圧降下も少くなり、同一値の直流電圧Vo
cに対する高周波出力電圧■0は高くなり、 z<■π となる。上記の場合には直流電圧VD cより先に高周
波出力電圧Voが定格値に達し、インバータ保護のため
の制御機構が動作してこれ以上品周波出力電圧Voが上
昇しないように直流電圧VaCを制御するので、当該1
1流電圧Voc &’!、定格値に達せず定格電力を負
荷に供給できない。これとは逆に被加熱材のインピーダ
ンスが低い場合には高周波出力電流は多く流れるように
なるので、直列インピーダンスz8によるインピーダン
ス電圧降下が大きくなり、同一イ1uの直流電圧VD 
cに対する高周波出力電圧Voは低くなり、 2>−□ DC となる。上記の場合には直流電圧Vocより先に高周波
出力電流が定格値に達し、インバータ保護のための制御
機構が動作してこれ以上高周波出力電流が増加しないよ
うに直流電圧Vocを制御するので、尚該直流電圧VD
Cは定格値に達せず定格電力を負荷に供給できない。 上記関係から本発明では、 設定値2;当該インバータに固有の定格周波数による運
転時の定格用 力電圧と定格直流電圧との比 を設定しておき、前記整合コンデンサCの静電谷1の訓
整によって設定周波数foと周波数fとの関係を foキf V。 としたうえで、上記設定値2と商店πとの比較演算処理
において、 設定値z<−Y9− DC であれば、整合トランスMTと加熱コイルHeの入力側
との巻数比を小とするようタップの切り替えをして、j
jl荷電圧電圧くして負荷電流を多く流すように、また ■0 設定値z>Nπ であれば、整合トランスMと加熱コイルHCの入力側と
の巻数比を大とするようタップの切り替えをして、9L
#電圧を低くして負荷電流を少なくするようにリレR1
〜Rnを動作させ、 V。 設定値r牌 を得るようにする。 以上の構成により本願第1発明を実行する際の動作説明
を第2図(b)および第3図(b)に示す動作線図なら
びに第2図(c)に示す処理方式線図を参照しながら以
下に述べる。 まず任意条件で設定したタンク回MTの加熱コイルHC
内に被加熱材Wを置く。演算装置1cPUの10として
示すシーケンスコントロール回路から補助を源BEのス
イッチ8W=へ所定の極めて短時間、例えば1sec閉
成してインバータINV の逆変換部へ直流を送給する
ための信号■を所定の極めて小時索間隔、例えば1.3
 secへだてて1llI数回出力せしめる。 当#信号■に従って逆変換部からは第2図6)に■で表
示されろ発振動作のON・OFFが複数回繰り返えされ
る。上記スイッチSWtへの閉成信号■と同時にシーケ
ンスコントロール回路10から周波数カウンタ3ヘリセ
ット信号0が出力される。ついでシーケンスコントロー
ル回路10は発振動作開始後、所定時素を静てゲート回
路2に信号■を送出し、これにより周波数カウンタ3に
は高周波出力電圧検出器PTで検出して波形整形器1に
よって方形波に整形された検け1信号が入力し、当該入
力から周波数fの計測が開始される。周波数fの計測値
は発振動作OFF時点で誤差演算処理4に送出され、レ
ジスタ5の設定周波数foと比較して誤差演算される。 当該誤差演算によって得られた岨差値は記憶回路6へ送
出されるとともに、比較回路8へ送出される。比較回路
8では、最初の発振動作で得られた入力誤差値は記憶回
路6に記憶かないので設定周波数foと比較し、その結
果の判定信号Q)をアップダウンカウンタ9およびシー
ケンスコントロール回n1oへ出力スル。 この場合、処理方式として例えば第2図(C)に示す如
き歩進近似方式を採っているものとして処理動作を14
賛明する。図では横軸に整合コンデンサCの司変静電容
′JICをとり、縦軸に周波数fをとり、点線が設定周
波数foを示している。而して、例えば比較回r!58
からアップダウンカウンタ9への出力を上記比較の結果
がf:)foであれば0レベルの、f(f。 であればルベルの判定信号■を出力する如く、また比較
回路8の判定信号α)の入力に応じてシーケンスコント
ロール回路1oからアップダウンカウンタ9へ出方する
カウントパルス■を上記入力判定信号■がf)foであ
ればアップカウントのカウントパルスを、f (foで
あればダウンカウントのカウントパルスを出力する如く
設定しておく。従って、もし任意設定条件で開始した整
合コンデンサCの静電容量Cが3であって、上記判定(
IN号6がOレベル、即ちf ) foであったなら、
カウントパルスTはアップカウントパルストするので、
アップダウンカウンタ9はアップカウントされ、尚該ア
ップカウントに伴う出力で整合コンデンサCの可変機構
であるリレーRRは動作となり靜畦容1llcを4へ歩
進すべくリレーRR,とRR2の陥およびリレーRR,
の接動作が行われる。当該動作は第2同目の試運転が開
始されるまでの極めて小時素間隔の試運転休止の間に児
了し、第2回目の試運転が開始される。上述と同様な過
程をふんで得られた判定信号性)が再び0レベルを示せ
ば、上述と同様にして静電容4icは5へと歩進せしめ
られる。ellえは第3回目の試運転により判定信号(
)がルベルとなると、シーケンスコントロール回gio
がそれまでOレベルの出力を維持していたゲート回路1
へのゲート信号■はルベルの出力となり、その結果ゲー
ト回路Tは導通となって記憶1田路6に記憶されていた
一回の′vJ4差葎模値か比較回路8へ送出され、当該
比較回路8で今回の誤差演算値と比較される。比較の結
果、今回誤差演算値く前(ロ)−差yt禅額であれば上
記静電容量5はfキfoを満足するものとされ、整合ト
ランスMTのv@繁動作へと移行する。もし比較の結果
、今回誤差m算値〉前回誤差演算値であれば第2図(b
Jに液腺で示す如く、判定信号■はルベルから0レベル
に所定時素ダウンし、シーケンス・コントロール回路1
oがらアップダウンカウンタ9ヘダウンカウントパルス
■か出力し、これによりアップダウンカウンタ9はダウ
ンカウントされ、当該ダウンカウント出力信号に応じて
整合コンデンサCの静電容1Lcを今回静電容量よりも
より適切な容−゛である前回靜1c8量へもどすべくリ
レーRRの離接動作が行われたのち、整合トランスMT
の調整動作へと移行する。 整合トランスMT(7)v@[は上記整合コンデV。 ンサCのgs贅とは商。と設定値2との比較の点および
アップダウンカウンタ9の出力をデコーダ11を介して
整合トランスMTの可変IWk構を動作とする点で異る
が誤差演算処理については整合コンデンサCのlIl!
l整と同様であるのでWJ3図(b)に従って藺決に説
明するに止める。 発振■のON・OFFがU数回様り返される間に整合コ
ンデンサCの調整動作■が進行しf 7 fo に達す
ると、次の発振時に検出された検知信号にもとすいてめ
られた演算装置0 CPUへの入力値嶌7はA/Dコンバータyでディジタ
ル値に変換されて勝差演掬回路4でレジスタ5の設定f
+iT Zと比較して誤差演算■され、当該誤差演算値
は記1意回路6へ出力■されるとともに比較回路8へ送
出され、前述整合コンデンサCのv@整時と同様な処理
操作により、判定信号(憂)およびゲート信号(j+な
らびにアップダウンカウントパルス■に応じ、発振停止
後アップダウンカウンタ9はカウントされて出力をデコ
ーダdへ送出し、当該デコーダdは上記入力(8号にも
とずき整合トランスMTのリレーRの切り賛え動作信号
を出力Vo 。 する。この一連の過程は商■ア設定値2となるまで試運
転ごとに繰り返される。 V。 上記の如くfキtoの条件下で商■キ設定値2とする整
合トランスMTの調整のためのタップ切り替えが竹われ
ると、前述の如くインバータTNVからみた負荷インピ
ーダンスが変化しfキfo を満足しなくなる。そこで
第4図の如く続いて行われる試運転の繰り返し中に上記
整合コンデンサCの再鯛整、その結V。 朱として生ずる商店πの設定f![Zからのズレに応じ
た整合トランスMTの再vI4整が行われ、これら両者
の調整は同時にf=’foであり商11=設定値2に収
束するまで反復繰り返さo c れ、当該時点で整合がとられたこととなり完了する。整
合をとるに要する時間は数分である。 次に本願第2発明を第5図(、)および(b)に従って
説明する。 本願第2発明は整合コンデンサCを第1発明におけると
同様にして周波数fを設定周波数foとfキfoの如く
なるように調整したのちの整合トランスMTのu4整を
、インバータINVの逆変換部からタンク回路Tへ出力
される高周波電圧すを検出器■で検出して1M8−DC
コンバータaにより実効値に比例した直流電圧Voに変
換するとともに、タンク回路Tを流れる高周波電流とを
検出器■で検出して1M8−DCコンバータbにより実
行値に比例した平滑直流電流Ioに変換し、上記によっ
て得られた検知信号を割算回路Xに入力せしめて直流電
圧Voを直流電流Ioで除した商Vo V。 石をめ、当該商πを演算装置において設定(fiZo 
と比較し誤差演算のうえ第1発明と同様の処理操作を行
うものである。当該第2発明における上記設定値zOと
しては、第1発明の整合の理論的な根拠説明中に述べた
如く、誘導加熱用インバータは定格周波数、定格電圧、
定格電流で運転されているとき、当該インバータにとっ
て負荷インピーダンスが最適状態にあるといえるので、
定格電圧を定格電流で除した商を設定値2・0とし目標
値としたものである。 上記実施例では、整合コンデンサCの可変コンデンサC
I = Cnまで2tlC1の等比級数静電容量をもつ
複数で構成した場合を挙げて説明したが、これに限定さ
れるものではなく、より多数あるいはより小数のコンデ
ンサCを用いて接離構成設計を適切に行って静電容量が
所定最少静電容量から最大静電容量まで上記最少静電容
量単位で段階的に可変を実現しうるならば同様の作用効
果が得られる。 また上記実施例では固定静電容量コンデンサCcがあっ
たが、整合コンデンサCを可変コンデンサ01〜Cn 
のみで構成してもよいこと勿論である。 また演算装置CPUKおける処理方式は実施例の歩進近
似方式に限られるものではなく、第6図に示す如く、例
えば静電容量yAIiでは全静電容量のi位置からスタ
ートして手足+。 −に従っていづれかの壺づつの増・減を繰り返して一欽
をめる遂次近似方式を用いてもよく、調整段階が多数で
ある場合に早期処理が可能となる。 上記整合をとるに要する時間は数分程度しか必要でない
ので、従来方法では極めて実施困難であった被加熱材の
高温時に合わせた整合をとることも本発明では可能とな
る。即ち誘導加熱で加熱を行う場合、キューリ一点を境
として被加熱材の透磁率が異るために負荷インピーダン
スが変化するが、例えば昇温時間が短かくキューリ一点
以上の高温保持時間を長くとることが心安な加熱条件で
は、整合をとる基準温度な高温域にある被加熱材に合わ
せたほうが高力率運転ができるので好ましいが、数十分
から時間単位の作業時間を要する従来方法ではその間に
被加熱材の温度が低下するので殆んど実行不可能であっ
たが、本発明では容易に達成することができるO上述し
たとおり、本発明は従来のインノ(−タを大出力試運転
しつつ試行錯誤的に行う整合をとる方法とは異り、理論
的かつ合理的な構成と秩序だった過程で整合をとること
に特撃を有するもので、しかも実行は演算装置に委ねる
ようにしているので、本発明の実施により、 (1)従来熟紳者によらなければならなかった整合をと
る作業が、インバータを全く知らない者でもボタンを押
すだけで完全に遂行可能となり、 (2)従来は熟練者でさえ、数十分から時間単位の所要
時間であった作業が数分で完了し、高周波紡導加熱装置
の尚効率使用による生産性の向上が達成され、 (3)シかも試運転時の被加熱材には殆んど加熱効果を
生じないで整合をとることが可能で、被加熱材の種類に
よっては試運転時に使用した被加熱材を廃棄処分するよ
うなこともあった(例えば高尚波衣面焼戻し)従来方法
での欠点が解消され、 (4)整合をとるに要する時間が数分ですむことから被
加熱材の當温時・高温時いづれを基準にしても整合をと
ることが0T寵となる。 など本発明のもたらす効果は惨めて大である。 4、図面の簡単な説明 第1図は高周波肪尋加熱装置における整合をとる場合の
従来方法を説明するための回路図、第2図(、)は本発
明自動整合方法を整合コンデンサを中心に説明するため
のブロック・回路図、第2図(b)は第2図(、)にお
ける動作を示す線図、第2図(c)は本発明で演算装置
に行わせる処理方式を示j綿図、第3図(−)は本発明
自動整合方法を整合トランスを中心に説明するためのブ
ロック・回路図、第3図(b)は第3図(、)における
動作t?t7rX−fflb1図、第4図は本発明の野
合をとるまでの過程を示す線図、第5図(&)および(
b)はそれぞれ本願第2発明の回路図およびブロック図
、第6図は本発明で演算装置に行わせる他の処理方式を
示j?IiM図である。 W・・・被加熱材、INv・・・加熱電源インノ(−タ
、T ・・・タンク回路、C* C1net +Cs 
・・・Cn IE合コンデンザ、MT・・・整合トラン
ス、HC・・・加熱コイル、CPU・・・演算装置、B
E・・・補助電源、9・・・アップダウンカウンタ。 %肝出鵬人 高周波熱蝉株式会社 代理人 弁理士 小 林 傅

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、)タンク回路の共振周波数に同期した周波数で運転
    するインバータを加熱電源とし、被加熱材の種類を異に
    するに伴って予め負荷とインバータとの整合をとる場合
    において、上記インバータを微少出力で運転可能に構成
    するか、もしくは微少出力で運転可能なタイプを用い、
    上記タンク回路の整合コンデンサは総静電容量もしくは
    所定静電容量までを可変機構によって所定最少静電容量
    単位で調整可能に構成するとともに、整合トランスを可
    変機構によってタップ切り替え可能に構成し、インバー
    タの微少出力運転時の、a、高周波出力電圧Voを検出
    して周波数fを計測する手段、b、当該出力電圧Voを
    検出して実効値に比例した直流電圧Voに変換する手段
    、C1逆変換前のリップルを含む直流電圧Vacを検出
    して実効値に比例した平滑直流電圧Ml)Cに変換する
    手段、およびd、直流電圧Voを直流電圧vDcで除し
    た商ηIをめる手段を設け、任意設定条件のタン゛り回
    路の加熱コイル内に被加熱材を置き、 イー1.インバータの微少出力による極めて短時間の試
    運転を極めて小時素間隔をへだてて複数回繰り返す間に
    、各試運転時に計測される周波数fを演算装置で設定周
    波数fOと比較液算のうえ、両者が一致もしくは最近似
    となるまでアップダウンカウンタなカウントし、当該ア
    ップダウンカウンタからの出力を介して試運転休止の間
    に整合コンデンサの可変機構を動作させることにより、
    順次静電容量を!I4祭し、 イー2.上記に引続く試運転を沙数回繰り返す間に、各
    試運転時の上記向−を OC を液算装置で設定値2と比較演算のうえ、両者が一致も
    しくは最近似となるまでアップダウンカウンタをカウン
    トし、当該アップダウンカウンタの出力を介して試運転
    休止の間に整合トランスの可変機構を動作させることに
    より、順次タップの切り換えを行い、 口 上記タップ切り替えによって生ずる周波数fの設定
    周波数foからのずれを引続く試運転により一致させ、
    これによって生ずる商÷の設定値2からのずれを更 に引続く試運転により一致させる如く反復繰り返して周
    波数fおよび而立それ DC それが同時に設定周波数fOおよび設定値2に収束する
    ようにした ことを特徴とする高周波紡導加熱装置における自動整合
    方法 ただし設定値2は当該インバータに固有の定格周波数に
    よる運転時の定格出力 電圧と定格直流電圧との比。 2)タンク回路の共振周波数に同期した周波数で運転す
    るインバータを加熱電源とし、被加熱材の種類な異にす
    るに伴って予め負荷とインバータとの整合をとる場合に
    おいて、上記インバータを微少出力で運転可能に構成す
    るか、も1−りは微少出力で運転可能なタイプを用い、
    」―記タンク回路の整合コンデンサは総静電容量もしく
    は所定静電界lまでを可変機構によって所定最少静電容
    積単位で調整可能に構成するとともに、整合トランスを
    可変機構によってタップ切り替え可能に構成し7、イン
    バータの微少出力運転時の、a、高周波出力電圧Voを
    検出して周波Vifを計測する手段、b、当該出力電圧
    Voを検出して実効値に比例した直流電圧Voに変換す
    る手段、C,タンク回路に流れる高周波出力電流IOを
    検出して実効値に比例した平滑直流電流Ioに変換する
    手段、およびd0泊t&電圧Voを直流′直流■OV。 で除した商Tをめる手段を設け、任意 設定条件のタンク回路の加熱コイル内に被加熱材を置き
    、 イー1. インバータの微少出力による極めて短時間の
    試運転を極めて小時素間隔をへたてて複数回繰り返す間
    に、各試運転時に計測される周波数fを演算装置で設定
    周波数foと比較演算のうえ、両者が一致もしくは最近
    似となるまでアップダウンカウンタをカウントし、尚該
    アップダウンカウンタからの出力を介して試運転休止の
    間に整合コンデンサの可変機構を動作させることにより
    、順次静電容蓄を調整し、 イー2.上記に引続く試:i!に転を複数回繰り返す間
    に、各試運転時の上記商為を演 1゜ 算装置で設定値Zoと比較演算のうえ、両者が一致もし
    くは最近似となるまでアップダウンカウンタをカウント
    し、当該アップダウンカウンタの出力を介して試運転休
    止の間に整合トランスの可変機構を動作させることによ
    り、順次タップの切り換えを行い、 口、上記タップ切り替えによって生ずる周波数fの設定
    周波数foからのずれを引続く試運転により一致させ、
    これによって生ずる商]の設定値Zoからのずれを更T
    。 に引続く試運転により一致させる如く反O 復繰り返して周波数fおよび商−iそれぞれが同時に設
    定周波数foおよび設定値Z。 に収來するようにした ことを特徴とする高局波防導加熱装置における自動整合
    方法 ただし設定値Zoは当該インバータに固有の定格周波数
    による運転時の定格出 力電圧と定格出力電流との比。 3、)加熱電源インバータに順変換部とは別個の補助電
    源を付加して微少出力で運転可能に構成した%許請求の
    範囲第1項および第2項記載の高周波紡導加熱装置にお
    ける自動整合方法。 4)総静電容量もしくは所定静電、容量までを所定最少
    静電容量単位で調整可能な整合コンデンサが複数のコン
    デンサからなり、最少静電容量のコンデンサから順に尚
    該コンデンサの静電容量に対する比が2”(nは正の整
    数)の等比級数となる静′岨容欧をそれぞれ有した構成
    である特許請求の範囲第1項および第2項記載の高周波
    誘導加熱装置における自動整合方法。 5、)負荷と加熱電源インバータとの整合をとる場合の
    被加熱材が常温状態にある特許請求の範囲第1項および
    第2項記載の高周波誘導加熱装置における自動整合方法
    。 6、)負荷と加熱電源インバータとの整合をとる場合の
    被加熱材がキューり点以上の高温状態にある特許請求の
    範囲第1項および第2項記載の高周波誘導加熱装置にお
    ける自動整合方法。
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