JPS6050836B2 - 内面被覆したモルタル管もしくはセメント管 - Google Patents
内面被覆したモルタル管もしくはセメント管Info
- Publication number
- JPS6050836B2 JPS6050836B2 JP3149777A JP3149777A JPS6050836B2 JP S6050836 B2 JPS6050836 B2 JP S6050836B2 JP 3149777 A JP3149777 A JP 3149777A JP 3149777 A JP3149777 A JP 3149777A JP S6050836 B2 JPS6050836 B2 JP S6050836B2
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- Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
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- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、内面被覆されたモルタルライニング系管、も
しくはセメント管に関し、更に詳しくは特定の水分散型
共重合体組成物によつて被覆したことによつて、著しく
アルカリシール性の改良さム 一 一 ′ 一、、れ・
06ケJ1′l↓)4J−一lに午キえ、提供するもの
である。
しくはセメント管に関し、更に詳しくは特定の水分散型
共重合体組成物によつて被覆したことによつて、著しく
アルカリシール性の改良さム 一 一 ′ 一、、れ・
06ケJ1′l↓)4J−一lに午キえ、提供するもの
である。
従来、モルタルライニングやセメント系の上水道管の内
面には溶剤系の塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂が使
用され、セメント中のカルシウムイオンが水中に溶出し
、上水道水が異常にアルカリ性となることを防止してき
た。
面には溶剤系の塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂が使
用され、セメント中のカルシウムイオンが水中に溶出し
、上水道水が異常にアルカリ性となることを防止してき
た。
しかし、溶液型樹脂は有機溶剤を多量に用いているため
、火災の危険性を有し、かつ労働環境および労働衛生上
好ましくないことから、非引火性、非毒性、無公害て、
しかも衛生上好ましい被覆組成物か切望されてきた。こ
の問題を解決するために水性系樹脂がある。
、火災の危険性を有し、かつ労働環境および労働衛生上
好ましくないことから、非引火性、非毒性、無公害て、
しかも衛生上好ましい被覆組成物か切望されてきた。こ
の問題を解決するために水性系樹脂がある。
水を媒質とした樹脂組成物には、水可溶型と水分散型が
あり、前者はアルキッド樹脂系、アクリル樹脂系である
が、親水性単量体を多量に導入する必要があることから
、アルカリシール性が悪い。また、後者は、エチレンー
酢酸ビニル樹脂系、酢酸ビニル樹脂系、ポリブタジエン
系、アクリル樹脂系等があり、いずれもセメントとの接
着性、耐ノ水性、アルカリシール性、耐凍結−融解繰返
し性、耐候性のいずれか一つ以上の欠点があり、実用上
の問題点をもつている。本発明者等は、上記の問題を満
すべく鋭意研究した結果、ク(1)一般式〔I〕 (たS化式中、Rl,R2はH,CH3,R3はH,A
〜1CH3もしくは (.0導−60nは3〜23の整
数を示す。
あり、前者はアルキッド樹脂系、アクリル樹脂系である
が、親水性単量体を多量に導入する必要があることから
、アルカリシール性が悪い。また、後者は、エチレンー
酢酸ビニル樹脂系、酢酸ビニル樹脂系、ポリブタジエン
系、アクリル樹脂系等があり、いずれもセメントとの接
着性、耐ノ水性、アルカリシール性、耐凍結−融解繰返
し性、耐候性のいずれか一つ以上の欠点があり、実用上
の問題点をもつている。本発明者等は、上記の問題を満
すべく鋭意研究した結果、ク(1)一般式〔I〕 (たS化式中、Rl,R2はH,CH3,R3はH,A
〜1CH3もしくは (.0導−60nは3〜23の整
数を示す。
)て表わされる重合性単量体1〜1唾量%、(2)炭素
数5〜8のメタクリル酸アルキルエステル35〜75重
量%、(3)炭素数4〜11のアクリル酸アルキルエス
テル15〜5踵量%、(4)エチレン系不飽和カルボン
酸0.2〜8重量%、並びに(5)エチレン系芳香族単
量体0〜48.踵量%を主成分とする単量体を水性媒体
中て共重合せしめた水分散型共重合体組成物によつて、
前記諸条件を満足する性質の被覆を形成すること、とく
に水浸漬時の凍結と融解の繰返しによる接着性、耐アル
カリシール性を有する被覆を形成することを発見した。
数5〜8のメタクリル酸アルキルエステル35〜75重
量%、(3)炭素数4〜11のアクリル酸アルキルエス
テル15〜5踵量%、(4)エチレン系不飽和カルボン
酸0.2〜8重量%、並びに(5)エチレン系芳香族単
量体0〜48.踵量%を主成分とする単量体を水性媒体
中て共重合せしめた水分散型共重合体組成物によつて、
前記諸条件を満足する性質の被覆を形成すること、とく
に水浸漬時の凍結と融解の繰返しによる接着性、耐アル
カリシール性を有する被覆を形成することを発見した。
以下にその内容を説明する。
第1成分である前記一般式〔1〕で示される重合性単量
体とは、ポリエチレングリコールモノ(メタ)アクリレ
ート、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート
、ポリプロピレングリコールモノ(メタ)アクリレート
、ポリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート等
である。
体とは、ポリエチレングリコールモノ(メタ)アクリレ
ート、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート
、ポリプロピレングリコールモノ(メタ)アクリレート
、ポリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート等
である。
これらの重合性単量体は塗膜にすぐれた可塑性を与え、
モルタル、セメントに対する接着性と凍結、融解の繰り
返しによる接着性を向上させ、さらに共重合体組成物の
最低造膜温度を下け、塗膜形成を容易にする。従つて、
この第1成分が1重量%以下では塗膜の柔軟性が発揮で
きないため、凍結融解の繰返しに耐えるのが難しい。ま
た、2呼量%以上ては親水性が増して、共重合体分散物
の乾燥性が低下し、乾燥塗膜の耐水性も著しく低下す.
る。第2成分のメタクリル酸アルキルエステルは、メタ
クリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸プ
ロピル等である。
モルタル、セメントに対する接着性と凍結、融解の繰り
返しによる接着性を向上させ、さらに共重合体組成物の
最低造膜温度を下け、塗膜形成を容易にする。従つて、
この第1成分が1重量%以下では塗膜の柔軟性が発揮で
きないため、凍結融解の繰返しに耐えるのが難しい。ま
た、2呼量%以上ては親水性が増して、共重合体分散物
の乾燥性が低下し、乾燥塗膜の耐水性も著しく低下す.
る。第2成分のメタクリル酸アルキルエステルは、メタ
クリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸プ
ロピル等である。
これらの単量体は塗膜に必要な物理的性質および化学的
性質を付与す・るために有用てある。しかし、水分散体
であることから最低造膜温度の点や汚染性等の点で制限
がある。ずなわち、第2成分のメタクリル酸アルキルエ
ステルが35重量%以下になつた場合、塗膜硬度が低く
、汚染性や耐水性が著しく低下し、また75重量%以上
になると最低造膜温度が高くなり、成膜助剤の添加を行
なつても40℃以下の温度において連続皮膜を形成する
ことが困難となり、望ましくは45〜6呼量%の範囲で
使用するとよい。第3成分のメタクリル酸アルキルエス
テルは、塗膜に柔軟性を付与するために必要であり、一
般にアクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸
ブチル、アクリル酸2エチルヘキシル等が例ノ示される
。とくに、耐アルカリシール性が要求される場所に塗装
するので、アクリル酸ブチル、アクリル酸2エチルヘキ
シル等が好ましい。共重合体中のこれらの単量体が15
重量%以下の場合柔軟な皮膜を形成せず、耐衝撃性およ
び造膜温度が高く、被覆用共重合体としての性質が得難
い。逆に、これらの単量体が5睡量%以上になると、硬
度が低下し、汚染しやすくなる。好ましくは、25〜4
5重量%の範囲で用いるのが良い。第4成分のエチレン
系不飽和カルボン酸とは、・アクリル酸、メタクリル酸
等の不飽和一塩基酸、あるいはイタコン酸、マレイン酸
の不飽和多塩基酸あるいはそのモノアルキルエステル等
である。
性質を付与す・るために有用てある。しかし、水分散体
であることから最低造膜温度の点や汚染性等の点で制限
がある。ずなわち、第2成分のメタクリル酸アルキルエ
ステルが35重量%以下になつた場合、塗膜硬度が低く
、汚染性や耐水性が著しく低下し、また75重量%以上
になると最低造膜温度が高くなり、成膜助剤の添加を行
なつても40℃以下の温度において連続皮膜を形成する
ことが困難となり、望ましくは45〜6呼量%の範囲で
使用するとよい。第3成分のメタクリル酸アルキルエス
テルは、塗膜に柔軟性を付与するために必要であり、一
般にアクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸
ブチル、アクリル酸2エチルヘキシル等が例ノ示される
。とくに、耐アルカリシール性が要求される場所に塗装
するので、アクリル酸ブチル、アクリル酸2エチルヘキ
シル等が好ましい。共重合体中のこれらの単量体が15
重量%以下の場合柔軟な皮膜を形成せず、耐衝撃性およ
び造膜温度が高く、被覆用共重合体としての性質が得難
い。逆に、これらの単量体が5睡量%以上になると、硬
度が低下し、汚染しやすくなる。好ましくは、25〜4
5重量%の範囲で用いるのが良い。第4成分のエチレン
系不飽和カルボン酸とは、・アクリル酸、メタクリル酸
等の不飽和一塩基酸、あるいはイタコン酸、マレイン酸
の不飽和多塩基酸あるいはそのモノアルキルエステル等
である。
これらの単量体は共重合体水分散物の凍結安定性および
基材との密着性等の点で必要であり、とくに無活性剤型
水分散性の安定な系を得るために必要である。この第4
成分が0.2重量%以下では、凍結安定性、接着性に効
果なく、8重量%以上では形成塗膜の耐水性、アルカリ
性に支障をきたす。必要に応じて用いることのある第5
成分であるエチレン系芳香族単量体としては、スチレン
、2−メチルスチレン、ビニールトルエン等が挙げられ
る。
基材との密着性等の点で必要であり、とくに無活性剤型
水分散性の安定な系を得るために必要である。この第4
成分が0.2重量%以下では、凍結安定性、接着性に効
果なく、8重量%以上では形成塗膜の耐水性、アルカリ
性に支障をきたす。必要に応じて用いることのある第5
成分であるエチレン系芳香族単量体としては、スチレン
、2−メチルスチレン、ビニールトルエン等が挙げられ
る。
本発明における水分散型共重合体組成物は、既知の乳化
重合法によつて製造してもよいが、好ましくは公開特許
昭49−4739にあるようなコロイダルシリカと、微
量の活性剤を共存させ、乳化重合によつて製造する。
重合法によつて製造してもよいが、好ましくは公開特許
昭49−4739にあるようなコロイダルシリカと、微
量の活性剤を共存させ、乳化重合によつて製造する。
このコロイダルシリカの水系分散体は系の安定性を高め
、またセメント、モルタル基材表面へのコーテング時の
接着性に役立つ。
、またセメント、モルタル基材表面へのコーテング時の
接着性に役立つ。
例えば0.1〜2重量%の重合触媒および0.1〜1呼
量%のコロイダルシリカと0.1〜2重量%の乳化剤を
含む、前記単量体溶液を水とともに45〜90℃に加熱
して所定の温度に保ち、一定重合率に達したならば、降
温して停止させ、必要に応じてアルカリを添加してPH
を調整するし、必要に応じて残留モノマーご除去する。
なお、モルタル鋼管等に、スプレー塗装またはその他の
塗装法にて塗布する時には、適性な粘度になるまで水で
希釈し、必要に応じて塗膜形成助*剤として、エチルセ
ロソルブ、ブチルセロソルブ、ブチルカルビトールアセ
テート等を単独または併用して適量添加することがある
。
量%のコロイダルシリカと0.1〜2重量%の乳化剤を
含む、前記単量体溶液を水とともに45〜90℃に加熱
して所定の温度に保ち、一定重合率に達したならば、降
温して停止させ、必要に応じてアルカリを添加してPH
を調整するし、必要に応じて残留モノマーご除去する。
なお、モルタル鋼管等に、スプレー塗装またはその他の
塗装法にて塗布する時には、適性な粘度になるまで水で
希釈し、必要に応じて塗膜形成助*剤として、エチルセ
ロソルブ、ブチルセロソルブ、ブチルカルビトールアセ
テート等を単独または併用して適量添加することがある
。
以下に実施例について詳述する。
なお、実施例の量の記号部および%とはすべて重量部、
重量%を表わす。上記物質をこの割合で、あらかじめ窒
素ガスで飽和された反応罐および滴下槽に仕込む。
重量%を表わす。上記物質をこの割合で、あらかじめ窒
素ガスで飽和された反応罐および滴下槽に仕込む。
重合反応は60′Cて開始し、反応罐内部の温度が65
゜Cとなつたとき滴下を開始する。滴下時間は2時間と
する。重合温度は65〜70゜C範囲内に保ち、滴下終
了後約3時間で反応は終結する。冷却後25%アンモニ
ア水で、PHを6〜9の範囲に調節し、固形分40%粘
度100CpS以下の安定な分散物を得た。この分散物
1(1)部に対し、ブチルカルビトール2部およびブチ
ルセロソルブ2部を充分な攪拌のもとで加え、さらにイ
オン交換水にて希釈し、最終的に固形分を30%に調節
し、各種試験に供した。第1表に示す他の実施例■〜■
および比較例1もすべて同様の方法で合成したものであ
り、また比較例■は通常の乳化重合法て合成したものて
ある。実施例および比較例に示した共重合体分散物をフ
レキシブルスレート板(JISA−5403に規定する
もの)に厚みが約30μになるように塗装し、温度25
゜C1相対湿度65%の条件下で5日間乾燥した,8塗
膜の諸性能を第2表に示す。
゜Cとなつたとき滴下を開始する。滴下時間は2時間と
する。重合温度は65〜70゜C範囲内に保ち、滴下終
了後約3時間で反応は終結する。冷却後25%アンモニ
ア水で、PHを6〜9の範囲に調節し、固形分40%粘
度100CpS以下の安定な分散物を得た。この分散物
1(1)部に対し、ブチルカルビトール2部およびブチ
ルセロソルブ2部を充分な攪拌のもとで加え、さらにイ
オン交換水にて希釈し、最終的に固形分を30%に調節
し、各種試験に供した。第1表に示す他の実施例■〜■
および比較例1もすべて同様の方法で合成したものであ
り、また比較例■は通常の乳化重合法て合成したものて
ある。実施例および比較例に示した共重合体分散物をフ
レキシブルスレート板(JISA−5403に規定する
もの)に厚みが約30μになるように塗装し、温度25
゜C1相対湿度65%の条件下で5日間乾燥した,8塗
膜の諸性能を第2表に示す。
なお、塗装はエアレススプレー塗装可能なものはエアレ
ススプレーノにより行ない、エアレススプレー塗装が不
可能あるいは困難なものは刷毛塗りによつた。試験条件 アルカリ防止性:70mm×15−の塗板を180m1
の常温水(PH7.3)中に7日間浸漬し、試験前後の
PHの上昇値を測る。
ススプレーノにより行ない、エアレススプレー塗装が不
可能あるいは困難なものは刷毛塗りによつた。試験条件 アルカリ防止性:70mm×15−の塗板を180m1
の常温水(PH7.3)中に7日間浸漬し、試験前後の
PHの上昇値を測る。
ただし、未被覆部からのアルカリ浸出を防止するためシ
ールをしておく。耐水性:常温水に7日間浸漬し、塗膜
の白濁、軟化度を調べる。
ールをしておく。耐水性:常温水に7日間浸漬し、塗膜
の白濁、軟化度を調べる。
硬度:鉛筆硬度
密着性:常温水に7日間浸漬し、1日風乾後塗膜をクロ
スカットし、セロハン粘着テープ剥離する。
スカットし、セロハン粘着テープ剥離する。
耐凍結一融解性:20℃で4時間凍結し、その後管の栓
を抜き、常温水に浸漬し融解させる操作作を1サイクル
とする。
を抜き、常温水に浸漬し融解させる操作作を1サイクル
とする。
エアレススプレー塗装性:塗出量500y/分、コンプ
レツサー圧30k9/d以上のように、実施例1〜■に
示す共重合水体分散物はいずれも耐性面てすぐれた塗膜
を与え、しかも界面活性剤の含有量が極めて少ないので
、エアレススプレーによる塗装性も良好であつた。
レツサー圧30k9/d以上のように、実施例1〜■に
示す共重合水体分散物はいずれも耐性面てすぐれた塗膜
を与え、しかも界面活性剤の含有量が極めて少ないので
、エアレススプレーによる塗装性も良好であつた。
次に、実施例および比較例に示した共重合体組成物をモ
ルタルライニング管内面に塗装した場合の塗膜性能を記
す。径100W11長さ1(1)順の上水道序8用モル
タルライニング管内面に、各共重合体組成物をローラー
刷毛により、乾燥塗膜厚が25μ〜35μになるように
塗装し、7日間室温乾燥する。この後、管の両端をゴム
で密栓し、管内容積の112の水道水を入れて、軸方向
が水平になるように置き、アルカリシール試験および耐
凍結融解性試験を行なつた。結果は第3表の通りであつ
た。試験方法アルカリシール性:1日毎に7日間PH測
定し、上昇値を求める。
ルタルライニング管内面に塗装した場合の塗膜性能を記
す。径100W11長さ1(1)順の上水道序8用モル
タルライニング管内面に、各共重合体組成物をローラー
刷毛により、乾燥塗膜厚が25μ〜35μになるように
塗装し、7日間室温乾燥する。この後、管の両端をゴム
で密栓し、管内容積の112の水道水を入れて、軸方向
が水平になるように置き、アルカリシール試験および耐
凍結融解性試験を行なつた。結果は第3表の通りであつ
た。試験方法アルカリシール性:1日毎に7日間PH測
定し、上昇値を求める。
なお、供試水のPHは7.3であつた。耐凍結融解性:
ー20′Cで4時間凍結し、その後、管の両端の栓を抜
き、常温水に浸漬し融解させる操作を1サイクルとして
10サイクル試験する。
ー20′Cで4時間凍結し、その後、管の両端の栓を抜
き、常温水に浸漬し融解させる操作を1サイクルとして
10サイクル試験する。
第3表の通り、実施例に示した共重合体水分散物を塗装
したモルタルライニング管は、管内流水へのアルカリ成
分の移行が少なく、凍結融解の繰り返しに対しても、内
面塗膜を損傷することがない。
したモルタルライニング管は、管内流水へのアルカリ成
分の移行が少なく、凍結融解の繰り返しに対しても、内
面塗膜を損傷することがない。
これに対し、比較例1に示した共重合体組成物の内面塗
膜は、アルカリシール性は良好であるが、耐凍結一融解
性に弱く、また比較例■に示した共重合体組成物の内面
塗膜は、アルカリシール性、耐凍結一融解性とも不良で
、上水道用のモルタルライニング管用には不適当である
。実施例1の共重合体水分散物について、日本水道協会
規格水道用タールエポキシ樹脂塗料塗装方法(JWWA
Kll5−1974)に基づき、溶解試験を行なつた結
果、全ての項目が規定に適合した。
膜は、アルカリシール性は良好であるが、耐凍結一融解
性に弱く、また比較例■に示した共重合体組成物の内面
塗膜は、アルカリシール性、耐凍結一融解性とも不良で
、上水道用のモルタルライニング管用には不適当である
。実施例1の共重合体水分散物について、日本水道協会
規格水道用タールエポキシ樹脂塗料塗装方法(JWWA
Kll5−1974)に基づき、溶解試験を行なつた結
果、全ての項目が規定に適合した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (ただし式中、R_1,R_2はH,CH_3,R_3
はH,CH_3もしくは▲数式、化学式、表等がありま
す▼、nは3〜23の整数を示す。 )で表わされる重合性単量体1〜10重量%、(2)炭
素数5〜8のメタクリル酸アルキルエステル35〜75
重量%、(3)炭素数4〜11のアクリル酸アルキルエ
ステル15〜50重量%、(4)エチレン系不飽和カル
ボン酸0.2〜8重量%、並びに(5)エチレン系芳香
族単量体0〜48.8重量%を主成分とする単量体を水
性媒体中で共重合せしめた水分散型共重合体組成物によ
つて内面被覆したモルタルライニング管もしくはセメン
ト系管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3149777A JPS6050836B2 (ja) | 1977-03-24 | 1977-03-24 | 内面被覆したモルタル管もしくはセメント管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3149777A JPS6050836B2 (ja) | 1977-03-24 | 1977-03-24 | 内面被覆したモルタル管もしくはセメント管 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53117814A JPS53117814A (en) | 1978-10-14 |
JPS6050836B2 true JPS6050836B2 (ja) | 1985-11-11 |
Family
ID=12332868
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3149777A Expired JPS6050836B2 (ja) | 1977-03-24 | 1977-03-24 | 内面被覆したモルタル管もしくはセメント管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6050836B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0660712B2 (ja) * | 1987-03-25 | 1994-08-10 | 三井東圧化学株式会社 | 耐蝕複合管 |
US7344758B2 (en) * | 2004-09-07 | 2008-03-18 | E.I. Du Pont De Nemours And Company | Hydrocarbon extenders for surface effect compositions |
-
1977
- 1977-03-24 JP JP3149777A patent/JPS6050836B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53117814A (en) | 1978-10-14 |
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