JPS60502145A - 多孔質膜の親水化処理方法 - Google Patents

多孔質膜の親水化処理方法

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JPS60502145A
JPS60502145A JP50339684A JP50339684A JPS60502145A JP S60502145 A JPS60502145 A JP S60502145A JP 50339684 A JP50339684 A JP 50339684A JP 50339684 A JP50339684 A JP 50339684A JP S60502145 A JPS60502145 A JP S60502145A
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フオード ダグラス・リオンズ
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メムテツク リミテツド
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 灸」JΣ各芸 多孔質膜の親水化処理方法 λ更五去1 本発明は多孔質膜、特に約0.0171pmの範囲の細孔を有する多孔質膜に関 する。以下、この膜を細孔濾過膜と呼ぶ。
改良m1j 種々の型の細孔濾過膜が開発されているが、ポリエチレン、ポリスルフォン、ポ リ(ビニリデンフルオライド)、ポリ (ジメチルフェニレンオキシド)、及び ポリ(アクリロニトリル)′:Jから成る比較的安価で有用な種類の膜は、通常 疎水性であり、表面張力効果により例えば10kPaもの高圧に達するまで水の 初期浸透ができない。上述の膜の透水性は間隙又は気孔が一旦湿潤されると実質 的に改善され低圧で液圧流が生ずるようになる。
間隙又は気孔は「界面活性剤」を添加後、水又は湿潤性溶液中に持続的に湿潤状 態で貯蔵することによって濡らすことができるが、こうした処理は例えば122 °Cで加熱滅菌する際に必要となる水洗、加熱。
及び乾燥工程に対して安定性を欠く。また、こうした一時的な湿潤方法はポリプ ロピレンには適用できな2 特表昭GO−502145(3) い。
孔径か調節可能で親水性を持ち、機械的強度が高く安定性も高い膜が望まれてお り、最近のシンポジウムでこうした要請が強調されている−例えば、rUltr a−filtration Membrans and Applicatio n J (A、R。
Cooper編、1979年、l5BNO−306−40548−2)にl5r ael Cabassoが記載しているrPractical Aspects  in the Development of aPolymer Matr ix for U]trafiltrationJの章を参照の事。
この問題の最近の解決方法では、高価な親水性特殊ポリマーの製造を必要とする 。セルロース、親木性す・「ロン、及びセルロースエステル等の比較的安価なポ リマーは熱い強酸に対する耐久性がなく、低濃度の塩醇ないし過酷化水素殺菌剤 に対する耐久性もない。更に、これらの安価なポリマーの中には/8訂・乾燥の 繰り返しにさえ酎えないものがあり、多くは水中では大きく膨潤し、乾燥時には 収縮する。この様に従来技術では、それぞれの新ポリマーに特別な親水性を伺か するために経費のかかる実験的方法を要することが特徴となっており、成形後の 安定なコントロールはできなかった。
本発明の一つの目的は、元来は疎水性の細孔濾過膜に適した親木化処理システム を提供することにある。
本発明のもう一つの目的は、親水性の連続的な変化が可能で、しかも例えば親水 性の小気孔を大きな気孔よりも多くしたりその逆にするといった具合に、孔径の 調節が表面に留まらず選択的な空間的変在も可能な処理システムを提供すること にある。
え見豊舅j 本発明は膜の気孔壁に親木性物質を沈着させる、疎水性多孔質膜の親木化処理方 法を提供する。
本発明はまた、膜内において該親木性物質の第1成分と第2成分の反応により気 孔壁に親水性物質を沈着させ、膜の気孔壁を親水性物質で被覆することによる疎 水性多孔質膜の親木化処理方法をも提供する。
本発明の方法は好ましくは以下の様な過程を含む。
(a)第1成分の沈着用製剤を調製し、(b)選択された物質か沈着用製剤から 膜の気孔壁に所望の濃度及び形態で沈着するような湿度と温度の条件下で、沈着 °用製剤を膜に通し、(c)第1成分と反応して選択された物質を生成するよう に、第2成分をIIQに通し、もし必要であれば、 (d)この様に処理した膜を安定化する。
本発明はまた、次の工程から成る疎水性多孔質膜の親木化処理方法を提供する。
(a)それによって膜の気孔壁に下記物質が沈着され所望の親水性が付享される 、第1成分と第2成分の反応により膜表面又は膜内に形成され得る、 (1)ポリアミド及びポリイミド (4)フェノール/アルデヒド樹脂 (5)ポリアミン/アルデヒド樹脂 (6)エポキシ樹脂 (7)物質1〜6のインターポリマー (8)物質1〜6の混合物 から成るグループから一つの物質を選択する、(b)第1成分の沈着用製剤を作 成する。
(C)沈着用製剤から膜の気孔壁に選択された物質が所望の濃度及び形態で沈着 するような湿度及び温度の条件で、前記沈着用製剤を膜に通す、(d)第2成分 が第1成分と反応して選択された物質を形成するように、第2成分を膜に通する 、もし必要があれば、 (e)この様にして処理された膜を安定化する。
好ましくは、本発明の沈着物質は以下の化合物から選択される。
(a)第1級又は第2級アミンの様な第1成分と酩ハロケン化物の様な第2成分 から生成するポリアミド及びポリイミド(ここで、第1及び第2成分の少なくと も一つは芳香族化合物又は置換芳香族化合物である)。酸/\ロゲン化物は、化 学的耐久性を付与するため通常過剰に使用し、また相当量の架橋が生じるように するため平均官能性が2を超えるようにする。
(b) ヒドロキシ芳香族化合物等の第1成分と芳香族酸塩化物又は複素環式芳 香族酸塩化物(スルフリルクロライドを含む)等の第2成分が平均官能性が2以 」二になるように反応して生成するポリエステル。
(C)アルコール、アミン、酸、尿素、ウレタン、フェノール、及びチオール等 の反応性水素基を持つ第1成分とイソシアネート等の第2成分から生成するポリ ウレタン。
孔質の固体を沈降するフェノール/アルデヒド樹脂。反応を確実に生じさせるた め、ポリヒドロキシ芳香族化合物及び低揮発性アルデヒド、又はこれら2成分の プレポリマーと混合してカス状の酩性触媒を用いることができる。水溶媒は疎水 性多孔質基材から容易に蒸発させることができる。前記反応の加速には、乾いた 塩化水素ガス、三酪化イオウ、三フッ化ホウ素、又は6 特表昭GO−5021 45(4) スルフリルクロライド等か使用できる。
(e)芳香族アミン及び複素環式アミン(メラミ〉・等)と、アルデヒドの反応 生成物であるポリアミン/アルデヒド樹脂。
(f)全てのエポキシド及びそれらと(アルコール、アミン、酸、尿素、ウレタ ン、フェノール、及びチオール等の)反応性水素基との反応生成物を含むエポキ シ樹脂。
好ましくは、安定化工程は全ての未結合物質を溶解する工程、及び過剰の末端基 を加水分解したり以下に述べる特定の表面効果を確保するために望ましい反応を 更に行わせる工程を含む。成分間の反応が開始するまでにそれらか適切に沈着す るのに1−分な猶予がある場合には、二つの成分を一緒に膜に通しても良い。
本発明はまた、膜内において封鎖物質の第1成分と第2成分の反応によって膜の 選択された気孔内及びその他の気孔の壁面に封鎖物質が沈着してなる。予め設定 した多孔質を持つ膜が得られるように孔径が不均一な膜を処理する方法を提供す る。
好ましくは、第1成分は、分散相の大きさ及びその連続相との界面張力を、予め 設定した孔径よりも小さい気孔から当該分散相か排除されるようにしたエマルジ ョンである。エマルジョンは第1級又は第2級アミンから製造することができ、 アミンは前述の様に酩ハ0ゲン化物によってポリアミドに変換される。
封鎖物質は次の化合物からも製造することができる。
(a)ポリビニルアルコール等のアルコールと、イソシアネート。
(l])レソルシノール等のフェノールと、ホルムアルデヒド等のアルデヒド。
(C)エポキシ樹脂と、アミン。
別の態様によれば、本発明は孔径の不均一な膜をtめ設定した気孔質の膜が得ら れるように処理する1次の各工程から成る方法を提供する。
(a)前に定義したグループから、それにより膜の選択された気孔内及びその他 の気孔の壁面に当該物質か沈着する第1成分と第2成分の反応によって膜表面又 は膜内に形成され得る一つの物質を選択し、 (’b)予め設定した大きさより小さい気孔からは排除されるが予め設定した大 きさより大きい気孔中には侵入できるような、予め設定した大きさを持ちかつ、 連続相との界面張力を持つ第1の成分のエマルジョンを調製し、 (c)該エマルジョンが予め設定した大きさを超える気孔中に保持されるような 湿度及び温度の条件で、前記エマルジョンを膜に通し、 (d)第2成分が第1成分と反応して選択された該物質を生成するように、第2 成分を膜に通し、もし必要があれば、 (e)この様にして処理された膜を安定化する。
本発明の上記の諸態様は必要かあれば組合せることができるし、細孔濾過膜の特 別な電気的、生物学的な応用、及びアフィニティークロマトグラフィーへの応用 に際して必要とされるカルホン酸、スルホン醇、第4級塩基、還元基、アルデヒ ド、又はインチオシアネート等の化学基が望まれる場合は更に工程を追加して、 単独又は結合した形で補完することもできる。
本発明の方法によれば、高価な実験的り法を用いることなしに所望の物理的及び /又は化学的特P1を備えたMH孔濾過膜を製造することができる。
未発明の方法によって沈着された被覆物又は物質は、それ自体新規なものである 場合もあるし、その物質の特定の応用方法自体が新規な場合もある。例えば、空 間的に選ばれた領域に作用を及ぼさせるためカス状の触媒を用いるような新技術 の導入を必要とすることがある。処理しなければ不適当な細孔濾過膜を処理する ための特定の物質を選択する際には、 一定の考慮を必要とする。
一般的に、材料を好ましい順に挙げると、ポリアミド又はポリイミド、ポリエス テル、ポリウレタン、、11°−ノt・ Yル・子ト−1・樹脂、ポリアミ2・ ′フル千ビ′1樹脂、以し−のものの1(屯音体及び子:れJらの混合物とな6  o このJjil山は、好ましい皿口Fは広範囲の安価な市1入中間体か青1 −8)れ、化学的に安定で、付着位置及び親、+1.セ1度か制1i1r能で、 取り扱いに1−間がかからず化学姐理も安・トなため経費がかからない等の黄素 で決まるためである。
この優先順位は平均的状況におけるもので、;イ4、用高介I′化学や相I孔濾 過の当′t、名なら、ある安価な化学原↓1千処理よ・・、きll’J +、゛ 必要な化学的又は機械的性質を付Ijすることかで、きるかどうかを的ちに理解 できるものと思われる。例えば、80’Cで30%N a OHにill する 111)l久性を持つ基材に一3o、lH)、(を6歯とする力壬ヤ−・交換相 1iWの場合、材料としてはポリアミド又はポリアミド−CはなくCブエ、′− ル/′アルデヒド樹脂か〆択される。
処理の[I的か、′親水性や醇及び塩素に対する耐久性にある11+tは、ポリ アミドが最高の選択になると思われる。架橋ボリア′;1・(A1な酸塩化物を 用いる場合はポリ・イミド)は、熱塩酸や塩素、及びpH13の環境番、7対し ても少なくとも18トの耐久性があるので特にイ1用である。これらの構造中に は多数の官能基を導入することができ、例えば、スルファ二側7酸を使えば一3 olH2&を4人できる。しかし、この様な官能基の導入;こ際17ては、中− の−N H22!の中官能性に関しである程度の訂容差をみなければならない。
入「できる2官能性芳香族酸塩化物のうち最も安価なものはテレクタロイルクロ ラrドであり、従ってこれは好ましい物質である。この様な物質は任意のジアミ ンやポリアミンと反応して耐久性のある生成物を生成1−るが、強い親木性を得 るためには親木性窒素基に対する疎水性炭素基の比が限定される。エチl/ンジ アミ〉又はトリエ天しンテトラミンは用いることができる。また、窒素1個につ いて20個までの炭素を含む全てのポリアミン・も用いることができ、確実に、 連続的に変化中る親木性を付り゛できる。
ポリ丁ステル系処理物質はフェノール性官能基又はスルホン性官爺基を必要とす る時に有利である。、クエ、’ −−、+1・性水酸基は、エボギシドとの反応 が必要な時に−h用である。この様なエポヤジトは、高度にヒl−ロキシイ]4 された表面を生成するエチレンエビクロルヒトす〉の礼釈法気の様にカス状のこ ともある。エヂlz )−’ (二ンもこの様な場合に用いることができる。
ポリウレタン系の物質を用いる時は、通常、反応は無水状態で行われ、これらの 物質は極めて速い均一な反応により細かな高分子物質が析看する嘱合に最も有効 になる。この生成物は安定で水中で膨潤4−るので、処理膜は電解透析に役立つ ことが多い。
1工 L・工、′−ル、・′アルデヒド樹脂は金属のキレートテヒにh川で、良tl− fな電解透析膜を得ることもできる。ポリアミン2・・′アルデヒド樹脂は、存 在する過剰のアルデヒド基が容易に広範な龍の化学基や化合物に変換できる場合 に最も有用性が高まる傾向がある。例えば、アルデヒドは、有用な又は有害な生 物学的生成物を単離するために)゛71ニディークロマトグラフィーに使用され る抗体との結合性が極めで優れている。
エボキミ、樹脂の主用途の一つば、フェノール/′アルFLド樹脂はttl < なり勝ぢなので、これのオーバーコートである。また、これらの物質のインター ポリで−や7Hj合物が使用されることもある。
沈ri用製剤は、A発させることかできるヘキサレ等の疎水+’を溶媒を使、っ て調製することができる。製剤中に少j−の界面活性剤を添加するとより均一な フィ11/ 1、か得られる場合かある。化学的な考察から、7ノ換可能なアミ ンを完全に反h”−1させるために第3級アミンの様な■ム耐吸収性物質を添加 することも考えられる。
或いは、処理物質は水やエタノール等の親木性溶媒に溶解しても良い。親木性溶 媒は少量の界面活性剤つ、グリ七ロールの様な不揮発性の親木性湿潤剤を含んで も良い。この様な親水性溶媒混合物では1通常、膜から空気を完全に置換するの にかなりの圧力を必要とする。膜の全表面を親水化しなければならない場合、空 気の完全な置換が不可欠である。圧力が低いと小さい気孔が疎水性のまま残され るか、この方か好Jしい場合もある。
沈盾用製剤の性質にかかわりなく、均一な結果を得るためには残存物質のフィル ムの含水;砕の制御が屯要である。例えば、テレフタロイルフロラ・イドのそれ に使用される疎水性溶媒からの拡散速度は木によって制御される。合本量は、乾 燥雰囲気の相対湿度及び温度によって調節することができる。また、沈着[7た フィルムの親木性度は、使用中る界面活性剤yは湿潤剤の組成及び−)に大きく 依存する。
蛇jな実施態様の説□明 本発明の理解をより容易にするため、以下に実施例疎水性ポリプロピ1.−ン中 空tPA雄製多孔質膜の束を、100″Cで加熱減菌して乾燥後に親水性の生物 学的媒体で容易に′IM、潤可能とするべく、処理する。処理された膜の東は、 その中の蛋白質塊を全て溶解させるためn1素を1.0ppm含む水を逆方向か ら送った後、20’C塩酸溶液に50°Cで浸漬しI−j浄化できなくてはなら ない。処理するプロピレン繊維の孔径は0.05〜0.5gmであるが、繊維束 が置かれる使用条件下で使用した結果、透過物を光学的にすっきりしない状態に するので13 好ましくない、低比率で存在する1〜5gmの大きな気孔の一部か選択的に閉塞 していることが判った。
親木性、並ひに酸及び塩素に対する耐久性は、前述の様にポリアミドによって容 易に満足させることができる。酸塩化物(すなわち、ポリアミドの第2成分)と してテレフタロイルクロライドを選び、沈着用製剤を作成するためそのヘキサン への溶解性から、ポリアミドの第1成分としてはビス(3−アミノプロピル)ア ミンを選択した。この様な各成分を用いると、ポリアミドの沈着は1時間以内に 完了するはずである。
沈着物が1〜5gmの大きさの気孔に確実に沈着するようにするため、分散相の 大きさを約1μmとし、分散相と連続相との界面張力を分散相が小さな気孔には 浸入できないが大きな気孔には侵入できるようにした希薄なエマルジョンを作成 した。エマルジョンは次の化合物の混合物とした。
ビス(3−アミノプロピル)アミン 3.93gP−tert−オクチルフェノ キシル ポリエチレングリコールエーテル 0.1gミネラルスピリット(b、p、 8 o−aooQ) ’950mM無水エタノール 50 rn文 これに可視光線の波長を超える液滴の存在を示す不透明な濁りがはっきり生じる まで水を滴下した。もちろん、これらの液滴の寸法はlpmを超えることになる 。第2成分、すなわちテレフタロイルクロライドのl w t / v o 1 %ミネラルスピリット溶液を大きな気孔に液滴の存在する所望の膜に対して、ア ミン溶液が蒸発したら直ちに添加するように注意する。酸塩化物(第2成分)に よる同着の前に処理した膜を24時間放置したが、この間に小さな気孔への拡散 が熱力学的な安定性からは所要の如く生したが、しかしそれは、所望の処理膜を 得るためには避けるべきである。
処理した膜を20wt/ v o 1%塩酸で洗浄して未架橋の物質を完全に溶 解すると共に、過剰の酸塩化物を加水分解してカルボキシル基とした。水洗後、 60°Cで乾燥して処理を終えた。
処理膜の性質は極めて優れていた。未処理のポリプロピレンは125kPaで透 水速度が器だったのに対し、処理膜の透水速度は1800文/ m’ / hだ った。
超微粒(つまり1pLm未満)醇化チタンの懸濁液を圧力125kPa、180 0文/ m7/ h テ濾過して650nmで光学的に透明な透過物を得たこと から、微粒濾過性能が極めて優れていることが判った。また、湿潤剤で部分的に 可溶化される(つまり、油層は強い疎水性ではなく、懸濁相と連続相聞の界面張 力が零に近い)9]削油、B、 P、 FEDAROMの0.1%懸濁液は12 5 kPaの時、i 0801/m’/ hノ速度で透過され650nmでの濁 り度から85%が排除されたことが5 判った。この油は固体ではないので、分離は親水性度によって決定されたことに 注意すべきである。被覆ポリプロピレンは極めて親水性が強いので、親木性ミセ ルよりもより湿潤性の高い溶液の方を選択的に通過させた。
実11鯉ヱ この実施例では、100 kPaでは水を透過しないが300 kPaでは漏出 性の5木の管を有する低品位ポリプロピレン中空繊維製多孔質膜の疎水性の束を 処理する。この処理は、可溶化された切削油B、 P、 FEDAROMが10 0%排除されるような高水準の親木性を必要とした。この膜は分子量43.00 0の蛋白質(オボアルブミン)を50%以上排除するように、全ての気孔が11 00n未満でなくてはならない。更に、処理膜は広範囲の食品産業廃棄物に適用 可能で、かつ光学的に透明な透過物を生じ得るものでなくてはならない。また、 処理膜は次亜塩素酸塩殺菌及び20%熱塩醇洗浄に対する耐久性を必要とする。
やはりこの場合も実施例1に記載のポリアミド系が洗浄及び化学りの要ヂトを満 足するものと考えられる6先ず最初に、テレフタロイルクロライド(ポリアミド の第2成分)溶液を用いて(H7N (CH2) 3) 2NHフイルム(ポリ アミドの第1成分)の沈着を試みた。所要の膜を得るには全ての気孔に親木性が 最高の細孔濾過用ポリアミド充填物が相当量台まれるようにしなければならない 。ポリアミド細孔フィルターは蛋白質を吸収して動的に相互作用する擬似膜を形 成するので、気孔はオボアルブミンの回転半径より大きくても良い。このため、 蛋白質を最も吸収し易いポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂、及びフェノール/ アルデヒド樹脂等が処理材料として主に選ばれる。気孔をより小さくするため、 実施例1よりも沈着濃度を高める必要かある。
沈着用製剤の組成は次の通りである。
)IN(−CH7−CH,−CH2−N)I、) 2 10gエトキン化オクチ ルフェノール 2g メチレンブルー 250ppm溶液 を100m文 水を加え溶液を1文としてから、700 kPaで繊M[に強制的に通し全ての 間隙を完全に満たし容易に流通するようにした。水を排出した後、15°C18 00kPaで木を飽和させてから50kPaまで膨張させた50kPaの空気流 (22°C)で繊維を乾燥した。アミン被覆した限外濾過膜をテレフタロイルク ロライドの2wt/vo文%ヘキサン溶液に22℃で30分間浸漬し1ノ た。次いで空気流でヘキサンを除去後、走査型電子顕微鏡で観察した結果、適切 に沈着していることが判った。
400 kPaで水を高速で流して洗浄し処理膜を安定化後、7N塩酸に終夜浸 漬した。これを中性になるまで洗浄してから、水道水を用いて透水性を試験した 。
125 kPaでの透水速度は864文/ m’ / hテ、実施例1よりも細 孔であることが確認された。0.1% B、 P。
FEDAROM油は1機器検出の限界である99.95%を超える捕除率を示し た。厚さ40cmでかすかな濁りが認められたが、これは恐らく比較的湿潤性の 高いミセルによるものと考えられる。オボアルブミンの排除率は50%だった。
種々の食品工程からの生物学的廃棄物は光学的な透明性を示した。
この実施例の変形として、反応時間を30分の代わりに1時間として別の膜を製 造した。その結果生成した膜はあらゆる点で優れぞいた。
災隻涜A 欠陥のあるポリプロピレン中空繊維製多孔質膜カートリッジは、僅か40kPa で水を加えると多くの管で漏出した。こうしたカートリフジは300 kPaで 漏出すべきでないので、膜中に多くの大きすぎる気孔があることが明らかである 。従って、この実施例では大きな欠陥気孔を適当な位置で封鎖することを目的と す符表昭GO−502145(7) る°。30%を超える漏出があったので、管の各端部を熱封したり遮閉するのは 経済的でない。
処理されたカートリッジには、濃塩醇に対する耐久性及び良好な湿潤性が要求さ れ、また直径0.5gmを超える気孔があってはならない。前述と同様の乳化工 程を用いたが、エマルションは以下の組成を用いてより粗くした。
HN (OH2−OH2−CH2−NH2) 2 3.93g無水エタノール  50 m文 シクロヘキサン 950 m立 エマルジョンの形成がはっきり確認できるまで、22°Cで水を滴下した。エマ ルジョンを繊維の内側に注ぎ、大きな気孔中を急速に流すことによって適当な大 きさの滴を生成させて気孔に充填し、最終的には気孔径を超える液滴で気孔を封 鎖した。Mhmの内側に22°Cで5’0kPaの空気を通しシクロヘキサンを 急速に蒸発させた。続いて管の内側にテトラフタロイルクロライド(ポリアミド の第2成分)の1wt/volシクローキサン溶液を注入し、45分間放置した 。ポリプロピレンはシクロヘキサンによって全体的に約10%膨潤した。次いで 50kPaで空気を吹きつけシクロヘキサンを除去した。ION塩酸で終夜加水 分解後水洗した結果、比較的大きい穴はこの物質で充填されてい9 だが、分散相に多量のアミンが残存しており膜に所要の親木性を付与するには不 f−分であることが判った。
しかじ、乾燥工程の後、600 kPaで水の漏出がないことが判った。
膜のこの他の要件を満たすため、更に処理を必要とする。通常は総体的な親木性 を保つため、エマルジョン配合液を用いずに実施例1と同様の処理を行う。市販 ゼラチンの排除率が90%を超える(好ましくは高品位ゼラチン排除率95〜9 8%)繊維膜を得るため、リン酸ジルコニル又はリン酸ジルコニウムの間隙沈着 物を沈漬させて親木性を付与させることに決定した。
リン酩塩処理する前、カートリッジの0.1%B、 P。
FE[]AROM可溶性!ilJ削油の排除率は125kPa、2541/ m ’ / hで80%だった。カートリ、ジを2wL/va1%す/’ W 引l □リウム(NaJP○4−12H,O)水溶液及び0.2%ニド°キン化オクチ ルフェノールで飽和後、60°Cで風乾した。続いて繊維に2wtz’vo見% 塩(ヒジルーv=ウム(Z ro 2Cl 2拳6H20)水溶液を常圧で注ぎ 30分間放置した。次いで繊維を水洗し、0.+ 96 FEDAROM切削油 を用いて175kPaで試験したところ、透過速度は871 / m’ / h だったか可視の油は100%排除された。
0.5%市販ゼラチン・を22°C,pH6,5,125kPaで試験すると、 透過速度は1217m’/ hで全蛋白質の80%が排除yれた。pHを最適化 すると蛋白質の90%を排除できた。親木性部位にリン酸ジルコニウムを保持さ せ、未処理のポリプロピレンからリン酸ジルコニウムを洗浄除去した。リン酸ジ ルコニウムはION塩酸、塩素、及び大抵のキレート試薬に対しては溶解しない が、フッ化木素酸で洗出して再沈着させることができる。
以下の実施例4〜9には全て回−ハンシのポリプロピレンで製造された繊維を用 いた。繊維の内径は2008Lm、外径は600 gmだった。多孔質の壁面の 平均孔径は0.2川だった。また、空気と水による泡立ち点は220〜320  kPaの間で変動した。
これらの繊維は処理する時に、多量の水中で1時間瑯胎させ、すすいでから12 2°Cで4分間加熱する滅菌試験に処した。次いで繊維を再湿潤後、乾燥してか ら試験し、次のように分類した。
(a)直ちにン易1Tj4する。
(b)膜間圧力10 C) −200kPaで良好な湿1ト1性を示す。
(C)湿潤せず。
これらの試験中に孔径を測定し、大きい気孔が選択的に封鎖されたことを確認す ることができる。
支蒸1」(ポリウレタン) ポリプロピレンmMを1.2−ビス(3−アミノプロピルアミノ)エタンを5% 、p−tert−オクチルフェノキシポリエチレングリコールエーテル(1,C 。
1、TERICXlo)を1%含むエーテル溶液中に15分間漬けた。3分間風 乾後、繊維を1.C,I。
社、5UPRASEC5005(ポリウレタンの第1成分)の5%アセトン溶液 中に1時間浸漬した。
次いで65℃で1時間乾燥後、Texas Chemicals社のJEFFA MINE M2005 (ポリウレタンの第2成分)の2%アセトン溶液に15 時間浸漬した。親木性は極めて良好だった。5UPRASEC5005は市販ジ フェニルメタンジイソシアネート、JEFFAMINE M2O05はモノエタ ノールアミンのポリグリコールエーテルなので、被覆はポリウレタン樹脂となる 。対照的に、JEFFAMINEM2005(良く知られた湿潤剤であるが)の みで処理した繊維は滅菌試験サイクルで明らかに除去され湿潤性を失った。本発 明の被覆繊維が汚染されている可能性を検討するため1 ppmの検出感度の試 験を行ったが微量のJ EFFAMI NEも検出されなかったことから、被覆 繊維の親木性はポリウレタン被覆のみに基づくものであることが証明された。
m(尿素/アルデヒド樹脂) 符表昭GO−502145(8) 尿素(樹脂の第1成分)5gとジエチレングリコール0.5gを40%ホルムア ルデヒド溶液(樹脂の第2成分)5mJ1に20°Cで溶解した。この溶液を気 孔中に圧入後、気孔内腔に400kPaで2分間空気を通じ、ポリプロピレン繊 維に含浸した。続いて直ちに繊維を7N塩酸に15分間浸漬した。65°Cで1 時間乾燥後、5UPRASEC5005(7)5%7−に=JEFFAMINE  M2O05(7)2%アセトン溶液に1時間浸漬した。繊維は、前述の標準的 な滅菌試験サイクルの後も優れた潤湿性を示した。
次亜塩素酸ナトリウムで処理した尿素/グルタルアルデヒド樹脂、並びにメラミ ン/ホルムアルデヒド/ポリエチレングリコール(分子i600)によっても同 様に優れたアミン/アルデヒド被覆が得られた。
支庭遣」(エポキシ樹脂) ポリプロピレンの多孔質中空繊維をCIBA−GE I GY社(7)AR’A LDITE LC191(樹脂の第1成分)の5%アセトン溶液に浸漬後3分間 風乾し、次いで1.2−ヒス(3−アミノプロピルアミノ)エタンを5%とTE RICXIOを1%含むエーテル溶液中に2時間浸漬した。標準的な湿潤/乾燥 滅菌試験後の親木性は優れており、また泡立ち点が高くなっていたことから大き い気孔が選択的に封鎖されて3 いることが判った。選択的な封鎖は熱力学的な予測に反しており、選択的封鎖や 親水性のいずれか一方ではなくこの両者が同時に得られる場合に経済的な重要性 が増す。
ARALDITE LC191とビス(3−アミノプロピル)アミンからも同様 に良好な被覆が得られた。
LLfLZ(フェノール/アルデヒド樹脂)ポリプロピレン繊維をレソルシノー ル(樹脂の第1成分)5gとジエチレングリコール2.5mMを含む2.0mM のエタノール溶液に浸漬した。繊維を60°Cで30分間乾燥後、ION塩酸と 40%ホルムアルデヒドの1:1混合物(樹脂の第2成分)に1詩間浸漬し、再 び乾燥してから10%水酸化ナトリウム溶液及び木で順次すすぎ、次いでクロル 酢酸の5%エタノール溶液中に2時間浸漬した。処理ぶれた繊維に標準的な試験 を施した結果、良好な親木性を示すと共に、余り透過速度を損わずに泡立ち点の 極めて好ましい上昇が認められた。
同様の被覆が次の処理からも得られた。
(a)レソルシノール/ホルムアルデヒ)”/ 水m 化ナトリウム/クロロ酢 酸の順。
(b)レソルシノール/ホルムアルデヒド/塩醇/ヘキサメチレンジインシアネ ート/JEFFAMINE M2O05(7)順。
(c’)レソルシノール/グルタルアルデヒド/塩酸/次亜塩素酸ナトリウムの 順。
(d)フェノール/ホルムアルデヒド/塩酸/クロロ酢酸の順。
支舅清」(ポリアミド樹脂) ポリアミド中空繊維を1,2−ビス(3−アミノプロピルアミノ)エタン(ポリ アミドの第゛1成分)の5%エーテル溶液に浸漬後3分間風乾した。次いで繊維 をテレフタロイルクコライド(ポリアミドの第2成分)の5%エーテル溶液中に 1o分間浸漬後再乾燥し、JEFFAMINE M2O05(7)2%アセトン 溶液に15時間浸漬した。標準試験後の親木性は優れていた。
以下の逐次反応によっても同様に優れた結果が得らJEFFAMINE M2O 05 (b)1.2−ビス(3−アミノプロピルアミノ)−エタン/テレフタロイルク ロライド/JEFFAMINE M2O05 (C)ビス(3−アミノプロピル)アミン/テレフタロイルクロライド/JEF FAMINEM 2005 尖施例9(−リヒニルアルコール/架橋樹脂)ポリヒニルアル:l−ル(分4昂 15.000)(、$1脂の第1成分)の1.5%水溶液を気孔山に圧入し、( エタノール、続いて水で予イ相湿潤1−だ)ポリプロピレン中空繊維に含浸した 。この繊維を65°Cで2咋聞乾煙後、5UPRASEC5005(樹脂の第2 成分)1%とトリエチレンジアミン0.16%ヲ含ムN−メチルー2−ピロリ] ・ン溶液に3時間浸漬した。
化学構造はポリウレタノ型である。標準的な滅菌サイクル後の親水性に優れ、好 ましいことに泡立ち点も」1昇したことから、大きい気孔が封鎖されたことが判 る。
一般的に−1って、本発明により孔径及υ気孔分!0が良く制御することができ る。また、親水性の分Ajも良く制御可能で、安価な砂水性多孔質ノ、(材に官 能基を11)制御して導入することもできる。更に この様な安価な多孔質基材 の物理的欠点を、単分子層や砂水性基の表(iI!化学的な変化によらすに改良 することができる。
本発明の方法によれば、接着性の被覆、網状構造、及び間隙への多孔質沈着物が 形成され、これによって新規な咬製品か得られる。
沈着用製剤、処理方法、及び安定化処理方法の細部は、本発明の範囲及び領域を 逸脱せずに種々変更することかできる。
手続補正占(自発) 昭和60年6月20日 特許庁長官 志賀 学 殿 1、事件の表示 国虎出願PCT/AU84100179号(昭和60年5月13FI 翻訳文提 出)2 発明の名称 多孔質膜の親水化処理方法 3 補正をする者 事件との関係 特許出朝人 住所 5、補正命令の日付 自発 国際調査報告 1mern纜+IaMI AOGl17on Na、 PCT/AU 8410 0じ91aler+mlemAnllcs1mlls、PCT/AU 8410 O17QANNExro THE INTERNATIONAL 5EARCH REPORT 0Ntls 4383923 DK 2927/81 EP 4 3481 JP57045305US 4302336 CA 1145208  EP 8945 JP 55035910CO1iTINLIED CONTINIIED

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、疎水性多孔質膜の気孔壁に親水性物質を沈着させることを特徴とする疎水性 多孔質膜の親水化処理方法。 2、膜内において親木性物質の第1成分と第2成分の反応により気孔壁に親水性 物質を沈着させ、膜の気孔壁を親木性物質で被覆することを特徴とする疎水性多 孔質膜の親水化処理方法。 3、(a)前記第1成分の沈着用製剤を作成し、(b)前記沈着用製剤から膜の 気孔壁に選択された物質が所望の濃度及び形態で沈着するような湿度及び温度の 条件で、前記沈着用製剤を膜に通し、 (C)前記第2成分が第1成分と反応して選択された物質を生成するように、第 2成分を膜に通し、もし必要があれば、 (d)この様にして処理された膜を安定化する、工程を含む請求の範囲第2項に 記載の方法。 4、(a)それによって下記物質が膜の気孔壁に沈着し所望の親木性を付与する 第1成分と第2成分の反応により膜表面又は膜内に形成され得る、 (1)ポリアミド及びポリイミド (2)ポリエステル (4)フェノール/アルデヒド樹脂 (5)ポリアミン/アルデヒド樹脂 (6)エポキシ樹脂 (7)物質1〜6のインターポリマー (8)物質1〜6の混合物 から成るグループから−っの物質を選択し、(b)第1成分の沈着用製剤を作成 し、(c)前記沈着用製剤から膜の気孔壁に選択された物質が所望の濃度及び形 態で沈着するような湿度及び温度の条件で、前記沈着用製剤を膜に通し、 (d)第2成分が第1成分と反応して選択yれだ物質を形成するように、第2成 分を膜に通し、もし必要があれば、 (e)この様にして処理された膜を安定化する、工程から成ることを特徴とする 疎水性多孔質膜の親木化処理方法。 5、(i)ポリアミド及びポリイミドが、第1級又は第2級アミンである第1成 分と酸ハロゲン化物である第2成分から生成する物であり第1及び第2成分の少 くとも−っは芳香族化合物又は置換芳香族化合物)、 、、!8 (ii )ポリエステルが、ヒドロキシ芳香族化合物である第1成分と芳香族酸 塩化物又は複素環式芳香族酸塩(IZ’物である第2成分が平均官能性が2つ以 上になるように反応して生成する物であり、 (iii)ポリウレタンが、反応性水素基を持つ第1成分とインシアネートであ る第2成分から生成する物であり、 (iv)フェノール/アルデヒド樹脂が、水性媒体中で極めて速やかに反応して 細かな、多孔質の固体を沈降させる物であり、 (V)ポリアミン/アルデヒド樹脂が、芳香族アミン及び複素環式アミンとアル デヒドの反応生成物であり、 (vl)エポキシ樹脂が、全てのエポキシド及びそれと反応性水素基との反応生 成物を含む、請求の範囲第4項に記載の方法。 6、疎水性多孔質膜が、ポリオレフィン、ポリスルホン、ポリ(ビニリデンフル オライド)、ポリ (ジメチルフェニレンオキシド)、又はポリ(アクリロニト リル)から成るグループから製造される請求p@囲第4項に記載の方法。 7、ポリエステルの第2成分がスルホニルクロライドを含む請求の範囲第5項に 記載の方法。 18、ポリウレタンの第1成分が、アルコール、アミン、酸、尿 素、ウレタン、フェノール、及びチオールから成るグループから選択される請求 の範囲第5項に記載の方法。 9、ポリアミン/アルデヒド樹脂の芳香族アミン及び複素環式アミンがメラミン を含む請求の範囲第5項に記載の方法。 10、反応性水酸基が、アルコール、アミン、酩、尿素、ウレタン、フェノール 、及びチオールから成るグループから選択される請求の範囲第5項に記載の方法 。 11、安定化工程が全ての未結合物質の溶解と、過剰末端基の加水分解を含む請 求の範囲第3項又は第4項の方法。 12、過剰末端基を更に反応させて特定の表面効果を付グーするように修正した 請求の範囲第11項に記載の方法。 13、膜内において封鎖物質の第1成分と第2成分の反応により膜の選択された 気孔内及びその他の気孔の壁面に封鎖物質を沈着させ、予め設定した気孔質を持 つ膜を得るようにすることを特徴とする径が不均一な膜の処理方法。 14、第1成分が、分散相の大きさ及びその連続相との界面張力を、予め設定し た孔径よりも小さい気孔から0 分散相が排除されるようにしたエマルジョンである請求の範囲第13項に記載の 方法。 15、エマルジョンが、酸ハロゲン、化物によってポリアミドに変換できる第1 級又は第2級アミンから製造される請求の範囲第14項に記載の方法。 1G、第1成分がアルコールで、第2成分がインシアネ−1・である請求の範囲 第13項に記載の方法。 17、第1成分がフェノールで、第2成分がアルデヒドである請求の範囲第13 項に記載の方法。 18、アルコールがポリビニルアルコールである請求の範囲第16項に記載の方 法。 19、フェノールがレッジノールで、アルデヒドがホルムアルデヒドである請求 の範囲第16項に記載の方法。 20、第1成分がエポキシ樹脂で、第2成分がアミンである請求の範囲第13項 に記載の方法。 2+、(a)当該物質を膜の選択された気孔内及び気孔壁に沈着するその第1成 分と第2成分の反応により膜表面又は膜内に形成され得る物質として、請求の範 囲第4項に定義されたグループから−・つの物質を選択し、 (b)分散相の大きさ及びその連続相との界面張力を、予め設定した大きさより も小さい気孔から分散相が排除されるようにした、第1成分のエマルジョンを作 成し、 (C)エマルジョンが予め設定した寸法を超える気孔内に保持されるような湿度 及び温度の条件で、前記エマルジョンを膜に通し、(d)第2成分が第1成分と 反応して選択された物質を生成するように、第2成分を膜に通し、もし必要であ れば、 (e)この様にして処理された膜を安定化する。 工程から成る、予め設定した気孔質を持つ膜が得られるように孔径の不均一な膜 を処理する方法。 22、安定化工程が全ての未結合物質の溶解と、過剰末端基の加水分解を含む請 求の範囲第21項に記載の方法。 23、過剰末端基を更に反応させ、特定の表面効果を4−Jケするように修正し た請求の範囲第21項に記載の方法。 浄書(内容に変更なし)
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