JPS60501179A - ヒトt細胞白血病ウイルスの検出方法及び検出用物品 - Google Patents
ヒトt細胞白血病ウイルスの検出方法及び検出用物品Info
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- JPS60501179A JPS60501179A JP59502043A JP50204384A JPS60501179A JP S60501179 A JPS60501179 A JP S60501179A JP 59502043 A JP59502043 A JP 59502043A JP 50204384 A JP50204384 A JP 50204384A JP S60501179 A JPS60501179 A JP S60501179A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
ヒ)T細胞白血病ウィルスの検出方法及び検出用物品本発明は、ヒ)T細胞伯血
病ウィルスに感染した細胞の細胞表面膜に見い出される糖蛋白質の新規な精製形
態に関し、さらにこの糖蛋白質に存在する抗原決定子に対する抗体の存在を生物
学的試料中で検出するための分析に関するものである。
と)T細胞白血病ウィルス(HTLV)は、特定種類のヒト白血病、すなわち成
人におけるTl1B胞型と密接に関連することが知られている。さらに、人体が
このウィルスに対する抗体を有するヒトは全て、明らかにこのウィルスに潜在的
に感染していることも示され゛ている〔エセックス(Es5ex )、J 、N
、C1I 、第69巻、第981−5頁(1982))。このウィルスの主たる
核蛋白質が研究されかつ感染細胞に対する抗体の免疫螢光分析法が記載されてお
り、この方法は、たとえばMTI又はMTZのような感染ヒト細胞の細胞ライン
からの細胞を固定し、コレら固定細胞と分析すべき試験血清とを接触させ、かつ
細胞表面に対する血清の結合が、ヒ)IgGに対する螢光標識された抗体とその
後に接触させることにより生じたかどうかを決定することからなっている〔ヒヌ
マ(Hinuma ) 等、グロシーディング・ナショナル・アカデミ−・サイ
エンス、第78巻、第647.6−6480号(1981))。ご・′ン分析は
面倒かつ使用困難である。
何故なら、固定細胞の僅か1〜5%のみが、必要な抗原特性を示すに過ぎないか
らである。さらに、若干類似した細胞表面免疫螢光分析法を使用することも提案
されており、この分析法においては感染細胞の培養物を試験血清と共に培養し、
次いでヒ) IgGに対する螢光標識されたウサギ抗体と共に培養して、細胞に
対する血清の結合が生じたかどうかを決定する〔pノクートーグロフ(Robe
rt−Guroff )等、サイエンス、第215巻、第975−978頁(1
982))。)(TLVの核蛋白質の2種であるp24及びp19に対する抗体
の放射線免疫分析も記載されている〔ボスナー(Po5ner ) 等、ジャー
ナル・エキスベリメンタル・メソッド、第154巻、第333−344頁(19
81)。しかしながら、この分析は、感染性ウィルスに露呈され、したがって危
険状態にあるが、これら2種の抗原に対する検出可能なレベルの抗体を持たない
全ての個人についてはプラスの結果を与えない。
発明の要点
今回、HTLVに感染したヒ)T細胞の細胞表面に存在する特定のポリペプチド
若しくは糖蛋白質は、精製しかつ単離すると、HTLVに感染したヒト細胞、ヒ
トT細胞白血病細胞及び(又は)HTLVに対する抗体に関し高度の感受性と免
疫特異性とを示す抗原決定子を有することが見い出された。したがって、はぼ純
粋な楯蛋白又はその非グリコジル化成分は、HTLVにより感染されている細胞
を有するかどうかを決定するため生物学的試料を分析する診断用具として有用で
ある。免疫学的に交叉反応性の抗原決定子を有する他のポリペプチドも同じ目的
に有用である。「免疫学的に交叉反応性の抗原決定子を有するポリペプチド」と
いう表現は、所定の抗体が反応する抗原決定子を共通して有するポリペプチドを
意味する。この種の他のポリペプチドは、糖蛋白質の非グリコジル化成分を包含
する。必要な免疫学的決定子を有する他の有用なポリペプチド若しくは蛋自質は
、合成ポリペプチドを包含する。さらに、これらは本発明の糖蛋白質における活
性決定子に対し反遺伝型(ant 1−idiotypic)である抗体又はそ
の断片をも包含する。近年、反遺伝型のモノクローナル抗体は、この反遺伝型抗
体におけると同じ又はほぼ同じ抗原決定子を有する感染性生物による感染に対し
免疫反応を誘発し、かつこの感染に対し保護しうろことが示された〔フイールズ
(Fields ) 等、ネイチャー、第300巻、第19−23頁(19a2
);サックス(5acks )等、ジャーナル・エキスベリメンタル・メソッド
、第4巻、第1108−111’9頁(1982))。
さらに、反遺伝型の試薬は、抗体上の部位と免疫学的に交叉反応性の部位をもっ
た抗原を検出するための診断用具として有用であることも示されている〔ホトニ
ヤツク(Potocnjak )等、サイエンス、第215巻、第1637−1
639頁(1982)。これを参考のためここに引用する〕。かくして、HTL
Vの分析は、本発明の糖蛋白質における抗原部位と免疫学的に類似した抗原部位
を有する反遺伝型の抗体、又はその免疫学上活性な断片を用いて行なうことがで
きる。この種の反遺伝型抗体は、本発明の糖蛋白質における抗原部位に対し特異
性を有する第1の抗体に対し生ぜしめることができる(すなわち、反遺伝型抗体
は反−抗体である)。好ましくは、モノクローナルの反遺伝型抗体を使用する。
HTLV感染の分析は、このウィルスが抗体プラス型のヒトの末梢血液白血球か
ら抗体マイナス型のヒトの白血球へこれら2種の白血球を一緒に培養すると容易
に移行し得るので重要である〔ポボビツク(Popovic )等、サイエンス
、第219巻、第856−859頁(1983)l。
したがって、輸血される血液が感染細胞を含有すれば、全血輸血には感染の危険
が高いと思われる。さらに、この分析は、後天的免疫欠損症候群(AIDS)を
示す個人からの生物学的試料が新規な糖蛋白質の抗原決定子に対する抗体に関し
プラスの試験結果を与え、したがってこの病気の診断を容易化させるので重要で
ある。
したがって、さらに本発明は、HTLV感染細胞に対する抗体の存在に関する生
物学的試料の分析方法をも包含し、この方法は前記試料を分子量約61,000
〜68,000ダルトンの糖蛋白質、分子量約46−48.000ダルトンの非
グリコジル化成分又は分子量約45,000〜52,000ダルトンの糖蛋白質
(これら糖蛋白質はHTLVに感染した細胞の細胞表面に生ずる)に対し免疫学
的に交叉反応性である抗原決定子を有するポリペプチドと共に培養し、かつ前記
抗体と前記ポリペプチドとの間に免疫複合体が形成されるかどうかを決定するこ
とからなっている。
さらに、本発明は、分子!61,000〜68.000ダルト/又は45.00
0〜52.000ダルトンの糖蛋白質の決定子に対し免疫学上交叉反応性である
抗原決定子の存在につき生物学的試料を分析する方法をも包含する。
分析すべき決定子は、上記糖蛋白質自身、或いは他のポリペプチドに生じうる。
これらは、体液又はリンパ球において自由に循環することができる。この分析は
、上記糖蛋白質に見い出される抗原決定子に対し、免疫反応性を有するモノクロ
ーナル又はポリクローナルな抗体を用いて公知の免疫分析法により行なうことが
できる。たとえば、競合免疫分析又は免疫測定(サンドインチ)分析を使用する
ことができる。
本発明の糖蛋白質は、ドデシル硫酸ナトリウム(SDS)ゲル電気泳動により測
定して約61.000〜68.000ダルトン及び約45.000〜52,00
0ダルトンの分子量を有し、(Ll 5M塩化ナトリウムと、o、 o 5 M
トリス塩酸塩(pH7,2)と、1%トリトンX−100,1%デオキシコー
ル酸ナトリウムと0.1%ドデシル硫酸ナトリウムと1mM弗化フェニルメチル
スルホニルとよりなるSDS緩衝液に可沼性である。トリトンX−1ooは非イ
オン性表面活性剤(オクチルフエノキシボリエトキシ(9−10)エタノール)
である。61,000〜68,000ダルトンの糖蛋白質の非グリコジル化成分
は約46.000〜48.000ダルトンの分子量を有し、糖蛋白質自身とほぼ
同じ抗原決定子を含有する。
糖蛋白質はHTLV感染細胞から得ることができる。
HTLVが永久的かつ持続的に感染した各種の細胞ラインが調製されており、そ
れらのうちMJ、Cs−MJ。
C91PL及びHUT−102を挙げることができる。恐らく、新規な糖蛋白質
の正確な寸法は種々異なる細胞ラインにおいて僅か異なっているが、これら糖蛋
白質の共通する免疫学的に交叉反応性の部分は細胞ラインに関係なく同じである
。何故なら、これはHTLVにより誘発された蛋白質であるからである。したが
って、ウィルスを有する任意の細胞を、新規な糖蛋白質の適当な原料とすること
ができる。ウィルスを有する任意の感染細胞からこの蛋白質を得るには、細胞を
代謝標識しくたとえは、5B5−メチオニンにより)かつHTLV感染した患者
から得られる抗体で免疫沈殿させる。次いで、新規な糖蛋白質をゲル電気泳動に
より検出し、かつ単離することができる。本発明で使用される[HTLVJとい
う用語は、ウィルスを一般的に包含することを意味する。したがって、全ゆる形
態、亜型又は変態のウィルスが包含される。
たとえば、これら糖蛋白質はヒ)T細胞白血病細胞培養物MJ 、Cs−MJ
、CqlPL及びHU’l’−102の細胞表面に存在する。MJ及びCs−M
Jの試料は1983年4月26日付けでアメリカン・タイプ・カルチャー・コレ
クションにそれぞれATCCmCRL−[294及びCRL−8295として寄
託されている。
これら糖蛋白質は、これら細胞ラインの細胞からその溶菌及びSDSゲル電気泳
動により容易に分離することが・できる。
精製されかつ単離された糖蛋白質或いはそれに対し免疫学的に交叉反応性の任意
の抗原を、これに対して特異性の抗体の存在、すなわちHTL、Vに感染した細
胞の試料及び(又は)AIDSの徴候の存在につき生物学的試料で検出する任意
慣用の分析法に標準抗原として使用することができる。この種のHTLV抗原に
対し特異性の抗体は、たとえばHTLV感染を伴なわない肝炎のような病気に罹
患した患者では見られない。
糖蛋白質又はそれに対し免疫学的に交叉反応性のポリペプチドは、常法によって
放射線免疫分析に使用するために1125若しくはS35若しくはH3で標識す
ることができ、或いは螢光免疫分析のためにフルオレセインで標識し、或いは酵
素免疫分析法のために酵素で標識し、或いはビオチン−アビジン結合分析のため
にビオチンで標識することができる。競合免疫分析並びに2種の抗体を使用する
二重抗体分析において、これは所望に応じて標識したものでも或いは標識されな
いものでも使用することができ、遺伝型二反遺伝型種類、より詳細には抗−Fc
抗体を使用する第2抗体型、或いは他の分析法のいずれで使用することもできる
。
代案として、新規な糖蛋白質又はこれに対し免疫学的に交叉反応性のポリペプチ
ドは、たとえば不溶性樹脂のような不溶相に固定化することができ、かつ抗−糖
蛋白質抗体の検出をこの不溶相に対するその結合を測定して行なう。不溶相はさ
らにラテックス粒子をも包含する。
これは新規な糖蛋白質又はその免疫学的に交叉反応性のポリペプチドで被覆し、
かつ抗−糖蛋白質抗体に露呈すると凝固する。さらに他の不溶相は試験管、壜、
滴定穴などをも包含し、これらに新規な糖蛋白質又はその免疫学的に交叉反応性
のポリペプチドを結合させ、その抗体を二重抗体技術又は蛋白質−A依存性技術
により検出することができる。
HTLVに対する抗体の分析は、それぞれ分子量61−68.000ダルトン及
び46−52.000ダルトンの糖蛋白質を粗製型で使用することができ、これ
ら蛋白質を実質的に純粋な形態で使用することに限定されない。
たとえば、糖蛋白質は先ず最初に実質的に精製し、次いでこれらを混合すること
ができる。或いは、粗製混合物を使用することもできる。1具体例において、H
TLVに対する抗体の存在に関する分析は、試料中の付加的抗体、たとえばHT
LV核蛋白質p1?、p24又はこれら両者の混合物に対する抗体の検出を包含
する。この具体例において、方法は試料を1)本発明の一方若しくは両方の糖蛋
白質(すなわち61.000〜68.000ダルトン及び(又は)4へooo〜
52.000ダルトン又はその免疫学的に交叉反応性のポリペプチド)と、必要
に応じ2)HTLV核蛋白質p24若しくはp19又はその両者とからなる試薬
と共に培養し、かつ試料中の抗体とこの試薬との間で免疫複合体が形成されるか
どうかを決定することからなっている。
上記診断法を実施するのに必要な要素をキットに存在させることができる。この
種のキットは分室を形成して、そこに1種若しくはそれ以上の容器を収容するキ
ャリヤを備え、前記容器のそれぞれは試験を実施するのに必要な1種若しくはそ
れ以上の要素を含む。
たとえば、第1の容器は精製された糖蛋白質又はその免疫学的に交叉反応性のポ
リペプチドの一方若しくは両方を、検出可能に標識され或いは不溶化された形態
で含有することができる。
第2の容器は、二重抗体結合分析に有用な抗IgG抗体(ポリクローナル若しく
はモノクローナル)、すなわち糖蛋白質又はその免疫学的に交叉反応性のポリペ
プチドにおける標識の検出に必要とされる要素(たとえば発色性基質)を含むこ
とができる。
他の容器は、糖蛋白質の一方又はその免疫学的に交叉反応性のポリペプチドを種
々異なる量で含み、これを使用して標準曲線を作成し、これに実験結果を内挿さ
せることができる。これら材料自身は溶液、凍結乾燥或いはたとえば不活性蛋白
質などの他の不活性材料と混合してキット中に存在させることができる。
試験する生物学的試料は血液、血清、リンパ球、尿、組織、唾液、大便などを包
含する。特に興味あるものは、血液がHTLVで汚染されていないことを確証す
るための血液銀行における血液のスクリーニングである。血液から得られる物質
、たとえばワクチンのスクリーニングも本発明の方法で行なうことができる。
以下、特定例により本発明をさらに充分説明するが、これらのみに限定されない
。
A、2種の細胞ラインMJ及びCs−MJからのヒトT細胞白血病細胞を、別々
に対数増殖期の際に収穫した。
メチオニンを含まないマツコイの(McCoy’s ) s A培地で1回洗浄
した後、細胞の各試料をメチオニンを含有しないマツコイ5Aと10X’Jン酸
塩緩衝塩水(PBS)と透析胎児牛血清とSリメチオニン100μCi/mJと
よりなる標識用培地に再懸濁させた。2〜4時間脈動させた後、放射線標識した
細胞を冷PBSで3回洗浄した。
次いで、細胞ベレットをα6〜10−の冷溶菌緩衝液(RI PA)(0,1s
M塩化ナトリウム、α05Mトリス−塩酸塩(pH7,2)、1%トリトンX−
1oo湿潤剤、1Xデオキシコール酸ナトリウム、01%ドデシル硫酸ナトリウ
ム及び匍M弗化フェニルメチルスルホニル:で溶菌させた。間けつ的に10分間
回動させた後、混合物を4℃にて100,0OOX、9で1時間遠心分離した。
溶菌物の上澄液から、蛋白質−Aが被覆された炭水化物ビーズ(セファロースC
L−4B)に対する4℃で1時間の吸収により非特異性結合成分を予備除去した
。
B、細胞表面膜蛋白質の標識は、ラクトペルオキシダーゼで触媒される放射性沃
素化により行なう。99%より大きい生存性を有する各ラインにつき5X10’
個の細胞よりなる3つの部分を、それぞれ別々に1mciのキャリヤを含有し
ないNa1125により50μl のキャリヤ支持されたラクトペルオキシダー
ゼとグリコシダーゼ(エンチモビーズ、ビオ−ラド・ラボラトリーズ社)及び2
5μl の1%β−D−グルコースとの存在下で沃素化させた。反応が終了した
後、沃素化細胞の前記3つの部分を集めて、上記(A)に記載したと同じ溶菌及
び予備除去法にかけた。
C0対数培殖期のピークにおけるMJ及びCs−MJ細胞を別々に回収し、次い
で1η/dのピルビン酸ナトリウムが補充されたグルコースを含有しないRPM
I−1640培地に2時間再懸濁した。このグルコース飢餓の後、これら細胞に
100μCi/+dのH3−グリコースアミンにュー・イングランド・ヌクレア
社)を5〜6時間標識した。この方法により、細胞中に存在する1ltIJji
白質のみのトリチウム標識が得られた。次いで、これらの標識細胞を上記(A)
に記載したと同じ溶菌及び予備除去処理にかけた。
糖蛋白質の標識非グリコジル化成分の作成り、対数増殖期のピークにおけるMJ
及びC5−MJ細胞を別々に収穫し、かつ10X胎児牛血清と、1 %抗生物質
−抗菌物質混合物と、20μm//1141のツニカマイシンとが補充されたマ
ツコイ5A培地に2時間再懸濁させた。このトリミング工程の後、細胞を20μ
g/IRIのツニカマイシンの存在下に100μCi/mの355−メチオニン
で2時間標識した。この標識した材料を、次いで上記(A)で記載したと同じ溶
菌及び予備除去処理にかけた。
蛋白質−抗体複合体の形成
E、蛋白質−人で被覆されたビーズの各部分に、(a)HTLVに感染した細胞
に対する抗体を有することが知られた個人の陽性比較血清と、(b)感染してな
い個人からの陰性比較血清と、(C)試験すべき未知の個人から得られた血清と
を結合させた。次いで、被覆ビーズの各部分を上記(A)からのMJ及びCs−
MJから得られた各予備除去溶菌物の部分と4℃にて1〜2時間反応させて、結
合溶菌蛋白質と血清中に存在する抗体との間で複合体形成又は免疫沈殿を生ぜし
めた。反応終了後、これらビーズを緩衝液(RIPA)で4回及び105M )
リス−塩酸塩pH7,2と[Ll 5M塩化ナトリウムとを含有する緩衝液で1
回洗浄して、複合化していない溶菌蛋白質を除去した。
次いで、これらビーズを試料緩衝液(o、、1Mクレランド試薬、2Xドデシル
硫酸ナトリウム、0.08M)リス塩酸塩pH6,8,10%グリセリン及びα
2%ブロムフェノールブルー)中に浸漬し、かつ100℃で2分間綿とうさせて
蛋白質をビーズから溶出させると共に、複合体を解離させた。
蛋白質の特性化
F、上記手順(A)からの各試料を電気泳動により分析し、この場合蛋白質を3
5%の積層ゲルを有する115XSDS−ポリアクリルアミドゲルにてレムリ(
Laanml i )緩衝系を用いて分離した。同時に平行カラムで分子量標識
を行なった。使用した標識は、C14標識されたホスホリラーゼb(92,50
0)と、牛血清アルブミン(68、ooo)と、オバリプミン(、a4ooo)
と、炭酸アンヒドラーゼ(31JOOO)と、ヒトクo−ムC(12,0013
)とを包含していた。螢光写真法により可視化するため、これらのゲルを先ず1
0X酢酸、10X)!Jジクロル酸及び30Xメタノールで1時間一定し、次い
でエンハンサ−(Enhancer ) 溶液に1時間浸漬した。蒸留水で洗浄
しかつ減圧乾燥した後、これらゲルをコグツク5B−sフイルムに露出させて、
放射能写真を作成した。
精製されかつ単離された61000〜68.000ダルトンの分子量を有する糖
蛋白質及び4s、ooo〜52,000ダルトンの分子量を有する糖蛋白質のス
ポットが全ての血清(a)のカラムに顕著に出現したが、血清(b)のカラムに
は出現しなかった。これに対し、核蛋白質p19及びp24は、全ての血清(a
)の試料に出現しなかった。未知の血清(C)における糖蛋白質の出現は、HT
LVに感染した細胞の血清における存在を示した。AIDSを示す個人からの血
清も、この方法で61,000〜68.oooMWの糖蛋白質に対する抗体の顕
著な証拠を示した。
上記Aにおける標識糖蛋白質の代りに上記B又はCの糖蛋白質のいずれかを用い
て同様な結果が得られた。さらに、この代りに上記りにおける標識非グリコジル
化成分を使用することもでき、この場合は精製されかつ単離された標識成分が、
分子量4’4000〜48.000に対応する位置においてゲルカラムに出現し
た。標識されていない糖蛋白質及び標識されていない非グリコジル化成分は、上
記手順において標識工程を省略することにより得られる。
MJ又はCs−MJの代りに細胞ラインC91PL又はHUT−102を用いて
同様な結果が得られた。
アミノ酸配列分析。 (sA S )システィン標識された分子量約61,00
0ダルトン及び45.000〜46.000ダルトンをそれぞれ有する糖蛋白質
を、5mC1の〔S35〕システイン(比活性1011.2 Ci 7mM 、
、=、ニー−イングランド・ヌクレア社)が代謝標識された36X10’個の
HUT102細胞から、15%胎児牛血清(グランド・アイランド・バイオロジ
カル・カンパニー社)を含有する30dのシスナインを含有しないRPMI−1
640培地において10時間にわたり沈殿させた。2種のS蛋白質をドデシル硫
酸ナトリウムポリアクリルアミドゲルから切除し、次いで個々にα01%ドデシ
ル硫酸ナトリウムを含有する50mM)IJス酢酸塩pH7,8緩衝液の存在下
で12−16時間にわたり電気泳動溶出にかけた。
これら試料なQ、002Xのドデシル硫酸ナトリウムを含有する重炭酸アンモニ
ウム緩衝液iomMにて12−16時間にわたり1回透析した。さらに、ドデシ
ル硫酸ナトリウムを含有しない1omMの重炭酸アンモニウム緩衝液により12
−16時間にわたって、さらに1回透析を行なった。次いで、各試料を凍結乾燥
させ、そしてアミノ酸配列分析をコリガン(Coligan )等によりジャー
ナル・イミューノロジカル・メソッド、第47巻、第1−11頁(1981)及
びメソッド・エンチモロジー、第91巻、第413−434頁(,1983)に
記載された方法により行なった。要約すれば、放射線標識したペプチドの自動化
エドマン(Edman )分解を、改変冷トラップとQ、1Mクアドロー /L
/ (Quadrol )プログラム12107Bとを備えたベックマン890
C型配列決定装置を用いて行なった。各配列決定段階からの塩化ブチル抽出物を
、7.0mのシンチレーション小壜においてN2蒸発を用いて乾燥させた。ビオ
フルオール(Biofluor)(NEN)を添加した後、ベックマンL890
80型液体シンチレーションカウンターにより放射能を測定した。
(s35〕ピークが残基6.7.21及び28に見られ、これは(51,000
〜68.000ダルトンの糖蛋白質の蛋白質配列におけるこれらの位置にシスナ
インが存在するととを示す。この配列の再現性は88!Xであり、これは全ての
残基が同じ配列であることを示している。位置4および13における小さいピー
クは、恐らく少量(5%未満)の汚染性の蛋白質からのものと思われる。これら
の結果は、61,000〜68,000mwの糖蛋白質が少なくとも部分的にH
TLVのenv遺伝子によりコードされ、かつenv遺伝子のリーダー配列が2
0個の残基よりなっていることを示す。
(s55〕システィン標識された約67:000ダルトン及びso、ooo〜5
2.000ダルトンの分子量をそれぞれ有する糖蛋白質につき同様な分析を行な
った。最初の22個のNH2末端残基を分解した際、位置6.7及び21にシス
ティン残基が検出された。このことは、この糖蛋白質も少なくとも部分的にen
v遺伝子の同じNl2−末端によりコードされることを示している。
国際調査報告
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 t 約61.000〜68,000ダルトンの分子量を有する糖蛋白質、約46 −48.000ダルトンの分子量を有するその非グリコジル化成分、又は約45 .000〜52、000ダルトンの分子量を有する糖蛋白質の決定子に対し遺伝 学的に交叉反応性の抗原決定子を有し、前記糖蛋白質がヒ)T細胞白血病ウィル スに感染した細胞の細胞表面に存在することを特徴とするほぼ純粋なポリペ2、 HTLV−関連細胞表面糖蛋白質である請求の範囲第1項記載のポリペプチド。 五 HTLV−関連細胞表面糖蛋白質の非グリコジル化成分からなる請求の範囲 第1項記載のポリペプチド。 4、 糖蛋白質がヒ)T細胞白血病細胞ラインCRL−8294又はCRL−8 293の細胞表面に存在する請求の範囲第1項記載のポリペプチド。 s、MJ、C5−MJ、C91PL又はHUT−1[12細胞から得られる請求 の範囲第2項または第3項記載のポリペプチド。 6 糖蛋白質の抗原決定子に対し免疫学的に交叉反応性である抗原決定子を有す る反遺伝型抗体からなる請求の範囲第1項記載のポリペプチド。 l 糖蛋白質の抗原決定子に対し免疫学的に交叉反応性である抗原決定子を有す る反遺伝型抗体からなる請求の範囲第1項記載のポリペプチド。 & 検出可能に標識された請求の範囲第1項、第2項、 。 第3項、第4項、第6項または第7項のいずれかに記載のポリペプチド。 9 標識が放射線標識、螢光標識、酵素標識又はビオチン標識よりなる群から選 択される請求の範囲第8項記載のポリペプチド。 10、不溶相に結合された請求の範囲第1項、第2項、第3項または第4項のい ずれかに記載のポリペプチド。 1t 固相がラテックス粒子又は不溶性樹脂である請求の範囲第10項記載のポ リペプチド。 12、MJ又はCs−MJ細胞を適当な培養条件下で培養し、かつ糖蛋白質をこ れら細胞から抽出することを特徴とする請求の範囲第2項記載の糖蛋白質の製造 方法。 1五約(St、000〜68.000ダルトンの分子量を有し、そのうち約44 oOo〜48.000ダルトンが非グリコジル化成分であり、前記糖蛋白質はH TLVに感染した細胞の細胞表面に生ずることを特徴と子る、糖蛋白質の一実質 的にグリコジル化されてない成分。 14、検出可能に標識されている請求の範囲第13項記載の成分。 15、不溶相に結合された請求の範囲第13項記載の成分。 16、HTLV感染細胞に対する抗体の存在につき生物学的試料を分析するに際 し、 前記試料を約61.000〜6 B、 o o oダルトンの分子量を有する糖 蛋白質、約46−48.000ダルトンの分子葉を有するその非グリコジル化成 分又は約45.000〜52.000ダルトンの分子量を有する糖蛋白質の決定 子に対し免疫学的に交叉反応性である抗原決定子を有するポリペプチドと共に培 養し、前記糖蛋白質はヒト1゛細胞白血病ウイルスに感染した細胞の細胞表面に 存在し、力)つ 前記抗体と前記ポリペプチドとの間に免疫複合体が形成されるかどうかを決定す る ことを特徴とする分析方法。 11 ポリペプチドが約61.ODD〜68.000ダルトンの分子量を有する 糖蛋白質である請求の範囲第16項記載の方法。 18、ポリペプチドが約46.000〜48.000ダルトンの分子量を有する 非グリコジル化成分である請求の範囲第16項記載の方法。 19 ポリペプチドが約45.000〜52.000ダルトンの分子量を有する 糖蛋白質である請求の範囲第16項記載の方法。 2[L ポリペプチドを標識する工程を含む請求の範囲第16項乃至第19項の いずれかに記載の方法。 2t 酵素結合免疫分析である請求の範囲第16項乃至第19項のいずれかに記 載の方法。 22、放射線免疫分析である請求の範囲第16項乃至第19項のいずれかに記載 の方法。 2五 ラテックス粒子凝固分析である請求の範囲第16項乃至第19項のいずれ かに記載の方法。 24、螢光分析である請求の範囲第16項乃至第19項のいずれかに記載の方法 。 25、二重抗体免疫分析である請求の範囲第16項乃至第19項のいずれかに記 載の方法。 26、請求の範囲第1項記載のポリペプチドの抗原決定子に対し免疫学的に交叉 反応性である抗原決定子の生物学的試料中における存在を検出するに際し、前記 試料を請求の範囲第1項記載のポリペプチドに対する抗体と共に培養し、かつ 前記抗体と前記ポリペプチドとの間に免疫複合体が形成されるかどうかを決定す る ことを特徴とする検出方法。 27、試料がヒトリンパ球からなる請求の範囲第26項記載の方法。 28、抗体が61.0.00〜68.000ダルトンの分子量を有する糖蛋白質 に対するものである請求の範囲第26項記載の方法。 29 抗体が61.000〜68.000の分子量を有する糖蛋白質の非グリコ ジル化成分に対するものである請求の範囲第26項記載の方法。 50 抗体が、HTLVIC感染した細胞の細胞表面に生ずる約46.000〜 52.000の分子量を有する糖蛋白質に対するものである請求の範囲第26項 記載の方法。 31、抗体が、MJ又はC5−MJ細胞の細胞表面に生ずる糖蛋白質に対するも のである請求の範囲第26項記載の方法。 s2.8TLV感染細胞に対する抗体の存在につき試料を分析するために使用し 、1個若しくはそれ以上の容器を密封して収容するよう分室化してなり、前記容 器は請求の範囲第1項、第2項、第3項、第4項、第6項又は第7項のいずれか に記載のポリペプチドを含有する第1容器と、 前記抗体と前記ポリペプチドとの間の免疫複合体の形成を検出するための手段を 含有する第2容器とからなることを特徴とするキット。
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