JPS60500974A - 結合分析法 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
細胞マトリクス受容体系とガン診断及び治療における利用
背景技術
基底膜は、器官の実質細胞とコラーゲン様間質とを仕切る細胞外マ) IJクス
の特殊な形態であり、生体内に床机に分布している。細胞とこのマトリクスとの
相互作用は、正常細胞および新生細胞の作用として重要である。正常細胞は生存
、増殖および分化に関し細胞外マトリクス全必要とすると思われるが、一方、移
動性の細胞は正常細胞であろうと新生細胞であろうと、ある組織から別の組織へ
移動する際に必ず基底膜を通過する。特に、鱗状上皮または腺上皮から発生した
転移性ガン細胞は循環系やリン・や系に入るとき、基底膜を必ず通過する(血管
内異物侵入)。体内を循環している新生細胞は、一般に器官の毛細血管床に捕捉
され、血管壁に侵入しそして基底膜を通過して、血管外組織へと移動する(浴出
)。そこで第2の腫瘍が確立される。細胞の基底膜との相互作用はこのような理
由により大きな興味の的となっている。
細胞と細胞外マ) IJクスとの相互作用は細胞が自身をマトリクスに付着させ
る能力に応じて異なる。この付着現象は特異的な糖タン・9りによや仲介されて
起こることが知られている。その糖夕/ノヤクは細胞を、7)IJクスに存在す
る様々な型のコラーゲンに結びっける。例として、フィブロネクチンを仲介とし
た、線維芽細胞、筋原細胞および平滑筋細胞の間質性■型、■型コラーダンへの
付着、さらにコンドロネクチンを仲介とした、軟骨細胞の軟骨組織■型コラーダ
ンへの付着がある。
正常細胞と新生細胞は同様な仲介を受けて基底膜へ付着することがわかっている
。基底膜の基本的な構成成分は■型コラーダン、糖タンパクおよびプルチオグリ
カンである。糖タンA’りであるラミニンは、上皮細胞と新生細胞の基底膜への
付着の仲介役ヲナし、それらの細胞eff型コラーゲンへ結合させる。以後にそ
の機構を記載する。上記のごとく、転移性腫瘍細胞が転移過程の分裂段階で基底
膜を必ず通過するという理由および転移過程の第一段階は腫瘍細胞の基底膜への
付着であるという理由から、この機構全解説し、腫瘍細胞のこの膜への付着を促
進または阻害する特異的付着因子の特性を記述することは、ガンの診断および治
療において重大な意味を有するものである。
ラミニンに対して特有な細胞マトリクス受容体を完全に単離し精製することおよ
びラミニン分子の基質特異的結合領域の特性を決定することにより、本発明によ
るガ゛ンの診断および治療の方法が可能になった。
ノロテアーゼにより誘導されたラミニンフラグメント上の基質に基づいてこれら
の領域を単離することによって、特異的結合能をもったフラグメントに選択する
ことが可能となる。というのはそれぞれのフラグメントが完全な分子に存在する
これらの領域の少くともひとつ(すべてではない)を含むからである。vjに興
味の的となるのは、細胞マトリクス受容体に対する結合部位をただひとつ有する
フラグメントである。この受容体はラミニン分子上の受容体結合領域に対して高
い親和性をもつが、ヒトのガン細胞及びおそらく上皮細胞に特徴的なものである
。この受容体はこれらの細胞表面上に存在していて、原形質膜の抽出物から単離
することができる。
本発明の範囲内のこの模式に基づいた生物検定には免疫検定、特に予後に用いら
れる放射免疫検定が含まれる。そしてこれらは臨床標本VC適用されるが、転移
性細胞によって発現されたラミニン細胞受容体の検出と定量のため、あるいは混
じり合った細胞群から高い転移性をもった腫瘍細胞全分離するために、行なわれ
る。治療手段としては、ラミニン分子に作用的あるいは拮抗的なラミニンフラグ
メン)k用いて宿主を処理することが考えられ、その結果ラミニンフラグメント
は腫瘍細胞のIV型コラーケ゛ンへの付着を阻害し、転移のために造血因子が増
えることを抑える。適当なうミニンフラグメントけ、既知のあるいは実駁的化学
療法剤に対するリガンドとしても使用されることがある。
すなわちこれらのフラグメントと毒素を結合することによシ、その結合体を転移
性の腫瘍細胞に直接取り込ませることができ、ガンの生体内での治療が可能にな
り、あるいは生体内または生体外での薬剤の評価が可能になる。今述べたモデル
は、ガ゛ンの化学療法に使用のための合成結合部位をもつ類似化合物を評価する
上にも役立つものである。他に提案されている治療的用途として、細胞の■型コ
ラーゲンへの接着を促すため、例えば火傷治療において上皮細胞の接着および増
殖を促すためにラミニンあるいは適当なラミニン断片を使用することが挙げられ
る。これらの断片およびラミニン自体は受容体細胞に対して増殖因子として広く
作用し得る。そして細胞の付着及び分散を促進したり、細胞分裂を促進したりす
る。
発明を実施するための最良の形態
糖タンパクであるラミニンは基底膜に特異的に局在しており、膜の糖タン・やり
構成成分の主要なものである。ラミニン受容体を有する細胞は、基底膜のラミニ
ン成分へ直接結合することが可能であるが、侵入細胞にとって好ましい経路には
、ラミニン仲介による基底膜の■型コラーダン成分への付着がある。転移性の細
胞からラミニンが分泌されることにより、侵入が容易になる。
ラミニン(分子量to)−6還元してボリアクリルアミドダル電気泳動にかける
と、見かけの分子量200.000(α3サブユニツト)と400.000(β
サブユニット)をもった2つのサブユニットに分かれる。電子顕微鏡技術によれ
ば、ラミニンの立体構造は1本の長い腕(77nm)と3本の同じ長さの短かい
腕(37nm)とを有するラテン十字架と同じであることが示された。十字架の
3本の短かい腕はα3サブユニツ)k含み、3本の同一(分子量200.000
) の鎖より成っているが、一方、十字架の長い腕はβサブユニット(分子量
400.000 ) ’に含んでいる。すべての腕は末端に球状の単位を有して
いる。
ラミニンは細胞マトリクス受容体(kd=2nm’)および■型コラーダンさら
にペパリンに対しても高い親和性をもつ。本発明によれば、分子の異なる部位に
存する基質特異的結合領域は、ラミニンの酵素消化産物を使った細胞付着および
コラーゲン結合分析法によっテソの特性が決められた。αトロンビン、ペゾシン
およびカテプシンGを用いて分子を消化すると、完全なラミニンが示す結合能よ
りも限られた結合能しかもたないフラグメントが生じる。完全なラミニンおよび
これらのフラグメントの構造上の特性全図1に示す。ラミニンをα−トロンビン
で消化することにより生じるα3フラグメントは長鎖(分子量400.000
)フラグメントを欠くが、末端の球状領域を備えた短鎖を有している。ラミニン
をペゾシンまたはカテゾシンGで酵素消化すると、それぞれPI(分子量280
.000)おjびC1(分子量350.000)フラグメントを生じる。これに
よってその分子の長鎖は欠落し、短鎖末端の球状領域も変化をうける。完全なラ
ミニンとα3.C1およびP1フラグメントの機能的特徴を図1および表1に総
語する。同じような分子量と結合能を有するC1およびP1フラグメントは、ラ
ミニンをグラスミンまたはキモトリノシンで消化することによっても得られる。
表 1
ラミニンおよびラミニンフラグメントの、■型コラーゲンへの結合率およびヒト
乳ガン腫細胞を■型コラーゲンへ付着せしめる率
7ラグメント 結合 % MCF’−7T47−Dラミニン 80 84 28
α3 85 81 29
Pi 15 13’1l
C110ゑl 10
無添加 4822
(注) ラミニンおよびラミニン断片の■型プロコラーダンにトロセルロースに
固定化されている)への結合を測定したが、これに用いたラミニンは完全分子の
ものとグロテアーゼによシ消化され精製したものである。リガンド10マイクロ
グラム’tlV型コラ−ダンに添加した。MCF−7およびT47−D細胞の■
型コラーダン基質への付着i9−セントを示したが、これは様々なラミニンフラ
グメント存在下で得られた。トリゾシン処理したでの細胞を、血清を含まないダ
ルベツコ−型のイーグル培地(分子量600.000のラミニン1μg/d、α
3ラミニンフラグメント1μg肩、P Lラミニンフラグメント100μg/m
gまたはC1ラミニンフラグメント100μg/ml添加)で3時間培養した。
未付着細胞を除培養ざらから剥して電気的に計数した。データは4回の平均をと
ったが、どの値も平均値の10%以内の範囲に入っていた。感受性は100μg
zW程度の低さであった0
ラミニンをαトリジシンで消化しても、それによって得られるα3フラグメント
の細胞受容体あるいは■型コラーダンへの結合能は何ら変化しない。Plまたは
Clフラグメントは、樹立ヒト乳がン腫細胞’klV型コラ−ダンへ仲介する能
力を持たないが一方α3フラグメントは完全ラミニン分子に匹敵する仲介能を有
している。すなわち、どちらも付着を促進する。図28
に見られるように、Plフラグメントはヒト乳ガン腫細胞の■型コラーダンへの
付着を抑制する。同様にClフラグメントもガン細胞の■型コラーゲンへの付着
を示さないが)では、pHclフラグメントはlμg/rnlの濃度で使用する
ときMCF−7の■型コラーダンへの付着を完全に抑制する。比較のために、ラ
ミニンが仲介するヒトガン細胞の付着に関する投与量−反応曲線を図3に示す。
フィブロネクチンは細胞のI型コラ−ダンへの付着を仲介するが、同じ投与量範
囲でラミニンは細胞のI型コラ−ダンへの付着を促進しなかった(7′−夕は示
さない)。特異的付着因子の非存在下、樹立細胞のI型、■型コラーダンへの正
常結合能を表2に総語する。
表 2
ヒト乳ガン腫細胞の付着
MCF−72268
ZR−75−15444
T47−D 62 33
(注) I型および■型コラーダンを塗布した培養ざらに対して細胞の付着率を
、血清を含まないダルベツコ−型イーグル培地中で3時間培養後に測定した。付
着のための定量法は図3の説明において詳述する。データは5%以上異ならない
4つの値の平均である。
ラミニン分子上に存在する結合領域はデータに基づいて特徴すけし、図1に示し
たように図化した。細胞マトリクス受容体は、グロテアーゼ耐性で、ジスルフィ
ド結合により結合された、ラミニン分子の3つの短かい腕の交差部分に結合する
。■型コラーゲンへの結合領域は短かい腕の球状部分がその近くに存在する。
一方ラミニン分子の長腕はへ24リン硫酸グロテオグリカンに結合する。α3フ
ラグメントは細胞結合領域とコラ−ダン結合領域の両方を備えているので、この
フラグメントは完全ラミニン分子の仲介能と等しい仲介能を有する。ペゾシンま
たはカテプシンGで短腕の球状部分を除去すると、■型コラーダンに対する結合
領域が消えることになる。従って、そうしてできた7ラグメントは基底膜への細
胞の付着を仲介することができない。しかしながらPLおよびC1フラグメント
は細胞受容体への結合領域を維持しており、受容体を占有することができ、ラミ
ニンの完全分子と拮抗し合う。
細胞マトリクス受容体の単離と精製は原形質膜からの表面活性剤による抽出およ
びラミニンアフィニティークロマトグラフィーを使って行なわれた。精製した受
容体の分子量は約50D00から約75ρoo(sDsポリアクリルアミド電気
泳動)である。そしてその受容体はラミニンに対し1大きな結合親和性(kd=
2nm)を有するが1.この親和性は原形質膜や完全細胞のそれに近い。その受
容体はヒトの腫瘍細胞とネズミの一瘍細胞において同定された。
ヒトガン細胞特にガン腫細胞の受容体を持った細胞を診断するための方法の開発
が進められているが、それは組織や細胞の診断学的生検のような臨床標本に基づ
いたガンの診断や予後に有力なものとして企図されたものである。
一般に、免疫検定法型の結合分析法がよく知られておジ有効である。例と1−7
では放射免疫検定法あるいは酵素免疫検定法がある。それらには、標識リガ゛ン
ドであるラミニンと1−で生物学的に活性な細胞受容体部位をもった適当なラミ
ニンフラグメントが用いられるか又は純粋な細胞受容体に対する、ウサギやヤギ
といった異種の動物から得られた抗体、若しくは望ましい親和性や特異性をもっ
たモノクロナール抗体が使用される。代表的な分析法として、細胞受容体の原形
質膜抽出物の上で拮抗的に結合を起こさせる分析法が従来からある。これには固
定化されたリガ゛ンドや受容体が使われる。これらの結合法を実施するための診
断用キットは本発明に属す。これらは、例えば遊離又は固定化放射標識ラミニン
又はラミニンフラグメントラ含み、もし抗体を用いるならばサンドイッチ型のキ
ットも含む・そのサンドイッチ型キットには例えば標識抗体および抗−抗体が含
まれている。結果は、標本の特異的結合をスキーvyチャード分析(Scatc
hard+ Ann、 N、Y。
Acad、 8ci、51: 660−672 、1949 )により評価し、
関連する型を培養ガン腫細胞の結合親和性と比較するのに適している。ヒト乳ガ
゛ン腫細胞のスキャッチャード結合分析法によれば推定kd値は転移性ガン膝(
MCF−7)細胞に対して、502.2 nmとなり、細胞あたりの受容体は計
算上すべての型のガン腫に対して約10J)00から100DOOとなる。これ
に対して、新生細胞を含まない哺乳類の線維芽組織の場合、スキャソテヤード分
析によれば結合の特異性けみられなかった。
細胞受容体結合部位を有し、コラーゲン結合領域を欠いたラミニンフラグメント
(PlおよびC1)は診断用の結合検定法に有用であるとともに、転移を抑制し
てガン治療上有効であると期待が集まっている。
試験管内でのマウスの試験において、各7ラグメントは外来のラミニン存在下B
L6マウス黒色肺細胞の■型コラーゲンへの付着を抑制した。C1フラグメント
は、BL6黒色腫細胞と前培養するとき、生体内で投与量に依存して造血組織へ
の転移を顕著に抑制し、阻害する。さらにフラグメントには実験動物において毒
性がなく、免疫上の副作用も見られない。また、これらのフラグメントは効果的
な化学療法剤を標的薬剤とする場合に有用であシ、既知の効果的な抗腫瘍剤の坦
面に局在させることができる。例えばリシンのような薬剤を既知の方法によって
リガンドに結合させることができ、このような方法はそのような薬剤を腫瘍関連
抗原に対する抗体を結合するのに使われる。
本発明の概念は、細胞分化、有糸分裂生殖形態形成および腫瘍形成を含む多様な
生物的過程に対する示唆を含んでいる。ここで述べる方法は次のような仮説に基
づいているところもある。すなわちすべての良性腫瘍や潜在ガ′ンにおいて、基
底膜は連続的な構造を保ち、良性細胞の場合、ラミニン受容体は基底膜へ付着す
ることによって占められるという仮説である。ガンが侵入性であることは、侵入
性の腫瘍細胞のまわシに基底膜が形成されないことによって証明される。このよ
うな侵入性の腫瘍細胞は細胞表面に発現された多数のラミニン受容体を含むこと
があるが、上皮細胞や良性腫瘍とは対照的にリガンドに結合しない。転移性ガン
腫細胞上のラミニン受容体部位の独自の有効性が解明されれば、ガンの治療およ
び診断に関する重要な概念が明らかになろう。
(実施例)
例示した概念は次の出版物に詳しく述べられている。これらはこの明細書に組み
入れられたものとする。
Terranovaら+ Proc、Natl、Acad、Sci。80 :
444−448(1983)およびRaoら* JaBlol、Chem、+2
57:9740−9744(8月、1982)。
11NFIJ1. ラミニンフラグメントの調製A、材料と方法
1、 精製したαトロンビンはJohn W、 Fenton(N、Y、 De
pt、of Health、 Albany)から譲り受けた。αトロンビンに
よる消化はPH7,6,25Cで、酵素対基質の重量比1:100として行なり
た( Throm、Res、+21:663−673に記載のごとく)。トロン
ビンの消化はヒルジン(シグマ社)を二培量添加することにより阻害された。ペ
プシン、αトロンビンおよヒカテゾシンGによるラミニンの消化は次の文献どう
pVcPhysiol、 Chem、 、 361 : l 651−.166
0(1980):J、Mo1. Biol、、 257: 9740−9744
(1982)、およびArch。
Biocham、 Biophys、、 219:65−70(1982)。キ
モトリプシンおよびプラスミンによるラミニンの消化は同じくこれらの出版物の
中に記載されており、これらはこの明細書に組み入れられたものとする。
2、 fロチアーゼフラグメントは、上記のTerranovaらおよびRao
らの文献どう9にT(PLO(ペックマン)を使って単離し、SDS ’ii含
んだ5%ポリアクリルアミドスラブダルを使った電気泳動により検討した。プラ
スミンまたはペプシンによるラミニンの消化によって得られたP17ラグメント
の特徴およびキモトリプシンまたけカテプシンGによるラミニンの消化によって
得られたC1フラグメントの特徴は上記の文献に記載されている。α3フラグメ
ントの特徴も同様に記載されている。
実施例■ 結合分析法
A、材料と方法
16.樹・立細胞系
MCF−7樹立ヒト乳ガン細胞はミシガンガン財団から供与を受けた。ヒトおよ
び哺乳類起源のこの細胞の特徴はすでに要約した。この細胞はヌードマウスに対
しで侵入性と転移性を示した。ヒト羊膜結合組織を障壁として使用した場合、こ
の細胞は試験管内でも侵入性を示した。
ZR−75−1およびT47−D樹立ヒト乳ガン細胞はり、 Engel(国立
ガン研究所、病理学研究室)から送られた。これらの細胞は、電子顕微鏡により
ガン腫細胞の特徴をもつこと、また核型分析によりヒト由来であること、さらに
乳腺特有の分泌性の乳タンパクを含んでいることが確認された。これらの樹立細
胞のどちらもヌードマウスにおいて増殖が遅く、大きな転移ば見られなかった。
たとえ、生後間もないヌードマウスに異種間の皮下移動が行なわれたときでさえ
そうであった。正常ヒト皮膚線維芽細胞(CRL 1507およびCRI。
14’77 )は米国タイプカルチャーコレクション(the America
n Type Cu1ture Co11ection )から供与をうけた。
2、 基質、付着因子およびラミニンフラグメントの調製
ラミニンフラグメントは実施例Iで記載したように調製した。■型コラーゲンは
エジプト豆中毒症のラットの皮膚から調製した(Biochamistry、
5: 3460−3473(1966))。■型コラーゲンはエンジェルブレス
・ホルム−スワン腫から調製した(FEBS Lett、 127:257−2
62 、 (1981)およびJIIBiol−Chem、+ 254:993
3−9937 、 (1979))。ラミニンはラクトパーオキシダーゼ法によ
りヨウ素化した(Biochem、 Biophya、 Aeta+25G 3
63−369.1969)。
3、結合分析法
分析法はTerranoraら記載(Cell、 22: 719−728゜1
980)のようなりレープ(Klebe )の方法を採用した。
4、細胞の結合、
ラミニンのMCF−7およびT47−D乳ガン腫細胞および成人ヒト線維芽細胞
CFL177およびCRL 1507への結合は単細胞培養層を用いて行なった
。すべての樹立細泡は完全培地を用いて多数の孔のある培養ざら(FB−6−T
c 、 Limbro ) fcレプリカした。細胞が50から70%に増えた
とき、細胞を2時間洗うために培地を牛血清アルブミン0.1%含んだダルベツ
コ−型イーグル培地と交換した。結合時に用いる培地はダルベツコ−型イーグル
培地、0.1%牛血清アルブミンおよび20mMへッヘスハッファ−(pH7,
4)かう成ってい念。
7ラグメントといっしょにして、リン酸加塩緩衝液た放射活性をサール(5ko
kie、IL )のオートガ゛ンマカウンターによって測定した。比結合は結合
した放射活性の合計からioo倍量の未標識物質の加剰存在下で結合した楡を差
引いた値と定義した。
5、コラ−ダン結合
■型プロコラーゲンを0.5M酢酸に溶解し、つづいて0.05M)リスHC7
10,9M NaCA (pH7,4)溶液で中和した。溶液(25μg)のう
ち5μlを8μmの細孔径をモクfc 13−朋scwpニトロセルロースP紙
(ミリホカの上にのせた。それからその沢紙を牛血清アルブミンし、相対湿度1
00%の容器中で20分間イ・ンキュベ6、ロータリーシャドーイング(Rot
aryahadowing )および電子顕微鏡による観察これらの手法は上記
Raoが記載したイーグルらの変法に従って行なった。
B、結果
1 細胞のコラーゲンへの付着
トリプシン処理後間もないMCF−7、l−75−1およびT47−D細胞を様
々な基質に加えた場合、MCF−7細胞はl型コラ−ダンやグラスチックよりも
■型コラーダンに選択的に付着した(I型、■型コラーケ゛ンに対するデータを
表2に示す)。すべての実験においてMCF−7細胞はZR−75−1およびT
47−D細胞に比べて、より急速に、より広範囲に■型コラーケ゛ンに結合した
。
細胞が特異的接着因子の存在により仲介作用をうけて特異的物質に付着するかど
うかを決めるためI型および■fflコラーゲンへの細胞の付着に関しで、外来
性ラミニンおよびフィブロネクチンの効果をそれぞれ試験した。これらの因子が
細胞内合成されてから接着に及ばず影響を排除するために、細胞を培養液の中に
てシクロヘキサミンで処理してタン/?り合成を損害した。
シクロへキサミドの存在下、ラミニンは3つの樹立細胞系のすべてを刺激して■
型コラーゲンへのそれらの付着を惹起した。ラミニンはMCF−7細胞に対し8
倍の刺激効果をもたらしたカζこれと比較してZR−75−1細胞に対しては4
倍、T47−D細胞に対しては2倍の刺激効果をもたらした(図3)。シクロヘ
キサミド存在下■型コラーゲンにフィブロネクチンを加えるとT47−D細胞の
付着は7倍に増大し、ZR−75−1細胞の付着は5倍、MCF−7細胞の付着
は2倍に増大した(図3)。これらのデータが示すところによれば、MCF細胞
は基質として■型コラーゲンを特異的に選択し、ラミニンを接着因子とするとい
うことがわかる。ラミニンを同一の投与範囲で添加しても、これらの細胞のl型
コラ−ダンへの付着は促進されない。対照的にT47−D細胞はフィブロネクチ
ン全仲介としてl型コラ−ダンへ選択的に結合する。ところがZR−75−1細
胞がラミニンまたはフィブロネクチンを仲介因子として、それぞれ■型またはl
型コラーゲン基質へ付着する現象ばみられなかった0
2、ラミニンフラグメントの結合特性
ラミニン分子のどの領域が細胞の■型コラーダンへの接着に別して仲介役を担う
かを検討するために、ラミニンをプロテアーゼ処理して得られたフラグメントに
対してそれらの結合特性に関する試験を実施した。
αトロンビン処理して得られるラミニンのα3フラグメントは、完全なラミニン
分子が示すと同程度に、MCF−7細胞の■型コラーダンへの付着を促進した(
表1)。α3フラグメントはミクログラム単位では活性を示すが、分子数単位で
は完全なラミニン分子よりも低い活性全示す。ラミニンのβ成分は接着活性を示
さない。そのデーテから結論として言えることは、ラミニンのα3成分は細胞お
よびコラ−ダン双方に対して結合する生物的に活性な部位を有しているというこ
とである。MCF−7および’r47−D細胞のI型および■型コラーゲンへの
結合能に関する、α3ラミニン成分およびペプシン処理によって得られるPlす
なわち分子量280.000のラミニンフラグメントの効果は完全なラミニン分
子の存在下で測定した。α3成分は■型コラーゲンへの接着を促進したが、一方
P1フラグメントは接着を著しく抑制した(表1)。オたフラグメントはl型コ
ラ−ダンへの接着効果を示さなかった(データは示さない)。しかしながらT4
7−D細胞はラミニンまたはラミニンフラグメントを仲介として■型コラーケ゛
ンヘ付着したが、付着の度合は高くなか、た。Piフラグメントを使った投与量
対反応性の実験を図4に示す。MCF細胞およびT47−D細胞双方の■型コラ
ーダンへの付着はP1フラグメント濃度1,0μg/m7!によって完全に抑制
される。さらにMCF−7細胞の■型コラーダンへの付着は、カテプシンGによ
って消化されて得られるラミニンフラグメント(分子量35,000、Clと呼
ぶ)を1μg7mlの濃度で添加した場合、完全に抑制された。
3、細胞へのラミニンの結合
ラミニンが上皮細胞の■型コラーゲンへの付着を仲介するならば、この細胞はラ
ミニン認識に関与する特異的な表面受容体を持つている可能性がある◇さらに、
線維芽細胞のような細胞は接着因子としてラミニンよりもフィブロネクチンを利
用するので、ラミニン測定する実験を行なった。ラミニンのMeF−7、T47
−DおよびCFL 1477と1507樹立線維芽細胞への結合は時間依存性を
示した。結合は試験したすべての樹立細胞で90分後に平衡に達した(図4およ
び5)。ヒト樹立繊維芽細胞CRL 1477および1507においては特異的
ラミニン受容体の証拠は見られなかった(図5)。ところが上皮性T47細胞は
MCF−7細胞と比較した場合、低いながらもラミニン結合性を示した。スキャ
ッチャー〇結合分析(MCF−7細胞を使用して)によると、はぼ直線に近いカ
ーブが得られた。推定kd値は50から2.2nMであった。計算上、細胞あた
pの結合部位はt o、o o oからt o o、o o oとなる。ラミニ
ンに対する受容体は0.1%トリトン×100を使って細胞膜より抽出すること
ができ、ラミニンアフィニティークロマトグラフィーを使って単離するとその分
子量は60DOOから75ρOOであった。ラミニンフラグメントα3およびP
lは双方とも125Iラミニンと拮抗し、完全ラミニン分子と同様なレベルで結
合した(図4)。ラミニンは付着しているMCF−7細胞と懸濁しているMCF
−7細胞との両方に結合した。後者の場合、結合はトリプシン処理して、0.5
%牛血清アルブミンを含んだダルベツコ−型イーグル培地中で培養後2時間たっ
て確認された。熱変性ラミニンおよびフィブロネクチンは、125Iラミニンと
拮抗させて結合させるとその有効性は完全ラミニン分子に対して50分の1から
500分の1で双方とも結合分析に用いた場合、生物的活性を保持していた。そ
れ故に、MCF−7およびT47−D細胞に結合するラミニンの主要部位はα3
ラミニン成分およびC1またはPIラミニン7ラグメントの双方に残っている(
図4、表1)。
4、コラ−ダンへのラミニンの結合
前記の事項とは対照的に、同一のラミニンフラグメント(α3およびPI)はニ
トロセルロースに固定化された■型コラーゲンへのそれらの結合性において著し
い違いを示した。完全ラミニン分子およびα3フラグメントは■型コラーゲンに
同時によく結合した(表1)。PIあるいはCIフラグメントは■型コラーダン
への結合性を示さなかった。様々なラミニンフラグメントの構造上および結合性
に関する特性は図1に要約する。
実施例■、腫瘍細胞が有するラミン受容体の単離A、材料と方法
転移性のRL6黒色腫はIam Hart博士(メリーランド州フレデリック)
により供与された。この腫瘍細胞の付着特性は今までに記載されてきた。BL6
細胞はlO%牛脂児血清を補ったPRMI 1640培地中で培養した。原形質
膜は対数増殖期の細胞から単離した(J。
Biol、 Chem、+ 255.1722−1731.1980 ) 、原
形質膜ホモジーネー) ’& 0.1%トリトン×100で可溶化した(1.0
−2.0ダタンノ9り/me)。45分間30.000gで遠心したあと、上清
を集めトリトンを除くために8M2バイオヘツド(Bio−Rad )でインキ
ュベートした。ラミニンリガンドおよび原形質膜抽出物の単離は上記のラクト・
臂−オキシダーゼ法を用いて実施した。
ラミニン受容体は懸濁している生細胞上に認められた。
トリジシン処理後完全培地中でBL6細胞137c。
2時間一定の攪拌条件下で培養した。標識リガンドと250倍の過剰の未標識り
Iンドを添加し25℃で2時間さらに培養をつづけた。細胞に結合したりIンド
と遊離のリガ′ンドを遠心して分離した。原形質膜への結合分析は、固相ニトロ
セルロースの円型ミリポアーscwp (上記Terranovaらの方法)ま
たは臭化シアンで活性化したセフ丁ロース4Bに結合させたり〃ンドまたは受容
体対を使って実施した。後者の場合方法は次のとう9゜ラミニンまたは原形質膜
抽出タン・平り25μgを臭化シアンで活性化したセフ丁ロース4B(100μ
t)に結合させ、それに25mM Tris 、 5mMMgCZ 15mM
Ca C10のpH7,4溶液を等量およびO,1%牛血清アルブミンを含むこ
の緩衝液100μl’x加えた。
d4婁識原形質膜抽出物(l 0.9 cprrvfv)またはff1
度の未標識ラミニン溶液または未標識原形質膜抽出物(2から20μg)を用い
て実施した。結合分析のための混合物音4℃で一晩インキーペートした。ラミニ
ンセフ丁ロース粒子を5.00 Orpm30分間の遠心で集め、取れたペレッ
トをO,lチ牛血清アルブミンを含む緩衝液2.0rnlで2回洗った。最初の
遠心で得られた上清中のタンノ+りとそのペレットをレムジー法による7チスラ
ブダルを使った電気泳動にかけ、つづいてオ−トラジオグラフィーを行って同定
した。ラミニンアフィニティクロマトグラフィーは精製ラミニンで架橋しイーカ
ラム(IX15cc)中で15時間インキエペートした。放射活性をもった未結
合抽出物′(i−25rrMTrig、5mM CaCl2. 5mM MgC
l2. 0.9%NaCAのpl(7,4溶液40rn!、で洗い出し、1.0
M Tris生理食塩水で中和し、凍結乾燥した。タン・千りはスラグダル電
気泳動およびオートラジオグラフィーで同定した。ラミニン受容体部位およびk
d値はスキャッチャー分析により計算BL6黒色腫のラミニンとの結合には飽和
点があった。スキャッチャー分析によれば、細胞あたシ110f)00の結合部
位があり、kd = 2.2 nmの高い親和性(図6A)’(z示した。ラミ
ニンの腫瘍細胞への結合はトリプシン処理によって妨害された。血清を含まない
培地あるいは血清を含んだ培地中で細胞を2時間培養すると、受容体が再生した
。コラ−ダン、変性ラミニン、フィブロネクチン、血清は結合に対して拮抗しな
っていた。過剰の未標識ラミニンを加えると、固相に固定化したラミニンへの可
溶化した膜受容体の結合に対して拮抗反応がみられた。拮抗反応前と後において
、ラミニンに結合した膜タン・母りの可溶化物をダル電気泳動にかけると、受容
体は単一の分子量ヲもっていることがわかった(図7)。それ故、その受容体を
単離するためにラミニンクロマトグラフィーを実施した(図8.7a)。その結
果、膜の粗抽出物に対して900倍で精製された。受容体の分子量は還元したの
ちポリアクリルアミドダル電気泳動にかけると67ρOOとわかった。単離した
受容体はラミニンに対して大きな結合親和性(kd=2nm)を保持していた(
図6c)。
実施例■、ヒト乳ガン腫細胞におけるラミニン受容体の測定。
A、材料と方法
ヒト乳ガン組織の標本は、生検により侵入性孔管ガン腫とわかった乳房の切除術
時に得らねた。組織全液体窒素で凍結し)、粉砕した。粉砕した組織i 25
mMTrig+ 0.3 Mシヨ糖のPH7,4清液を用い1:4の容量比で希
釈し、ポリトロン(polytron ) k使って0℃でホモシュネートした
。そのホモジーネート溶液ヲ20分間15ρOOIで遠心し、脂肪層を捨て上清
を取ってさらに4℃60分間100D01’で遠心した。ペレ、トヲ1.5 m
M Mg So 4および0.15 mM CaC6z k含む25 mM T
rim緩衝液(pl47.4 )中に懸濁し、この膜調製液’1100TV10
0mlになるように希釈した。
2、結合分析
ラミニンあるいはラミニンフラグメントに前記のごとく精製し、ヨウ素化した。
結合分析は室温で一90分間、膜分画1oo−と2.3X10−9M当F) 7
01)00cpn用して測定した。結合したりガントおよび遊離のリガンド全5
,000gで30分間遠心して分離した。
B、結果
ヒト乳ガン組織から得た原形質分画は経時的検討を行なうと、ラミニンとの結合
において飽和点全示した(図9)。1時間後結合はグラトーに達した(25℃)
。
プラトー期に達し穴径1000倍の未標識リガンドを加えて、すばやく標識リガ
ンドと交換した。特異的結合はスキャップヤー分析によると直線性が得られ、結
合部位は単一であることがわかった(γ=0.85)(図10)。新生細胞を含
まない哺乳類の線維硬化組織から得られた試料では特異的結合は認められなかっ
た。膜分画を熱変性すると結合活性がなくなった。フィブロネクチン、上皮性増
殖因子または血清は拮抗反[6に関与しなかった。ラミニン分子の精製フラグメ
ントを使用すると(図11)様々な結合機能全有するラミニンの領域を同定する
ことができた。完全ラミニン分子はクロス−バイ−ロータリーシャドーイング電
顕法によれば4本の腕があるように見える。長腕を欠くフラグメントはラミニン
受容体に対する結合活性を完全にもっていて、細胞への接矯を仲介し、■型コラ
ーゲンへ結合する。一方長腕と短腕の末端球状部位を欠くフラグメントは完全ラ
ミニン分子に匹敵する親和性をもち、拮抗しながら受容体−\特異的に結合した
。
実施例■、ラミニン受容体に対する抗体の調製。
実施例■に従っで精製した受容体に対する抗体は、ニューシーラント白つザギに
、70インド完全アジユバントに乳濁した単離受容体を3回注射(1回当シ25
0/Jg)’して調製した。抗体の特異性は標準固相免疫検定法によシ確認した
。抗体を放射標識し、ラミニン受容体に対する従来からの放射免疫検定法に用い
る。
実施例■、生体内におけるC1ラミニンフラグメントによる治療
BL6黒色腫細胞(実施例■)をラミニンのC1フラグメント(実施例Iのよう
にして得た)と共に、C1濃度は細胞1d当シ1ダおよび10■として、前培養
した。培養した細胞を集め、マウスの標準観察記録((従ってヌードマウスの生
体内へ注入した。対堀マウス3匹、処理マウス6匹を3週間後解剖して、その肺
を調べた。対照マウスの肺には数多くの転移が見られたが、11nVfILlの
C1を処理した3匹のマウスの肺では転移の数が減っており、1119旬のCI
を処理した3匹のマウスの肺では実質上転移は見られなかった。
実験を7回繰り返し、比較しうる結果を得た。ひとつの実験から得られた肺を表
わす代表的な写真を図12に示す。
FIG、1
P17ラグメンl−(mg/InD
FIG、 2
FIG、 3
r)
FIG、 7
FIG、 8
耗鱈麦北:輔鴇1祷を神−に
ヲミ;ンの褪合
峙勾(今)
FIG、 9
FIG、 10
FIG、1l
FIG、 11:
FIG、I2
国際調査報告
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. ラミニンに対する細胞受容体。 21.受容体がガン細胞表面で発現している請求の範囲第1項記載の発明。 3、ガン細胞はヒト乳ガ゛ン細胞である請求の範囲第2項記載の発明。 4、受容体が上皮細胞の表面で発現している請求の範囲第1項記載の発明。 5、受容体の分子量が約50.000から約75,000である請求の範囲第1 項記載の発明。 6、キモトリジシンまたはカテプシンGによるラミニンの酵素消化により得られ る請求の範囲第26項記載のC1ラミニンフラグメント。 7、プラスミンまたはペゾシンによるラミニンの酵素消化により得られる請求の 範囲第26項記載のP1ラミニンフラグメント。 8、αトロンビンによるラミニンの酵素消化に得られるα3ラミニンフラグメン ト。 9、標識リガンドと結合する未知試料中の物質の存在を検出するために、その標 識リガンドが使われる型の結合分析法において試料中の転移性腫瘍細胞を検出す るために請求の範囲第1項記載の細胞受容体に対する標識リガンドを用いること 全特徴とする方法。 to、標識すjf yドが01ラミニンフラグメントである請求の範囲第9項記 載の方法。 11、標識リガンドがPlラミニンフラグメントである請求の範囲第9項記載の 方法。 12、標識リガンドが前記細胞受容体に対する抗体である請求の範囲第9項記載 の方法。 13、clラミニン7ラグメントが放射標識されている請求の範囲第10項記載 の方法。 14、Plフラグメントが放射標識されている請求の範囲第11項記載の方法。 15、抗体が放射標識されている請求の範囲第12項記載の方法。 16、 結合分析法に前記抗体とともに抗−抗体全使用する請求の範囲第15項 記載の方法。 17、 結合分析法に拮抗結合法を用い、さらに細胞受容体との結合において、 標識IJ 、fンドと拮抗する未標識リガンドを用いる請求の範囲第9項記載の 方法。 18、 IJガントが基材に固定化されている請求の範囲第9項記載の方法。 19、 化学療法剤ヲ諸求の範囲第12項記載の細胞受容体に対するりIンドと 結合することを含む・その薬剤を細胞表面に局在させる方法。 加、リガンドがPLまたはCIラミニンフラグメントである請求の範囲第19項 記載の方法。 21、リガンドが細胞受容体に対する抗体である請求の範囲第19項記載の方法 。 乙、化学療法剤と請求の範囲第2項記載の細胞受容体に対するリガンドとの結合 体をある群のガン細胞と相互作用させることを含む、その薬剤の有効性を評価す る方法。 23、PLラミニンフラグメント、C1ラミニンフラグメントおよび前記細胞受 容体に対する抗体から成る群より選ばれる標識リガンド?含む、請求の範囲第9 項記載の結合分析法を行なうための診断用キットO逼、標識リガンドが放射標識 されている請求の範囲第23項記載の診断用キット。 6、分析法が拮抗分析法であり細胞受容体との結合において、標識リガ゛ンドと 拮抗する未標識リガンドをさらに含む請求の範囲第24項記載の診断用キット。 が、請求の範囲第1項記載の細胞受容体に対する結合部位をもつが、■型コラー ダンに対して結合部位を欠くラミニンの7ラグメント。
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