JPS60500756A - ガスタ−ビンエンジンの燃焼器部品を矯正する方法 - Google Patents

ガスタ−ビンエンジンの燃焼器部品を矯正する方法

Info

Publication number
JPS60500756A
JPS60500756A JP59501168A JP50116884A JPS60500756A JP S60500756 A JPS60500756 A JP S60500756A JP 59501168 A JP59501168 A JP 59501168A JP 50116884 A JP50116884 A JP 50116884A JP S60500756 A JPS60500756 A JP S60500756A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liner
band
ring
combustor
extending
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP59501168A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0429448B2 (ja
Inventor
ガーティン,ジョセフ・ジエイ
プロヴエンカル,アール・ジョセフ
Original Assignee
ユナイテッド・テクノロジーズ・コーポレイション
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ユナイテッド・テクノロジーズ・コーポレイション filed Critical ユナイテッド・テクノロジーズ・コーポレイション
Publication of JPS60500756A publication Critical patent/JPS60500756A/ja
Publication of JPH0429448B2 publication Critical patent/JPH0429448B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23PMETAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; COMBINED OPERATIONS; UNIVERSAL MACHINE TOOLS
    • B23P6/00Restoring or reconditioning objects
    • B23P6/002Repairing turbine components, e.g. moving or stationary blades, rotors
    • B23P6/005Repairing turbine components, e.g. moving or stationary blades, rotors using only replacement pieces of a particular form
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02CGAS-TURBINE PLANTS; AIR INTAKES FOR JET-PROPULSION PLANTS; CONTROLLING FUEL SUPPLY IN AIR-BREATHING JET-PROPULSION PLANTS
    • F02C7/00Features, components parts, details or accessories, not provided for in, or of interest apart form groups F02C1/00 - F02C6/00; Air intakes for jet-propulsion plants
    • F02C7/28Arrangement of seals
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K13/00Welding by high-frequency current heating
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23RGENERATING COMBUSTION PRODUCTS OF HIGH PRESSURE OR HIGH VELOCITY, e.g. GAS-TURBINE COMBUSTION CHAMBERS
    • F23R3/00Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)
  • Heat Treatment Of Articles (AREA)
  • General Induction Heating (AREA)
  • Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
  • Spray-Type Burners (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ガスタービンエンジンの燃焼器部品を矯正する方法技術分野 本発明はガスタービンエンジン用の金属製燃焼器の部品の熱間形成に係り、更に 詳細には、使用部品と再生部品との正しい寸法法めに係る。
発明の背景 航空機に於て用いられる近年のガスタービンエンジンは技術的に非常に複雑な機 械である。高度技術は特に、高温下で運転されるエンジンの部分に於て採用され ている。かかる部品は材料の劣化を引き起こす高温や腐蝕や熱疲労に曝されるの みならず、航空機内で用いられるということに応じてできる限り軽量に設計され なければならない。近年のガスタービンエンジン内の諸部品の多くは長い寿命を 有しているが、長期間の使用によるある程度の劣化は避けられない。これらの部 品は高度技術によって形成されているため、その値段が幾分高いので、でき得る 限り部品を修理若しくは再加工することが強く望まれている。
上述のように修理を要する部品の一つに、エンジンの燃焼器ライナがある。燃焼 器若しくはバーナはエンジンの一部であり、空気が圧縮空気と混合されて燃焼が 起こる場所である。図面に示されている燃焼器ライナは、内壁と外壁とを有する 環状構造物であり、燃料の噴射ノズルが延在する一つの端部に於て閉じ、ており 、燃焼による高温生成物がエンジンのタービン部分へ送込まれる他の一つの端部 に於て開いている。大型のガスタービンエンジンに於ては、このライナの外径は 3mで、内径はおよそ0.58mで、長さはおよそ0.43m程度であろう。一 般に、ライナはハステロイXといったニッケル鍛造超合金から作られており、約 1.143111R1の平均厚さを有している。以上のことから、この構造物は 大きさからすると比較的軽量であることが叩解されよう。使用時に於ては、時々 熱疲労き裂が発生し、更に一般的には構造物のそりや歪みが生ずる。
しかしながら従来技術に於ける矯正操作に於ては、使用によって生ずる歪み或い は溶接によって生ずる歪みが相当大ぎいという問題があった。このことはライナ の一部分を1/2インチ(12、7’mm)にもわたって変形させて修正しなけ ればならないという必要梯を提供した。また、矯正機具の部分が固定されている のに拘らず、溶接後の燃焼器ライナは固定台によって決めらだ要求される寸法に 一致しないということが共通して観察された。これに対してこれまでに取られて きた主な方法は、構造物を冷間加工して要求されるに寸法にまで変形させてやる ことであった。しかし、ライナが複雑な構造物である故、このことはそう簡単に は達成されなかった。構造物の矯正部から隔れた位置に延在する部分の二次的な 歪みによって必要な寸法が得られなかったり、構造物の多くの部分にき裂が発生 したりした。
ハステロイXは一般に冷間加工され得る材料と考えられているが、構造物の複雑 さと恐らく長期間に亙る使用による、材料の性質の変化とによって、当初よりも き裂が発生し易くなっているように思われる。このことから構造物を熱間加工す るということが浮かび上がってくる。しかし構造物の物理的な大きさと引き延ば しに用いられる機具が耐熱性を有している必要があるということを#慮すると、 熱間加工も実行不可能であるようにも思われる。
発明の開示 本発明の目的は、特定のガスタービンエンジン用の環状燃焼器ライナを変形させ ることによって寸法を修正する手段を提供することである。本発明の他の一つの 目的は、燃料支持部分を溶接によって交換することを含みしかも終了時には構造 物が要求される寸法を有しているような、燃焼器ライナの矯正方法を提供するこ とである。
本発明によれば、ハステロイXといった耐熱合金を材料とするガスタービンエン ジン用のライナの二つの環状の帯領域が選択的に加熱され、加熱されながらライ ナは、ライナと一体に形成された支持リングが半径方向外向きに移動ずべく、す 早く変形させられる。本発明が係る特定のライナは、円筒状の壁部とそれに取付 けられた半径方向に延在するフランジ部とから成る形状を有している。フランジ 部には複数の環状の支持リングが取付けられている。本発明の目的は、それらの 支持リングを正しい位置へ移動してやることである。
本発明の実施例に於ては、環状壁がフランジ部に近接する領域に延在する帯部と 、7リング部の半径方向への延長線上、即ち支持リングの環の半径方向反対側に 延在する帯部とが加熱される。ただ一つの領域のみが加熱されると、良好な結果 が得られず座屈やき裂の発生が生ずる。ハステロイXから成るライナを有する本 発明の実施例に於ては、帯領域は比較的短時間内に約980℃まで加熱される。
このことにより、支持リングやライナの他の領域が650℃以上の瀉麿まで加熱 されることが避けられる。また、固定台の一部分が加熱されることも避けられる 。加熱には二つの同心の輪から成る誘導コイルによる誘導加熱が採用され、各々 の輪が前述の帯部のそれぞれに近接して取付けられることが望ましい。
本発明の他の一つの実施例に於7ては、支持リングが新しい支持リングと交換さ れ、改善された方法が開発された。
古い支持リングが取外される前に、前述の矯正操作が実行される。しかし、支持 リングは終了時の構造物に於て要求される位置よりも半径方向外側にまで移動さ せられる。その後、支持リングは取外され、新しい支持リングが従来技術の固定 方法によって所定位置に溶接される。新しい支持リングが取付けられライナが固 定台から取外された後、支持リングの位置は古いリングが移動した軌跡に沿って 逆向きに移動し、最終的な製品に於て要求される最終位置にまで達するというこ とが見出された。
本発明は、以前には廃棄されていたような古い部品を修復することを可能にする という利点を有している。このことは、著しい経済的利益を生み、不必要な浪費 の回避を提供する。再生された燃焼器ライナに於て精度の良い寸法が達成される と、ガスタービンエンジンの最適性能が達成される。
以下に添付の図参照しつつ、本発明を実施例について詳細に説明する。
図面の簡単な説明 第1図は、固定台内に加熱コイルと共に取付けられている環状燃焼器ライナの一 部分を示している。
第2図は、第1図に示されている燃焼器ライナ部分の断面図であり、燃焼器組立 体の他の部品も−・点鎖線で示されている。
第3図は、第1図に示されている燃焼器ライナと装置との部分断面図であり、ラ イナがどのよ・うに固定台に取付けられているかを示している。
第4図は、第1図に於てライナ部品の内側にほとんど隠されている装置の部分図 であり、この装置はライナの部分を半径方向外向きに移動させるために用いられ る。
発明を実施するための最良の形態 以下に、ブラット・アンド・ホイットニ・エアクラフト社のJT9D −59/ 70型或いはJT9D−59/7Q型ガスタービンエンジンの燃焼器ライナに於 ける本発明の適用例に関して説明する。このライナは二つの部分から成っており 、鍛造された非硬化性の合金であるハステロイ×(重量比、Cr22、COl、 5、Go、10.Fe185、Mo9、Wo、6、その他Ni)によって作られ ている。このライナは、重なり合う多数の環状の部品が互いに連結されていると いう点と、冷却空気がライナの外側ボアからチャンバ内へ流入することを可能と する多数の貫通孔が上記の環状部品に形成されているという点とに於て典型的な 環状ライナである。本発明は、例えば米国特許M3゜978.662号、同第4 ,050,241号、同第3゜995.422号、同第4,077.205号、 やディアバ−・ガによる米国特許出願用440.675号等に記載されているよ うな、上述のライナに類似した特徴を有する燃焼器ライナに対しても適用され得 7る。
典型的な環状ライナは、中心軸の周りに共心的に配置された連続的な環状内壁と 環状外壁(シュラウドとも呼ばれる)とによって構成されている。この中心軸は 使用時に於てはガスタービンエンジンの軸と一致する。内壁及び外壁は一端に於 てバルクヘッド若しくはドームとして知られている部分(以下に於てノランジ部 と呼ぶことにする)によって連結されている。バルクヘッドは一般に、一方の壁 (外壁)に取付けられ、もう一方の壁(内壁)とは取外されることが可能である ように連結されている。このことは燃焼器の製造と再生とを容易にしている。ふ ちどりが施されたバルクヘッドには、燃料ノズルを受けるより重いリング状の部 品が取付けられている。通常燃料ノズルは、燃料と少量の渦巻く空気を内壁及び 外壁とバルクヘッドとによって郭定される燃焼室の中へ供給するために採用され ている。
第1図には、本発明に用いられる装置の一部分と共に燃焼器ライナの外側部分2 0(壁及び取付けられたバルクヘッド)が示されている。第2図はライナの断面 図であり、燃焼器組立体の他の部分は一点鎖線で示されている。明確さを保つた めに、各部品にあけられた小さい直径を有する孔のほとんどは、この断面図及び 本実施例の他の図面に於て省略されている。
第1図及び第2図を参照して、本発明に於ける外側部分20の改良に関して説明 する。全体のライナは、中心軸26の周囲に延在する円筒状の外壁24と一点鎖 線で示された円筒状の内壁28とによって構成されている。それらは共に、溶接 によって連結された環状の部品22によって作られている。
外壁24にはバルクヘッド若しくはフランジ様の部品30が取付けられており、 この部品3oは中心軸26へ向かって概して半径方向内向きに(中心軸に対する 傾斜角度Aが73度であるように)延在している。内壁部品28は、バルクヘッ ド30の舌若しくはボス32と機械的に噛合っている。バルクヘッド30の周囲 には、複数の支持リング34が円周方向に隔置されており、所定の位置に溶接さ れている。燃焼器がガスタービンエンジン内で用いられる時、各々の支持リング は燃料ノズル36(一点鎖線で示されている)を受ける。以下に於て説明される 過程の間、燃料ノズルと内側ライナとは登場しない。バルクヘッドが外壁ではな く内壁に固定されることが可能であり、その場合にも本発明が修理の際に同様に 有効であるということは明らかであろう。
第2図に於て、燃焼器ライナは多数の寸法標点を有している。それらは、外径O Dや内径IDやボス32と取イ1け柄34Bとの間の軸方向距離、等である。こ れらの寸法のうち本発明が特に係っているのは、支持リング34の適圧位置を決 める径SRDである。本発明はまた、各々の支持リング34の面36の中心軸2 6に対する傾斜角度Aを正しく得ることに係っている。一般に、使用後の燃焼器 ライナに於ける支持リング位置径SRDは、前記ライナが新品であるときの径S RDよりも小さく、また4生工程に於て必要とされる径SRDよりも小さい。ま た一般に、占い女持リングはそれらが溶接されている周辺接点38で切断されて 、新しい支持リングが挿入される。この交換作業の際に支持リングはライナの部 品30と24とに固定される。
GTAW溶接の後、溶接物は固定台から取除かれる。この固定台が高い精度を有 しているにも拘らず、径SRDがしばしば要求値よりも小さくなってしまうこと を我々は発見した。このことが矯正の必要性を提供したのである。
しかしながら全体の燃焼器ライナ組立体の形状は空気力及び燃焼を考慮に入れた 綿密な計算によって決められたものであって単純ではなく、従って不要な変形を 引起こした構造力学的要因は容易には理解されない。実際問題は、支持リングを 交換し、使用時或いは修理時に生じた歪みを無くすことである。しばしば径SR Dは7.5mmといった大幅な増加を要する。しかしながら、径を増大させるた めに例えばすべての支持リングを同時に外向きに移動させてやるというような様 々な方法が試みられたところ、燃焼器ライナは歪められるか、工学的立場から溶 接補修も実行不可能であるような破壊を起こしてしまった。
本発明の原理が第1図と第3図と第4図とに図示されている。本発明に於ては、 ライナ部分20のある局部的な部位が約980℃にまで注意深く加熱され、その 条件下に於て、複数の支持リングがある位置まで半径方向外向きに移動される。
このとき、燃焼器ライナ部分は固定台(第4図に断片的に示されている)に取付 けられる。前記固定台は、中央のテーパが付けられたコーン46が油圧シリンダ 48の作用によって下向きに移動すると、矢印44で示されている如く半径方向 外向きに移動する複数のセグメント42を含んでいる。セグメント42の外向き の移動量は、コーン46に取付けられた調節可能のストップナツト50によって 制御される。ストップナツト50はセグメント42の上面52に当る。約34イ ンチ(863,6n+m)の支持リング径周りに隔置された20個の支持リング を有するライナに対して、8個の同一のセグメント42を有する固定台が用いら れた。このように支持リングの2個若しくはそれ以上の個数の組が組合せられる と、すべての支持物の外向きの移動軌跡がほぼ半径方向に一致することは理解さ れよう。個々のセグメントも同様に移動する。本発明の矯正方法の基本は単純化 であり、経費をいくらか低減させる。
第3図に於て、各々の支持リングはボルト54及びディスク56によってセグメ ント42に留められている。支持物の要求される傾斜角度Aを提供する斜面を有 する固定台の面58に対してリング34がしっかりと固定されるように、ディス ク56はフランジ部を有している。各々のセグメントは外周上にステップ60若 しくは他の輪郭線を有し、前記ステップは矯正される燃焼器ライナ部分の外壁2 40部品22の中に受けられる。
誘導加熱コイル62及び64が、燃焼器うイナの2個の部分に近接して周状に取 付けられている。これは第1図及び第3図に示されている。内側の]イル62と 外側のコイル64とは連結しており、単一の誘導加熱機へ接続された同一の連続 ループの部分である。勿論、並列に(適切なバランスを保ちつつ)接続された別 々のループや別々の加熱機へ接続された2本のループが用いられることも可能で ある。コイルがライナと電気的接触をすることを防ぎ、と同時にできるだけライ ナに近接して延在するように、各々のコイルには、例えばケイ酸アルミナ樹脂と いった繊維材の絶縁被覆66及び66′が施されている。燃焼器ライナが固定セ グメントにボルトによって固定されるとき、誘導加熱コイル62及び64は、図 示されている位置に於てライナにテープによって緩く留められている。
ライナを矯正すために、コイルに近接して延在する帯領域88及び90が、例え ばTOCCO社(オハイオ州クリーブランド)の2C81−1型誘導加熱機とい った誘導加熱機が周波数10.0OOHz 200V1120ハ、20kWとい う条件下で用いられることにより、加熱される。
ライナはまず870℃まで加熱され、その状態が2分間保たれ、その後温度が9 25℃まで上げられその状態で30秒間保たれ、更にその後温度が980℃まで 上げられその状態がおよそ15〜20秒間保たれる。温度はライナの選ばれた位 置に接触させられた熱雷体によって監視される。
加熱サイクルに於て温度段階的に変化させられる理由は、均等な加熱を確実に行 うためである。他の加熱サイクルが採用されることも可能である。矯正機具がそ の大きさと経済性との兼ね合いか−ら軟鋼性であり従って高温に耐えられないた めに、ライナが相当迅速に加熱されることが望ましい。980℃での短い保持期 間の後、矯正固定台の油圧シリンダ48が作動させられ、これによって支持リン グが矢印44で示される如くほんの数秒で半径方向外向きに押される。その後、 誘導コイルへの電流が止められ、ライナが固定台から容易に取外されることが可 能となるようにライナは捕捉的な強制冷却装置による冷却空気によって冷却され る。加熱されたライナの温度が40=90℃に達した後、ライナは固定台から取 外され、矯正工程は終了する。
位置88と位置90とに延在する帯部の両方をそれぞれコイル64と62によっ て加熱することが必要であることが見出されている。
これらの加熱される領域は、外側円筒状部分24とフランジ部30との交わり部 に於ける比較的狭い帯部88と。
支持リング環の反対側に延在する比較的狭い周辺帯90とを含んでいる。領域9 0は環状部分24から最も遠い位置に於て横方向に延在するバルクヘッドの一部 分に延在している。第3図に於て、一般にバルクヘッドの内側部分に伴う更に別 の随伴構造物32が図示されている。この構造物も付随的に誘導コイルによって 加熱されるが、本方法の主眼は領域90にある。
当初、我々はライナの一つの部分、即ち、領域88のみを加熱することを試みた 。しかしながら、燃焼器ライナの支持リング間の部分が座屈するか或いは破損し たり、さもなくば要求される寸法が得られないということが見出された。本発明 に於ては、内側と外側との両方の部分が加熱されなりればならない。そして図示 されている如(、本発明の手法は、概してバルクヘッド全体を加熱する方法とは 異なっている。これは困難であるが勿論実行可能であった。
しかし、矯正機具への著しい熱伝達が生じることが予想されたために、より長い 時間と高温とが必要と思われた。ライナの他の部分の過熱と撓みとが起こる可能 性もあった。
加熱機を、重要でありしかも固定台に直接密に接触しないような位置に選択的に 配置することによって、迅速な矯正が可能となった。かかる加熱帯から離れたラ イナの部分の温度はほぼ低温に保たれる。支持リングとそれらの間に延在するフ ランジ部30の部品は目で見た限り非輻射性で、650℃以下に保たれている。
各々のディスク58は、第3図の断面図の面を横切る方向に延在する孔57を有 している。各々のディスクは、ディスクが浮上しないように十分強く、且ディス クが溝のAリエンテーションによって許容される横方向、つまり円周方向のすべ り運動を起こさないように十分弱い力によって面58にボルト留めされている。
このことによって、上述のように支持リングの数よりも少ない固定セグメン1〜 が用いられる場合に、矯正工程の際に支持リング間の間隔が均等に維持されるこ とが可能となる。ディスクに溝が延在しないと、矯正される部品は座屈を起こし やすくなる。
上述の方法が実行される時、支持リングの環は要求される位置に一致するまで動 かされる。固定台はリングが縦方向に動くことを防ぐ。しかしながら、支持リン グ環と関係のない他の寸法が正しく修正されなかったり逆に正しくない方向に変 えられるといったことが起こり得る。従って、他の機械的な矯正操作が行われる 。それらは時として、正しく修正されているSRD値を再び元の不良値へ戻して しまうであろう。こういう場合には、上述の矯正工程がもう一度、或いは必要と されるだけの回数、繰返して行われる。
しばしば支持リング以外の部品が溶接若しくは他の方法によって修理されなけれ ばならない場合がある。例えば、セグメント22やセグメント同志を連結してい る溶接部などである。また、支持リング自体の位置とは関係ない部分を引ぎ延ば す操作も行われる。以前我々は、まず支持リングの交換を含むすべての修理を行 い、しかる後に上述の操作を実行していた。しかし我々は、支持リングが交換さ れるといった特別な場合に於て実行されるべき、以下のような改善された方法を 開発した。我々の方法によれば、オイルリングが取外される前に、径SRDを増 加させるためにセグメントが半径方向外向きに移動させられるとき、径SRDが 最終的な燃焼器ライナに於て要求される、値よりも大きくなるような位置まで支 持リングが移動される。大きめに取られる経の正しい値との差は経験から決めら れ、上述の燃焼器ライナに対しては一般におよそ0.89mmである。
上述の方法によってライナがまっすぐにされ第4図に示される引ぎ延ばし固定台 から取外された後、支持リングは切り取られ交換される。固定台に於て行われる この再溶接操作は可動セグメントが用いられないという点を除いて引き延ばし操 作に於て説明された操作と類似である。溶接操作中に生ずる歪みは径SRDを減 少させ、リングが引き延ばされたときの移動軌跡にほぼ沿って逆向きに(直径方 向に約0.76〜1.3mIn)リングを戻して最終的な製品において要求され る位置疼で移動させるということが見出された。本方法によれば、径SRDを要 求される値の±0.13nunの範囲に保つことが可能である。
勿論、本発明の他の実施例も本発明の範囲内で考えられ得る。上述の局所的加熱 手段として誘導加熱以外の方法が採用されることも可能である。例えば、レーザ 加熱や放射線加熱である。加えて、実際に観察されろライナの挙動や燃焼器ライ ナに於て用いられ得る他の金属材料の種類に応じて経験的に加熱温度を変えるこ とも可能である。
一般に我々の方法によれば、ハステロイXはその熱間加工温度領域980〜12 ’00℃の下限である980℃まで加熱された。その温度のもとてハステロイX の降伏応力は103MPaにまで低下しており、この値は室温に於ける降伏応力 の約25%である。一般に、バーナの材料となる高温合金は、若干の軟化を生じ させるために我々の方法に於けると同様に熱間加工温度領域の下限温度まで加熱 される。しかし、材料の特性や使用可能な固定力の大きさや観察される結果等に 応じて、熱間加工温度領域内のより高い温度が採用されるとも可能である。
以上に於ては、本発明を特定の実施例について詳細に説国際調査報告

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 耐熱合金を材料としガスタービンエンジン内にて使用され得る環状燃焼器ライナ を整形する方法にして、前8己ライナは中心軸周りに延在する概して円筒状の壁 部と、前記円筒状の壁部に取付けられ前記中心軸に対し概して横向きに延在する 環状のフランジ部と、前記フランジ部に取イ寸−られ且燃料ノズル等を受けるこ とに適したイLを前記フランジ部に郭定づる複数の円周方向に隔置された1ノン グとを有しており、前記ライナの前記壁部が前記フランジ8■に近接する位置に 延在する第一の円周状の帯部と、前占己フランジ部の付近にして前記リングに関 し前記第一の帯部のちょうど反対側に延在する第二の円周状の帯部とを同8青加 熱し、前記帯部が加熱されている間に前記1ノングを最初の位置力\ら離れた位 置にまで鋳記中心軸に対して概して半径方向に移動させることと、その後前記リ ングを変形後の位置に保ちつつ加熱された前記帯領域を冷却することを含む方法 。
JP59501168A 1983-03-31 1984-02-23 ガスタ−ビンエンジンの燃焼器部品を矯正する方法 Granted JPS60500756A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/480,658 US4498617A (en) 1983-03-31 1983-03-31 Method for reshaping a gas turbine engine combustor part
US480658 1983-03-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60500756A true JPS60500756A (ja) 1985-05-23
JPH0429448B2 JPH0429448B2 (ja) 1992-05-19

Family

ID=23908836

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59501168A Granted JPS60500756A (ja) 1983-03-31 1984-02-23 ガスタ−ビンエンジンの燃焼器部品を矯正する方法

Country Status (11)

Country Link
US (1) US4498617A (ja)
EP (1) EP0138887B1 (ja)
JP (1) JPS60500756A (ja)
KR (1) KR920004878B1 (ja)
AU (1) AU559368B2 (ja)
CA (1) CA1232433A (ja)
DE (1) DE3468635D1 (ja)
ES (1) ES531154A0 (ja)
IN (1) IN159485B (ja)
WO (1) WO1984003851A1 (ja)
ZA (1) ZA841571B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012117808A (ja) * 2010-12-01 2012-06-21 General Electric Co <Ge> ガス専用インサートを備えた燃料ノズル

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4611744A (en) * 1982-06-23 1986-09-16 Refurbished Turbine Components Ltd. Turbine blade repair
US5554837A (en) * 1993-09-03 1996-09-10 Chromalloy Gas Turbine Corporation Interactive laser welding at elevated temperatures of superalloy articles
JP2877296B2 (ja) * 1995-09-11 1999-03-31 三菱重工業株式会社 ガスタービン燃焼器の取付、取外し装置
US5921075A (en) * 1995-10-19 1999-07-13 Mitsubishi Jukogyo Kabushiki Kaisha Burner replacing system
AT407498B (de) * 1997-04-07 2001-03-26 Schuoecker Dieter Dr Verfahren zur materialbearbeitung durch kombination von mechanischer krafteinwirkung und laserstrahlung
US6629415B2 (en) 2001-10-27 2003-10-07 General Electric Co. Methods and apparatus for modeling gas turbine engine combustor liners
US6910859B2 (en) 2003-03-12 2005-06-28 Pcc Structurals, Inc. Double-walled annular articles and apparatus and method for sizing the same
US7503113B2 (en) * 2005-10-13 2009-03-17 Siemens Energy, Inc. Turbine vane airfoil reconfiguration system
US7916163B2 (en) 2007-12-14 2011-03-29 Seiko Epson Corporation Exposure head, a method of controlling an exposure head and an image forming apparatus
US8245399B2 (en) * 2009-01-20 2012-08-21 United Technologies Corporation Replacement of part of engine case with dissimilar material
KR102088688B1 (ko) * 2018-09-14 2020-03-13 한국전력공사 저주파 유도 가열을 이용한 로터 벤딩 교정 방법 및 이를 이용한 로터 벤딩 교정 장치
CN109365947B (zh) * 2018-12-06 2021-02-23 中国航发贵州黎阳航空动力有限公司 火焰筒头部组件的真空钎焊夹具及方法
CN110732766B (zh) * 2019-11-18 2021-04-23 中国航发贵州黎阳航空动力有限公司 航空发动机火焰筒真空电子束焊接变形控制方法及装置

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1153480A (en) * 1915-03-26 1915-09-14 E & B Holmes Machinery Company Hoop expanding and flaring machine.
DE363145C (de) * 1921-12-21 1922-11-04 Mannesmann Ag Vorrichtung zum Richten und Zentrieren von eisernen Reifen fuer Hohlkoerper
US1926400A (en) * 1932-02-03 1933-09-12 Kelsey Hayes Wheel Corp Apparatus for forming rim members
US2340950A (en) * 1940-03-09 1944-02-08 William H Ferguson Shrinking dolly block
FR1062227A (fr) * 1951-09-12 1954-04-21 Timken Roller Bearing Co Procédé de travail à froid de bagues en acier austénitique
US3205691A (en) * 1959-12-15 1965-09-14 Republic Aviat Corp Method of and apparatus for fabricating hollow articles
US3832509A (en) * 1973-05-29 1974-08-27 V Mikhailov Split-type magnetic field concentrator
US3852990A (en) * 1973-08-06 1974-12-10 Lockheed Aircraft Corp Process for removing surface distortion from a metal article
US4365470A (en) * 1980-04-02 1982-12-28 United Technologies Corporation Fuel nozzle guide and seal for a gas turbine engine
US4408382A (en) * 1981-12-21 1983-10-11 Westinghouse Electric Corp. Method for removing and replacing shrunk-on sleeves on a shaft

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012117808A (ja) * 2010-12-01 2012-06-21 General Electric Co <Ge> ガス専用インサートを備えた燃料ノズル

Also Published As

Publication number Publication date
ES8506158A1 (es) 1985-06-16
EP0138887A4 (en) 1985-07-30
US4498617A (en) 1985-02-12
KR840008032A (ko) 1984-12-12
JPH0429448B2 (ja) 1992-05-19
KR920004878B1 (ko) 1992-06-19
DE3468635D1 (en) 1988-02-18
AU559368B2 (en) 1987-03-05
AU2657784A (en) 1984-10-25
WO1984003851A1 (en) 1984-10-11
EP0138887A1 (en) 1985-05-02
ES531154A0 (es) 1985-06-16
IN159485B (ja) 1987-05-23
EP0138887B1 (en) 1988-01-13
ZA841571B (en) 1984-10-31
CA1232433A (en) 1988-02-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS60500756A (ja) ガスタ−ビンエンジンの燃焼器部品を矯正する方法
US6345441B1 (en) Method of repairing combustion chamber liners
US4924581A (en) Turbine air seal repair process
EP1602442B9 (en) Methods for repairing gas turbine engine components
US4536932A (en) Method for eliminating low cycle fatigue cracking in integrally bladed disks
US7094988B1 (en) Laser welding heat treat process
US3649380A (en) Method of manufacturing hard faced exhaust valves
US3594894A (en) Method of forming cartridges
CA2935760C (en) Gas turbine engine combustor and method of forming same
US20180031239A1 (en) Combustor cap assembly and methods of manufacture
US20140318150A1 (en) Removable swirler assembly for a combustion liner
CN105722630A (zh) 厚壁大径管的焊接接头结构和其焊接施工方法
CN109477387B (zh) 转子轴和用于制造转子轴的方法
JP2009079495A (ja) ガスタービン部品の変形修正方法
JP3082823B2 (ja) 耐熱、耐食処理を施したガスタービン用燃焼器ノズル
US9333589B2 (en) Component and method for joining metal elements
US10265798B2 (en) Magnetic pulse welding of engine components
JPS58117824A (ja) プレクリ−プ製品およびその製造方法
JP3434942B2 (ja) 圧力容器円筒胴体の変形修正工法
JP2002045936A (ja) 分岐成形方法、予熱装置および金属容器
JPH06288549A (ja) ガスタービン燃焼器の修理方法
RU2285571C1 (ru) Способ изготовления цилиндрических изделий из прецизионных никелевых сплавов
JPH05277599A (ja) 蒸気ベローズの製作方法
JPH01237492A (ja) 原子炉ノズル二重管部の補修方法
JPS61126955A (ja) 連続鋳造用ロ−ル

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term