JPS6049592A - 棒状ヒ−タ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はセラミックスによるヒータに係り、特に電気コ
タツ等に使用するに好適な棒状、＃Ｊ状のヒータに関す
る。

〔発明の背景〕

従来、ヒータ材としてセラミックスを用いた場合、セラ
ミックスは硬くて脆いため、複雑な形状や細い断面積の
構造にすることが困難であった。

従って高抵抗にするためには細長い線状のヒータに加工
しなければならないが、そうすると、強度が弱く、実用
困難であった。

〔発明の目的〕

本発明の目的は任意の抵抗値が得られるよう、ヒータの
厚さを調節することが可能で、かつ十分な強度を有する
棒状ヒータを提供することにある。

〔発明の概要〕

本発明は、絶縁体と導電体を多層にした（構造にし、導
電体及び絶縁体の厚みを調節することによｐ、目標の抵
抗値及び強度が得られるようにしたものである。

〔発明の実施例〕

本発明の実施例を第１図に示す。本実施例は電気絶縁性
番有するセラミックス（Ａｔ＊Ｏｓなど）１の間に導電
性を有するセラミックス（ＳｉＣとＺ　ｒ　Ｂ　２の複
合体など）２を挾んだ多層構造となっている。その形状
は角棒状で、その両端に比べ、中央部の断面積は小さく
なっている。

本発明は上記のような構造を有しているので、ヒータと
して抵抗値を導電体の幅、厚みを変えることによシ、任
意に設定することが可能である。

また、導電体２のみでは強度が弱い場合でも、絶縁体層
を厚くすることによシ十分な強度を容易に得ることが可
能である。

また両端を電極として通電する場合、両端に比べ中央部
の抵抗値が高いので、中央伺近で主に発熱する。従って
両端付近の温度を低くすることが可能である。通常、両
端部は金属（電極）との接合が必要であシ、接合部の耐
熱性は低く、低温であることが望ましい。従って本実施
例によれば、容易に中央部で発熱するようにし、両端付
近の温度を低減することが可能である。

第１図に示すヒータは、次のようにして容易に接合でき
る。ＡＬｘ　Ｏｓ等を主成分とする電気絶縁性のセラミ
ックス粉末とＳｉＣとＺｒＢ２’粉末を所定の割合に混
合した粉末を第１図に示すように３層にして成形し、焼
結する。焼結は高密度に焼結可能なホットプレス法が適
する。

なお、第１図の実施例では絶縁体−導電体−絶縁体の３
層構造にしたが、第２図に示すような絶縁体−導電体の
２層構造にしてもより０その場合は発熱面は片面にのみ
片寄る欠点があるが、製造が容易で、抵抗値の調整が容
易になる。

また、第１図や第２図に示すような直線状ヒータを第３
図に示すように複数本、並列に連結することによシ、面
状のヒータとしても使用することが可能である。

〔発明の効果〕

本発明によれば、次のような効果を有する。

（１）強度を低下させることなく、任意の抵抗値を有す
るヒータが容易に得られる。

（２）製造が容易である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明になるセラミックスヒータの概略図、第
２図は他の変形例を示すセラミックスヒータの概略図、
第３図は本発明の応用例を示す概略図である。 １・・・電気絶縁性セラミックス層、２・・・導電性セ
ラミックス層、３・・・棒状ヒータ、４・・・電極、５
・・・す］へ ・ノ 第１図 ￥２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、両端に電極を有する棒状ヒータにおいて、導電性を
   有するセラミックスと電気絶縁性を有するセラミックス
   が板状の層となって、一体に焼結されていることを特徴
   とする棒状ヒータ。 ２、特許請求の範囲第１項において、前記電気絶縁性を
   有するセラミックスとしてＡ１２０ａ　、　Ａ７Ｎ　。 Ｓｉ３Ｎ４又はムライトを、前記導電性を有するセラミ
   ックスとしてｚｒｎ、、ＴｉＣ、ＴａＮ又はＷＣを主成
   分としたことを特徴とする棒状ヒータ。 ３、特許請求の範囲第１項において、前記セラミックス
   ヒータの電極部付近における前記導電性を有するセラミ
   ックス層の断面積が前記電極部両極の中間付近における
   前記導電性を有するセラミックス層の断面積に比べて大
   縫いことを特徴とする棒状ヒータ。