JPS6049269A - 検電装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は検電装置、特に特別高圧又は超高圧受電設備に
おいて電力系統−次側電圧の有無を検出するために使用
される検電装置に関するものである。

〔発明の技術的背景〕

特別同圧又は超高圧の受電設備では、受電点の保守に際
して感電事故を防止するために接地装置ｉ！’ｅがもう
けられている。検電装置はこの接地装置の誤操作による
地絡事故を防止するために系統−次電圧の有無を検出す
る装置でチリ、受電設備を安全に運用する上で欠かせな
いものである。第１図は従来の検電装置のブロック図で
ある。

第１図において、１−１．１−２は２重化された検出回
路であシ、系統−次電圧の有無（以下電圧布の場合を充
電、電圧熱の場合を非充電と云う）を検出している。２
は検出回路１−１及び１−２の出力を比較し判定する比
較判定回路で、２つの検出回路の出力が一致した場合は
充電又は非充電の表示を出し、不一致の場合は善報表示
出力を出す。３は模擬入力回路で充電又は非充電の模擬
入力信号を検出回路１−１及び１−２に各々個別に与え
るようになっている。４は模擬入力信号を点検回路に与
えるための点検回路である。

〔背景技術の問題点〕

上記構成を有する検電装置において、検出回路１−１又
はｌ−２のどちらか一方が故障して出力が不一致になる
と、比較判定回路２によって故障表示が出力される。し
かし故障した回路は２重化回路の一方のみであるにも拘
らず、検電装置の表示は警報表示になるため、系統の充
電、非充電を検出する機能は失なわれてしまう。また、
検出回路１−１又は１−２の内のどちらが故障したかを
知る手段がないため、調査、復旧に時間を要すると云う
欠点があった。

〔発明の目的〕

本発明は上記問題点を解決することを目的として外され
たものであシ、故障発生時に故障個所を判定し健全な回
路のみを用いて機能維持が可能な検電装置を提供するこ
とを目的としている。

〔発明の概要〕

本発明では２重化された検出回路と比較判定回路との間
に切換回路をもうけ、前記２重化された検出回路の両方
又はどちらか一方のみの出力を選択的に切換えて比較判
定回路に入力することにより、健全な回路のみを用いて
機能維持をはかろうとするものである。

〔発明の実施例〕

以下図面を参照して実施例を説明する。第２図は本発明
による検電装置の一実施例ブロック図である。図中の符
号１−１．１−２．２．３．４及び５は第１図に対応し
ている。

第２図において、５は切換回路であ、９Ｚｆｆｉ化され
た検出回路１−１．１−２と比較判定回路２との間にも
うけられる。切換回路５内には＋１接点を中心にして両
側に夫々＋２及び＋３の各接点を有し、＋１接点に接続
されている場合は２重化された各検出回路１−１及び１
−２の両人力が比較判定回路２に導入され、又、＋２接
点に接続されている場合は一方の検出回路１−１のみの
入力が、更に４重３接点に接続されている場合は他方の
検出回路１−２のみの入力が個別に導入される構成を有
している。

第３図は故障個所の判定及び復旧を説明するフローチャ
ートでちシ、これによって異常が発見された場合の一連
の動作を説明する。

先ス、ステップ７において異常が発見されるとステップ
８で切換回路５を≠２に切換えて、ステップ９にて一方
の検出回路１−１に対して模擬入力信号を充電、非充電
にして表示を確認する。その時の表示が模擬入力信号と
一致していれば検出回路１−１は正常であるためステッ
プ１１に移って切換回路５を４３に切換えて、ステップ
１２にて他方の検出回路１−２に対して前記同様に模擬
入力信号を充電、非充電にして表示を確認する。

ステップ１３において表示が異常であればステップ１７
にて検出回路１−２の故障と判断できるため、ステップ
１８にて切換回路５を＋２に切換えて正常な検出回路１
−１のみを用いる。したがって検電装置の機能維持をは
かることができる。　・ステップ１３において正常と２
Ｉ’ｌｌ断されると、らＩＩ記した通り検出回路１−１
及び１−２が正常であるため＋−１接点（通常の使用位
置）の接触不良と判定できるので、ステップ１４にて切
換回路５を≠２又はす３に切換えれば機能維持ができる
。

一方、ステップ１０において異常と’Ｉ’ｌｊ定される
とステップ２０にて切換回路５を≠３に切換えてステッ
プ２１にて検出回路１−２の機能を判定する。ステップ
２２にて正常と判定されるとステ。

プ２３にて検出回路１−１の故障と１（１，定されるた
め、ステップ２４において切換回路５を＋３に切換えて
正常な検出回路１−２を使用する。この場合も機能維持
が可能である。また、ステップ２２において異常と判定
されると、前記結果から雨検出回路１−１及び１−２が
共に異常であるためステップ２６にて全ての機能を停止
する。

なおステップ２６へ進む場合は点検回路５の接触不良又
は比較判定回路２の故障など、その他の故障と判定され
て機能維持はできないが、故障個所の目安がつくため、
保修に要する時間を短縮することができる。

第４図は本発明による検電装置の他の実施例ブロック図
である。

本実施例では前記した一連の操作及びチェック機能を自
動的に行ない、機能維持をはかるようにしたものである
。

図中の符号１−１．１−２．及び２ないし５は第２図に
対応している。なお、点検回路４及び切換回路５は自動
切換可能な回路であって、例えば補助リレー又はアナロ
グスイッチ等で構成される。

６は自動点検回路で模擬入力回路３、点検回路４及び切
換回路５の各入力条件を夫々シーケンシャルに組合せし
、更に比較判定回路からの出力計ニックする機能を有し
ている。

〔発明の効果〕

以上説明した如く、本発明によれば故障発生時に故障個
所を判定できるように構成したので、健全な回路のみを
用いて検電機能を維持することが可能でちる。またその
結果、故障の復旧時間も短縮でき稼動率を向上させるこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の検電装置を示すプ０ツク図、第２図は本
発明による検電装置の一実施例ブロック図、第３図は故
障個所の判定及び復旧のフローチャート、第４図は本発
明による検電装置の他の実施例ブロック図である。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）系統−次電圧を検出する２重化された検出回路と
   、系統−次電圧の模擬入力信号を発生する模擬入力回路
   と、前記模擬入力信号を２重化された検出回路の夫々に
   個別に印加し得る点検回路と、前記各検出回路の常時監
   視を行なう比較判定回路とからなる検電装置において、
   ２重化された検出回路と比較判定回路との間に切換回路
   をそなえ、故障発生時に前記２重化された検出回路の両
   方またはいずれか一方のみの出力を前記比較判定回路に
   選択的に入力し、かつ比較判定回路よりの出力をチェッ
   クすることを特徴とする検電装置。
2. （２）　系統−次電圧を検出する２重化された検出回路
   と、系統−次電圧の模擬入力信号を発生する模擬入力回
   路と、前記模擬入力信号を２重化された検出回路の夫々
   に個別に印加し・１０る点検回路と、前記各検出回路の
   常時監視を行水う比較判定回路とからなる検電装置にお
   いて、２重化された検出回路と比較判定回路との間にも
   うけられた切換回路と、点検のための各入力条件をシー
   ケン７ャルに組合せて出力する自動点検回路とを夫々そ
   なえ、故障発生時に前記２重化された検出回路の両方ま
   たはいずれか一方のみの出力を自動的に前記比較判定回
   路に選択的に入力し、かつ比較判定回路よシの出力をチ
   ェックすることを特徴とする検電装置。