JPS60491Y2 - コントロ−ルケ−ブルの導管 - Google Patents

コントロ−ルケ−ブルの導管

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Publication number
JPS60491Y2
JPS60491Y2 JP1978093745U JP9374578U JPS60491Y2 JP S60491 Y2 JPS60491 Y2 JP S60491Y2 JP 1978093745 U JP1978093745 U JP 1978093745U JP 9374578 U JP9374578 U JP 9374578U JP S60491 Y2 JPS60491 Y2 JP S60491Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conduit
metal wire
convex surface
arcuate
spirally wound
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978093745U
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English (en)
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JPS559990U (ja
Inventor
勝義 中村
憲之 前田
Original Assignee
日本ケ−ブル・システム株式会社
本田技研工業株式会社
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Publication date
Application filed by 日本ケ−ブル・システム株式会社, 本田技研工業株式会社 filed Critical 日本ケ−ブル・システム株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は各種産業機器の遠隔操作に用いられるコントロ
ールケーブルの導管の改良に関する。
コントロールケーブル(以下単にケーブルという)の基
本的な構造は、一本の金属線を螺旋巻きした可撓性の導
管と、導管内に摺動自在に挿通された通常金属撚線から
なる可撓性の内索とからなり、内索の一端に加えられた
力を他端に伝達し、該他端に連繋された受動機器を遠隔
操作する如く用いられる。
かつケーブルは一般に弯曲させて用いられるのて、内索
に引張荷重がか)ると内索は導管の弯曲内側の内面を押
圧し、これによって導管はその両端から押圧されたのと
同じ外力(以下圧縮外力という)が加えられる。
この圧縮外力によってもし導管の全長が短縮すると、相
対的に内索の長さが伸びたのと同じ結果(以下これを内
索の見かけの伸びという)が生じ、内索のこの見かけの
伸びによって受動機器の操作に不都合が生じたり、或は
正確な作動がさせ得ないことになる。
更に弯曲させた導管に強い圧縮外力が働くと、導管は螺
旋巻きされているから弯曲外側において多数の隙間がで
き、導管の弯曲内側においてのみ相隣れる金属線に接し
ているのでこの接している部分が滑り動いて螺旋巻きの
形状に歪が生じ易く導管内に挿通された内索を挟圧して
内索の摺動を阻害するおそれがある。
そこで前述の如き欠点を補うのを目的として、従来のこ
の種の導管として米国特許第3435634号(以下米
国特許という)の導管があった。
この米国特許の導管は第3図に示した如く、異形扁平金
属線12を螺旋巻きした導管11であって、前記金属線
の一端には図示の如き断面の凸面13が他端には図示の
如き断面の凹面15が設けられ、凸面の角度Xは約90
度、凹面の角度Yは約100度とされている。
一般に導管としての螺旋管を製作する場合、異形扁平金
属線の側面を密着させて芯金に巻きつけることにより螺
旋管とするか、又はコイリングマシンの原理を応用した
構造の機械により異形扁平金属線の側面を密着螺旋巻き
にして螺旋管とする方法が用いられている。
しかしこれ等の方法においては前記米国特許による異形
扁平金属線を密着螺旋巻きする場合凹面15の外側の凸
出部14に凸面13の頂点が当接し、押されるため、凸
面13の頂点は凹面15の谷部に嵌入することなく外側
と内側の両凸山部14を結んだ直線上の空間に凸面13
の頂点が位置する状態となるので、凸面と凹面の間には
隙間16が生じ、この多数の隙間によって前記圧縮外力
が働くと導管11は大きく短縮する欠点があった。
たS゛シこの導管11は、弯曲させた場合は弯曲内側に
おいて凸面13は凹面15と係合し、かつ凸面は凹面の
角度より小さい角度とされているから、前述の如き螺旋
形状の歪は生じないし、また弯曲をある程度までは阻害
しない効果はある。
本考案の主たる目的は、前記米国特許の有する効果は勿
論のこと、圧縮外力によって短縮しない導管を提供する
にある。
本考案の実施例を図面によって説明すると、第1図にお
いて、1は導管、2は異形扁平金属線(以下単に金属線
という)であって、金属線(図示のものは扁平金属線で
あるが必ずしも扁平金属線に限定するものではない)の
断面一端は円弧凸面3とされ断面他端は螺旋巻き時の金
属線の運動方向とほべ゛平行な(金属線が扁平な場合は
扁平方向にほべ゛垂直な)実質的垂直面4(以下単に垂
直面という)と該垂直面に連って相隣れる金属線の前記
円弧凸面にはマ沿う如く設けられた円弧凹面5とされ、
このような金属線2が相隣れる金属線の前述の如き両端
面が当接する如く螺旋巻きされて導管1となされている
上述の如く構成されているので、前述の如き方法によっ
て金属線2を螺旋巻きにした場合、−側面に設けられた
前記垂直面4には前記米国特許における外側の凸出部1
4に相当する部分がないので他側面側の前記円弧凸面3
が密接し、更に前記円弧凹面5と(又は円弧凹面と垂直
面との中間附近と)当接させて螺旋巻きしうるので、相
隣れる金属線2,2・・・・・・の間には従来の如き隙
間が生じることがなく、導管1に圧縮外力が働いても短
縮せず、よって内索6の前記見かけの伸びが生じないの
で受動機器(図示せず)を正確に操作することができる
更に第2図に示す如く、導管1を弯曲させた場合は弯曲
内側の金属線2の円弧凸面3は円弧凹面5に対し滑り出
さない方向に接するから、圧縮外力が働いても導管1の
螺旋形に歪が生ぜず、内索6は常に摺動を阻害されるこ
とがない。
尚、前記垂直面4は、少くとも隣接する金属線2の円弧
凸面3方向には傾斜せず、かつ必要以上に角Aが鋭角で
ない実質的垂直面であればよい。
更に、本考案の導管の外側に別個の少くとも一本の金属
線の螺旋巻きからなる補強層、又は合成樹脂等の被覆(
何れも図示省略)を設けたものでもよい事はいうまでも
ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の要部の一部切欠側面図、第2図は第1
図のものを弯曲させた状態を示す図、第3図は従来(米
国特許)の導管の一部切欠側面図である。 1:導管、2:異形金属線、3:円弧凸面、4:実用的
垂直面、5:円弧凹面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一本の異形金属線が螺旋巻きされたコントロールケーブ
    ルの可撓性導管において、前記異形金属線の一端側断面
    が円弧凸面とされ反対側の他端側断面は実質的な垂直面
    と該垂直面に連りかつ前記円弧凸面に沿いうる如く設け
    られた円弧凹面が設けられ、前記垂直面側を外側に前記
    円弧凸面が前記円弧凹面に相接する如く螺旋巻きされて
    なることを特徴とする導管。
JP1978093745U 1978-07-07 1978-07-07 コントロ−ルケ−ブルの導管 Expired JPS60491Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1978093745U JPS60491Y2 (ja) 1978-07-07 1978-07-07 コントロ−ルケ−ブルの導管

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JP1978093745U JPS60491Y2 (ja) 1978-07-07 1978-07-07 コントロ−ルケ−ブルの導管

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Publication Number Publication Date
JPS559990U JPS559990U (ja) 1980-01-22
JPS60491Y2 true JPS60491Y2 (ja) 1985-01-09

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ID=29025131

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JP1978093745U Expired JPS60491Y2 (ja) 1978-07-07 1978-07-07 コントロ−ルケ−ブルの導管

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5213338B2 (ja) * 1972-02-26 1977-04-13

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5213338U (ja) * 1975-07-17 1977-01-29

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5213338B2 (ja) * 1972-02-26 1977-04-13

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JPS559990U (ja) 1980-01-22

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