JPS6049127B2 - 静的安定性及び動的安定性に優れたゼオライト水性スラリ−及びその製法 - Google Patents
静的安定性及び動的安定性に優れたゼオライト水性スラリ−及びその製法Info
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- JPS6049127B2 JPS6049127B2 JP13673880A JP13673880A JPS6049127B2 JP S6049127 B2 JPS6049127 B2 JP S6049127B2 JP 13673880 A JP13673880 A JP 13673880A JP 13673880 A JP13673880 A JP 13673880A JP S6049127 B2 JPS6049127 B2 JP S6049127B2
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Description
【発明の詳細な説明】
i 本発明は、懸濁安定性、特に静的安定性と動的安定
性との組合せに優れたゼオライト水性スラリー組成物及
びその製造法に関する。
性との組合せに優れたゼオライト水性スラリー組成物及
びその製造法に関する。
ゼオライトの如き水不溶性アルミノケイ酸アル15カリ
は、優れた金属イオン封鎖能、アルカリ側での緩衝能及
び再汚染防止作用等の組合せ特性を有し、この特性を利
用して洗剤ビルダーとして使用することが古くから知ら
れている。
は、優れた金属イオン封鎖能、アルカリ側での緩衝能及
び再汚染防止作用等の組合せ特性を有し、この特性を利
用して洗剤ビルダーとして使用することが古くから知ら
れている。
しかしながら、ゼオライト・ビルダーの製造、20輸送
或いは取扱いに際して未だ解決すべき多くの問題点が存
在する。
或いは取扱いに際して未だ解決すべき多くの問題点が存
在する。
ゼオライトはクーラタンソーを有する物質であり、高山
するゼオライトを濾過のような手段で十分に脱水するこ
とは困難であり、またこのろ過ケーキを外力の加わつて
いない条件下に放置すると泥状物の状態となるため、乾
燥粉末を得るためには、噴霧乾燥のようなコストの高い
乾燥手段を採用しなければならない。また、生成するゼ
オライト粒子は、乾燥により凝結する傾向があり、一方
ビルダー特性の点からはゼオライト粒子は可及的に小さ
いことが望ましいから、得られたゼオライトの噴霧乾燥
物は、時間のかかる粉砕操作に賦さなければならない。
更に、ゼオライトの微細な乾燥粉末は、嵩高で輸送コス
トの増大をもたらし、払出し或いは移送等に際して粉立
ちによる作業環境汚染の問題を生じる。ゼオライトを粉
末で取扱う場合に生じる上記問題点を解決するために、
晶出したゼオライトを水性スラリーの形で取扱うことが
考えられるが、この場合にもまた面倒な問題を生じるこ
とが認められる。即ち、ゼオライト粒子は、水中におい
て沈降する特性を有するばかりではなく、輸送中に加わ
る振動等の外力により、粒子相互が極めて密に充填され
たカチンカチンの沈澱ケーキを形成する−のである。か
くして、ゼオライトを水性スラリーの形て取扱おうとい
う試みは、容器からのゼオライトの取出しすら困難であ
るという実事に遭遇し何れも失敗に終つているのである
。従来、ゼオライトを安定な水性液としようとす2る試
みも既にいくつかなされている。
するゼオライトを濾過のような手段で十分に脱水するこ
とは困難であり、またこのろ過ケーキを外力の加わつて
いない条件下に放置すると泥状物の状態となるため、乾
燥粉末を得るためには、噴霧乾燥のようなコストの高い
乾燥手段を採用しなければならない。また、生成するゼ
オライト粒子は、乾燥により凝結する傾向があり、一方
ビルダー特性の点からはゼオライト粒子は可及的に小さ
いことが望ましいから、得られたゼオライトの噴霧乾燥
物は、時間のかかる粉砕操作に賦さなければならない。
更に、ゼオライトの微細な乾燥粉末は、嵩高で輸送コス
トの増大をもたらし、払出し或いは移送等に際して粉立
ちによる作業環境汚染の問題を生じる。ゼオライトを粉
末で取扱う場合に生じる上記問題点を解決するために、
晶出したゼオライトを水性スラリーの形で取扱うことが
考えられるが、この場合にもまた面倒な問題を生じるこ
とが認められる。即ち、ゼオライト粒子は、水中におい
て沈降する特性を有するばかりではなく、輸送中に加わ
る振動等の外力により、粒子相互が極めて密に充填され
たカチンカチンの沈澱ケーキを形成する−のである。か
くして、ゼオライトを水性スラリーの形て取扱おうとい
う試みは、容器からのゼオライトの取出しすら困難であ
るという実事に遭遇し何れも失敗に終つているのである
。従来、ゼオライトを安定な水性液としようとす2る試
みも既にいくつかなされている。
これらの試みは何れも、ゼオライトの水性分散液中に、
種々の界面活性剤や他の分散剤を添加し、ゼオライト粒
子の沈降を防止しようとするものであるが、公知のゼオ
ライトスラリーの安定化法はその効果に3おいて末だ十
分に満足し得るものではない。即ち、従来の方法で使用
される界面活性剤や他の分散剤は、静置条件下では水性
スラリー中のゼオライト粒子の沈降をかなり抑制するも
のではあるが、動的条件下、即ち輸送の際に生ずる振動
等の3外力が加わる条件下では、ゼオライト粒子の沈降
を生じ易く、スラリーの上層部と下層部とではかなりの
濃度差を生じるのである。本発明者等は、枦過により得
られたままゼオライトの湿澗ケーキに、炭酸アルカリと
水溶性高分4子分散剤とを組合せで添加し、このケーキ
を強剪断攪拌に賦するときには、懸濁安定性に著しく優
れたゼオライトの水性スラリーが得られ、このゼオライ
トの水性スラリーは、静的条件下では勿論のこと、動的
条件下でも、ゼオライト粒子が沈降する傾向を殆んど示
さないことを見出した。
種々の界面活性剤や他の分散剤を添加し、ゼオライト粒
子の沈降を防止しようとするものであるが、公知のゼオ
ライトスラリーの安定化法はその効果に3おいて末だ十
分に満足し得るものではない。即ち、従来の方法で使用
される界面活性剤や他の分散剤は、静置条件下では水性
スラリー中のゼオライト粒子の沈降をかなり抑制するも
のではあるが、動的条件下、即ち輸送の際に生ずる振動
等の3外力が加わる条件下では、ゼオライト粒子の沈降
を生じ易く、スラリーの上層部と下層部とではかなりの
濃度差を生じるのである。本発明者等は、枦過により得
られたままゼオライトの湿澗ケーキに、炭酸アルカリと
水溶性高分4子分散剤とを組合せで添加し、このケーキ
を強剪断攪拌に賦するときには、懸濁安定性に著しく優
れたゼオライトの水性スラリーが得られ、このゼオライ
トの水性スラリーは、静的条件下では勿論のこと、動的
条件下でも、ゼオライト粒子が沈降する傾向を殆んど示
さないことを見出した。
即ち、本発明の目的は、静的安定性及び動的安定性の
組合せに優れ、輸送、貯蔵及び払出しを容7易に行い得
るゼオライト水性スラリー組成物及びその製造法を提供
するにある。 本発明の他の目的は、洗剤組成物の製造
に有用であり、しかもゼオライト粒子が洗剤組成物に使
用される他の配合剤で懸濁安定化されている結果クとし
て、洗剤組成物への異物の混入が防止されるゼオライト
水性スラリー組成物及びその製法を提供するにある。
組合せに優れ、輸送、貯蔵及び払出しを容7易に行い得
るゼオライト水性スラリー組成物及びその製造法を提供
するにある。 本発明の他の目的は、洗剤組成物の製造
に有用であり、しかもゼオライト粒子が洗剤組成物に使
用される他の配合剤で懸濁安定化されている結果クとし
て、洗剤組成物への異物の混入が防止されるゼオライト
水性スラリー組成物及びその製法を提供するにある。
本発明の更に他の目的は、それ自体優れた噴霧造粒性
能を有すると共に、造粒洗剤組成物の製造・に用いたと
き、適度の耐粉化性と水分散性との組合せを有する洗剤
を与え得るゼオライトの水性スラリー組成物及びその製
造法を提供するにある。
能を有すると共に、造粒洗剤組成物の製造・に用いたと
き、適度の耐粉化性と水分散性との組合せを有する洗剤
を与え得るゼオライトの水性スラリー組成物及びその製
造法を提供するにある。
本発明によれば、実質上酒過により分離不能な水性媒
体と該水性媒体中に分散したゼオライト粒子とから成る
ゼオライトスラリーにおいて、該スラリーは、無水物を
基準としてゼオライト当り0.2乃至w重量%の炭酸ア
ルカリ及ぼ0.05乃至5重量%の水溶性有機高分子分
散剤を含有することを特徴とする静的安定性及び動的安
定性に優れたゼオライト水性スラリー組成物が提供され
る。 本発明によれば更に、淵過により得られたままの
ゼオライトの湿潤ケーキに、無水物を基搏として、ゼオ
ライト当り0.2乃至1呼量%の炭酸アルカリと0.0
5乃至5重量%の水溶性の有機高分子分散剤とを添加し
、この組成物を強剪断攪拌に賦することを特徴とする静
的安定性及び動的安定性に優れたゼオライト水性スラリ
ー組成物の製法が提供される。 本発明の重要な特徴は
、種々の無機アルカリ金属塩の内でも炭酸アルカリを選
択し、種々の分散刊の内でも水溶性の高分子のものを選
択し、これらを組合せてゼオライトスラリーに配合する
ことこ存する。 従来、洗剤組成物に配合する無機アル
カリ金属9 党としては、炭酸ソーダの他、芒硝、ケイ
酸ソーJ゛、ピロリン酸ソーダ、トリポリリン酸ソーダ
等≦種のものが知られている。
体と該水性媒体中に分散したゼオライト粒子とから成る
ゼオライトスラリーにおいて、該スラリーは、無水物を
基準としてゼオライト当り0.2乃至w重量%の炭酸ア
ルカリ及ぼ0.05乃至5重量%の水溶性有機高分子分
散剤を含有することを特徴とする静的安定性及び動的安
定性に優れたゼオライト水性スラリー組成物が提供され
る。 本発明によれば更に、淵過により得られたままの
ゼオライトの湿潤ケーキに、無水物を基搏として、ゼオ
ライト当り0.2乃至1呼量%の炭酸アルカリと0.0
5乃至5重量%の水溶性の有機高分子分散剤とを添加し
、この組成物を強剪断攪拌に賦することを特徴とする静
的安定性及び動的安定性に優れたゼオライト水性スラリ
ー組成物の製法が提供される。 本発明の重要な特徴は
、種々の無機アルカリ金属塩の内でも炭酸アルカリを選
択し、種々の分散刊の内でも水溶性の高分子のものを選
択し、これらを組合せてゼオライトスラリーに配合する
ことこ存する。 従来、洗剤組成物に配合する無機アル
カリ金属9 党としては、炭酸ソーダの他、芒硝、ケイ
酸ソーJ゛、ピロリン酸ソーダ、トリポリリン酸ソーダ
等≦種のものが知られている。
しかしながら、これ5の無機アルカリ金属塩の内でも、
炭酸アルカリ土他の塩とは異なり、ゼオライトスラリー
中のゼオライト粒子に懸濁安定性を賦与する能力が際立
つて優れている。即ち、芒硝、ケイ酸ソーダ等のアルカ
リ金属塩をゼオライトスラリーに配合し、このスラリー
を静置すると、2橋間後にはかりの上澄液が形成される
と共に、スラリーの下層部にはスラリーの初濃度よりも
かなり固形分濃度の高い沈澱層が形成される。このよう
な沈澱傾向は、ゼオライトスラリーの分散剤として最も
優れてると言われる非イオン系界面活性剤を配合した場
合にも同様に認められる。 ノ
しかるに、ゼオライトスラリーに炭酸アルカリを一定量
配合したものは、同様の2?間放置試験においても殆ん
ど上澄液を形成することがなく、全体が柔かいゼリーの
状態になつて、この系中の固形分濃度が、上層において
も、下層においてもほぼ一様に保たれるのてある。この
理由は、正確には不明であるが、系中の炭酸イオンがゼ
オライトと錯体を形成し、この錯体が水分を抱有した状
態で柔かいゲル状構造を形成することが原因と思われる
。このように、ゼオライトスラリーの静的安定性は炭酸
アルカリの配合により向上するが、この炭酸アルカリ配
合ゼオライトスラリーは、チクソトロピー的性質が大で
あり、静置すると柔かいゼリー状に固化する傾向があつ
て取扱いが困難てあり、更に、動的安定性にやや欠ける
ことが欠点である。
炭酸アルカリ土他の塩とは異なり、ゼオライトスラリー
中のゼオライト粒子に懸濁安定性を賦与する能力が際立
つて優れている。即ち、芒硝、ケイ酸ソーダ等のアルカ
リ金属塩をゼオライトスラリーに配合し、このスラリー
を静置すると、2橋間後にはかりの上澄液が形成される
と共に、スラリーの下層部にはスラリーの初濃度よりも
かなり固形分濃度の高い沈澱層が形成される。このよう
な沈澱傾向は、ゼオライトスラリーの分散剤として最も
優れてると言われる非イオン系界面活性剤を配合した場
合にも同様に認められる。 ノ
しかるに、ゼオライトスラリーに炭酸アルカリを一定量
配合したものは、同様の2?間放置試験においても殆ん
ど上澄液を形成することがなく、全体が柔かいゼリーの
状態になつて、この系中の固形分濃度が、上層において
も、下層においてもほぼ一様に保たれるのてある。この
理由は、正確には不明であるが、系中の炭酸イオンがゼ
オライトと錯体を形成し、この錯体が水分を抱有した状
態で柔かいゲル状構造を形成することが原因と思われる
。このように、ゼオライトスラリーの静的安定性は炭酸
アルカリの配合により向上するが、この炭酸アルカリ配
合ゼオライトスラリーは、チクソトロピー的性質が大で
あり、静置すると柔かいゼリー状に固化する傾向があつ
て取扱いが困難てあり、更に、動的安定性にやや欠ける
ことが欠点である。
即ち、この炭酸アルカリ配合ゼオライトスラリーは、前
述した如く静置条件下では柔かいゼリーとなつて、ゼオ
ライト粒子の沈降が抑制されるが、振盪等を与えた場合
のように動的条件下ではゼリーから流動性のあるスラリ
ーに変化し、このようなスラリーの状態では、下層に固
形分濃度が高く且つ払出しの比較的困難なデンスな沈降
層を形成するのである。更に、このスラリーは静置する
と容易にゼリー化するため、輸送、貯蔵等の取扱いが著
しく困難であるという問題を生じる。本発明によれば、
この炭酸アルカリと共に水溶性高分子分散剤をゼオライ
トスラリーに配合することにより、前述した問題が解消
され、動的安定性の向上とチクソトロピー的性質の改善
とが達成されたものである。これは、真に意外のことと
言わねばならない。何となれば、水溶性の高分子分散剤
を水系に添加すれはこの系をむしろ固める方向に作用す
ることが予想されるのに対して、本発明のゼオライトス
ラリーにおける高分子分散剤は未配合のものに比してむ
しろチクソトロピー的性質を低下させて、全体を柔かく
するように作用するからである。本発明においては、か
ように炭酸アルカリと高分子分散剤との組合せ使用が、
静的安定性及び動的安定性の向上並びにチクソトロピー
的性質の改善という目的に対してクリテカルである。
述した如く静置条件下では柔かいゼリーとなつて、ゼオ
ライト粒子の沈降が抑制されるが、振盪等を与えた場合
のように動的条件下ではゼリーから流動性のあるスラリ
ーに変化し、このようなスラリーの状態では、下層に固
形分濃度が高く且つ払出しの比較的困難なデンスな沈降
層を形成するのである。更に、このスラリーは静置する
と容易にゼリー化するため、輸送、貯蔵等の取扱いが著
しく困難であるという問題を生じる。本発明によれば、
この炭酸アルカリと共に水溶性高分子分散剤をゼオライ
トスラリーに配合することにより、前述した問題が解消
され、動的安定性の向上とチクソトロピー的性質の改善
とが達成されたものである。これは、真に意外のことと
言わねばならない。何となれば、水溶性の高分子分散剤
を水系に添加すれはこの系をむしろ固める方向に作用す
ることが予想されるのに対して、本発明のゼオライトス
ラリーにおける高分子分散剤は未配合のものに比してむ
しろチクソトロピー的性質を低下させて、全体を柔かく
するように作用するからである。本発明においては、か
ように炭酸アルカリと高分子分散剤との組合せ使用が、
静的安定性及び動的安定性の向上並びにチクソトロピー
的性質の改善という目的に対してクリテカルである。
従来、ゼオライトスラリーに、水溶性の有機分散剤を配
合することは、例えは特開昭51−91898号公報に
より公知であり、またゼオライトスラリーに炭酸アルカ
リ等の水溶性ナトリウム塩と非イオン界面活性剤との組
合せを配合することは、例えば特開昭54−1552(
1)号公報により公知である。しかしながら、有機分散
剤単独を配合したゼオライトスラリーは、静置条件下に
おいてかなりの上澄液を分離し易いという点において未
だ不満足のものである。かように、有機系分散剤の多く
はゼオライト分散系中に水をその相分離が生じることが
ないように包蔵せしめるという機能に欠けるものである
。また、炭酸アルカリと非イオン界面活性剤との組合せ
を用いた場合には、ゼリー状に固まる傾向が幾分抑制さ
れるとしても、このスラリーはチクソトロピー的性質が
依然大であり、更に静置条件下において上澄液が形成さ
れ易いという問題を生じる。本発明において、炭酸アル
カリとしては、炭酸ソーダが最も好適に使用されるが、
その他に重炭酸ソーダや炭酸リチウム、炭酸カリをも使
用できノる。
合することは、例えは特開昭51−91898号公報に
より公知であり、またゼオライトスラリーに炭酸アルカ
リ等の水溶性ナトリウム塩と非イオン界面活性剤との組
合せを配合することは、例えば特開昭54−1552(
1)号公報により公知である。しかしながら、有機分散
剤単独を配合したゼオライトスラリーは、静置条件下に
おいてかなりの上澄液を分離し易いという点において未
だ不満足のものである。かように、有機系分散剤の多く
はゼオライト分散系中に水をその相分離が生じることが
ないように包蔵せしめるという機能に欠けるものである
。また、炭酸アルカリと非イオン界面活性剤との組合せ
を用いた場合には、ゼリー状に固まる傾向が幾分抑制さ
れるとしても、このスラリーはチクソトロピー的性質が
依然大であり、更に静置条件下において上澄液が形成さ
れ易いという問題を生じる。本発明において、炭酸アル
カリとしては、炭酸ソーダが最も好適に使用されるが、
その他に重炭酸ソーダや炭酸リチウム、炭酸カリをも使
用できノる。
これらは無水の炭酸塩の形でも、或いはl休塩のような
含水塩の形でもゼオライトスラリーに配合できる。水溶
性の有機高分子分散剤としては、カルボキシル基、水酸
基及びエーテル基の少なくとも1種5を有する水溶性高
分子、例えばカルボキシメチルセルロース(CMC)、
メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチ
ルセルロース、各種デンプン、シアノエチル化デンプン
、カルボキシメチルデンプン、アルギン酸ソーダ、トラ
ガンゴθム、アラビアゴム、ニカワ、力ティン、ゼラチ
ン、ポリビニルアルコール、部分ケン化ポリ酢酸ビニル
、部分アセタール化ポリビニルアルコール、ポリビニル
メチルエーテル、ビニルメチルエーテル/マレイン酸共
重合体、ポリビニルピロリトン、ポリアクリルアミド、
水溶性のアクリル樹脂等の一種又は二種以上の組合せを
挙げることができる。
含水塩の形でもゼオライトスラリーに配合できる。水溶
性の有機高分子分散剤としては、カルボキシル基、水酸
基及びエーテル基の少なくとも1種5を有する水溶性高
分子、例えばカルボキシメチルセルロース(CMC)、
メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチ
ルセルロース、各種デンプン、シアノエチル化デンプン
、カルボキシメチルデンプン、アルギン酸ソーダ、トラ
ガンゴθム、アラビアゴム、ニカワ、力ティン、ゼラチ
ン、ポリビニルアルコール、部分ケン化ポリ酢酸ビニル
、部分アセタール化ポリビニルアルコール、ポリビニル
メチルエーテル、ビニルメチルエーテル/マレイン酸共
重合体、ポリビニルピロリトン、ポリアクリルアミド、
水溶性のアクリル樹脂等の一種又は二種以上の組合せを
挙げることができる。
これらの中でもカルボキシル基を有する高分子、特にカ
ルボキシメチル−セルロースやカルボキシメチルデンプ
ンが好適である。本発明において、原料として使用する
ゼオライトの湿濶ケーキは、それ自体公知のものを使用
することができる。
ルボキシメチル−セルロースやカルボキシメチルデンプ
ンが好適である。本発明において、原料として使用する
ゼオライトの湿濶ケーキは、それ自体公知のものを使用
することができる。
ゼオライトは、アルミナ分、ケイ酸分、アルカリ金属分
及び水分がゼオライト形成範囲内にある均質化液状組成
物を調製し、この均質化組成物を加熱してゼオライトを
晶出させることにより製造され、ゼオライトの淵過ケー
キは、前述したゼオライトの晶出母液を、フィルターブ
レス、ベルトフィルター、ドラムフィルター、リーフ沖
過器等の淵過に賦し、次いで必要によりこの沖過ケーキ
を水洗した後再度p過に賦することにより得られる。ゼ
オライトのこの湿潤ろ過ケーキは、前述したダイラタン
シーにより、未だかなりの枦過により分離し得ない水分
を含有しており、本発明によれば、この残存水分及び前
述した炭酸アルカリと水溶性高分子分散剤との組合せを
媒質としてゼオライト粒子を再度微粒化分散させる。湿
潤ケーキ中に含有されるゼオライトの一次粒径(電子顕
微鏡粒径)は、使用するケイ酸分、ア,ルミナ分等の原
料の種類、均質化組成物中のアルカリ金属分の濃度、更
に晶出条件等の要因によつてかなり大幅に変化し、一般
に0.1乃至20ミクロン特に0.3乃至10ミクロン
の範囲にある。本発明によれば、ゼオライトの一次粒径
が1ミクロン以j上の様に粗大てある場合にも、懸濁安
定性とチクソトロピー的性質との顕著な改善が達成され
、またゼオライトの一次粒径が1ミクロンよりも小さい
場合にも、前記特性の一層の向上がもたらされる。
3本発明
は、種々の合成ゼオライトの水性スラリーに適用可能で
あるが、特に洗剤ビルダー用のゼオライトに有利に適用
できる。洗剤ビルダー用ゼオライトは、金属イオン封鎖
能の点て無水物基準で100m9/y以上のCaO結合
(交換能)、特に1204乃至180TfL9/gのC
aO結合能を有することが望ましい。ゼオライトの金属
イオン封鎖能は、その結晶構造の種類によつても相違し
、その能力の大きい順に、A型、X型及びY型であるこ
とが知られている。
及び水分がゼオライト形成範囲内にある均質化液状組成
物を調製し、この均質化組成物を加熱してゼオライトを
晶出させることにより製造され、ゼオライトの淵過ケー
キは、前述したゼオライトの晶出母液を、フィルターブ
レス、ベルトフィルター、ドラムフィルター、リーフ沖
過器等の淵過に賦し、次いで必要によりこの沖過ケーキ
を水洗した後再度p過に賦することにより得られる。ゼ
オライトのこの湿潤ろ過ケーキは、前述したダイラタン
シーにより、未だかなりの枦過により分離し得ない水分
を含有しており、本発明によれば、この残存水分及び前
述した炭酸アルカリと水溶性高分子分散剤との組合せを
媒質としてゼオライト粒子を再度微粒化分散させる。湿
潤ケーキ中に含有されるゼオライトの一次粒径(電子顕
微鏡粒径)は、使用するケイ酸分、ア,ルミナ分等の原
料の種類、均質化組成物中のアルカリ金属分の濃度、更
に晶出条件等の要因によつてかなり大幅に変化し、一般
に0.1乃至20ミクロン特に0.3乃至10ミクロン
の範囲にある。本発明によれば、ゼオライトの一次粒径
が1ミクロン以j上の様に粗大てある場合にも、懸濁安
定性とチクソトロピー的性質との顕著な改善が達成され
、またゼオライトの一次粒径が1ミクロンよりも小さい
場合にも、前記特性の一層の向上がもたらされる。
3本発明
は、種々の合成ゼオライトの水性スラリーに適用可能で
あるが、特に洗剤ビルダー用のゼオライトに有利に適用
できる。洗剤ビルダー用ゼオライトは、金属イオン封鎖
能の点て無水物基準で100m9/y以上のCaO結合
(交換能)、特に1204乃至180TfL9/gのC
aO結合能を有することが望ましい。ゼオライトの金属
イオン封鎖能は、その結晶構造の種類によつても相違し
、その能力の大きい順に、A型、X型及びY型であるこ
とが知られている。
かくして、本発明に用いるゼオライトは、A型単独であ
るか、或いはA型とX型或いはY型との組合せから成つ
ていることが望ましい。一 また、ゼオライトの金属
イオン封鎖能は、ゼオライトの結晶化度とも密接に関連
しており、結晶化度の大きいものほど大きい封鎖能を示
す。
るか、或いはA型とX型或いはY型との組合せから成つ
ていることが望ましい。一 また、ゼオライトの金属
イオン封鎖能は、ゼオライトの結晶化度とも密接に関連
しており、結晶化度の大きいものほど大きい封鎖能を示
す。
一方結晶化度が大きくなると、ゼオライトの水性媒体へ
の分散性は著しく低下する傾向があるが、この9ような
高結晶性ゼオライトの場合にも、懸濁安定性の顕著な改
善が可能となる。本発明においては、無水物を基準とし
て、ゼオライト当り0.2乃至10重量%、特に1乃至
5重量%の炭酸アルカリと、ゼオライト当り0.05乃
至57重量%、特に0.1乃至1重量%の水溶性高分子
分散剤とを配合することも重要てある。
の分散性は著しく低下する傾向があるが、この9ような
高結晶性ゼオライトの場合にも、懸濁安定性の顕著な改
善が可能となる。本発明においては、無水物を基準とし
て、ゼオライト当り0.2乃至10重量%、特に1乃至
5重量%の炭酸アルカリと、ゼオライト当り0.05乃
至57重量%、特に0.1乃至1重量%の水溶性高分子
分散剤とを配合することも重要てある。
即ち、炭酸アルカリの量が上記範囲よりも少ない場合に
は上澄水の分離が生じて静的懸濁安定性が低下する傾向
があり、また高分子分散剤の量が上記範囲より゛も少な
い場合にはチクソトロピー的性質の改善が達成されず、
動的懸濁安定性が低下する傾向がある。これらの配合量
の上限は、経済性と作用効果との関連において上記範囲
に選ばれる。ゼオライトの淵過ケーキに上述した量の炭
酸アルカリ及び水溶性高分子分散剤を配合するには種々
の手段が採用される。
は上澄水の分離が生じて静的懸濁安定性が低下する傾向
があり、また高分子分散剤の量が上記範囲より゛も少な
い場合にはチクソトロピー的性質の改善が達成されず、
動的懸濁安定性が低下する傾向がある。これらの配合量
の上限は、経済性と作用効果との関連において上記範囲
に選ばれる。ゼオライトの淵過ケーキに上述した量の炭
酸アルカリ及び水溶性高分子分散剤を配合するには種々
の手段が採用される。
例えば、炭酸アルカリは粉末の形ても溶液の形でも添加
でき、また遊離アルカリを含む沖過ケーキをスラリー化
してその中に炭酸ガスを吹込むことによりその楊で炭酸
アルカリを形成させてもよい。水溶性高分子分散剤も、
粉末の形でも、溶液或いは分散液の形でも添加し得る。
一般には、これらは粉末の形で加えることが、スラリー
の稀釈化を防止する点で好ましい。枦過ケーキを水を加
えることなく、スラリー化するには強剪断攪拌が使用さ
れる。
でき、また遊離アルカリを含む沖過ケーキをスラリー化
してその中に炭酸ガスを吹込むことによりその楊で炭酸
アルカリを形成させてもよい。水溶性高分子分散剤も、
粉末の形でも、溶液或いは分散液の形でも添加し得る。
一般には、これらは粉末の形で加えることが、スラリー
の稀釈化を防止する点で好ましい。枦過ケーキを水を加
えることなく、スラリー化するには強剪断攪拌が使用さ
れる。
即ち、ゼオライトのこの湿潤沖過ケーキは、前述したグ
イラタンシーにより、未だかなりの淵過により分離し得
ない水分を含有しており、この残存水分及び添加剤を分
散媒としてゼオライト粒子を被覆構造のものとして再分
散させるのであつC1このためには高剪断攪拌を用いる
ことが極めC重要となつてくる。
イラタンシーにより、未だかなりの淵過により分離し得
ない水分を含有しており、この残存水分及び添加剤を分
散媒としてゼオライト粒子を被覆構造のものとして再分
散させるのであつC1このためには高剪断攪拌を用いる
ことが極めC重要となつてくる。
剪断攪拌は、例えばコロイドミル、ホモジナイザー、デ
イスパージヨンミル、ディスパージョンミキサー、ケデ
イ(Kady)ミル等を用いることができ、特に剪断羽
根乃至は回転体の外周部の周速度が10rT1/Sec
以上、特に15m1/Sec以上となるような条件で攪
拌を行なう。
イスパージヨンミル、ディスパージョンミキサー、ケデ
イ(Kady)ミル等を用いることができ、特に剪断羽
根乃至は回転体の外周部の周速度が10rT1/Sec
以上、特に15m1/Sec以上となるような条件で攪
拌を行なう。
本発明によるゼオライト水性スラリーは無水物基準で3
0乃至5踵量%の高い固形分濃度を有しており、しかも
この高濃度でありながら、チクソトロピー的性質が改善
され、静置条件下においても安定なスラリー形態で存在
する。
0乃至5踵量%の高い固形分濃度を有しており、しかも
この高濃度でありながら、チクソトロピー的性質が改善
され、静置条件下においても安定なスラリー形態で存在
する。
即ち、このスラリーは攪拌や振動を与えない条件ても常
に流動性のある状態に保たれており、更に静置条件下は
勿論のこと、動的条件下においても、上澄液を生じたり
、或いはデンスな沈降物を生じたりすることが殆んどな
い。のみならず、このスラリーに含まれる炭酸アルカリ
や高分子分散剤は洗剤組成物に常用されている配合成分
てあるため、洗剤組成物中に混入の望ましくない異質な
成分が配合されるのを防止できる。
に流動性のある状態に保たれており、更に静置条件下は
勿論のこと、動的条件下においても、上澄液を生じたり
、或いはデンスな沈降物を生じたりすることが殆んどな
い。のみならず、このスラリーに含まれる炭酸アルカリ
や高分子分散剤は洗剤組成物に常用されている配合成分
てあるため、洗剤組成物中に混入の望ましくない異質な
成分が配合されるのを防止できる。
しかも、本願発明に用いる添加成分は、界面活性剤のよ
うに発泡傾向が少ないため、スラリー製造時或いは輸送
時における泡の発生を抑制して、取扱いが非常に容易な
ものとなる。しかも、使用される炭酸アルカリと高分子
分散剤との組合せは、このスラリーを粒状洗剤の製造の
ベースとして用いたとき、優れた噴霧造粒性能を付与し
、更に造粒物に適度の分散性と耐粉化性との組合せを与
えることになる。
うに発泡傾向が少ないため、スラリー製造時或いは輸送
時における泡の発生を抑制して、取扱いが非常に容易な
ものとなる。しかも、使用される炭酸アルカリと高分子
分散剤との組合せは、このスラリーを粒状洗剤の製造の
ベースとして用いたとき、優れた噴霧造粒性能を付与し
、更に造粒物に適度の分散性と耐粉化性との組合せを与
えることになる。
本発明を次の例て説明する。
実施例1
本実施例にてシリカ原料として鹿児島県産ケイ酸白土と
市販苛性ソーダとから製造したSiOx/Na2Oのモ
ル比2.5ケイ酸ソーダ及びアルミン酸ソーダを用いて
洗剤ビルダー用合成ゼオライトを得て、静置安定性及ひ
動的安定性に優れたゼオライトスラリーを製造した場合
について述べる。
市販苛性ソーダとから製造したSiOx/Na2Oのモ
ル比2.5ケイ酸ソーダ及びアルミン酸ソーダを用いて
洗剤ビルダー用合成ゼオライトを得て、静置安定性及ひ
動的安定性に優れたゼオライトスラリーを製造した場合
について述べる。
ヒーター付100リットル型ステンレス容器に1記ケイ
酸ソーダ(Na2O8.9%,SiO22l.5%)1
1.2kgを入れ攪拌しながら水30kgを混合したの
ち、アルミン酸ソーダ溶液(Na2Ol4.7%、Al
2O3l5%)22.7k9を徐々に混合しアルミノケ
イ酸ソーダゲルスラリーを製造した。このアルミノケイ
酸ソーダゲルスラリーを2gI1間常温で攪拌熟成した
のち90℃に加温し、そのまま8時間結晶化反応を行な
いゼオライト結晶を製造した。尚、結晶反応時の各組成
モル割合は以下の通りである。
酸ソーダ(Na2O8.9%,SiO22l.5%)1
1.2kgを入れ攪拌しながら水30kgを混合したの
ち、アルミン酸ソーダ溶液(Na2Ol4.7%、Al
2O3l5%)22.7k9を徐々に混合しアルミノケ
イ酸ソーダゲルスラリーを製造した。このアルミノケイ
酸ソーダゲルスラリーを2gI1間常温で攪拌熟成した
のち90℃に加温し、そのまま8時間結晶化反応を行な
いゼオライト結晶を製造した。尚、結晶反応時の各組成
モル割合は以下の通りである。
Na2O/SiO2=1.75S102/Al2O3=
1.2 H20/Na2O=42.7 ここで得たゼオライト結晶を沖過し母液と分離したのち
水洗脱水し、水分60%(800℃乾燥物基準PHl3
.2/20水C)のゼオライトケーキ13kgを得た。
1.2 H20/Na2O=42.7 ここで得たゼオライト結晶を沖過し母液と分離したのち
水洗脱水し、水分60%(800℃乾燥物基準PHl3
.2/20水C)のゼオライトケーキ13kgを得た。
このゼオライトケーキの遊離アルカリ量は0.67%で
あつた。ここで得た沖過ケーキを攪拌機付ステンレス容
器に入れ攪拌した所粘稠なスラリーを得た。
あつた。ここで得た沖過ケーキを攪拌機付ステンレス容
器に入れ攪拌した所粘稠なスラリーを得た。
このゼオライトスラリー1k9に対してCMC(カルボ
キシメチルセルローズ)を固形のまま強制攪拌下で4q
添加し、コロイドミルを用いて攪拌分散処理を行ない、
さらに攪拌しながら炭酸ガスを吹き込みPHll.Oに
なる迄処理した。7 以下ここで製造したゼオライトス
ラリーについて入線回折による結晶型、カルシウムイオ
ン交換能、遊離アルカリ量、PHl一次粒子径、濃度、
粘度、静的安定性の測定結果及び実走行による沈降安定
のテスト結果を第1表に示した。
キシメチルセルローズ)を固形のまま強制攪拌下で4q
添加し、コロイドミルを用いて攪拌分散処理を行ない、
さらに攪拌しながら炭酸ガスを吹き込みPHll.Oに
なる迄処理した。7 以下ここで製造したゼオライトス
ラリーについて入線回折による結晶型、カルシウムイオ
ン交換能、遊離アルカリ量、PHl一次粒子径、濃度、
粘度、静的安定性の測定結果及び実走行による沈降安定
のテスト結果を第1表に示した。
また、調整θしたゼオライトスラリーのチクソトロピー
的性質が改善されているか否かについて肉眼判定し、そ
の結果をチクソトロピー的性質の項に合せて示した。尚
、比較例1−1として未処理のゼオライトスラリー及び
、比較例1−2として炭酸ガスを用:5いてPHll.
O/20′Cになる迄処理したゼオライトスラリー、比
較例1−3として未処理のゼオライトスラリーにCMC
を0.4%添加した場合について示した。以下第1表に
記載する。第1表に示される比較例1−2は静的安定性
試験後柔かいゼリー状を呈し、殆んど沈降物はなく、静
的安定性には優れている動的安定性試験後は、粘度の高
い沈降物を生じぞの沈降物は流動性がなかつた。
的性質が改善されているか否かについて肉眼判定し、そ
の結果をチクソトロピー的性質の項に合せて示した。尚
、比較例1−1として未処理のゼオライトスラリー及び
、比較例1−2として炭酸ガスを用:5いてPHll.
O/20′Cになる迄処理したゼオライトスラリー、比
較例1−3として未処理のゼオライトスラリーにCMC
を0.4%添加した場合について示した。以下第1表に
記載する。第1表に示される比較例1−2は静的安定性
試験後柔かいゼリー状を呈し、殆んど沈降物はなく、静
的安定性には優れている動的安定性試験後は、粘度の高
い沈降物を生じぞの沈降物は流動性がなかつた。
又、比較例1−3は静的安定性、動的安定性、両試験後
、量は多くないがガラス棒をつき刺すとすいつくような
沈降物があつた。比較例1−1はいずれの場合でもガラ
ス棒でつきささらない程堅い沈降物があつた。一方、実
施例1は静的安定性試験後では全く沈降物はなく、動的
安定性試験後でも瓶を傾けるだけで全量容易に流出し、
輸送に適した懸濁安定性を有したスラリーである事が理
解される。尚、本明細書における諸物性の測定は、次の
方ノ法によつた。
、量は多くないがガラス棒をつき刺すとすいつくような
沈降物があつた。比較例1−1はいずれの場合でもガラ
ス棒でつきささらない程堅い沈降物があつた。一方、実
施例1は静的安定性試験後では全く沈降物はなく、動的
安定性試験後でも瓶を傾けるだけで全量容易に流出し、
輸送に適した懸濁安定性を有したスラリーである事が理
解される。尚、本明細書における諸物性の測定は、次の
方ノ法によつた。
本明細書において、X一線回折像とは、Cu一Kd線を
用いて下記の粉末X一線回折法で求めたものを言う。
用いて下記の粉末X一線回折法で求めたものを言う。
(1)X線回折測定法 3理学
電機株式会社製X線回折装置コニオメーター PM
G−S2 レートメータ ECP−D2 を使用した。
電機株式会社製X線回折装置コニオメーター PM
G−S2 レートメータ ECP−D2 を使用した。
使用した条件は以下の通りてある。ターゲット
CU3ーフィルター Ni 電 圧 35KV 電 流 20n1A カウント◆フルスケール4×103C/S時定数 1
sec4( チャート速度 1cm/Min スキャニング速度 1c/Min 回折角 1速 スリット巾 0.15TWL ただし試料は105℃恒温乾燥器中で3時間乾燥したも
のをメノー乳鉢にて摩砕して用いた。
CU3ーフィルター Ni 電 圧 35KV 電 流 20n1A カウント◆フルスケール4×103C/S時定数 1
sec4( チャート速度 1cm/Min スキャニング速度 1c/Min 回折角 1速 スリット巾 0.15TWL ただし試料は105℃恒温乾燥器中で3時間乾燥したも
のをメノー乳鉢にて摩砕して用いた。
下記第A表はA型ゼオライトの代表的X一線回折像であ
る。尚、本明細書において上記X一線回折像と実質上同
一のX一線回折像とは、各回折ピークの相対届度が或る
程度、即ち一般には±30%以内、特に:ー20%以内
の範囲で変化し得ることを意味する。
る。尚、本明細書において上記X一線回折像と実質上同
一のX一線回折像とは、各回折ピークの相対届度が或る
程度、即ち一般には±30%以内、特に:ー20%以内
の範囲で変化し得ることを意味する。
11)カルシウムイオン交換量(CI)測定法硬水原液
をCaOとして約300mg/e(D.H.3O)り濃
度になるようにカルシウム含有溶液を調製しこ。
をCaOとして約300mg/e(D.H.3O)り濃
度になるようにカルシウム含有溶液を調製しこ。
このカルシウム含有溶液500mLを1′ビーカに採取
し、30℃に加熱しておき、110℃恒温乾■器中で2
時間乾燥後デシケ−ターに入れ室温ま≦放冷した試料0
.500grを定感量直示天秤にて精rし、このカルシ
ウム含有溶液中に投入する。ジヤーテスターにて攪拌(
120r′Pmで20分)して、試料にカルシウムイオ
ンの交換を行つた後、NO.6の戸紙にて枦過し、この
戸液10mLを正確に採取し、イオン交換水で稀釈し、
約50m1となしこれり8NK0H4耐添加してPHで
12となし、5%KCN数滴添加後NN指示薬0.1g
r添加し、M/100EDTN容液を用いて滴定し、枦
液中のCaO濃度を求め、下記式によつてカルシウムイ
オン交換量(Tng/9)を算出した。カルシウムイオ
ン交換量(M9lダ)=A−56BFA;硬水原液のC
aQ農度(M9/l)B;M/100EDT八容液滴定
量(ml)F;M/100EDTtS液ファクター(I
ij)遊離アルカリ量の測定法 試料スラリーを分析用NO.6の胛紙にて枦過し透明な
胛液を得;この枦液約10ダを精秤しメチルオレンジを
指示薬として0.05N(7)HCI溶液で滴定し戸液
中のNa,O濃度(重量パーセント)を求めゝ遊離アル
カリ量とする。
し、30℃に加熱しておき、110℃恒温乾■器中で2
時間乾燥後デシケ−ターに入れ室温ま≦放冷した試料0
.500grを定感量直示天秤にて精rし、このカルシ
ウム含有溶液中に投入する。ジヤーテスターにて攪拌(
120r′Pmで20分)して、試料にカルシウムイオ
ンの交換を行つた後、NO.6の戸紙にて枦過し、この
戸液10mLを正確に採取し、イオン交換水で稀釈し、
約50m1となしこれり8NK0H4耐添加してPHで
12となし、5%KCN数滴添加後NN指示薬0.1g
r添加し、M/100EDTN容液を用いて滴定し、枦
液中のCaO濃度を求め、下記式によつてカルシウムイ
オン交換量(Tng/9)を算出した。カルシウムイオ
ン交換量(M9lダ)=A−56BFA;硬水原液のC
aQ農度(M9/l)B;M/100EDT八容液滴定
量(ml)F;M/100EDTtS液ファクター(I
ij)遊離アルカリ量の測定法 試料スラリーを分析用NO.6の胛紙にて枦過し透明な
胛液を得;この枦液約10ダを精秤しメチルオレンジを
指示薬として0.05N(7)HCI溶液で滴定し戸液
中のNa,O濃度(重量パーセント)を求めゝ遊離アル
カリ量とする。
(Iv)粘度の測定法(B型粘度計による)被測定スラ
リーを1000T!LL型ビーカーに気泡をまき込まな
い様に入れる。
リーを1000T!LL型ビーカーに気泡をまき込まな
い様に入れる。
B型粘度計の測定用ローターを基準線まで浸し、ロータ
ーの回転数20r′.P.m.で1分後のスプリングの
捩れを測定目盛りで読みとり、ローターのもつファクタ
ーを乗じ、粘度をC.P(センチボアズ)で表示する。
(v)静的安定性(R1C,) 濃度約40%(800゜C乾燥基準)に調整した被測定
スラリーを1000m1型透明広口瓶(内径約95TI
$T,高さ約15師)にそれぞれ750厩入れ蓋をした
のち25゜Cの室内に2輯間静置したのち傾斜法で上部
スラリーを流し去り、瓶底部のスラリーを約59サンプ
リングし、800底cの電気マツフル炉にて固形分濃度
を測定し以下の式によつて静的安定性R1。
ーの回転数20r′.P.m.で1分後のスプリングの
捩れを測定目盛りで読みとり、ローターのもつファクタ
ーを乗じ、粘度をC.P(センチボアズ)で表示する。
(v)静的安定性(R1C,) 濃度約40%(800゜C乾燥基準)に調整した被測定
スラリーを1000m1型透明広口瓶(内径約95TI
$T,高さ約15師)にそれぞれ750厩入れ蓋をした
のち25゜Cの室内に2輯間静置したのち傾斜法で上部
スラリーを流し去り、瓶底部のスラリーを約59サンプ
リングし、800底cの電気マツフル炉にて固形分濃度
を測定し以下の式によつて静的安定性R1。
,を求めた。(vl)動的安定性
濃度約40%(800゜C乾燥基準)に調整した被測定
スラリーを150m1型透明広口瓶(内径約60T0n
ぃ高さ約6師)にそれぞれ150岨入れ蓋をしたのち2
5゜Cの室内て振盪機(東京理科機械(株)EYELA
SHAKERMINISS−80)の上皿に固定し、水
平方向の振巾x方向5抽、y方向3師の巾で(代)を画
し運動を振動数68回/分で7時間行なつたのち傾斜法
で上部スラリーを流し去り、瓶底部のスラリーを約5y
サンプリングし、800゜Cの電気マツフル炉にて固形
分濃度の測定を行ない以下の式によつて動的安定性vェ
C,を求めた。
スラリーを150m1型透明広口瓶(内径約60T0n
ぃ高さ約6師)にそれぞれ150岨入れ蓋をしたのち2
5゜Cの室内て振盪機(東京理科機械(株)EYELA
SHAKERMINISS−80)の上皿に固定し、水
平方向の振巾x方向5抽、y方向3師の巾で(代)を画
し運動を振動数68回/分で7時間行なつたのち傾斜法
で上部スラリーを流し去り、瓶底部のスラリーを約5y
サンプリングし、800゜Cの電気マツフル炉にて固形
分濃度の測定を行ない以下の式によつて動的安定性vェ
C,を求めた。
(Vli)実走行による沈降安定性調整した被測定スラ
リーを1000ITLL型透明広口瓶(内径約95wr
m、高さ約150嘔)に約750mt入れ、蓋をしたの
ちダンボール箱内に横置に固定する。
リーを1000ITLL型透明広口瓶(内径約95wr
m、高さ約150嘔)に約750mt入れ、蓋をしたの
ちダンボール箱内に横置に固定する。
これをトラックの荷台に直接置き、約500Km(約B
時間)走行し、その後約2時間静置して再度約500K
m(約B時間)走行する。その後各々のスラリーについ
て流動性粘性、沈降物の状態などを5名のパネラーによ
り肉眼により観察し以下の評価をした。O印 安定な懸
濁状態を示し流動性に富み全量が瓶から流出する場合。
時間)走行し、その後約2時間静置して再度約500K
m(約B時間)走行する。その後各々のスラリーについ
て流動性粘性、沈降物の状態などを5名のパネラーによ
り肉眼により観察し以下の評価をした。O印 安定な懸
濁状態を示し流動性に富み全量が瓶から流出する場合。
O印 若干沈降物が生じており沈降物の流動性は劣るが
瓶からは流出する場合。
瓶からは流出する場合。
ム印 沈降物が生じ流動性のない部分が存在する場合。
×印 上澄液のみが流出し沈降部に流動性がない場合。
××印 上澄液のみが流出し沈降物がスパチユラでつき
ささらない程硬く固化している場合。
××印 上澄液のみが流出し沈降物がスパチユラでつき
ささらない程硬く固化している場合。
(有)スラリーのチクソトロピー的性質
調整したゼオライトスラリーを500m1型ガラスピー
カーに約350mL入れ、そのまま川侍間静置する。
カーに約350mL入れ、そのまま川侍間静置する。
この静置したゼオライトスラリー入りのビーカーを静か
に傾斜させ、チクソトロピー的性質の有無を5名のパネ
ラーにより肉眼により観察した。
に傾斜させ、チクソトロピー的性質の有無を5名のパネ
ラーにより肉眼により観察した。
以下にその評価基準を示す。S−S印 ビーカーを傾斜
させた時スラリー液面は水平を保ち、なめらかに流動化
し静時前の流動性と同じと認められた場 合。
させた時スラリー液面は水平を保ち、なめらかに流動化
し静時前の流動性と同じと認められた場 合。
−S印 ビーカーを傾斜させた時、スラリー液 面
がプリン状にゼリー化しており液面 もビーカーの
傾斜角を有する状態を示 した場合。
がプリン状にゼリー化しており液面 もビーカーの
傾斜角を有する状態を示 した場合。
但し、流動性はガラス棒でかきまぜる こと
により、復活する。
により、復活する。
G−S印 スラリー液全体が堅いゲル状を呈し流
動化しない楊合。
動化しない楊合。
尚、スラリー上層部に上澄液を生じた場合にはS″で示
した。
した。
実施例2
実施例1と同様の方法で得たゼオライト淵過ケーキを再
度p過しつつ水洗し、攪拌機付ステンレス容器に入れ攪
拌してPHl2.6/200C1遊離アルカリ0.21
%のゼオライトスラリーを得た。
度p過しつつ水洗し、攪拌機付ステンレス容器に入れ攪
拌してPHl2.6/200C1遊離アルカリ0.21
%のゼオライトスラリーを得た。
このゼオライトスラリー(水分60%)を1k9づつ2
リットル型ステンレスビーカーW個にとり以下の様な配
合でコロイドミル処理を施し各スラリーを調整した。尚
、比較例として有機高分子分散剤のかわりに非イオン系
界面活性剤りポノックスNCE(ポリオキシエチレンア
ルキルフェニルエーテル)及び炭酸塩のかわりに硫酸ナ
トリウム、ケイ酸ナトリウムを用いた。尚、結晶水を有
する塩類についてはすべて無水物換算にて表示した。実
施例2−1炭酸ナトリウム 5y,CMC4y〃
2−2 セスキ炭酸ナトリウム 5y,CMC4y 〃2−3重炭酸ナトリウム 5g, CMC4y 〃2−4 (*1)炭酸リチウム 5y,CMC4
y〃2−5炭酸ナトリウム 5y1 アルギン酸ソーダ 4y 〃2−6炭酸ナトリウム 5ダ、 カルボキシメチルデンプン 4q〃2−7炭酸
ナトリウム 5y1 ポリビニルアルコール 4y 比較例2−1炭酸ナトリム 5q、 ポ
リオキシエチレンアルキルフエニ ルエーテル
4V〃2−2硫酸ナトリウム 5
f, CMC4y 〃2−3 ケイ酸ナトリウム 5y,CMC4y
*1 炭酸リチウムは固形て添加した。
リットル型ステンレスビーカーW個にとり以下の様な配
合でコロイドミル処理を施し各スラリーを調整した。尚
、比較例として有機高分子分散剤のかわりに非イオン系
界面活性剤りポノックスNCE(ポリオキシエチレンア
ルキルフェニルエーテル)及び炭酸塩のかわりに硫酸ナ
トリウム、ケイ酸ナトリウムを用いた。尚、結晶水を有
する塩類についてはすべて無水物換算にて表示した。実
施例2−1炭酸ナトリウム 5y,CMC4y〃
2−2 セスキ炭酸ナトリウム 5y,CMC4y 〃2−3重炭酸ナトリウム 5g, CMC4y 〃2−4 (*1)炭酸リチウム 5y,CMC4
y〃2−5炭酸ナトリウム 5y1 アルギン酸ソーダ 4y 〃2−6炭酸ナトリウム 5ダ、 カルボキシメチルデンプン 4q〃2−7炭酸
ナトリウム 5y1 ポリビニルアルコール 4y 比較例2−1炭酸ナトリム 5q、 ポ
リオキシエチレンアルキルフエニ ルエーテル
4V〃2−2硫酸ナトリウム 5
f, CMC4y 〃2−3 ケイ酸ナトリウム 5y,CMC4y
*1 炭酸リチウムは固形て添加した。
以上の試料についての各測定結果を第2表に示した。
実施例3
実施例1と同様の方法で得たゼオライトスラリ一1k9
に対してCMC及び炭酸ナトリウムを各々以下の組合せ
て添加した場合についての結果を第3表に示した。
に対してCMC及び炭酸ナトリウムを各々以下の組合せ
て添加した場合についての結果を第3表に示した。
実施例3−1炭酸ナトリウム 20y1CMC4
y〃3−2炭酸ナトリウム 10y1CMC4V 〃3−3炭酸ナトリウム 1q1 CMC4ダ。
y〃3−2炭酸ナトリウム 10y1CMC4V 〃3−3炭酸ナトリウム 1q1 CMC4ダ。
〃3−4炭酸ナトリウム 59、
CMClOy
〃3−5炭酸ナトリウム 5y1
CMC0.5q
比較例3−1炭酸ナトリウム 5y1CMC0.
1q〃3−2炭酸ナトリウム 0.5y,CMC4
y 実施例4 本実施例て酸性白土を酸処理して得た活性ケイ酸にアル
ミン酸ソーダを混合して製造したゼオライトを原料にし
た場合について説明する。
1q〃3−2炭酸ナトリウム 0.5y,CMC4
y 実施例4 本実施例て酸性白土を酸処理して得た活性ケイ酸にアル
ミン酸ソーダを混合して製造したゼオライトを原料にし
た場合について説明する。
ゼオライトは特公昭55−1847吟公報の実施例1に
示した方法により製造したゼオライト酒過ケーキを再度
水洗脱水し、水分50%の沖過ケーキを得て、本実施例
1に示した方法によりPHl3.Oのゼオライトスラリ
ーを製造し、このスラリー10k9に対し、炭酸ナトリ
ウムの1休塩を1359添加し、さらにCMC4Oqを
添加したのちコロイドミルを用いて攪拌分散処理を行な
い静置安定性及ひ動的安定性に優れたゼオライトスラリ
ー試料番号4−1を得た。以下第4表にその結果を示し
た。
示した方法により製造したゼオライト酒過ケーキを再度
水洗脱水し、水分50%の沖過ケーキを得て、本実施例
1に示した方法によりPHl3.Oのゼオライトスラリ
ーを製造し、このスラリー10k9に対し、炭酸ナトリ
ウムの1休塩を1359添加し、さらにCMC4Oqを
添加したのちコロイドミルを用いて攪拌分散処理を行な
い静置安定性及ひ動的安定性に優れたゼオライトスラリ
ー試料番号4−1を得た。以下第4表にその結果を示し
た。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 実質上濾過により分離不能な水性媒体と該する媒体
中に分散したゼオライト粒子とから成るゼオイトスラリ
ーおいて、該スラリーは、無水物基準としてゼオライト
当り0.2乃至10重量%の炭アルカリ及び0.05乃
至5重量%の水溶性の有機高分子分散剤とを含有するこ
とを特徴とする静的安定性及び動的安定性に優れたゼオ
ライト水性スラリー組成物。 2 ゼオライト当り1及至5重量%の炭酸アルカリと0
.1乃至1重量%の水溶性有機高分子分散剤とを含有す
る特許請求の範囲第1項記載の組成物。 3 水溶性有機高分子分散剤がカルボキシメチルセルロ
ース或いはカルボキシメチルデンプンである特許請求の
範囲第1項又は第2項記載の組成物。 4 ゼオライトが無水物基準で100mg/g以上のC
aO交換能を有するゼオライトである特許請求の範囲第
1項記載の組成物。 5 ゼオライトがA型、X型、Y型或いはそれらの組み
合せゼオライトである特許請求の範囲第1項記載の組成
物。 6 固形分濃度が無水物基準で30乃至50重量%の範
囲にある特許請求の範囲第1項記載の組成物。 7 ろ過により得られたままゼオライトの湿潤ケーキに
、無水物基準として、ゼオライト当り0.2乃至10重
量%の炭酸アルカリと0.05乃至5重量%の水溶性乃
至は水分散性の有機高分子分散剤とを添加し、この組成
物を強剪断攪拌に賦することを特徴とする静的安定性及
び動的安定性に優れたゼオライト水性スラリー組成物の
製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13673880A JPS6049127B2 (ja) | 1980-10-02 | 1980-10-02 | 静的安定性及び動的安定性に優れたゼオライト水性スラリ−及びその製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13673880A JPS6049127B2 (ja) | 1980-10-02 | 1980-10-02 | 静的安定性及び動的安定性に優れたゼオライト水性スラリ−及びその製法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5761617A JPS5761617A (en) | 1982-04-14 |
JPS6049127B2 true JPS6049127B2 (ja) | 1985-10-31 |
Family
ID=15182345
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13673880A Expired JPS6049127B2 (ja) | 1980-10-02 | 1980-10-02 | 静的安定性及び動的安定性に優れたゼオライト水性スラリ−及びその製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6049127B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5084427A (en) * | 1990-10-22 | 1992-01-28 | Uop | Aqueous suspensions of aluminosilicate molecular sieves |
-
1980
- 1980-10-02 JP JP13673880A patent/JPS6049127B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5761617A (en) | 1982-04-14 |
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