JPS604905Y2 - 金属製薄肉容器の補強装置 - Google Patents
金属製薄肉容器の補強装置Info
- Publication number
- JPS604905Y2 JPS604905Y2 JP13995979U JP13995979U JPS604905Y2 JP S604905 Y2 JPS604905 Y2 JP S604905Y2 JP 13995979 U JP13995979 U JP 13995979U JP 13995979 U JP13995979 U JP 13995979U JP S604905 Y2 JPS604905 Y2 JP S604905Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bottom plate
- dowels
- dowel
- reinforcement device
- thin metal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はアルミニウム薄板型の生ビール角樽等に適した
金属製薄肉容器の補強装置に関する。
金属製薄肉容器の補強装置に関する。
一般にアルミニウム合金薄板の樽はバルジ成形法により
作られ、その底板は下方へ向い浅い椀状（部分球状）に
突出しており、座りを良くするために底板には同一円周
上に複数個の接地用ダボ（突起）が突設される。
作られ、その底板は下方へ向い浅い椀状（部分球状）に
突出しており、座りを良くするために底板には同一円周
上に複数個の接地用ダボ（突起）が突設される。
しかし素材厚さが例えば０．４ｍｍと薄いため、ダボ自
体の剛性は比較的大きくできるが、ダボを取り囲むすそ
野部分（底板本体部分）の強度は弱く、座屈を起し易い
。
体の剛性は比較的大きくできるが、ダボを取り囲むすそ
野部分（底板本体部分）の強度は弱く、座屈を起し易い
。
座屈形状はダボ周縁部分の曲率中心を起点として同芯円
状の窪み方をする。
状の窪み方をする。
本考案は薄い底板の接地用のダボを設けた場合のダボ周
辺部分の窪みを防止することを目的としており、各ダボ
の間に放射状の補強用ビードを設けたことを特徴として
いる。
辺部分の窪みを防止することを目的としており、各ダボ
の間に放射状の補強用ビードを設けたことを特徴として
いる。
次に図面により説明する。
第１図の１は上ピース、２は下ピースで共にバルジ成形
法により成形され、接合部分３が絞めによりシールされ
ている。
法により成形され、接合部分３が絞めによりシールされ
ている。
４は口金部、５は下方へ椀状に突出した底板で、底板５
は同一円周上５個の接地用ダボ６と、隣接ダボ６．６間
において放射状に延びる補強用ビード７を有する。
は同一円周上５個の接地用ダボ６と、隣接ダボ６．６間
において放射状に延びる補強用ビード７を有する。
底面を示す第２図で明らかなように、各ダボ６は底板中
央の点Ｏ□に近い点Ｐ１を中心とする半径Ｒ□の円弧部
分９と底板外周に近い点Ｐ２を中心とする半径Ｒ２（但
しＲ２＞Ｒ１）の円弧部分１０をつなぐ生形の輪郭を備
え、接地面１１は点Ｐ□９ Ｐ２をつなぐように放射状
に延びる長円形であり、底板５から全体として下方へ滑
らかに突出している。
央の点Ｏ□に近い点Ｐ１を中心とする半径Ｒ□の円弧部
分９と底板外周に近い点Ｐ２を中心とする半径Ｒ２（但
しＲ２＞Ｒ１）の円弧部分１０をつなぐ生形の輪郭を備
え、接地面１１は点Ｐ□９ Ｐ２をつなぐように放射状
に延びる長円形であり、底板５から全体として下方へ滑
らかに突出している。
補強用ビード７は中央の点０１の近傍から各ダボ６の外
周縁をつなぐ包絡円Ａ近傍まで延びており、図示の実施
例においては底板５より上方へ凹入し、断面形状は浅い
矩形である。
周縁をつなぐ包絡円Ａ近傍まで延びており、図示の実施
例においては底板５より上方へ凹入し、断面形状は浅い
矩形である。
底板５は包絡円Ａより外側において急に減少した曲率半
径Ｒ３（第１図）で湾曲しているため、包絡円Ａより外
側の強度は比較的増大している。
径Ｒ３（第１図）で湾曲しているため、包絡円Ａより外
側の強度は比較的増大している。
これに対し包絡円Ａの内側部分の曲率半径Ｒ（第１図）
は極めて大きく、従って座屈し易い形状となっている。
は極めて大きく、従って座屈し易い形状となっている。
しかし本考案によると隣接したダボ６．６の間に放射状
に延びる補強用ビード７を設けているため、樽自体の荷
重及び槽内に収容したビールの荷重が底板５に作用し、
底板５の一部に設けた５個のダボ６の部分で地面に支持
され、ダボ６を囲むすそ野部分（ダボ６の周囲の底板５
の部分）にダボ６に対し下向きの荷重が作用する時、す
そ野部分は第２図に２点鎖線で示す如く点Ｒ１，Ｒ２を
中心とする同芯円状に窪む恐れがあるが、包絡円Ａの外
側の小曲率半径Ｒ３の湾曲部分５ａと補強用ビード７の
作用により２点鎖線状の窪みは発展せず、座屈を可及的
に防止することができる。
に延びる補強用ビード７を設けているため、樽自体の荷
重及び槽内に収容したビールの荷重が底板５に作用し、
底板５の一部に設けた５個のダボ６の部分で地面に支持
され、ダボ６を囲むすそ野部分（ダボ６の周囲の底板５
の部分）にダボ６に対し下向きの荷重が作用する時、す
そ野部分は第２図に２点鎖線で示す如く点Ｒ１，Ｒ２を
中心とする同芯円状に窪む恐れがあるが、包絡円Ａの外
側の小曲率半径Ｒ３の湾曲部分５ａと補強用ビード７の
作用により２点鎖線状の窪みは発展せず、座屈を可及的
に防止することができる。
このように本考案によるとダボ６とダボ６の中間に放射
状の補強用ビード７を入れるだけで、ダボ６を中心とす
る輪状の変形が防止され、得体本体の強度を大幅に向上
することができる。
状の補強用ビード７を入れるだけで、ダボ６を中心とす
る輪状の変形が防止され、得体本体の強度を大幅に向上
することができる。
なお本考案を具体化する時補強用ビード７は下方に向い
突出させても差支えない。
突出させても差支えない。
第１図は本考案を適用したミニ樽の一部縦断正面図、第
２図は底面図である。 ５・・・・・・底板、６・・・・・・接地用ダボ、７・
・・・・・補強用ビード。
２図は底面図である。 ５・・・・・・底板、６・・・・・・接地用ダボ、７・
・・・・・補強用ビード。
Claims (1)
- 下方へ向い浅い椀状に突出した底板の同一円周上に複数
個の接地用ダボを突設し、各ダボの間に放射状の補強用
ビードを設けたことを特徴とする金属製薄肉容器の補強
装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13995979U JPS604905Y2 (ja) | 1979-10-09 | 1979-10-09 | 金属製薄肉容器の補強装置 |
| US06/118,108 US4313545A (en) | 1979-02-13 | 1980-02-04 | Metallic pressure vessel with thin wall |
| DE19803005378 DE3005378A1 (de) | 1979-02-13 | 1980-02-13 | Druckbehaelter aus metall |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13995979U JPS604905Y2 (ja) | 1979-10-09 | 1979-10-09 | 金属製薄肉容器の補強装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5659529U JPS5659529U (ja) | 1981-05-21 |
| JPS604905Y2 true JPS604905Y2 (ja) | 1985-02-14 |
Family
ID=29371307
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13995979U Expired JPS604905Y2 (ja) | 1979-02-13 | 1979-10-09 | 金属製薄肉容器の補強装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS604905Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6126009U (ja) * | 1984-07-20 | 1986-02-17 | 三菱樹脂株式会社 | プラスチツクボトル |
-
1979
- 1979-10-09 JP JP13995979U patent/JPS604905Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5659529U (ja) | 1981-05-21 |
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