JPS6048998A - プレグナン系ステロイド17α−エステル化合物の製造法 - Google Patents

プレグナン系ステロイド17α−エステル化合物の製造法

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JPS6048998A
JPS6048998A JP15492683A JP15492683A JPS6048998A JP S6048998 A JPS6048998 A JP S6048998A JP 15492683 A JP15492683 A JP 15492683A JP 15492683 A JP15492683 A JP 15492683A JP S6048998 A JPS6048998 A JP S6048998A
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菅井 三郎
Tokuji Okazaki
岡崎 徳二
Mitsuya Akaboshi
赤星 三彌
Shiro Ikegami
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般式 ] (式中、ステロイド核A環における1〜2位間の−は、
単結合捷たは二重結合を示し、Xlは水素原子、メチル
基寸たは・・ロケ゛ン原子であり、x2は水素原子また
に1・・ロケ゛)原子であり、Yはβ位のヒドロキシ基
もしくはノ・ロケ゛ノ原子であるか、捷だはカル1?ニ
ル基であり、2は水素原子であるかあるいはα配位捷だ
はβ配位の低級アルキル基、低級アルコキシ基もしくは
低級アシルオキシ基であり、Rは置換または非置換の低
級アルキル基、アラルキル基もしくはアリール基である
。)で表わされる加−オキソプレグナン系ステロイド1
7α−エステル化合物の製造法に関するものであり、副
腎皮質ホルモン剤として極めて有用性の高い20−オキ
ソプレグナン系ステロイド】7α−エステル化合物の新
規な工業的製造法を提供するものである。
上記式(TT)で表わされる20−オキソプレグナン系
ステロイド17α−エステル化合物(■)を製造する方
法としては、従来、]7α、2】−ジヒドロキシ化合物
より得られる20−オキソプレグナン系ステロイド17
α、21−環状オルトエステル化合物を希硫酸などの無
機酸あるいは希酢酸まだは希シュウ酸などの有機酸など
、いずれもプロトン酸を用いた環開裂反応による方法が
知られている。
しかしながら、これらの方法によれば目的とする17α
−エステル化合物の他に位置異性体である21−エステ
ル化合物が多量に生成し、目的とする]7α−エステル
化合物の収率を低下させるばかりでなく、反応生成物か
ら目的物を分離し、精製する操作をも困難にするという
欠点が存在する。このため、この副生ずる21−エステ
ル化合物の生成を抑える試みがこれまでに数多くなされ
できだが、満足すべき方法は−まだ見出されていない。
さらに、目的の17α−エステル化合物は、これらの方
法で用いられるプロトン酸の存在下では容易に分子内転
位を起して前記21−エステル化合物に変換し、あるい
は加水分解を起して原料物質の17α、21−ジヒドロ
キシ化合物に戻り易いなど、副次的に起るこれらの反応
によっても目的化合物の収率が低下し易いという問題点
が存在する。従って、反応条件の設定や後処理等の操作
に制限があるのでこれらの従来方法は、満足すべき方法
とは言い難いものであった。これらの方法により得られ
る目的の17α−エステル化合物の収率は、通常40〜
70チ程度である。
本発明者等は、前記した如き従来法における欠点を克服
すべく鋭意研究した結果、一般式(式中、ステロイド核
A環における1〜2位間のには、単結合または二重結合
を示し、R′は低級アルキル基であシ、X□、X2、Y
、 ZおよびRは前記の定義を有する。)で表わされる
17α、21−ジヒドロキシ−加−オキソプレグナン系
ステロイドの17α、21−環状オルトエステル化合物
にシリカ・アルミナ系固体酸を作用させることによって
、17α、21−オルトエステル環の開裂により、前記
式(TT)で表わされる17α−エステル化合物が高収
率で得られるととを見出した。本発明はかかる知見に基
づくものである。すなわち、本発明は、上記一般式(■
)の17α、21−環状オルトエステル化合物を原料と
して、一般式(IT)の17α−エステル化合物を製造
する新規な方法を提供するものである。
本発明方法を以下に詳細に説明する。
本発明方法においては、上記一般式(I)で表わされる
17α、21−ジヒドロキシ−加−オキソプレグナン系
ステロイドの17α、2】−環状オルトエステル化合物
をメタノールまたはエタノールなど 6− の含水アルコールに加え、次いでこれにシリカ・アルミ
ナ系固体酸を加え室温で攪拌もしくは加熱するという極
めて簡便な方法によってなされる。
反応終了後、一般式fn)の]]7α−エステル化合の
単離、精製は極めて簡便な操作で行うことができるが、
通常、再結晶法、分取薄層クロマトグラフィーもしくは
カラムクロマトグラフィーなどの手法が好捷しく採用さ
れる。
本発明方法を行うにあたっては、前記の含水アルコール
として1d90〜95係のメタノール捷りはエタノール
が好寸しく用いられる。上記のシリカ・アルミナ系固体
酸は、通常は、市販のもので充分である。一般式(1)
の17α、21−環状オルトエステル化合物に対しこの
シリカ・アルミナ系固体酸は、通常、5〜30係(重量
)使用される。用いるシリツノ・アルミナ系固体酸とし
ては、たとえば、無水ケイ酸およびアルミナを含有して
いる活性白土、酸性白土、力焼クレー、カオリン、パー
ライト、ベントナイト、ケイ藻土などの天然物質かまた
は合成ケイ酸アルミニウム、合成ゼオライトなどの合成
物質が好適に用いられる。無水ケイ酸自体を単独で用い
ても良い。
反応時間は、通常30分ないし5時間程度で充分である
。本発明方法における17α−エステル化合物(T’J
Iの収率は極めて高く、75〜97係に達する。
本発明方法は前掲した如く、極めて簡便な手段により目
的とする一般式(Tflで表わされる17α一エステル
化合物を得ることができるものであるが、さらに以下に
述べる如き多くの利点を有している。まず、本発明の方
法は、従来法とは異なり、固−液の2相系の反応である
ため前記した従来法で惹起する如き副反応は生起しない
ちなみに、本発明者等は、得られた一般式(■)の17
α−エステル化合物を95係メタノール中、合成ケイ酸
アルミニウム(10%使用)の存在下3時間還流を行な
っても、その17α−エステル化合物は全く変化を起さ
ないということを別途に確認している。また、従来法で
は反応終了後希アルカリなどを用いて反応液を中和する
などの操作を要したが、本発明方法では屯に、ろ過する
のみでシリカ・アルミナ系固体酸を容易に除去すること
ができ、かつ、そのろ液を濃縮するのみで極めて簡単に
生成物を得ることができるなど、煩雑な処理操作を全く
必要としないという利点がある。さらに、ろ別されたシ
リカ・アルミナ系固体酸は、再使用に供することができ
るという点も優れた特徴的利点である。
このように、本発明方法は、一般式(Ilの化合物の温
和な環開裂反応により、極めて高収率で一般式(IT)
の20−オキシプレグナン系ステロイド]7α−エステ
ル化合物を得ることができるという優れた製造法である
が、安全性が高いこと、操作性の容易なことから特に工
業的製造法として優れているものである。
出発原料として用いた一般式(I)の化合物は、対応す
る17α、21−ノヒドロキシ化合物より好収率で製造
することができる。すなわち、]]7α、21−ジヒド
ロキシ化合と一般式、 R−C(OR’)3(@ −つ − (式中、RおよびR′は前記と同じ意味である。)で表
わされるオルトエステル化合物とを酸触媒の存在下、適
当な溶媒、たとえばベンゼン、アセトニトリル、ジクロ
ロエタンまたはジメチルホルムアミドなど、を用いて7
0〜120℃で加熱する、などの公知方法により容易に
製造することができる。この反応に用いられる酸触媒と
しては、トルエンスルホン酸などが好適であり、一方、
一般式(ホ)のオルトエステル化合物は、特定されない
が、たとえば、オルト酢酸、オルトプロピオン酸、オル
ト酪酸、オルトイソ酪酸、オルト吉草酸、オルトイソ吉
草酸、オルトフェニル酢酸あるいはオルト安息香酸など
、の各エステルを用いることができ、これらエステルの
中ではメチルエステルまたはエチルエステルなどが好適
に使用される。
これらオルトエステル化合物(@を用いて製造された一
般式(I)の加−オ環状オルトエステル化合物オルトエ
ステル化合物は、すべて本発明方法の適当な出発原料と
して用いられる。
10− 本発明方法により得られる一般式(Ulの化合物は、有
効な副腎皮質ホルモン剤であり、リュウマチ、各種皮膚
疾患、各種アレルギー性炎症、局所炎症その他の疾患な
どの治療に極めて有用なものが多く、さらに各種医薬用
の有用な中間体となり得るものである。
以下、実施例を挙げて本発明を説明するが、本発明はこ
れら実施例に限定されるものではない。
実施例117α−プチリルオキシー11β、21−ノヒ
ドロキシー6α−メチル−1,4− ブレグナノエン−3,」−ジオンの製 造法 a) 6α−メチルプレドニゾロン374. Inqを
ツメチルホルムアミド6 mlに溶解し、エチルオルト
ブチレート380mgを加え、さらK p−)ルエンス
ルホン酸97ngを加えてアルゴン気流中で80℃で、
1時間側分加熱攪拌したのち、反応液を酢酸エチル50
 rug中へあけ、直ちに10 %炭酸ナトリウム液1
mlを加え、さらに水30m13を加える。溶液をよく
振り、酢酸エチル層を分取し、水30 vtlで2回洗
浄した後無水硫酸ナトリウムで乾燥する。これをf過し
だ後F液を留去すると粗結晶が得られるが、それをアセ
トン−ヘキサノより再結晶すると、6α−メチルプレド
ニゾロン17α、21−エチルオルトブチレートが無色
針状晶として430 mg (収率90.9係)得られ
た。
m、p、 i64.o −1,66,0°C(分解)よ
りJ:;、”;;、互cm−’ : 3340.172
0.1645 。
MSm/e: 473(M++1 )、 472(M+
)、 427.356゜31.1.297.279.1
61.、136.135 (ベースピーク)、121゜ b) a)で得られた6α−メチルプレドニゾロン17
α、21−エチルオルトブチレート200m9を95係
エタノール5 rugに溶かし、これに無水ケイ酸60
7nf/を加え80℃で2時間加熱する。次いで、反応
液をろ過し、ろ液を減圧下で濃縮することにより、粗生
成物を得た。これをシリカケゝルカラムクロマトグラフ
ィーに付し、塩化メチレンで溶出させると]7α−ブチ
リルオキシ−11β、21−ジヒドロキシ−6α−メチ
ル−1,4−プレグナジェン−3,20−ジオン156
1nLj (収率83チ)が得られた。
この化合物は無色無晶形であるが、以下に述べる物性お
よび各種分析の結果より純粋であることが確認された。
薄層クロマトグラフィー(シリカダル):、hfO,5
]、 (単一スポット、ベンゼン:エタノール=5:1
) KBr−x。
工RνmaXcm 、3400.1720.1,710
.1650 。
NMRδCDCt3 : 0.80〜1.20 (9H
,m、 −CH2CH3゜18位CH,およびC6a 
CH3)、1.47 (3H2s+19位”H:、) 
+ 4.26 (2Hl br、 s、 C21CH2
) 。
4.52 (]、H,br、 C11−CH)、 6.
03 (]、H,s。
C,−CH)、 6.28 (] H,dd、 J=]
0IIz、 211z。
C2−CH)、 7.36 (I H,d、 J=10
11z、 C□−CH)。
MSm/e:伺5 (M +1 )、 4−44 (M
 )、 413(M −31)。
356、327.309.297.279.1.61.
、136 (ベースピーク)、 135.121.71
 。
13一 実施例211β、21−ジヒドロキシ−17α−インブ
チリルオキシ−6α−メチル−1,4−プレグナツエン
−3,20−ジオンの製造法 6α−メチルプレドニゾロン374■ヲ用いて、実施例
1、a)で述べた如くしてメチルオルトイソブチレート
445■との反応を行わせ、6α−メチルプレドニゾロ
ン17α、21−メチルオルトイソブチレ−1・の無色
針状晶(m、p、 172〜175℃、分解)4397
#9(収率96係)を得た。次いで、その229m&を
用い、それを95%メタノール10 ynlに溶かし、
これに合成ケイ酸アルミニウム507ngを加え、70
℃で1時間加熱した。次いで、反応生成物をろ過し、ろ
液を減圧下で濃縮して得られる粗生成物を分取薄層クロ
マトグラフィー(シリカゲル)に付し、標題の化合物2
15 mg(収率96.8%)を得た。この化合物は、
無色の無晶形物質として得られだが、以下の物性とス被
りトルから純粋なものであることを確認した。
薄層クロマトグラフィー(シリカゲル) : Rf14
− 0.52 (単一スポット、ベンゼン:エタノール−4
:1)。
工RvKBrcm−” : 3400 (OHl 17
20 (C=O)、 1710aX (C=0 )、 1650 (C二〇)。
NMRδCDCt3 : 0.95 (3H,F3. 
IF1位CH3)、 1.15(6H。
(3H,B、39位CH3)、 4.23 (2HI 
S+ C2□−CH2)。
4.50(IH,br、cl、−CH)、6.05(I
H,s、C,−CH)。
6.28 (I H,d、d、 J=1nllz、 2
Hz、 C2−CH’)、 7.30(] H,d、 
J=]0ITZ、 CニーCH)。
Msm/e : 445(M++1 )、 444(M
+)+ 413(M+−31)。
358、297.279.1.6]、 136.135
 (ベースビーク)、 121 。
実施例3】1β、21−ジヒドロキシ−6α−メチル−
】7α−バレリルオキシ−1,4−プレグナジェン−3
,20−ジオンの製造法 6α−メチルプレドニゾロン374m’iとメチルオル
トパレレー) 324 mlとの反応を実施例1、a)
で述べた如くに行い、6α−メチルプレドニゾロン17
α、21−メチルオルトバレレート433mg(収率9
2%)を得た。
IRν鼎至cm−1: 3400 (OH)、 172
0 (C=O)、 1645(C=O)。
MS mle : 473 (M++ 1. ) 、4
72 (” ) + 441. + 356 。
297、279.161.、1.36.135 (ベー
スビーク)。
12]、、85゜ 次に、この6α−メチルプレドニゾロン】7α。
21−メチルオルトバレレー) 14−2 mgを95
%エタノール4 mlに溶かし、これに酸性白土14m
7を加え、室温で3時間攪拌する。次に、反応生成物を
ろ過し、ろ液を濃縮して得られる粗生成物を分取薄層ク
ロマトグラフィー(シリカケ゛ル)に付して、標題の化
合物1057q (収率76.6%)を得た。
このものは、以下の物性および各分析結果からその構造
が確認された。
薄層クロマトグラフィー: Rf O,53(シリカダ
ル、単一スポット、ベンゼン/エタノール=4./]、
)。
XRvKBrcm= : 3/1.00 (OR)、 
1720 (C=O)、 1715aX (C=O)、 1655 (C二〇)。
NMRδppm(CDCt3 ’I : 0.95 (
3H,s、 18位CH3)。
0.88−1.2Fl (3H,m、CH2CH2CH
2CH3)、 1.ll(3H,a、 J=6Hz、 
C6aCH3)、 1..52 (3HI S+19位
CH3)、4.28 (2H9S、C2□−CH2)、
 4.52(I HI br 、 Cal CH) +
 6−02 (]、 H+ br + S+ C4”’
 ) +6.24 (I H,ad、、 J=1011
z、 2Hz、C2CH)、 7.38(I H,eL
、 J=10Hz、 C1CH)。
Msm/e : 459 (M++1 )、 458 
(M+)、 4.4.1.440 。
427.356,327,325,297,281,2
79,16L136(ペースビーク)、 135.12
1.85 。
実施例4 17α−ベンゾイルオキシ−11β、21−
ジヒドロキシ−6α−メチル−1,4 −プレグナジェン−3,20−ジオンの製造法 実施例1、a)で述べたと同じ様な方法にて得た6α−
メチルプレドニゾロン17α、21−メチルオルトベン
ゾエート98■を90%メタノールに溶17− かし、これにカオリ715■を加えて50℃で2時間攪
拌する。次に、反応生成物をろ過し、ろ液を濃縮して得
られた粗生成物を分取薄層クロマトグラフィー(シリカ
ゲル)に付して標題の化合物76rny(収率79.2
% )を得た。
薄層クロマトグラフィー(シリカケゞル):RfO,5
3(単一スポット、ベンゼン:エタノール−4:1)。
工Rシ鼎妥ff1−1: 3400 (OH)、 1.
71.0 (C=O)、 1705(C=O)。
MSm/e : 479 (M++1. )、 478
 (M+)、 447 (M+31 )+327、30
9.297.281.161.136.135.122
゜105(ペースビーク)、77゜ 実施例511β、21−ジヒドロキシ−6α−メチル−
17α−プロAノイルオキシー1,4−プレグナツエン
−3,20−ジオンの製造法 実施例1、a)で述べた如くにして得た6α−メチルプ
レドニゾロン17α、2】−エチルオルトプロピオネー
ト275■を95チメタノール6mgに溶18− かし、これに合成ケイ酸アルミニウム50 mg ヲ加
え、70℃で1時間攪拌する。次いで、反応生成物をろ
過し、ろ液を濃縮して得られる粗生成物をカラムクロマ
トグラフィー(ンリカケ゛ル)に付して、標題の化合物
219mg(収率84.9% )を得た。
Rf値: 0.52 (シリカケ9ル、単一スポット、
ベンゼン:エタノール−4,1)。
xRvKBrcm−1: 3400 (OH)、 17
25.17]5.1650 (CaX −o)。
MSm/e : 43] (M +1 )、 430 
(M )、 4.]、3.412゜356、325.2
97.279.1.6] 、 1.36.1.35 C
ベースピーク)、 121.57 。
実施例6 6α−メチルプレドニゾロン17α、21−エチルオル
トプロピオネート92 mgを95係メタノール2m1
Eに溶かし、これに活性白土9mgを加え室温で5時間
攪拌する。次いで、反応生成物をろ過し、ろ液を濃縮し
て得られる粗生成物を分取薄層クロマトグラフィー(シ
リカケ8ル)に付して11β。
21−ジヒドロキシ−6α−メチル−】7α−プロノP
ノイルオキシー1,4−プレグナジェン−3,20−ジ
オン65mg(収率75.6チ)を得だ。
この化合物の物性およびスペクトルデータは、前記実施
例5で得られたものと一致した。
実施例611β、21−ジヒドロキシ−6α−メチル−
17α−メチルチオアセトキシ− 1、,4−fレグナシエン−3,20−ジオンの製造法 a)実施例1、a)で述べたようにして、6α−メチル
プレドニゾロン1.885’ 、!:エチルオルトメチ
ルチオアセテート」、6グとの反応より、6α−メチル
プレドニゾロン】7α、21−エチルオルトメチルチオ
アセテートの無色針状晶2.15y (収率87.8係
)を得だ。
この化合物は新規物質であるが、その物性および各種分
析データは次のとおりである。
m、p、 ]、84.0〜1.86.0°C工RvKB
ran−’ : 3560 (OH)、 1715.1
660 (c=o )。
aX NMRδcDct3: 0.87 (3H,s、 18
位CH3)、 1.10(3H,t、 :rニア 11
Z 、 CH2C弔)、 1.12 (3H,d、。
J :=611z+ C611CH3)+ 1.4.7
 (3H,s、 19位CH3)。
2.1.6 (3H,s、5CH3)、2.84.(2
H,s。
coc見、5CH8f )、 3.57 (2H,(1
,、T=711z、 C!(2CH3)。
3.92.4.30 (2H,dd、、 J=1711
z 、 C2□−CH2)。
4 、53 (]、 H+ m+ C]、]、CH)、
6.04 (] ”+ br、”+Ca CH)、 f
i、27 (] H,dd、 J−1Oflz、211
2゜C2CH)、 7.28 (I H,C3,、J=
:m1lz、 cICH)。
MSm/e : 491 (M +1 )、 490 
(M+)、 445.429゜+ 357、297.279.16L 136.135 (
ベースピーク)、 121.61 。
元素分析値 C2ワH3806S 計算値(ヴ) C,66,09i H,7,81゜実測
値f%) C,66,1,3; H,7,75。
b)」二記a)でイ尋られた6α−メチルプレドニゾロ
ン17α、21−エチルオルトメチルチオアセテート2
107’+!7を95係メタノ−/l/ 5 mlに溶
かし、これに合成ケイ酸アルミニウム42mflを加え
70℃で5時間攪拌する。次いで、反応生成物をろ過l
−1ろ液を濃縮して得られる粗生成物を21− 分取薄層クロマトグラフィーに付して標題の化合物16
1iff17(収率80.9係)を得だ。
この化合物は新規化合物であるが、その分析データは次
のとおりである。
工RI/KBrcm−1: 3440 (OH)、 1
720.1715.1.650aX (C=O)。
NMRδCDCA3 : 0.98 (3H,E3.1
8位CH3)、 1..12(3H,+1. J ”’
6H7,C6a CH3)、1.48 (3H。
S、19位CH3)、 2.16 (3H,S、 5C
H3)、 3.15(2H,S、 COC旦2SCH3
)、 4.32 (2H,s。
C2□ ”H2)+ 4−52 (1,H+ bre 
+ C11CH)+ 6.05(I H,S、 C,−
CH)、 6.28 (]、H,aa、 J=]OH2
゜2H2、C2CH) 、7.32 (L H1d+ 
J −101Tz 。
CニーCH)。
MSm/e : 463 (M++1 )、 462(
M+)、 444.431゜356、325.297.
279.161.、136.1.35.12L9]、 
6]−(ベースピーク)。
元素分析値 C25H3406S 計算値(%) c、 64.9] ; H,7,44。
実測値(@ C,65,1,2; H,7,27’。
22− 実施例711β、21−ジヒドロキシ−1フα−メトキ
シアセトキシ−6α−メチル−1,4−プレダナノエン
−3,20−ジオンの製造法 実施例1、a)で述べた方法に従い、6α−メチルプレ
ドニゾロン748m9とエチルオルトメトキシアセテー
ト768■との反応より、6α−メチルプレドニゾロン
17α、21−エチルオルトメトキシアセテ−1−82
6m!7(収率87.1係)を立体異性体の混合物とし
て得た。
この化合物は新規物質である。
元素分析値 C2ワH3807 計算値(%’r C,68,33; H,8,07。
実測値(@ C,68,24; H,8,15。
次に、この化合物14.2mgを95%エタノール3M
gに溶かし、これに合成ケイ酸アルミニウム20m7を
加え80°Cで2時間攪拌する。次いで、反応生成物を
ろ過し、ろ液を濃縮することにより得た粗生成物を分取
薄層クロマトグラフィー(シリカケ゛ル)に付して標題
の化合物】、o5.mg(収率78.4係)を得だ。
m、p、]−998〜201° C施例817α−ブチリルオキシ−]]1β、21−ジ
ヒドロキシー4−fレグネン3,2〇−ジオンの製造法 ハイドロコーチシン】7α、21−エチルオルトフチレ
ート2BOm’iを95係メタノール6meに溶かし、
これに合成ケイ酸アルミニウム28711gを加え、7
゜°Cで1時間攪拌する。次いで、反応生成物をろ過し
、ろ液を濃縮して得られる粗生成物をカラムクロマトグ
ラフィー(シリカゲル)に付して標題の化合物2057
ng(収率77.7% )を得だ。
m、p、 203〜205℃ MBm/e : 433 (M++l )、432 (
M+)、401,345゜34.4.、331.315
.285.269.267、134.、1.05゜9L
 7]、 (ペースビーク)。
実施例9 11β、21−ジヒドロキシ−1フα−バレ
リルオキシ−1,4−プレグナジェン −3,20−ジオンの製造法 フレビニゾロン1フα、21−メチルオルトバレレート
458m9を95%エタノール】Omlに溶かし、これ
に合成ケイ酸アルミニウム30 mgを加え70℃で1
時間攪拌する。次いで、反応生成物をろ過し、ろ液を濃
縮することにより得られる粗生成物をカラムクロマトグ
ラフィー(シリカゲル)に付して標題の化合物34]、
 mg(収率76.8係)を得た。
m、p、207〜208.5℃ 実施例1021−ヒドロキシ−]]7α−プロパノイル
オキシー1,4プレグナジェン− 3、H,20−トリオンの製造法 実施例1、a)に述べた如き方法に従って、プレドニゾ
ン17α、21−エチルオルトプロピオネートの無色針
状晶を得た。
m、p、 ]、88.5〜1.91.0°C工RvKB
rcm−’ : 1723.1698.1658 (c
=o )。
ax ysm/e : 44.3(M +1)、 442(M
 )+ 414.397゜368、295.255.2
42.121.57 (ペースビーク)。
次に、この化合物155m9を95%メタノール4ml
に溶かし、これにケイ礫土30■を加え60℃で3時間
攪拌する。次いで、反応生成物をろ過1〜、25− ろ液を濃縮することにより得られる粗生成物を分取薄層
クロマトグラフィーに付して標題の化合物119m!?
(収率82チ)を得た。
m、1)、 212〜21.4°C 実施例1111β、21−ジヒドロキシ−17α−プロ
パノイルオキシ−1,4−プレグナジ ェン−3,20−ジオンの製造法 プレドニゾロン17α、21−エチルオルトプロぼオネ
ート222mgを95係エタノール5罰に溶かし、これ
に酸性白土40■を加えて室温で4時間攪拌する。
次いで、反応生成物をろ過し、ろ液を濃縮して得られる
粗生成物をアセトン−エーテルより再結晶して標題の化
合物1757ng(収率84係)を得だ。
m、p、 205〜207.5°C 笑m例x211β、21−ジヒドロキシ−17α−プロ
パノイルオキシ−4−プレグネン− 3,20−ジオンの製造法 ハイドロコーチシン17α、21−エチルオルトプロピ
オネート90■を95チメタノール2’alに溶かし、
これに合成ケ゛イ酸アルミニウム9mグを加え=26− 70℃で1時間攪拌する。次いで反応生成物をろ過し、
ろ液を濃縮して得られる粗生成物を分取薄層クロマトグ
ラフィーに付して標題の化合物68mg(収率81.9
%)を得た。
m、I)、 196.0〜198.0°C実施例139
α−クロロ−11β、21−ジヒドロキシ−16β−メ
チル−17α−プロパノイルオキシ−1,4=7’レグ
ナシエン−3,20−ジオンの型造法 ペクロメタゾン17α、21−エチルオルトプロピオネ
ート(m、p、 146.0〜147.0°C; m/
e 448.446(M+−obt、1 : 3 ) 
123mgを95係エタノール3 mlに溶かし、これ
に・ぐ−ライト20 mgを加え70℃で2時間攪拌す
る。次いで反応生成物をろ過し、ろ液を濃縮して得られ
る粗生成物を分取薄層クロマトグラフィーに付して標題
の化合物1.061ng(収率9]、4係)を得だ。
m、1)、 194.5〜1.96.5°C実施例1.
4 1.1β、21−ジヒドロキシ−17α−バレリル
オキシ−4−プレグネン−3,20−ジオンの製造法 ハイドロコーチシン17α、21−メチルオルトバレレ
ート(m、p、 209〜210°C)138mgを9
0係エタノール3 vtlに溶かし、これに力焼クレー
30 mgを加え80°Cで2時間攪拌する。次いで反
応生成物をろ過し、ろ液を濃縮して得られる粗生成物を
アセトン−エーテルより結晶させて標題の化合物112
7ng(収率83.6係)を得だ。
m、1;1.1.62〜1.63.5°C実m例15 
9α−フルオロ−11β、21−ジヒドロキシ−16α
−メチル−17α−プロパノイルオキシ−1,4−プレ
グナジェ ン−3,20−ジオンの製造法 デキサメサゾン17α、21−エチルオルトプロピオネ
ート(m、p、 218〜220°G)133myを9
5チメタノール3 mlに溶かし、これに合成ケイ酸ア
ルミニウム28■を加え還流を5時間行なう。次いで反
応生成物をろ過し、ろ液を濃縮し、得られる粗生成物を
分取薄層クロマトグラフィーに付して標題の化合物11
omy(収率88チ)を得だ。
m、p、216〜218°C 実施例16 9α−フルオロ−11β、21−ジヒドロ
キシ−16β−メチル−17α−バレリルオキシ−1,
4−プレグナジェン− 3,20−ジオンの製造法 ベータメサゾン17α、21−メチルオルトパレレー)
 (m、p、 151〜153°C)987ngを90
係エタノール2 yrtlに溶かし、これに活性白土1
(’17ngを加え40°Cで4時間、用件する。次い
で反応生成物をろ過し、ろ液を濃縮することにより得る
粗生成物を分取薄層クロマトグラフィーに付して標題の
化合物86rng(収率90.5チ)を得た。
m、p、 183〜185°C 実施例1717α−ブチリルオキシ−6α、9α−ジフ
ルオロ−11β、21−ジヒドロキシ−1,4−プレグ
ナジェン−3,20−ジオンの製造法 6α、9α−ノフルオロゾレドニゾロン17α、21−
メチルオルトブチレー) (m、p、193〜195°
C)139■を95チメタノール3 rigに溶かし、
これに=29= ベントナイト20mgを加え70℃で2時間攪拌する。
次いで反応生成物をろ過し、ろ液を濃縮して得る粗生成
物を分取薄層クロマトグラフィーに付して標題の化合物
112′Ing(収率82.9% )を得た。
m、p、 192〜194°C 実M 例1.8 9α−フルオロ−11β、21−ジヒ
ドロキシ−16β−メチル−17α−プロパノイルオキ
シ−1,4−プレグナジェ ン−3,20−ジオンの製造法 ベータメサゾン17α、21−エチルオルトプロぎオネ
ート(m、p、 209〜211°G)1.431ng
を95係メタノール3 mlに溶かし、これに合成ケイ
酸アルミニウム28mgを加え70℃で5時間攪拌する
。次いで反応生成物をろ過し、ろ液を濃縮して得られる
粗生成物を分取薄層クロマトグラフィーに付して標題の
化合物124 mq (収率91.8%)を得た。
mal、 231〜233°C 特許出願人太田製薬株式会社 −30=

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式 (式中、ステロイド核A環における1〜2位間の=は、
    単結合または二重結合を示し、X□は水素原子、メチル
    基またはハロゲン原子であり、X2は水素原子またはハ
    ロゲン原子であり、Yはオキソ基またはβ位のヒドロキ
    シ基あるいはハロゲン原子を示し、2は水素原子である
    かあるいはα配位またはβ配位の低級アルキル基、低級
    アルコキシ基もしくは低級アシルオキシ基であり、Rは
    置換または非置換の低級アルキル基、アラルキル基もし
    くはアリール基であり、R′は低級アルキル基である。 )で表わされる17α、21−ジヒドロキシ−加−オキ
    シプレグナン系ステロイドの17α、2]−環状オルト
    エステル化合物をシリカ・アルミナ系固体酸と反応させ
    ることを特徴とする一般式、 H20H 1 (式中、ステロイド核A環における1〜2位間のには、
    単結合または二重結合を示し、xl、X2、Y、Zおよ
    びRは前記の定義を有する)で表わされる加−オキソプ
    レダナン系ステロイド17α−エステル化合物の製造法
JP15492683A 1983-08-26 1983-08-26 プレグナン系ステロイド17α−エステル化合物の製造法 Granted JPS6048998A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06296381A (ja) * 1994-03-23 1994-10-21 Ricoh Co Ltd 駆動制御装置

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