JPS6048167B2

JPS6048167B2 - コーヒーメーカー

Info

Publication number: JPS6048167B2
Application number: JP52122300A
Authority: JP
Inventors: ジヨン・シ−・マ−チン
Original assignee: BUN OO MACHITSUKU CORP
Current assignee: BUN OO MACHITSUKU CORP
Priority date: 1976-10-12
Filing date: 1977-10-12
Publication date: 1985-10-25
Also published as: CA1056613A; GB1587528A; US4094233A; JPS5349572A

Description

【発明の詳細な説明】本発明は一般的にはコーヒー・メーカーに関するもので
、特に自動コーヒー・メーカーに関するものである。

これは米国特許３５９３６５０号（１９７１年７月２０
日付）、第３６０８４７１号（１９７１年９月２８日付
）、第３６９１９３２号（１９７２年９月１９日付）、
第３７９３９３４号（１９７拝２月２６日付）の改良と
なるものてある。米国特許第３７９３９３４号（１９７
拝２月２６日付）記載のコーヒー・メーカーを使用する
場合、例えば０．３５ｋｇＩｃＴｉ（５１ｂＩ１ｎ２）
のような低水圧の状態下においては入つて来る水の流量
があまり低いためにはち中の水の閉弁水位には達しない
という可能性が出てくる。

冷水は温水タンクヘサイフオンによつて連続的に流入し
、その温水タンク中から冷水はサイフオンによつて連続
的に吸い出される。タンク中の水位は吸出水位より上に
上昇しタンクからあふれる。又、はち中の水は閉弁水位
より上に上昇し、あふれ出る。前述のことから見て本発
明の目的を述べると次のようになる。

タンク中の温水の水位が予め定められた水位より上に上
昇するとき、はちへ入つて．来る水の流れを閉じるため
の手段を用意すると、はち中の水位が予め定めた閉弁水
位まで上昇した時はちに入つて来る水を閉じること。は
ち中の水位が閉弁水位より上の予め定められた水位に上
昇するとき、入つて来る水の流れを閉じること。こ！の
目的のためにフロート・スイッチを使用すること。また
閉弁水位への水の上昇とタンク中の水のサイフオンによ
る吸出し水位より上の予め定められた水位への上昇を検
出するための検出手段を使用すること。第１図において
、参照記号１０は全体として本発明に具体化した自動コ
ーヒー・メーカーを示している。

自動コーヒー・メーカー１０は、弁１３が開いた時冷水
が入水経路１２によつて供給される金属の冷水ばち１１
を含む。弁１３はソレノイド駆動弁で、通常は一方にか
たよつて閉じている。巻線１４は電流が流れて励磁され
ると弁１３を開き、冷水が入水経路１２を通つてはち１
１へ流れるのを可能にする。入水経路１２は、冷水ばち
１１の底壁に位置する溜り１５へ開いている。冷水ばち
１１の下にはサーモスタット２０によつて制御される加
熱エレメント１９を収容している金属の温水タンク１８
がある。冷水ばち１１と）温水タンク１８との接続部は
、それぞれの上端部が大気に対し通気しているので従つ
て特別な通気口は冷水ばち１１及び温水タンク１８とも
に必要でない。入水経路１２は逆Ｕ字型の上端を有し、
この上・端部は全体を２５で示す冷水入口のサイフオン
手段の入口端にジェット作用を与えるための小さな径の
管２１中で終結している。

冷水ばち１１からの冷水は、タンク１８の下端へ伸びて
いる冷水入口管２６を含む冷水入口のサイフオン手段に
より温水タンク１８へ移される。

冷水入口のサイフオン手段２５は溜り１５中に開口２８
で開いている逆Ｕ字型の上端部２７を有している。入つ
て来る水の圧力が小径の管２１の排出端のジェット作用
を保持するのに十分てある限り、冷水入口のサイフオン
手段２５の吸出作用は遅れる。はち１１中の冷水の水位
が逆Ｕ字型の上端部２７の彎曲部より上にある線２９て
示される閉弁水位に達し、弁１３が閉じた時、冷水はサ
イフオン手段２５によつてタンク１８に吸出される。

線２９まで供給される冷水の総量によソーつの抽出行程
に使われる温水の総量が決まることがわかるであろう。
タンク１８中の温水は全体を記号３１で示される温水サ
イフオン手段によつて抽出される。

この温水サイフオン手段３１は底壁１６から垂下してい
る逆カップ３２を含んでいる。排水管３４の上端部３３
は逆カップ３２の中に伸びている。温水はサイフオンに
よつて温水タンクから吸出水位まで吸出される。この吸
出水位はカップ３２の底端の約１．６ｗｒＩｎ（１１１
６〃）下にある線３５で示される。排出管３４は温水タ
ンク１８の底壁を貫通して伸び、コーヒー・メーカー１
０に適切に取り付けられたじようご４０中で支持されて
いる紙３９に担持されたひいたコーヒー豆３８に温水を
撒布するように設けられたスプレー・ヘッド３７中に終
結している。コーヒー抽出液４１はじようご４０から、
断熱したコーヒー・レザーバ４２へ下側に向かつて流れ
、コック４３によつて取出されＬる。はち１１中の冷水
が２９に示される水位に達した時、導電性材料のカラー
４６の形の検出手段水触れ、下に述べるように巻線１４
の除勢と吸入弁１３の閉止をおこして回路を完成する。

カラー４１６は電気絶縁性のスリーブ４７上に調整可能
に設けられ、調整スクリュー４８はカラー４６を適当な
場所に保持するために設けられている。カラー４６の高
さを変えることによつて閉弁水位２９は、コーヒー抽出
の目的でタンク１８中へ移される温水の量を変えるため
に調節できる。はち１１に入る冷水の圧力は１．４〜４
．２ｋ９１ｄ（２０〜６０１ｂ／Ｉｎ２）が普通である
。

この程度の圧力範囲では、入つてくる冷水の流量が大き
いので冷水入口のサイフオン手段２５のサイフオン作用
−は遅れ、閉弁水位２９まで達してカラー４６に水が触
れて弁１３を閉止するまでこのサイフオン作用は開始し
ない。ある場合においては、例えばたつた０．３５ｋｇ
Ｉｃ！ｔ（５１ｂＩ１ｎ２）というように入口経路１２
中の冷水の圧力は比較的低いということがわかつた。

入つて来る水の圧力が比較的低い時冷水入口のサイフオ
ン手段２５のサイフオン作用は開始し、このため冷水ば
ち１１内の水位は閉弁水位２９には達しない。、そして
カラー４６には冷水が触れず、又弁１３は閉止されない
。タンク１８への水の連続的な流れは水位をサイフオン
による吸出水位３５の上に上昇させ、又入つて来る冷水
の流れが妨げられないならば、タンク１８は温水サイフ
オン手段３１が連続的に温水をタンク１８から抽出する
間オーバーフローする。冷水がタンク１８に流入する流
量は、タンク１８から温水が抽出される流量より多小大
きい、その結果、タンク１８中の水位が線５１によつて
示される水位に上昇する。ここて温水は電気絶縁性スリ
ーブ４７を貫通して伸びている金属棒の形をしたプルー
フ５３の下端５２に触れる。そこでタンク１１中の温水
を通して回路が完成され、弁１３の閉止が行われる。は
ち１１中の冷水が閉弁水位２９へ上昇してカラー４６に
接触しても弁１３の閉止をおこさないという可能性があ
る。その場合は、タンク１１中の水位は線５４で示され
る水位まで上昇する。このような場合に備えて、はち１
１には浮き室５５が設けられている。はち中の水が５４
で示される水位に達した時、浮き室５５は水で満たされ
フロート５６が上昇して常閉接点５７を開く。温水タン
ク１８の上端をさらに大気に通気させるために、管２６
の上端の取付具５８には横穴５９を設けそれにより入口
のサイフオン手段２５の逆Ｕ字型の上端部２７をタンク
１８中の温水の上の空間を連通させる。自動コーヒー・
メーカー１０を操作するために使用される回路は第２図
に示されている。

導線６０及び６１は１１５ボルト６０サイクルて作動す
る適当な電源と接続している。スイッチ６２は導線６０
と導線６３を互いに接続させている。導線６１は図のよ
うに接地されている。抽出サイクルを開始するには、始
動スイッチ６４は通常開いている接点６５を閉じて、巻
線１４の励磁回路を閉じて、弁１３を開く。接点６５の
閉結はまた全体的に６７で示される保持リレーの巻線６
６のためにの励磁回路を完結させる。そこで通常開いて
いる接点６８は閉じて保持回路を完成し、始動スイッチ
６４の解放を可能とする。フロート５６によつて駆動さ
れる接点５７は、接点６８を通じて保持回路に直列に接
続されている。

はち１１中の水が水位５４に達しない限り、接点５７は
閉じたままであり、保持回路は完成さ）れたままである
。保持回路はまた全体を記号７２て示される水位制御リ
レーの通常閉じている接点７１を通つて伸びている。

その巻線７３は記号７５で示される電気絶縁された変圧
器の二次巻線７４から励磁され５るように配置されてい
る。変圧器７５の一次巻線７６は導線６１と６３との間
の付勢のために接続されている。冷水７７が閉弁水位２
９に達してカラー４６に接触すると、冷水とはち１１の
壁を通じて接地すθることにより巻き線７３を励磁する
回路が完成する。

巻線７３を冷磁した結果、接点７１は開き保持回路は中
断され保持リレー６７の巻線６６は除勢される。

また接点７１を関して保持回路を中断してやることによ
つて巻線１４が除勢され、弁１３が閉じる。加熱エレメ
ント１９は導線６１と６３の間でサーモスタット２０の
接点を通つて接続していて、その作用は前述の回路の様
々の制御機能から独立している。

タンク１８中の温水７８の水位が、金属棒の形をしたプ
ルーフ５３の下端５２に触れる記号５１で示される水位
に上昇することは前に述べた。

その時制御リレー７２の巻線１３を励磁する回路はタン
ク１８中の温水７８を通つて接地されて完成する。接点
７１は開かれて弁１３の巻線１４と保持リレー６７の巻
線６の保持回路を開く。接点５７又は７１を開くことに
よつて保持回路を開いた後、温水サイフオン手段３１は
、温水が抽出されてタンク１８から記号３５で示される
サイフオンによる吸出し水位に水位が下がるまで作動を
続ける。このことはコーヒー抽出液４１の濃度にバラつ
きを生ずる。しかし、これははち１１又はタンク１８が
オーバーフローすることを可能、とするためには望まし
いことである。この時はち１１中の冷水を記号５４に示
される水位まで上昇させる原因には注意を払うことがで
きる。また、コーヒー・メーカー１０の正常な作用を果
すために修正されるべき低水圧の状態にも注意を払うこ
；とができる。水位制御リレー７２の巻線７３の励磁は
冷水７７又は温水７８の電気伝導によつて制御されるが
、冷水ばち１１と温水タンクのそれぞれで冷水閉弁水位
２９又は温水閉弁水位５９に達した時この電気伝導に反
応する固形状の制御手段その他の手段も巻線７３を励磁
するために用いることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の好ましい具体例を示した一部を図式的
に示すコーヒー・メーカーの側面図。第２図は第１図で表わされたコーヒー・メーカーに使用
される回路の図式図。１０・・・・・・自動コーヒー・
メーカー、１３・・・弁、１２・・・・・・入水経路、
１１・・・・・・はち、１４，６６，７３・・・・・巻
線、２０・・・・・・サーモスタット、１９・・・・・
・加熱エレメント、１８・・・・・・温水タンク、２６
・・・・・・冷水入口管、２５・・・・サイフオン手段
、１５・・・・・・溜り、２１・・・・・管、３１・・
・・・・温水サイフオン手段、１６・・・・・・底壁、
３２・・・・・・逆カップ、４０・・・・じようご、３
９・・・・ろ紙、３８・・・・・・コーヒー豆、３７・
・・・・・スペレー・ヘッド、４１・・・・・コーヒー
抽出物、４２・・・・・・コーヒー・レザーバ、４３・
・・・コック、４６・・・・・・カラー、４７・・・・
スリーブ、５３・・・・・・プルーフ、５５・・・・・
・浮き室、５６・・・・・・フロート、５７・・・・・
・閉接点、５９・・・・・・横穴、６２・・・・スイッ
チ、６０，６１，６３・・・・・導線、６４・・・・始
動スイッチ、６５，６８，７１・・・・・接点、６７・
・・・・・保持リレー、７４・・・・・二次巻線、７５
・・変圧器、７６・・・・・一次巻線、７７・・・・・
冷水、７８・・・・温水、７２・・・・・制御リレー。

Claims

【特許請求の範囲】１冷水ばち、および加圧された水源から該冷水ばちへ
冷水を供給するための入水経路を有し、該入水経路中の
弁を有し、該弁を開いて冷水を上記冷水ばちへ流入させ
る手段を有し、該冷水ばちが予め定められた閉弁水位ま
で満たされた時上記弁を閉じる手段を有し、該冷水ばち
の下に温水タンクを有し、上記冷水ばちから該温水タン
クへ通じる冷水の入口を有し、コーヒーの抽出液を作る
ために該温水タンクから温水を取り出すための手段を有
し、また、該温水タンクとの水が予め定められた水位に
達した時上記弁を閉じる手段を有することを特徴とする
コーヒーメーカー。２特許請求の範囲第１項に記載のコーヒーメーカーに
おいて、上記冷水口はサイフオン手段を有し、予め定め
られた以上の圧力の水で上記閉弁水位が満たされた時該
サイフオン手段がその作用を開始するように、又該予め
定められた圧力に満たない圧力で水が供給されて、上記
閉弁水位が満たされず上記タンクに流入し続ける時、該
サイフオン手段やその作用を開始しそうになるようにな
されており、該タンクから温水を取出すための上記手段
はサイフオン手段を有し、上記弁を閉じるための上記手
段は該冷水ばち中の水と該タンク中の水によつてそれぞ
れ付勢するようになされた検出手段を含んでいるコーヒ
ーメーカー。３冷水ばちと、加圧された水源から該冷水ばちへ冷水
を供給するため入水経路と、該入水経路中の弁と、該弁
を開いて冷水を前記冷水ばちへ流入させる手段と、前記
冷水ばちが予め定められた閉弁水位まで満たされた時前
記弁を閉じる手段と、前記冷水ばちの下の温水タンクと
、該温水タンク中の水を加熱する手段と、逆Ｕ字型の上
端部を有しかつ前記冷水ばちと前記温水タンクに連通す
る冷水入口のサイフオン手段と、前記入水経路から供給
される冷水を前記サイフオン手段の前記逆Ｕ字型の上端
部の先端に形成された開口を介して前記冷水ばち中へ供
給するため前記入水経路を前記逆Ｕ字型の上端部に連結
する手段と、コーヒーの抽出液を作るために前記温水タ
ンクから温水を出すために温水サイフオン手段と、前記
温水タンク内の水が前記温水サイフオン手段の吹出し水
位よりも上の予め定められた水位に達すると前記弁を閉
じる手段と、を有することを特徴とするコーヒーメーカ
ー。４特許請求の範囲第３項に記載のコーヒーメーカーに
おいて、冷水は該温水サイフオン手段によつて温水が取
出される流量より大きい流量で上記冷水入口のサイフオ
ン手段によつて該冷水ばちから該タンクへ供給されるコ
ーヒーメーカー。５特許請求の範囲第３項に記載のコーヒーメーカーに
おいて、該冷水ばち中の水位が上記閉弁水位より上の水
位に達した時該冷水ばちがあふれるのを防ぐために上記
弁を閉じる手段を有するコーヒーメーカー。６特許請求の範囲第３項に記載のコーヒーメーカーに
おいて、該弁を閉じるための上記手段は該冷水ばちの冷
水と温水タンク中の温水とがそれぞれ接触するようにな
された検出手段を含んでいるコーヒーメーカー。