JPS6048006B2 - カメラの焦点検出装置 - Google Patents

カメラの焦点検出装置

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JPS6048006B2
JPS6048006B2 JP53071958A JP7195878A JPS6048006B2 JP S6048006 B2 JPS6048006 B2 JP S6048006B2 JP 53071958 A JP53071958 A JP 53071958A JP 7195878 A JP7195878 A JP 7195878A JP S6048006 B2 JPS6048006 B2 JP S6048006B2
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誠二郎 徳富
雅生 定直
一夫 中村
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Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/28Systems for automatic generation of focusing signals
    • G02B7/30Systems for automatic generation of focusing signals using parallactic triangle with a base line
    • G02B7/305Systems for automatic generation of focusing signals using parallactic triangle with a base line using a scanner

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、2つに分けた同一被写体像の両方を反対方向
に或は一方を偏倚させ、この2つの被写”体像の相対偏
倚が焦点合致時では0となる、いわゆる二重像合致式と
いわれる焦点調整法の原理を応用して、対になつた光電
変換素子群により電気的焦点検出を行なう焦点検出装置
の電気的処理方法に関するもので、焦点合致時の前後で
焦点検出−出力の符号が変る事を特徴としたカメラの焦
点検出装置に関するものてある。
従来より、空間周波数の変化を利用したり、被写体像の
コントラストの変化を利用した焦点検出装置が数多く考
えられてきた。
又最近は、前記のJいわゆる二重像合致式の原理を応用
したものも数多く考えられて、一部は実用化されている
。しかしながら、その多くは、焦点合致時に焦点検出出
力が最大値、或は最小値、或は極値を示す事を利用する
に過ぎないために、焦点が合致していない門状態ではそ
れが焦点合致の前か後かが判明せず、焦点を合わせるに
は焦点検出範囲全域即ち撮影レンズの無限遠〜返点まで
の焦点検出計測が1回の焦点合致位置検出に必要であつ
た。又、電気回路より焦点合致信号を受けた瞬間に撮影
レンズ等を止める事が困難なため、そこの位置を記憶さ
せて、再び焦点合致位置まで戻す様な機構が必要となつ
た。そのために、高速で動く被写体に追従して焦点合致
信号を瞬時に出力させる事は困難であつた。その上、撮
影者には唯焦点合致の合否のみが知らされるのみで、焦
点合致がなされていない時の状態(例えば前ピン・後ピ
ン)を知らす事は困難であつた。そのために自動焦点検
出しか行えず、撮影レンズの駆動回路やその電源も必要
となつて、装置自体も大きく複雑となつた。しかし考え
て見ると、撮影者特に初心者が自ら眼で焦点合せを行う
場合、困難を感じる要因は、眼の機能の個人差ばかりで
なく、表示がアナログ的な視覚によるからで、焦点合せ
がデジタル的に、例えば前ピン,焦点合致,後ピン、或
は焦点合致の合否がわかれば、自動焦点検出を行う必要
がなく、いわゆる焦点指示器の様なもので充分と言える
。本発明は、この様な思想により焦点指示器を構成させ
るもので、撮影レンズ等を撮影者が動かして焦点合せを
行うもので、駆動回路も必要とせず、個人差のない、理
想的な焦点合せの出来る、カメラの焦点検出装置を提供
するものである。勿論、自動焦点検出装置として利用す
る場合も、前.記の如く全撮影領域の計測を必要としな
い簡便を装置が得られる。以下図面を用いて本発明の詳
細を説明する。
第1図は本発明による焦点検出処理方法に適した焦点検
出装置の実施例の概略図である。1は被写.体、2,3
,4,5は全反射ミラー、6,7は光電変換素子群8,
9上に被写体1の被写体像を投影させるための投影レン
ズ、8,9は光電変換素子Dl,d2,・・・D5,d
″1,d″2・・・d″5を有する光電変換素子群であ
る。
尚、説明の簡略化のため、光電変!換素子群8,9の素
子数は各5個とし、光電変換素子としてフォト・ダイオ
ードを使用するとして説明する。10は本発明による電
気的処理方法を実現させるための電気的処理装置である
第2図は光電変換素子群8,9の各光電変換素っ子の受
光面を示し、全反射ミラー3の回転方向と中心線3″は
一致している。
尚、受光面の大きさは各光電変換素子共等しく、光電的
性質は皆等しい。又光学的に光電変換素子d1とd″1
,d2とd″2,・・・・・D5とd″5が対応してお
り、Il,i″1・・・・・・I5,i″5とする。第
3図a−eは光電変換素子群8,9上の被写体像が全反
射ミラー3の一方向回転により移動する状態を図化した
もので、cが焦点合致状態を示し、A,b,d,eが焦
点合致外を示している。
◇OΔ印は照度の異なる被写体像を示し、各光電変換素
子の受光面に投影されている事を表わしている。ノ 第
4図は従来より言われている二重像合致方式を応用した
焦点検出出力図で、横軸は焦点位置、即ち第1図の全反
射ミラー3の動きと対応している。
縦軸はその時の焦点検出出力を示す。第5図,第6図は
本発明による電気的処理方法を施した各焦点検出出力を
示す。
第4図〜第6図の図中の記号A,b,c,d,eは第3
図に記号A,b,c,d,eと対応している。第7図は
本発明による電気的焦点検出処理方法を実現させるため
の電気的処理装置10の一例で、スイッチ回路11、対
数圧縮回路13、増幅回路12、A/Dコンバーター1
4、I/0ボート15、ROndOm−AccessM
emOry(以後RAMと呼ぶ)16、Read−0n
1yMem0ry(以後ROMと呼ぶ)17、マイクロ
プロセッサー18、I/0ボート19、焦点指示器及び
撮影レンズ等制御回路20を持つている事を示し、実線
矢印はデーター(各光電変換素子の出力)の方向、破線
矢印は各制御信号の方向を表わす。
第8図はファインダー21内に焦点指示器を表示した場
合の一例で、焦点合致外ではLED等の表示器22又は
24が表示され、焦点合致時には表示器23が表示され
て撮影者に認識させる。
第9図は本発明による焦点検出方法を完成させるための
全反射ミラー3と撮影レンズ26との結合図を示し、そ
れらはレバー25で結合されている。又27はカメラの
本体を示す。第10図は第7図に於けるマイクロプロセ
ッサー18及びスイッチ回路11を用いない実施例で、
絶対値回路28,29,30,31、差分回路32、コ
ンパレーター33,34、NOR回路35を有している
端子36,37,38は各焦点位置を表わす信号端子で
ある。尚、記号El,一ε1は第6図のそれと一致し、
焦点合致範囲を決定する要素である。又Ll,し・・・
・・・L5,L″1,L″2・・・・L″5は対数圧縮
回路を示す。第11図は第7図の回路全体を制御する流
れ図である。
次に図面に従つて本発明の実施例の各動作を説明する。
第1図において被写体1は全反射ミラー2,4を通り投
影レンズ6により光電変換素子群8上に投影される一方
、全反射ミラー3,5を通り投影レンズ7により光電変
換素子群9上に投影される。その光電変換素子9上に投
影される像は全反射ミラー3の回転に対応した被写体像
である。その時各光電変換素子Dl,Cl2・・・・・
・D5,d″1,d″2,・・・d″5には入射光量に
比例した出力11,i2・・・・・・I5,l″1,i
″2・・・・・・i″5が得られ、処理装置10により
焦点検出計測がなされる。尚、本発明による電気的処理
装置10の詳細は第7図以降に示す。前記光電変換素子
群8,9の詳細図を第2図に示す。
Dl,d2・・・・・・Ci5,d゛1,d″2・・・
・・・d″5は前述した様に光電変換素子群8,9を構
成している各光電変換素子で、図は受光面の配列を示し
ている。光電変換素子群8上の被写体像は全反射ミラー
3の動きにかかわらす被写体1の被写体像が同じ位置に
投影されて、その時各光電変換素刊,・・・・・・D3
の出力はJl,i2,i3,i4,i5を得る。又、光
電変換素子群9上には全反射ミラー3の回転により中心
線3″と平行な方向に移動する被写体像が投影される。
この時全反射ミラー3の回転を一方向のみにすれは光電
変換素子群9上の被写体像も一方向に動き、焦点合致状
態では相対する光電変換素子群8,9上に位置的に等し
い被写体像が投影されるため、相対する各光電変換素子
の出力は等しくなる。即ち、i1=i″1,i2=i″
2,j3=i″3,i4=i″4,i5=j″5となる
。第3図は、被写体像を簡単にするために照度の異なる
被写体像を◇Q△の様に図化し、全反射ミラー3の一方
向の回転によりどの様に変化するかを表わした図で、第
3図a−eにおける右側の図は光電変換素子群8を示し
、被写体像は動かない状態を示す。又左側の図は全反射
ミラー3が例えば被写体よりも遠方から近点までと言う
様に一方向に走査した時の光電変換素子群9上に投影さ
れた被写体像の状態図で、A,b,c,d,eと変化す
る。又第3図cは丁度、光電変換素子群8上の被写体像
と全く同し位置に被写体像が光電変換素子群9上に投影
された図で、焦点合致が成された事を示す。◇印被写体
の被写体像が投影された光電変換素子の出力をa1(但
しa1〉O)、O印被写体の被写体像か投影された光電
変換素子の出力A2(但しA2〉0)Δ印被写体の被写
体像が投影された光電変換素子の出力をA3(但しA3
〉0)、他の何も被写体像が投影されていない光電変換
素子の出力をA。(但しA。〉0)、a1〜A2半A3
半A。とすると、従来の二重像合致式を応用した電気的
焦点検出方法では、対応する光電変換素子の出力差の絶
対値の総和で表わせ。るから焦点検出出力を■。01と
すれば、■。
U,= Σ1im−1″ml又は■。Ut=.?.11
0g,(1。/i″511=.!1110g81、−1
0g.i″.1て表わせる。以後10g.を10gと書
く。但し、nは各光電変換素子群の素子数、I.n,i
″.は各光電変換素子のD..,d″。に対する出力を
示す。第3図は上式のn=5の場合である。第3図a〜
eの前記の焦点検出出力VOu,は、よつて、焦点合致
点cでは焦点検出出力■。
u、は0となり、他の場合は(+)の値となる。即ち焦
点合致点で焦点検出出力■。0,は最小値0を得る。
又aの焦点検出出力V。O、とbのそれでは、一般的に
はa>B,又c>dと考えられる。本発明は前述の焦点
検出法では認識出来ない焦ノ点合致外の前ピン、後ピン
を含めて焦点検出が出来る事を特徴としている。
本発明の電気的処理方法を下記に示し、そ(I).?理
方法に基き第3図の各図についてV。utl=Jlll
Og(1″.)−10g(111)1,V0。12=n
Σ1110g(Im)−10gm=1(1′m+1)1
9V0侃3:VOutl−VOut2とした各出力を求
める。
即ち、上式の■。Ut3が本発明の処理方法による焦点
検出出力である。第3図のa−eの■。
Utl,■.X.t9,VOut3を求めると、戊=1
0?0,A1=10ga1,A2=10ga2,.A3
=10?3とすると、 −1)I
−ーVI↓息0 卜又、第3図aの場合、
焦点検出出力V。
.tlは焦点検出出力■。Ut2に比べ、出力がOとな
る点から.離れているため■。.t1〉■0ut2と考
えられる。よつて■。.T3〉0の場合が多いと考えら
れる。同様に第3図eに於ては逆に■..,3くOと考
えられる。即ち、第3図a−cの直前の状態までは焦点
検出出力■。0.3は正の値を示し、第3図cの・状態
即ち焦点合致状態では0の値を示し、第3図cの直後の
状態から第3図eまでは負の値を示す。
結局、焦点検出出力■。。、3の値の正を前ピン(ある
いは後ピン)、0を焦点合致、負を後ピン(あるいは前
ピン)とすれば、焦点位置状態により焦点検出出力V。
O,3の符号が変わる事を意味している。第4図〜第6
図に各焦点検出出力の焦点位置による変化を示す。
図中のA,b,c,d,eの記号は第3図で示した各図
の焦点位置に対応している。第4図は、従来よりある二
重像合致方法を応用した焦点検出■。。,の一般的なグ
ラフで、焦点合致点cで最小値0を示し、その左右で正
の値を)持つている。第5図は本発明の焦点検出出力■
0.3を得るための検出出力■。
11及び■。
Ut2の図である。図からもわかる様に、第4図の焦点
検出出力■。o、の最小値0が左右にずれた形を成して
いる。即ち第3・図に於いても説明した通り、1つずれ
て対応する光電変換素子間の出力差が0となる点は、検
出出力■。.1ではd点、■0ut2ではb点であり、
それ以外の点では第4図の焦点検出出力■。o、の変化
に順じている。又、焦点合致点cでは、第3図の説・明
からも明らかな様に、焦点検出出力V。.tl及び■0
ut2は同じ値を取るため、■.1X.tlと■。Ut
2のグラフは必ず交わる。第6図は焦点検出出力V。
Ot3の変化する状態を示し、第5図の■。.i1−■
00.2の値と等価である。この様に本発明による焦点
検出方法を用いる事により、焦点合致位置前後で焦点検
出出力V。。,3の符号が変化し、焦点位置の状態がわ
かるわけである。尚、本発明による焦点検出方法では、
検出範囲内て光電変換素子群8,9上の被写体像がある
程度の鮮明度を保つ必要がある。なぜなら鮮明度がなく
なつた場合V。.l′,0,V0ut2キ0、よつてV
。。、3+0となり、誤焦点検出を行なうからである。
この場合、隣り同士の光電変換素子の出力の差の絶対値
の総和を検出する近似的なコントラストを用いた方法と
の併用を考えればよい。しかるに、撮影者に従来の眼に
よる焦点合せも合せて提供すれば、像が鮮明度を失つた
点では、明らかに焦点合致が成されていない事を認識す
るので、たいした問題とはならない。又、第6図のEl
,−ε1は焦点合致範囲を設定する値でε1〉0である
第7図は本発明を実現させるための電気的処理装置10
の一例で、各回路の制御及び演算にインテル8080の
様なマイクロプロセッサーを用いた例である。
光電変換素子群8,9の光電変換素子Dl,d2・・・
・・・D5,d″1,d″2・・・・・・d″nは、入
射光量に比例した出力を、マイクロプロセッサー18に
より制御されたスイッチ回路11により、指定された順
序で増幅回路12に入力され、広範囲の光電変換素子の
出力を得るための対数圧縮回路13により、各光電変換
素子の出力11,i2・・・・・・I5,i″1,i″
2・・・・i″5は各10g(11),IOg(12)
・・・・・・10g(15),10gi″1),10g
(1″2)・・・・・・10g(1″5)となる。上記
の各光電変換素子の出力は、A/Dコンバーター14に
よりアナログ値からデジタル値に変換され、1/0ボー
ト15を通つて、マイクロプロセッサー18の制御を受
けて、RAMl6内に記憶され、順次ROMl7内に記
憶されたプログラムにより演算がほどこされ、I/0ボ
ート19を通つて、焦点指示器及び撮影レンズ等制御用
回路20に焦点検出出力■。o、3を出力させる。尚第
11図に第7図に於けるマイクロプロセッサー18の制
御プログラムの流れ図を示す。このプログラムは前述の
ROM内に記憶される。又、スイッチ回路11、対数圧
縮回路13、増幅回路12中の順序はどの様でもよいが
、スイッチ回路11以前に構成される回路は光電変換素
子の数だけ必要とする、又増幅回路12は必要がなけれ
ばいらない。又マイクロプロセッサー18内で対数圧縮
処理を行うと、演算時間の増大やプログラム等が複雑と
なり、その上記憶容量を多く取るため、第7図の様にA
/Dコンバーター以前で処理する事がよい。又、この様
にする事により、焦点検出出力の比が差となつて演算出
来るため、プロセッサー18、プログラム、記憶容量等
で非常に有利となる。即ち10g(11/i″1)の式
が10g(11)−10g(1″1)となり、10g(
11)をA1、10g(1″1)をA2とすれば、上式
はA1−A2の単なる減算式となつてしまう。尚、各光
電変換素子の出力に種々な問題、例えば製造上等でばら
つきが出た場合は、ROMl7内に補正のための補正デ
ーターを記憶させて下記の演算を行えば光電変換素子等
のはらつきを補正する事が出来る。即ち同一人射光に於
いて各光電変換素子群の出力をα1,α2 ・・・α5
,α11,α2 ・・・・α″5とし、被写体像が入射
した場合の各光電変換素子の出力をIl,i2・・・・
・・I5,j″1,i″2・・・・・l″5とすれば、
補正された光電変換素子の各出力Pl,P2・・・・・
・P5,P″1,P″2・・・・・・P″5はP1=i
1/α1,P2=I2/α2 ・・・・P5=I5/α
8,P″1=i″1/α51,P″2=i″2/α″2
・・・・P″5=i″5/α″5で表わされ、対数圧
縮すれば各出力は10g(P1)=10g(11)−1
0g(α1) ・・・と減算の形となる。よつて、補正
用として10g(α1),10g(α2) ・・・・を
ROM内に記憶しておき、各光電変換素子からの対数圧
縮された出力から引けは補正後の出力となるから、この
値に所定の演算をほどこせばよい。第8図は、本発明に
よる焦点検出出力■。o、3を受けて、ファインダー2
1内に焦点表示器を構成し、焦点合致状態を表示させた
一例を示す。例えばLED等の表示器22,24が表示
された場合、撮影レンズを表示された矢印方向に回転す
れば焦点合致状態に近づき、焦点合致時にはLED等の
表示器23が表示される様になつている。この様に本発
明を応用した焦点指示器は視覚的にも感覚的にも従来の
眼による焦点調整機構に対し優れている。尚、自動焦点
検出装置を実現するには、前述の焦点検出出力V。Ot
3を用いて、撮影レンズを駆動させるためのモーター等
を、回転させたり、逆転させたり、止めたりすればよい
。第9図は、撮影レンズ26の回転と全反射ミラー3の
回転の連結をレバー25で行い、撮影者の手等により撮
影レンズを回転させる事により全反射ミラー3も回転し
、その時の焦点合致状態をファインダー内等に表示させ
る場合の結合機構の一例である。第10図は、電気的処
理装置10に、第7図のマイクロプロセッサー,スイッ
チ回路を用いずに実現させる一例である。
即ち、各焦点検出出力V
一AA。..l=,×110,(1″、J
i2、)l及び■・・T2−JlllOg(12m−1
/i/2m)l及びVOut3:■0ut1−VO。2
となる様に構成した回路(但しn=5)で、Ll,L2
・・・・・・L5,L″1,L″2・・・・・・L″5
は対数圧縮回路・で、絶対値回路28,29,30,3
1の入力は各々10g(1″1/I2),10g(11
/i″2),10g(1″3/I4),10g(13/
1″4)が入力され、絶対値回路25と30及び29と
31が接続されているので、差動回路32の一方の入力
端子には■。
Utlが、他の一方の)入力端子には■。0.2が入力
される事となり、差動回路32の出力には■。
Ut3=■,X.,l−■0ut2が得られる。焦点検
出出力■。0.3は、コンパレーター33,34及びN
OR回路35の動きにより、上1≦■0.t3≦ε1で
は端子36が+■に、■0ut3〉ε1では端子37が
+Vに、■0ut3〈−ε1では端子38が+Vになり
、この出力を第7図の焦点検出指示器及び撮影レンズ等
の制御回路20に入力して、第8図のLED等の表示器
22,23,24を表示させる事も、撮影レンズの駆動
回路の制御に用いるのも可能である。
尚、■+,■]ま各回路を動作させる供給電圧で、■3
は正を、V−は負の電圧を示す。又ε1,−ε1は第6
図のそれと同意味をなしている。尚、第10図は上述し
た式の光電変換素子の数nを5とした場合で、nが偶数
でない場合、一組の光電変換素子が残つてしまうので、
nは偶数が好ましい。第11図は第7図に示したマイク
ロプロセッサーを用いた場合のプログラムの流れ図であ
る。
まず第7図におけるI/Oボート15から、対数圧縮さ
れた各光電変換素子の出力を、Pl,P″1,P2,P
″2・・・・・・P,P″5(但し図中の光電変換素子
数nの値は5とする)の順で読み込み、RAMl6に記
憶し、順次取り出して所定の光電変換素子の出力差を得
る。それは計算を行う1,2項である。計算を行う3,
4項でその値を絶対値化し、計算を行う5,6項で■。
.F.l及び■。0t2を得るための加算が行なわれ、
計算を行う7項で■。13を得て、その値によりI/O
ボート19を用いて前ピン(又は後ピン)信号,焦点合
致信号,後ピン(又は前ピン)信号を出力して、第8図
に示したLED等の表示器22,23,24を表示させ
たり、撮影レンズのモーターの駆動回路を制御させた後
、再び始めからくり返し焦点検出を行う。
尚、スタート項は例えば焦点検出開始スイッチの.様な
焦点検出装置を起動させる事を意味する。この様にマイ
クロプロセッサーの演算能力としては加減算,判断,絶
対値化等の簡単な機能で充分である。又El,上1は第
6図のそれと同じである。又、本実施例ては光電変換素
子の数n=5と!したが、勿論いくつでもよいが、多い
程よい。尚被写体像を反対方向に偏倚させるにはプリズ
ム等を用いればよい。この様に本発明は、焦点合致位置
の検出ばかりでなく、前ピン或は後ピン状態も検出出来
るた・め、焦点表示器を構成する事も、自動焦点検出装
置を構成する事も可能な、高速で動く被写体にも充分追
従出来る電気的焦点検出装置を提供するばかりか、二重
像合致方法を応用したすべての電気的焦点検出装置に応
用出来、その上カメラ以外の距離測定器にも応用出来る
、幅広い電気的焦点検出装置を得られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による焦点検出処理方法に適した焦点検
出装置の実施例の概略図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 同一被写体を光学的に等しい2つの被写体像に分割
    する装置と、前記被写体像の各々を反対方向に或は一方
    を偏倚させる装置と、前記2つの被写体像の相対位置の
    変化を電気信号に変える2群の光電変換素子群と、該被
    写体を前記光電変換素子群上に投影させる光学系とを有
    する焦点検出装置に於いて、演算回路を用いて前記光電
    変換素子群の各々の光電変換素子の出力からV_o_u
    _t_1=Σ^n^−^1|log_e(i′_m/i
    _m_+_1)|とV_o_u_t_2=Σ^n^−^
    1_m_=_1_m/i′_m_+_1)|とV_o_
    u_t_3=V_o_u_t_1−V_o_u_t_2
    の出力を得るカメラの焦点検出装置。 (但し、nは各光電変換素子群の素子数、mは光電変換
    素子の番号、i_1〜i_n,i′_1〜i′_nは各
    光電変換素子の入射光量に比例した出力を示す。 )2 光電変換素子群にフォト・ダイオードを用いた事
    を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載されたカメラ
    の焦点検出装置。 3 V_o_u_t_1及びV_o_u_t_2にV_
    o_u_t_1=Σ^n^/^2_m_=_1|log
    _ei′_2_m_−_1/i_2_m)|とV_o_
    u_t_2=Σ^n^/^2_m_=_1|log_e
    (i′_2_m_−_1/i′_2_m)|となる様に
    演算回路を構成した事を特徴とする特許請求の範囲第1
    項に記載されたカメラの焦点検出装置。 4 演算及び制御にマイクロプロセッサーを用た事を特
    徴とする特許請求の範囲第1項に記載されたカメラの焦
    点検出装置。 5 光電変換素子の出力を対数圧縮した後に出力をデジ
    タルに変換する事を特徴とする特許請求の範囲第4項に
    記載されたカメラの焦点検出装置。 6 光電変換素子群の各素子の出力のばらつきを補正す
    る補正量を記憶装置内に有する事を特徴とする特許請求
    の範囲第4項に記載されたカメラの焦点検出装置。
JP53071958A 1978-06-14 1978-06-14 カメラの焦点検出装置 Expired JPS6048006B2 (ja)

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