JPS6047565B2 - マイクロマニピユレ−タ - Google Patents

マイクロマニピユレ−タ

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JPS6047565B2
JPS6047565B2 JP520879A JP520879A JPS6047565B2 JP S6047565 B2 JPS6047565 B2 JP S6047565B2 JP 520879 A JP520879 A JP 520879A JP 520879 A JP520879 A JP 520879A JP S6047565 B2 JPS6047565 B2 JP S6047565B2
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JP
Japan
Prior art keywords
micromanipulator
microscope
objective lens
micro
optical axis
Prior art date
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Expired
Application number
JP520879A
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English (en)
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JPS5596290A (en
Inventor
剛明 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP520879A priority Critical patent/JPS6047565B2/ja
Publication of JPS5596290A publication Critical patent/JPS5596290A/ja
Publication of JPS6047565B2 publication Critical patent/JPS6047565B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は被検物を顕微鏡観察しつつ注入針またはマイ
クロピペット等のマイクロ操作機器により被検物に対す
る液体の供給または吸引を行なうために使用するマイク
ロマニピュレータに関するものである。
特公昭44−11235号公報に記載されたマイクロ
マニピュレータにおいて、顕微鏡観察下で被検物に対す
る液体の供給または吸引を行なうためには、操作針に代
えて注入針またはマイクロピペット等のマイクロ操作機
器をマニピュレータに説けることが考えられる。
その場合、操作機器の先端を対物レンズの焦点と常に一
致させておけば被検物に対するピット合わせと同時に操
作機器を被検物に接触させることができる。しかし、多
くの場合には被検物の最適観察位置と最適操作位置とが
必すしも一致せず、したがつて操作機器の先端を対物レ
ンズ焦点と一致させる構成は簡便に操作可能ではあつて
も実用上の不都合を生じることがある。 すなわち、例
えば細胞の電気生理学的研究を行・なうにあたつては、
顕微鏡観察下て被検物としての細胞に操作機器を穿刺し
て酸素その他の薬液を注入したり除核を行なわなければ
ならない。
そのためには操作機器を細胞に接触する位置よりも更に
細胞内にまで微小距離だけ移動させなければならない。
しかも、その移動距離は細胞の直径以下とする必要があ
る。一般に、この種のマイクロマニピュレータを設ける
顕微鏡は高倍率を有し、したがつて焦点探度が非常に浅
い。
そして、被検物の被観察位置はコンデンサレンズを介し
て十分に照明することができるが、操作機器の先端は識
別困難であるために微調整時に過大に変位させやすい。
例えば前途のように細胞を対象とする操作時に変位置が
細胞の直径以上となれは、操作機器の先端は細胞や着床
した容器底面に押圧されることになるので損傷を生じる
危険がある。本発明の目的は、かかる不都合を解決する
ためにマイクロ操作機器の先端を容易に識別可能とする
ことにある。
この目的を達成するためには本発明は、マイクロ操作機
器をその一端から他端まて光を案内する光導体として構
成し、マイクロ操作機器の上記一端に照明光を入射させ
、かつ上記他端を顕微鏡の対物レンズの光軸上に配置す
ると共に被検物に対する操作端とし、その操作端を顕微
鏡により光点として観察できるように構成することを特
徴とする。以下、本発明を図示の実施例について説明す
る。
第1図は本発明によるマイクロマニピュレータを設ける
顕微鏡の要部を示し、同図における参照数字1はステー
ジ、2は対物レンズユニット、3はコンデンサレンズユ
ニットをそれぞれ表わす。
ステージ1上には底面に被検物としての細胞4が着床し
たガラス容器5を載置する。本実施例においてはコンデ
ンサレンズユニット3の各ンズ6,7の中央に貫通孔を
形成し、これ.らの貫通孔内に注入針またはマイクロピ
ペット等の操作機器8を通し、操作機器8を対物レンズ
の光軸上に配置する。レンズ6,7に操作機器8を固定
し、または図示しない位置決め機構を介して取付けるこ
とにより、操作機器8をコンデンサレ・ンズユニツト3
と一対的に対物レンズの光軸方向に移動可能とする。こ
のような構成配置とすることにより、操作機器8をコン
デンサレンズユ÷ツト3の光軸に対して予め心出しして
おけば、その先端(操作端)の3次次元的な位置決め調
整をコンデンサレンズユニット3の調整機構によつて行
なうことができる。これに対して前述した特公昭44−
11235号公報に係る装置においては顕微鏡の各調整
方向とマニピュレータの各調整方向とが一致しないため
に各別の調整機構を必要としたのみならず調整操作が相
当な熟練者にとつても非常に困難であつた。本実施例に
おいては更に、操作機器8を内面にフ例えばAe蒸着層
が形成されたガラス管またはステンレスバイブにより構
成する。
第2図に詳細に示すように、操作機器8を接着剤または
弾性チューブ9を介してコンデンサレンズ6(7)に固
定する。操作機器8の上端に透明材料よりなる接続部・
材10を接続し、接続部材10には可撓薬液供給管11
を接続する。光源12により発せられて反射鏡13およ
びコンデンサレンズ6,7を介して被検物4を照射する
照明光束の一部を接続部材10を介して操作機器8内に
導き、操作機器8の内l面で反射させながら操作機器8
の先端に導く。これにより操作機器8の先端から照明光
束の一部が出射する。操作機器8の先端における内径が
微小(例えば0.5〜0.6μm)であるため、先端は
非常に小さな光点として発光するので容易に識別するこ
とが可能となる。したがつて対物レンズによる被検物4
の観察位置と操作機器8の先端による被検物4の所要操
作位置とが一致しない場合てあつても、操作機器8の先
端を確実に確認することができるため先端を過大に変位
させてしまうような誤操作を容易に防止することがてき
る。本実施例の他の重要な利点は、操作機器8の先端を
発光させるための光源を被検物4の照明光源12により
構成てきることてある。この配置により構成の簡略化、
したがつて装置全体のコスト低減がはかれることは勿論
である。第3図は本発明の他の実施例を示すものてある
本例においては操作機器を上側部分8Aおよび下側部分
8Bにより構成し、これら両部分8A,8Bを内面にミ
ラーコートしたステンレスバイブにより形成する。上側
部分8Aを接着剤9により対物レンズ6(7)に固定し
、下側部分8Bは上側部分8Bは上側部分8Aに対して
容易に着脱可能とする。したがつてマイクロピペットと
して形成された下側部分と注入針として形成された下側
部分とを容易に交換することができる。それ以外の構成
は第1図、第2図の実施例におけると同様てある。第4
図は本発明の他の実施例を示すものである。
本例による操作機器8はコンデンサレンズまたは対物レ
ンズを貫通させて配置するものてはなく、特公昭44−
11235号公報に示す操作針と同様に対物レンズの光
軸に対して傾斜させて配置し、または対物レンズもしく
はコンデンサレンズと被検物との間て対物レンズの光軸
上に配置する。そのために先端を発光させる光源12A
および反射鏡13Aを被検物の照明光源および反射鏡と
は別に設ける必要がある反面、レンズに困難な孔加工を
する必要がなくなる利点が得られる。以上の説明から明
らかなように、本発明によれば操作機器の先端を容易に
確認可能としたマイクロマニピュレータが得られるので
、操作機器の誤操作にもとづく損傷を効果的に防止しう
るのみならず、操作性を格段に向上することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるマイクロマニピュレータを設けた
顕微鏡の要部の断面図、第2図〜第4図は本発明の実施
例を示す線図的な拡大図である。 1・・・ステージ、2・・・対物レンズユニット、3・
・・コンデンサレンズユニット、4・・・被検物、6,
7・・ルンズ、8,8A,8B・・・マイクロ操作機器
、】2,12A・・・光源。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 被検物を顕微鏡観察しつつ注入針またはマイクロピ
    ペット等のマイクロ操作機器により被検物に対する液体
    の供給または吸引を行なうために使用するマイクロマニ
    ピュレータにおいて、マイクロ操作機器をその一端から
    他端まで光を案内する光導体として構成し、マイクロ操
    作機器の上記一端に照明光を入射させ、かつ、上記他端
    を顕微鏡の対物レンズの光軸上に配置すると共に被検物
    に対する操作端とし、その操作端を顕微鏡により光点と
    して観察できるように構成することを特徴とするマイク
    ロマニピュレータ。 2 特許請求の範囲第1項記載のマイクロマニピュレー
    タにおいて、マイクロ操作機器の軸線を対物レンズの光
    軸と一致させ、マイクロ操作機器を少なくとも対物レン
    ズの光軸方向に移動可能とすることを特徴とするマイク
    ロマニピュレータ。 3 特許請求の範囲第2項記載のマイクロマニピュレー
    タにおいて、顕微鏡を透過型顕微鏡とすると共にそのコ
    ンデンサレンズの中心に貫通孔を形成し、この貫通孔に
    マイクロ操作機器を貫通させて対物レンズの光軸方向に
    コンデンサレンズと一体的に移動可能とし、マイクロ操
    作機器の操作端の照明光源をコンデンサレンズを介して
    被検物を照明するための照明光の光源により構成するこ
    とを特徴とするマイクロマニピュレータ。 4 特許請求の範囲第1項記載のマイクロマニピュレー
    タにおいて、マイクロ操作機器の内面を鏡面として形成
    することを特徴とするマイクロマニピュレータ。
JP520879A 1979-01-19 1979-01-19 マイクロマニピユレ−タ Expired JPS6047565B2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5596290A JPS5596290A (en) 1980-07-22
JPS6047565B2 true JPS6047565B2 (ja) 1985-10-22

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6327736Y2 (ja) * 1983-10-14 1988-07-27
JPH02102272U (ja) * 1989-01-31 1990-08-14

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EP0185782B1 (en) * 1984-12-28 1989-03-15 International Business Machines Corporation Waveguide for an optical near-field microscope
JPH0760219B2 (ja) * 1985-02-25 1995-06-28 オリンパス光学工業株式会社 マニピユレ−タ付倒立型顕微鏡
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