JPS6047564B2 - マイクロマニピユレ−タ - Google Patents
マイクロマニピユレ−タInfo
- Publication number
- JPS6047564B2 JPS6047564B2 JP520779A JP520779A JPS6047564B2 JP S6047564 B2 JPS6047564 B2 JP S6047564B2 JP 520779 A JP520779 A JP 520779A JP 520779 A JP520779 A JP 520779A JP S6047564 B2 JPS6047564 B2 JP S6047564B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- objective lens
- micro
- micromanipulator
- manipulation device
- tip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Microscoopes, Condenser (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は被検物を顕微鏡観察しつつ注入針、マイクロピ
ペットおよび微小電極等のミクロ操作機器により上記被
検物に対する所要の操作を行なうために使用するマイク
ロマニピュレータに関するものである。
ペットおよび微小電極等のミクロ操作機器により上記被
検物に対する所要の操作を行なうために使用するマイク
ロマニピュレータに関するものである。
この種のマイクロマニピュレータは、例えば特公昭44
−11235号公報に記載されており既知である。
−11235号公報に記載されており既知である。
この既知のマイクロマニピュレータはそのミクロ操作機
器の移動方向(X、Y、Z軸方向)と顕微鏡てみた上下
左右前後方向とが各々一致しないため、ミクロ操作機器
の操作が相当な熟練者にとつても非常に困難であり、作
業能率の向上をはかることができない欠点を有している
。かかる欠点を解決するために出願人は先に、対物レン
ズの光軸方向に移動可能な顕微鏡の移動部材としてのコ
ンデンサレンズにミクロ操作機器を設けたマイクロマニ
ピュレータを提案した(特開昭 号公報〔特願昭53−
67461号〕参照)。
器の移動方向(X、Y、Z軸方向)と顕微鏡てみた上下
左右前後方向とが各々一致しないため、ミクロ操作機器
の操作が相当な熟練者にとつても非常に困難であり、作
業能率の向上をはかることができない欠点を有している
。かかる欠点を解決するために出願人は先に、対物レン
ズの光軸方向に移動可能な顕微鏡の移動部材としてのコ
ンデンサレンズにミクロ操作機器を設けたマイクロマニ
ピュレータを提案した(特開昭 号公報〔特願昭53−
67461号〕参照)。
上記提案に係るマイクロマニピュレータによれば、ミク
ロ操作機器の位置決め操作を顕微鏡に元来設けられてい
る位置決め機構によつて行なうことができ、したがつて
顕微鏡とマニピュレータの移動方向を完全に一致させる
ことができるので、操作性が格段に向上する利点が得ら
れる。出願人の上記提案に係るマイクロマニピュレータ
を用いて例えは細胞の電気生理学的研究を行な・う場合
には細胞にピットを合わせた後にコンデンサレンズを上
方に移動させ、シヤーレ中の細胞に注入針等のミクロ操
作機器を穿刺する。
ロ操作機器の位置決め操作を顕微鏡に元来設けられてい
る位置決め機構によつて行なうことができ、したがつて
顕微鏡とマニピュレータの移動方向を完全に一致させる
ことができるので、操作性が格段に向上する利点が得ら
れる。出願人の上記提案に係るマイクロマニピュレータ
を用いて例えは細胞の電気生理学的研究を行な・う場合
には細胞にピットを合わせた後にコンデンサレンズを上
方に移動させ、シヤーレ中の細胞に注入針等のミクロ操
作機器を穿刺する。
これに際してミクロ操作機器の操作力または変位置が過
大であると機器の先端が折損し、または曲け変形を)生
じるおそれがある。本発明の目的は、出願人の上記提案
に係るマイクロマニピュレータを改良し、ミクロ操作機
器が損傷する可能性を確実に排除することにある。
大であると機器の先端が折損し、または曲け変形を)生
じるおそれがある。本発明の目的は、出願人の上記提案
に係るマイクロマニピュレータを改良し、ミクロ操作機
器が損傷する可能性を確実に排除することにある。
この目的を達成するために本発明は、ミクロ操作機器を
対物レンズの光軸上に設け、かつ少なくとも対物レンズ
の光軸方向に対物レンズと一体的に移動可能とし、ミク
ロ操作機器の先端を対物レンズの焦点位置にほぼ一致さ
せて配置することを特徴とする。以下、本発明の図示の
実施例について説明する。
対物レンズの光軸上に設け、かつ少なくとも対物レンズ
の光軸方向に対物レンズと一体的に移動可能とし、ミク
ロ操作機器の先端を対物レンズの焦点位置にほぼ一致さ
せて配置することを特徴とする。以下、本発明の図示の
実施例について説明する。
第1図において参照数字1は本発明によるマイクロマニ
ピュレータを設ける顕微鏡のステージ、2は対物レンズ
ユニット、3はステージ1上に配置され、かつ底面に被
検物4としての細胞が着床したガラス容器をそれぞれ示
す。
ピュレータを設ける顕微鏡のステージ、2は対物レンズ
ユニット、3はステージ1上に配置され、かつ底面に被
検物4としての細胞が着床したガラス容器をそれぞれ示
す。
対物レンズユニット2を鏡筒5と、鏡筒5内に収められ
た複数のレンズ6,7,8,9とにより構成することが
できる。本発明においては対物レンズユニット2の各レ
ンズ6,7,8,9の各々のほぼ中央にそれぞれ貫通孔
10,11,12,13を形成し、これらの貫通孔にミ
クロ操作機器としての注入針14、マイクロピペットま
たは微小電極を通す。
た複数のレンズ6,7,8,9とにより構成することが
できる。本発明においては対物レンズユニット2の各レ
ンズ6,7,8,9の各々のほぼ中央にそれぞれ貫通孔
10,11,12,13を形成し、これらの貫通孔にミ
クロ操作機器としての注入針14、マイクロピペットま
たは微小電極を通す。
ミクロ操作機器は、その先端(第1図における下端)を
対物レンズユニット2の焦点位置にほぼ一致させて配置
する。また図示しないがミクロ操作機器の後端は対物レ
ンズユニットと一体的にその光軸方向に移動する部材1
5に着脱可能に取付ける。こ−の取付けはミクロ操作機
器の3次元的な微調整機構を介して行なうのが望ましい
。そして、ミクロ操作機器の水平面内ての微調整を可能
とするため、第1図に示すように貫通孔10〜13の内
径をミクロ操作機器14の外径よりも幾分大きめに一設
定する。本発明の上述した構成によれば、対物レンズユ
ニット2を下方に移動させて細胞4にピントを合わせる
際にミクロ操作機器14の先端が細胞4の最適位置まで
刺込まれる。
対物レンズユニット2の焦点位置にほぼ一致させて配置
する。また図示しないがミクロ操作機器の後端は対物レ
ンズユニットと一体的にその光軸方向に移動する部材1
5に着脱可能に取付ける。こ−の取付けはミクロ操作機
器の3次元的な微調整機構を介して行なうのが望ましい
。そして、ミクロ操作機器の水平面内ての微調整を可能
とするため、第1図に示すように貫通孔10〜13の内
径をミクロ操作機器14の外径よりも幾分大きめに一設
定する。本発明の上述した構成によれば、対物レンズユ
ニット2を下方に移動させて細胞4にピントを合わせる
際にミクロ操作機器14の先端が細胞4の最適位置まで
刺込まれる。
そのために操作機器14の過大変位にもとつく先端の損
傷を確実に防止することが可能となる。第2図に示す実
施例においては、上述した第1図の構成に加えて、ガラ
ス容器3内にゼラチン状物質16を収め、その上に細胞
4を着床させる。
傷を確実に防止することが可能となる。第2図に示す実
施例においては、上述した第1図の構成に加えて、ガラ
ス容器3内にゼラチン状物質16を収め、その上に細胞
4を着床させる。
この構成によれば細胞4にミクロ操作機器14を・刺込
む際にその変位置が過大であつても機器14の先端はゼ
ラチン状物質16内に突入するだけであり容器3の底部
には接触するに至らない。したがつてミクロ操作機器の
先端損傷をより確実に防止することがてきる。第3図に
示す実施例においては、試料容器3として傾斜底面17
を有するものを使用する。
む際にその変位置が過大であつても機器14の先端はゼ
ラチン状物質16内に突入するだけであり容器3の底部
には接触するに至らない。したがつてミクロ操作機器の
先端損傷をより確実に防止することがてきる。第3図に
示す実施例においては、試料容器3として傾斜底面17
を有するものを使用する。
この構成によれば、ミクロ操作機器14が細胞4から外
ずれて容器3の底面17に突当つた場合でも、機器14
の先端が底面17に沿つて下方に滑るため、先端の損傷
をやはり効果的に防止することがてきる。以上の説明か
ら明らかなように、本発明によれば、操作性にすぐれ、
しかもミクロ操作機器の損傷をを確実に防止することの
てきる改良されたマイクロマニピュレータが得られる。
ずれて容器3の底面17に突当つた場合でも、機器14
の先端が底面17に沿つて下方に滑るため、先端の損傷
をやはり効果的に防止することがてきる。以上の説明か
ら明らかなように、本発明によれば、操作性にすぐれ、
しかもミクロ操作機器の損傷をを確実に防止することの
てきる改良されたマイクロマニピュレータが得られる。
第1図は本発明によるマイクロマニピュレータの一実施
例を示す断面図、第2図および第3図は試料容器の変形
例を示す断面図である。 1・・・ステージ、2・・・対物レンズユニット、3・
・・試料容器、4・・・被検物、6〜9・・・対物レン
ズ、14・・・ミクロ操作機器としての注入針。
例を示す断面図、第2図および第3図は試料容器の変形
例を示す断面図である。 1・・・ステージ、2・・・対物レンズユニット、3・
・・試料容器、4・・・被検物、6〜9・・・対物レン
ズ、14・・・ミクロ操作機器としての注入針。
Claims (1)
- 1 被検物を顕微鏡観察しつつ注入針、マイクロピペッ
トおよび微小電極等のミクロ操作機器により上記被検物
に対する所要の操作を行なうために使用するマイクロマ
ニピュレータにおいて、上記ミクロ操作機器を対物レン
ズの光軸上に設け、かつ少なくとも対物レンズの光軸方
向に対物レンズと一体的に移動可能とし、ミクロ操作機
器の先端機器の先端を対物レンズの焦点位置にほぼ一致
させて配置することを特徴とするマイクロマニピュレー
タ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP520779A JPS6047564B2 (ja) | 1979-01-19 | 1979-01-19 | マイクロマニピユレ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP520779A JPS6047564B2 (ja) | 1979-01-19 | 1979-01-19 | マイクロマニピユレ−タ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5596289A JPS5596289A (en) | 1980-07-22 |
JPS6047564B2 true JPS6047564B2 (ja) | 1985-10-22 |
Family
ID=11604738
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP520779A Expired JPS6047564B2 (ja) | 1979-01-19 | 1979-01-19 | マイクロマニピユレ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6047564B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH042677Y2 (ja) * | 1984-11-20 | 1992-01-29 | ||
JPH042678Y2 (ja) * | 1984-11-20 | 1992-01-29 | ||
JPH042679Y2 (ja) * | 1984-11-20 | 1992-01-29 | ||
JPH0717265U (ja) * | 1993-09-02 | 1995-03-28 | 千秋 真室 | ゴルフ用アイアンクラブ |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6127681A (en) * | 1987-08-12 | 2000-10-03 | Olympus Optical Co., Ltd. | Scanning tunnel microscope |
JP2568385B2 (ja) * | 1994-07-07 | 1997-01-08 | オリンパス光学工業株式会社 | 走査型プローブ顕微鏡 |
JP5057787B2 (ja) * | 2007-01-10 | 2012-10-24 | オリンパス株式会社 | 欠陥修正装置 |
-
1979
- 1979-01-19 JP JP520779A patent/JPS6047564B2/ja not_active Expired
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH042677Y2 (ja) * | 1984-11-20 | 1992-01-29 | ||
JPH042678Y2 (ja) * | 1984-11-20 | 1992-01-29 | ||
JPH042679Y2 (ja) * | 1984-11-20 | 1992-01-29 | ||
JPH0717265U (ja) * | 1993-09-02 | 1995-03-28 | 千秋 真室 | ゴルフ用アイアンクラブ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5596289A (en) | 1980-07-22 |
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