JPS6047506B2 - 長尺焼物建材の焼成方法 - Google Patents

長尺焼物建材の焼成方法

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JPS6047506B2
JPS6047506B2 JP15976180A JP15976180A JPS6047506B2 JP S6047506 B2 JPS6047506 B2 JP S6047506B2 JP 15976180 A JP15976180 A JP 15976180A JP 15976180 A JP15976180 A JP 15976180A JP S6047506 B2 JPS6047506 B2 JP S6047506B2
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JP
Japan
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long
firing
building materials
long pottery
carts
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Application number
JP15976180A
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English (en)
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JPS5788066A (en
Inventor
千俊 宮田
時平 石川
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ISHIKAWATOKI TEKKOSHO KK
Original Assignee
ISHIKAWATOKI TEKKOSHO KK
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Publication date
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  • Furnace Charging Or Discharging (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は陶材より成る長尺板状の製品の焼成時に生じ
る収縮変形を防止せしめる様にした長尺焼物建材の焼成
方法に関するものである。
最近の省エネルギーに呼応して第1図乃至第3 図に
図示する様な多孔長陶板および長尺瓦等の新建材の開発
が要望されているが、かかる製品は長尺であるためその
焼成に際し台車の棚板上に直接載置せしめると載置面の
摩擦抵抗により特に長手方向の焼成収縮が妨げられて製
品の変形、亀裂の発生等種々のトラブルを生じ、よつて
良品質の製品を高歩留りて製造することは極めて困難で
あつた。
本発明はかかる欠点に鑑み、かかる焼成収縮を均一化
せしめる焼成方法を提供して上記欠点を解消せんとした
ものにして、以下本発明実施例の一例を図面に基づいて
説明すると、第1図乃至第3図は長尺焼物建材を示し、
1、1’は陶材より成る多孔長陶板であつて、長方板
状に形成されると共に長手方向に多数の小孔2、2’・
・・・・・が貫設され、両側面には順次連結せしめるた
めの嵌合部3、3’が形成されている。
かかる多孔長陶板1、1’は断熱、防音、防湿効果及び
軽量且つ充分なる衝撃強度を具有し、・その優れた特性
よりして一般住宅、工場、倉庫等の内装、外装、床材、
壁材、屋根材として多方面に活用されるものである。
又4は長尺瓦であつて、一般の屋根瓦に比しその縦長さ
を適数倍長尺化せしめることにより施工必要枚数が減少
するのに伴つて重合箇所を減少せしめて施工を簡易化し
、而も屋根にかかる重量を軽減すると共に雨漏り箇所を
も少くして低コストの屋根材として各方面に活用される
ものである。
第4図は成型後の多孔長陶板1,1″・・・・を焼成窯
内に搬入する台車5上に積載した状態を示し、台車5上
に載置基準面を成す水平な棚板6を設置せしめ、該棚板
6上にアルミナ、シヤモツト等の耐火物より成るローラ
ー7,7″・・・・を所定間隔毎に多孔長陶板1,1″
・・・・の短手方向に対応せしめる様にして配置し、該
ローラー7,7″・・・・上に第1段目の多孔長陶板1
を長手方向に移動自在に載置せしめると共に該多孔長陶
板1上にローラー7,7″・・・・・・を同様に配置せ
しめ、順次第2段、第3段・・・・・・の多孔長陶材1
,1″・・・・をローラー7,7″・・・・を介して積
載せしめている。この様に台車5上に積載された多孔長
陶板1,1″・・・・・・は台車5と共に焼成窯内に移
送される。
かかる焼成工程中に多孔長陶板1,1″・・・・・・は
焼成収縮を起し特に長手方向の収縮は著しいが、各多孔
長陶板1,1″・・・・・・はローラー7,7″・・・
・・・の介在により各々長手方向に移動自在であるため
その収縮は摩擦抵抗により妨げられることなく自由に行
われる。第5図は実施例を示し、ローラー7,7″・・
と多孔長陶板1,1″・・・・・・との接触面8,8″
にアールミナ、シヤモツト等の耐火物より成る敷板9,
9″を介在せしめ、ローラー7,7″との摩擦抵抗を更
に少なくせしめる様にしたものである。
又第6図は他一方の発明として成型後の長尺瓦4,4・
・・・・を焼成窯内に搬入する台車5上に積載.゜した
状態を示している。長尺瓦4,4・・・・・・は前例の
多孔長陶板1,1″と異なり上下面が波状に彎曲してい
るため水平状態に積載出来ず、よつて棚板6上に配置せ
しめたローラー7,7″・・・・・・上に長尺瓦4,4
・・・・・・の一側面を下にして直立状態に3て長手方
向に移動自在ならしめる様にして所定間隔毎に順次並列
載置せしめている。尚10,10″・・・・・は長尺瓦
4,4・・・・・・を直立状態に支持せしめる支柱であ
る。この様にして台車5上に積載された長尺瓦4,44
・・・・・・は前例として同様にローラー7,7″・・
の介在により各々長手方向に移動自在であるため焼成収
縮は摩擦抵抗により妨げられることなく自由に行われる
ものである。
要するに本発明は、成型された長方板状の長尺焼物建材
の焼成に際し、水平な棚板6を設置せしめた台車5上に
長尺焼物建材を所定間隔毎に転動自在に配置せしめたア
ルミナ、シヤモツト等の耐火物より成るローラー7,7
″・・・・・・を順次介在せ冫しめて所定段数長手方向
に移動自在ならしめる様にして水平に積載せしめ、かか
る台車5を焼成窯内に搬入して焼成せしめる様にしたの
で、長尺焼物建材の載置面から受ける摩擦抵抗が極めて
小さくなり、よつて焼成収縮が均一化されて製品の変形
、亀裂の発生を防止出来るのである。
又前記ローラー7,7″・・・・・・と長尺焼物建材と
の接触面8,8″にアルミナ、シヤモツト等の耐火物よ
り成る敷板9,9″を介在せしめる様にすれば、長尺焼
物建材の載置面の受ける摩擦抵抗を更に小さくして歩留
り、品質を一層向上出来るのである。
又長尺瓦4においてはローラー7,7″・・・・・・を
介して所定枚数長手方向に移動ならしめる様にして直立
状態に並列載置せしめることにより同様に摩擦抵抗によ
る焼成収縮の妨げを防止して良品質の製品を高歩留りに
て製造焼成出来るのである。
従つて本発明によれば長尺焼物建材の製造焼成の困難性
を解消して優れた特性を具有する新建材を低いコストに
て提供出来る等その実用的効果甚だ大なるものである。
【図面の簡単な説明】
図は本発明実施例の一例を示すものにして、第1図、第
2図は多孔長陶板の斜視図、第3図は長尺瓦の斜視図、
第4図は多孔長陶板の載置状態を示す図、第5図は他の
実施例を示す図、第6図は長尺瓦の載置状態を示す図で
ある。 1,1″・・・・・・多孔長陶板、4・・・・・・長尺
瓦、5・・・・・台車、6・・・・・・棚板、7,7″
・・・・ローラー、9,9″・・・・・敷板。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 成型された長方板状の長尺焼物建材の焼成に際し、
    水平な棚板を設置せしめた台車上に長尺焼物建材を所定
    間隔毎に転動自在に配置せしめたアルミナ、シヤモツト
    等の耐火物より成るローラーを順次介在せしめて所定段
    数長手方向に移動自在ならしめる様にして水平に積載せ
    しめ、かかる台車を焼成窯内に搬入して焼成せしめる様
    にしたことを特徴とする長尺焼物建材の焼成方法。 2 前記ローラーと長尺焼物建材との接触面にアルミナ
    、シヤモツト等の耐火物より成る敷板を介在せしめる様
    にしたことを特徴とする前記請求項記載の長尺焼物建材
    の焼成方法。 3 屋根瓦を長尺化して成型された長尺焼物建材の焼成
    に際し、水平な棚板を設置せしめた台車上に長尺焼物建
    材をアルミナ、シヤモツト等の耐火物より成るローラー
    を介して所定枚数長手方向に移動自在ならしめる様にし
    て直立状態に並列載置せしめ、かかる台車を焼成窯内に
    搬入して焼成せしめる様にしたことを特徴とする長尺焼
    物建材の焼成方法。
JP15976180A 1980-11-12 1980-11-12 長尺焼物建材の焼成方法 Expired JPS6047506B2 (ja)

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JPS5788066A JPS5788066A (en) 1982-06-01
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