JP3019554U - 多層真空ブロック - Google Patents

多層真空ブロック

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JP3019554U
JP3019554U JP1995002898U JP289895U JP3019554U JP 3019554 U JP3019554 U JP 3019554U JP 1995002898 U JP1995002898 U JP 1995002898U JP 289895 U JP289895 U JP 289895U JP 3019554 U JP3019554 U JP 3019554U
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heat insulation
soundproofing
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JP1995002898U
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Inventor
俊雄 篠原
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俊雄 篠原
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Abstract

(57)【要約】 【目的】従来断熱、防音を目的とした空気巣を持つ薄い
タイルはあったが、その効果は充分ではなく、満足出来
るものでもなかった。そこで断熱、防音効果の著しいも
のを求めて工夫し、満足出来るものを得た。 【構成】内に数層になった隔壁を持った角形のセラミッ
ク製品でこの各室を真空にしたものである。 【効果】断熱効果、防音効果、に極めて優れかつ堅牢な
ものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
構築物の間仕切に関するものである。即ち部屋と外界、部屋と部屋、あるい は部屋と廊下等の間の間仕切に使用するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来は中を中空にした薄形のタイルはあったが、それは空気の対流を少なく するために薄形にし、裏側には穴を明けて空気層による断熱効果を狙ったもの である。しかしその効果は充分なものでなく、よわいものであった。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
このセラミック箱型の断熱、防音の効果をより高めるために、本考案が工夫 されたのである。
【０００４】 空気に比べて、真空では熱伝導も少なく、又音伝導も少ない。そ して音は２つの物質の境界には反射があり多くの層を通って行くと、その境界 毎に反射があり、通過する音は激減されて行くのである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
そこで四角形のセラミック箱の中に数個の仕切りを作り、内側を数室に分け 、この室の中を真空にするのである。そして熱伝導をより少なくし、又音の伝 導もより少なくしたのである。
【０００６】 即ちこの四角形の外側からの熱は、表面から真空の層を通るとき減 弱されて仕切りの表面に達し、その仕切りを通って次の真空の層を通る間に減 弱されて又次の仕切りに達し、その仕切りの後又真空層を通るとき減弱される 。このような経過を経て、四角形の反対側の表面に達した時には、外側からの 熱はかなり減弱されてくるのである。又音も同様な状況で、四角形のセラミッ ク表面に来た音は、真空層の部屋を通る間に減弱され、次の仕切りで一部反射 され、次の真空の部屋を通る間に又減弱され、次の仕切り表面で反射する。こ うして通過する音は減弱され、真空の部屋を通るあいだには又減弱される。こ のような経過をたどって、反対側のセラミック表面に達するときには、かなり 減弱されていくのである。
【０００７】
【実施例】
縦１５ｃｍ、横１５ｃｍ、長さ３０ｃｍ、厚さ１ｃｍ５ｍｍ、の箱 型のセラミック素材の内側に、縦５ｃｍ２ｍｍ、横２ｃｍ４ｍｍ、長さ３０ｃ ｍの空洞を１０個作った。その配列はは上列に５個、下列に５個あるように隔 壁を作り、（図１参照）これを乾燥、焼成しその後、中を真空にするのである 。すると横方向からの熱及び音に対して極めて優れた断熱効果及び防音効果を 見るのである。
【０００８】 上記の多層真空ブロックを縦に重ね合わせて塀のようなものを作っ たり、或は四方をこの多層真空ブロックで囲んで壁を作り、部屋を作ると部屋 内の熱や音は、外部へ通りにくくなり、又その反対に外からの熱や音は部屋内 に通りにくくなるのである。
【０００９】
【考案の効果】
本考案の多層真空ブロックを用いると、断熱や、防音効果に優れ、 構造物外壁の一部に用いれば、外の暑さや寒さを、充分緩和することが出来る し、又騒音も防ぐことが出来るのである。ホテル等の隔壁に用いれば隣室の音 や声に、悩まされることがなくなるのである。耐燃性、堅牢性、に優れたセラ ミックである。
【図面の簡単な説明】
【図１】
【多層真空ブロックの正面図】Ａ…熱、音の入る方向 Ｂ…熱、音の出る方向 Ｃ…真空室
【図２】
【多層真空ブロックの斜視図】Ａ…熱、音の入る方向 Ｂ…熱、音の出る方向 Ｃ…真空室
【図３】
【図４】
【多層真空ブロックの斜視図】Ａ…熱、音の入る方向 Ｂ…熱、音の出る方向 Ｃ…真空室
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成７年７月１０日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｅ０４Ｃ 1/39 Ｕ Ｕ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 角形のセラミック製品で内側を多室に分け、それぞれを
    真空にしたものである。
JP1995002898U 1995-03-01 1995-03-01 多層真空ブロック Expired - Lifetime JP3019554U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102677797A (zh) * 2011-03-07 2012-09-19 彭昊 五排九孔自保温隔音砌块墙体

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