JPS6047228A - 塗布型磁気記録媒体 - Google Patents
塗布型磁気記録媒体Info
- Publication number
- JPS6047228A JPS6047228A JP15563183A JP15563183A JPS6047228A JP S6047228 A JPS6047228 A JP S6047228A JP 15563183 A JP15563183 A JP 15563183A JP 15563183 A JP15563183 A JP 15563183A JP S6047228 A JPS6047228 A JP S6047228A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- layer
- binder resin
- recording medium
- magnetic material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/62—Record carriers characterised by the selection of the material
- G11B5/68—Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent
- G11B5/70—Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent on a base layer
- G11B5/716—Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent on a base layer characterised by two or more magnetic layers
Landscapes
- Paints Or Removers (AREA)
- Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はオーディオ機器、ビデオ機器またはコンピュー
ター等に用いられる磁気テープまたは磁気シートの如き
磁気記録媒体に関する。
ター等に用いられる磁気テープまたは磁気シートの如き
磁気記録媒体に関する。
従来例の構成とその間・照点
オーディオ機器、ビデオ機器、コンピューター等に用い
られる最近の磁気記録媒体はまずまず高密度化されるう
ようになり、そのため磁気記録媒体に使用される材料お
よびその製造法に種々な改善が盛んに行なわれている。
られる最近の磁気記録媒体はまずまず高密度化されるう
ようになり、そのため磁気記録媒体に使用される材料お
よびその製造法に種々な改善が盛んに行なわれている。
一方ではまた上記各種機器の著しい発達により、それに
適合させるためのより機械的特性にすぐれた高性能の磁
気記録媒体が必要になって来ている。
適合させるためのより機械的特性にすぐれた高性能の磁
気記録媒体が必要になって来ている。
また最近の磁気記録装置の多様化、高性能化に伴い、磁
気記録媒体の走行性がますます重要視され゛、綜合的な
物性にすぐれた磁気記録媒体、特に磁気記録テープが切
望されている。
気記録媒体の走行性がますます重要視され゛、綜合的な
物性にすぐれた磁気記録媒体、特に磁気記録テープが切
望されている。
しかして磁気記録媒体に望まれている諸物性の中で特に
磁性層と非磁性支持体との接着性が重要な問題となって
いる。何故ならば上記接着性が劣ると、磁気記録媒体の
使用中磁性層の欠落が生じ易く、ドロップアウトを生ぜ
しめたり、また各種機器のヘッドの目詰り、粉体付着、
ひいては走行停止等の発生原因となり、耐久性か損われ
る。
磁性層と非磁性支持体との接着性が重要な問題となって
いる。何故ならば上記接着性が劣ると、磁気記録媒体の
使用中磁性層の欠落が生じ易く、ドロップアウトを生ぜ
しめたり、また各種機器のヘッドの目詰り、粉体付着、
ひいては走行停止等の発生原因となり、耐久性か損われ
る。
このため従来より磁性層の非磁性支持体への接着性を向
上させるため種々の工夫がなされて来た。例えば製造法
に関しては、非磁性支持体がフィルムベースであるとき
磁性層を塗布する前にこのベースフィルムにコロナ放電
処理を施して接着性を向上させる方法がある。また材料
的には磁性層を構成する磁性粉末に対するバインダー樹
脂の量を大とした混合物の使用、あるいはバインダー樹
脂に対する硬化剤の使用量を少なくして、バインダー樹
脂の硬化度を抑制してバインダー樹脂自体の非磁性支持
体に対する接着性を向上させることが計られている。
上させるため種々の工夫がなされて来た。例えば製造法
に関しては、非磁性支持体がフィルムベースであるとき
磁性層を塗布する前にこのベースフィルムにコロナ放電
処理を施して接着性を向上させる方法がある。また材料
的には磁性層を構成する磁性粉末に対するバインダー樹
脂の量を大とした混合物の使用、あるいはバインダー樹
脂に対する硬化剤の使用量を少なくして、バインダー樹
脂の硬化度を抑制してバインダー樹脂自体の非磁性支持
体に対する接着性を向上させることが計られている。
しかし上記各方法は一応の効果はあるものの自ら限界が
あり、未だ充分とは言えない、例えばコロナ放電処理は
一定の出力以上ではその効果が飽和して、それ以上の効
果が達せられず、また硬化剤の使用量を少なくする方法
では、磁性層の機械的強度が低下する欠点を有する。一
方硬化剤の量を多くすると磁性層の機械的強度は向上す
るが磁性層の非磁性支持体への接着性が悪くなる。また
バインダー樹脂の量を多くすることは磁気記録媒体の性
能の劣化もたらす。
あり、未だ充分とは言えない、例えばコロナ放電処理は
一定の出力以上ではその効果が飽和して、それ以上の効
果が達せられず、また硬化剤の使用量を少なくする方法
では、磁性層の機械的強度が低下する欠点を有する。一
方硬化剤の量を多くすると磁性層の機械的強度は向上す
るが磁性層の非磁性支持体への接着性が悪くなる。また
バインダー樹脂の量を多くすることは磁気記録媒体の性
能の劣化もたらす。
また別の方法として磁性層形成用塗料を非磁性支持体に
直接塗布せず、接着性のすぐれた下塗り被覆を施す方法
がある。この方法によれば磁性層と非磁性支持体との接
着性そのものは改良される。しかしながら、この方法で
は下塗り層形成のため、塗料を別に製造もしくは入手す
る必要があり、更にほこの下塗り層は磁気記録媒体の構
成上余分の層を形成するため、可及的に薄く塗布しなけ
ればならず、その塗布の制御、工程の煩雑、歩留りの低
下等積々の欠点を有している。
直接塗布せず、接着性のすぐれた下塗り被覆を施す方法
がある。この方法によれば磁性層と非磁性支持体との接
着性そのものは改良される。しかしながら、この方法で
は下塗り層形成のため、塗料を別に製造もしくは入手す
る必要があり、更にほこの下塗り層は磁気記録媒体の構
成上余分の層を形成するため、可及的に薄く塗布しなけ
ればならず、その塗布の制御、工程の煩雑、歩留りの低
下等積々の欠点を有している。
発明の目的
本発明は上述した従来の方法の欠点を克服した磁気記録
媒体を提供することにある。即ち本発明は非磁性支持体
と磁性層との接着性のすぐれた塗布型記録媒体を提供す
ることにある。特１こ本発明は接着性改良のための通常
の下塗り層を省略して、上記接着性を改良した塗布型磁
気記録媒体を提供することにある。
媒体を提供することにある。即ち本発明は非磁性支持体
と磁性層との接着性のすぐれた塗布型記録媒体を提供す
ることにある。特１こ本発明は接着性改良のための通常
の下塗り層を省略して、上記接着性を改良した塗布型磁
気記録媒体を提供することにある。
発明の構成
本発明は非磁性支持体に磁性層を塗布してなる磁気記録
媒体において、上記磁性層を非硬化バインダー樹脂およ
び磁性体の混合物からなる下塗り層、および硬化バイン
ダー樹脂および磁性体の混合物からなる上塗り層の二層
とした塗布型磁気記録媒体にある。
媒体において、上記磁性層を非硬化バインダー樹脂およ
び磁性体の混合物からなる下塗り層、および硬化バイン
ダー樹脂および磁性体の混合物からなる上塗り層の二層
とした塗布型磁気記録媒体にある。
本発明は非磁性支持体に塗布した磁性層を二つに分け、
一つの層即ち下塗り層を磁性体を含有する硬化してない
バインダー樹脂で構成し、ぞの上に塗布した上塗り層を
磁性体を含有する硬化したバインダー樹脂で構成するこ
とにより、磁気記録媒体としての性能を保持しつつ、磁
性層の非磁性支持体への接着性が著しく向上すること、
しかも非硬化バインダー樹脂を下塗り層に用いても、上
塗り層による耐スクラッチ性が何ら損われることがない
ことを見出したことに基づいている。
一つの層即ち下塗り層を磁性体を含有する硬化してない
バインダー樹脂で構成し、ぞの上に塗布した上塗り層を
磁性体を含有する硬化したバインダー樹脂で構成するこ
とにより、磁気記録媒体としての性能を保持しつつ、磁
性層の非磁性支持体への接着性が著しく向上すること、
しかも非硬化バインダー樹脂を下塗り層に用いても、上
塗り層による耐スクラッチ性が何ら損われることがない
ことを見出したことに基づいている。
本発明で使用しつる非磁性支持体としてはプラスチック
フィルム（ポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリ
エチレンテフタレートフィルム、ポリアミドフィルム）
等従来より使用されている任意の材料を使用できるがポ
リエチレンテレフタレートフィルム支持体が最も好まし
い０ 本発明で使用しつる磁性体としては従来より使用され、
良く知ら、れている磁性体粉末例えば、酸化鉄、金属鉄
粉、酸化クロム（ＣｒＯ２） 、バリウムフェライト等
が使用できる。
フィルム（ポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリ
エチレンテフタレートフィルム、ポリアミドフィルム）
等従来より使用されている任意の材料を使用できるがポ
リエチレンテレフタレートフィルム支持体が最も好まし
い０ 本発明で使用しつる磁性体としては従来より使用され、
良く知ら、れている磁性体粉末例えば、酸化鉄、金属鉄
粉、酸化クロム（ＣｒＯ２） 、バリウムフェライト等
が使用できる。
また本発明で下塗り磁性層の形成に使用しうる非硬化バ
インダー樹脂としてはポリウレタン樹脂、ニトロセルロ
ース樹脂、塩化ビニル酢酸ビニル共重合体樹脂、ポリ塩
化ビニール樹脂、ポリエステル樹脂等従来より知られて
いるバインダー樹脂を使用しうる。
インダー樹脂としてはポリウレタン樹脂、ニトロセルロ
ース樹脂、塩化ビニル酢酸ビニル共重合体樹脂、ポリ塩
化ビニール樹脂、ポリエステル樹脂等従来より知られて
いるバインダー樹脂を使用しうる。
また本発明で上塗り磁性層の形成に使用しうる硬化バイ
ンダー樹脂としては、上述した非硬化バインダー樹脂の
中、硬化剤を加えて加熱することにより硬化させること
のできる樹脂を使用しうる。
ンダー樹脂としては、上述した非硬化バインダー樹脂の
中、硬化剤を加えて加熱することにより硬化させること
のできる樹脂を使用しうる。
好ましくは非硬化バインダー樹脂と、硬化バインダー樹
脂とは同種の材料を使用する、かくすると両層の接着は
より強固になる。
脂とは同種の材料を使用する、かくすると両層の接着は
より強固になる。
上記両層の塗布方法自体は公知の方法を使用できここに
詳述する必要はないであろう。
詳述する必要はないであろう。
実施例の説明
以下をこ実施例を挙げて本発明を説明する。実施例中部
は全て重Ｒ」一部である。
は全て重Ｒ」一部である。
実施例
磁性酸化鉄粉末（Ｇｏ−ＴｍＦθ２０３） １００部ポ
リウレタン樹脂（Ｎ −２３０４：日本 １５部ポリウ
レタン社製） 塩化ビニル酢酸ビニル共重合体樹脂 ５部（ＶＡＧＨ：
ＵＣＣ社製） カーボンブラック ３部 研摩剤（α−Ａ１□０３）１部 レシチン １部 メチルエチルケトン ２００部 トルエン ２００部 シクロへキサノン ５０部 上記組成物をボールミルで２０時間混練した後、平均孔
径１ｆｉｍのフィルターで沖過した。
リウレタン樹脂（Ｎ −２３０４：日本 １５部ポリウ
レタン社製） 塩化ビニル酢酸ビニル共重合体樹脂 ５部（ＶＡＧＨ：
ＵＣＣ社製） カーボンブラック ３部 研摩剤（α−Ａ１□０３）１部 レシチン １部 メチルエチルケトン ２００部 トルエン ２００部 シクロへキサノン ５０部 上記組成物をボールミルで２０時間混練した後、平均孔
径１ｆｉｍのフィルターで沖過した。
上記方法で〃Ｍ製した磁性塗料を厚さ１５）１ｍのポリ
エチレンテレフタレートフィルム上に塗布し、乾燥して
、厚さ２．５／”？ルの下塗り磁性層を形成した。
エチレンテレフタレートフィルム上に塗布し、乾燥して
、厚さ２．５／”？ルの下塗り磁性層を形成した。
次に上記組成物にポリウレタン樹脂の硬化剤としてコロ
ネトール（商標名：日本ポリウレタン社製）を６部加え
て、上述した如く処理し、沖過した後、上記下塗り磁性
層上に塗布し、乾燥し、６０℃に加熱して硬化させて厚
さ２．５ｆｉｍの上塗り磁性層を形成して、磁気記録フ
ィルムを製造した。
ネトール（商標名：日本ポリウレタン社製）を６部加え
て、上述した如く処理し、沖過した後、上記下塗り磁性
層上に塗布し、乾燥し、６０℃に加熱して硬化させて厚
さ２．５ｆｉｍの上塗り磁性層を形成して、磁気記録フ
ィルムを製造した。
比較のため、上記下塗り磁性層を形成せず、直接ポリエ
ステルフィルム上に」１記上塗り磁性層を塗布し、乾燥
し、加熱硬化させて磁気記録フィルムを製造した。この
ときの磁性層の厚さは５７ｍとした。
ステルフィルム上に」１記上塗り磁性層を塗布し、乾燥
し、加熱硬化させて磁気記録フィルムを製造した。この
ときの磁性層の厚さは５７ｍとした。
両者のフィルムを所定の幅に裁断し、それぞれの磁気記
録テープを作った。
録テープを作った。
これら両テープの接着性、耐スクラッチ性試験の結果を
下記第１表に示す。
下記第１表に示す。
表中１８０°剥離試験は、磁性層に七ロノ＼ンテープを
貼付し、１．８０’折り返して引張り、磁性層が剥離す
るときの最大荷重で示す０ 表中引張り接着％は、応力歪曲線により、第１図に示ず
如き曲線の変曲点の生ずる引張り伸度の％で示す。
貼付し、１．８０’折り返して引張り、磁性層が剥離す
るときの最大荷重で示す０ 表中引張り接着％は、応力歪曲線により、第１図に示ず
如き曲線の変曲点の生ずる引張り伸度の％で示す。
□１球スクラッチ性は４． Ｏｆの銅球を磁性層上で片
道５００回繰返し走行させたときの条痕の程度を目視判
定による指数にて三段階表示で示す。５か最も良く、１
が最も悪い。
道５００回繰返し走行させたときの条痕の程度を目視判
定による指数にて三段階表示で示す。５か最も良く、１
が最も悪い。
第１表
発明の効果
第１表のデータから明らかな如く、本発明による磁性層
は硬化されていないバインダー樹脂からなる下塗り層が
存在するにも拘らず、磁性層全体が硬化された磁性層か
らなる比較例に比し、耐スクラッチ性において相異がな
く、シかも接着性においですぐれている。
は硬化されていないバインダー樹脂からなる下塗り層が
存在するにも拘らず、磁性層全体が硬化された磁性層か
らなる比較例に比し、耐スクラッチ性において相異がな
く、シかも接着性においですぐれている。
第１図は磁気記録テープの応力歪曲線を示１−０特許出
願人 松下電器産業株式会社
願人 松下電器産業株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、 非磁性支持体に磁性′層を塗布してなる磁気記録
媒体において、上記磁性層を非硬化バインダー樹脂およ
び磁性体の混合物からなる下塗り層および硬化バインダ
ー樹脂および磁性体の混合物からなる上塗り層の二層と
したことを特徴とする塗布型磁気記録媒体。 ２ 非硬化バインダー樹脂が硬化していないポリウレタ
ン樹脂であり、硬化バインダー樹脂が硬化剤より加熱硬
化したポリウレタン樹脂である特許請求の範囲第１項記
載の塗布型磁気記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15563183A JPS6047228A (ja) | 1983-08-25 | 1983-08-25 | 塗布型磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15563183A JPS6047228A (ja) | 1983-08-25 | 1983-08-25 | 塗布型磁気記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6047228A true JPS6047228A (ja) | 1985-03-14 |
Family
ID=15610206
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15563183A Pending JPS6047228A (ja) | 1983-08-25 | 1983-08-25 | 塗布型磁気記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6047228A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01205725A (ja) * | 1988-02-12 | 1989-08-18 | Fuji Photo Film Co Ltd | 磁気記録媒体 |
-
1983
- 1983-08-25 JP JP15563183A patent/JPS6047228A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01205725A (ja) * | 1988-02-12 | 1989-08-18 | Fuji Photo Film Co Ltd | 磁気記録媒体 |
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