JPS6046981B2 - 変形シ−ムレス軟カプセルの製造方法および製造装置 - Google Patents

変形シ−ムレス軟カプセルの製造方法および製造装置

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JPS6046981B2
JPS6046981B2 JP58147635A JP14763583A JPS6046981B2 JP S6046981 B2 JPS6046981 B2 JP S6046981B2 JP 58147635 A JP58147635 A JP 58147635A JP 14763583 A JP14763583 A JP 14763583A JP S6046981 B2 JPS6046981 B2 JP S6046981B2
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JP
Japan
Prior art keywords
soft capsules
seamless soft
mold
manufacturing
capsules
Prior art date
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Expired
Application number
JP58147635A
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English (en)
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JPS6040056A (ja
Inventor
孝 森下
敏行 鈴木
良誠 釜口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Morishita Jintan Co Ltd
Original Assignee
Morishita Jintan Co Ltd
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Publication date
Application filed by Morishita Jintan Co Ltd filed Critical Morishita Jintan Co Ltd
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Publication of JPS6040056A publication Critical patent/JPS6040056A/ja
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  • Formation And Processing Of Food Products (AREA)
  • Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
  • Manufacturing Of Micro-Capsules (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はシームレス軟カプセル、就中、種々の形を有
するシームレス軟カプセルの製造方法および装置に関す
る。
従来、種々の形を有するカプセルが市販されているが
、これらは全てボディにキャップを嵌合する硬カプセル
、あるいは2枚のシートの継ぎ目を有する軟カプセルで
あり、シームレスの軟カプセルでは球形のもののみしか
存在しない。
これはシームレス軟カプセルが滴下法と呼ばれる液滴が
その表面張力によつて球形になる性質を利用して製造さ
れるために、球形のカプセルだけが得られ、他の形態の
カプセルが得られないからである。 本発明者等は球形
だけではく、種々の形状、例えば、長楕円形、卵形等を
有する変形シームレス軟カプセルを得るために鋭意研究
の結果、本発明を成すに到つた。 即ち、本発明は二重
ノズルの先端より、カプセル充填物質と皮膜物質とを一
定速度て冷却液中に流出して凝固させるシームレス軟カ
プセルを製造する方法において、二重ノズルから流出し
た液滴がゾル状態にある間に、成形型中で冷却すること
を特徴とする変形シームレス軟カプセルの製造方法を提
供する。
さらに本発明は、カプセル充填物質と皮膜物質とを流
出する二重ノズルと、流出した液滴を凝固するための凝
固液を還流する造粒部とを有するシームレス軟カプセル
の製造装置において、該造粒部に成形冷却する成形型を
備えることを特徴とする変形シームレス軟カプセルの製
造装置を提供する。
本発明を図面により説明する。
第1図は、本発明装置の簡略化した全体図てある。
第2図は、第1図の造粒部Aの模式的拡大断面図であ
る。
皮膜物質1とカプセル充填物質2が10〜900Cに
保たれた恒温タンク16,17から、定量ポンプ11,
14を介して二重ノズル3に連結され、二重ノズル3の
外側に皮膜物質1が供給され、内側にカプセル充填物質
2が供給される。
皮膜物質1はゼラチンおよび水溶性多価アルコールまた
はその水溶性誘導体から成り、常套のカプセルの製造に
用いられるいかなるものを用いてもよい。
水溶性多価アルコールまたはその水溶性誘導体の例とし
ては、グリセリン、ポリグリセリン、ソルビツト、エチ
レングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレン
グリコール、ポリプロピレングリコール、酸化エチレン
ー酸化プロピレン共重合体、オリゴサッカライド、シユ
ガーエステル、グリセリド、ソルビタンエステル類が挙
げられる。カプセル充填物質2の例としては、通常、軟
カプセルに充填されるいかなるものを用いてもよい。
例えば、痔疾治療剤、非麻薬性鎮咳薬、非ステロイドま
たは非ピリン系消炎鎮痛・解熱剤、抗生物質、抗パーキ
ソン氏病治療剤または脳・末梢血流改善剤等が挙げられ
る。二重ノズル3に供給された物質はノズルロから凝固
液4中に流出する。
凝固液4の温度は、一般に9〜10℃てあることが好ま
しい。凝固液4はゼラチン溶液と混じらない溶媒であつ
て、例えば、流動パラフィン、鉱物油、植物油等があげ
られる。凝固液4中に放出された物質は、その表面張力
により液滴5を形成する。
形成された液滴5は、液滴5がゾル状態にある間に種々
のキャビティを有する成形型8に送られ、成形冷却され
る。液滴5がゾル状態てある時間は、液滴の大きさ、凝
固液4の温度等に左右され限定的てはないが、通常3秒
以内である。従つて、流出から3秒以内に成形型8に送
られるのが適当である。冷却温度は特に限定的ではない
が、6〜7゜Cが好ましい。成形型8はカプセル回収管
6の内部にあつて、落下する液滴5をセンサー(図示さ
れていない)等により確認し挟示する。成形型の材質は
ガラス、アクリル、シリコン、テフロン等が例示される
が、シリコン、テフロンが好ましい。冷却された液滴5
は、カプセル回収管6を通つて分離板9により分離し乾
燥され、種々の形を有する変形シームレス軟カプセルが
得られる。回収された凝固液4は、セパレーター10か
ら定量ポンプ13を介して貯蔵タンク15に送られる。
凝固液4は再び定量ポンプ14を介して造粒部Aに供給
される。本発明によれば、成形型8の形状を変えると種
々の形態を有する変形シームレス軟カプセルが製造でき
る。
例えば、第3図に示される形態を有する変形シームレス
軟カプセルが製造できる。本発明により得られた変形シ
ームレス軟カプセルは、楕円等の形状を有し服用し易く
なる。皮膜処方に自由度を有し、易溶性カプセルを得る
こともできる。また、内容液と皮膜の精度が従来品の5
〜10%に比べて3%に向上する。さらに、比較的小さ
な径のものを得ることもでき、医薬品以外の用途(例え
ば、食品、菓子等)への応用も可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明装置の簡略化した全体図てある。 第2図は、第1図の造粒部Aの模式的拡大断面図である
。第3図は、本発明により得られた種々の形のカプセル
を表わす。図中の記号は以下の通りである:1・・・皮
膜物質、2・・・カプセル充填物質、3・・・二重ノズ
ル、4・・・凝固液、5・・・液滴、6・・・カプセル
回収管、9・・・分離板、10・・・セパレーター、1
1,12,13,14・・・定量ポンプ、15・・・貯
蔵タンク、16,17・・・恒温タンク。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 二重ノズルの先端より、カプセル充填物質と皮膜物
    質とを一定速度で冷却液中に流出して凝固させるシーム
    レス軟カプセルを製造する方法において、二重ノズルか
    ら流出した液滴がゾル状態にある間に、成形型中で成形
    冷却することを特徴とする変形シームレス軟カプセルの
    製造方法。 2 液滴が成形型に3秒以内に達する第1項記載の方法
    。 3 カプセル充填物質と皮膜物質とを流出する二重ノズ
    ルと、流出した液滴を凝固するための凝固液を還流する
    造粒部とを有するシームレス軟カプセルの製造装置にお
    いて、該造粒部に成形冷却する成形型を備えることを特
    徴とする変形シームレス軟カプセルの製造装置。 4 液滴が成形型に3秒以内に達する第3項記載の装置
JP58147635A 1983-08-11 1983-08-11 変形シ−ムレス軟カプセルの製造方法および製造装置 Expired JPS6046981B2 (ja)

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JPS6040056A JPS6040056A (ja) 1985-03-02
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JPS6052085U (ja) * 1983-09-19 1985-04-12 キタムラ機械株式会社 レ−ザ−加工機の加工物自動排出装置
JPWO2004000201A1 (ja) * 2002-06-24 2005-10-20 中外製薬株式会社 非球形シームレスカプセルの製造方法及び製造装置

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JPS6040056A (ja) 1985-03-02

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