JPS6046785B2 - 電気端子圧着装置 - Google Patents

電気端子圧着装置

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JPS6046785B2
JPS6046785B2 JP53055046A JP5504678A JPS6046785B2 JP S6046785 B2 JPS6046785 B2 JP S6046785B2 JP 53055046 A JP53055046 A JP 53055046A JP 5504678 A JP5504678 A JP 5504678A JP S6046785 B2 JPS6046785 B2 JP S6046785B2
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crimping
terminal
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wire
block
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フイリツプ・ユ−ジ−ン・ル−ミス
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は電気端子を電線の端部分に圧着させる装置に関
する。
従来の技術 従来技術として米国特許明細書第３，６２８，２２８号
及ひ第３，８３９，７７６号があり、これらは電線の，
端部分に電気端子を圧着させる装置であつて、端子圧着
ダイスを含み、該圧着ダイスを端子圧着場から離隔した
位置から端子圧着場まで移動させるために第１行路にそ
つて移動するように装架されたラム組立体と端子圧着場
から離隔した位置から・端子圧着場まて第１行路の横方
向に延びる第２行路にそつて移動するように装架された
端子圧着アンビルと、電気端子をダイスおよびアンビル
の間に位置設定させる機構と、アンビル上の端子がダイ
スおよびアンビルの間で圧着されるように、ダイスの到
着以前にアンビルを圧着場にまで移動させるアンヒル移
動機構とを有する電気端子圧着装置を開示している。
これらの公知の装置においては、前記端子が前記端子位
置設定機構によつて、ダイスとアンビルとの間に支持さ
れるべき位置まで送られた後に前記アンビルが圧着場ま
で送られる。
本発明の装置は、例えば米国特許明細書第４，７０６２
，１０６号による電線送り機構、および当業者には１閉
鎖圧着筒ョとして公知の管状圧着口輪を有する端子と共
に使用されることを特に意図されている。
電線端部分をこのような圧着口輪内に挿入する・ために
は、電線は圧着口輪によつて形成された管に対して軸方
向向に送られて該管内に係合されねばならない。
これは、口輪がＵ字状断面を有する０開放圧着筒ョ内に
、電線を側方に、、すなわち軸線に直角な方向に運動さ
せて口輪の開放頂部を通・つて係合させる場合に比較し
て電線の送り運動方向が異なる。電線を電線送り機械に
よつて端子圧着装置に送ろうとするとき、正確な長さの
電線を送ろうとすれば、該機械によつて軸方向に送られ
る電線の先頭端が圧着装置に対して予定の位置に到達し
たとき電線送り機械を停止させることが必要てあり、こ
の目的のためには、例えば光電的種類の電線端感装置に
よつて決定される電線端の位置に応じて電線送り機械を
停止させることが必要である。
もしも電線端が電線送り機械によつて管状圧着口輪内に
直接に送られるとすれば、電線端の最終位置は口輪の管
壁が邪まになつた感知され得ない。問題点を解決するた
めの手段本発明によれば、上述の米国特許明細書に記載
の電気端子圧着装置において、前記端子が前記端子位置
設定機構によつて、圧着楊から離隔した位置にあるとき
のアンビル上に配置され、次に該端子がアンビルと共に
圧着場に向かつて移動するようになつており、もつて第
２行路の方向に延びかつ電線把握機構によつて圧着場に
固定保持された電線の端部分が、前記アンビルの圧着場
到達時に前記端子内に挿入される。
従つて、電線端の位置を感知した後に、電線端を端子と
整合させて電線送り機械を停止させ、その後にアンビル
を圧着楊に向つて移動させることによつて該アンビル上
の端子を電線上に運動させることができる。
本発明の装置に使用できるのは管状の圧着口輪を有する
端子に限らず、Ｕ字状断面の圧着口輪を有する端子も含
まれるのは勿論てある。また、電線を圧着場の前方の例
えば固定クランプ内に手作動で送り込むこともできる。
実施例次に、本発明を実施例について図面を参照して説
明する。
本発明の圧着装置は絶縁された端子の形式（第１図）の
電気接続子４を、電気伝導性心線と絶縁被覆とを有する
電線１２の被覆除去端部分８上に圧着させるようになつ
ている。
接続子４はプラスチック坦持ストリップ１６を含む連続
的ストリップ２の形式で製造され、坦持ストリップ１６
からは接続子４が規則的間隔をもつて突出している。各
接続子４はプラスチックハウジングを有し、プラスチッ
クハウジングは坦持ストリップ１６と一体的に形成され
た前方部分１４を有しまた図示されていないが金属製の
レセプタクルすなわち端子の他の接触子部分を含んでい
る。ハウジングはまた電線筒圧着部分６および絶縁体圧
着部分１０をも有しており、端子は部分６内部に円筒状
電線筒を有している。圧着操作は電線の心線の被覆除去
端部分８を端子の金属電線筒内に挿入することによつて
遂行されるが、該筒はハウジングの部分６内部にあり、
また電線の絶縁被覆の端部分８はハウジングの部分１０
内に突入する。第２図に示されているように、接続子４
が坦持ストリップ１６から切断されると同時に圧着操作
が遂行された後、端子の電線筒はハウジングの部分６に
よつて電線の心線の端部分８に圧着されるとともにハウ
シングの部分１０は電線１２の絶縁被覆のまわりに圧着
される。つぎに圧着装置を第３図から第７図までを参照
して説明する。
圧着装置は、ペンチブレスのブレスプラテン（図示せず
）に締付けられるようにされた基板２２上のフレーム２
０（第４図乃至第６図）と、ラム組立体２６が第１行路
Ａにそつて往復運動するように滑動可能に含有されてい
るラム組立体ハウジング２４とを有する。
ラム組立体２６には圧着ダイス２８，３０が固定されて
いて、それぞれ接続子４の部分６，１０を圧着する。圧
着操作の間、接続子はアンビル３２の上方（作業）面上
の圧着場Ｃに支持される。アンビル３２は、以下に述べ
るアンビル移動機構によつて、第２行路Ｂにそつてダイ
スに接近および離隔するように移動される。アンビルの
原位置は、第４図に示されているように、ダイス２８，
３０の下方から引戻されたところにあつて、アンビルは
第４図に示されているように右方に位置している。スト
リップ２は、以下に述べる接続子送り機構２３によつて
、アンビルが引戻し位置（第４図）にあるときストリッ
プ２の先頭接続子４がアンビル上に配置されるように送
られる。アンビル３２が部分的に前進した位置において
（第５図）、アンビルが圧着場Ｃまですなわち第６図の
位置まで完全に進む以前に、先頭接続子は可動せん断ブ
咄ンク３４の作用によつてストリップから切断される。
ブロック３４を部分とするストリップせん断機構を以下
に説明する。圧着作動の後、アンビルは圧着装置の次の
作動サイクルの準備のため引戻し位置（第４図）にもど
される。圧着作動の間電線の端部分を把握するために電
線把握組立体３７が備えられているが、該組立体は、第
３図および第４図には開位置でまた第５図および第６図
には閉位置で示されている。以下に述べる接続子締付機
構３６は先頭接続子が坦持ストリップ１６から切断され
たとき該先頭接続子をアンビル３２上に保持するために
備えられている。圧着装置を以下に詳述する。
第３図から第７図ｊまでに示されているように、ラム組
立体２６は、ハウジング２４内を行路Ａにそつて鉛直方
向に往復運動をするように滑動可能に装架された主ラム
ブロック３８を含む。ラム３８はほぼ方形であつて上方
端には、接続部材４２が固定されたキヤツ・プ板４０を
有する。接続部材４２は込みせん４４を有し、込みせん
４４によつて接続部材４２は、圧着装置が装架されてい
るペンチブレス（図示せず）のラム４６に結合されてい
る。圧着高調整ダイヤル４８はダイ２８，３０のしや断
高の正確な）調整を可能とするために備えられている。
このようなダイヤルの作動の方式は英国特許明細書９４
４，４印号に開示されている。圧着ダイス２８，３０は
ラムブロック３８の前面上のリブ５４（第７図）に固定
手段４９（第３図および第７図）によつて固定されてい
るが、ダイスの下方端５２は圧着の間アンビル３２上の
接続子の部分６，１０を受容する上方に延びる凹所５０
（第７図）を形成している。
３ダイス２８，３０は中心開口５６（第３図および第７
図）を有していて、以下に述べる案内ブロック８６のた
めの隙間を提供する。
電線把握組立体３７は１対の電線把持ベルクランクレバ
ー５８，６０を有し、該ベルクランクレバー５８，６０
は第７図に示されているように上方端で重なりあつてい
て、フレーム２０上の固定被覆板７６の内面から延びる
共通ピン６２でピボット支えられている。
レバー５８，６０はそれらの間に電線を締付けるように
形成された下方自由端締付部分７４を有し、レバー５８
，６０の上方端の外側部分はピホツトピン６４，６６を
通じてリンク６８，７０に接続され、リンクの上方部分
７１はまた滑動ブロック８２から延びる共通ピボットピ
ン７２によつて軸動可能に接続されている。被覆板７６
は板７６の開口７８を貫通する固定子によつてブレス枠
組２０に固定されているので、板７６はラム４６と共に
移動しない。板７６の中心みそ孔８０はリンク６８，７
０が装架されているピン７２に隙間を提供する。滑動ブ
ロック８２は案内ブロック８６の側壁８４の間に含まれ
ている。
。側壁８４はダイス２８，３０の開口内に延び、滑動ブ
ロック８２はブロック３８のリブ５４の間の中心凹所８
８内に配置されていてファスナー８７によつて固定され
ている。滑動ブロック８２は第３図から第７図までに示
されているようにばね９０によつて下方に偏倚されるが
、ばね９０はブロック８２の上方端の開口内に受容され
かつブロック３８に固定された案内ブロック９６の開口
９４を貫いて上方に延びてい．る。
ばね９０の上方端はキャップ板４０の下方面の開口１０
０内に配置される。ブロック９６は、ブロック３８内の
横方向に延びる凹所９８（第７図）内で、ファスナーに
よつてブロック３８に固定される。第４図乃至第６図か
ら明らかなように、ラム組立体２６の下方運動の間（す
なわち作業行程の間）、ピン７２は押下されてレバー５
８，６０を、それらが第５図に示されているように電線
の端部分に締付係合するまで、相互に軸動させる。
電線の締付けはラム組立体２６の作業行程の初期の部分
で行われ、該行程の残余の間では、ばね９０は第６図に
示されたように圧縮されておりまた滑動ブロックはほぼ
固定されたままである。つぎにストリップせん断機構を
説明する。以下に述べる送り機構によつてアンビル３２
の表面１３４，１３６に送られた先頭接続子４はストリ
ップ２からせん断されるが、該ストリップ２）もまた可
動せん断ブロック３４のせん断縁１０２，１０６によつ
て、それが第４図の位置から第５図の位置まで下方に弧
をえがいて移動するときに、横方向に切断される。
縁１０２，１０６は、接続子せん断板１０４およびスト
リップせん断板１０３（第７図）上のそれぞれの固定せ
ん断縁１０４″，１０９と協同する。板１０３は全体的
にＬ字状であり、またせん断縁１０９が備えられた水平
方向に延びる部分を有しており、該部分は装架ブロック
１１４の前方端内の凹所１０５内に延びている。ブロッ
ク１０３の垂下部分は板１０４とブロック１１４との間
に配置され、板１０４はブロック１１４に固定され、フ
ァスナー（図示せず）は孔１０７を貫いて延びていて両
ブロック１０３，１０４をブロック１１４に固定する役
割を果す。装架ブロック１１４の前方端の左側（第７図
において）は右側よりも後方に設定されていて、ブロッ
ク１０３の垂下部分の厚みを収容する。ブロック１１４
はファスナー１１５（第４図および第６図）によつて枠
組の基板２２に固定される。可動せん断ブロック３４は
、ブロック１１４内の凹所内のピボットピン１１２に装
架されたＬ字形せん断レバ１１１の前方に延びる足１１
０に固定されている。
フアスー１０８は第４図および第５図には示されていな
い。レバー１１１の上方に延びる腕１１６はその上方自
由端の近くにカム従節１２０を坦持し、カム従節１２０
はカム板１２２の面内のカムトラック内に係合し、また
カム板１２２はフランジ１２４を有していて該フランジ
によつてラムブロック３８の右方面（第４図から第６図
までにおいて）に固定されているので、該カム板１２２
はラムと共に下方に移動する。カムトラックはレバー１
１１の運動を制御する側方片寄り部分１２６，１２８，
１３０を有する。ラ１４組立体２６が上死点位置（第４
図）にあるとき、カム従節１２０はカムトラックの最下
部分１２６にあるので可動せん断板３４はストリップ１
６の面の上にある。ラム組立体２６の作業行程の間、レ
バー１１１はカム従節１２０がカムトラックの部分１２
８内に移動すると小さな逆時計回りの（第５図において
）弧を通じて揺動するので、縁１０２，１０４″は協同
して先頭接続子をストリップからせん断しまた縁１０６
，１０９は協同してストリップ１６をその長さに垂直に
せん断する（第５図）。その結果生じたスクラップ坦持
ストリップの切断片はブロック１１４の凹所１３１およ
び基板２２の開口１３２をへて落下する。ラム組立体６
が下死点位置に接近すると、カム従節１２０はカムトラ
ックの部分１３０に移動する結果、レバー１１１は小さ
な時計回りの弧（第６図において）を通じて揺動し、後
述する理由から可動せん断ブロック３４を上昇させる。
つぎにアンビル移動機構を説明する。
アンビル３２は作業面部分１３４，１３６を有している
が（第７図）、部分１３４の方は広くて接続子４のハウ
ジング部分１４を受容するような寸法を与えられ、また
部分１３６は端子ハウジングの部分６，１０を支持する
ような寸法を与えられている。部分１３６と同じ広がり
のアンビルの側面は圧着ダイス２８，３０にすき間を提
供するように逃げを与えられている。アンビル３２は滑
り組立体１３７（第７図）の支持ブロック１３８上に装
架されて、滑り組立体１３７に固定される。細長い腕１
４０がブロック１３８から後方に延びているが、これは
すベリプロツク１４２と一体に形成されている。ブロッ
ク１４２にはほぼＬ字状の調整部材１４４がピン１４８
によつて調整可能に固定されており、またピン１４８は
調整ブロック１４４の前方に延びる腕１４６を貫いてす
ベリプロツク１４２内の特大の細長いみそ孔内に延びて
いる。ブロック１４４の横方向腕１５２はブロック１４
２の右方面（第３図から第５図までにおいて）から離隔
しており、止めねじ１５０が腕１５２を貫いて延びブロ
ック１４２内に係合している。この配置によつてブロッ
ク１３８の位置従つてアンビル３２の位置の正確な調整
が可能となり、従つて前進行程の終了時におけるアンビ
ルの正確な位置が予め決定され得る。滑り組立体１３７
はレバー１５６（第７図）によつて引戻し位置（第４図
）と前進位置（第６図）との間を移動するが、、該レバ
ー１５６の下方端は１５４においてブロック１４４の腕
１４６の前方端部分にピボット支えられている。
レバー１５６は、以下に述べる接続子保持腕１７２をク
リアするために両端の中間で側方に曲げられてており、
また枠組２０の左側にある短軸１５８にピボット支えさ
れている。レバー１５６の上方端にはカム従節１６０が
備えられており、カム従節１６０はカム板１２２に固定
されているカム板１６８の面のカムトラックに受容され
る（第７図）。カムトラックは下方部分１６２、中間部
分１６４、土方部分１６６（第５図）を有しており、こ
れらの部分によつてレバー１５６は、ラム組立体２６の
作業行程の間、小さな時計回り（第５図において）の弧
を通じて揺動する。ラム組立体２６が不死点位置に到達
する以前にレバー１５４が該軸動運動を完了することは
カムトラックの形状よりして明らかであり、その結果、
アンビル３２はダイス２８，３０が最下点に達する以前
に（第６図）、行路Ｂにそつてダイス２８，３０の下に
到達する。ラム組立体２６が上死点位置（第４図）に戻
る間、アンビル３２は引戻し位置にもどる。接続子締付
け機構３６をつぎに説明する。アンビル３２が、上述し
たように、第４図の引戻し位置から第６図の前進位置ま
で運動する間、切断された先頭接続子４はアンビル３２
の作業面に締付けられる。この締付け機構は圧着時に（
第６図）・接続子を解放し、圧着作動の間の金属電線筒
の押出しの結果として、部分６，１０が圧着されるとき
に起るハウジング部分１４のわずかな移動を許容する。
機構３６は下方に面する面を有する締付けプロ・ツク１
７０を有するが、下方に面する面はアンビル３２上に先
頭接続子のハウジング部分１４をまたがせるような輪廓
を有している。
ブロック１７０は、締付腕１７４の側方に延びる端部分
１７２に固定され、締付け腕１７４はレバー１５６の片
ノ寄り部分を後方に向かつて過ぎ締付け腕ハウジング１
７６の内部に延びている。ハウジング１７６は、滑り組
立体１４７のブロック１４２および調整部材１４６にま
たがる垂下側壁１８２，１８４を有する。ハウジング１
７６は、開口１８６を貫いて延びるファスナー（図示せ
ず）によつてブロック１４２に固定され、また中空の内
部を有していて、以下に説明する締付け腕１７４および
カムすベリ１８８を収容する。腕１７４はハウジング１
７６内で横方向ピン１７８に軸動可能に装架され、偏倚
ばね１８０が腕１７４を第５図に示した位置まで下方に
押圧する。
ばね１８０の端は腕１７４内の凹所およびハウジング１
７６の内側面の凹所に受容されている。圧着装置の作動
サイクルの始動以前は、締付け腕１７６は止めねじ２０
６によつてばね１８０の作用に対抗して上昇位置に維持
されるが、止めねじ２０６は腕１７４を貫いて係合して
せん断ブロック３４の上面に当接する。しかし、せん断
レバー１１１がその反時計回りの弧を通じて第４図の位
置から第５図の位置まで揺動すると、腕１７４はばね１
８０の作用下で下方に移動して切断された先頭接続子４
をアンビル３２の作業面に抗して締付ける。上述したよ
うに、圧着作動の直前に接続子を解放することが望まし
く、この目的のために、カムすベリ１８８はブロック１
４２の上方面１８９上に滑動可能に支持される。
ブロック１８８の左方端（第４図から第７図まてにおい
て）は上方突出歯１９０を有していて腕１７４の下側の
カム面２０４と協同するが、その配置は、ハウジング１
７６がすベリ１８８に対して相対的左方運動（第４図お
よび第５図の位置から第６図の位置まで）をすると歯１
９０が締付け腕１７４を第６図に示したように上昇させ
るようなものである。すベリ１８８の下側には凹所１９
２があつて、ブロック１４２の面１８９に装架されてい
るピン１９４を受容し、またばね１９６がピン１９４と
凹所１９２の右方端（第４図から第６図まてにおいて）
との間に含まれていて、その結果４図から．第６図まで
にみられるように、カムすベリ１８８はばね１９６によ
つて右方に偏倚される。
すベリ１８８の右方向運動の限界は、基板２２に固定さ
れた固定支持ブラケット２００を通じて係合している止
めねじ１９８によつて決定される。プロツ・ク１４２の
面１８９上でのすベリ１８８の運動は、ハウジング１７
６の側壁１８２，１８４に備えられた案内路（第７図）
によつて案内される。圧着装置の作動サイクルの始動以
前には（第４図）、すベリ１８８はばね１９６によつて
ねじ１９８に押圧されている結果、歯１９０は腕１７４
のカム面２０４を越えて（カム面の左方に）位置してい
る。しかし、腕１７４はせん断板３４に当接している止
めねじ２０６によつて上昇位置に維持される。ラム組立
体２６の初期の下降運動の間、レバー１１１はその小さ
な逆時計回りの弧を通じて揺動しまた可動せん断板３４
は止めねじ２０６から離隔するように移動するので、偏
倚ばねノ１８０は腕１７４を下方に駆動して切断された
先頭接続子をアンビル３２に対抗して締付ける（第５図
）。ブロック１４２が左方向運動、従つてアンビルすベ
リ組立体１３７が第５図の位置から第６図の位置までの
左方向運動をするとき、ばね１９６はピン１９４がすベ
リ１８８内凹所１９２の左方端に係合するまですベリ１
８８を静止させておく。ブロック１４２のこのような運
動の間、腕１７２の下側のランプ２０５は歯１９０に対
抗して静止し、その結果、すベリ１８８と組立体１３２
とはユニットとして左方に（第５図および第６図におい
て）移動し、すベリ１８８は止めねじ１９８から離隔す
るように動く。組立体１３７およびすベリ１８８は圧着
場Ｃに向かつて前進するが、先頭接続子４は依然として
アンビル３２に締付けられている。しかしラム組立体２
６が下死点位置に接近すると、レバー１１６は小さな時
計回り（第６図において）の弧を通じて移動し、せん断
ブロック３４を上方に弧状に移動させる。。せん断ブロ
ック３４のこのような運動の間、せん断ブロック３４は
止めねじ２０６と係合することによつて締付け腕１７４
を上昇させる。腕１７４が上方に移動すると、すベリ１
８８はばね１９６によつて腕１７４の下側に対して相対
的に右方向に移動される。ラム組立体２６および滑り組
立体１３７の戻り行程の間、腕１７４は、作動サイクル
のこの段階において腕１７４の右方部分の下側に当接し
ている歯１９０によつて、上昇位置に維持されている。
滑り組立体１３７の戻り行程の最終段階の間、カムすベ
リ１８８は止めねじ１９８に係合しまた部品は第４図に
示した位置に戻つている。
すベリ組立体１３７の戻り行程のこの最終部分の間、締
付け腕１７４はせん断ブロックが止めねじ２０６と係合
することによつて上昇位置に保持される。つぎに接続子
送り機構２３を特に第３図を参照して説明しよう。接続
子４のストリップ２は装置、の各作動サイクルの終了時
にストリップのピッチに等しい距離だけ（すなわち、接
続子４の間隔だけ）送りを与えられ、ストリップ２の先
頭接続子４がアンビル３２上に置かれる。送り機構２３
は右方端（第３図において）に装架ブ咄ンク２１０を有
する接続子送り板２０８を有し、また該装架ブロック２
１０によつて板２０８は基板２２に固定される。ストリ
ップ２は送り指片２１２によつて送られるが、送り指片
２１２はピストン棒２１８の端に固定された装架ヘッド
２１６上のピボット２１４に軸動可能に装架されている
。またねじりばね２１５が備えられていて送り指片を第
３図にみられるように時計方向に偏倚させる。ピストン
棒２１８は、装架ブラケット２２２内に滑動可能に装架
された支持ブ七ツク３００によつて該装架ブラケット２
２２内に装架された空気ピストン・シリンダユニット２
２０から延びており、またブロック３００を通じて係合
された調整ねじ２２３が該装架ブラケット内に受容され
ていて、その結果送り指片２１２の行程はねじ２２３を
回転させることによつて精度の限界内で調整され得る。
ブラケット２２２内に係合した締付けねじ２２５によつ
てユニット２２０は所望の調整位置に固く締付けられ得
る。ブラケット２２２はハウジング２４にボルト締めさ
れた装架フランジ２２６に２２４できつく固定されてい
る。上述した圧着装置の作動をつぎに第８図から第１１
図まてを参照して要約しよう。
電線１２は、電線送り機械（図示せす）の電線把握器３
０１をへて、第８図に示されているように、電線の軸方
向に圧着装置に向け送られる。電線送り機械は例えば米
国特許明細書第４，０６２，１０６号によるものでよい
。電線１２が予定の軸方向位置に達すると、電線の前進
は電線端検知装置（図示せず）によつて停止される、す
なわち、電線端検知装置は電線１２の端が予定の軸方向
位置に達したとき電線送り機械を停止させる。
圧着装置の部品は最初、圧着装置の作動サイクルの始動
以前は、（第４図に対応して）第８図に示されたように
位置している。電線送り機械が電線を第８図に示したよ
うに位置設定した後、ペンチブレスが付勢されて、圧着
装置は、例えば電線送り機械の作動サイクルの間閉じら
れるスイッチ（図示せず）によつて、作動サイクルを遂
行する。各サイクルの間、ラム組立体２６は第８図の上
死点位置から第１１図の下死点位置まで行路Ａにそつて
移動する。ラム組立体のこのような移動の間、アンビル
３２上の接続子４は坦持ストリップ１６から切断され、
締付け腕１７４によつてアンビル３２に締付られるが、
レバー５８，６０の締付け部分７４が電線１２上に降下
しついでそれを把握するように閉じられる（第９図）。
アンビル３２が行路Ｂにそつて最大前進位置まで移動す
ると電線１２の端が接続子４の金属電線筒内に挿入され
（第１０図）、締付け腕１７４が接続子４を解放し、ま
た接続子４は圧着場Ｃにおいてダイス２８，３０によつ
て（第１１図）電線に圧着される。圧着装置の部品はつ
ぎに最初の位置に戻される。電線送り機械によつて前進
するときの電線端部分８の位置は、例えば光電的感知装
置によつて容易に感知され得るので、電線１２の圧着場
Ｃへの送りは厳密に予定の瞬間に停止されて送られた導
線の長さを正確に決定することがてきる。
もしも電線端８が接続子の管状金属圧着筒内に直接に機
械によつて送られるとすれば、このようなことは不可能
てある。しかし上述の圧着装置においては、電線端部分
８は電線送り機械が停止するまて完全に露出されている
。本発明の圧着装置は勿論上述のもの以外の端子、例え
はＵ字状断面の圧着口輪を有する端子と共に使用するこ
ともできる。
【図面の簡単な説明】
第１図は圧着装置が使用を意図されている型の電気接続
子ストリップの１片の斜視図、第２図は圧着装置によつ
てストリップから切断されかつ電線に圧着されたコネク
タの斜視図、第３図は圧着装置の前面図、第４図は圧着
装置の断面図てあつて、圧着装置の圧着サイクルの開始
以前の部品の位置を示し、第５図および第６図は第４図
に同様の図であるが、圧着装置のラム組立体の作業行程
の途中での部品の位置（第５図）、およびラム組立体の
下死点位置（第６図）を示し、第７図は圧着装置の主要
部品、特にラム組立体およびアンビル移動機構を示す分
解斜視図、第８図から第１１図まては圧着装置の作動を
示す一連の分解断面図である。 ８・・・・・・電線の端部分、Ａ・・・・・・第１行路
、１２・・・・・電線、Ｂ・・・・・・第２行路、２６
・・・・・・ラム組立体、Ｃ・・・・・・端子圧着場、
２８，３０・・・・・・端子圧着ダイス、３２・・・・
・・端子圧着アンビル、１３７，１１６・・・・アンビ
ル移動機構、２１２，２２０・・・・・・電気端子の位
置設定機構。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 １ 電線１２の端部分８に電気端子を圧着させる装置で
    あつて、端子圧着ダイス２８，３０を含み、該圧着ダイ
    ス２８，３０を端子圧着場Ｃから離隔した位置から端子
    圧着場Ｃまで移動させるために第１行路Ａにそつて移動
    するように装架されたラム組立体２６と、端子圧着場Ｃ
    から離隔した位置から端子圧着場Ｃまで第１行路の横方
    向に延びる第２行路Ｂにそつて移動するように装架され
    た端子圧着アンビル３２と、電気端子をダイス２８，３
    ０およびアンビル３２の間に位置設定させる機構２１２
    ，２２０と、アンビル３２上の端子がダイス２８，３０
    およびアンビル３２の間で圧着されるように、ダイス２
    ８，３０の到着以前にアンビル３２を圧着場Ｃにまで移
    動させるアンビル移動機構１３７，１１６とを有する電
    気端子圧着装置において、前記端子が前記端子位置設定
    機構２１２，２２０によつて、圧着場Ｃから離隔した位
    置にあるときのアンビル３２上に配置され、次に該端子
    がアンビル３２と共に圧着場Ｃに向かつて移動するよう
    になつており、もつて第２行路Ｂの方向に延びかつ電線
    把握機構３７によつて圧着場Ｃに固定保持された電線１
    ２の端部分８が、前記アンビル３２の圧着場到達時に前
    記端子内に挿入されることを特徴とする電気端子圧着装
    置。 ２ 特許請求の範囲第１項に記載の圧着装置において、
    前記電線把握機構が、電線１２を該電線１２の端部分８
    が圧着場Ｃにありかつ該電線１２の軸線が第２行路Ｂと
    同じ方向に延びるように配置させる電線把握組立体３７
    を含み、該電線把握組立体３７が前記ラム組立体２６に
    接続されておりかつ該ラム組立体２６が圧着場Ｃに向か
    つて移動している間に電線のまわりに閉じられることを
    特徴とする圧着装置。 ３ 特許請求の範囲第１項あるいは第２項に記載の圧着
    装置において、前記端子位置設定機構２１２、２２０は
    、アンビル３２が圧着場Ｃから離隔した位置にあるとき
    、端子ストリップ２をアンビル３２に向けて送りもつて
    該ストリップ２の先頭端子をアンビル３２上に配置させ
    ることを特徴とする圧着装置。 ４ 特許請求の範囲第１項、第２項あるいは第３項に記
    載の圧着装置において、前記端子位置設定機構２１２，
    ２２０が、アンビル３２を圧着場Ｃに向かつて移動させ
    る間は端子をアンビル３２に締付け、また圧着ダイス２
    ８，３０を圧着場Ｃにまで運動させると同時に該端子を
    釈放する端子クランプ１７０を有していることを特徴と
    する圧着装置。 ５ 特許請求の範囲第４項に記載の圧着装置において、
    前記端子クランプ１７０は、アンビル３２と共に可動で
    ありかつ通常は該アンビル３２に対して上昇位置にある
    クランプ腕１７４上に備えられており、前記端子位置設
    定機構がさらにカム装置１８８を含み、該カム装置１８
    ８は前記ラム組立体２６と前記クランプ腕１７４との間
    に作用して、前記端子クランプ１７０を運動させて該端
    子クランプ１７０を、アンビル３２上の端子と係合させ
    ると同時に端子をストリップ２から切断し、また前記カ
    ム装置１８８は前記圧着ダイス２８，３０が圧着場Ｃに
    まで運動すると同時に、前記クランプ腕１７４を上昇位
    置に復帰させて端子を釈放するようになつていることを
    特徴とする圧着装置。 ６ 特許請求の範囲第５項に記載の圧着装置において、
    前記端子位置設定機構が前記ラム組立体２１によつて作
    動されるとともに前記せん断部材３４を上昇位置と切断
    位置との間で運動させる別のカム装置１１１，１２０，
    １３０を有することによつて前記クランプ腕１７４が上
    昇位置に保持されかつクランプ位置に下降し得ることを
    特徴とする圧着装置。
JP53055046A 1977-05-11 1978-05-11 電気端子圧着装置 Expired JPS6046785B2 (ja)

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