JPS604620A

JPS604620A - ロボツト用伝動装置

Info

Publication number: JPS604620A
Application number: JP11219083A
Authority: JP
Inventors: Hisashi Nakamura; 中村　比佐志; Yoshiaki Matsumoto; 松本　良明; Yoshimasa Chiba; 千葉　芳正
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 1983-06-20
Filing date: 1983-06-20
Publication date: 1985-01-11

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は回転軸の偏心を防止するロボット用伝動装置
に関するものである。

従来、ロボット用伝動装置として、第１図に示すものが
知られている。この図において、（１）は回転軸であり
、外周の一端側に係止面（２）を、他端側にねじ（３）
をそれぞれ有している。（４１、＋５１は軸受であシ、
その内輪（６１、（７）には回転軸（１）が密に内嵌支
持され、かつ外輪（８１、（９１は軸受ケースα０）の
内面に密に内嵌支持されている。（１１）はスリーブで
あり、回転軸（１）に外嵌され、上記内輪（６１、（７
１０間隔を保持している。□□□）は上記回転軸（１）
のねじ（３）に螺着されたナツトであり、このナラ）　
（１２１の締め付けによシ、このナラ）　ｕ２１と上記
回転軸（１）の係止面（２）とで、２つの軸受（４１、
（５）の内輪＋６１　、　（７１間が挾持されている。

（１３）は軸受ナツト、（１４１，（１５１はオイルシ
ール、０６）は回転軸（１）の一方の外端部に設けられ
た入力または出力用のギヤである。

上記構成では、回転軸（１）の係止面（２）、スリーブ
ｕＤの両端面、ナラ）　（１２１の抑圧端面などが回転
軸（１）の軸線ａηに対して直角でない場合には、ナツ
ト（Ｉ２１を締め付けたとき、回転軸（１）の４１１１
　線１１ηが曲がり、回転軸端部が偏心する。このため
、動作精度が安来されるロボットでは、高度な加工技術
により、上記回転軸端部の偏心防止に対処しなければな
らず、コストアップを招く欠点があった。

この発明は上記観点からなされたもので、ナツトと軸受
間に座金を介装するものとして、その座金の形状を改心
するだけの、きわめて簡単かつ安価な４１１ｒ成によシ
、加工精度を緩和しながらも、軸受の内輪を安定よく強
固に締め付けるとともに、回転軸端部の偏心防止に対処
できるロボット用の伝動装置を提供することを目的とし
ている。

以下、この発明の実施例を図面にもとづいて説明する。

第２図はこの発明の一実施例にかかるロボット用伝動装
置遁の一部切欠ａ＋Ｕ面図である。この図において、第
１図に示されたものと同一物については同一符号がつけ
られている。

第２図のように、この発明ては、ナツト■と軸受（４）
の内輪（６）との間に座金ｕｍが介装されている。

すなわち、ナツト曽により座金＋１８１が締め付けられ
、座金（１８）と回転軸（１）め係止面（２）とで、軸
受（４）　、　１５１の内輪＋６１　、　＋７１間が挾
持されている。第３図、第４図に示すように、上記座金
ｕｇの内周部１９）は、ナツト（１２）側から軸受（４
）の内輪（６）側に向かってラッパ状に拡大形成されて
いる。すなわち、ナツト（１カにより内輪（６）に押圧
された座金（１Ｂ＋は、その一端の最も肉薄部分ｃ！０
）において上記内輪（６）の端面に押し付けられている
。また、上記内周部（１ωのナツト（Ｉ２１側の小径部
（肉厚内周部）　（２１）は回転軸（１）の外周部に支
持され、もって環状の上記肉薄部分（渕が内輪（６）の
端面周縁部に、これと同心状に配置されている。その他
の構成は従来と同様であシ、したがってその説明は省略
する。

このような座金（１８１を採用すると、ナツト（１２１
を締め付けたとき、先端の最も肉薄部分（イ）が軸受（
４）の内輪（６）Ｋ抑圧されてつぶれ、この内輪（６）
となじむので、係止面（２）、スリーブαＤの両端面、
ナラ）　（１２）の抑圧端面などが回転軸（１）の軸ｍ
ｕｉに対しては角でない場合でも、その主要因である加
工誤走を、上記座金（１８１の内輪（６）に対するなじ
み効果により吸収することができ、したがって、加工精
度を緩和しながらも、回転軸（１）の軸線αηの曲がり
を防止し、回転軸端部の偏心を回避することができる。

また、座金αｍの肉薄部分■は軸受（４）の内輪（６）
の端面周縁部に押圧されるので、これによって上記内輪
（６）は安定良く強固に締め付けられる。

以上の説明から解るように、この発明のロボット用伝動
装置によれば、座金の内周部を、ナツト側から軸受側に
向かってラッパ状に拡大形成するだけの、きわめて簡単
かつ安価な構成により、加工精度を緩和しながらも、軸
受の内輪を安定良く強固に締め付けるとともに、回転軸
端部の偏心防止に対処できる効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のロボット用伝動装置の一部切欠側面図、
第２図はこの発明の一実施例にかかるロボット用伝動装
置の一部切欠側面図、第３図は第２図の要部拡大図、第
４図は座金の断面図である。（１）・・・回転軸、（２）・・・係止面、（３）・・
・ねじ、（４１、＋５１・・・軸受、（６１、＋７１・
・・内輪、＋８１　、　（９）・・・外輪、（ｌω・・
・軸受ケース、（１１１−・・スリーブ、（１２１・・
・ナツト、０８１−・・座金、０！Ｉ）・・・内周部、
■・・・肉薄部分。なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）外周の一端側に係止面を、他端側にねじをそれぞ
れ肩する回転軸と、この回転軸を支持した２つの軸受と
、上記回転軸に外嵌して上記両軸受の内輪間隔を保持し
たスリーブと、上記ねじに螺着されたナツトによシ締め
付けられ、上記係止面とで上記両軸受の内輪間を挾持す
る座金と、上記両軸受の外輪を支持した軸受ケースとを
備え、上記座金の内周部を、ナツト側から軸受側に向か
ってラッパ状に拡大形成したことを特徴とするロボット
用伝動装置。