JPS604599Y2 - 渦流式微粉砕機の軸受部冷却装置 - Google Patents

渦流式微粉砕機の軸受部冷却装置

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Publication number
JPS604599Y2
JPS604599Y2 JP10145381U JP10145381U JPS604599Y2 JP S604599 Y2 JPS604599 Y2 JP S604599Y2 JP 10145381 U JP10145381 U JP 10145381U JP 10145381 U JP10145381 U JP 10145381U JP S604599 Y2 JPS604599 Y2 JP S604599Y2
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JP
Japan
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blade row
shaft
bearing
chamber
air
Prior art date
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Expired
Application number
JP10145381U
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English (en)
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JPS586741U (ja
Inventor
文夫 宇野
善信 沢田
Original Assignee
株式会社トヤマキカイ
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Publication date
Application filed by 株式会社トヤマキカイ filed Critical 株式会社トヤマキカイ
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、渦流式微粉砕機の軸受部を強制的に冷却する
ための装置に関する。
従来のこの種の渦流式粉砕機の軸受冷却装置は、主とし
てベアリングハウジングに放熱フィンを取付け、自然放
熱を行っている。
このため従来の装置では、放熱が不充分になる場合が多
く、時には軸受の焼き付けによる破損が生じることもあ
った。
また軸受部あるいはシール部に粉砕機本体より粉塵が侵
入し、その部が早く摩耗してしまうことも多く発生して
いる。
そこで本考案は、軸受部の放熱を確実なものとし、また
軸受部やシール部の摩耗を防止することを目的とし、軸
受部に冷却ファンを設けて大気を強制侵入することによ
り軸受部の放熱を行なっている。
以下、本考案を第1図およびび第2図に示す一実施例に
もとづいて具体的に説明する。
本考案は、渦流式微粉砕機1を前提としている。
その渦流式微粉砕機1は、第1に示すように筒体2、軸
3、攪拌翼列4、送入翼列5および送出翼列6を備えて
いる。
筒体2の下部は原料の供給ロアに通じ、上記筒体2の上
部は空気絞り板8を介して排気室9を形威し、この排気
室9から排出口10に通じる。
軸3は上記筒体2の中心線上に配置され、上下の軸受1
1,12により回転自在に支持されている。
そしてモータ13は基台14の上に設置されており、■
プーリ15,16およびVベルト17で上記軸3を回転
させる。
また攪拌翼列4は上記軸3の中央部に固定され、軸3に
一定間隔で嵌装した円板18とこの各円板18に半径方
向に一定間隔で放射状に設けた複数の垂直方向翼板19
とで構威されている。
送入翼列5は上記軸3の下方に固定された円板18の一
部で下向きに構威され、上記供給ロアから供給された原
料を上方の上記攪拌翼列4へ送り込む。
一方、送出翼列6は排気室9の内部において上記軸3の
上部に下向きに固定され、上記攪拌翼列4からの粉砕物
を空気とともに上記排出口10へ送り出す。
そして本考案の軸受部冷却装置20は、第2図に示すよ
うに、上部軸受部21に冷却室22を形成し、この冷却
室22を空気取入口23に連通させ、かつ上記冷却室2
2を連通路24により上記排気室9に連通させて構威し
である。
上記冷却室22は軸3の周囲に形成されていて、その上
部はグリースシール25で閉じられている。
このグリースシール25は軸受11の下方に形成されて
いるグリース溜り26のグリースの流下を防止している
空気取入口23は冷却室22の一側に形成されていて、
その経路にはフィルタ27およびコック28が設けであ
る。
また連通路24は軸3の外周面に比較的小さな開口面積
で形成されて、排気室9の上面に開通している。
排気室9の送出翼列6は本来下方に位置する筒体2の内
部の空気および粉砕物を吸引するものであるから、既に
述べたように下向きに形成されている。
そこで本考案は、冷却室22の空気を排気室9の内部に
導びくために、上面にも翼列29を設けている。
しかし送出翼列6が上方の冷却室22に対しても空気の
吸引作用をする形成のものであれば、上記翼列29は省
略してもよい。
次に作用を説明する。
モータ13によって軸3が駆動されると、軸3とともに
送入翼列5、攪拌翼列4および送出翼列6が回転する。
そこで供給ロアから原料を供給すると、送入翼列5によ
って原料および空気が筒体2の内に流入し、攪拌翼列4
によって粉砕される。
さらにこの粉砕物は攪拌翼列4によって粉砕されながら
上方の排気室9へ送られ、送出翼列6によって排出口1
0から排出される。
一方、上部軸受部21において排気室9の翼列29の回
転による吸入力で空気が空気取入口23からフィルタ2
7を通過しコック28で流量調整されて冷却室22に入
いる。
この冷却室22では流入空気は上部軸受部21の内部を
冷却しつつ軸3の回転に応じて螺旋運動しながら連通路
24を経て排気室9に入いり、粉砕物とともに排出口1
0より排出される。
これにより、渦流式微粉砕機1の内部の衝撃および摩擦
で発生し上部軸受部21に伝わった熱および上部軸受部
21でころがり摩擦により発生し熱は流入空気に触れて
それとともに放出される。
また流入空気(清浄空気)が常時強制的に取入れられ、
排気室9に流入するため、渦流式微粉砕機1の内部の粉
体や塵埃などはほとんど軸受11の内部やグリースシー
ル25の内部に流入しなくなる。
なお上記実施例は空気の取入れに排気室9の翼列29を
用いているが、この空気取入れは第2図のように冷却室
22の軸3に螺旋状のファン30を取付けてもよい。
またこのファン30は第3図のように多数枚に分割して
設けてもよい。
もちろん翼列29は遠心送風機の原理で送風し、またフ
ァン30は軸流送風機として作用する。
本考案によれば、粉砕時に翼列またはファンによって常
時上部軸受部に空気が強制吸入され、粉砕機内部の粉砕
物とともに排出口より排気させるため、粉砕により発熱
し軸受部へ伝銭った熱および軸受部で発生した熱を空気
流入により低下させることができ、軸受部の放熱が確実
となり、また粉砕機本体からシール部および軸受部への
塵埃流入がなくなり、しかも流入空気が微粉砕時におけ
る粉の輸送空気調整にも粉砕効果に無影響のまま利用で
きるから、輸送空気の調整が独立的に行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の渦流式微粉砕機の一部破断側面図、第
2図はその軸受部冷却装置の断面図、第3図はファンの
他の形状を示す側面図である。 1・・・・・・渦流式微粉砕機、2・・・・・・筒体、
3・・・・・・軸、4・・・・・・攪拌翼列、5・・・
・・・送入翼列、6・・・・・・送出翼列、7・・・・
・・供給口、9・・・・・・排気室、10・・・・・・
排出口、13・・・・・・モータ、20・・・・・・軸
受部冷却装置、21・・・・・・上部軸受部、22・・
・・・・冷却室、23・・・・・・空気取入口、24・
・・・・・連通路、29・・・・・・翼列、30・・・
・・・ファン。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)下端に原料の供給口を有し上端に排気室および排
    出口を有する筒体と、この筒体の中心線上に回転自在に
    支持されモータにより駆動される軸と、この軸の中央部
    に装着され複数の円板と翼板とからなる攪拌翼列と、上
    記軸の下部に装着され上記供給口からの原料を上記攪拌
    翼列へ送り込む送入翼列と、上記排気室の内部で上記軸
    に装着され上記攪拌翼列からの粉砕物を上記排出口へ送
    り出す送出翼列とを備え、上記供給口から供給した原料
    を攪拌翼列により攪拌粉砕し排出口から排出させるよう
    にした渦流式微粉砕機において、上記軸の上部軸受部冷
    却室を形威し、この冷却室を空気取入口に連通させ、か
    つ上記冷却室を連通路により上記排気室に連通させたこ
    とを特徴とする軸受部冷却装置。
  2. (2)上記送出翼列は上記冷却室の空気を吸引するため
    の翼列を有することを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第(1)項記載の軸受部冷却装置。
  3. (3)上記軸は上記冷却室の内部に上記空気取入口から
    の空気を上記連通路から上記排気室に送り込むためのフ
    ァンを有することを特徴とする実用新案登録請求範囲第
    (1)項または第(2)項記載の軸受冷却装置。
JP10145381U 1981-07-08 1981-07-08 渦流式微粉砕機の軸受部冷却装置 Expired JPS604599Y2 (ja)

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JPS586741U JPS586741U (ja) 1983-01-17
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JP2015104727A (ja) * 2013-11-28 2015-06-08 ディーエヌテック インコーポレイテッドDntek Inc. 乾式粉砕機

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JPS586741U (ja) 1983-01-17

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