JPS6045769B2 - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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Publication number
JPS6045769B2
JPS6045769B2 JP55067619A JP6761980A JPS6045769B2 JP S6045769 B2 JPS6045769 B2 JP S6045769B2 JP 55067619 A JP55067619 A JP 55067619A JP 6761980 A JP6761980 A JP 6761980A JP S6045769 B2 JPS6045769 B2 JP S6045769B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stabilizer
guide wall
flow
air conditioner
air
Prior art date
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Expired
Application number
JP55067619A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56162345A (en
Inventor
範夫 菅原
基之 名和
豊 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP55067619A priority Critical patent/JPS6045769B2/ja
Publication of JPS56162345A publication Critical patent/JPS56162345A/ja
Publication of JPS6045769B2 publication Critical patent/JPS6045769B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Air-Flow Control Members (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は空気調和装置に関し、クロスフローファンの吹
出速度分布の特性と案内壁への流れの付着効果とを利用
し、案内壁への付着現象を生成・妨害して流れの状態を
変化させることにより、複雑な機構を必要とせず且つ風
量を殆ど変化させずに流れのパターンすなわち吹出モー
ドを変えることにより騒音も発生しにくい空気調和装置
を提供することを目的とする。
従来、空気調和装置においては、強風あるいは弱風の場
合に吹出口からの流れの吹出モードは単1A一目 ル
^”↓゛゛閉、士^1−↓い風が体に当たるだけであり
、弱の場合は同じ状態で風速が小さくなるだけであつた
従つて弱い風で全身に当たりたい場合あるいは強い風で
体の一部だけ当たりたいという場合には、人間が移動し
て風の状態が吹出口から離れて広がつたところ、あるい
は吹出口の近くの風の強いところに移動しなければなら
なかつた。従つて人間が動かなければ快適性が得られな
いという欠点があつた。また、単一の吹出モードでは、
たとえば冷房の場合を例にとると、最初は冷風域が得ら
れるが時間が経つと人体が刺激に順応してしまい、効果
が薄れて行つてしまう。従つて時々刻々吹出モードが変
化するようなモードすなわち自然の風に近い様なモード
にすることが冷風感の上で効果が大きい。従来はこれに
対して、ファンの回転数を時々刻々変化させることによ
つて風量(風速)を変化させて冷風域を与えていた。し
カルながらこの手段はファンの回転数を変えるものであ
るため複雑な電子回路とそれに応することの出来る性能
の高いファンモータが必要とされる。このためにコスト
高になると共に、ファンの回転数を変えるものであるた
め騒音の変化も伴なうという欠点があつた。本発明はこ
の点に鑑みなされたもので、クロスフローファンと、リ
アガイダと、スタビライザと、前記リアガイダとスタビ
ライザの下流側にそれぞれ漸次拡大形状に構成された案
内壁と、前記スタビライザ側の案内壁のスタビライザ下
流側近傍に設けた前記クロスフローファンからの流れの
速度分布を制御する部材と、前記部材を前記案内壁の壁
面から出入りさせる手段とからなり、クロスフローファ
ンの吹出速度分布の特性と案内壁への流れの付着効果と
を利用し、案内壁への付着現象を生成・妨害して流れの
状態を変化させることにより吹出モードを変えるもので
、複雑な機構や回路を必要とせず且つ風量を殆ど変化さ
せないで吹出モードを変えることができるため騒音も殆
ど変化しないという空気調和装置を提供しようというも
のである。
以下本発明の一実施例について第1図〜第5図に基づい
て説明する。
第1図において1は空気調和装置本体、2は吸込口、3
は吹出口である。
第2図において4はクロスフローファン(これは図示し
ていないファンモータによつて回転する。)、5はスタ
ビライザ、6はリアガイダであり、この3つで送風機を
構成している。7はスタビライザ5の下流側に設けられ
た案内壁、8はリアガイダ6の下流側に設けられた案内
壁であり、この案内壁7と8の2つて決定される流路が
漸次拡大するように構成されている。
この構成において吹込口2の部分に熱交換器を設ければ
暖房装置あるいは冷戻装置として働くようになる。9は
スタビライザ5の下流側近傍に設けられ、クロスフロー
ファンからの流れの速度分布を制御する突起であり、ケ
ーシング10の中.て摺動して出入り出来るよう構成さ
れている。
第3図及び第4図に示すように前記突起9には軸11が
設けられており、この軸11はカム12に刻まれた溝1
3に嵌め込んであり、カム12が回動すると溝13の変
位に沿つて軸11が動き、その.結果突起9がケーシン
グ10の中から出入りするように構成されている。この
場合、突起9の高さはクロスフローファンの速度分布の
速度が最大の点までの距離とほぼ等しくするのが望まし
い。前記カム12は第4図に示すように手動で動かす場
・合とモータ14によつて回転させる場合の両方が出来
るように構成されている。以上の構成において動作を説
明する。
第2図において、クロスフローファン4を回転させると
矢印の方向に空調流は流れる。一般にクロスフローファ
ンの吹出速度分布はAすなわち実線で示すようにスタビ
ライザ側に片寄つた形を構成する。従つて案内壁7を下
流側に設けた場合は、最大速度の点が案内壁に近接して
いるため、流れは案内壁7に付着し、出口においてはA
2に示すような先の突がつた速度分布となる。一方、前
記A1のような速度分布において突起9を突出させた場
合は八すなわち破線で示すような均一な平らな分布ノに
近ずく。この流れが吹き出そうとする場合は、案内壁7
と8によつて形成された部分がデイヒユーザーの形にな
つているので、A1の場合と違つて、B1のように均一
に近い分布になつている場合は一方の壁に付着すること
なく流れは次第に広がつて行き、吹出口3においては八
で示すような平らに広がつた速度分布となる。従つて突
起9の出し入れによつて吹き出し速度分布のパターンを
A2のように突がつた形からへのように平らな形に変形
させることができる。すなわちカム12を回動すれば、
突起9に設けられた軸11が、カム12に刻まれた溝1
3に沿つて動き、その結果突起9がケーシング10の中
を摺動して案内壁7の壁面から出入りすることになる。
その結果、吹出し速度分布が変化し、吹出モードを変え
ることが出来る。次に具体的な使用例について説明する
。まず手動で吹出モードを変えたい場合は、第1図に示
すカム12を回転させることによつて突起9の出入を調
節して行なう。すなわち強い風を局所的に当てたい場合
は、突起9を引つ込めることによつて、第2図で〜に示
すような吹出速度分布にすれば良い(第5図におけるA
のパターン)。。又、弱い風を全身に当てたい場合は突
起9を突出させることによつて第2図におけるB2に示
すような吹出速度分布にすれば良い(第5図におけるB
のパターン)、従つて従来のように体を移動しなくとも
風のパターンを変えることによつて局部的に風当てたり
全身に風を当てたりすることが可能となる。次に吹出モ
ードを連続的に変える場合には、モータ14を用いてカ
ム12を回転させることによつて突起9の出入を連続的
に行なわせて吹出モードを連続的に変化させる。これに
よつて常に人体に空調の刺激を感じさせることが出来、
快適性が増す。またモータ14の回転を一定に保てば周
期的に吹出モードが変わり、回転をランダムに変化させ
れば吹出モードもランダダムに変化し、より自然の風に
近づけることができる。以上のように本発明は、クロス
フローファンと、リアガイダと、スタビライザと、前記
リアガイダとスタビライザの下流側にそれぞれ漸次拡大
形状に構成された案内壁と、前記スタビライザ側の案内
壁のスタビライザ下流側近傍に設けた前記クロスフロー
ファンからの流れの速度分布を制御する部材と、前記部
材を前記案内壁の壁面から出入りさせる手段とからなる
ものであるので、クロスフローファンの吹出速度分布の
特性と案内壁一、の流れの付着効果を利用して、流れの
パターンすなわち吹出モードを変えることによつて次の
ような効果を得ることができる。(1)吹出モードを任
意に変化させられるので、使い勝手が良くなる。
(2)吹出モードの連続的な変化によつて人体への刺激
が高まり、空調感が大きくなる。
従つて空調能力を下げることも出来、省エネにつながる
。以上の2つの効果を簡単な操作で流れのパターンを変
えることによつて達成できるため、複雑な回路や機構を
必要とせず、シンプルでコストも安く容易に構成するこ
とが出来ると共に、ファンの回転数を殆ど変えずに吹出
モードを変えるものであるため騒音の変化が少なく快適
であるという空気調和装置を提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の空気調和装置の一実施例を示す斜視図
、第2図、第3図はそれぞれ上記空気調和装置の横断面
図、第4図は上記空気調和装置の手動操作部の正面図、
第5図は上記空気調和装置からの吹出し流れを示す説明
図である。 1・・・・・・空気調和装置本体、4・・・・・・クロ
スフローファン、5・・・・・・スタビライザ、6・・
・・・・リアガイダ、7,8・・・・・・案内壁、9・
・・・・・突起(制御する部材)、12・・・・・・カ
ム(出入りさせる手段)、13・・・・・溝(出入りさ
せる手段)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 クロスフローファンと、リアガイダと、スタビライ
    ザと、前記リアガイダとスタビライザの下流側にそれぞ
    れ漸次拡大形状に構成された案内壁と、前記スタビライ
    ザ側の案内壁のスタビライザ下流側近傍に設けた前記ク
    ロスフローファンからの流れの速度分布を制御する部材
    と、前記部材を前記案内壁の壁面から出入りさせる手段
    とからなることを特徴とする空気調和装置。 2 出入りさせる手段は、周期的にあるいはランダムに
    部材を出入りさせる構成を有したことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の空気調和装置。
JP55067619A 1980-05-20 1980-05-20 空気調和装置 Expired JPS6045769B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP55067619A JPS6045769B2 (ja) 1980-05-20 1980-05-20 空気調和装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP55067619A JPS6045769B2 (ja) 1980-05-20 1980-05-20 空気調和装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56162345A JPS56162345A (en) 1981-12-14
JPS6045769B2 true JPS6045769B2 (ja) 1985-10-12

Family

ID=13350160

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP55067619A Expired JPS6045769B2 (ja) 1980-05-20 1980-05-20 空気調和装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6045769B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6431164U (ja) * 1987-08-19 1989-02-27

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6431164U (ja) * 1987-08-19 1989-02-27

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JPS56162345A (en) 1981-12-14

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