JPS6045565A - トリアゾ−ル誘導体 - Google Patents

トリアゾ−ル誘導体

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JPS6045565A
JPS6045565A JP58152842A JP15284283A JPS6045565A JP S6045565 A JPS6045565 A JP S6045565A JP 58152842 A JP58152842 A JP 58152842A JP 15284283 A JP15284283 A JP 15284283A JP S6045565 A JPS6045565 A JP S6045565A
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JP
Japan
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formula
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lower alkyl
thromboxane
ethanol
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JP58152842A
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Soji Kanao
金尾 宗史
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Daiichi Pharmaceutical Co Ltd
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Daiichi Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般式(I) で示されるトリアゾール誘導体及びその塩に関するもの
である。
C式中R′は水素原子、低級アルキル基を、R2は水素
原子又は低級アルキル基を、ルは1〜8の整数を意味す
る。)で表わされる基を意味する。又塩としては塩酸、
硫酸のような無機酸。
フマール酸、マレイン酸等の有機酸およびメタンスルホ
ン酸、パラトルエンスルホン酸等の塩を、またR1がカ
ルボキシル基であるときにはアルカリ金属又はアルカリ
土類金属塩であってもよい。
本発明化合物は1−H−1,2,4−)リアゾールを原
料として以下に述べる製造法にて製造することができる
式(I[)および式(II)でR1が低級アルキル基で
ある式(I)の化合物は1−H−1,2,4−)リアゾ
ールをアルコール中当モルのナトリウムアルコキシドの
存在下に次の式(ト) (式中Xはハpゲン原子を、またR3は低級アルキル基
を意味する。)の化合物又は次の式(V)(式中Xはハ
四ゲン原子を、R2は水素原子もしくは低級アルキル基
を、またR3は低級アルキル基を意味する。)で表わさ
れる化合物と室温より溶媒の沸点までの温度にて反応さ
せて製造することができる。
また9式伊)および式@)でR1が水素原子である式(
I)の化合物は上記で述べた製造法にて製した式(II
)および弐傭)でR1が低級アルキル基である式(I)
の化合物をアルカリにて加水分解することにより製造す
ることができる。
また、弐〇)および式Cr11)でR′がナトリウム原
子である式(I)の化合物は上記で述べた製造法にて製
した式(n)および代価)でulが水素原子である式(
I)の化合物を当モルの水酸化ナトリウムにて処理して
塩とすることにより製造することができる。
この様にして製造した本発明の目的物である一般式(I
)の化合物はトロンボキサンAt合成酵素阻害作用を有
しており、トロンボキサンA。
が関与する疾患すなわち狭心症、心筋梗塞等のような虚
血性心疾患または、脳血管障害による疾患および血栓症
の治療、予防に有用である。
なお、トロンボキサンA、はアラキドン酸より生合成さ
れる生理活性物質で、その生理作用は血小板凝集作用と
血管収縮作用が知られている。狭心症等の心疾患患者で
トロンボキサンA2の産生が光通している患者が知られ
、トロンボキサンA、が虚血性心疾患の一要因と考えら
れている。
本発明の化合物のトロンボキサンAx(TX人、)合成
阻害作用はラット血液より得られる多血小板血漿(PR
P )にアラキドン酸を添加して産生されるトロンボキ
サンA、の安定代謝物のトロンボキサンB、の産生量を
特異的放射免疫分析法(ラジオイムノア、セイ法、RI
A法)にて測定してコントロールに比して化合物のトロ
寸 ンボキナンA2合成に対する50%阻止濃度(I O!
111 、単位モル濃度)をめた。またこの際に、イン
ドメタシンの様にアラキドン酸からプロスタグランディ
ン■、の産生酵素であるシクロオキシゲナーゼの作用を
抑制する薬物によってもトロンボキサンA、の産生は抑
制されるがこの時は他のプロスタグランティン例えばプ
ロスタグランディンJ (P G Flt ) 、プロ
スタグランティンF2dの産生も抑制する。一方トロン
ボキサンA2合成酵素の阻害によってはプロスタグラン
ディンE、やプロスタグランディンFt。
の産生量は不変又は増加することが知られている。そこ
で本発明化合物のトロンボキサンA。
合成酵素阻害作用の選択性を次に述べる方法にて調べた
先のト四ンボキサンB、産生量を測定すると同時にプロ
スタグランディンE、の産生量をRIA法により測定し
てプロスタグランディンE、産生増加社とトロンボキサ
ンル産生抑制量の比によりトロンボキサンA7合成抑制
の選択性指標をめた。
以上の生物試験により本発明化合物は選択性あるトロン
ボキサン合成酵素阻害作用が有ることを見出した。また
その活性の強さは既知のトロンボキサン合成酵素阻害作
用が知られているp−(2−(1−イミダゾリル)エト
キシ〕安息香酸塩酸塩(ダシキシベン)より高活性であ
ることを見出した。
以下本発明を実施例及び試験例にて説明する。
実施例1 ナトリウム0.179を無水エタノール4〇−に溶かし
4−(2−ヨウ化エトキシ)安息香酸エチルエステル2
.249およびI H−1,2,4−トリアゾール0.
499を加え5時間加熱還流する。今後、減圧濃縮し残
渣をクロロホルムにて抽出する。抽出液は水洗し、無水
硫酸ナトリウム上乾燥した後、減圧下に濃縮する。残渣
をシリカゲル309を用いてカラムク四マドにて精製す
る。りpロホルムとメタノールの98:2の混液より得
られる結晶を酢酸エチル、石油エーテルの混液にて再結
晶して4−(2−(IHl、2.4− )リアゾール−
1−イル)エトキシ〕安息香酸エチルエステルを融点9
2〜98℃の無色針状晶として得た。収量1.019゜
元素分析値 C□H,、N、o、として計算値(支))
 059.76、 H5,79,N 16.08実験値
C%) O159,91,H5,91,N 16.01
得られた結晶2004をエタノール少量に溶かし28%
塩化水素エタノール溶液1−を加え減圧濃縮して得られ
る残渣をエタノール、エーテル混液より再結晶し4 +
 (2−(IH−1,2,4−トリアゾール−1−イル
)エトキシ〕安息香酸エチルエステルモノ塩酸塩の無色
粉末を得。
融点118〜181℃。
元素分析値 0+sH+5Ns03 HHOIとして計
算値(支)) 052.44. H5,42,N 14
.11実験値(%) C52,14,H5,18,N 
14.08実施例2 実施例1で得られた4−(2−(tr+−1,2,4−
)リアゾール−1−イル)エトキシ〕安息香酸エチルエ
ステル770■を苛性ソーダ140■、メタ/−ル5 
d 、水5dと混合して室温にて8時間攪拌した後、減
圧乾固する。残渣を水15−に溶がしIN塩酸を加えて
pHを約6とし析出する結晶を濾葉し、水洗、乾燥して
4−(2−(IH−1,2,4−)リアシールー−1−
イル)エトキシ〕安息香酸の無色針状晶を812■を得
た。融点198〜200”0゜この結晶を水5−にけん
濁し、5%苛性ソーダ水溶液1.1−を加えがきまぜ不
溶物を濾去い濾液を減圧下に濃縮乾固する。残液をエタ
ノール、エーテルの混液より再結晶し4−(2−(IH
−1,2,4−)リアゾール−1−イル)エトキシ〕安
息香酸ナトリウムの無色針状晶f!91■を得た。融点
270℃以上。
赤外吸収スペクトルニジKBrcrn−+ 。
ax 8425、 1600゜ 1545、 1895 元素分析値 OoH+oN1Na03 として計算値(
支)) 051.77、 H8,95,N 16.47
実験値((5) 051.74. H8,97,N 1
6.137実施例8 ナトリウム0.289をエタノール20@tに溶かしこ
れにI H−1,2,4−トリアゾール0668りを加
え室温にて10分間攪拌する。次にB−2−メチル−p
−(クロロメチル)ケイヒ酸エチル2J49を加え14
時間加熱還流する。冷後反応液を減圧濃縮し、残渣をベ
ンゼンにて抽出する。抽出液を水洗し無水硫酸ナトリウ
ム上乾燥し減圧濃縮する。得られる油状物をシリカゲル
20りを用いてカラムクロマトにて精製する。
クロロホルム溶出液より3−2−メチ1−p−(1,H
−1,2,4−)リアゾール−1−イルメチル)ケイヒ
酸エチルの無色油状物1.659を得。
この様にして得られた油状物を少量のエタノール少量i
Pし20%塩化水素エタノール溶液を加えて減圧乾固す
る。残渣をエタノール、エーテル混液より再結晶してE
−2−メチル−p−(I H−1,2,4−トリアゾー
ル−1−イルメチル)ケイヒ酸エチルの塩酸塩の無色結
晶8o9I+19を得た。融点185〜147℃。
元素分析値 0+sH+yNaOt ・Hotとして計
算値(支)) 058.54. H5,89,N 18
.65実験値(至) 058.69. H5,91,N
 13.81実施例4 実施例8にて製した(ト)−2−メチル−p−(IH−
1,2,4−)リアゾール−1−イルメチル)ケイヒ酸
エチル塩酸塩1.299をメタノール25−に溶かす。
これに10%苛性ソーダ水溶液5−を加え2時間加熱還
流する。ついで反応液を減圧下に濃縮し、残渣に水15
@tを加えかきまぜ、不溶物を濾去し、濾液を2N−塩
酸を加え中和する。析出する粉末をi11集しくト))
−2−メチル−p−(IH−1,2,4−)リアゾール
−1−イルメチル)ケイヒ酸の無色粉末0.959を得
る。融点185〜187℃。
得られた粉末を水にけん濁し、計算量の5%苛性ソーダ
水溶液を加え減圧下に濃縮乾固する。
残渣をエタノール、エーテル混液より再結晶して[有]
)−2−メチル−p−(1,H−1,2,4−トリアゾ
ール−1−イルメチル)ケイヒ酸ナトリウムの無色粉末
を得る。融点280℃以上。
実施例5 IH−1,2,4−)リアゾール1569をナトリウム
0.529をエタノール40@tに溶かした溶液中に加
える。15分間室温にて攪拌した後p−(ブロモメチル
)ケイヒ酸エチル6gを加え14時間加熱還流する。反
応液を減圧濃縮し残渣をクロロホルムにて抽出し、抽出
液は水洗し、無水硫酸ナトリウム上乾燥後、減圧濃縮す
る。残渣をシリカゲルカラムクロマトにて精製スル。ク
ロロホルムの溶出液より(ト))−p−(IH−1,2
,4−)リアゾール−1−イルメチル)ケイヒ酸エチル
の油状物を得る。これを少量のエタノールに溶かし20
%塩化水素エタノール溶液を加え減圧乾固し残渣をエタ
ノール。
エーテル混液より再結晶して(至)−p −(IH−1
、2,4−トリアゾール−1−イルメチル)ケイヒ酸エ
チル塩酸塩の無色針状晶を得た。融点189〜145℃
元素分析値 0+dl(tsNsot・HO/として計
算値部) 057.24. H5,49,N 14..
90実験値(イ)056.88. H5,42,N 1
4.80試験例 体重280〜8209の雄性ウィスター命運系ラットよ
りベンドパルビタール麻酔下に心臓穿刺にてクエン酸加
血(血液9容に対して8.18%クエン酸ナトリウム1
容を添加)を採取し室温、280X9で7分間遠心した
得られた上清(PRP)をPPP(乏血小板血漿)で希
釈して、血小板数を5 X 108個/−に調整した。
PPPはPRP分離後の残渣を1.500X9で10分
間遠心して調製した。
TXA、およびPG′B、生成反応とその測定検体溶液
10μlに上記のPRP90〜を加え1分間振とうした
のち、この混合液90μノをとって5mMのアラキドン
酸Na溶液10μlと合一し、室温で振とうした。5分
間振とうしたのちこの混液の10μlをとって100μ
Mのフルルビプロ7エン溶液90μ!中に加え反応を停
止した。反応液を1.000X9で5分間遠心し、得ら
れた上清中のT X Bl (’I’ X A、の安定
分解物)とPGFi、濃度をMorrillらのラジオ
イムノア、セイ法(Prostaglandins 2
J、 771+1981 )に従って測定した。各検体
および試薬は生食液またはメタノールに濃厚溶液となる
ように溶解し、生食液で適当な濃度まで希釈して用いた
T X 4合成抑制率を下記式にて算出し、 T X 
A。
合成抑制活性を、50%の阻害率を示す検体の濃度(I
 O!。)で表わした。
血小板では、シクロオキシゲナーゼの抑制により、 ’
I’XE、のみならず、PGBxおよびpGFt。
の生成が抑制されること(Hambergら+ Pro
c、NatA、cad、 Sci、 USAS上弓82
4.1974 ) o逆に。
TXA、合成酵素の欠乏または抑制によりPGEt。
P G Ftct およびPGD、の生成が増加するこ
と(Defreynら、 Erot、 J、 IJae
matol、 49.29.11)81)が知られてい
る。そこで、下記式にて、TXA。
合成抑制の選択性指標を算出し、TXA、合成酵素とシ
クロオキシゲナーゼの両酵素に対する作用の関係を示し
た。
TXAt合成抑制の選択性指標 この数値が大きいほど、TXAz合成抑制作用が強く、
シフ四オキシゲナーゼ抑制作用が弱いことを意味する〇 試験例にて測定した’I! X A、合成抑制活性を下
表に示した。物質番号は実施例番号によりえられた化合
物を示す。
手続補正書(自船 昭和58年xg ++ 1g I+ 特許庁長官殿 2 発明の名称 トリアゾール誘導体 3、補正をする者 事件との関係 1.+1−許出願人 〒103東京都中央区[1本橋三丁「l14番川9b、
補正の内容

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 式 (式中R′は水素原子、低級アルキル基を、R′は水素
    原子または低級アルキル基を、ルは1〜8の整数を示す
    )を示す〕の1−置換−1,2,4−トリアゾール誘導
    体及びその塩。
JP58152842A 1983-08-22 1983-08-22 トリアゾ−ル誘導体 Granted JPS6045565A (ja)

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JPS6045565A true JPS6045565A (ja) 1985-03-12
JPH0370703B2 JPH0370703B2 (ja) 1991-11-08

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