JPS604509A - エチレンの重合法 - Google Patents

エチレンの重合法

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JPS604509A
JPS604509A JP11014083A JP11014083A JPS604509A JP S604509 A JPS604509 A JP S604509A JP 11014083 A JP11014083 A JP 11014083A JP 11014083 A JP11014083 A JP 11014083A JP S604509 A JPS604509 A JP S604509A
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ethylene
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mixture
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Keizo Aima
合間 敬三
Yoshiichi Akiba
秋庭 芳一
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Ube Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はエチレンの重合法に関する。特に1本発明は、
チーグラー型触媒を使用するエチレンの高温高圧重合に
おいて、新規な失活剤を重合反応混合物に添加して、触
媒を不活性化する方法に関する。
チタン化合物及び有機アルミニウム化合物から得られる
チーグラー型触媒の存在下に、エチレンを高温高圧下に
重合する方法は公知である。例えば、特開昭46−56
40号公報及び特公昭48−6183号公報には、チタ
ンハライドと有機アルミニウム化合物とから得られる触
媒の存在下にエチレンを高温高圧で重合する方法が記載
されている。また、特開昭52−103485号公報。
同56−18607号公報には、マグネシウム化合物に
担持したチタン化合物と有機アルミニウム化合物とから
得られる触媒の存在下に、エチレンを高温高圧で重合す
る方法が開示されている。
工業的なエチレンの高温高圧重合法においては。
背型反応器又は種型反応器を用いてエチレンを重合し、
ついで重合反応混合物を反応器より低い圧力に保持され
た分離器に導入し、生成ポリマーから未反応エチレジを
分離して反応器に循環するプロセスが採用される。上述
した公知のエチレンの高温高圧重合法を工業的に実施す
ると1分離器内にいまだ活性の残存している触媒が持ち
込まれる結果、目的としないポリマーが分離器内で生成
し。
さらに、場合によっては、循環エチレンに上記触媒が同
伴され、循環ライン中でエチレンが重合してラインを閉
塞するという問題が発生する。
従って、チーグラー型触媒を使用するエチレンの高温高
圧重合においては1重合反応混合物中の触媒を1重合反
応終了時に不活性化することがきわめて重要である。エ
チレンの高温高圧重合において使用されるチーグラー型
触媒を不活性化する方法に関しては、特開昭51−11
1282号公報に記載の方法が提案されているだけであ
る。上記公報に記載の方法によれば1重合反応混合物中
を失活剤として添加することによって不活性化される。
本発明は、エチレン又はエチレンと炭素数6以上のα−
オレフィンとの混合物を、遷移金属誘導体及び有機アル
ミニウム化合物から得られる触媒の存在下に、200K
y/i以上の圧力、125℃以上の温度で重合し1重合
反応混合物に失活剤を添加して触媒を不活性化するに際
し、失活剤として。
(イ) カルボン酸のアルミニウム塩。
(ロ) カルボン酸の亜鉛塩、及び (ハ) カルボン酸エステル からなる群から選ばれる化合物を使用することを特徴と
するエチレンの重合法である。
本発明で使用される失活剤は1重合反応混合物中の触媒
を効率よく不活性化するため、前述した重合反応工程後
の望捷しくないエチレンの重合を防止することができる
。さらに1本発明で使用される失活剤−は1分離器から
重合反応器に循環されるエチレンに混入しないので、エ
チレンの重合反応を阻害することがない。
本発明における遷移金属誘導体は、チタン、バナジウム
、ジルコニウム、クロムの含ハロゲン化合物を包含する
。これらの中でも、チタンの含ハロゲン化合物が好まし
く使用される。チタンの含ハロゲン化合物の具体例とし
ては、三・・ロゲン化チタン、三ノ・ロゲン化チタンと
ノ・ロゲン化アルミニウムとの固溶体、並びに、マグネ
シウム、ノ・ロゲン及びチタンを必須成分として含有す
る担持チタン化合物が挙げられる。この担持チタン化合
物は、上記必須成分に加えて、カルシウム、アルミニウ
ム、ケイ素、錫、亜鉛等のノ・ロゲン化物、酸化物、ア
ルコキシドを含有することもでき、さらに、電子供与体
9例えば、カルボン酸エステル。
エーテル、ケトン、アミンを含有することもできる。相
持チタン化合物は、それ自体公知の方法で調製すること
ができる。例えば、塩化マグネシウムを電子供与体の存
在下又は不存在下に7・ロゲン化チタンと共粉砕する方
法、有機マグネシウム化合物とアルキルアルミニウムハ
ライド、アルコキシアルミニウムハライド、アルキルシ
ラソノ1ライド又はアルコキシシランノ・ライドとの反
応生成物をハロゲン化チタンと反応させる方法1本出願
人の出願に係る特開昭56−55405号公報、同57
−83510号公報、同57−115408号公報、同
57−141408号公報、同57−145i 05号
公報、同58−2305号公報。
特願昭56−149507号明細書、同56−1513
075号明細書に記載の方法に従って調製することがで
きる。
有機アルミニウム化合物としては。
式 RIInAAX3−m (式中 R1は炭素数1〜8のアルキル基を示し。
Xはハロゲン原子を示し1mは1.5〜ろである。)で
表わされる化合物が好捷しく使用される。その具体例と
しては、トリエチルアルミニウム、トリブチルアルミニ
ウム、トリオクチルアルミニウム。
ジエチルアルミニウムクロライド、ジブチルアルミニウ
ムクロライド、ジエチルアルミニウムクロライド、ジエ
チルアルミニウムブロマイド、ジエチルアルミニウムヨ
ーダイト、エチルアルミニウムセスキクロライド、ブチ
ルアルミニウムセスキクロライド、ヘキシルアルミニウ
ムセスキクロライド、エチルアルミニウムセスキブロマ
イド・エチルアルミニウムセスキヨーダイトが挙げられ
る。これらの中でも1重合活性を高める点から。
ジアルキルアルミニウムハライドが好適に使用される。
有機アルミニウム化合物の使用量は、チタン化合物中の
チタン1グラム原子当り1通常1〜1000モルである
エチレンと共重合することができる炭素数ろ以上のα−
オレフィンの具体例としては、プロピレン、ブテン−1
,4−メチルペンテン−1,オクテン−1が挙げられる
重合圧力は200Kg/i以上、好ましくは500−3
000 Kg/cdrである。重合温度は125℃以上
、好寸しくは150〜350℃である。重合系内でのモ
ノマーの平均滞留時間は2〜600秒。
好丑しくは10〜150秒である。
重合装置としては、管型反応器または種型反応器を使用
することができる。
チタン化合物および有機アルミニウム化合物は。
個別に、あるいは予め混合して1重合系に供給すること
ができる。また9両者を不活性有機溶媒の存在下又は不
存在下に、エチレン又は炭素数6以上のα−オレフィン
で予備処理した後1重合系に供給することもできる。
生成するポリエチレンの分子量は2重合系に分子量調節
剤、たとえば水素を添加することによって容易に調節す
ることができる。
カルボン酸のアルミニウム塩としては。
式 (R2COO)nAt(OH)3−n(式中 R2
は炭素数7〜20のアルキルnば1,2またば3である
。)で表わされる化合物が使用される。その具体例とし
てはモノラウリン酸アツベニウム、モノノ々ルミチン酸
アルミニウム、モノステアリン酸アルミニウム、ジノ々
ルミチン酸アルミニウム、ジステアリン酸アルミニウム
トリステアリン酸アルミニウムが挙げられる。
カルボン酸の亜鉛塩としては。
式 ( R3COO )2 Zn (式中+ R3は炭素数7〜20のアルキルで表わされ
る化合物が使用される。その具体−としてはラウリン酸
亜鉛.パルミチン酸亜鉛,ステアリン酸亜鉛が挙げられ
る。
カルボン酸エステルとしては二塩基酸とm個アルコール
とから得られるエステル、−塩基酸と多価アルコールと
から得られるエステルが好適に使用される。その具体例
としてはフタル酸ジオクチル、アジピン酸ジオクチル、
ジラウリン酸エチレングリコール、トリラウリン酸グリ
セロール、トリステアリン酸グリセロールが挙げられる
これらの失活剤の中でも,カルボン酸のアルミニウム塩
まだはカルボン酸の亜鉛塩が好ましく。
特にカルボン酸の亜鉛塩が好ましい。
失活剤の使用量は,重合反応混合物中の触媒を不活性化
するに充分な量であればよいが,重合系に供給する有機
アルミニウム化合物1モル当り。
失活剤中のカルボキシル基またはエステル基のダラム当
量換算で0.2〜10グラム当量,特に0.5〜5グラ
ム当量であることが好ましい。
失活剤の添加方法については特に制限はなく。
溶融状態で,まだは不活性有機溶媒に懸濁ないし溶解さ
せて,重合反応混合物に添加することができる。不活性
有機溶媒の具体例としては,ホワイトスピリット、炭化
水素油,ペンタン、ヘキサン。
ヘプタン、シクロヘキサンが挙げられる。失活剤は反応
器の出口の近傍で重合反応混合物に添加されることが好
捷しい。管型反応器を例にとると。
反応器と分離器との間に設けられている降圧・(ルブの
近傍で,失活剤を重合反応混合物に添加することが好ま
しい。
つぎに実施例を示す。
実施例1 (1)チタン化合物の調製 塩化アツベニウム1.0Kgのトルエンスラリー15t
に,約20℃で,メチルトリエトキシシランi.口に7
のトルエン溶液5Lを50分間で滴下し。
ついで30℃に昇温し,同温度に2、5時間保持した。
反応混合物を一10℃に冷却し,n−フ゛チルマグネシ
ウムクロライド1.57Kfのジインアミル工−チル溶
液10Aを1.7時間かけて反応混合物に滴下し、つい
で25℃に昇温し、同温度に1時間保持、シタ。析出し
だ担体を戸別し、トルエンで洗浄した。
担体のトルエン懸濁液15tに四塩化チタン8.3tを
添加し、90℃で1時間両者を接触させた。得られた相
持チタン化合物を戸別し、トルエンで洗浄した。相持チ
タン化合物のチタン含有率は5.2重量係であった。
(2)重 合 全長約400mの反応管に、エチレン60重量%、1−
ブラフ重量型量係からなるモノマーおよびモノマーに対
して0.2モルチの水素を連続的に供給し、200 o
KgloAの加圧下に、エチレンと1−ブテンとを共重
合させた。
担持チタン化合物及びジエチルアルミニウムクロライド
を、それぞれ、56S’/時及びろ8グ/時の割合で1
反応管の入口に設けられた注入点から連続的に供給した
。また、ステアリン酸亜鉛を。
反応器の入口から350mの位置に設けられた注入点か
ら80g/時の割合で連続的に供給した。
反応管内の温度は、入口を150℃に、最高温度を25
0℃に保った。モノマーの反応管内の流速を10m/秒
としだ。重合反応混合物を分離器に導入し、生成ポリマ
ーから分離−された未反応モノマーを反応器に循環供給
した。
上記の連続運転を6時間行なった。反応管内の温度は、
失活剤の注入点以降でかなりの低下が認められた。
供給チタン化合物1f当りのエチレン/ブテン−1コポ
リマーの収量は242005’であった。
生成コポリマーの密度はo、q 21 y/−であった
また、コポリマー収量の経時変化は認められなかっだ0 以下の実施例においては1本発明で使用される失活剤の
効果をより明らかにするために、チタン化合物及び有機
アルミニウム化合物の注入点の直後に設けられた注入点
から失活剤を添加する以外は実施例1と同様に実施して
、エチレン及びブテン−1を共重合させ、生成コポリマ
ーの収量を実施例1のそれと対比させ、失活剤による触
媒の不活性化率を便宜的に下記式に従って算出した。
実施例2〜9 第1表に記載の失活剤の所定量を上述のようにして反応
管に供給した以外は実施例1を繰返した。
結果を第1表に示す。なお、実施例6及び7において・
モノステアリン酸アルミニウムは不純物として混入して
いる遊離のステアリン酸を精製して取除いたものを用い
た。
第 1 表

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 エチレン又はエチレンと炭素数6以上のα−オレフィン
    との混合物を、遷移金属誘導体及び有機アルミニウム化
    合物から得られる触媒の存在下に。 2ooKr/−以上の圧力、125℃以上の温度で重合
    し1重合反応混合物に失活剤を添加して触媒を不活性化
    するに際し、失活剤として。 (イ) カルボン酸のアルミニウム塩。 (ロ) カルボン酸の亜鉛塩、及び (ハ) カルボン酸エステル からなる群から選ばれる化合物を使用することを特徴と
    するエチレンの重合法。
JP11014083A 1983-06-21 1983-06-21 エチレンの重合法 Granted JPS604509A (ja)

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JPH0420001B2 JPH0420001B2 (ja) 1992-03-31

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