JPS6044365B2 - 熱風炉内レンガの解体除去工法 - Google Patents

熱風炉内レンガの解体除去工法

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Publication number
JPS6044365B2
JPS6044365B2 JP16582680A JP16582680A JPS6044365B2 JP S6044365 B2 JPS6044365 B2 JP S6044365B2 JP 16582680 A JP16582680 A JP 16582680A JP 16582680 A JP16582680 A JP 16582680A JP S6044365 B2 JPS6044365 B2 JP S6044365B2
Authority
JP
Japan
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bricks
dismantling
lattice
opening
air stove
Prior art date
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Expired
Application number
JP16582680A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5789414A (en
Inventor
和俊 松尾
正俊 有地
潤一郎 萩森
寿彦 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissin Kogyo Co Ltd
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nissin Kogyo Co Ltd
Nippon Steel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissin Kogyo Co Ltd, Nippon Steel Corp filed Critical Nissin Kogyo Co Ltd
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Publication of JPS5789414A publication Critical patent/JPS5789414A/ja
Publication of JPS6044365B2 publication Critical patent/JPS6044365B2/ja
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  • Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は熱風炉内のレンガの解体除去工法に係り、特に
格子積レンガやその他レンガの破砕片を足場にして炉内
レンガの解体を果す熱風炉内レンガの解体除去工法に関
する。
従来、熱風炉内レンガたる炉内側壁レンガおよび隔壁の
解体除去作業は、熱風炉の鉄皮から爆薬装填孔を穿設し
内壁を爆破したり、あるいは鉄皮を残す場合は、炉内に
蜂の巣状に設けた格子積レンガを取除いた後に、炉内に
適宜の足場を構築し、該足場を利用して作業員が手作業
で炉内側壁・隔壁レンガの解体作業を行つていた。
そのため、前者の方式の場合は鉄皮を損傷させるため鉄
皮の再使用ができず、後者の場合は、作、ゝ』』1−山
−イ’L虞^、 ・IれL^nn+゛’i1AF■゜書
i口↓u^構築に多大の費用と日時を要する等の数々
の欠点があつた。
そこで本発明の目的は、鉄皮を損傷させず、格子積レン
ガの破砕済のものを足場として利用する効率的な熱風炉
内レンガの解体除去工法を実現するにある。
以下図面に基づいて本発明の実施例を詳細且つ具体的に
説明する。
まず、第1図の如く、熱風炉1の下部の鉄皮2を貫通し
側壁3に開口部4を穿設する。
該開口部4にはゲート5を支点6を中心に揺振開閉可能
に設ける。なお該開口部4は受板7の少許上方に設ける
。次いて第2図の如く、炉底部8から下部格子積レンガ
9の通風孔10に対し、更にまた炉上部のンホール11
から上部格子積レンガ12の通風孔10の夫々所望箇所
に爆薬13を装填する。なお、この爆薬の装填は、上部
格子積レンガ12に対しては爆薬を紐等で上方から通風
孔10中に吊下すれば良く、また下部格子積レンガ9に
対し’ては装填棒等により下方から装填すればよい。以
上の準備が完了したら、装填した爆薬を爆発させる。さ
すれば、通風孔10が多数あるため、水平断面積で空隙
率が70%もある格子積レンガは爆砕されて、前記個々
の通風孔10は消滅し、代・つて該爆発箇所には空洞部
が形成される。そして、各所爆発部分に生じた空洞部に
は夫々上部格子積レンガが落下し、空洞を埋めんとする
雪崩現象が生じる。
次いで、崩壊した格子積レンガ9および12は、前記開
口部4に押し寄せ、該開口部から流出せんとするが、一
部は流出するものの、殆どの格子積レンガ9および12
は、特に設けたゲート5に阻まれそこに滞留する。そし
て、格子積レンガ12の上面14は第4図に示す如く少
許下るものである。そこで、該上面14上に、必要に応
じ足場板15を載置し、上部マンホール11等から炉内
に入り、足場板15より上部の側壁3に対し、適宜縦切
や水平切たる縦あるいは横方向の所定幅にわたりレンガ
を取外し、装薬し爆破する。
また、内燃式熱風炉の如く隔壁16がある場合には、同
様に隔壁16をも爆破する。この時、いずれも前記開口
部4からの排出を考慮して、爆破した側壁3や隔壁16
は適宜の大きさに切断しておくとよい。次いで、前記ゲ
ート5を開放し、上面14を次の爆破作業に適する高さ
位置まで沈下させ、ゲーート5を閉鎖し、上記同様の爆
破作業を行う。以下同様の作業を繰り返すことにより、
側壁3および隔壁16等炉内レンガの解体除去作業を完
了する。なお、本発明は上記実施例に限定されず、種々
ノの応用改変が可能である。
例えば、足場として使用する格子積レンガの崩壊作業は
爆薬以外にも、開口部からパワーショベル等で格子積レ
ンガの下部を崩し出すとともに、微振動を加え格子積レ
ンガを崩壊させる方式としてもよい。
また、側壁や隔壁の解体も、爆破によらず適宜の解体工
具を使用しての作業により行うことも可能である。
更に、ゲートもレンガの排出を制御しうるものであれば
よく、自然流出を防止し得る規制手段であればよいもの
である。
発明の詳細な説明から明らかなように、本発明゜によれ
ば、鉄皮を損傷させないので鉄皮の再使用が可能であり
、格子積ンガおよび炉内レンガの解体済のものを足場と
して使用するので、別に足場を組む必要がなく経済的に
有利で更には工事期間の短縮化を果すこともでき、炉内
レンガの排出も容易であるという数々の著効を奏するも
のである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は熱風炉の縦断面
図、第2図は第1図の矢視1部分の拡大図、第3図は格
子積レンガの構成を示す斜視図、第4図は格子積レンガ
破砕直後の熱風炉の縦断面図、第5図は足場を下げた状
態を示す熱風炉の縦断面図、第6図は第5図の■−■矢
視断面図である。 主要な符号の説明、1は熱風炉、2は鉄皮、3は側壁、
4は開口部、5はゲート、9と12は格子積レンガ、1
4は格子積レンガの上面、16は隔壁である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 熱風炉内の受板上部の側壁に鉄皮を貫通してレンガ
    排出用の開口部を穿設し、該開口部にレンガ排出を規制
    するゲートを設け、熱風炉内の格子積レンガを崩壊させ
    、該崩壊した格子積レンガを前記開口部からゲートを開
    放して排出し適宜高さにレンガ上面を位置させて該ゲー
    トを閉鎖し、該上面を足場として使用し、熱風炉内の隔
    壁・側壁の解体除去を果すことを特徴とする熱風炉内レ
    ンガの解体除去工法。
JP16582680A 1980-11-27 1980-11-27 熱風炉内レンガの解体除去工法 Expired JPS6044365B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP16582680A JPS6044365B2 (ja) 1980-11-27 1980-11-27 熱風炉内レンガの解体除去工法

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JP16582680A JPS6044365B2 (ja) 1980-11-27 1980-11-27 熱風炉内レンガの解体除去工法

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Publication Number Publication Date
JPS5789414A JPS5789414A (en) 1982-06-03
JPS6044365B2 true JPS6044365B2 (ja) 1985-10-03

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ID=15819729

Family Applications (1)

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JP16582680A Expired JPS6044365B2 (ja) 1980-11-27 1980-11-27 熱風炉内レンガの解体除去工法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02294232A (ja) * 1989-05-02 1990-12-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd 充電器
JPH02150761U (ja) * 1989-05-26 1990-12-27
JPH034659U (ja) * 1989-06-05 1991-01-17

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