JPS6044169B2 - ダンプ車輌 - Google Patents
ダンプ車輌Info
- Publication number
- JPS6044169B2 JPS6044169B2 JP3410179A JP3410179A JPS6044169B2 JP S6044169 B2 JPS6044169 B2 JP S6044169B2 JP 3410179 A JP3410179 A JP 3410179A JP 3410179 A JP3410179 A JP 3410179A JP S6044169 B2 JPS6044169 B2 JP S6044169B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- subframe
- cargo box
- lift
- main frame
- triangular
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、車体フレームの一部をなすサブフレームを荷
箱のリフト機構の一部材に兼用し、車体重量の軽減、構
造の簡素化、およびコストの低減を図るようにした、ダ
ンプ車輌に関するものである。
箱のリフト機構の一部材に兼用し、車体重量の軽減、構
造の簡素化、およびコストの低減を図るようにした、ダ
ンプ車輌に関するものである。
従来ダンプ車輌、特に大型ダンプ車輌は、走行輪を懸架
するメインフレーム上にサブフレームを載設して車体フ
レームを構成し、その車体フレーム上に荷箱を傾倒可能
に搭載し、車体フレームを荷箱内の積載物に依る過大な
負荷に十分に耐え得るように堅牢に形成しているが、本
発明は、かゝるサブフレームの一部を荷箱のリフト機構
の一部材に兼用できるようにして、従来のリフト機構の
引張リンクを省略し、車輌の全重量の軽減および部品点
数の減少による構造の簡素化とコストの低減を図るよう
にした、構成簡単なダンプ車輌を提供することを目的と
するものである。
するメインフレーム上にサブフレームを載設して車体フ
レームを構成し、その車体フレーム上に荷箱を傾倒可能
に搭載し、車体フレームを荷箱内の積載物に依る過大な
負荷に十分に耐え得るように堅牢に形成しているが、本
発明は、かゝるサブフレームの一部を荷箱のリフト機構
の一部材に兼用できるようにして、従来のリフト機構の
引張リンクを省略し、車輌の全重量の軽減および部品点
数の減少による構造の簡素化とコストの低減を図るよう
にした、構成簡単なダンプ車輌を提供することを目的と
するものである。
以下、図面により本発明の一実施例について説明すると
、リヤダンプ車輌Vの車体フレームFは、走行輪Wを懸
架したメインフレーム1上にサブフレーム2を載設して
構成されている。
、リヤダンプ車輌Vの車体フレームFは、走行輪Wを懸
架したメインフレーム1上にサブフレーム2を載設して
構成されている。
車体フレームF上には荷箱3が搭載され、この荷箱3は
、サブフレーム2の後端にヒンジブラケット4を介して
傾倒可能にヒンジ連結5されている。前記サブフレーム
2は、前部サブフレーム2fと後部サブフレーム2にと
に分割されており、すなわちメインフレーム1の後部に
Uボルト6により固着される後部サブフレーム2にと、
この後部サブフレーム2にの前端に起状自在に枢支7さ
れる前部サブフレーム2fとより構成されている。前部
サブフレーム2fは、荷箱3をヒンジ連結”点5回りに
傾倒するためのリフト機構Lの一部材に兼用できるよう
になつているもので、以下にそのリフト機構Lの構造に
ついて説明すると、荷箱3の前方においてメインフレー
ム1上にはテレスコープ状のリフトシリンダ8が倒立状
に配設され、このリフトシリンダ8のピストンロッド先
端がメインフレーム1に枢支10され、またそのシリン
ダバレルが三角リフトプレート9の1つの頂部に回動自
在に連結11されている。Ξ角リフトプレート9の他の
2つの頂部の一方は、前記前部サブフレーム2fの自由
端に回動自在に連結12され、さらにそれらの他方には
、荷箱3の縦桁3″に回動自在に連結13されている。
而して荷箱3の状倒時には、前記リフトシリンダ8はそ
の荷箱3の前方に略直立して配置され、また三角リフト
プレート9は荷箱3の縦桁3″間に形成される空間内に
収容され、さらに前部サブフレーム2fはメインフレー
ム1上に載置される。荷箱3前壁の、リフトシリンダ8
に対向する部分には切欠部14が形成されており、荷箱
3の傾倒時にその前壁がリフトシリンダ8と干渉しない
ようになつている。
、サブフレーム2の後端にヒンジブラケット4を介して
傾倒可能にヒンジ連結5されている。前記サブフレーム
2は、前部サブフレーム2fと後部サブフレーム2にと
に分割されており、すなわちメインフレーム1の後部に
Uボルト6により固着される後部サブフレーム2にと、
この後部サブフレーム2にの前端に起状自在に枢支7さ
れる前部サブフレーム2fとより構成されている。前部
サブフレーム2fは、荷箱3をヒンジ連結”点5回りに
傾倒するためのリフト機構Lの一部材に兼用できるよう
になつているもので、以下にそのリフト機構Lの構造に
ついて説明すると、荷箱3の前方においてメインフレー
ム1上にはテレスコープ状のリフトシリンダ8が倒立状
に配設され、このリフトシリンダ8のピストンロッド先
端がメインフレーム1に枢支10され、またそのシリン
ダバレルが三角リフトプレート9の1つの頂部に回動自
在に連結11されている。Ξ角リフトプレート9の他の
2つの頂部の一方は、前記前部サブフレーム2fの自由
端に回動自在に連結12され、さらにそれらの他方には
、荷箱3の縦桁3″に回動自在に連結13されている。
而して荷箱3の状倒時には、前記リフトシリンダ8はそ
の荷箱3の前方に略直立して配置され、また三角リフト
プレート9は荷箱3の縦桁3″間に形成される空間内に
収容され、さらに前部サブフレーム2fはメインフレー
ム1上に載置される。荷箱3前壁の、リフトシリンダ8
に対向する部分には切欠部14が形成されており、荷箱
3の傾倒時にその前壁がリフトシリンダ8と干渉しない
ようになつている。
次に本発明の実施例の作用について説明すると、荷箱3
を傾倒すべくリフトシリンダ8を伸長作動すると、第2
図に示すように前部サブフレーム2fを枢支7点回りに
起立しつ)、三角リフトプレート9を介して荷箱3をヒ
ンジ連結5点回りに傾倒することができ、前部サブフレ
ーム2fはリフト機構Lの引張杆としての作用をなすも
のである。
を傾倒すべくリフトシリンダ8を伸長作動すると、第2
図に示すように前部サブフレーム2fを枢支7点回りに
起立しつ)、三角リフトプレート9を介して荷箱3をヒ
ンジ連結5点回りに傾倒することができ、前部サブフレ
ーム2fはリフト機構Lの引張杆としての作用をなすも
のである。
而してこのリフト機構Lでは、リフトシリンダ8は荷箱
3の前方にあり、しかも荷箱3の傾倒初期において、略
直立しているので、リフトシリンダ8の、荷箱3を傾斜
するための油圧を小さくすることができる。またリフト
シリンダ8を収縮すれば、前部サブフレーム2fを状倒
しつ)荷箱3は、前部サブフレーム2fと後部サブフレ
ーム2rよりなるサブフレーム2上に設置される。以上
のように本発明によれば、サブフレームを、メインフレ
ーム上に固着される後部サブフレームと、この後部サブ
フレームの前端に起状自在に連結される前部サブフレー
ムとより構成し、前部サブフレームの自由端に三角リフ
トプレートの1つの頂部を連結し、さらに三角リフトプ
レートの他の2つの頂部の一方を荷箱に、その他方を車
体フレームに枢支されるリフトシリンダにそれぞれ連結
し、リフトシリンダ、三角リフトプレートおよび前部サ
ブフレームにより荷箱のリフト機構を構成したので、前
部サブフレームをリフト機構の一部材に兼用することが
でき、ダンプ車輌の全重量を軽減することができ、さら
に部品点数を少なくして構造の簡素化を図ると)もに製
造コストを低減させることができる。
3の前方にあり、しかも荷箱3の傾倒初期において、略
直立しているので、リフトシリンダ8の、荷箱3を傾斜
するための油圧を小さくすることができる。またリフト
シリンダ8を収縮すれば、前部サブフレーム2fを状倒
しつ)荷箱3は、前部サブフレーム2fと後部サブフレ
ーム2rよりなるサブフレーム2上に設置される。以上
のように本発明によれば、サブフレームを、メインフレ
ーム上に固着される後部サブフレームと、この後部サブ
フレームの前端に起状自在に連結される前部サブフレー
ムとより構成し、前部サブフレームの自由端に三角リフ
トプレートの1つの頂部を連結し、さらに三角リフトプ
レートの他の2つの頂部の一方を荷箱に、その他方を車
体フレームに枢支されるリフトシリンダにそれぞれ連結
し、リフトシリンダ、三角リフトプレートおよび前部サ
ブフレームにより荷箱のリフト機構を構成したので、前
部サブフレームをリフト機構の一部材に兼用することが
でき、ダンプ車輌の全重量を軽減することができ、さら
に部品点数を少なくして構造の簡素化を図ると)もに製
造コストを低減させることができる。
また、別個に安定部材を設けなくても起立した前部サブ
フレームと三角リフトプレートにより頑強に荷箱を支持
することができ、傾倒時の荷箱の横振れを防止できる。
フレームと三角リフトプレートにより頑強に荷箱を支持
することができ、傾倒時の荷箱の横振れを防止できる。
図面の簡単な説明第1図は本発明ダンプ車輌の荷箱状倒
時の側面図、第2図はその傾倒時の側面図、第3図はダ
ンプ車輌の荷箱を除いた平面図である。
時の側面図、第2図はその傾倒時の側面図、第3図はダ
ンプ車輌の荷箱を除いた平面図である。
1・・・・・メインフレーム、2・・・・・・サブフレ
ーム、2f,2r・・・・・・前、後部サブフレーム、
3・・・・・・荷箱、7,10・・・・・・枢支、8・
・・・・・リフトシリンダ、9・・・・・・三角リフト
プレート、11,12,13・・・・・・連結。
ーム、2f,2r・・・・・・前、後部サブフレーム、
3・・・・・・荷箱、7,10・・・・・・枢支、8・
・・・・・リフトシリンダ、9・・・・・・三角リフト
プレート、11,12,13・・・・・・連結。
Claims (1)
- 1 車体フレームを、メインフレームと、この上に載設
されるサブフレームとより構成し、その車体フレーム上
に荷箱を傾倒可能に搭載してなるダンプ車輌において、
前記サブフレームをメインフレーム上に固着される後部
サブフレームと、この後部サブフレームの前端に、起伏
可能に枢支される前部サブフレームとより構成し、前記
前部サブフレームの自由端に、三角リフトプレートの1
つの頂部を連結し、さらに前記三角リフトプレートの他
の2つの頂部の一方を荷箱に、その他方を車体フレーム
に枢支されるリフトシリンダにそれぞれ連結し、前記リ
フトシリンダ、三角リフトプレート、および前記サブフ
レームにより荷箱のリフト機構を構成してなる、ダンプ
車輌。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3410179A JPS6044169B2 (ja) | 1979-03-23 | 1979-03-23 | ダンプ車輌 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3410179A JPS6044169B2 (ja) | 1979-03-23 | 1979-03-23 | ダンプ車輌 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55127229A JPS55127229A (en) | 1980-10-01 |
JPS6044169B2 true JPS6044169B2 (ja) | 1985-10-02 |
Family
ID=12404877
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3410179A Expired JPS6044169B2 (ja) | 1979-03-23 | 1979-03-23 | ダンプ車輌 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6044169B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5755921B2 (ja) * | 2011-03-30 | 2015-07-29 | 新明和工業株式会社 | ダンプ車両の傾動装置 |
-
1979
- 1979-03-23 JP JP3410179A patent/JPS6044169B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55127229A (en) | 1980-10-01 |
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