JPS6043781B2 - 静電気式フイルタ−に用いられるワイヤとプレ−トを固定し接続する装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、空気を浄化する電気式フィルターである静電
気フィルターに用いられる導電ワイヤとプレートを固定
し接続する装置に関する。

空気を浄化する電気式フィルターの原理は、第フ１の段
階としてフィルターに向かつて到来したそのほとんどが
帯電していない粒子が、２つの導電体の間、たとえば、
１本のワイヤと該ワイヤのいずれかの側に設けられたプ
レートとの間を通る間に帯電するように構成されたもの
であつて、前記７プレートとワイヤは異なつた電位をも
つようにされている。

第２段階として、このように帯電した粒子に関して反対
の極を有するプレートの一方に向かつて引き寄せること
により異なつた電位を有する２枚のプレートの間で前記
帯電した粒子が分Ｌ離される。事実、このような電気式
フィルターは、たとえば、実願昭５２−４３８８吋に従
がつて構成されている。

その出願の考案では、多数の互に平行に延在したプレー
トが帯電帯域に設けられていて、互に平行な２本以上の
ワイヤが粒子が移動する方向に互に所定の距離をへだて
て延設された周囲を取り巻くプレートの中央に互に平行
に配置されている。また、対をなす上述のプレートのほ
か、奇数の互に平行なプレートが分離帯域に設けられて
いて、上述のプレートの間で該プレートと平行に配置さ
れ、分離段階における２つの隣接したプレートの間の間
隔が所定の値に設定されている。さらに、プレートとワ
イヤは、ワイヤが帯電帯域でプレートに関して極性を反
転するとともに、帯電帯域で２枚の隣接してプレートが
互に極性を反転するよう電気的に接続されている。前記
出願の考案に従がつた電気式フィルターを使用すれば、
到来した粒子の大部分は、ほとんど１００パーセントを
分離することができる。

しかし、このようなほとんど１００パーセントの分離を
確保するためには、ワイヤーとプレートを正確に固定、
位置ぎめし、ワイヤ間の相互間隔とプレート間の相互間
隔とプレートとワイヤ間の相互間隔を所定値に設定しな
ければならない。しかし、前記出願の考案においては、
閃絡が生じる危険があるので、上記の結果を確保するこ
とは不可能である。したがつて、本発明の目的は、帯電
区画がそれぞれプレートの間に２本以上のワイヤを備え
ていて、該ワイヤが互に平行に延在し、前記対をなすプ
レートの中央に配置されており、さらに分離領域が互に
平行なプレートを備えていて、該プレートがそれぞれ隣
接のプレートと異なつた電位をもつよう構成された電気
式フィルターに用いられるワイヤーとプレートを固定し
接続する装置を提供することである。

本発明によれば、帯電区画と分離区画とを有し、帯電及
び集塵部材としてワイヤとプレートとを使用している静
電式フィルターに用いられるワイヤとプレートを固定し
接続する装置であつて、該帯電区画はそれぞれ対をなす
プレートの間に張られた２本以上のワイヤを備え、該ワ
イヤは相互に平行に配置されている前記対をなすプレー
トの間の中間に位置しており、該分離区画は相互に平行
なプレートを有していて各プレートは隣りのプレートと
違つた電位を有しており、また、このワイヤとプレート
を固定し接続する装置は、互いに隔置されていて平行に
位置決めされた２個の同じ側壁部材と、２個の該側壁部
材の端部間に固定されて四辺形の断面を持つフレームを
提供するようにされた相互に平行に配置される２個の同
じ間隔設定部材とを含み、各該側壁部材の２つの長い方
の側辺は該側辺の長手方向に対して直角の多数のスリッ
トを備えていて２つの隣接するスリットの間の間隔がす
べてのスリットについて同じてあつて、これらのスリッ
トは２個の側壁部材の間に張り渡すことによつてワイヤ
が互いに平行になるように所定長さの帯電ワイヤを巻き
回わすことができるようになつている装置において、該
側壁部材の内面は２つの長い方の側辺の長手方向に対し
て直角のみぞ間に画成する対をなす突起を備え、該みぞ
は該帯電区画用のプレートをその中に受け入れることが
できるようになつており、隔置された細長い脚部材の対
をなす前部支持脚および後部支持脚を備え、これら支持
脚は互いに隔置されていて分離区画の前部コーナー及び
後部コーナーを構成するようになつており、後部支持脚
の各々はこの支持脚の長い方の側辺に直角なみぞを形成
する平行な前後ラインより成る隔置されたＵ字状突起を
その内面に備えていて、該みぞ内には分離区画用のプレ
ートが挿入されるようになつており、該Ｕ字状突起の底
は分離区画用のプレートに対する端部ストッパーを構成
し、各ラインの前記Ｕ字状突起は同じラインの隣接した
Ｕ字状突起との間の距離の半分に相当した距離だけ別の
ラインの隣接したＵ字状突起とくいちがうように配置さ
れ、また、Ｕ字状突起のこれらラインの一方に沿つて細
長い接続ストリップが配置されており、この接続ストリ
ップは分離区画用のプレートと電気的に接続するととも
に電源に接続することができるようになつていることを
特徴とする装置が提供される。

以下、本発明を図解した添付図面を参照しながら、本発
明の詳細な説明する。

本発明装置を概念的に図解した第１図に示されているよ
うに、本装置は、互に平行にかつ間隔をへだてて配置さ
れ同じ側壁部材１を２つ備えており、該側壁部材１は、
側壁部材の両端の間に延設された２個の同一の平行間隔
設定部材２により固定されていて、断面が四辺形、好適
には断面が長方形のフレームを形成するよう配設されて
いる。

側壁部材１はそれぞれ、長い方の側辺４に沿い該側辺の
長さ方向に直角に多数のスリット５を備えている。隣接
したスリット５の間の間隔は、すべてのスリット５につ
いて同一である。ワイヤ６のうち側壁部材１の間に張り
渡された部分が互に平行であるように側壁部材１の左か
ら右へワイヤ６を巻き付ける要領で前記スリット５にワ
イヤ６が押し通されている。しかし、第１図にはこのよ
うなワイヤ６の一部が示されているだけであ。側壁部材
１の内側には対をなす突起７が設けられていて、前記長
い方の側辺４の長さ方向に直角に延在したみぞ８が前記
突起７の間に形成されている。そして帯電区画に配設さ
れるプレートが前記みぞ８の中に入れるようになつてい
る。しかし、これらのプレートは第１図には図示されて
いない。分離区画に所属する前部支持脚９が第１図の右
側、側壁部材１に隣接して配設されている。

したがつて、前部支持脚９は、分離区画の前部コーナー
に位置ぎめされているわけである。一方、分離区画の後
部コーナーに後部支持脚１０が設けられている。前記前
部支持脚と後部支持脚の形状はそれぞれ、第１２図より
第１４図までと第１５図より第１７図までを参照して後
述されている通りである。第２図より第６図までは、側
壁部材１の形状を詳細に示したものである。

側壁部材１は、両端３に鳩尾状のスロット１１を備えて
いる。側壁部材１はまた、一方の端部の近傍に貫通穴１
２を備えていて、該貫通穴１２は、前記端部３の近傍の
２つのみぞ８の間に配置されている。電源と接続するた
め、前記ワイヤ６の両端と接点端子が鋲によりあるいは
他の適当な方法で側壁部材１に設けられた前記穴１２中
に取り付けられている。したがつて、ワイヤ６と前記接
点端子の間に電気接点が設けられている。第３図より第
５図まではそれぞれ、側壁部材１を切断した断面図であ
る。

このうち第３図の参照符号１３は、側壁部材１の外側に
、２つの長い方の側辺４に沿つて延設された突出部分を
表わす。該突出部分１３は、側壁部材の間に巻き渡たし
たワイヤ６が滑りはずれないよう機能する障害体を構成
するようにしたものである。ワイヤ６のうち、第２図に
示されている側壁部材１と接触する部分が第２図に点線
により表示されている。一方、ワイヤ６の他の部分は、
側壁部材１の間に延在していて、他方の側壁部材１と接
触している。第３図と第６図の参照符号１４は、接点タ
ーミナルから導びかれた導線を収容するよう側壁部材１
の外側に設けられたへこみを表わす。第７図の参照符号
１５は、鳩尾状の断面を備えた間隔決定部材２の端部を
表わす。該端部１５は、側壁部材の端部に設けられた鳩
尾状スロットにはめ込むようにされている。前記端部１
５の中央部分１６は、１から２７ｒｒ！ｎ程度突出して
いてその側部下側に肩１７を備えている。第９図を参照
すれば、外側側壁部材が参照符号１８により表わされて
おり、該外側側壁部材１８は、側壁部材１の外側に取り
付けるようにされたものである。

この外側側壁部材１８の端部１９の中央にみぞ２０が設
けられている。このみぞ２０は側壁部材の内側２よりも
外側で若干幅が広くなつており、外側側壁部材の厚さの
方向にノッチ２３を備えている。そして間隔設定部材２
の端に設けられた突出部分１７が前記みぞ２０の中には
め込むようになつている。これにより、ノッチ２３を介
して肩１７がみぞ２０と協働すると、外側側壁部材１８
は間隔設定部材２に固定される。分離区画に属する前部
支持脚９の形状が第１２より第１４図までに示されてい
る。前部支持脚９は、該支持脚９の２つの長い方の側辺
２４に平行に等間隔をへだてて一連の突起２５を備えて
いる。

この一連の突起２５は、支持脚の側縁に沿つて配設され
ていて帯電区画に接続するようになつている。これら対
をなす突起２５は、側辺２４に直角に延在したみぞ２６
を形成しており、帯電区画に配設されるプレートが前記
みぞ２６に案内されるようになつている。前記２つの長
い方の側辺２４のうち他方のものに沿いかつこれに平行
に一連の突起２７が支持脚の内側に設けられており、隣
接した突起２７の間、前記側辺２４に直角にみぞ２８が
形成されている。

そしてこのみぞ２８の中に分離区画に配設されるプレー
トが挿入されるようになつている。支持脚の内側、前記
２つの一連の突起２５と２７の間に第３の一連の突起２
９が前記２つの一連の突起２５，２７に平行に延設され
ており、そして該突起２９は、分離区画に配設されるプ
レートの端部ストッパーとして機能している。さらに、
支持脚の外側に２つの間隔設定リム３１が側辺２４に平
行に延設されている。第１５図より第１７図までを参照
すれは、分離区画に属する後部支持脚１０の形状が示さ
れている。

後部支持脚１０は該支持脚１０の２つの長い方の側辺３
２に平行に等間隔に配設された断面Ｕ字状の一連の突起
３３を支持脚の内側に備えている。

該突起３３は分離区画に配設されるプレートの端部スト
ッパーとして機能しており、そして隣接した突起３３の
間に側辺３２に直角にみぞ３４が形成されていて、前記
プレートが前記みぞ３４の中に挿入されるようになつて
いる。突起３３は、２つの同じラインに並んでいる隣接
した突起３３の間の距離の半分の間隔をへだてて前記ラ
３イ・ンの方向に配置されている。前記前部支持脚９上
の突起２７と同じ要領でかつ同じ目的のため帯電区画の
近傍に配置される側辺３２に沿いかつこれに平行に一連
の突起３５が支持脚１０の内側に配設されている。各ラ
インのＵ字状の突起３３のうち、４つのものに肩３６が
取り付けられている後部支持脚１０の外側３７に２つの
間隔設定リム３８が側辺３２に平行に延設されている。
第１８図の参照符号３９は、後部支持脚１０上のＵ字状
突起３３のラインの一方にかつこれに沿つて取り付ける
ようにされた接続ストリップを表わす。該接続ストリッ
プ３９は、この接続ストリップ３９の長さ方向に直角に
スリット４０を備えており、分離区画に配設されるプレ
ートがこのようなスリットに挿入されるようになつてい
る。接続ストリップ３９の長さ方向に測つたスリット４
０の幅は、前記プレートの厚さより若干小さい。これに
より、プレートと接続ストリップとの間に良好な電気的
な接触を確保することができるとともに、前記プレート
をスリット４０のそれぞれにしつかりと拘止することが
できる。したがつて、スリット４０は、Ｕ字状突起３３
の前記みぞ３４と反対の位置に配置されるこになる。接
点ストリップ３９は、後部支持脚１０の一方に設けられ
たＵ字状突起３３の前部ラインに取り付けるとともに、
他方の後部支持脚１０のＵ字状突起３の後部ラインに取
り付けるかあるいは上記と逆の配置に取り付けられる。

第１９図より第２１図までの参照符号４２は取付ストリ
ップを表わしており、該取付ストリップ４２は、前部支
持脚どうしの間と後部支持脚どうしの間の間隔設定兼固
定部材として使用される。

第１９図には前記取付ストリップ４２の一方の端部が示
されているにすぎない。取付ストリップ４２は、その両
端にこの取付ストリップの長さ方向に平行に鳩尾状スロ
ット４３を備えている。該スロット４３は、支持脚９，
１０の端面それぞれに設けらた鳩尾状突起４４がこのス
ロット４３にはまり込むふうに配置されている。さらに
取付ストリップ４２は、スロット４３の側面それぞれに
肩４５を備えており、該肩４５は、固定のため支持脚９
，１０の端面に接続したとき、はまり込むようになつて
いる。取付ストリップ４２の各端部の近くに円形の穴４
６を有するボス４７が取り付けられており、電気式フィ
ルターを組み立てたあと、前記ボス４７がフィルターの
内側に位置し、前記円形の穴が電気式フィルターの外側
に開口するようになつている。

円形の穴４６の底は、傾斜面４８としてテーパが付けら
れている。前記穴４６にはめ込む案内ピン４９が第２２
図に示されている。

当初に挙げた特許に記載されているように、電気式フィ
ルターの効率を高めるため、帯電区画のそれぞれの対を
なすプレートの間に分離区画の３枚のプレートを設け、
これらのプレートが帯電区画にも分離区画にも共通に延
在するようにしてもよい。

したがつて、分離区画には非常に多数のプレート、たと
えば２敞のプレートが延在し、帯電区画にも多数のプレ
ート、たとえば、８枚のプレートが延在することになる
。この場合、互に平行なワイヤの数は１４本である。上
述の説明と当初に挙げた特許より明らかなように、分離
区画にある２本の隣接したワイヤは異なつた電位を有し
、また帯電区画のワイヤは第３の電位をもつことになる
。本発明に係る装置を使用すれば、電気式フィルターを
非常に簡単に組み立てることができる。

すなわち、側壁部材１と間隔設定部材２を組み合わせ、
ワイヤ６を巻きつけ、リベットによりあるいは他の適当
な方法で固定する。次に外側側壁部材１８を固定する。
上述の要領で２つの後部支持脚１０それぞれに接続スト
リップ３９を取り付ける。側壁部材のみぞ８と、前部と
後部の支持脚の所定のみぞ２６，２８と後部支持脚１０
の所定のみぞを通つて貫通プレートを挿入する。

他の貫通しないプレートも前部と後部の支持脚の所定の
みぞの中に挿入する。後部支持脚１０と前部支持脚９は
取付ストリップ４２を用いて互いに固定される。しかる
のち、たとえばアルミニウムから作られた、第１図で１
点鎖線で示されているボックス４１の中に本装置を押し
込み、間隔設定リム３１，３８を前記ボックスの内側に
当接させる。

これにより本装置の構成要素は互に錠止された状態とな
る。しかるのち、前記接点ターミナルと２つの接点”ス
トリップを３つの異なつた電圧レベルに接続する。

もつと大きいフィルター●ユニットを必要とする場合、
案内ピン４９を取付ストリップ４２と一体のものにした
穴を有するボス４７が使用される。

何組かのフィルター●ユニットを互に上下に積み重ね、
穴４６と案内ピワにより互に固定する。上下に積み重ね
た各ユニットの横に並べて数組の積み重ね体を設けるよ
うにしてもよい。しかるのち、フィルタユニットは、電
気的に並列に接続され、そして１つにユニットにまとめ
て接続するふうに配置される。上述の要領によれば、基
本的なユニットを用いていろいろなサイズのフィルター
を作りあげることが可能である。良好な絶縁状態を保持
するため、上述の構成要素は、プラスチックから作るの
が好ましい。

上述の説明より明らかなように、本発明装置によれば、
静電気式フィルターに多数のプレートとワイヤを簡単に
固定し、位置決めし、接続することが可能である。しか
も、本発明によれば非常に少ない部材を使用して上記の
効果をあげることができる。本発明は、添付図面に示さ
れている上述の実施例に限定されるものではなく、特許
請求の範囲により限定された枠内で変更してさしつかえ
ないことはいうまでもない。

図面の簡単な説明第１図は、本発明に係る装置の斜視図
、第２図は、本発明装置に使用されている側壁部材を内
側から見た視図、第３図より第５図までは、第２図，に
示されている側壁部材の断面図、第６図は長い方の側辺
に直角に見た側壁部材の側面図。

第７図は、本発明装置に使用される間隔設定部材を外側
から見た視図。第８図は、長い方の側辺の一方に直角に
見た間隔設定部材の視図。第９図より第１１図までは、
短い方の側辺と長い方の側辺から見た本発明に係る外側
側壁部材の視図。第１２図は、本発明に係る前部支持部
材を内側から見た視図。第１３図は、第１２図に示され
ている前部支持脚を第１２図の右から見た視図。第１４
図は、第１２図と第１３図に係る前部支持脚を第１２図
の下から見た視図。第１５図は、本発明に係る後部支持
脚を内側から見た視図。第１６図は、第１５図に示され
ている後部支持脚を第１５図の左から見た視図。第１７
図は、第１５図に示されている後部支持脚を第１５図の
下から見た視図。第１８図は、本発明に係る接点ストリ
ップの視図。第１９図は、本発明に係る取付ストリップ
の一端をｌ内側から見た視図。第２０図は、第１９図に
示されている取付ストリップを一方の端面に直角に見た
視図。第２１図は、第１９図に示されている取付ストリ
ップの横断面図。第２２図は、本発明に係る案内ピンの
視図。１・・・・・・側壁部材、２・・・・・・間隔設
定部材、３・・・側壁部材、４・・・・・・長い方の側
辺、５・・・スリット、６・・・・・・ワイヤ、７・・
・突起、８・・・・・・みぞ、９・・・・・・前部支持
脚、１０・・・・・・後部支持脚、１１・・・・・・鳩
尾状スロット、１３・・・・・・突出部分、１４・・・
・・・へこみ、１５・・・・・・間隔設定部材の端部、
１６・・・・・端部の中央部分、１７・・・・・・肩、
１８・・・・・・外側側壁部材、１９・・・・・・外側
側壁部材の端部、２０・・・・・・みぞ、２１・・・・
側壁部材の外側、２２・・・・・・側壁部材の内側、２
３・・・・・・ノッチ、２４・・・・・前部支持脚の長
い方の側辺、２５，２７，２９・・・・・・突起、２６
，２８・・・・・みぞ、３０・・・・・・支持脚の外側
、３１・・・・・・間隔設定リム、３２・・・・・・長
い方の側辺、３３，３５・・突起、３４・・・・・・み
ぞ、３６・・・・・・肩、３７・・・後部支持脚の外側
、３８・・・・・・間隔設定リム、３９・・・・・・接
続ストリップ、４０・・・・スリット、４１・・・・・
ボックス、４２・・・・・・取付ストリップ、４３・・
・・・鳩尾状スロット、４４・・・・・鳩尾状突起、４
５・・・・・・側面、４６・・・・・・円形の穴、４７
・・・・・・ボス、４８・・・・・・傾斜面、４９・・
・案内ピン。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 帯電区画と分離区画とを有し、帯電及び集塵部材と
   してワイヤとプレートとを使用している静電気式フィル
   ターに用いられるワイヤとブレートを固定し接続する装
   置であつて、該帯電区画はそれぞれ対をなすプレートの
   間に張られた２本以上のワイヤを備え、該ワイヤは相互
   に平行に配置されていて前記対をなすプレートの間の中
   間に位置しており、該分離区画は相互に平行なプレート
   を有していて各プレートは隣りのプレートと違つた電位
   を有しており、また、このワイヤとプレートを固定し接
   続する装置は、互いに隔置されていて平行に位置決めさ
   れた２個の同じ側壁部材と、２個の該側壁部材の端部間
   に固定されて四辺形の断面を持つフレームを提供するよ
   うにされた相互に平行に配置される２個の同じ間隔設定
   部材とを含み、各該側壁部材の２つの長い方の側辺は該
   側辺の長手方向に対して直角の多数のスリットを備えて
   いて２つの隣接するスリットの間の間隔がすべてのスリ
   ットについて同じであつて、これらスリットは２個の側
   壁部材の間に張り渡すことによつてワイヤが互いに平行
   になるように所定長さの帯電ワイヤを巻き回わすことが
   できるようになつている装置において、該側壁部材１の
   内面は２つの長い方の側辺４の長手方向に対して直角の
   みぞ８を間に画成する対をなす突起７を備え、該みぞ８
   は該帯電区画用のプレートをその中に受け入れることが
   できるようになつており、隔置された細長い脚部材の対
   をなす前部支持脚９及び後部支持脚１０を備え、これら
   の支持脚９、１０は互いに隔置されていて分離区画の前
   部コーナー及び後部コーナーを構成するようになつてお
   り、後部支持脚１０の各々はこの支持脚１０の長い方の
   側辺３２に直角なみぞ３４を形成する平行な前後ライン
   より成る隔置さされたＵ字状突起３３をその内面に備え
   ていて、該みぞ３４内には分離区画用のプレートが挿入
   されるようになつており、該Ｕ字状突起３３の底には分
   離区画用のプレートに対する端部ストッパーを構成し、
   各ラインの前記Ｕ字状突起３３は、同じラインの隣接し
   たＵ字状突起３３との間の距離の半分に相当した距離だ
   け別のラインの隣接したＵ字状突起３３とくいちがうよ
   うに配置され、また、Ｕ字状突起３３のこれらラインの
   一方に沿つて細長い接続ストリップ３９が配置されてお
   り、この接続ストリップ３９は分離区画用のプレートと
   電気的に接続するとともに電源に接続することができる
   ようになつていることを特徴とする装置。 ２ 特許請求の範囲第１項記載の装置において、電源に
   接続するための接続端子が２個の側壁部材１の一方に固
   定され、帯電ワイヤ６の端がこの端子に接続されるよう
   になつていることを特徴とする装置。 ３ 特許請求の範囲第１項又は第２項記載の装置におい
   て、接続ストリップ３９は、後部支持脚１０の１つのＵ
   字状突起３３の前のラインに沿つて配設されるとともに
   、他方の後部支持脚１０のＵ字状突起３３の後のライン
   に沿つて配設されており、これら接続ストリップ３９は
   それぞれ異なつた電圧レベルに接続されるようになつて
   いることを特徴とする装置。 ４ 特許請求の範囲第３項記載の装置において、２つの
   長い方の側辺の１つに沿つて配置された接続ストリップ
   ３９の各々が、長い方の側辺に直角で且つこの側辺に沿
   つて均一に隔置された多数のスリット４０を有し、これ
   らスリット４０は、Ｕ字状突起３３のみぞに隣接して配
   置されるように隔置されており、プレートが分離区画内
   に導入されたときにこのプレートがこれらのスリット４
   ０内に嵌合されるようになつており、このスリット４０
   の幅は挿入されるべきプレートの厚さよりも小さくてプ
   レートとスリット４０との間が密着嵌合されるようにな
   つていることを特徴とする装置。 ５ 特許請求の範囲第１項から第４項までのいずれか１
   つに記載された装置において、前部支持脚９がそれぞれ
   、その内面上に、長い方の側辺２４の一つの近くにおい
   てこの側辺２４に直角な端部が開いたみぞ２６を形成す
   る突起２５の対を１つのライン上に均等に隔置して備え
   ており、このみぞ２６は帯電区画用のプレートを受け入
   れるようにされており、長い方の側辺２４の他の近くに
   おいて前部支持脚９の各々の内面はこの側辺２４に対し
   て直角な端部が開いたみぞ２８を形成する突起２７の前
   記ラインに対して平行なラインを備えており、このみぞ
   ２８は分離区画用のプレートを受け入れるようにされて
   おり、また、前部支持脚９の各々の内面はこれら突起２
   ５、２７の２つラインの間に突起２９の第３の平行なラ
   インを配設しており、この突起２９は分離区画用のプレ
   ートに対する端部ストッパーを形成していることを特徴
   とする装置。