JPS6043522B2 - プログラム式送り制御装置 - Google Patents

プログラム式送り制御装置

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JPS6043522B2
JPS6043522B2 JP50103599A JP10359975A JPS6043522B2 JP S6043522 B2 JPS6043522 B2 JP S6043522B2 JP 50103599 A JP50103599 A JP 50103599A JP 10359975 A JP10359975 A JP 10359975A JP S6043522 B2 JPS6043522 B2 JP S6043522B2
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pulse
circuit
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康文 戸倉
稔 榎本
新太郎 石川
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Toyoda Koki KK
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Toyoda Koki KK
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はプログラム記憶部に記憶されている制御デー
タをプログラムカウンタに従つて順次読み出し、この読
み出された制御データに基づいて前記記憶部とは独立し
た別の記憶手段に記憶された送り量指令値、送り速度指
令値を選択し選択された各指令値によつて研削盤の送り
を制御するプログラム式送り制御装置に関し、その目的
はいかなるサイクルの実行中であつても外部から投入さ
れる信号により予めプログラムされた緊急サイクルを直
ちに実行し移動体を送り開始点である原点に”急速自動
復帰させることが可能なプログラム式送り制御装置を提
供することにある。
従来のプログラム式送り制御装置における緊急サイク
ル例えば非常戻しサイクルはハード構成により特定位置
に設定された原点検出器を作動させ・るマシン原点に移
動体を復帰させていた。
しカルながら研削盤の砥石台の如き移動体にあつては、
マシン原点と異なる送り開始点としての原点より送りが
開始されるようになつている。研削盤における砥石は頻
繁にドレッシングされ砥石径が逐次変化するため、砥石
径の変化分砥石中心を前にずらし、砥石研削面位置が一
定となる点を原点とし、この原点より送りが開始される
ようになつている。かかる原点はマシン原点と異なつて
おり、砥石ドレッシングの度に少しずつ変化する。この
ため従来の非常戻しサイクルにおいてはマシン原点まで
の自動復帰はできても送り開始点である原点に移動体を
復帰させることが困難であり、手動操作によらなければ
ならなかつた。本発明はかかる点に鑑み、外部からの緊
急サイクル開始信号により予めプログラムされた緊急サ
イクルを実行し、送り開始点である原点に移動体を自動
復帰させるようにしたことを特徴とするものである。
以下、本発明の実施例を図面に基いて説明する。
第1図は研削盤の如き制御対象の送りを制御するプログ
ラム式送り制御装置のブロック線図で、図において1は
移動体送り用パルスモータ、2は後述する前進送りパル
ス+FPを受けてそのパルス数だけパルスモータ1を前
進方向に駆動させるとともに後退送りパルスーFPを受
けてそのパルス数だけパルスモータ1を後退方向に駆動
させるパルスモータ駆動回路である。なお、必要とあら
ば一軸のみに限らず他の送り軸用のパルスモータおよび
パルスモータ駆動回路も備えられているが、この明細書
においてはこれらの説明を省略する。3はダイオードマ
トリックス回路を用いたブローグラム記憶部で、各記憶
番地MO〜M47に各々、制御すべき送り軸X,Yl制
御すべき方向+,−(+は前進、−は後退)、選択すべ
き送り量D1〜D7、選択すべき時間T1〜T7、選択
すべき送り速度F1〜F7、選択すべき補助機能、M1
〜M7,Sl〜S7(S1は砥石台原位置復帰指令、S
4は砥石摩耗補正指令である)、プログラムエンドEN
D等の制御データを記憶させることができるようになつ
ている。
プログラムの一例を表1に示す。この表1においては研
削盤を制・御対象とする場合のプログラムであつて記憶
番地MO〜M5には砥石台の通常の送り制御サイクルプ
ログラムが記憶され、M4l〜M42には緊急サイクル
である非常戻しサイクルプログラムが記憶され、M43
〜M44には砥石摩耗補正サイクルプログラムが記憶さ
れている。なお、表1のプログラムについての説明は後
述する。PBlは通常の送り制御サイクルを開始させる
ための運転スタート信号EX.STARTlを投入する
手動の外部指令スイッチ、4は外部指令スイッチPBl
にて運動スタート信号EX.STARTlが投入される
と後述するタイミングパルスCL2が入力するまで送り
制御サイクル信号STARTl信号を出力し続ける信号
レベル変換回路である。
PB2は砥石摩耗補正サイクルを開始させるための砥石
摩耗補正スタート信号EX.START2を投入する手
動の外部指令スイッチ、5は外部指令スイッチPB2に
て砥石摩耗補正スタート信号EX.START2が投入
されるとタイミングパルスCL2が入力するまで砥石摩
耗補正サイクル信号START2を出力し続ける信号レ
ベル変換回路である。PB3は緊急サイクルである非常
戻しサイクルを開始させるために非常戻しスタート信号
EX.EMBを投入する手動の外部指令スイッチ、6は
外部指令スイッチPB3にて非常戻しスタート信号EX
.EMBが投入されると非常戻しサイクル信号EMBを
出力する信号レベル変換回路である。
60は、後述するインストラクションデコーダ18から
補助機能信号M1〜M7が出力されると、その補助機能
信号M1〜M7に対応した図略の補助機能装置の作動を
開始させる補助機能装置作動開始信号EX.Ml〜EX
.M7を各補助機能信号M1〜M7にて指定された補助
機能装置が作動してその作動確認信号EX.MFINが
出力されるとM.FIN信号を出力する信号レベル変換
回路である。
例えば補助機能信号M1は図略のレストの油圧送り前進
を指令する信号であり、レストが油圧送り前進端に達す
ると油圧送り前進完了信号EX.MFlNが出力される
ようになつている。また補助機能信号M2はレストの油
圧送り後退を指令する信号であり、レストが油圧送り後
退を開始する油圧送り後退開始確認信号M.FINが出
力されるようになつている。7は、制御データ読み出し
サイクル時にはタイミングパルスCLl〜CL5を出力
し、送り動作実行時にはタイミングパルスCLl〜CL
5の出力を停止するタイミングパルス発生回路である。
8は通常の送り制御サイクルおよび砥石摩耗補正サイク
ル中にRUN信号を出力するランフラグ回路、9は非常
戻しサイクル中にEMB.SDW信号、EMB.CLK
信号、EMB.ST信号ならびにEMB.CYCLE信
号を出力する非常戻しランフラグ回路、10は前記送り
動作実行中にBUSY信号を出力するビジイフラグ回路
である。
これらの回路7〜10の具体例を第2図に示す。
タイミングパルス発生回路7は、常時ク咄ンクパルスC
Lを出力するクロックパルス発生器71、シリアル端子
に入力があるとシフト端子に入力されるクロックパルス
CLのシフト作用により1サイクル分のタイミングパル
スCLl〜CL5を出力するシフトレジスタ、シフトレ
ジスタ72の各出力端子が接続されてタイミングパルス
CLl〜CL5の出力中は0P信号を出力するオアゲー
ト73、オアゲート73が接続されたインバータ74、
ランフラグ回路8のRUN信号出力端子および非常戻し
ランフラグ回路9のEMB.CYCLE出力端子が接続
されたオアゲート75、ビジイフラグ回路10のBUS
Y信号出力端子が接続されたインバータ76、オアゲー
ト75、インバータ74,76の各出力端子が接続され
シフトレジスタ72のシリアル端子に接続されたアンド
ゲート77、クロックパルス発振器71の出力端子が接
続されたインバータ78より構成されている。従つてこ
のタイミングパルス発生回路7は、RUN信号もしくは
EMB.CYCLE信号が出力されタイミングパルスC
Ll〜CL5が出力されていないときBUSY信号の出
力が停止されると1サイクルのタイミングパルスCLl
〜CL5を出力し始める。非常戻しランフラグ回路9は
、前記信号レベル変換回路6のEMB信号出力端子が接
続されたインバータ91、T端子にインバータ91が接
続されリセット端子Rに後述するオアゲート98の出力
端子が接続されてセットされるとQ端子にEMB.SD
W信号を出力するJ−Kフリップフロップ92(J−K
フリップフロップは、T端子入力が高レベル電位から低
レベル電位に変化する瞬間に、J端子入力が高レベル電
位でしかもK端子入力が低レベル電位であればセットさ
れ、逆にJ端子入力が低レベル電位でしかもK端子入力
が高レ”ベル電位であればリセットされ、リセット端子
Rの入力が低レベル電位になると他の入力端子J,T,
Kの入力には無関係にリセットされる。)、J一Kフリ
ップフロップ92のQ端子およびタイミングパルス発生
回路7のインバータ74の出力端子が接続されたアンド
ゲート93、J端子にアンドゲート93が接続されT端
子に前記タイミングパルス発生回路7のインバータ78
が接続されさらにリセット端子Rに後述するインバータ
99が接続されてセットされるとQ端子にEMB.CL
K信号を出力するJ−KKフリップフロップ94、J一
Kフリップフロップ94のQ端子およびタイミングパル
ス発生回路7のシフトレジスタ72のCL2パルス出力
端子が接続されたアンドゲート95、後述するインスト
ラクションデコーダ18のEND信号出力端子およびシ
フトレジスタ72のCL5パルス出力端子が接続された
アンドゲート96、J端子にアンドゲート95が接続さ
れT端子にタイミングパルス発生回路7のインバータ7
8が接続されさらにK端子にアンドゲート96が接続さ
れてセットされるとQ端子にEMB.ST信号を出力す
るJ−Kフリップフロップ97、J一Kフリップフロッ
プ94,97のQ端子が接続されてEMB.CLK信号
およびEMB.ST信号をEMB.CYCLE信号とし
て通過させるオアゲート98、J−Kフリップフロップ
97のQ端子が接続されたインバータ99より構成され
ている。従つてこの非常戻しランフラグ回路9は、前記
EMB信号が出力されるとEMB.SDW信号、EMB
.CLK信号、EMB.ST信号を順次出力し、EMB
.CLK信号およびEMB.ST信号と同時にEMB.
CYCLE信号を出力する。
ランフラグ回路8は、前記信号レベル変換回路4および
5の出力端子が接続されたオアゲート81、インストラ
クションデコーダ18のEND信号出力端子およびシフ
トレジスタ72のCL5パルス出力端子が接続されたア
ンドゲート82、J−Kフリップフロップ92のQ端子
が接続されたインバータ83、J端子にオアゲート81
が接続されT端子にタイミングパルス発生回路7のイン
バータ78が接続されK端子にアンドゲート82が接続
されさらにリセット端子Rにインバータ83が接続され
、セットされるとQ端子にRUN信号を出力するJ−K
フリップフロップ84より構成されている。
従つてこのランフラグ回路8は、STARTl信号もし
くはSTART2信号が出力されるとEND信号もしく
はEMB.SDW信号が出力されるまでRUN信号を出
力する。ビジイフラグ回路10は、インストラクシヨン
デコータ18のD.SIG信号出力端子、T.SIG信
号出力端子およびSI信号出力端子が接続されたオアゲ
ート101、J−Kフリップフロップ84および97の
Q端子が接続されたオアゲート102、オアゲート10
1および102が接続されたアンドゲート103、J−
Kフリップフロップ92のQ出力端子および後述する送
り制御カウンタ54のDEN信号出力端子ならびに前記
信号レベル変換回路60のM.FIN信号出力端子が接
続されたオアゲート10牡オアゲート104が接続され
たインバータ105、J端子にアンドゲート103が接
続されT端子にシフトレジスタ72のCL5パルス出力
端子が接続されさらにリセット端子Rにインバータ10
5が接続されてセットされるとQ端子にBUSY信号を
出力するJ−Kフリップフロップ106より構成されて
いる。
従つてこのビジイフラグ回路10は、EMB.ST信号
もしくはRUN信号が出力されているときにD.SIG
,T.SIG,SI・信号のいずれかが出力されればタ
イミングパルスCL5の出力完了時点よりBUSY信号
を出力し、END信号もしくはEMB.SDW信号が出
力されるとBUSY信号の出力を停止する。
第1図において、11はプログラム記憶部4の読み出す
べき記憶番地を指定するプログラムカウンタである。
12は非常戻しサイクルプログラムのスタート番地(M
4l)が設定されると非常戻しサイクルスタート番地設
定回路で緊急サイクルスタート番地設定回路てある。
13は砥石摩耗補正サイクルプログラムのスタート番地
(M43)が設定される砥石摩耗補正サイクルスタート
番地設定回路、14は通常は非常戻しサイクルスタート
番地設定回路12の出力を通過させ、前記信号レベル変
換回路5からSTART2信号が出力されると砥石摩耗
補正サイクルスタート番地設定回路13の出力を通過さ
せるアドレスゲート回路である。
15は、前記STARTl信号が入力されるとタイミン
グパルスCLlの入力時にプログラムカウンタ11の内
容をMOにリセットし、また前記START2信号が入
力されるとタイミングパルスCI,lの入力時に、アド
レスゲート回路14を通過してくる前記スタート番地設
定回路12の設定値(M4l)をプログラムカウンタ1
1にロードさせ、さらに前記EMB.CLK信号が入力
されるとタイミングパルスCLlの入力時に、アドレス
ゲート回路14を通過してくる前記スタート番地設定回
路13の設定値(M43)をプログラムカウンタ11に
ロードさせ、そしてSTARTl信号、START2信
号、EMB.CLK信号のいずれもが入力されないとき
にはタイミングパルスCLlの入力時にプログラムカウ
ンタ11の内容を+1させるプログラム制御回路である
16はプログラムカウンタ11の内容を解読してその内
容が指定しているプログラム記憶部3の記憶番地を有効
にするアドレスレコーダである。
17は、プログラム記憶部3の有効にされた記憶番地に
記憶されている制御データをタイミングパルスCL2の
入力により読み出して一時記憶するインストラクション
レジスタ、18はレジスタ17に記憶された制御データ
を解読するインストラクションデコーダである。
このデコーダ18は、前記制御データX,Y,+,−,
M1〜M7,Sl〜S7,END等を解読する他、制御
データがD1〜D7を指定しているとD.SIG信号を
出力し、T1〜T7を指定しているとT.SIG信号を
出力するようになつている。21〜27はそれぞれ送り
量D1〜D7を設定する送り量設定デジタルスイッチ、
20は前記レジスタ17の内容を解読して制御データが
指定している送り量D1〜D7に対応するデジタルスイ
ッチ21〜27の出力のみを有効にさせるセレクタであ
る。
31〜37はそれぞれ時間T1〜T7を設定する時間設
定デジタルスイッチ、30は前記レジスタ17の内容を
解読して制御データが指定している時間T1〜T7に対
応するデジタルスイッチ31〜37の出力のみを有効に
させるセレクタである。
41〜47はそれぞれ送り速度F1〜F7を設定する送
り速度設定デジタルスイッチ、40は前記レジスタ17
の内容を解読して制御データが指定している送り速度F
1〜F7に対応するデジタルスイッチ41〜47の出力
のみを有効にさせるセレクタである。
50は前記有効にされた送り速度設定デジタルスイッチ
41〜47の設定値が前記タイミングパルスCL4の入
力によりロードされ、このロードされた設定値に対応す
る周波数の送りパルスF.OSCを前記BUSY信号の
入力により出力し始め、BUSY信号が停止されると直
ちに送りパルスF.OSCの出力を停止する送りパルス
発生回路、51は前記デコーダ18から十信号が出力さ
れている場合、および前記デコーダ18からSI信号が
出力されておりしかも後述する戻し制御カウンタ56か
らCOUNT一信号が出力されている場合には5送りパ
ルスF.OSCを前進送りパルス+FPとして通過させ
、デコーダ18から一信号が出力されている場合、およ
び前記デコーダ18からSI信号が出力されておりしか
も後述する戻し制御カウンタ56からCOUNT+信号
が出力されている場合には送りパルスF.OSCを後退
送りパルスーFPとして通過させるパルス分配ゲート回
路である。
52は前記デコーダ18からT−SIG信号が出力され
ていると、予め定められた一定周波数の時間計数パルス
TPを、前記BUSY信号の入力により出力し始め、B
USY信号が停止されると直ちに時間計数パルス肝の出
力を停止する時間計数パルス発生回路である。
?:牛≠……輯 通過させる送..り制御カウンタ入力ゲート回路である
54は、前記有効にされた送り量設定デジタルスイッチ
21〜27の設定値D1〜D7もしくは有効にされた時
間設定デジタルスイッチ31〜37の設定値T1〜T7
が、前記タイミングパルスCL4の入力によりプリセッ
トされ、また後述する戻し制御カウンタ出力ゲート回路
57が開かれるとこのゲート回路57を通過する数値が
タイミングパルス0L4の入力によりプリセットされ、
これらのプリセット値が、前記ゲート回路53を通過し
た送りパルスF.OSCもしくは時間計数パルス発生回
路52から出力される時間計数パルス■によつて減算さ
れ、内容が0になるとDEN信号を出力する送り制御カ
ウンタである。
55は通常は開かれており前記パルス分配ゲート回路5
1を通過した送りパルス+FPおよび一FPを通過させ
、前記デコーダ18からS4信号が出力されていると閉
じられて送りパルス+FP,−FPの通過を阻止する戻
し制御カウンタ入力ゲート回路である。
56はゲート回路55を通過した前進送りパルス+FP
が加算され、ゲート回路55を通過した後退送りパルス
ーFPが減算され、累積値が正のときにはCOUNT+
信号を出力し、累積値が負のときにはCOUNT一信号
を出力する戻し制御カウンタ、57は前記デコーダから
S1信号が出力されているときにのみ開かれて戻し制御
カウンタ56の計数値を通過させる戻し制御カウンタゲ
ート回路である。
第3図は前出の制御信号のタイムチャートを示している
次に、前記表1のプログラムおよび第3図のタイミング
チャートに従つて上記実施例装置の作用を説明する。
通常の送り制御サイクルの場合は、作業者が外部指令ス
イッチPBlを入れる。
これにより信号レベル変換回路4からは STARTl信号が出力される。
このSTARTl信号によりランフラグ回路8のJ−K
フリップフロップ84がセットされRUN信号が出力さ
れる。初期状態ではビジイフラグ回路10のJ−Kフリ
ップフロップ106はリセットされてBUSY信号は出
力されていないためR1JN信号が出力されると直ちに
タイミングパルス発生回路7のシフトレジスタ72から
1サイクル分のタイミングパルスCLl〜CL5が出力
される。このタイミングパルノスCLl〜CL5の出力
中に一制御データの読み出しが行われる。すなわち、S
TARTl信号が出力されているためタイミングパルス
CLlによりプログラムカウンタ11はMOにリセット
され、タイミングバルスCL2によりSTARTl信号
の出力が停止されるとともにプログラム記憶部3の記憶
番地MOの記憶内容X+D3F7がレジスタ17に読み
出される。
これにより送り量設定デジタルスイッチ23の出力およ
び送り速度設定デジタルスイッチ47の出力が有効にさ
れるとともにデコーダ18からはX信号、十信号、D.
SIG信号が出力される。タイミングパルスCL4によ
り送り量デジタルスイッチ23の設定値D3が送り制御
カウンタ54にプリセットされるとともに送り速度設定
デジタルスイッチ47の設定値F7(急速送り速度)が
送りパルス発生回路50にロードされる。タイミングパ
ルスCLl〜CL5の出力が停止されると次に送り動作
が実行される。すなわち、前述の如くRUN信号が出力
されしかもD.SIG信号が出力されているためタイミ
ングパルスCL5の出力完了時にビジイフラグ回路10
のフリップフロップ106がセットされBUSY信号が
出力され、これにより送りパルス発生回路50からロー
ド値F7に対応した周波数の送りパルスF.OSCが出
力される。十信号が出力されているため送りパルスF.
OSCは前進送りパルス+FPとしてパルス分配ゲート
回路51を通過する。この前進送りパルス+FPはパル
スモータ駆動回路2に入力されてパルスモータ1を前進
駆動させ、砥石台を急速送り速度F7て前進させる。S
4信号は出力されていないため戻し制御カウンタ入力ゲ
ート回路55は開かれており、前記前進送りパルス+F
Pは戻し制御カウンタ56へも入力されて加算される。
またD.SIG信号が出力されているため送り制御.カ
ウンタ入力ゲート回路53は開かれており、前記送りパ
ルスF.OSCは送り制御カウンタ54に入力されてカ
ウンタ54のプリセット値D3を減算していく。このカ
ウンタ54の内容がOになると換言すれば送りパルス発
生回路50から出力さ.れた送りパルスF.OSCの数
がD3になると、このカウンタ54からDEN信号が出
力され、このDEN信号によつて直ちにビジイフラグ回
路10のフリップフロップ10がリセットされBUSY
信号の出力が停止される。これにより直ちに送リパ4ル
ス発生回路50は送りパルスF.OSCの出力を停止す
る。こうして砥石台は急速送りリ速度F7で距離D3だ
け前進せしめられる。
BUSY信号が出力されなくなると、前記巴射信号は出
力されているのでタイミングパルス発生回路7のシフト
レジスタ72からは再び1サイクル分のタイミングパル
スCLl〜CL5が出力され、記憶番地m1の制御デー
タが読み出されて実行され、砥石台は粗研削送り速度F
1で距離D2だけ前進せしめられる。
同様にして記憶番地M2の制御データが読み出されて実
行され、砥石台は精研削送り速度F2で距離D5だけ前
進せしめられ)る。記憶番地M3の制御データT1が読
み出されると、時間設定回路31の設定値T1が送り制
御カウンタ54にプリセットされ、時記計数パルス発生
回路52から時間計数パルス■が出力されて・送り制御
カウンタ54のプリセット値T1がこの時間計数パルス
TPにより減算される。
この間送り制御パルスF.OSCは出力されないから砥
石台は停止している。こうして時記T1の間は砥石台は
停止してスパークアウト研削を行う。記憶番地M4の制
御データが読み出されると、砥石台は急速送り速度F7
で距離D4だけ後退せしめられて原位置に復帰する。
記憶番地M5の制御データENDが読み出されるとラン
フラグ回路8のフリップフロップ84がリセットされる
。こうして通常の送り制御サイクルプログラムの実行が
完了する。砥石摩耗補正サイクルの場合は、通常の送り
制御サイクルが実行されていない時で例えば砥石をドレ
ッシングした後に、作業者が外部指令スイッチPB2を
入れる。
これにより信号レベル変換回路5からは START2信号が出力される。
このSTART2信号によりランフラグ回路8のフリッ
プフロップ84がセットされRUN信号が出力される。
これによりタイミングパルス発生回路7のシフトレジス
タ72から1サイクル分のタイミングパルスCLl〜C
L5が出力される。またSTART2信号によりアドレ
スゲート回路14は砥石摩耗補正サイクルスタート番地
設定回路13の出力値M43を通過させる。そしてタイ
ミングパルスCLlによりプログラムカウンタ11にア
ドレスゲート回路14を通過しているM43がロードさ
れる。これにより通常の送り制御サイクルの場合と同様
にして、送り量設定デジタルスイッチ21の設定値D1
(D1はドレッシングにより生じる砥石の減少量に予め
設定されている)が送り制御カウンタ54にプリセット
され、送り速度設定デジタルスイッチ42の設定値F2
が送りパルス発生回路50にロードされ、砥石台は速度
F2で距離D1だけ前進せしめられる。
なお、この場合にはデコーダ18からS4信号が出力さ
れているためゲート回路55は閉ざされ、送りパルス+
FPは戻し制御カウンタ56には入力されない。従つて
戻し制御カウンタ56には常に砥石の摩耗分が補正され
た砥石台の現在位置が記憶されていることになる。非常
戻しサイクルは、他のいかなるサイクルの実行中であつ
てもその実行中のサイクルを停止させて実行される。
例えば通常の送り制御サイクルの実行中に何か異常が発
生したときに作業者が外部指令スイッチPB3を入れる
。これにより信号レベル変換回路6から巳侶信号が出力
される。
EMB信号が出力されると非常戻しランフラグ回路9の
フリップフロップ92がセットされたEMB.SDW信
号が出力される。EMB.SDW信号によりランフラグ
回路8のフリップフロップ84がリセットされてRUN
信号の出力が停止され、また外部動作実行中であつてビ
ジイフラグ回路10のフリップフロップ106がセット
されている場合にはこのEMB.SDW信号により直ち
にリセットされてBUSY信号の出力が停止され、外部
動作の実行が停止される。こうしてEMB.SDW信号
によりそれまて実行されていた通常の送り制御サイクル
は中止される。一方、EMB.SDW信号が出力される
とタイミングパルス発生回路7のシフトレジスタ72か
らタイミングパルスCLl〜CL5が出力されていない
ときには直ちに、またタイミングパルスCLl〜CL5
が出力されている場合にはその出力が完了したときに非
常戻しランフラグ回路9のフリップフロップ94がセッ
トされてEMB.CLKが出力される。
これによりフリップフロップ92はリセットされてEM
B.SDW信号の出力が停止され、またEMB.CYC
LE信号が出力される。ビジイフラグ回路10からのB
USY信号の出力はすでに停止されているためEMB.
CYCLE信号によりタイミングパルス発生回路7のシ
フトレジスタ72から1サイクル分のタイミングパルス
CLl〜CL5が出力される。タイミングパルスCLl
により、アドレスゲート14を通過している非常戻しサ
イクルスタート番地設定回路12の出力値M4lがプロ
グラムカンタ11にロードされ、タイミングパルスCL
2により記憶番地M4lの制御データXF7Slが読み
出される。またタイミングパルスCL2により非常戻し
ランフラグ回路9のフリップフロップ97がセットされ
EMB.ST信号が出力されフリップフロップ94はリ
セットされてEMB.CLK信号の出力は停止される。
デコーダ18からはS1信号が出力されるため戻し制御
カウンタ出力ゲート回路57が開かれ、タイミングパル
スCL4により戻し制御カウンタ56の計数値すなわち
砥石台の現在位置が送り制御カウンタ54にプリセット
される。
またタイミングパルスCL4により送り速度設定デジタ
ルスイッチ41の設定値F7(急速送り速度)がロード
される。EMB.ST信号が出力されまたデコーダ18
からはS1信号が出力されているのでタイミングパルス
CL5の出力完了によりビジイフラグ回路10のフリッ
プフロップ106がセットされる。
これにより送りパルス発生回路50からはF7に対応し
た周波数の送りパルスF.OSCが出力される。デコー
ダ18からS1信号が出力されているため、戻しカウン
タ56の内容が正(砥石台が原点に対して前進した位置
にあることを示している)のときにはパルス分配ゲート
回路51は送リパル17.F.0SCを後退パルスーF
Pとして出力し、逆に戻しカウンタ56の内容が負(砥
石台が原点に対して後退位置にあることを示している)
のときにはパルス分配ゲート回路51は送りパルスF.
OSCを前進パルス+FPとして出力する。この送りパ
ルス+FPもしくは−FPによりパルスモータ1は駆動
され、またデコーダ18からはS1信号が出力されてい
るためにゲート回路53が開かれて送り制御カウンタ5
4のプリセット値は送りパルスF.OSCにより減算さ
れる。) 送り制御カウンタ54の内容がOになるとD
EN信号が出力され、ビジイフラグ回路10のフリップ
フロップ106がリセットされてBUSY信号の出力が
停止され、送り制御パルス発生回路50からの送りパル
スF.OSCの出力は停止される。このようにして砥石
台は急速送り速度F7で原点に復帰する。BUSY信号
の出力が停止されると再びタイミングパルスCLl〜C
L5が出力される。
このときにはEMB.CLK信号の出力はすでに停止さ
れ、EMB.ST信号が出力されているのでタイミング
パルスCLlによりプログラムカウンタ11は+1され
てM42となる。従つてタイミングパルスCL2により
記憶番地M42の制御データENDが読み出されて、非
常戻しランフラグ回路9のフリップフロップ97がリセ
ットされる。こうして非常戻しサイクルプログラムの実
行が完了する。
前記戻し制御カウンタ56には常に砥石台の現在位置が
入つているため非常戻しサイクルにより砥石台は確実に
送り開始点である原点に復帰せしめられる。以上の説明
からも明らかなように、本発明は、一制御データの読み
出しサイクルの終了によリセットされて移動体の送り動
作を実行せしめ、一制御データに基く送り動作の終了に
よりリセットされて次の制御データの読み出しサイクル
を開始せしめるビジイフラグ回路と、プログラム記憶部
に記憶された緊急サイクルプログラムのスタート番地を
設定する緊急サイクルスタート番地設定回路と、ビジイ
フラグ回路をリセットさせるとともに緊急サイクルスタ
ート番地設定回路の設定値をプログラムカウンタにロー
ドさせる外部指令スイッチを備えたものであるから、い
かなる状態からでも直ちにプログラムに基づく緊急サイ
クルを開始させることができ、送り開始点である原点に
自動復帰させることができるので、正規の運転サイクル
を再関するのに特別な手動操作を必要としない利点を有
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例のブロック線図、第2”図は第
1図におけるブロック7〜10の具体例を示す電気回路
図、第3図は制御信号のタイムチャートである。 1・I−1パルスモータ、2・・・・●◆パルスモータ
駆動回路、3・・・・・・プログラム記憶部、4〜6・
・・・・・信号レベル変換回路、7・・・・・・タイミ
ングパルス発生回路、8・・・・・・ランフラグ回路、
9・・・・・・非常戻しランフラグ回路、10・・・・
・ゼジイフラグ回路、11・・・・・・プログラムカン
タ、12・・・・・・非常戻しサイクル(緊急サイクル
)スタート番地設定回路、21〜27・・・・・送り量
設定デジタルスイッチ、41〜47・・・・・・送り速
度設定デジタルスイッチ、50・・・送りパルス発生回
路、51・・・・・・パルス分配ゲート回路、54・・
・・・・送り制御カウンタ、56・・・・・・戻し制御
カウンタ、PBl〜PB3・・・・・外部指令スイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 複数の送り量指令値、複数の送り速度指令値、複数
    のドウエル時間指令値等を各別に設定記憶する数値指令
    情報記憶手段を設け、この数値指令情報記憶手段より前
    記各指令値のいずれかを選択するか制御データを予めプ
    ログラムし記憶するプログラム記憶部を設け、このプロ
    グラム記憶部のアドレスをプログラムカウンタにて指定
    し前記制御データを順次読み出し、この読み出された制
    御データに基づいて前記各指令値を選択し砥石台に送り
    を付与するサーボモータを制御するようにしてなるプロ
    グラム式送り制御装置において、前記制御データにて指
    定される送り速度指令値に応じた周波数の送りパルスを
    送出する送りパルス発生回路と、前記制御データに含ま
    れる送り方向指令に応じて前記送りパルス発生回路から
    送出される送りパルスを前記サーボモータの駆動回路の
    正転端子もしくは逆転端子に分配するパルス分配ゲート
    回路と、前記制御データにて指定される砥石台の移動量
    指令値又は砥石摩耗補正サイクルにおける砥石摩耗量が
    プリセットされこのプリセット値が前記送りパルス発生
    回路から送出される送りパルスで減算され内容が0にな
    ると前記駆動回路への送りパルスの送出を停止する信号
    を出力する送り制御カウンタと、前記駆動回路の正転端
    子に分配される送りパルスが加算端子に入力されて砥石
    台の送り開始点としての原点からの累積移動量を計数す
    る戻し制御カウンタと、この戻し制御カウンタの前記送
    りパルス入力端子に接続され、前記砥石摩耗補正サイク
    ルにおいてのみ送りパルスの通過を阻止するゲート回路
    55と、前記移動台の原点への戻し指令が送出されたと
    き前記戻し制御カウンタの計数値を前記送り制御カウン
    タにプリセットするゲート回路57とを設けたことを特
    徴とするプログラム式送り制御装置。
JP50103599A 1975-08-26 1975-08-26 プログラム式送り制御装置 Expired JPS6043522B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6367465U (ja) * 1986-10-23 1988-05-06

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS494086A (ja) * 1972-05-09 1974-01-14

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