JPS5821722B2 - プログラム式送り制御装置 - Google Patents

プログラム式送り制御装置

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JPS5821722B2
JPS5821722B2 JP51043912A JP4391276A JPS5821722B2 JP S5821722 B2 JPS5821722 B2 JP S5821722B2 JP 51043912 A JP51043912 A JP 51043912A JP 4391276 A JP4391276 A JP 4391276A JP S5821722 B2 JPS5821722 B2 JP S5821722B2
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JP
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terminal
pulse
output
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JP51043912A
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榎本稔
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Toyoda Koki KK
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Toyoda Koki KK
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はプログラム記憶部に記憶されている制御データ
を順次読出し、この制御データに基いて砥石台の送りを
制御するプログラム式送り制御装置に関するもので、そ
の目的は定寸位置を原点とする砥石台の現在位置の表示
を可能にするとともに熱変位等によって定寸位置が変化
してもこの定寸位置から所定値だけ後退したスタート原
点への砥石台の復帰を容易に可能ならしめることである
従来のプログラム式送り制御装置においては、砥石台が
工作物に向って移動するときサーボモータの駆動回路に
分配される送りパルスを戻し制御カウンタの加算端子に
入力し、遠去かるとき減算端子に入力して送り開始点に
対する砥石台の移動位置を計数し、砥石台の送り開始点
への戻し指令が送出されたときは、前記戻し制御カウン
タの計数値が零になるまで送りパルスを駆動回路の逆転
端子に出力しているが、これでは工作物が所定の寸法に
加工され、定寸装置から定寸信号が送出される定寸位置
を原点とする砥石台の現在位置を表示することができず
、表示値から工作物の寸法を正確に把握することは困難
な上、また砥石台の熱変位、砥石車の摩耗等により定寸
位置が変化した場合、定寸位置から一定量後退したスタ
ート原点に砥石台を復帰させることが困難であった。
本発明はかかる従来の不具合を解消するためになされた
もので、砥石台が定寸位置に位置したとき、この定寸位
置を原点として砥石台の現在位置を計数する現在位置カ
ウンタをリセットし、前記定寸位置から所定値だけ後方
のスタート原点に対する砥石台の移動位置を計数する戻
し制御カウンタに前記所定値をセットし、砥石台を後退
させる時にはこの戻し制御カウンタの計数値が零になる
まで砥石台を後退させるようにしたことを要旨とするも
のである。
以下、本発明の実施例について説明すると、1は移動体
としての砥石台で、砥石Gが回転自在に装架されている
砥石台1には送りねじ2が螺合され、送りねじ2がパル
スモータ3により正逆回転されることによって砥石台1
は前進後退される。
工作物Wは囲路の工作物支持装置に回転自在に支持され
、前進移動する砥石Gによって研削加工される。
5は基準位置設定装置としての周知の寸法測定装置で、
研削加工される工作物Wの外径寸法を測定し、この寸法
が定寸値になったとき定寸信号ASFINを送出し、パ
ルスモータ3の駆動回路13への送りパルスの送出を停
止して砥石台1を前進端位置すなわち基準位置に停止さ
せる。
14はダイオードマトリックス回路を用いたプログラム
記憶部で、各記憶番地mO〜m47に各各、制御すべき
送り軸X、Y、制御すべき方向+。
−(+は前進、−は後退)、選択すべき送り量設定用デ
ジタルスイッチ番号D1〜D5、選択すべき送り速度設
定用デジタルスイッチ番号F1〜F5、補助機能AS、
XDIPS、XDIPR,SI。
プログラムエンドEND等の制御データを記憶させるこ
とができるようになっている。
プログラムの一例を表1に示す。
この表1においては研削盤を制御対象とする場合のプロ
グラムであって記憶番地m0−m6には砥石台の通常の
送り制御サイクルプログラムが記憶され、m41〜m4
2には緊急サイクルである非常戻しサイクルプログラム
が記憶されている。
PBlは通常の送り制御サイクルを開始させるための運
転スタート信号EX、5TARTを投入する手動の外部
指令スイッチ、4は外部指令スイッチPB1にて運転ス
タート信号EX、5TARTが投入されると後述するタ
イミングパルスCL2が入力するまで5TART信号を
出力し続ける信号レベル変換回路である。
PB2は非常戻しサイクルを開始させるために非常戻し
スタート信号EX、EMBを投入する手動の外部指令ス
イッチ、6は外部指令スイッチPB2にて非常戻しスタ
ート信号EX、EMBが投入されると非常戻しサイクル
信号EMBを出力する信号レベル変換回路である。
7は、制御データ読出しサイクル時にはタイミングパル
スCL1〜CL5を出力し、送り動作実行時にはタイミ
ングパルスCLI〜CL5の出力を停止するタイミング
パルス発生回路である。
8は通常の送りサイクル中にRUN信号を出力するラン
フラグ回路、9は非常戻しサイクル中にEMB、SDW
信号、EMB、CLK信号、EMB。
ST倍信号らびにEMB 、CYCLE信号を出力する
非常戻しランフラグ回路、10は前記送り動作実行中に
BUSY信号を出力するビジィフラグ回路である。
これらの回路7〜10の具体例を第2図に示す。
タイミングパルス発生回路7は、クロックパルスCLa
およびこのクロックパルスCLaより%サイクル遅れた
クロックパルスCLbを送出するクロックパルス発生器
71、最初にシリアル端子に入力があるとシフト端子に
入力されるクロックパルスCLaのシフト作用により1
サイクル分のタイミングパルスCL1〜CL5を出力す
るシフトレジスタ72、シフトレジスタ72の各出力端
子が接続されてタイミングパルスCL1〜CL 5(7
)出力中はOP信号を出力するオアゲート73、オアゲ
ート73が接続されたインバータ74、ランフラグ回路
8のRUN信号出力端子および非常戻しランフラグ回路
9のEMB 、CYCLE信号出力端子が接続されたオ
アゲート75、ビジィフラグ回路10のBUSY信号出
力端子が接続されたインバータ76並びにオアゲート7
5、インバータ74.76の各出力端子が接続されシフ
トレジスタ72のシリアル端子に接続されたアンドゲー
ト77より構成されている。
従ってこのタイミングパルス発生回路7は、RUN信号
もしくはEMB 、CYCLE信号が出力されタイミン
グパルスCL1〜CL5が出されていないときにBUS
Y信号の出力が停止されると1サイクルのタイミングパ
ルスCL1〜CL5を出力し始める。
非常戻しランフラグ回路9は、前記信号レベル変換回路
60EMB信号出力端子が接続されたインバータ91、
T端子にインバータ91が接続されリセット端子Rに後
述するオアゲート98の出力端子が接続されてセットさ
れるとQ端子に ′□EMB、SDW信号を出力するJ
−にフリップフロップ92(J−にフリップフロップは
、T端子入力が高レベル電位から低レベル電位に変化す
る瞬間に、J端子入力が高レベル電位でしかもに端子入
力が低レベル電位であればセットされ、逆にJ端子入力
が低レベル電位でしかもに端子入力が高レベル電位であ
ればリセットされ、リセット端子Rの入力が低レベル電
位であると他の入力端子J、T、にの入力には無関係に
リセットされる。
)。J−にフリップフロップ92のQ端子およびタイミ
ングパルス発生回路7のインバータ74の出力端子が接
続されたアンドゲート93、J端子にアンドゲート93
が接続されT端子にクロックパルス発生器71からのク
ロックパルスCLbが入力され、さらにリセット端子R
に後述するインバータ99が接続されてセットされると
Q端子にEMB、CLK信号を出力するJ−にフリップ
フロップ94、J−にフリップフロップ94のQ端子お
よびタイミングパルス発生回路7のシフトレジスタ72
のCL2パルス出力端子が接続されたアンドゲート95
、後述するインストラクションデコーダ18のEND信
号出力端子およびシフトレジスタ72のCL5パルス出
力端子が接続されたアンドゲート96、J端子にアンド
ゲート95が接続されたT端子にクロックパルスCLb
が入力されさらにに端子にアンドゲート96が接続され
てセットされるとQ端子にEMB、ST倍信号出力する
J−にフリップフロップ97、J −にフリップフロッ
プ94,97のQ端子が接続されてEMB、CLK信号
およびEMB、ST倍信号EMB 、CYCLE信号と
して通過させるオアゲート9B、J−にフリップフロッ
プ97のQ端子が接続されたインバータ99より構成さ
れている。
従ってこの非常戻しランフラグ回路9は、前記EMB信
号が出力されるとEMB、ST倍信号EMB、CLK信
号、EMB 、ST倍信号順次出力し、EMB、CLK
信号およびEMB、ST倍信号オア条件によりEMB
、CYCLE信号を出力する。
ランフラグ回路8は、インストラクションデコーダ18
のEND信号出力端子およびシフトレジスタ72のCL
5パルス出力端子が接続されたアンドゲート82、J−
にフリップフロップ92のQ端子が接続されたインバー
タ83、J端子に信号レベル変換回路4の出力端子が接
続されT端子にクロックパルスCLbが入力されに端子
にアンドゲート82が接続されさらにリセット端子Rに
インバータ83が接続され、セットされるとQ端子にR
UN信号を出力するJ−にフリップフロップ84より構
成されている。
従ってしのランフラグ回路8は、5TART信号が出力
されるとEND信号もしくはEMB、SDW信号が出力
されるまでRUN信号を出力する。
ビジィフラグ回路10は、インストラクションデコーダ
18のり、SIG信号出力端子、AS信号出力端子およ
びSI信号出力端子が接続されたオアゲート101、J
−にフリップフロップ84および97のQ端子が接続さ
れたオアゲー)102゜オアゲート101および102
が接続されたアンドゲート103、J−にフリップフロ
ップ92のQ出力端子、寸法測定装置5のASFIN信
号出力端子および後述する送り制御カウンタ54のDE
N信号出力端子が接続されたオアゲート104、オアゲ
ート104が接続されたインバータ105、J端子にア
ンドゲート103が接続されT端子にシフトレジスタ7
2のCL5パルス出力端子が接続されさらにリセット端
子Rにインバータ105が接続されてセットされるとQ
端子にBUSY信号を出力するJ−にフリップフロップ
106より構成されている。
従ってこのビジィフラグ回路10は、EMB 。
ST倍信号しくはRUN信号が出力されているときにり
、SIG、AS、Sl信号のいずれかが出力されればタ
イミングパルスCL5の出力完了時点よりBUSY信号
を出力し、DEN信号、ASFIN信号もしくはEMB
、SDW信号が出力されるとBUSY信号の出力を停止
する。
第1図において、11はプログラム記憶部14の読出す
べき記憶番地を指定するプログラムカウンタである。
12は非常戻しサイクルプログラムのスタート番地(m
41)が設定される非常戻しサイクルスタート番地設定
回路である。
15は、前記5TART信号が入力されるとタイミング
パルスCL1の入力時にプログラムカウンタ11の内容
をmoにリセットし、前記EMB。
CLK信号が入力されるとタイミングパルスCL10入
力時に、非常戻しサイクルスタート番地設定回路12の
設定値(m41)をプログラムカウンタ11にロードさ
せ、そして5TART信号、EMB、CLK信号のいず
れもが入力されないときにはタイミングパルスCL1の
入力時にプログラムカウンタ11の内容を+1させるプ
ログラム制御回路である。
16はプログラムカウンタ11の内容を解読してその内
容が指定しているプログラム記憶部14の記憶番地を有
効にするアドレスデコーダである。
17は、プログラム記憶部14の有効にされた記憶番地
に記憶されている制御データをタイミングパルスCL2
0入力により読み出して一時記憶するインストラクショ
ンレジスタ、18はレジスタ17に記憶された制御デー
タを解読するインストラクションデコーダである。
このデコーダ18は、前記制御データX 、Y 、+、
−、XDIPS。
XDIPR,AS 、Sl 、END等を解読する他、
制御データがD1〜D5を指定しているとり。
SIG信号を出力するようになっている。
21〜25はそれぞれ送り量を設定する送り量設定デジ
タルスイッチで番号D1〜D5が付されている。
20は前記レジスタ17の内容を解読して制御データが
指定している番号D1〜D5に対応するデジタルスイッ
チ21〜25の出力のみを有効にさせるセレクタである
31〜35はそれぞれ送り速度を設定する送り速度設定
デジタルスイッチで番号F1゛〜F5が付されている。
30は前記レジスタ17の内容を解読して制御データが
指定している番号F1〜F5に対応するデジタルスイッ
チ31〜35の出力のみを有効にさせるセレクタである
50は前記有効にされた送り速度設定デジタルスイッチ
31〜35の設定値がデータバスBUSを通って前記タ
イミングパルスCL4の入力によりロードされ、このロ
ードされた設定値に対応する周波数の送りパルスF、O
8Cを前記BUSY信号の入力により出力し始め、BU
SY信号が停止されると直ちに送りパルスF、O8Cの
出力を停止する送りパルス発生回路、51は前記デコー
ダ18から子信号が出力されている場合には送りパルス
F、O8Cを前進送りパルス十FPとして通過させて駆
動回路13の正転端子に分配し、デコーダ18から一信
号が出力されている場合、および前記デコーダ18から
81信号が出力されている場合には送りパルスF、O8
Cを後退送りパルス−FPとして通過させて駆動回路1
3の逆転端子に分配するパルス分配ゲート回路である。
54は、前記有効にされた送り量設定デジタルスイッチ
21〜25の設定値がデータバスBUSを通って、前記
タイミングパルスCL40入力によりプリセットされ、
また後述する戻し制御カウンタ出力ゲート回路62が開
かれるとこのゲート回路62を通過する数値がデータバ
スBUSを通ってタイミングパルスCL4の入力により
プリセットされ、このプリセット値が送りパルス発生回
路50から送出される送りパルスF、O8Cによって減
算され、内容がOになるとDEN信号を出力する送り制
御カウンタである。
55は後退送りパルス−FPが加算端子に入力され、前
進送りパルス十FPが減算端子に入力されて前記基準位
置を原点とする砥石台1の現在位置を計数する現在位置
カウンタで、そのセット端子には、デコーダ18のXD
IPS信号出力端子およびシフトレジスタ72のCL4
パルス出力端子が接続されたアンドゲート56の出力端
子が接続され、リセット端子には、デコーダ18のXD
IPR信号出力端子およびCL4パルス出力端子が接続
されたアンドゲート57の出力端子が接続されている。
58はネオン管等の表示装置で、現在位置カウンタ55
の内容を表示するようになっている。
59は前進送りパルス十FPが加算端子に入力され、後
退送りパルス−FPが減算端子に入力されて基準位置か
ら所定値だけ隔てたスタート原点に対する砥石台1の移
動位置を計数する戻し制御カウンタで、そのセット端子
にはMDIPR信号出力端子およびCL4パルス出力端
子が接続されたアンドゲート60の出力端子が接続され
、リセット端子にはXDIPS信号出力端子およびCL
4パルス出力端子が接続されたアンドゲート61の出力
端子が接続されている。
62はデコーダ18から81信号が出力されているとき
のみ開かれて戻し制御カウンタ59の計数値をデータノ
(スBUSに通過させる戻し制御カウンタ出力ゲート回
路である。
次に上記実施例の作用を表1のプログラムおよび第3図
に示すタイムチャートに従って説明する。
通常の送り制御サイクルの場合は、作業者が外部指令ス
イッチPB1を入れる。
これにより信号レベル変換回路4からは 5TART信号が出力される。
この5TART信号によりランフラグ回路8のJ−にフ
リップフロップ84がセットされRUN信号が出力され
る。
初期状態ではビジィフラグ回路10のJ−にフリップフ
ロップ106はリセットされてBUSY信号は出力され
ていないためRUN信号が出力されるとタイミングパル
ス発生回路7のシフトレジスタ72から1サイクル分の
タイミングパルスCL1〜CL5が出力される。
このタイミングパルスCL1〜CL5の出力中に一制御
データの読み出しが行われる。
すなわち、5TART信号が出力されているためタイミ
ングパルスCL1によりプログラムカウンタ11はmo
にリセットされ、タイミングパルスCL2により5TA
RT信号の出力が停止されるとともにプログラム記憶部
14の記憶番地m。
に記憶された制御データである設定指令 XDIPSD4がレジスタ17に読出される。
これにより送り量設定デジタルスイッチ24の出力が有
効にされるとともにデコーダ18からはXDIPS信号
が出力される。
よってタイミングパルスCL4はアンドゲート56を介
してセット端子に入力され、現在位置カウンタ55には
送り量設定デジタルスイッチ24に設定された所定値が
セットされて基準位置を原点とする砥石台1の現在位置
が設定される。
また、タイミングパルスCL4はアンドゲート61を介
してリセット端子に入力され、戻し制御カウンタ59は
0にリセットされてスタート原点が設定される。
タイミングパルスCL1〜CL5の送出が完了するとシ
フトレジスタ72のシリアル端子に再び′1”が入力さ
れタイミングパルス発生回路7から次サイクル分のタイ
ミングパルスCL1−CL5が出力される。
今度は5TART信号が出力されていないので、プログ
ラムカウンタ11はタイミングパルスCL1により歩進
され、記憶番地m1の制御データX+DIF1がレジス
タ1Tに読出される。
これにより送り量設定デジタルスイッチ21の出力およ
び送り速度設定デジタルスイッチ31の出力が有効にさ
れるとともにデコーダ18からはX信号、子信号、D、
SIG信号が出力される。
タイミングパルスCL4により送り量設定デジタルスイ
ッチ21の設定値が送り制御カウンタ54にプリセット
されるとともに送り速度設定デジタルスイッチ31の設
定値(急速送り速度)が送りパルス発生回路50にロー
ドされる。
タイミングパルスCL1〜CL5の出力が停止されると
次は送り動作が実行される。
すなわち、前述の如<RUN信号が出力されしかもり、
SIG信号が出力されているためタイミングパルスCL
5の出力完了時にビジィフラグ回路10のフリップフロ
ップ106がセットされBUSY信号が出力され、これ
により送りパルス発生回路50からロード値に対応した
周波数の送りパルスF 、O8Cが出力される。
子信号が出力されているため送りパルスF 、O8Cは
前進送りパルス十FPとしてパルス分配ゲート回路51
を通過する。
この前進送りパルス+FPはパルスモータ駆動回路13
に入力されてパルスモータ3を正転させ、砥石台1を急
速送り速度で前進させる。
この前進送りパルス十FPは原布位置カウンタ55の減
算端子にも入力され、現在位置カウンタ55は基準位置
を原点とする砥石台1の現在位置を計数し、表示装置5
8はカウンタ55の内容すなわち現在位置を表示する。
さらに前進送りパルス十FPは戻し制御カウンタ59の
加算端子に入力され、戻し制御カウンタ59はスタート
原点に対する砥石台1の移動位置を計数する。
また、送りパルスF、O8Cは送り制御カウンタ54に
入力されてそのプリセット値を減算し、カウンタ54は
その内容が0になるとDEN信号を送出する。
このDEN信号によりビジィフラグ回路10がリセット
されてBUSY信号の出力が停止され、送りパルス発生
回路50は送りパルスF、O8Cの送出を停止する。
こうして砥石台1は急速送り速度でデジタルスイッチ2
1の設定値だけ前進される。
BUSY信号が出力されなくなるとタイミングパルスC
L1〜CL5が出力され、プログラムカウンタ11が歩
進されて記憶番地m2の制御データX+D2F2が読出
され、砥石台1はデジタルスイッチ32に設定された粗
研削送り速度でデジタルスイッチ22の設定値だけ前進
される。
続いて記憶番地m3の制御データX+ASF3が読出さ
れると送り速度設定デジタルスイッチ33の出力が有効
にされるとともにデコーダ18からX信号、子信号、A
S信号が出力される。
AS信号が出力されているためタイミングパルスCL5
の出力完了時にビジィフラグ回路10がセットされてB
USY信号が出力され、以下前述と同様に砥石台1は精
研削送り速度で前進される。
砥石台1の前進につれて工作物Wは砥石Gにより研削加
工され、工作物Wの外径寸法が定寸値になったとき寸法
測定装置5は定寸信号ASFINを送出する。
このASFIN信号によりビジィフラグ回路10がリセ
ットされて砥石台1は停止される。
このとき現在位置カウンタ55の内容がOであれば基準
位置は変わらないが、0でない場合はASFIN信号が
送出されたときの砥石台1の位置が新たな基準位置とし
て設定される。
すなわち、記憶番地m4の制御データである設定指令X
DIPRD4がレジスタ17に読出されると送り量設定
デジタル□スイッチ24の出力が有効にされるとともに
デコーダ18からXDIPR信号が出力される。
よってタイミングパルスCL4はアンドゲート57を介
してリセット端子に入力され、現在位置カウンタ55は
0にリセットされて基準位置が設定される。
また、タイミングパルスCL4はアンドゲート60を介
してセット端子に入力され、戻し制御カウンタ59には
送り量設定デジタルスイッチ24に設定された所定値が
セットされる。
そして記憶番地m5の制御データX−D4F1が読出さ
れると砥石台1は急速送り速度でデジタルスイッチ24
の設定値だけ後退されスタート原点に復帰する。
このとき現在位置カウンタ55の計数値は前記所定値と
なり、戻し制御カウンタ59の計数値はOとなる。
最後に記憶番地m6の制御データENDが読出されると
ランフラグ回路8がリセットされ、通常の送り制御サイ
クルプログラムの実行が完了する。
上記実施例ではサイクルの最初に安全のために設定指令
XDIPSD4により現在位置カウンタ55に所定値を
セットし、戻し制御カウンタ59をOにリセットしてい
るが、これは必ずしも必要でない。
非常戻しサイクルは、通常の送り制御サイクルの実行中
に何か異常が発生したときに作業者が外部指令スイッチ
PB2を作動することにより実行される。
スイッチPB2の作動により信号レベル変換回路6から
EMB信号が出力され、EMB信号が出力されると非常
戻しランフラグ回路9のフリップフロップ92がセット
されてEMB、5IIW信号が出力される。
EMB、SDW信号によりランフラグ回路8のフリップ
フロップ84がリセットされてRUN信号の出力が停止
され、また外部動作実行中であってビジィフラグ回路1
0のフリップフロップ106がセットされている場合に
はこのEMB、SDW信号により直ちにリセットされて
BUSY信号の出力が停止され、外部動作の実行が停止
される。
こうしてEMB、SDW信号によりそれまで実行されて
いた通常の送り制御サイクルは中止される。
一方EMB、SDW信号が出力されるとタイミングパル
ス発生回路7のシフトレジスタ72からタイミングパル
スCL1〜CL5が出力されていないときには直ちに、
またタイミングパルスCL1〜CL5が出力されている
場合にはその出力が完了したときに非常戻しランフラグ
回路90フリツプフロツプ94がセットされてEMB、
CLKが出力される。
これによりフリップフロップ92はリセットされてEM
B、SDW信号の出力が停止され、またEMB 、CY
CLE信号が出力される。
ビジィフラグ回路10からのBUSY信号の出力はすぐ
に停止されているためEMB 、CYCLE信号により
タイミングパルス発生回路7のシフトレジスタ72から
1サイクル分のタイミングパルスCLI〜CL5が出力
される。
タイミングパルスCL1により、非常戻しサイクルスタ
ート番地設定回路12の出力値m41がプログラムカウ
ンタ11にロードされ、タイミングパルスCL2により
記憶番地m410制御データXF I S 1が読出さ
れる。
またタイミングパルスCL2により非常戻しランフラグ
回路9のフリップフロップ97がセントされEMB、S
T信号が出力されフリップフロップ94はリセットされ
てEMB、CLK信号の出力は停止される。
デコーダ18からはS1信号が出力されるため戻し制御
カウンタ出力ゲート回路62が開かれ、タイミングパル
スCL4により戻し制御カウンタ59の計数値が送り制
御カウンタ54にプリセットされる。
またタイミングパルスCL4により送り速度設定デジタ
ルスイッチ31の設定値(急速送り速度)がロードされ
る。
EMB、ST信号が出力されまたデコーダ18からはS
1信号が出力されているのでタイミングパルスCL5の
出力完了によりビジィフラグ回路10のフリップフロッ
プ106がセットされる。
これにより送りパルス発生回路50からは急速送り速度
に対応した周波数の送りパルスF 、O8Cが出力され
、デコーダ18から81信号が出力されているため、パ
ルス分配ゲート回路51は送りパルスF、O8Cを後退
送りパルス−FPとして出力する。
この後退送りパルス−FPによりパルスモータ3は逆転
され、砥石台1はスタート原点まで急速送り速度で後退
する。
続いて記憶番地m42の制御データENDが読出されて
、非常戻しランフラグ回路90フリツプフロツプ97が
リセットされ、非常戻しサイクルプログラムの実行が完
了する。
上記実施例では非常戻しサイクルにおいて、戻し制御カ
ウンタ59の計数値を送り制御カウンタ54にプリセッ
トし、送り制御カウンタ54の計数値がOになるまで砥
石台1を後退させているが、戻し制御カウンタ59にそ
の内容が0になったとき信号を送出させるようにし、こ
の信号により砥石台1の後退を停止させるようにしても
良い。
以上詳述したように本発明は、プログラム式送り制御装
置において、定寸装置から定寸信号が出力される定寸位
置に砥石台が停止されたとき、この定寸位置を原点とし
て砥石台の現在位置を計数する現在位置カウンタをリセ
ットし、前記定寸位置から所定値だけ後方のスタート原
点に対する砥石台の移動位置を計数する戻し制御カウン
タに前記所定値をセットし、砥石台を後退させる場合に
はこの戻し制御カウンタの計数値が零になる位置まで砥
石台を後退させるようにしたから、定寸位置を基準とし
た砥石台の位置表示が可能となって、表示値から工作物
の寸法を正確に把握できるだけでなく、定寸信号送出時
における砥石台の位置が、熱変位等によって変化する場
合でも、後退移動量を全くプログラムすることなしに砥
石台を定寸位置から所定値だけ後方のスタート原点に後
退でき、多段の工作物を間接定寸で加工する場合に特に
有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すブロック線図、第2図は
第1図におけるブロック7〜10の具体例を示す回路図
、第3図は制御信号のタイムチャートである。 1・・・・・・砥石台(移動体)、3・・・・・・パル
スモータ(サーボモータ)、5・・・・・・寸法測定装
置(基準位置設定装置)、11・・・・・・プログラム
カウンタ、13・・・・・・駆動回路、14・・・・・
・プログラム記憶部、50・・・・・・送りパルス発生
回路、51・・・・・・パルス分配ゲート回路、55・
・・・・・現在位置カウンタ、58・・・・・・表示装
置、59・・・・・・戻し制御カウンタ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 プログラム記憶部に記憶されている送り制御プログ
    ラムの制御データをプログラムカウンタに従って順次読
    出し、この読出された1制御データに基いて砥石台の送
    りを付与して工作物の研削加工を制御するプログラム式
    送り制御装置において、前記制御データにて指令される
    周波数の送りパルスを送出する送りパルス発生回路と、
    指令される送り方向に応じて前記送りパルス発生回路か
    ら送出される送りパルスを前記サーボモータの駆動回路
    の正転端子もしくは逆転端子に分配するパルス分配ゲー
    ト回路と、前記工作物が所定の寸法になったとき前記駆
    動回路への送りパルスの送出を停止させる定寸信号を出
    力する定寸装置と、前記定寸信号に基いて+Jlセット
    され前記駆動回路の逆転端子に分配される送りパルスが
    加算端子に入力され正転端子に分配される送りパルスが
    減算端子に入力されて前記定寸信号が送出された位置を
    原点とする砥石台の現在位置を計数する現在位置カウン
    タと、この現在位置カウンタの内容を表示する表示装置
    と、前記定寸信号の送出に基いて所定値がセットされ前
    記駆動回路の逆転端子に分配される送りパルスが減算端
    子に入力され正転端子に分配される送りパルスが加算端
    子に入力されて前記定寸信号送出位置から前記所定値だ
    け後方のスタート原点に対する砥石台の移動位置を計数
    する戻し制御カウンタと、砥石台の後退時に前記戻し制
    御カウンタの計数値が零となるまで前記パルス発生回路
    を作動させて砥石台を前記スタート原点まで後退させる
    送り制御回路とを設けたことを特徴とするプログラム式
    送り制御装置。
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