JPS6042924B2 - 調整可能な鏡筒 - Google Patents
調整可能な鏡筒Info
- Publication number
- JPS6042924B2 JPS6042924B2 JP53112391A JP11239178A JPS6042924B2 JP S6042924 B2 JPS6042924 B2 JP S6042924B2 JP 53112391 A JP53112391 A JP 53112391A JP 11239178 A JP11239178 A JP 11239178A JP S6042924 B2 JPS6042924 B2 JP S6042924B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens barrel
- cylinder
- eccentric pin
- adjusting
- lens
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)
- Viewfinders (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は2つの鏡筒の相互位置関係が調整可能な鏡筒
に関する。
に関する。
光学素子を配した2つの鏡筒の相互位置関係を調整す
ることは、光軸合せ等の場合に必要である。
ることは、光軸合せ等の場合に必要である。
この相互位置合せは正確で且できるだけ簡便な方法で行
われることが望まれている。 本発明は上記の点に鑑み
て提案されたもので、2つの鏡筒の相互位置合せを正確
に且簡便に行うことを目的とする。
われることが望まれている。 本発明は上記の点に鑑み
て提案されたもので、2つの鏡筒の相互位置合せを正確
に且簡便に行うことを目的とする。
本発明は上記目的を達成する手段として、第1の鏡筒
に対して第2の鏡筒を遊挿し、一方の鏡筒に対して他方
の鏡筒を回転・上下・左右方向に調整可能にしたことを
特徴とする。
に対して第2の鏡筒を遊挿し、一方の鏡筒に対して他方
の鏡筒を回転・上下・左右方向に調整可能にしたことを
特徴とする。
以下本発明をシネカメラのファインダ鏡筒、マスク鏡
筒の相互位置調整に適用した実施例について説明する。
筒の相互位置調整に適用した実施例について説明する。
第1図はシネカメラの光学系の配置を示すもので、1
は対物レンズ、2は撮影系とファインダ系に光路を分割
するハーフミラー、3はリレーレンズ、4はフィルム、
5はリレーレンズでミラー6を介して1次ピット面にフ
ァインダ像を形成するものである。この1次ピット面に
は距離用のスプリット板7が配置されている。8は2次
ピット面にファインダ像を再結像するためのレンズであ
る。
は対物レンズ、2は撮影系とファインダ系に光路を分割
するハーフミラー、3はリレーレンズ、4はフィルム、
5はリレーレンズでミラー6を介して1次ピット面にフ
ァインダ像を形成するものである。この1次ピット面に
は距離用のスプリット板7が配置されている。8は2次
ピット面にファインダ像を再結像するためのレンズであ
る。
この2次ピット面上には視野マスク9が配置されている
。10は接眼レンズである。
。10は接眼レンズである。
第2図において、11はピット板7及びレンズ8を保
持する第1の筒で、ビス12、13によつてカメラケー
スCに固定されている。
持する第1の筒で、ビス12、13によつてカメラケー
スCに固定されている。
14は一方の端部にマスク9を保持する第2の筒で、他
端は上記第1の筒11に回転自在に遊挿され、左右・上
下に自由に傾けることができるようになつている。
端は上記第1の筒11に回転自在に遊挿され、左右・上
下に自由に傾けることができるようになつている。
第3図は上記両筒11、14の組付け状態を示す。
15は第2の筒14の回転方向を調整するための偏心ピ
ンで、遊挿部に近い位置の水平方向直径線上でこの筒1
4に回転自在に支持され、第1の筒11の軸方向長孔2
2(第4図)に先端部15aが係合している。
ンで、遊挿部に近い位置の水平方向直径線上でこの筒1
4に回転自在に支持され、第1の筒11の軸方向長孔2
2(第4図)に先端部15aが係合している。
16は第2の筒14を上下方向に調整するための偏心ピ
ンで、遊挿部から離れた位置で且前記偏心ピン15と反
対の位置でカメラケースcに回転自在に支持され、先端
部16aが筒14の軸方向長孔17に係合している。
ンで、遊挿部から離れた位置で且前記偏心ピン15と反
対の位置でカメラケースcに回転自在に支持され、先端
部16aが筒14の軸方向長孔17に係合している。
18は左右方向に筒14を移動調整するための小ねじで
、偏心ピン16と同様に遊挿部から離れた位置で、且水
平方向直径線上で、カメラケースCの円周方向長孔19
に遊挿され、筒14のねじ孔20にねじ込まれている。
、偏心ピン16と同様に遊挿部から離れた位置で、且水
平方向直径線上で、カメラケースCの円周方向長孔19
に遊挿され、筒14のねじ孔20にねじ込まれている。
21はカメラケースCに一端を支持され、他端を第2の
筒14の外周面に当てた押え板ばねである。上記の構成
においてマスク9の位置を調整する場合は、先づ偏心ピ
ン15により回転方向の位置決めを行い、しかる後に偏
心ピン16、ビス18によつて上下方向及び左右方向の
位置決めをする。
筒14の外周面に当てた押え板ばねである。上記の構成
においてマスク9の位置を調整する場合は、先づ偏心ピ
ン15により回転方向の位置決めを行い、しかる後に偏
心ピン16、ビス18によつて上下方向及び左右方向の
位置決めをする。
回転方向の調整を行う際は小ねじ18のカメラケースC
に対する圧接をゆるめた状態で偏心ピン15を回すと、
その先端15aと固定筒11の軸方向長孔22との係合
により第2の鏡筒14は第1の鏡筒11に対し回動し、
マスク9の回転方向の位置調整が行われるもので所望の
位置で偏心ピン15を止める。
に対する圧接をゆるめた状態で偏心ピン15を回すと、
その先端15aと固定筒11の軸方向長孔22との係合
により第2の鏡筒14は第1の鏡筒11に対し回動し、
マスク9の回転方向の位置調整が行われるもので所望の
位置で偏心ピン15を止める。
この場合上下調整用の偏心ピン16は先端16aが長孔
17に押されることにより回動し、第2の筒14の前記
調整回動を妨げることはない。但し偏心ピン16の偏心
量は偏心ピン15の偏心量に比べて十分大きくしておく
必要がある。又小ねじ18も筒14と共に円周方向長孔
19内を回動するので長孔19も十分な長さを持たせて
おくものとする。次いで、偏心ピン16を回すことによ
り第2の筒14は偏心ピン15の先端15aを支点とし
て上下方向に傾動し、マスク9の上下位置を変化させる
。
17に押されることにより回動し、第2の筒14の前記
調整回動を妨げることはない。但し偏心ピン16の偏心
量は偏心ピン15の偏心量に比べて十分大きくしておく
必要がある。又小ねじ18も筒14と共に円周方向長孔
19内を回動するので長孔19も十分な長さを持たせて
おくものとする。次いで、偏心ピン16を回すことによ
り第2の筒14は偏心ピン15の先端15aを支点とし
て上下方向に傾動し、マスク9の上下位置を変化させる
。
前述の様に偏心ピン15は遊挿部の端部に接近して設け
られているから、筒14は遊挿部における両筒の僅かな
直径差で上下方向調整に必要な量だけ傾くことが出来る
。従つて上下調整の際偏心ピン15に無用なりが加わる
ことはなく、マスクの回転方向に影響を与えることはな
い。次に小ねじ18を締め付けることにより筒14は前
記遊挿部の端部を支点としてその小ねじの軸線方向つま
り左右に傾動し、マスク9の左右方向の位置が調整され
る。この場合もマスクの回転方向及び上下方向の位置に
ずれを生ずることはない。
られているから、筒14は遊挿部における両筒の僅かな
直径差で上下方向調整に必要な量だけ傾くことが出来る
。従つて上下調整の際偏心ピン15に無用なりが加わる
ことはなく、マスクの回転方向に影響を与えることはな
い。次に小ねじ18を締め付けることにより筒14は前
記遊挿部の端部を支点としてその小ねじの軸線方向つま
り左右に傾動し、マスク9の左右方向の位置が調整され
る。この場合もマスクの回転方向及び上下方向の位置に
ずれを生ずることはない。
本発明は上述の様に固定配置された第1の鏡筒に対し、
第2の鏡筒の端部を遊挿し、該遊挿部に近接した位置に
回転方向調整部材を設け、該遊挿部から離れた光学素子
保持部に近い位置に上下方向及び左右方向の各調整部材
を設けたことにより、極めて簡単な構成で、上記三方向
の位置調整を独立して行うことが可能で、光学素子の位
置を゛簡単な操作で極めて正確に調整し得る鏡筒が得ら
れる。
第2の鏡筒の端部を遊挿し、該遊挿部に近接した位置に
回転方向調整部材を設け、該遊挿部から離れた光学素子
保持部に近い位置に上下方向及び左右方向の各調整部材
を設けたことにより、極めて簡単な構成で、上記三方向
の位置調整を独立して行うことが可能で、光学素子の位
置を゛簡単な操作で極めて正確に調整し得る鏡筒が得ら
れる。
第1図はシネカメラの光学系配置図、第2図はシネカメ
ラの一部切欠き側面図、第3図は鏡筒部・の斜視図、第
4図は第3図の縦断面図である。 11は第1の筒、14は第2の筒、15は偏心ピン、1
6は偏心ピン、18は小ねじ。
ラの一部切欠き側面図、第3図は鏡筒部・の斜視図、第
4図は第3図の縦断面図である。 11は第1の筒、14は第2の筒、15は偏心ピン、1
6は偏心ピン、18は小ねじ。
Claims (1)
- 1 光学素子を有し、固定配置された第1の鏡筒と、一
方の端部に光学素子を保持し、他方の端部を前記第1の
鏡筒の端部に遊挿された第2の鏡筒とを備え、該第2の
鏡筒を回転方向に調整するための調整部材を前記遊挿部
に近接した位置に、上下方向及び左右方向の傾きを調整
するための各調整部材を前記遊挿部から離れた位置に夫
々設け、前記第2の鏡筒が保持する光学素子の回転方向
と、上下方向及び左右方向の位置を独立して調整する様
にしたことを特徴とする調整可能な鏡筒。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53112391A JPS6042924B2 (ja) | 1978-09-14 | 1978-09-14 | 調整可能な鏡筒 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53112391A JPS6042924B2 (ja) | 1978-09-14 | 1978-09-14 | 調整可能な鏡筒 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5540409A JPS5540409A (en) | 1980-03-21 |
JPS6042924B2 true JPS6042924B2 (ja) | 1985-09-25 |
Family
ID=14585489
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53112391A Expired JPS6042924B2 (ja) | 1978-09-14 | 1978-09-14 | 調整可能な鏡筒 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6042924B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6028716U (ja) * | 1983-07-30 | 1985-02-26 | シャープ株式会社 | 回折格子の微調整機構 |
JP6539456B2 (ja) * | 2015-02-18 | 2019-07-03 | 株式会社nittoh | シリンドリカルレンズの母線周方向角度調整装置、シリンドリカルレンズの母線周方向角度調整装置を有するレンズ鏡筒 |
-
1978
- 1978-09-14 JP JP53112391A patent/JPS6042924B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5540409A (en) | 1980-03-21 |
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