JPS6042888B2 - 位置検出方法 - Google Patents

位置検出方法

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JPS6042888B2
JPS6042888B2 JP9959779A JP9959779A JPS6042888B2 JP S6042888 B2 JPS6042888 B2 JP S6042888B2 JP 9959779 A JP9959779 A JP 9959779A JP 9959779 A JP9959779 A JP 9959779A JP S6042888 B2 JPS6042888 B2 JP S6042888B2
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JP
Japan
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steam
scale
fiberscope
tube
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JP9959779A
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English (en)
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JPS5624503A (en
Inventor
武生 大道
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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  • Measurement Of Optical Distance (AREA)
  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、被観測物体に対する三次元の位置を検知し得
る方法に関し、特に被観測物体を加工する加工装置の位
置決めに利用して好適なものである。
発電用原子炉における最も重要な附帯設備の一つとして
タービン翼を回転させるための蒸気を発生させる蒸気発
生器が知られている。
一般に、加圧水形原子炉に使用される蒸気発生器は原子
炉で加熱された一次側水との熱交換によつて二次側水を
蒸気化する熱交換器の一種であり、このような蒸気発生
器の概略的な内部構造を表わす第1図に示すように、立
て形の円筒シェル1の下端部を水平な天井管板2により
仕切つて半球状に形成した水室3は、更に垂直な隔壁4
によつて二分されており、U字状に延びる多数の蒸気細
管5の端口が天井管板2を貫通してこれら二つの水室3
にそれぞれ開口した状態となつている。通常、原子力関
係の設備においてはそれらの使用材料が厳選されるほか
、その品質管理も非常に厳しく行なわれており、前述し
た蒸気発生器においてもその稼動中に定期的な種々の検
査やそれに伴う修理等が行なわれるが、その中の一つに
蒸気細管の異常を検査してピンホール等の欠陥がある場
合には、高圧の一次側水が蒸気細管外に漏洩するのを防
止するため、この蒸気細管の両端口に盲栓を充填してそ
の周囲にシール溶接を施してこの蒸気細管を閉鎖したり
、或いは蒸気細管内に欠陥のない直管を差し込んでその
両端部を重ね溶接し欠陥箇所を塞ぐ方法が採られている
ところがこの方法での溶接作業はすべて円周溶接である
ため、溶接トーチの位置が極めて重要となり、蒸気細管
に対する溶接トーチの位置がずれていたりすると溶接欠
陥を誘発する虞があつた。このため、欠陥の発見された
蒸気細管に対して溶接トーチを正確に位置決めする必要
があるが、従来の位置決め装置はそのほとんどがあらか
じめ設定された特定の原点を基準として幾何的に算出さ
れた所定の位置へ溶接トーチを移動させる形式のもので
あり、配列精度があまり高くない蒸気細管に対しては不
適当なものであつた。
一般に、このような熱交換器の水室は非常に狭隘な空間
で形成されているため、できるだけ小形の位置決めが望
ましいが、欠陥の発見された蒸気細管に対して直接溶接
トーチを位置決めし得る形式の従来の位置決め装置はそ
の外形が大きく、特に遠隔操作を行なう場合には適さな
かつた。本発明はこのような観点から、被観測物に対す
る装置自体の位置を正確に検知し得る位置検出方法を提
供し、これによつて例えば欠陥の発見された熱交換器の
蒸気細管に対して溶接トーチの正確な位置決めをなし得
るように企図したものである。
この目的を達成する本発明の位置検出方法にかかる構成
は、結像レンズが先端に設けられ且つ投影レンズが後端
に設けられたファイバスコープと、前記投影レンズの結
像面に設置され且つこのファイバスコープと同軸に位置
決めされる透明なスケール板と、前記投影レンズによる
前記スケール板上の一定寸法形状の物体の画像とこのス
ケール板の目盛とを電気信号に変換する撮像装置と、こ
の撮像装置の電気信号を再び画像に変換して写し出す受
像装置とを用い、予め前記スケール板上の前記画像の大
きさと前記ファイバスコープの先端から前記物体までの
距離との関係を求めておき、前記撮像装置に写し出され
た前記スケール板の目盛に対する前記画像の位置と大き
さとからこの時の前記物体に対する前記ファイバスコー
プの先端の位置を算出するようにしたことを特徴とする
ものである。
以下、本発明による位置検出方法を熱交換器の蒸気細管
の欠陥箇所をシール溶接する溶接トーチの位置決め用に
応用した一実施例について第2図以下の図面を参照しな
がら詳細に説明する。
本実施例の作業状態を表わす第2図に示すように、立て
形の蒸気発生器11の天井管板12に固定された蒸気細
管13の端口を利用してこの端口にぶら下がりながら天
井管板12に沿つて水室14内を移動し得る歩行ロボッ
ト15には、ファイバスコープ16の一端部とこのファ
イバスコープ16の一端部に対して一定距離隔てた図示
しない溶接トーチとが取り付けられており、特定の蒸気
細管13に対するファイバスコープ16の一端部の三次
元的位置を検知することにより、このファイバスコープ
16に対して一定位置関係にある溶接トーチを移動し、
前記特定の蒸気細管13に対してこの溶接トーチを正確
に位置決めするようになつている。前記ファイバスコー
プ16は、多数のクラッド形光ファイバ素線を束ねたイ
メージファイバであり、その一端には蒸気細管13の下
端面を当該ファイバスコープ16の一端面に結像させる
図示しない結像レンズ(ロッドレンズ)が形成され、又
、他端には前記蒸気細管13の下端面の画像を第3図に
示すようにスケール板17上に投影ささせる図示しない
投影レンズが形成されている。
このファイバスコープ16の他端部はマウント18を介
して工業用テレビカメラ19に接続し、このマウント1
8内のファイバスコープ16の他端部後方には、十文字
の座標軸と基準円17″とが掛書かれた前記スケール板
17が設けられているが、このスケール板17に掛書か
れた基準円17″とファイバスコープ16とは、同軸の
同心円状をなすように位置決めされている。又、撮像装
置である工業用テレビカメラ19には、この工業用テレ
ビカメラ19からの電気信号を再び画像信号に変換して
蒸気細管13の下端面とスケール板17の目盛とを同時
に合成して写し出す受像装置としてのモニタテレビ20
が接続している。なお、ファイバスコープ16の一端部
は溶接トーチと共に歩行ロボット15に対しこの歩行ロ
ボット15に支持された状態で天井管板12に沿つた前
後左右方向及蒸気細管13に沿つた上下方向に移動自在
となつている。本実施例装置の使用に際しては、例えば
モニタテレビ20の画像を表わす第4図aに示すように
、基準円17″と蒸気細管13の端面とが一致した時に
溶接トーチの先(例えば電極)がこの蒸気細管13に対
してどのような位置にあるかを決定しておけば、この状
態から歩行ロボット15に対して溶接トーチを所定量前
後左右上下に移動することにより、この蒸気細管13に
対して正確に溶接トーチを位置決めすることができる。
ところで、第4図bに示すように蒸気細管13と基準円
17″とが一致しておらず、しかもその大きさが異なつ
ている場合、モニタテレビ20を監視しながらファイバ
スコープ16の一端部を溶接トーチを共に歩行ロボット
15に対して前後左右上下に移動し、第4図aに示すよ
うにこれらが一致するようにすればよいのであるが、そ
の移動量を検知する本発明方法の一例を以下に記す。
つまり、この方法では蒸気細管13に対するファイバス
コープ16の一端部の位置を検知することが可能である
。例えば、第4図aに対応した第5図aに示す状態にお
いて蒸気細管13の端面からファイバスコープ16の一
端部までの距離をZ6蒸気細管13の径を化とし、ファ
イバスコープ16の中心と蒸気細管13の端部とのなす
角をθ。とすると、となるが、仇は既知であるからあら
かじめ計算等によつてこの時のθ。
の値を求めておく。これによつて例えば第5図bや第5
図cに示すようにモニタテレビ20上の基準円17″の
径S。と蒸気細管13の端面の径山との大きさが一致し
ていない場合、蒸気細管13の端面からファイバスコー
プ16の一端部までの距離zは、モニタテレビ20に写
し出される基準円17″の径S。と蒸気細管13の径仇
との比率で決まるから、七をmとすると、で表わすこと
がてき、これによつて蒸気細管13の端面からファイバ
スコープ16の一端部までの距離(上下方向の位置)ぱ
検知される。
又、スケール板17の座標軸方向に沿う前後左右方向の
蒸気細管13とファイバスコープ16との位置ずれは、
例えばば第4図bに示すようにモニタテレビ20上で蒸
気細管13の中心と基準円17″の中心との左右方向の
ずれがΔXあつたとすると、実際のずれ量Xは蒸気細管
13の径硯と基準円17″の径S。とがモニタテレビ2
0上で一致している場合には、であることは当然である
が、第4図bに示すように蒸気細管13の径仇と基準円
17″の径S。
とが一致していない場合、となり、これによつて蒸気細
管13に対するファ”イバスコープ16の一端部の前後
左右方向の位置ずれの量を検知することができる。
なお、本実施例ではスケール板17に基準円17″を掛
書いているが、十文字の座標軸と目盛とでこの基準円1
7″の代用も可能であるので、基準円17″は必ずしも
なくて良い。このように本発明の位置検出方法によると
、被観測物を基準とした位置検出及び位置決めを行なう
ことが極めて正確且つ容易に行なうことが可能であり、
しかも、装置の先端部が小さなファイバスコープである
ため、狭隘な場所での遠隔操作に対しても非常に有用な
ものである。
図面の簡単な説明第1図は蒸気発生器の概略構造を表わ
す斜視図、第2図は本発明による位置検出方法の一応用
例を表わす原理図、第3図はスケール板の形状を表わす
マウント部の断面図、第4図A,bはモニタテレビに写
し出された画像の一例を表わし、第5図A,b,cは蒸
気細管の端面とファイバスコープの一端部との距離を表
わす幾何図面である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 結像レンズが先端に設けられ且つ投影レンズが後端
    に設けられたファイバスコープと、前記投影レンズの結
    像面に設置され且つこのファイバスコープと同軸に位置
    決めされる透明なスケール板と、前記投影レンズによる
    前記スケール板上の一定寸法形状の物体の画像とこのス
    ケール板の目盛とを電気信号に変換する撮像装置と、こ
    の撮像装置の電気信号を再び画像に変換して写し出す受
    像装置とを用い、予め前記スケール板上の前記画像の大
    きさと前記ファイバスコープの先端から前記物体までの
    距離との関係を求めておき、前記撮像装置に写し出され
    た前記スケール板の目盛に対する前記画像の位置と大き
    さとからこの時の前記物体に対する前記ファイバスコー
    プの先端の位置を算出するようにしたことを特徴とする
    位置検出方法。
JP9959779A 1979-08-04 1979-08-04 位置検出方法 Expired JPS6042888B2 (ja)

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JPS5624503A JPS5624503A (en) 1981-03-09
JPS6042888B2 true JPS6042888B2 (ja) 1985-09-25

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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