JPS6042794B2 - イソオキサゾリウム塩,およびその製造方法 - Google Patents

イソオキサゾリウム塩,およびその製造方法

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JPS6042794B2
JPS6042794B2 JP11586077A JP11586077A JPS6042794B2 JP S6042794 B2 JPS6042794 B2 JP S6042794B2 JP 11586077 A JP11586077 A JP 11586077A JP 11586077 A JP11586077 A JP 11586077A JP S6042794 B2 JPS6042794 B2 JP S6042794B2
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isoxazolium
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宗治 水貝
和男 富田
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Sankyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規なイソオキサゾリウム塩およびその新規な
製法に関し、更に詳しくは一般式〔式中、R1は水素原
子または低級アルキル基を示し、R2は水素原子、低級
アルキル基またはアリノール基を示し、R3はアルキル
基またはアラルキル基を示す。
R4およびR5は夫々水素原子、低級アルキル基、低級
アルコキシカルボニル基、アリール基、アルキル基、脂
肪族アシル基、ベンゾイル基、基R6SO2−(式中、
R6はアリール基を示 「−゛す。
)または基CHゥCHCH−COOR,(式中)R7は
低級アルキル基を示す。)を示すか、あるいは・R4お
よびR5は一緒になつてそれらが結合する窒素原子と共
にモノホリノ、4−メチルピペラジノまたはメチルピペ
リジノを形成してもよい。Xはハロゲン原子を示す。〕
で示されるイソオキサゾリウム塩およびその製造方法に
関する。前記一般式(1)の定義において、低級アルキ
ル基とは炭素数1乃至4個を有する直鎖状または分枝鎖
状のアルキル基、例えばメチル、エチル、n−プロピル
、イソプロピル、n−ブチル、イソブチルまたはTer
t−ブチルであり、アルキル基とは炭素数1乃至1帽を
有する直鎖状または枝鎖状のアルキル基、例えばメチル
、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、
イソブチル、Tert−ブチル、n−アミル、イソアミ
ル、n−ヘキシル、n−オクチル、n−ドデシル、n−
テトラデシルまたはn−ヘキサデシルである。
低級アルコキシカルボニル基とは炭素数2乃至5個を有
する直鎖状または分枝鎖状のアルコキシカルボニル基、
例えばメトキシカルボニル、エトキシカルボニル、n−
プロポキシカルボニル、イソプロポキシカルボニル、n
−ブトキシカルボニルまたはイソブトキシカルボニルで
ある。
アリール基とは芳香環に1乃至3個の炭素原子をする直
鎖状または分枝鎖状のアルキル基、1乃至3個の炭素原
子を有する直鎖状または分枝鎖状のアルコキシ基、ハロ
ゲン原子、ニトロ基、2乃至4個の炭素原子を有する直
鎖状または分枝鎖状のアルカノイルアミノ基を置換分と
して1または2個有するか有しないアリール基、例えば
フェニル、O−、m−もしくはp−トリル、4−エチル
フェニル、2−n−プロピルフェニル、2●6−ジエチ
ルフェニルー4−メトキシフェニル、3−エトキシフェ
ニル、2●5−ジエトキシフエニル、0−、m−もしく
はp−クロルフェニル、2−フルオロフェニル、4−ブ
ロムフェニル、3●4ージクロルフェニル、m−ブロム
ーp−トリル、3−メトキシー4−クロルフェニル、3
−ニトロフェニル、4−ニトロフェニルまたは4−フェ
ニルアミノフェニルである。
アラルキル基とは芳香環に1乃至3個の炭素原一子を有
する直鎖状または分枝鎖状のアルキル基、1乃至3個の
炭素原子を有する直鎖状または分枝鎖状のアルコキシ基
、ハロゲン原子、ニトロ基またはフェニル基を置換分と
して1または2個有するか有さないベンジル基で、例え
ばベンジル、0−、m−もしくはp−メチルベンジル、
4−エチルベンジル、4−メトキシベンジル、3−エト
キシベンジル、0−、m−もくはp−クロルベンジル、
p−ブロムベンジル、4−ニトロベンジルまたは4−フ
ェニルベンジルである。
脂肪族アシル基とは炭素数2乃至5個を有する直鎖状ま
たは分枝鎖状のアルカノイル基、例えばアセチル、プロ
ピオニル、ブチリルまたはピバロイルである。
本発明によつて得られる前記一般式(1)を有する化合
物はいずれも新規な化合物であり、それ自体殺菌作用を
有するものも含まれるばかりでなく、また、さらに優れ
たイソオキサゾール化合物を製造する楊合の中間体とし
て重要な化合物である。
例えば、前記一般式(1)を有する化合物を熱分解反応
に付することによつて2位の置換基を除去し、除草剤と
して有用な一般式(式中、R1、R2、R4およびR5
は前述したものと同意義を有する。
)を有する化合物を得ることができる。前記一般式(1
)を有する化合物において、特に殺菌作用の優れた化合
物は一般式〔式中、R″2はメチル基またはフェニル基
を示し、R″4およびR″5は夫々水素原子;炭素数1
乃至3個を有するアルキル基、特にメチル基;ベンジル
基;フェニル基(該フェニルは随時、メチル基、メトキ
シ基またはハロゲン原子が1または2個置換されていて
もよい);アセチル基;ベンゾイル基;エトキシカルボ
ニル基:トシル基またはアセチルスルフアニル基を示し
、Yは塩素原子または沃素原子を示す。
〕を有する化合物である。この発明の新規イソオキサゾ
リウム塩としては、例えば次のものがあがられる。(1
)2−ベンジルー3−アニリノー5−フェニルイソオキ
サゾリウム クロリド(2)2−n−オクチルー3−ア
ニリノー5−フェニル イソオキサゾリウム クロリド
(3)2−n−ドデシルー3−アニリノー5−フェニル
イソオキサゾリウム クロリド(4)2−n−ヘキサ
デシルー3−アニリノー5−フェニル イソオキサゾリ
ウム クロリド(5)2−メチルー3−p−クロルアニ
リノー5ーフェニル イソオキサゾリウム クロリド(
6)2−メチルー3−(3・4ージクロルアニリノ)−
5−フェニル イソオキサゾリウムクロリド(7)2−
メチルー3−(2・5ージメトキシアニリノ)−5−フ
ェニル イソオキサゾリウムクロリド(8)2−メチル
ー3−p−トルイジノー5−フエニル イソオキサゾリ
ウム クロリド(9)2−メチルー3−p−ニトロアニ
リノー5一フェニル イソオキサゾリウム クロリド(
10)2−メチルー3−〔N−エチルp−トルイジノ〕
−5−フェニル イソオキサゾリウム ヨージド(11
)2−メチルー3−(2・5ージエトキシアニリド)−
5−フェニル イソオキサゾリウムクロリド(12)2
−メチルー3−p−アニシジノー5−フェニル イソオ
キサゾリウム クロリド(13)2−メチルー3−(0
−ブロムーp−トルイジノ)−5−フェニル イソオキ
サゾリウムクロリド(102−メチルー3−(p−クロ
ルー0−アニシジノ)−5−フェニル イソオキサゾリ
ウムクロリド(15)2−メチルー3−〔N−エチルp
−トルィジノ〕−5−フェニル イソオキサゾリウムク
ロリド(16)2−メチルー3−モルホリノー5−フェ
ニル イソオキサゾリウム クロリド(17)2−メチ
ルー3−アニリノー5−フェニルイソオキサゾリウム
クロリド(18)2−n−プロピルー3−(4−メチル
ピペラジノ)−5−フェニル イソオキサゾリウムクロ
リド(19)2−メチルー3−(メチルーイソバレリア
ナートー2−イルアミノ)−5−フェニル イソオキサ
ゾリウム クロリド(20)2−メチルー3−(N−プ
ロピオニル3◆4−ジク頃レアニリノ)−5−フェニル
イソオキサゾリウム クロリド(21)2−メチルー3
−(N−メチル ベンジルアミノ)−5−フェニル イ
ソオキサゾリウム.ヨージド(22)2−メチルー3−
ベンジルアミノー5−フェニル イソオキサゾリウム
クロリド(23)2−メチルー3−(N−メチルn−プ
ロピルアミノ)−5−フェニル イソオキサゾリウム
ヨージド(24)2−メチルー3−(3−メチルピペリ
ジハー5−フェニル イソオキサゾリウム クロリド(
25)2−メチルー3−m−トルイジノー5−フェニル
イソオキサゾリウム クロリド(26)2−メチルー
3−アミノー5−フェニルイソオキサゾリウム クロリ
ド(27)2・5−ジメチルー3−アニリノ イソオキ
サゾリウム クロリド(28)2●5−ジメチルー3−
p−クロルアニリノ イソオキサゾリウム クロリド(
29)2−ベンジルー3−0−クロルアニリノー)5−
メチル イソオキサゾリウム クロリド(312●5−
ジメチルー3−(N−メチルpートルイジノ) イソオ
キサゾリウム ヨー・ジド(31)2・5−ジメチルー
3−(N−メチルO−アニシジノ) イソオキサゾリウ
ム ヨージド(32)2・5−ジメチルー3−(N−メ
チル ーフルオロアニリノ) イソオキサゾリウム ヨ
ージド(33)2・5−ジメチルー3−(N−メチルm
−ニトロアニリノ)イソオキサゾリウム ヨージド(3
4)2・5−ジメチルー3−0−アニジシノイソオキサ
ゾリウム クロリド(35)2・5−ジメチルー3−p
−トルイジノイソオキサゾリウム クロリド(36)2
・5−ジメチルー3−0−フルオロアニリノ イソオキ
サゾリウム クロリド(37)2・5−ジメチルー3−
(3・5ージクロルアニリノ イソオキサゾリウム ク
ロリド(38)2・5−ジメチルー3−(2・6−ジエ
チルアニリノ) イソオキサゾリウム クロリド(39
)2・5−ジメチルー3−(p−クロル0−トルイジノ
) イソオキサゾリウム クロリド(40)2・4・5
−トリメチルー3−アニリノイソオキサゾリウム クロ
リド(41)2−メチルー3−(N−アセチルアニリノ
)−5−フェニル イソオキサゾリウム クロリド(4
2)2−メチルー3−(N−ベンゾイルアニリノ)−5
−フェニル イソオキサゾリウム クロリド(43)2
−メチルー3−(N−エトキシカルボニルアニリノ)−
5−フェニル イソオキサゾリウム クロリド(402
−メチルー3−(N−メチルアニリノ)一5−フェニル
イソオキサゾリウム ヨージド(45)2・5−ジメ
チルー3−(N−メチルアニリノ) イソオキサゾリウ
ム ヨージド(46)2−メチルー3−(N−アセチル
スルフアニリルアミドイル)−5−フェニル イソオキ
サゾリウム クロリド(47)2−メチルー3−p−ト
シルアミノー5−フェニル イソオキサゾリウム クロ
リド文献上、3位にアミノ基を有するイソオキサゾリウ
ム塩としては、ジメチルスルホキシド中で2ーエチルー
3−ブロムー5−フェニル イソオキサゾリウム テト
ラフルオロボレートとアニリンとの反応により、2−エ
チルー3−アニリノー5ーフェニル イソオキサゾリウ
ム テトラフルオロボレートを合成した例が唯一報告さ
れているにすぎない〔Zeitschriftfur′
゜Chemie1119(1968)〕。
上記文献において、原料の四級塩は3−ブロムー5−フ
ェニル イソオキサゾールのトリエチルオキソニウム
テトラフルオロボレートによる四級化により製造されて
いる。
しかしながら、3−ハロゲノイソオキサゾールは一般に
合成し難い上に、揮発性の高い取扱いにくに化合物であ
るため通常の方法で四級化することは困難であり、また
、原料化合物および製造されたテトラフルオロボレート
は各種溶剤に対する溶解性および反応性が低下し、特に
後者の塩ではこれ以上合成の展課は期待できにくい。本
発明者等は上記文献方法の欠点を克服し、一般的にかつ
容易に合成された3−ハロゲノイソオキサゾリウム塩を
出発原料とし、緩和な条件下短時間で目的物が得られ、
必要とする場合には更に誘導体展開を容易ならしめた方
法を見い出して本発明を完成した。
この発明による新規化合物は次の一般式 (式中、R1、R2、R3およびXは前述したものと同
意義を有する。
)を有する化合物を一般式(式中、R4およびR5は前
述したものと同意義を有する。
)を有する化合物と反応させることによつて得られる。
(A法)反応は前記一般式(■)を有する化合物を適当
な不活性溶剤中、脱塩酸剤の存在下で前記一般式(■)
を有する化合物と接触させることによつて容易に遂行さ
れる。
反応に使用される脱塩酸剤としては、例えばトリメチル
アミン、トリエチルアミンまたはトリn−ブチルアミン
のような低級アルキル三級アミンニ1・4−ジアザビシ
クロ〔2・2・2〕オクタンまたは1・5−ジアザビシ
クロ〔5◆4・0〕ウンデセンー5−のような環状三級
アミンおよび前記一般式(■)を有する化合物があげら
れる。反応に使用される溶剤としては本反応に関与しな
いものであれば特に限定はなく、例えばベンゼン、トル
エンまたはキシレンのような芳香族炭化水素類:メチレ
ンクロリド、クロロホルムまたはクロルベンゼンのよう
なハロゲン化炭化水素類:エチルエーテル、テトラヒド
ロフランまたはジオキサンのようなエーテル類;アセト
ニトリル、プロビオニトリルまたはベンズニトリルのよ
うなニトリル類:ジメチルホルムアミドまたはジメチル
アセトアミドのようなアミド類およびこれらの溶剤の混
合溶剤があげられる。反応温度は特に限定はなく、反応
は通常室温で行なわれる。反応に要する時間は主として
原料化合物の種類、反応温度等で異なるが通常1乃至3
時間である。反応終了後、この本発明の方法の目的化合
物は常法によつて反応混合物から採取される。
例えば反応混合物より脱塩酸剤の塩酸付加物を濾別した
後、濾液より減圧下で溶剤を留去し、析出する結晶を濾
取することによつて得ることができ、さらに必要ならば
常法、例えば再結晶法、真空蒸留l法、カラムクロマト
グライー等によつて精製することもできる。この発明に
よる化合物のうち、次の一般式〔式中、R8は水素原子
、低級アルキル基、アリール基またはアラルキル基を示
し、R9は水素原子、低級アルキル基、低級アルコキシ
カルボニル基、アラルキル基、脂肪族アシル基、ベンゾ
イル基または基R6SO2−(式中、R6は前述したも
のと同意義を示す。
)を示す。R1、R2、R3およびXは前述したものと
同意義を示す。〕を有する化合物は一般式式中、R1、
R2、R3およびR8は前述したものと同意義を示す。
)を有する化合物を一般式(式、R9およびXは前述し
たものと同意義を示す。
)を有する化合物と反応させることによつても得られる
ことができる。(B法)上記方法を実施するに当り、反
応は前記一般式(■)を有する化合物と前記一般式(■
)を有するハロゲン化物を溶剤の存在下に接触させるこ
とによつて実施される。
反応は化学量論的に当モルで進行するが、ハロゲン化合
物(■)を過剰に用いることが好ましい。使用される溶
剤は特に限定はないが、例えばシクロヘキサン、ベンゼ
ンまたはトルエンのような炭化水素類;メチレンクロリ
ド、エチレンジクロリド、トリクロルエチレンまたはO
ージクロルベンゼンのようなハロゲン化炭化水素類;メ
タノール、エタノール、イソプロパノールまたはn−ブ
タノールのような低級アルコール類;エチルエーテル、
テトラヒドロフランまたはジオキサンのようなエーテル
類;アセトンまたはメチルブチルケトンのようなケトン
類;アセトニトリル、プロビオニトリルまたはベンズニ
トリルのようなニトリル類;酢酸メチルまたは酢酸エチ
ルのようなエステル類があげられる。反応温度は特に限
定はなく、比較的低温、好ましくは室温乃至40℃程度
で行なわれる。反応に要する時間は主に原料化合物の種
類、反応温度等によつて異なるが通常1乃至5時間であ
る。反応終了後、目的化合物(1″)は常法によつて反
応混合物から採取される。
例えば目的化合物が結晶性物質として析出するときには
これを濾取することにより、また溶解しているときには
溶剤を減圧下で留去し、残留物に例えばエチルエーテル
、ベンゼ牢、トルエンのような溶剤を添加することによ
り固形物として得ることができる。本発明の方法を実施
するに当つて、原料化合物として用いた前記式(■)ま
たは式(■)を有する化合物のうち、式(■)では2−
エチルー3−クロムー5−フェニル イソオキサゾリウ
ム クロリドが、また式(■)では2−エチルー3−フ
ェニルイミノー5−フェニルー4−イソオキサゾリンが
前記文献(Z.Chem.、)に記載されているが、こ
の二例以外の化合物はすべて新規化合物であり、例えば
次のような一連の反応によつて製造することができる。
(式中、R1、R2、R3、R4、R5、R8、R9お
よびXは前述したものと同意義を示す。
)上記文献によれば前者は2−エチルー5−フェニルー
4−イソオキサゾリンー3−オンとオキザリルクロリド
から、後者は2−エチルー3−ブロムー5−フェニル
イソオキサゾールとトリエチルオキソニウム テトラフ
ルオロボレートから得られた2−エチルー3−ブロムー
5−フェニルイソオキサゾリウム テトラフルオロボレ
ートをアニリンと反応し、生成した2−エチルー3−ア
ニリノー5−フェニル イソオキサゾリウム テトラフ
ルオロボレートを塩基処理することにより夫々製造され
ている。
しかしながら、両者とも相互した3−ハロゲノ イソオ
キサゾリウム塩の合成段階に一般性が欠けるばかりか、
また、合成されるとする後者では物理恒数も何等記載さ
れていない。今回、本発明者等は4−イソオキサゾリン
ー3ーオンに対して文献方法によるオキザリルクロリド
に代り、ホスゲンまたはトリクロルメチルクロルホーメ
ートを用いることにより、新規化合物である四級塩が好
収率で得られ且つ反応操作も容易な改善された方法を開
発するに至つた。
以下各工程について説明する。
第一工程は前記一般式(■)を有する化合物を製造する
工程であり、前記一般式(■)を有する化合物を、当モ
ル以上好ましくは1.1乃至2.0モル当量のホスゲン
もしくは0.5モル当量以上好ましくは0.5乃至1.
0モル当量のトリクロルメチルクロ”ルホーメートと接
触させることによつて達成される。
反応は溶剤の存在下で好適に行なわれる。使用される溶
剤としては本反応に関与しなければ特に限定はないや原
料化合物(■)を溶解するような溶剤が好ましく、例え
ばベンゼン、トルエンまたはキシレンのような芳香族炭
化水素類:メチレンクロリド、エチレンジクロリド、ト
リクロルエチレンまたはOージクロルベンゼンのような
ハロゲン化炭化水素類;エチルエーテルまたはテトラヒ
ドロフランのようなエーテル類が用いられる。反応温度
に特に限定はなく生成物が分解しない温度であればよく
、通常反応は室温で行なわれるが、更に加温することに
より反応を促進することもできる。反応に要する時間は
原料化合物、反応温度等によつて異なるが通常1乃至2
4時間である。反応終了後、目的化合物は常法によつて
反応混合物から採取される。
例えば目的化合物が結晶性物質として析出するものはこ
れを濾取することにより、また溶液状態の場合には溶剤
を留去することによつて得られる。粗製の目的化合物は
常法例えば再結晶法等によつて精製することもできる。
第二工程は前記一般式(■)を有する化合物を製造する
工程であり、前記一般式(■)を有する化合物に前記一
般式(■)を有する化合物を等モル乃至やや過剰に使用
し、脱塩酸剤存在下、不活性溶剤中で両者を接触させる
ことによつて達成される反応に使用される脱塩酸剤とし
ては、例えばトリメチルアミン、トリエチルアミンまた
はトリn−ブチルアミンような低級アルキル三級アミン
;1・4−ジアザビシクロ〔2・2・2〕オクタンまた
は1●5−ジアザビシクロ〔5・4・0〕ウンデセンー
5のような環状三級アミンおよび前記一般式(■)を有
する化合物があげられ、式(■)の化合物が脱塩酸剤を
兼ねて用いるときには3乃至3.5倍モル程度が使用さ
れる。使用される不活性溶剤としては、例えばベンゼン
、トルエンまたはキシレンのような芳香族炭化水素類;
メチレンクロリド、クロロホルムまたはOージクロルベ
ンゼンのようなノ和ゲン化炭化水素類;エチルエーテル
、テトラヒドロフランまたはジオキサンのようなエーテ
ル類;アセトニトリル、プロビオニトリルまたはベンズ
ニトリルのようなニトリル類;ジメチルホルムアミドま
たはジメチルアセトアミドのようなアミド類およびこれ
らの溶剤の混合溶剤が用いられる。反応温度は特に限定
なく通常反応は室温で行なわれる。反応に要する時間は
原料化合物の種類、反応温度等によつて異なるが通常約
1乃至3時間である。反応終了後、目的化合物は常法に
よつて反応混合物から採取される。
例えば反応混合物より不溶物を濾別し、濾液より減圧下
で溶剤を留去することにより得ることができ、さらに必
要ならば常法、例えば再結晶法、カラムクロマトグラフ
ィー等によつて精製することもできる。また、第三工程
は除草剤として用な前記一般式(■)を有する化合物を
製造する工程であり、本発明の方法によつて得られるイ
ソオキサゾリウム塩(■)を熱分解反応に付することに
よつて達成される。
反応は前記一般式(1)を有する化合物を不活性溶剤の
存在下または不存在下で加熱することにより実施される
が、好適には溶剤の存在下で行なわれる。
使用される溶剤としては本反応に関与しないものであれ
ば特に限定はなく、例えばベンゼン、トルエンまたはキ
シレンのような芳香族炭化水素類;テトラクロルエタン
またはOージクロルベンゼンのようなハロゲン化炭化水
素類;アセトニトリル、プロビオニトリルまたはベンズ
ニトリルのようなニトリル類:メチルエチルケトンまた
はメチルイソブチルケトンのようなケトン類;ジメチル
ホルムアミドまたはジメチルアセトアミドのようなアミ
ド類およびジメチルスルホキシド等があげられる。特に
前述したA法およびB法によつて前記一般式(1)を有
する化合物を製造する時に使用される溶剤中で、出成し
た前記式(1)を有する化合物を単離することなく熱分
解反応を実施する場合には、例えばトルエン、キシレン
等が好適である。加熱温度は特に限定はなく通常40℃
乃至200℃、好ましくは40℃乃至120℃程度で行
なわれる。反応に要する時間は原料化合物の種類、加熱
温度等によつて異なるが通常約0.5乃至3時間である
。反応終了後、目的化合物は常法により反応混合物から
採取される。
例えば反応混合物に水と混和しない有機溶剤を加え、有
機溶剤層を水洗し適当な乾燥剤で乾燥した後溶剤を留去
することによつて得ることができる。得られた目的化合
物は必要ならば常法、例えば再結晶法、真空蒸留法、カ
ラムクロマトグラフィー等によつてさらに精製すること
ができる。次に実施例および参考例をあげて本発明の方
法を更に説明する。
実施例1 2●4●5−トリメチルー3−アニリノ イソオキサゾ
リウム クロリド2・4・5−トリメチルー3−クロル
イソオキサゾリウム クロリド0.8yをメチレンク
ロリ゛ド10m1に溶解した後、アニリン1.1yを加
え室温で4時間攪拌した。
攪拌終了後、反応混合物より不溶物を濾別し、濾液より
減圧下て溶剤を留去し、残留物をベンゼンより再結晶し
て融点179〜187C(分解)を有する白色結晶の目
的化合物0.5yを得た。(収率47.8%)元素分析
値(%)Cl。Hl5CLN2Oとして計算値Cl6O
.38;Hl6.33;Nlll.73; C1、
14.85実測値Cl6O.2O;Hl6.l7;Nl
ll.88; C1、14.83上記の方法に準じ
て化合物を製造した。
例示化合物NO.融点または屈折率 実施例2 2・5−ジメチルー3−(3・5ージクロルアニリノ)
イソオキサゾリウム クロリド2・5−ジメチルー3
−(3・5ージクロルフェニルイミノ)−4−イソオキ
サゾリン1.0gをメタノール5m1に溶解した後、氷
冷下に濃塩酸0.69m1を滴下し、室温て3紛間放置
した。
次いで減圧下て溶剤を留去し、残留物をジクロルメタン
に溶解し水で洗滌した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し
溶液より溶剤を留去して分解点187〜192′Cを有
する目的化合物1.12yを得た。(収率88.6%)
元素分析値(%)CllHllCI−3N20として計
算値Cl45.OO;Hl3.78;Nl9.54;
C1、36.23実測値Cl45.l9;H..≦
.71;Nl9.56; C1、36.17上記の
方法に準して次の化合物を製造した。
参考例13−クロルー2・5−ジメチルイソオキサゾリ
ウム クロリド2・5−ジメチルー4−イソオキサゾリ
ンー3ーオン62.2yを脱水ベンゼン500m1に溶
解した後、液化ホスゲン65.0gを加え室温で15I
寺間攪拌した。
反応終率後、析出した沈澱を濾取しベンゼンで洗滌した
後乾燥すると融点122〜123℃を有する目的化合物
の白色結晶87.1gを得た。(収率94.1%)元素
分析値(%)C5H7Cl。
NOとして計算値Cl35.74;Hl4.2O;Nl
8.34; C1、42.20実測値Cl34.4
9;Hl4.39;Nl7.76; CIl42.
36上記参考例1の方法に準じて次の化合物を製造した
3−クロルー2−メチル イソオキサゾリウムクロリド
、融点152〜154チC 3−クロルー2−エチルー5−メチル イソオキサゾリ
ウム クロリド、融点105〜109リC 3・−クロルー2−β−ブロムエチルー5−メチル イ
ソオキサゾリウム クロリド、融点166〜169ウC 3−クロルー2−メチルー5−エチル イソオキサゾリ
ウム クロリド、融点48〜50クC 3−クロルー2・4・5−トリメチル イソオキサゾリ
ウム クロリド、融点75〜78クC 3−クロルー2−メチルー5−フェニル イソオキサゾ
リウム クロリド、融点122〜125ロC 3−クロルー2−エチルー5−フェニル イソオキサゾ
リウム クロリド、融点111〜115ロC 3−クロルー2−p−ニトロベンジルー5−メチル イ
ソオキサゾリウム クロリド、融点115〜116リC 3−クロルー2−p−メチルベンジルー5−メチル イ
ソオキサゾリウム クロリド、融点101〜103リC 3−クロルー2−p−クロルベンジルー5−メチル イ
ソオキサゾリウム クロリド、融点96〜98゜C 3−クロルー2−p−メチルベンジルー5−フェニル
イソオキサゾリウム クロリド、融点68〜77キC 3−クロルー2−p−ニトロベンジルー5−フェニル
イソオキサゾリウム クロリド、融点80〜8rc 3−クロルー2−p−クロルベンジルー5−フェニル
イソオキサゾリウム クロリド、融点75〜79℃ 3−クロルー2−ベンジル イソオキサゾリウム クロ
リド、融点88〜90 3−クロルー2−ベンジルー5−メチル イソオキサゾ
リウム クロリド、融点76〜800C 3−クロルー2−ベンジルー5−エチル イソオキサゾ
リウム クロリド、油状物 3−クロルー2−ベンジルー5−n−プロピルイソオキ
サゾリウム クロリド、油状物 3−クロルー2−ベンジルー4・5−ジメチルイソオキ
サゾリウム クロリド、融点48〜50℃ 3−クロルー2−ベンジルー5−フェニル イソオキサ
ゾリウム クロリド、融点92〜94ムC 参考例2 3−クロルー2−n−プロピルー5−フェニルイソオキ
サゾリウム クロリド2−n−プロピルー5−フェニル
ー4−イソオキサゾリンー3−オン1.5fを脱水ベン
ゼン100m1”に溶解した後、トリク曵レメチルクロ
ルホーメート0.8yを加え室温で1時間攪拌した。
反応終了後接出した沈澱を濾取し、ベンゼンで洗滌した
後乾燥すると融点61〜64℃を有する目的化合物の白
色結晶1.6qを得た。(収率82.0%)元素分析値
(%)Cl。Hl3Cl2NOとして計算値Cl55.
83;Hl5.O8;Nl5.43; C1、27
.47実測値Cl55.8O;Hl5.37:Nl5.
O6; C1、27.10上記参考例2の方法に準
じて次の化合物が製造された。
3−クロルー2−イソプロピルー5−メチルイソオキサ
ゾリウム クロリド、融点96〜98ウC 3−クロルー2−アリルー5−メチル イソオキサゾリ
ウム クロリド、融点75〜7rC 3−クロルー2−n−ブチルー5−メチル イソオキサ
ゾリウム クロリド、油状物 3−クロルー2−n−プロピルー5−メチルイソオキサ
ゾリウム クロリド、融点41〜43ウC 3−クロルー2−イソプロピルー5−フェニルイソオキ
サゾリウム クロリド、融点133〜134 C 3−クロルー2−n−オクチルー5−フェニルイソオキ
サゾリウム クロリド、油状物 3−クロルー2−n−ドデシルー5−フェニルイソオキ
サゾリウム クロリド、油状物 3−クロルー2−n−ヘキサデシルー5−フェニル イ
ソオキサゾリウム クロリド、油状物 参考例3 2−メチルー3−ベンジルイミノー5−フェニルー4−
イソオキサゾリン2−メチルー3−クロルー5−フェニ
ル イソオキサゾリウム クロリド1.0Vをアセトニ
トリル20m1およびクロロホルム20m1の混液に溶
解した後、ベンジルアミン0.92yを滴下し、室温で
3時間攪拌した。
攪拌終了後、反応混合物に水10mLを加えて分液して
有機層を分取し水洗した後無水硫酸ナトリウムで乾燥し
た。溶液より溶剤を留去し、残留物をシリカゲル●カラ
ムクロマトグラフィー(溶出剤:n−ヘキサンーアセト
ンー3:1)に付し分画精製して油状物(n芭51.6
350)の目的化合物0.82yを得た。(収率71.
3%)元素分析値(%)Cl7Hl6N2Oとして計算
値Cl77.25;Hl6.lO;NllO.6O実測
値Cl76.26;Hl6.ll;NllO.35上記
参考例3の方法に準じて次の化合物を製造した。2−メ
チルー3−p−クロルフェニルイミノー5−フェニルー
4−イソオキサゾリン、融点72〜74℃ 2−メチルー3−p−ニトロフェニルイミノー5−フェ
ニルー4−イソオキサゾリン、融点156.6〜158
オC 2−メチルー3−フェニルイミノー5−フェニルー4−
イソオキサゾリン、融点73〜74℃ 3−メチルー3−m−エトキシカルボニルフェニルイミ
ノー4−イソオキサゾリン、NWl.63O72 −(2−メチルー3−イミノー5−フェニルー4−イソ
オキサゾリンー3−イル)3−フェニル プロピオン酸
エチルエステル、n?1.5896 2−メチルー3−(2−ヒドロキシー5−クロルフェニ
ルイミノ)5−フェニルー4−イソオキサゾリン、融点
112.5〜113.5ニC 2・5−ジメチルー3−(3・4ージクロルフェニルイ
ミノ)−4−イソオキサゾリン、n♂1.6353 2−メチルー3−n−プロピルイミノー5−フェニルー
4−イソオキサゾリン、n昆1.5905 2・5−ジメチルー3−p−トリルイミノー4ーイソオ
キサゾリン、n?.51.59452 ●5−ジメチルー3−0−フルオロフェニルイミノー4
−イソオキサゾリン、n?1.5852 2●5−ジメチルー3−0−メトキシフェニルイミノー
4−イソオキサゾリン、NKl.59442 ●5−ジメチルー3−m−ニトロフェニルイミノー4−
イソオキサゾリン、融点84〜85℃ 2・5−ジメチルー3−(3・5ージクロルフェニルイ
ミノ)「,54−イソオキサゾリン、融点74〜76℃
2・5−ジメチルー3−(2・6−ジエチルフェニルイ
ミノ)−4−イソオキサゾリン、n■1.5594 2・5−ジメチルー3−(2−メチルー4−クロルフェ
ニルイミノ)−4−イソオキサゾリン、融点68.5〜
69.52−メチルー3−0−エトキシカルボニルフェ
ニルイミノー4−イソオキサゾリン、NWl.63O7
2 −メチルー3−(3●4ージクロルフェニルイミノー5
−フェニルー4−イソオキサゾリン、融点67〜69℃
2−メチルー3−イミノー5−フェニルー4ーイソオキ
サゾリン、融点53〜56゜C 参考例4 3−(3−メチルピペリジノ)−5−フェニルイソオキ
サゾール2−メチルー3−(3−メチルピペリジノ)一
5−フェニル イソオキサゾリウム クロリド0.5y
のキシレン懸濁液を1時間加熱還流し、冷後、減圧下に
溶剤を留去し油状の残渣をプレパラテイブ薄層クロマト
グラフィー(展開溶剤:n−ヘキサンーアセトンー3:
1)に付し分画精製して融点59〜63℃を有する目的
化合物0.27ダを得た。
(収率65.9%)元素分析値(%)Cl5Hl8N2
Oとして計算値Cl74.35;Hl7.49;Nll
l.56実測値Cl73.74:Hl7.43:Nll
l.32上記参考例4の方法に準じて次の化合物を製造
した。
3−モルホリノー5−フェニル イソオキサゾール、融
点144〜145−C 3−アニリノー5−フェニル イソオキサゾール、融点
147〜149フC 3−0−アニシジノー5−メチル イソオキサゾール、
融点78〜80℃3−アニリノー5−メチル イソオキ
サゾール、融点89〜90′C 3−(N−メチルアニリノ)−5−メチル イソオキサ
ゾール、n?1.5681 3−(N−メチルアニリノ)−5−フェニルイソオキサ
ゾール、n■1.6268 3−(N−アセチルアニリノ)−5−フェニルイソオキ
サゾール、融点111〜113 3−(N−ベンゾイルアニリノ)−5−フェニル イソ
オキサゾール、融点123〜126℃ 3−(N−エトキシカルボニルアニリノ)−5−フェニ
ル イソオキサゾール、融点92〜95゜C 3−アミノー5−フェニル イソオキサゾール、融点1
37〜138ェC 参考例5 3−(N−エチルp−トルイジノ)−5−フェニル イ
ソオキサゾール2−メチルー3−クロルー5−フェニル
イソオキサゾリウム クロリド1.4qをOージクロ
ルベンゼン6077!lに懸濁させた後、N−エルトル
イジン2yを加え室温で2時間攪拌し、次いで2紛間加
熱還流した。
冷後、反応混合物にベンゼン50m1を加え、1N塩酸
で洗滌し無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶液より減圧
下に溶剤を留去し、残留物をシリカゲル・カラムクロマ
トグラフィー(溶出液:ベンゼン)に付して分画精製し
油状n芭51.6090の目的化合物1.5yを得た。
(収率89.8%)元素分析値(%)Cl8Hl8N2
O2として計算値Cl77.67;Hl6.52;Nl
lO.O6実測値Cl77.52;Hl6.69;Nl
lO.O5上記参考例5の方法に準じて次の化合物を製
造した。3−(5−メチルー3−オキソー4−イソオキ
”サゾリンー2−イル)−5−フェニル イソオキサゾ
ール、融点174〜175ルC 3−(5−フェニルー3−オキソー4−イソオキサゾリ
ンー2−イル)−5−フェニル イソオキサゾール、融
点136〜13rC 3−(N−メチル ベンジルアミノ)−5−メチル イ
ソオキサゾール、n?1.5270 3−モルホリノー5−メチル イソオキサゾール、融点
73〜75゜C 3−(N−メチルn−ブチルアミノ)−5ーメチル イ
ソオキサゾール、n?1.4760 3−(5−メチルー3−オキソー4−イソオキサゾリン
ー2−イル)−5−メチル イソオキサゾール、融点1
50−157C 3−(5−メチルー4−クロルー3−オキソー4−イソ
オキサゾリンー2−イル)−5−メチルイソオキサゾー
ル、融点145〜14rC 3−(5−フェニルー4−クロルー3−オキソ−4−イ
ソオキサゾリンー2−イル)−5−フェニル イソオキ
サゾール、融点157〜159゜C 3−(5−フェニルー3−オキソー4−イソオキサゾリ
ンー2−イル)−5−メチル イソオキサゾール、融点
130〜137C 3−フタルイミドイルー5−フェニル イソオキサゾー
ル、融点178.5〜179.5フC 3−(N−p−トシルアニリノ)−5−フェニル イソ
オキサゾール、融点110〜117C

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_1は水素原子または低級アルキル基を示し
    、R_2は水素原子、低級アルキル基またはアリール基
    を示し、R_3はアルキル基またはアラルキル基を示す
    。 R_4およびR_5は夫々水素原子、低級アルキル基、
    低級アルコキシカルボニル基、アリール基、アラルキル
    基、脂肪族アシル基、ベンゾイル基、基R_6SO_2
    −(式中、R_6はアリール基を示す。)または基▲数
    式、化学式、表等があります▼(式中、R_7は低級ア
    ルキル基を示す。 )を示すか、あるいはR_4およびR_5は一緒になつ
    てそれらが結合する窒素原子と共にモノホリノ、4−メ
    チルピペラジノまたはメチルピペラジノを形成してもよ
    い。Xはハロゲン原子を示す。〕で示されるイソオキサ
    ゾリウム塩。2 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1は水素原子または低級アルキル基を示し
    、R_2は水素原子、低級アルキル基またはアリール基
    を示す。 R_3はアルキル基またはアラルキル基を示し、Xはハ
    ロゲン原子を示す。)を有する化合物を一般式▲数式、
    化学式、表等があります▼〔式中、R_4およびR_5
    は夫々水素原子、低級アルキル基、低級アルコキシカル
    ボニル基、アリール基、アラルキル基、脂肪族アシル基
    、ベンゾイル基、基R_6SO_2−(式中、R_6は
    アリール基を示す。 )また基▲数式、化学式、表等があります▼(式中、R
    _7は低級アルキル基を示す。)を示か、あるいはR_
    4およびR_5は一緒になつてそれらが結する窒素原子
    と共にモノホリノ、4−メチルピペラジノまたはメチル
    ピペリジノを形成してもよい。)を有する化合物を反応
    させることを特徴とする一般式▲数式、化学式、表等が
    あります▼(式中、R_1、R_2、R_3、R_4、
    R_5およびXは前述したものと同意義を示す。 )を有するイソオキサゾリウム塩の製法。3 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1は水素原子または低級アルキル基を示し
    、R_2は水素原子、低級アルキル基またはアリール基
    を示す。 R_3はアルキル基またはアラルキル基を示し、R_8
    は水素原子、低級アルキル基、アリール基またはアラル
    キル基を示す。)を有する化合物を一般式R_9X 〔式中、R_9は水素原子、低級アルキル基、低級アル
    コキシカルボニル基、アラルキル基、脂肪族アシル基、
    ベンゾイル基、または基R_6SO_2−(式中、R_
    6はアリール基を示す。 )を示す。Xはハロゲン原子を示す。〕を有する化合物
    と反応させることを特徴とする一般式▲数式、化学式、
    表等があります▼ (式中、R_1、R_2、R_3、R_8、R_9およ
    びXは前述したものと同意義を有する。 )を有するイソオキサゾリウム塩の製法。
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