JPS6042658B2 - 中間周波数補正回路 - Google Patents
中間周波数補正回路Info
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- JPS6042658B2 JPS6042658B2 JP9704678A JP9704678A JPS6042658B2 JP S6042658 B2 JPS6042658 B2 JP S6042658B2 JP 9704678 A JP9704678 A JP 9704678A JP 9704678 A JP9704678 A JP 9704678A JP S6042658 B2 JPS6042658 B2 JP S6042658B2
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
- H04B1/06—Receivers
- H04B1/10—Means associated with receiver for limiting or suppressing noise or interference
- H04B1/14—Automatic detuning arrangements
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)
- Superheterodyne Receivers (AREA)
- Noise Elimination (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、シンセサイザ型ラジオ受信機の中間周波数
のずれを補正する回路に関する。
のずれを補正する回路に関する。
電子同調受信機には、同調回路の電圧可変容量素子を
変えるのに、指令電圧に応じて漸増漸減する電圧を発生
し指令電圧がなくなるとその時の電圧を出力し続ける電
圧記憶素子を用いるアナログ方式のものの他に、シンセ
サイザ方式のものが特にCレ受信用等に登場してきた。
変えるのに、指令電圧に応じて漸増漸減する電圧を発生
し指令電圧がなくなるとその時の電圧を出力し続ける電
圧記憶素子を用いるアナログ方式のものの他に、シンセ
サイザ方式のものが特にCレ受信用等に登場してきた。
このシンセサイザ方式の受信機は第1図に示す構成か
らなる。この図で1はアンテナ、2は高周波増幅器、3
は局部発振器、4は混合つまり周波数変換器、5は中間
周波増幅器、6は検波回路、7、8、9はバリキャップ
などの電圧可変容量素子をコンデンサとする共振回路で
ある。これらの部分は通常のスーパーヘテロダイン型の
、電子同調型のラジオ受信機のチューナ部と同じである
。シンセサイザ型受信機の場合は、バリキャップ制御用
従つて選局用回路としてキースイッチ10、コントロー
ラ11、プリスケーラ12、1/Nプログラム可能周波
数デバイダ13、基準周波数発振器14、その周波数デ
バイダ15、PLL(フェ・−ズ ロツクド ループ)
などで構成される位相検出器16およびローパスフィル
タ17が設けられる。この受信機での選局動作を、周波
数71.0〜90.0MHzの我国のFM放送を例にと
つて以下説明する。上記のFM放送周波数帯に対する局
部発振器3の出力周波数は65.3〜79.3MHzと
なるが、これを分周器であるプリスケーラ12により1
110に落として6.53〜7.93MHzとする。
らなる。この図で1はアンテナ、2は高周波増幅器、3
は局部発振器、4は混合つまり周波数変換器、5は中間
周波増幅器、6は検波回路、7、8、9はバリキャップ
などの電圧可変容量素子をコンデンサとする共振回路で
ある。これらの部分は通常のスーパーヘテロダイン型の
、電子同調型のラジオ受信機のチューナ部と同じである
。シンセサイザ型受信機の場合は、バリキャップ制御用
従つて選局用回路としてキースイッチ10、コントロー
ラ11、プリスケーラ12、1/Nプログラム可能周波
数デバイダ13、基準周波数発振器14、その周波数デ
バイダ15、PLL(フェ・−ズ ロツクド ループ)
などで構成される位相検出器16およびローパスフィル
タ17が設けられる。この受信機での選局動作を、周波
数71.0〜90.0MHzの我国のFM放送を例にと
つて以下説明する。上記のFM放送周波数帯に対する局
部発振器3の出力周波数は65.3〜79.3MHzと
なるが、これを分周器であるプリスケーラ12により1
110に落として6.53〜7.93MHzとする。
これを更にデバイダ13により、N=653〜793の
間で変る値1/Nで分周する。FM放送のチヤンネルセ
パレーシヨンは100KHzであり、従つて放送周波数
は76.0,76.1,76,2・・・・・・の、局発
周波数で言えば65.3,65.4,65.5・・・・
・・の離散的な値をとり、これ以外の値はとらないから
、N値を適当に選びかつ放送周波数と同調したときのデ
バイダ13の出力周波数は常に10KHzとなる。この
Nの値653,654・・・・793はコントローラ1
1に記憶させておき、キースイッチ10によりその1つ
(これは希望の放送局を示すことになる)を読出し、デ
バイダ13にプリセットする。一方、基準周波数発振器
14は本例では5.76MHzの周波数を発振するが、
デバイダ15で11576にするので該デバイダの出力
は10KHzである。従つて受信機がキースイッチ10
およびコントローラ11の系路でデバイダ13へプリセ
ットしたN値に対応する受信状態にあるとき、デパイダ
13,15の出力周波数は共に10KHzとなり、位相
同期化後は位相検出器16の出力はなく、同調回路の可
変容量素子の調整は行なわれず、このま)受信状態に入
るが、受信機が該N値に対応する受信状態になければそ
のずれに応じた幅および極性の出力を位相検出器16が
生じ、これをローパスフィルタ17で平滑化したのち共
振回路7〜9の可変容量素子に加える。従つて受信周波
数の調整が行なわれ、デバイダ13の出力周波数が10
KHzに収束しかつ同期化した所で該調整が終了し、N
値で指定した放送局(放送周波数)での受信状態に入る
。このシンセサイザ方式の受信機では高精度の受信が可
能である。
間で変る値1/Nで分周する。FM放送のチヤンネルセ
パレーシヨンは100KHzであり、従つて放送周波数
は76.0,76.1,76,2・・・・・・の、局発
周波数で言えば65.3,65.4,65.5・・・・
・・の離散的な値をとり、これ以外の値はとらないから
、N値を適当に選びかつ放送周波数と同調したときのデ
バイダ13の出力周波数は常に10KHzとなる。この
Nの値653,654・・・・793はコントローラ1
1に記憶させておき、キースイッチ10によりその1つ
(これは希望の放送局を示すことになる)を読出し、デ
バイダ13にプリセットする。一方、基準周波数発振器
14は本例では5.76MHzの周波数を発振するが、
デバイダ15で11576にするので該デバイダの出力
は10KHzである。従つて受信機がキースイッチ10
およびコントローラ11の系路でデバイダ13へプリセ
ットしたN値に対応する受信状態にあるとき、デパイダ
13,15の出力周波数は共に10KHzとなり、位相
同期化後は位相検出器16の出力はなく、同調回路の可
変容量素子の調整は行なわれず、このま)受信状態に入
るが、受信機が該N値に対応する受信状態になければそ
のずれに応じた幅および極性の出力を位相検出器16が
生じ、これをローパスフィルタ17で平滑化したのち共
振回路7〜9の可変容量素子に加える。従つて受信周波
数の調整が行なわれ、デバイダ13の出力周波数が10
KHzに収束しかつ同期化した所で該調整が終了し、N
値で指定した放送局(放送周波数)での受信状態に入る
。このシンセサイザ方式の受信機では高精度の受信が可
能である。
即ち選局に用いるN値は勿論変動することはなく、従つ
て受信精度は基準周波数発振器14の精度に依存するこ
とになるが、これは水晶発振器なので極めて高精度であ
る。ところでこの従来のPLLシンセサイザ受信機には
ファインチューニング手段がない。
て受信精度は基準周波数発振器14の精度に依存するこ
とになるが、これは水晶発振器なので極めて高精度であ
る。ところでこの従来のPLLシンセサイザ受信機には
ファインチューニング手段がない。
これは上述の高精度にも起因しており、N値と水晶発振
器により極めて高精度な受信周波数の指定ができ、局部
発振周波数は指定された周波数に限りなく精密に収束す
るので、周波数偏差は通常は無視してよい放送周波数に
確実に同調して受信状態に入ることができることによる
。しかしながら温度変動による中間周波段の同調周波数
のずれ等があり、この温度変動は室内用ではせいぜいO
℃〜30℃を考えればよいが、車載用などは外気にさら
される関係上、−20℃〜+80℃を予定しなければな
らず、中間周波段の共振周波数(中間周波数)のすれは
)無視できない。また放送局から放送される電波の周波
数(放送周波数)もずれることがあり、これは国によつ
てはかなり目立つ所がある。この周波数ずれはN値を変
更し、または基準周波数Frを調整することでも修正で
きるが、N値はメモリに記・憶させてある数値であり、
その修正は厄介である。また基準周波数も10KHz等
に固定してあり、チヤンネルセパレーシヨンとの関係も
あるからその変更は難しい。本発明はこの周波数すれを
検波出力を利用して・自動修正し、シンセサイザ受信機
に自動同調微調整機能を持たせようとするものである。
器により極めて高精度な受信周波数の指定ができ、局部
発振周波数は指定された周波数に限りなく精密に収束す
るので、周波数偏差は通常は無視してよい放送周波数に
確実に同調して受信状態に入ることができることによる
。しかしながら温度変動による中間周波段の同調周波数
のずれ等があり、この温度変動は室内用ではせいぜいO
℃〜30℃を考えればよいが、車載用などは外気にさら
される関係上、−20℃〜+80℃を予定しなければな
らず、中間周波段の共振周波数(中間周波数)のすれは
)無視できない。また放送局から放送される電波の周波
数(放送周波数)もずれることがあり、これは国によつ
てはかなり目立つ所がある。この周波数ずれはN値を変
更し、または基準周波数Frを調整することでも修正で
きるが、N値はメモリに記・憶させてある数値であり、
その修正は厄介である。また基準周波数も10KHz等
に固定してあり、チヤンネルセパレーシヨンとの関係も
あるからその変更は難しい。本発明はこの周波数すれを
検波出力を利用して・自動修正し、シンセサイザ受信機
に自動同調微調整機能を持たせようとするものである。
次に図面に示す実施例を参照しながらこれを詳細に説明
する。第2図は検波器(周波数弁別器)の出力特性を示
し、横軸は周波数F.縦軸は出力電圧■を示し、曲線C
1はSカーブまたはzカーブと呼ばれる弁別器出力特性
である。
する。第2図は検波器(周波数弁別器)の出力特性を示
し、横軸は周波数F.縦軸は出力電圧■を示し、曲線C
1はSカーブまたはzカーブと呼ばれる弁別器出力特性
である。
中心周波数F。を中心として±ΔFiの範囲AはほS゛
同調が得られている範囲てあり補正は不要である。範囲
BおよびCは弁別器の周波数中心より負方向および正方
向にΔFi以上のずれがある領域であり、範囲Bは中間
周波数f1を高くする。また範囲Cは中間周波数を低く
する補正が必要である。中間周波数Fiと局部発振器出
力周波数FLの関係はアッパーヘテロダインかロワーヘ
テロダインかで異なるが後者だとすると、B領域では周
波数FLを下げる方向に、C領域てはこれを上げる方向
に補正する必要がある。更にB,C領域の外の領域は同
調がとれていないとすることができ、補正の必要はない
。この周波数弁別器のSカーブを利用して本発明では第
3図の回路により中間周波数補正指令を得る。
同調が得られている範囲てあり補正は不要である。範囲
BおよびCは弁別器の周波数中心より負方向および正方
向にΔFi以上のずれがある領域であり、範囲Bは中間
周波数f1を高くする。また範囲Cは中間周波数を低く
する補正が必要である。中間周波数Fiと局部発振器出
力周波数FLの関係はアッパーヘテロダインかロワーヘ
テロダインかで異なるが後者だとすると、B領域では周
波数FLを下げる方向に、C領域てはこれを上げる方向
に補正する必要がある。更にB,C領域の外の領域は同
調がとれていないとすることができ、補正の必要はない
。この周波数弁別器のSカーブを利用して本発明では第
3図の回路により中間周波数補正指令を得る。
6は中間周波段の出力を受けてFM検波を行なう周波数
弁別器、18は弁別器出力に含まれる交流分を除去する
ため挿入されたローパスフイル夕、24a,24bは電
圧コンパレータであり、フィルタ18の出力電圧■Dと
基準電圧Vrl,■R2を受ける。
弁別器、18は弁別器出力に含まれる交流分を除去する
ため挿入されたローパスフイル夕、24a,24bは電
圧コンパレータであり、フィルタ18の出力電圧■Dと
基準電圧Vrl,■R2を受ける。
これらの基準電圧をVrl=+ΔVO,■R2=ーΔV
Oに選んでおけば第2図から明らかなように電圧コンパ
レータ24aはB領域でH(ハイ)レベルとなり、電圧
コンパレータ24bはC領域でHレベルとなり、A領域
では共にLレベルとなる出か。,S4を生じる。第2図
の曲線C2はこれらの出力S3,S4の合成出力を示す
。この電圧コンパレータの出力は前述の説明からも明ら
かなように中間周波数の補正指令とすることができる。
第4図に本発明の実施例を示す。
Oに選んでおけば第2図から明らかなように電圧コンパ
レータ24aはB領域でH(ハイ)レベルとなり、電圧
コンパレータ24bはC領域でHレベルとなり、A領域
では共にLレベルとなる出か。,S4を生じる。第2図
の曲線C2はこれらの出力S3,S4の合成出力を示す
。この電圧コンパレータの出力は前述の説明からも明ら
かなように中間周波数の補正指令とすることができる。
第4図に本発明の実施例を示す。
この図で、第1図および第3図と同じ部分には同じ符号
が付されている。鎖線枠内は第1図にも示したラジオ受
信機チューナ部であり、20はPLLシンセサイザで、
第1図の1/Nプログラム可能周波数デバイタ13と基
準周波数発振器14と位相検出器16からなる。局発周
波数fしをPLLシンセサイザが計数可能な周波数に落
とすプリスケーラ12Aは本発明では最大托進の可変進
カウンタであつて、ECLまたはショットキーTTLで
構成され、常時はw進カウンタとして動作するがロード
信号S2が入るとそのときのみカウンタ23の内容で定
まる5〜拓進カウンタとなる。このプリスケーラ12A
に分周比をセットするカウンタ23はアップダウンカウ
ンタであつて、ロード信号S1により10進カウンタと
して動作する。21および22はコントローラおよびス
イッチマトリックスで第1図のマイクロコンピュータ1
1およびキースイッチ10に相当する。
が付されている。鎖線枠内は第1図にも示したラジオ受
信機チューナ部であり、20はPLLシンセサイザで、
第1図の1/Nプログラム可能周波数デバイタ13と基
準周波数発振器14と位相検出器16からなる。局発周
波数fしをPLLシンセサイザが計数可能な周波数に落
とすプリスケーラ12Aは本発明では最大托進の可変進
カウンタであつて、ECLまたはショットキーTTLで
構成され、常時はw進カウンタとして動作するがロード
信号S2が入るとそのときのみカウンタ23の内容で定
まる5〜拓進カウンタとなる。このプリスケーラ12A
に分周比をセットするカウンタ23はアップダウンカウ
ンタであつて、ロード信号S1により10進カウンタと
して動作する。21および22はコントローラおよびス
イッチマトリックスで第1図のマイクロコンピュータ1
1およびキースイッチ10に相当する。
24は中間周波数Fiのずれ検出器であつて第3図の電
圧コンパレータ24a,24bからなる。
圧コンパレータ24a,24bからなる。
25はオアゲート、26はナンドゲート、27はパルス
発生器、28は増幅器である。
発生器、28は増幅器である。
次に第5図のパルス波形図を参照しながら本回路の動作
を説明する。受信機が選局中のときはスピーカSPから
雑音が出るのでこれを除去するためミユーテイングをか
けるが、コントロ−ラー21が第5図に示す波形のこの
ミユート信号S1を出力している間は該信号S1力幼ウ
ンタ23に対するロード信号になり、該カウンタにはプ
リセット信号AiBiCiDiが電源VDDl抵抗29
、およびアースを含む結線により1010に固定されて
いるので、該プリセット信号1010(1罐数の10)
がカウンタ23にセットされる。
を説明する。受信機が選局中のときはスピーカSPから
雑音が出るのでこれを除去するためミユーテイングをか
けるが、コントロ−ラー21が第5図に示す波形のこの
ミユート信号S1を出力している間は該信号S1力幼ウ
ンタ23に対するロード信号になり、該カウンタにはプ
リセット信号AiBiCiDiが電源VDDl抵抗29
、およびアースを含む結線により1010に固定されて
いるので、該プリセット信号1010(1罐数の10)
がカウンタ23にセットされる。
一方、前述のようにスイッチマトリックス22およびコ
ントロ−ラー21の経路でPLLシンセサイザ20に希
望放送局を示すN値がセットされ、またプリスケーラ1
2AはPLLシンセサイザ20からのロード信号S2で
カウンタ23の計数値(今は10)をプリセットされ、
1雉カウンタとなつている。従つて第5図に示す局部発
振器3の出力周波数FLはプリスケーラ12Aで111
0に分周されてfし″PLLシンセサイザ20で更に1
/Nに分周されたのち10KHzの基準周波数と比較さ
れ、同調がとれていれば該1/N分周出力も10KHz
であるからPLLシンセサイザ20の出力はなく、従つ
て高周波段、周波数変換段2,4および局部発振器3の
可変容量素子の容量値は修正されず、そのま)受信状態
に入るが、同調がとれていなければPLLシンセサイザ
20はその周波数のずれに応じた幅および極性のパルス
を出力し、これはローパスフィルタ17で平滑化された
のち増幅器31を通して前記可変容量素子に加わり、そ
の容量値を変えて同調状態に収束させる。こうして受信
状態に入り、このときミユート信号S1は解除される。
ところで温度上昇により中間周波段5の共振周波数が設
計値(FMでは10.7MHz)よりΔFiだけずれる
と、P比シンセサイザ20は水晶発振器14により得ら
れる高精度て局発周波数FLを基準周波数×N(これは
放送周波数マイナス10.7MHzに設計されている)
に収束させるから、周波数変換・段4の出力周波数は該
精度で10.7KHzとなり、中間周波段の共振周波数
とは前記ずれΔFiだけずれてしまう。
ントロ−ラー21の経路でPLLシンセサイザ20に希
望放送局を示すN値がセットされ、またプリスケーラ1
2AはPLLシンセサイザ20からのロード信号S2で
カウンタ23の計数値(今は10)をプリセットされ、
1雉カウンタとなつている。従つて第5図に示す局部発
振器3の出力周波数FLはプリスケーラ12Aで111
0に分周されてfし″PLLシンセサイザ20で更に1
/Nに分周されたのち10KHzの基準周波数と比較さ
れ、同調がとれていれば該1/N分周出力も10KHz
であるからPLLシンセサイザ20の出力はなく、従つ
て高周波段、周波数変換段2,4および局部発振器3の
可変容量素子の容量値は修正されず、そのま)受信状態
に入るが、同調がとれていなければPLLシンセサイザ
20はその周波数のずれに応じた幅および極性のパルス
を出力し、これはローパスフィルタ17で平滑化された
のち増幅器31を通して前記可変容量素子に加わり、そ
の容量値を変えて同調状態に収束させる。こうして受信
状態に入り、このときミユート信号S1は解除される。
ところで温度上昇により中間周波段5の共振周波数が設
計値(FMでは10.7MHz)よりΔFiだけずれる
と、P比シンセサイザ20は水晶発振器14により得ら
れる高精度て局発周波数FLを基準周波数×N(これは
放送周波数マイナス10.7MHzに設計されている)
に収束させるから、周波数変換・段4の出力周波数は該
精度で10.7KHzとなり、中間周波段の共振周波数
とは前記ずれΔFiだけずれてしまう。
本発明ではこのずれを許容値±ΔFi内に補正すべく局
部発振器3従つて周波数変換段4の出力周波数をすらし
て、中間周波段で正しく同・調して予定の周波数帯に亘
つて予定の利得が得られるようにする。即ちこの楊合は
検出器24が信号S2またはS4を出力し、これはオア
ゲート25を通つてナンドゲート26に入る。
部発振器3従つて周波数変換段4の出力周波数をすらし
て、中間周波段で正しく同・調して予定の周波数帯に亘
つて予定の利得が得られるようにする。即ちこの楊合は
検出器24が信号S2またはS4を出力し、これはオア
ゲート25を通つてナンドゲート26に入る。
本例では第2図のC領域への周フ波数ずれが生じ、電圧
コンパレータ24bが信号S4を生じたとする。このナ
ンドゲートにはコントローラ21からのミユート信号S
1も入力するが受信中これはHレベルであるから結局ナ
ンドゲート26は開き、パルス発生器24の出力をカウ
ンタ23のクロック端子Cpに入力する。信号S4はカ
ウンタ23のU/D素子にも入力し、該カウンタをダウ
ンカウンタにセットする。従つてカウンタ23の内容は
1パルス入る毎に9,8・・・・・・と減少して行く。
なおパルス発生器27の出力周波数は数〜数10Hzと
、かなり低くしておく。本例では第5図に示すように先
ず1パルス、続いて1パルス、計2パルスに入つたとし
ており、従つてカウンタ23の出力端D。COBOAO
は最初の1010から1001、更に1000に変化す
る。但しここではHレベルは1に、LレベルはOに対応
させてある。PLLシンセサイザ20は第1図で説明し
たように1/Nプログラム可能周波数デバイダを備え、
該デバイダは値Nをプリセットされて入力パルスをダウ
ンカウントし、値が0になるときパルスを1個出力し、
そのパルスはロード信号S2ともなつてコントローラ2
1からN値を取込み、再び入力パルスを計数して値が0
になるときパルスを1個出力し、ということを繰返して
1/N分周を行なうが、このパルスはプリスケーラ12
Aのロード信号ともなり、プリスケーラ12Aにカウン
タ23の内容を取り込ませる。従つてプリスケーラ12
Aはロード信号S2が入力するときは9進、更に8進カ
ウンタとなり、第5図FL″に示すようにパルスを8個
数えると1パルス出力するが、次回以後は再びw進カウ
ンタに戻り、次のロード信号S2が入力するとまたその
回だけ再び8進カウンタに戻り、以下これを繰り返す。
つまりプリスケーラ12AはN回中の1回だけ8進カウ
ンタとなり、残りのN−1回はw進カウンタとなる。数
値例を挙げてこの点を更に説明するに、例えば82.5
MHz(7)FM受信において、ΔFi=+20KHz
のずれが生じたとすると、中間周波段の共振(中心)周
波数は10.7+0.02=10.72y1Hzとなり
、局部発振周波数は正常のときの82.5−10.7=
71.8MHz.から20KHz低い71.78MHz
になる必要がある。
コンパレータ24bが信号S4を生じたとする。このナ
ンドゲートにはコントローラ21からのミユート信号S
1も入力するが受信中これはHレベルであるから結局ナ
ンドゲート26は開き、パルス発生器24の出力をカウ
ンタ23のクロック端子Cpに入力する。信号S4はカ
ウンタ23のU/D素子にも入力し、該カウンタをダウ
ンカウンタにセットする。従つてカウンタ23の内容は
1パルス入る毎に9,8・・・・・・と減少して行く。
なおパルス発生器27の出力周波数は数〜数10Hzと
、かなり低くしておく。本例では第5図に示すように先
ず1パルス、続いて1パルス、計2パルスに入つたとし
ており、従つてカウンタ23の出力端D。COBOAO
は最初の1010から1001、更に1000に変化す
る。但しここではHレベルは1に、LレベルはOに対応
させてある。PLLシンセサイザ20は第1図で説明し
たように1/Nプログラム可能周波数デバイダを備え、
該デバイダは値Nをプリセットされて入力パルスをダウ
ンカウントし、値が0になるときパルスを1個出力し、
そのパルスはロード信号S2ともなつてコントローラ2
1からN値を取込み、再び入力パルスを計数して値が0
になるときパルスを1個出力し、ということを繰返して
1/N分周を行なうが、このパルスはプリスケーラ12
Aのロード信号ともなり、プリスケーラ12Aにカウン
タ23の内容を取り込ませる。従つてプリスケーラ12
Aはロード信号S2が入力するときは9進、更に8進カ
ウンタとなり、第5図FL″に示すようにパルスを8個
数えると1パルス出力するが、次回以後は再びw進カウ
ンタに戻り、次のロード信号S2が入力するとまたその
回だけ再び8進カウンタに戻り、以下これを繰り返す。
つまりプリスケーラ12AはN回中の1回だけ8進カウ
ンタとなり、残りのN−1回はw進カウンタとなる。数
値例を挙げてこの点を更に説明するに、例えば82.5
MHz(7)FM受信において、ΔFi=+20KHz
のずれが生じたとすると、中間周波段の共振(中心)周
波数は10.7+0.02=10.72y1Hzとなり
、局部発振周波数は正常のときの82.5−10.7=
71.8MHz.から20KHz低い71.78MHz
になる必要がある。
N値の指定は717または718であつて小数点以下の
値、本例ては+0.8または−0.2は指定することが
できない。一方、前述のように検出器24、パルス発生
器27等の手段により中間周波数のずれがA領域を外れ
てB,C領域にある限りカウンタ23の内容が修正され
、該カウンタの内容が例えば8になると、プリスケーラ
12AはN回のうちの1回は11紛周、残りのN−1回
は1ハ紛周するから 1N−
11局発周波薮4Lは平均値的にFL〔−+一〕−
8N10NN=10KHzに収
束し、これは本例(N=718)ではFL=71.77
5となり、ほS゛所望値となる。
値、本例ては+0.8または−0.2は指定することが
できない。一方、前述のように検出器24、パルス発生
器27等の手段により中間周波数のずれがA領域を外れ
てB,C領域にある限りカウンタ23の内容が修正され
、該カウンタの内容が例えば8になると、プリスケーラ
12AはN回のうちの1回は11紛周、残りのN−1回
は1ハ紛周するから 1N−
11局発周波薮4Lは平均値的にFL〔−+一〕−
8N10NN=10KHzに収
束し、これは本例(N=718)ではFL=71.77
5となり、ほS゛所望値となる。
従つて”こ)で検出器24は出力を失ない、カウンタ2
3が8にセットされた状態での、従つてファインチュー
ニングがなされた状態での受信が行なわれる。上記のよ
うにして受信状態にあつたとき、放送局を変えるために
選局動作に入るとミユート信号S1が発生し、カウンタ
23はロード信号を受けて固定入力AiBiCiDiつ
まり数10をプリセットされ、w進カウンタに戻る。
3が8にセットされた状態での、従つてファインチュー
ニングがなされた状態での受信が行なわれる。上記のよ
うにして受信状態にあつたとき、放送局を変えるために
選局動作に入るとミユート信号S1が発生し、カウンタ
23はロード信号を受けて固定入力AiBiCiDiつ
まり数10をプリセットされ、w進カウンタに戻る。
従つて周波数微調は検出器24等の経路により再び自動
的に行なわれることになる。勿論受信中でも中間周波数
のずれがA領域以上になれは該検出器24等の経路によ
り自動的に行なわれる。以上詳細に説明したように本発
明によればPLLシンセサイザ受信機にファインチュー
ニング機能を持たせることができ、またそのチューニン
グ操作はデイクリミネータの出力を利用して自動的に行
なわれるのて極めて簡単である。
的に行なわれることになる。勿論受信中でも中間周波数
のずれがA領域以上になれは該検出器24等の経路によ
り自動的に行なわれる。以上詳細に説明したように本発
明によればPLLシンセサイザ受信機にファインチュー
ニング機能を持たせることができ、またそのチューニン
グ操作はデイクリミネータの出力を利用して自動的に行
なわれるのて極めて簡単である。
第1図はシンセサイザ受信機の概要を示すブロック図、
第2図は周波数弁別器の出力特性を示す特性図、第3図
は中間周波数すれ検出回路の構成を示すブロック図、第
4図は本発明の実施例を示すブロック図第5図は動作説
明用のパルス波形図である。 図で3は局部発振器、12Aはプリスケーラ、20はP
LLシンセサイザ、23はカウンタ、24は中間周波数
ずれの検出器、27はパルス発生器である。
第2図は周波数弁別器の出力特性を示す特性図、第3図
は中間周波数すれ検出回路の構成を示すブロック図、第
4図は本発明の実施例を示すブロック図第5図は動作説
明用のパルス波形図である。 図で3は局部発振器、12Aはプリスケーラ、20はP
LLシンセサイザ、23はカウンタ、24は中間周波数
ずれの検出器、27はパルス発生器である。
Claims (1)
- 1 局部発振器の出力周波数を低減するプリスケーラと
、分周比を定める数値Nをプリセットされ、該プリスケ
ーラの出力周波数をダウンカウントして1/N分周を行
ない、その1/N分周出力を基準周波数と位相比較して
ずれを求め、該ずれが零になるように受信機チューナ部
の同調用電圧可変容量素子を制御する電圧を発生するP
LLシンセサイザとを備え、該N値で指定された局の放
送を受信するシンセサイザ型ラジオ受信機の受信周波数
補正回路において、一定値以上の中間周波数のずれを検
出する検出器と、該検出器が出力を生じている間パルス
をアップまたはダウンカウントとしてプリセット値を変
えるカウンタと、常時はM進カウンタとなりそしてPL
Lシンセサイザからロード信号が入るとき前記カウンタ
の内容Xを取込んで一時的にX進カウンタとなる可変進
カウンタとされた前記プリスケーラとを備えることを特
徴とする受信周波数補正回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9704678A JPS6042658B2 (ja) | 1978-08-09 | 1978-08-09 | 中間周波数補正回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9704678A JPS6042658B2 (ja) | 1978-08-09 | 1978-08-09 | 中間周波数補正回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5523674A JPS5523674A (en) | 1980-02-20 |
| JPS6042658B2 true JPS6042658B2 (ja) | 1985-09-24 |
Family
ID=14181683
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9704678A Expired JPS6042658B2 (ja) | 1978-08-09 | 1978-08-09 | 中間周波数補正回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6042658B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5728517U (ja) * | 1980-07-22 | 1982-02-15 | ||
| JPS60176353A (ja) * | 1984-02-22 | 1985-09-10 | Oki Electric Ind Co Ltd | 受信周波数補正方式 |
| CA1259378A (en) * | 1985-09-19 | 1989-09-12 | Noriaki Omoto | A.f.c. system for broad-band fm receiver |
| US4727591A (en) * | 1986-09-04 | 1988-02-23 | Arvin Industries, Inc. | Microprocessor controlled tuning system |
| US4955074A (en) * | 1988-05-30 | 1990-09-04 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | AFC apparatus with selection between average value mode and keyed mode |
-
1978
- 1978-08-09 JP JP9704678A patent/JPS6042658B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5523674A (en) | 1980-02-20 |
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