JPS604254Y2 - 信号再生装置 - Google Patents

信号再生装置

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Publication number
JPS604254Y2
JPS604254Y2 JP17246679U JP17246679U JPS604254Y2 JP S604254 Y2 JPS604254 Y2 JP S604254Y2 JP 17246679 U JP17246679 U JP 17246679U JP 17246679 U JP17246679 U JP 17246679U JP S604254 Y2 JPS604254 Y2 JP S604254Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
needle
groove
shaving member
disk
Prior art date
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Expired
Application number
JP17246679U
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English (en)
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JPS5690714U (ja
Inventor
一彦 佐野
昇治 大宮
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 松下電器産業株式会社 filed Critical 松下電器産業株式会社
Priority to JP17246679U priority Critical patent/JPS604254Y2/ja
Publication of JPS5690714U publication Critical patent/JPS5690714U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、映像信号や音声信号等の電気信号を渦巻状お
よび同心円状の記録トラックに、凹凸の形で記録された
記録円盤より、前記記録トラックに接して走査される再
生針により信号を再生するいわゆる接触方式の記録円盤
再生装置に関するものであり、再生時に記録円盤表面に
付着された異物による影響を軽減除去せんとするもので
ある。
接触方式の再生装置においては、空気中の塵埃が記録円
盤(以下ディスクと呼ぶ)の表面に付着し、空気中の水
分等を吸収して固くディスク表面に固着されることがあ
り、これが再生針の進行を妨げ針とびを起す原因となっ
ていた。
現在のビデオディスク等においては、記録トラックのピ
ッチ間隔が数ミクロンという値であるため、一度の小さ
な針とびで数トラツクにわたって信号の欠落が生じるも
のであり、また、渦巻状の記録トラックとして凹溝の形
成されたディスクにおいては、再生針が通る凹溝が異物
により塞がれ、再生針が同じところを繰返し辿ることに
なる。
これはいわゆるロックドグループと呼ばれ、画像がスチ
ルの状態になる現象である。
上記の様な問題を解決するために、従来より第1図に示
す様な針を再生針に先立って走査させ、溝の中にたまっ
た塵埃を削り取る事が提案されている。
すなわち第1図で、1は削り取り部材(以下シェービン
グ部材という)、2はディスク、4はディスクの信号凹
溝であり、3はシェービング部材に設けられて、信号凹
溝4と係合する溝山である。
この種のシェービング部材で考案者が実験した結果、デ
ィスク上に固着した塵埃は削り取るが、次の様な欠陥が
生じる事がわかった。
つまり第2図に示す様に(符号は第1図と同じ)、シェ
ービング部材1の溝山3がディスク2の信号凹溝4と係
合しているため、信号凹溝4の中に記録された信号凹凸
をも削り取ってしまうという事である。
もちろも信号はすぐに削り取られるわけでないが、ディ
スクの寿命試験の結果シェービング部材を用いずに再生
針だけで再生した場合に比べ、SNの劣化、ドロップア
ウトの発生がはなはだしく早い時期に生じた。
又、ある種のディスクでは、再生針とディスクの摩耗を
少なくするために、ディスク表面に薄い潤滑剤の層が設
けられている。
この様なディスクに上記のシェービング部材を用いた結
果、シェービング部材が表面の潤滑剤の層をかき取って
しまい、ディスク及び再生針の摩耗が著しく早く生じた
以上の様な信号凹溝中の信号の摩耗、及び表面潤滑剤の
除去はシェービング部材の溝山3の数が多い程早くなる
何故なら、溝山3が用例あれば1回の再生でディスクの
各信号凹溝の各部分は10回の溝上3の走査を受ける事
になるからである。
本考案は上述の欠点をなくした新しい構成の前走シェー
ビング部材であり、かつディスク上に固着した塵埃等の
異物をより効果的に削り取る構成のものである。
第3図に本考案による装置の一実施例を示す。
図で2はディスク、4は信号が中に記録されている渦巻
状の信号凹溝、17はディスクの回転方向である。
5は再生針であり、弾性部材7によって、キャリッジ側
に支持されているピップアップアーム6の先端に取りつ
けられている。
8はキャリッジであり、9は軸10を中心に回動して、
再生針5をディスク2に当接又は離脱させる回動部材で
ある。
11.14はキャリッジ8のガイド軸、12は送りネジ
であり、図示されていないモータ等により前記送りネジ
12を回動し、キャリッジ8を13の矢印方向に移動さ
せる。
以上の構成は、従来のこの種再生装置と同一である。
この実施例では再生針が内周から外周に向って走査する
場合が示されているが、本考案はこの方式に限るもので
はない。
シェービング部材18はシェービング部材取付アーム1
5の先端に保持されており、このアーム15は回動部材
9に弾性部材16を介して支持されている。
シェービング部材取付はアーム15はピックアップアー
ム6に近接して移動方向前方に設けられている。
前記シェービング部材取付アーム15の先端部分は鉤形
に曲がっており、シェービング部材18と再生針5をデ
ィスクの同−半径上に位置させる働きをしている。
この事により再生針は常にシェービング針によって清浄
された面を走行する事ができる。
本考案は特にこの構成に限られず、シェービング部材1
8が再生針5に先行してディスク上の異物をかき取る構
成であってもよい。
第4図に本考案によるシェービング部材18を模式的に
示す。
4aは信号凹溝4の頂上部分である。
19はシェービング部材18の先端部分であり、複数の
信号凹溝4に跨がっており、かつ信号凹溝4の頂上部分
4a付近のみに接触係合する様な凹凸が設けられている
5は再生針を示し、シェービング部材18との位置関係
を明示するために一点鎖線で重ねて表わされている。
再生針5は好ましくは図の様にシェービング部材18と
同−半径上に置かれるのがよい。
図の20.20’は再生針5が溝と接触する溝壁部分を
示している。
図から明らかな様にシェービング部材18の先端部分1
9は頂上4a付近のみに接触して再生針5の接触する溝
壁部分20.20’には接触しない。
したがって、シェービング部材によって再生針の検出す
る信号部分が摩耗したり、キズつけられたりする事がな
い。
また、シェービング部材18は溝の底部および溝壁の大
部分と接触しないので、溝中に塗布された表面潤滑剤を
かき取ってしまうという様な事がない。
したがって従来の様に表面潤滑剤の除去によってディス
クの寿命が著しく短かくなるという事がない。
第5図には本考案のシェービング部材18を信号凹溝4
の方向と垂直の方向から見たところを示す。
24はディスク2上に付着した異物を示し、シェービン
グ部材によってかき取られる直前を示している。
矢印23はディスク回転方向を示している。
シェービング部材18は好ましくはすくい面21、逃げ
面22を有している。
図でαはすくい角、βは逃げ角を示している。
これらを設ける事により付着異物をかき取る能力は向上
する。
第4図に示すシェービング針ではディスク表面より上部
の異物はかき取るが溝中の付着物をすべて除去する事は
出来ず、信号凹溝の中には異物が残された状態になる。
しかし、本考案者らが行なった実験によれば、再生針は
、ディスク表面から盛り上った様な大きな異物に対して
は針とびゃロックドグループを起こすが、信号凹溝中に
つまっている程度の付着物に対しては、針とび等を起こ
さない。
この様な異物は再生針によってかき取られのが確認され
ており再生針の進行を特に妨げる様な事はない。
本考案によるシェービング部材は溝に対応したピッチで
、溝の凹凸よりはなだらかな凹凸を有する先端形状を有
している。
しかし、シェービング部材は複数の溝に跨がっているの
で、溝の偏心に対するトラッキング能力は十分布してい
る。
20〜30の信号溝にシェービング部材は跨がらせるの
が良い。
シェービング部材の先端部分19が信号凹溝に係合しな
い直線状又は円弧状のものでは、シェービング部材は溝
及びディスクの偏心に対して追従する事ができない。
シェービング部材が溝およびディスクの偏心にトラッキ
ングすればシェービング部材が溝を横切って、溝と直角
方向に動く事がなくないので、溝の頂上部分を先端部分
のエツジによって傷つける事がない。
また、第4図に示す様にシェービング部材と再生針を同
一円周上に位置させる場合、シェービング部材がトラッ
キングすれば再生針との位置関係が変らずに常に一定で
あり、シェービング部材の走行溝範囲から再生針がはず
れる事がない。
シェービング部材の走行溝範囲内に再生針が位置する事
により、再生針は常にシェービング針により清浄化され
た面上を走査する事ができる。
つまり、シェービング部材が半径方向にある距離をおい
て再生針より先行していると、再生開始時にその距離の
範囲だけシェービング部材の通ってない領域を再生針が
走査しなければいけないからである。
上記した様に本考案によるシェービング部材は再生針の
進行を妨げる異物をかき取り、かつ再生針の信号検出部
分には当接せず、信号部分を摩耗させたり、キズつけた
りする事がない。
またシェービング部材は溝の偏心に追従するので溝ラン
ド部分をエツジが横切って傷つける事がなく、また再生
針とシェービング部材の位置関係も一定に保つ事ができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のシェービング部材を模式的に示す斜視図
、第2図は従来例のシェービング部材の先端部分を模式
的に示す正面図、第3図は本考案の一実施例の主要部を
示す平面図、第4図は本考案のシェービング部材の先端
部を模式的に示す正面図、第5図は同側面図である。 2・・・・・・ディスク、4・・・・・・信号凹溝、4
a・・・・・・頂部、5・・・・・・再生針、6・・・
・・ゼツクアップアーム、訃・・・・・キャリッジ、1
5・・・・・・シェービング部材取付はアーム、18・
・・・・・シェービング部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 情報信号が信号凹溝の中に凹凸の形で順次記録された記
    録円盤を回転駆動する駆動手段と、前記信号凹溝に接触
    係合し、前記凹凸に応じた信号を再生する再生針を有す
    るピックアップ手段と複数の前記信号凹溝に跨がって、
    前記信号凹溝の頂上近辺部分のみに接触係合し、前記信
    号凹溝壁の前記再生針接触部分には接触しない深さの凹
    凸の形状に成形された先端部を有するシェービング部材
    と、前記ピックアップ手段と前記シェービング部材を前
    記記録円盤の半径方向に相対的に移動させる手段とから
    なる信号再生装置。
JP17246679U 1979-12-12 1979-12-12 信号再生装置 Expired JPS604254Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17246679U JPS604254Y2 (ja) 1979-12-12 1979-12-12 信号再生装置

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JP17246679U JPS604254Y2 (ja) 1979-12-12 1979-12-12 信号再生装置

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Publication Number Publication Date
JPS5690714U JPS5690714U (ja) 1981-07-20
JPS604254Y2 true JPS604254Y2 (ja) 1985-02-06

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JP17246679U Expired JPS604254Y2 (ja) 1979-12-12 1979-12-12 信号再生装置

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