JPS5936336B2 - 走査針 - Google Patents
走査針Info
- Publication number
- JPS5936336B2 JPS5936336B2 JP551577A JP551577A JPS5936336B2 JP S5936336 B2 JPS5936336 B2 JP S5936336B2 JP 551577 A JP551577 A JP 551577A JP 551577 A JP551577 A JP 551577A JP S5936336 B2 JPS5936336 B2 JP S5936336B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- scanning needle
- tip
- needle
- scanning
- opening angle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は走査針に係り、その製造を容易にすると共に長
寿命化をはかり得る走査針を提供することを目的とする
。
寿命化をはかり得る走査針を提供することを目的とする
。
近年、映像信号を含む情報信号が幾何学的凹凸形状の変
化として高密度に記録された円盤状記録媒体(ディスク
)から上記情報信号を再生する所謂ビデオディスク装置
が開発されているが、その一例としてディスク上に形成
されたトラックの針案内溝の底部と相対運動する走査針
により情報信号を機械的振動又は静電容量の変化として
検出再生するものがあつた。
化として高密度に記録された円盤状記録媒体(ディスク
)から上記情報信号を再生する所謂ビデオディスク装置
が開発されているが、その一例としてディスク上に形成
されたトラックの針案内溝の底部と相対運動する走査針
により情報信号を機械的振動又は静電容量の変化として
検出再生するものがあつた。
本発明は、そのうちの後者の静電容量方式の走査針に関
するものである。
するものである。
ここで静電容量方式とは、主要情報ビットに幾何学的凹
凸形状の変化として記録された映像信号と音声信号とを
走査針の薄い金属電極の先端部と例えばビデオディスク
面の金属コーティングとの間の電気容量変化によつてデ
ィスク面のパターンを検出するものをいう。
凸形状の変化として記録された映像信号と音声信号とを
走査針の薄い金属電極の先端部と例えばビデオディスク
面の金属コーティングとの間の電気容量変化によつてデ
ィスク面のパターンを検出するものをいう。
第1図A、Bは上記従来の走査針の一例の先端部形状を
示す正面図及び側面図である。
示す正面図及び側面図である。
同図中、走査針1は、耐摩耗性に優れた例えばサフアイ
ヤ等の材料により同図に示す如く、ディスク面との摺動
先端頂部2力功ロエされており、また、この頂部2と垂
直に形成された端面には電極部3が形成され、更に頂部
2と連接する他の2辺は、研磨面4a、4bとして形成
されている。ディスクの再生時、この走査針1はディス
ク上を相対的に摺接することにより主要情報ビットに幾
何学的凹凸形状の変化として記録された映像信号を含む
情報信号をそれぞれ静電容量の変化として検出再生する
。しかしながら、ビデオディスクは回転数が毎分数百回
にもおよぶのでサフアイヤ針の先端部の摩耗が激しく、
寿命が音響再生針などとは較べものにならない位短いも
のである。第1図の如く、電極形成面全体に金属電極が
形成されている従来の走査針にあつて、正確な映像信号
および音声信号を長時間に互つて再生するためには、金
属電極先端部の幅は一定(a)のものが必要となること
により走査針の開き角度αも必然的に小とならざるをえ
ない。
ヤ等の材料により同図に示す如く、ディスク面との摺動
先端頂部2力功ロエされており、また、この頂部2と垂
直に形成された端面には電極部3が形成され、更に頂部
2と連接する他の2辺は、研磨面4a、4bとして形成
されている。ディスクの再生時、この走査針1はディス
ク上を相対的に摺接することにより主要情報ビットに幾
何学的凹凸形状の変化として記録された映像信号を含む
情報信号をそれぞれ静電容量の変化として検出再生する
。しかしながら、ビデオディスクは回転数が毎分数百回
にもおよぶのでサフアイヤ針の先端部の摩耗が激しく、
寿命が音響再生針などとは較べものにならない位短いも
のである。第1図の如く、電極形成面全体に金属電極が
形成されている従来の走査針にあつて、正確な映像信号
および音声信号を長時間に互つて再生するためには、金
属電極先端部の幅は一定(a)のものが必要となること
により走査針の開き角度αも必然的に小とならざるをえ
ない。
しかしながら、このような走査針にあつては、開き角度
αを小さくすればする程加工が非常に難しくなり、かつ
又、走査針自体も弱くなる。
αを小さくすればする程加工が非常に難しくなり、かつ
又、走査針自体も弱くなる。
また、このような走査針にあつては、摺接面となるサフ
アイヤが摩耗するにつれて金属電極先端部のデイスクヘ
の接触部分が次第に大きくなり、当然長時間にわたる正
確な再生を得ることができずに消耗してしまう。従つて
、このような走査針にあつては、金属電極先端部におけ
る使用可能な幅は、例えば第1図に示す如くAAからB
Bというその使用範囲がきわめて短いものとなつてしま
う欠点がある。
アイヤが摩耗するにつれて金属電極先端部のデイスクヘ
の接触部分が次第に大きくなり、当然長時間にわたる正
確な再生を得ることができずに消耗してしまう。従つて
、このような走査針にあつては、金属電極先端部におけ
る使用可能な幅は、例えば第1図に示す如くAAからB
Bというその使用範囲がきわめて短いものとなつてしま
う欠点がある。
本発明は前記欠点を除去したものであり、以下第2図A
,Bを参照してその一実施例について説明する。第2図
Aは、本発明になる走査針の先端部形状を示す正面図、
同Bは同側面図である。
,Bを参照してその一実施例について説明する。第2図
Aは、本発明になる走査針の先端部形状を示す正面図、
同Bは同側面図である。
本発明になる走査針は、例えばサファイア素材の一側面
に電極膜11を付着したものを電極膜11のその先端に
おける電極幅がPとなり、かつ、開き角がbになるよう
側面部分12a,12bを設け、しかる後、デイスク上
面に当接する頂部13を形成して第2図A図示の如くの
走査針10を得、これをデイスクを再生する際に用いる
ものである。この走査針10を電極部11と平行な面に
投影すると、電極部11の先端近傍の稜線のなす開き角
度bは、上記走査針の投影稜線(即ち側面部分12aと
面16による稜線14及び側面部分12bと面17とに
よる稜線15)のなす開き角度aよりも小である。この
ように、電極部の先端近傍の稜線のなす開き角度bが走
査針の投影稜線のなす開き角度aより小に形成されてい
るので、従来の走査針に比べて加工がしやすくなると共
に走査針自体が強くなり、かつ、摺接面となるサファイ
アが摩耗しても電極部の先端幅Pの変化が少ないので、
その先端部において映像信号、音声信号の再生を行なう
に際しての使用可能な範囲が第2図に示す如くA’A’
からB’ B’のように長いものとなり長寿命化が図れ
るものである。
に電極膜11を付着したものを電極膜11のその先端に
おける電極幅がPとなり、かつ、開き角がbになるよう
側面部分12a,12bを設け、しかる後、デイスク上
面に当接する頂部13を形成して第2図A図示の如くの
走査針10を得、これをデイスクを再生する際に用いる
ものである。この走査針10を電極部11と平行な面に
投影すると、電極部11の先端近傍の稜線のなす開き角
度bは、上記走査針の投影稜線(即ち側面部分12aと
面16による稜線14及び側面部分12bと面17とに
よる稜線15)のなす開き角度aよりも小である。この
ように、電極部の先端近傍の稜線のなす開き角度bが走
査針の投影稜線のなす開き角度aより小に形成されてい
るので、従来の走査針に比べて加工がしやすくなると共
に走査針自体が強くなり、かつ、摺接面となるサファイ
アが摩耗しても電極部の先端幅Pの変化が少ないので、
その先端部において映像信号、音声信号の再生を行なう
に際しての使用可能な範囲が第2図に示す如くA’A’
からB’ B’のように長いものとなり長寿命化が図れ
るものである。
以上説明したように本発明になる走査針は、先端摺動面
を構成する一辺より上方に向う稜線間の平担面の略全面
に電極部を有し、かつ、この電極部の先端近傍の稜線の
なす開き伸度b(b>o)を、上記走査針を上記電極部
と平行な面に投影した時の投影稜線のなす開き角度より
小にしたため、加工がし易く、走査針自体が強いものと
なり、かつ、摺接面となるサファイア素材が摩耗しても
電極部の先端幅は、その変化が少ないので使用可能な範
囲が大となり、長寿命化が図れる等の特長を有する。
を構成する一辺より上方に向う稜線間の平担面の略全面
に電極部を有し、かつ、この電極部の先端近傍の稜線の
なす開き伸度b(b>o)を、上記走査針を上記電極部
と平行な面に投影した時の投影稜線のなす開き角度より
小にしたため、加工がし易く、走査針自体が強いものと
なり、かつ、摺接面となるサファイア素材が摩耗しても
電極部の先端幅は、その変化が少ないので使用可能な範
囲が大となり、長寿命化が図れる等の特長を有する。
第1図A,Bは従来の走査針の先端部の正面図及び側面
図、第2図A,Bは本発明になる走査針の先端部の正面
図及び側面図である。 1,10・・・・・・走査針、3,11・・・・・・電
極部、12a,12b・・・・・・側面部分、2,13
・・・・・・頂部、14,15・・・・・・稜線。
図、第2図A,Bは本発明になる走査針の先端部の正面
図及び側面図である。 1,10・・・・・・走査針、3,11・・・・・・電
極部、12a,12b・・・・・・側面部分、2,13
・・・・・・頂部、14,15・・・・・・稜線。
Claims (1)
- 1 情報信号が幾何学的形状の変化として記録された円
盤状記録媒体上のトラック上を相対的に摺接して上記情
報信号を再生する走査針であつて、この走査針の先端摺
接面を構成する一辺より上方に向う稜線間の平担面の略
全面に電極部を有し、かつ、この電極部の先端近傍の稜
線のなす開き角度b(b>o)を、上記走査針を上記電
極部と平行な面に投影した時の投影稜線のなす開き角度
より小にしたことを特徴とする走査針。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP551577A JPS5936336B2 (ja) | 1977-01-21 | 1977-01-21 | 走査針 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP551577A JPS5936336B2 (ja) | 1977-01-21 | 1977-01-21 | 走査針 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5391718A JPS5391718A (en) | 1978-08-11 |
JPS5936336B2 true JPS5936336B2 (ja) | 1984-09-03 |
Family
ID=11613315
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP551577A Expired JPS5936336B2 (ja) | 1977-01-21 | 1977-01-21 | 走査針 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5936336B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53105209A (en) * | 1977-02-25 | 1978-09-13 | Victor Co Of Japan Ltd | Scanning stylus |
US4458346A (en) * | 1980-11-17 | 1984-07-03 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Pickup stylus |
-
1977
- 1977-01-21 JP JP551577A patent/JPS5936336B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5391718A (en) | 1978-08-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3826877A (en) | Information playback system stylus | |
JPS5812655B2 (ja) | レコ−ド用蓄針の製造法 | |
JPS5936336B2 (ja) | 走査針 | |
JPS5846784B2 (ja) | ジヨウホウキロクバイタイノ ケンシユツシジタイ | |
JPS5812654B2 (ja) | レコ−ド用畜針 | |
US3261610A (en) | Phonograph record | |
US2819089A (en) | Recording method using translating head and stylus | |
US3871664A (en) | Phonograph stylus | |
JPS5845097B2 (ja) | 静電容量型ビデオデイスク再生針 | |
JPH01211338A (ja) | 光学記録媒体 | |
JPS606884Y2 (ja) | スタンパ用の再生針 | |
JPH02156423A (ja) | 光ディスク媒体 | |
JPS5813449Y2 (ja) | 再生針 | |
CA1114949A (en) | Stylus for reproducing information signals recorded on a recording medium | |
JPS5868255A (ja) | 静電容量変化検出型情報再生針 | |
JPS5919977Y2 (ja) | 情報記録再生装置 | |
JPS6020162Y2 (ja) | スタンパ用の再生針 | |
US2164199A (en) | Phonograph style | |
JPS60263661A (ja) | 研磨盤 | |
JPS606883Y2 (ja) | 円盤記録媒体用再生針 | |
JPS6245282Y2 (ja) | ||
JP2523612B2 (ja) | 光デイスク製造方法 | |
SU1180970A1 (ru) | Стабилизатор прижимной силы головки звукоснимател с пылеочищающим эффектом | |
JP3304589B2 (ja) | 情報記録方法及び情報再生方法 | |
JPS5819709Y2 (ja) | ピツクアツプ装置 |