JPS6042135Y2 - 水路構築用ブロツクの連結金具 - Google Patents
水路構築用ブロツクの連結金具Info
- Publication number
- JPS6042135Y2 JPS6042135Y2 JP17702682U JP17702682U JPS6042135Y2 JP S6042135 Y2 JPS6042135 Y2 JP S6042135Y2 JP 17702682 U JP17702682 U JP 17702682U JP 17702682 U JP17702682 U JP 17702682U JP S6042135 Y2 JPS6042135 Y2 JP S6042135Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bolt
- block
- plate
- hole
- blocks
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は排水路、引込み水路等の各種の水路構成用溝を
構築するために用いる水路構築用のコンクリート製ブ冶
ツクに於て、該ブ冶ツクの相互連結を図るための連結金
具に関するものであって、硝子たる連結性と金具自体の
製造コストの低廉化が果されるように構成したことを特
徴とするものである。
構築するために用いる水路構築用のコンクリート製ブ冶
ツクに於て、該ブ冶ツクの相互連結を図るための連結金
具に関するものであって、硝子たる連結性と金具自体の
製造コストの低廉化が果されるように構成したことを特
徴とするものである。
本考案の構成について詳細に説明すれば次の通りである
。
。
図に於て、1はU字型を呈するコンクリート製の水路構
築用ブロックであって、その両立上り壁2の両端縁外面
中央部には一端を開口縁とする連結用溝3が夫々形成さ
れている。
築用ブロックであって、その両立上り壁2の両端縁外面
中央部には一端を開口縁とする連結用溝3が夫々形成さ
れている。
4は該連結用溝3のほぼ中央部に埋込んだ螺子筒であっ
て、該螺子筒4はその基端部に膨大部4aを形成するこ
とに依り、その引抜き強度を高めてあり、また、該螺子
筒4には必要に応じて適宜アンカー用線材等を固設の上
、埋設するものとする。
て、該螺子筒4はその基端部に膨大部4aを形成するこ
とに依り、その引抜き強度を高めてあり、また、該螺子
筒4には必要に応じて適宜アンカー用線材等を固設の上
、埋設するものとする。
5はブロック1をその端面において接合させた際に両ブ
ロックの連結用溝3が合致して形成される溝内に収容す
るための金属製連結板であって、−半部はS゛中夫は一
方のブロック1に於ける螺子筒4に対して第1ボルト6
を介して螺着するためのボルト挿通用孔5aが穿設され
ており、また他半部には他方のブロック1に於ける螺子
筒4に対し第2ボルト7を介して螺着するためのボルト
挿通用横長孔5bが穿設されている。
ロックの連結用溝3が合致して形成される溝内に収容す
るための金属製連結板であって、−半部はS゛中夫は一
方のブロック1に於ける螺子筒4に対して第1ボルト6
を介して螺着するためのボルト挿通用孔5aが穿設され
ており、また他半部には他方のブロック1に於ける螺子
筒4に対し第2ボルト7を介して螺着するためのボルト
挿通用横長孔5bが穿設されている。
8は方形状を呈しかつその一端に上記連結板5の横長孔
穿設側端縁に引掛けるため案内用内向折曲縁8bを形成
したストッパー板であって、その板面にはボルト挿通用
テーパー状長孔8aが穿設されており、該テーパー状長
孔8aは上記した連結板5の横長孔5bと交叉し、該ス
トッパー板8の昇降に基き、該交叉に依り構成されるボ
ルト挿通孔が左右方向に転移されるように戊っており、
これには上記第2ボルト7を貫通させて螺子筒4に螺合
止着するように戒っている。
穿設側端縁に引掛けるため案内用内向折曲縁8bを形成
したストッパー板であって、その板面にはボルト挿通用
テーパー状長孔8aが穿設されており、該テーパー状長
孔8aは上記した連結板5の横長孔5bと交叉し、該ス
トッパー板8の昇降に基き、該交叉に依り構成されるボ
ルト挿通孔が左右方向に転移されるように戊っており、
これには上記第2ボルト7を貫通させて螺子筒4に螺合
止着するように戒っている。
本考案は以上のような構成を有するものであって、本考
案を用いて水路用ブロック1の相互連結を行なうには、
第4図に示す如く端面において接合されるブロックに対
し、連結板5のボルト挿通孔5aに第1ボルト6を挿通
すると共に一方のブロックに於ける螺子筒4に螺合緊締
する。
案を用いて水路用ブロック1の相互連結を行なうには、
第4図に示す如く端面において接合されるブロックに対
し、連結板5のボルト挿通孔5aに第1ボルト6を挿通
すると共に一方のブロックに於ける螺子筒4に螺合緊締
する。
次に、ストッパー板8をその内向き折曲縁8bを連結板
5の端縁に引掛けると共に該ストッパー板8に穿設のテ
ーパー状長孔8aと連結板5に穿設の横長孔5bの交叉
に基き形成される孔部分に第2ボルト7を挿通させ、こ
れを他方のブロックに於ける螺子筒4に螺合して仮止め
する。
5の端縁に引掛けると共に該ストッパー板8に穿設のテ
ーパー状長孔8aと連結板5に穿設の横長孔5bの交叉
に基き形成される孔部分に第2ボルト7を挿通させ、こ
れを他方のブロックに於ける螺子筒4に螺合して仮止め
する。
この状態に於て両ブ冶ツクの接合をより一層密とする如
く第5図に示す如く一方のブロックを他方のブロックに
近づければ、第2ボルト7はストッパー板8のテーパー
状長孔8aの一側孔縁を押圧して該ストッパー板8を降
下させ乍ら移動することとなる。
く第5図に示す如く一方のブロックを他方のブロックに
近づければ、第2ボルト7はストッパー板8のテーパー
状長孔8aの一側孔縁を押圧して該ストッパー板8を降
下させ乍ら移動することとなる。
このような両ブロックの完全接合が威された時点で第2
ボルトを一杯に締着すれば、両ブロックの連結は完了す
る。
ボルトを一杯に締着すれば、両ブロックの連結は完了す
る。
本考案は以上のような構成を有するものであって、従来
のこの種の連結金具は第6図に示す如く、本考案に於け
るストッパー板8ではなく偏心円盤Aを用いこれを連結
板5の端部に形成の突条aに衝接させるように威したも
のであった。
のこの種の連結金具は第6図に示す如く、本考案に於け
るストッパー板8ではなく偏心円盤Aを用いこれを連結
板5の端部に形成の突条aに衝接させるように威したも
のであった。
然し乍らこのようなものであると、該偏心円盤Aの製造
はこれが円形であることに基き型抜ぎ成形時の材料ロス
は著しいものであり、従って、必然コスト高となるばか
りでなく、連結板5の突条aに対する接触はその円弧縁
において威されるために極めて不安定なものとされるこ
とを余儀なくされた。
はこれが円形であることに基き型抜ぎ成形時の材料ロス
は著しいものであり、従って、必然コスト高となるばか
りでなく、連結板5の突条aに対する接触はその円弧縁
において威されるために極めて不安定なものとされるこ
とを余儀なくされた。
これに対し本考案は、上記の如き偏心円盤Aに代えて、
連結板5の正面側にその内向き折曲縁8bを介して昇降
自在に係合させたストッパー板8を用い、該ストッパー
板8の板面にはテーパー状長孔8aを穿ち、該長孔8a
と連結板5の横長孔5bとの交叉に基き形成される孔に
第2ボルト7を挿通させるように構成したものであるか
ら、該ストッパー板8は方形状のものであるために型抜
き成形時の材料ロスが最少限のものとされ、従って、上
記在来品に比して製造コストが著しく廉価化されると共
に、該ストッパー板8はその内向き折曲線を連結板5の
端縁に対して引掛けるものであるため、上記在来品に於
て生じた円弧縁による接触に基く不安定性から生ずるブ
ロック相互の連結が緩み易いと言うような問題は全く解
消化される。
連結板5の正面側にその内向き折曲縁8bを介して昇降
自在に係合させたストッパー板8を用い、該ストッパー
板8の板面にはテーパー状長孔8aを穿ち、該長孔8a
と連結板5の横長孔5bとの交叉に基き形成される孔に
第2ボルト7を挿通させるように構成したものであるか
ら、該ストッパー板8は方形状のものであるために型抜
き成形時の材料ロスが最少限のものとされ、従って、上
記在来品に比して製造コストが著しく廉価化されると共
に、該ストッパー板8はその内向き折曲線を連結板5の
端縁に対して引掛けるものであるため、上記在来品に於
て生じた円弧縁による接触に基く不安定性から生ずるブ
ロック相互の連結が緩み易いと言うような問題は全く解
消化される。
更に本考案は第5図に示す如き状態に於て、ブロック相
互の連結を密なものとするために第2ボルト7を左方に
一杯に寄せた状態で固定したい場合、ストッパー板8の
上縁をハンマー等で叩いてそのテーパー状長孔8aの孔
縁を第2ボルト7に圧接させ、この状態で該ボルト7を
一杯に締着すると言う作業形態を採ることが出来るが、
上記在来品にあっては偏心円盤Aは回転させて操作する
ものであるために、上記の如き作業形態を採ることが出
来ず、従って、第2ボルト7に対する抑止的作用は本考
案のものは該在来品に比して著しく卓越したものとされ
る。
互の連結を密なものとするために第2ボルト7を左方に
一杯に寄せた状態で固定したい場合、ストッパー板8の
上縁をハンマー等で叩いてそのテーパー状長孔8aの孔
縁を第2ボルト7に圧接させ、この状態で該ボルト7を
一杯に締着すると言う作業形態を採ることが出来るが、
上記在来品にあっては偏心円盤Aは回転させて操作する
ものであるために、上記の如き作業形態を採ることが出
来ず、従って、第2ボルト7に対する抑止的作用は本考
案のものは該在来品に比して著しく卓越したものとされ
る。
本考案は以上のように構成歪部にして顕著な実用的効果
を奏するものであるから、その利用価値はとみに高いも
のがある。
を奏するものであるから、その利用価値はとみに高いも
のがある。
図は本考案の一実施例を示すものであって、第1図は本
考案金具を実施する水路構築用ブロックの斜視図、第2
図は本考案金具゛部分を示す正面図、第3図は第2図に
於けるX−X線断面図、第4図及び第5図は本考案金具
に依るブロックの連結手順を示す説明用正面図、第6図
は在来の金具を示す説明用正面図である。 1・・・・・・水路構築用ブ陥ツク、2・・・・・・立
上り壁、3・・・・・・連結用溝、4・・・・・・螺子
筒、4a・・・・・・膨大部、5・・・・・・連結板、
5a・・・・・・ボルト挿通孔、5b・・・・・・ボル
ト挿通用横長孔、6・・・・・・第1ボルト、7・・・
・・・第2ボルト、訃・・・・・ストッパー板、8a・
・・・・・ボルト挿通用テーパー状長孔、8b・・・・
・・内向き折曲縁、A・・・・・・偏心円盤、a・・・
・・・突条。
考案金具を実施する水路構築用ブロックの斜視図、第2
図は本考案金具゛部分を示す正面図、第3図は第2図に
於けるX−X線断面図、第4図及び第5図は本考案金具
に依るブロックの連結手順を示す説明用正面図、第6図
は在来の金具を示す説明用正面図である。 1・・・・・・水路構築用ブ陥ツク、2・・・・・・立
上り壁、3・・・・・・連結用溝、4・・・・・・螺子
筒、4a・・・・・・膨大部、5・・・・・・連結板、
5a・・・・・・ボルト挿通孔、5b・・・・・・ボル
ト挿通用横長孔、6・・・・・・第1ボルト、7・・・
・・・第2ボルト、訃・・・・・ストッパー板、8a・
・・・・・ボルト挿通用テーパー状長孔、8b・・・・
・・内向き折曲縁、A・・・・・・偏心円盤、a・・・
・・・突条。
Claims (1)
- 連結対象とする一方のブロックに対する螺着用たる第1
ボルトを差込むための挿通孔5aを一半部に穿設すると
共に他半部には他方のブロックに対して螺着するための
第2ボルトの挿通用たる横長孔5bを穿設して成る連結
板5と、板面にテーパー状長孔8aを穿ちかつその一端
に上記連結板5の横長孔穿設側端縁に引掛けるための案
内用内向き折曲縁8bを形成すると共に、該連結板5の
前面部に昇降自在に位置させたストッパー板8とから戒
り、前記連結板5の横長孔5bと該テーパー状長孔8a
との交叉に基き形成される孔に対し、ブロックに対する
螺着用たる上記第2ボルト7を挿通させるように構成し
たことを特徴とする水路構築用ブロックの連結金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17702682U JPS6042135Y2 (ja) | 1982-11-22 | 1982-11-22 | 水路構築用ブロツクの連結金具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17702682U JPS6042135Y2 (ja) | 1982-11-22 | 1982-11-22 | 水路構築用ブロツクの連結金具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5980588U JPS5980588U (ja) | 1984-05-31 |
JPS6042135Y2 true JPS6042135Y2 (ja) | 1985-12-23 |
Family
ID=30384706
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17702682U Expired JPS6042135Y2 (ja) | 1982-11-22 | 1982-11-22 | 水路構築用ブロツクの連結金具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6042135Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007057101A (ja) * | 2006-10-05 | 2007-03-08 | Mirai Ind Co Ltd | 配線・配管用支持材 |
-
1982
- 1982-11-22 JP JP17702682U patent/JPS6042135Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007057101A (ja) * | 2006-10-05 | 2007-03-08 | Mirai Ind Co Ltd | 配線・配管用支持材 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5980588U (ja) | 1984-05-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0109264B1 (en) | Support assembly and method of supporting a post | |
US4869038A (en) | Veneer wall anchor system | |
US7313890B2 (en) | Wall opening support system | |
US4661008A (en) | Joint structure for channels | |
US4580373A (en) | Building element and roof structure comprising a plurality of such elements | |
JPS6042135Y2 (ja) | 水路構築用ブロツクの連結金具 | |
JPH11125008A (ja) | 建築、土木工事用型材 | |
US3312021A (en) | Sectional structural member and connecting means usable therewith | |
JP4679769B2 (ja) | 柵体 | |
CN216840042U (zh) | 一种装配式建筑物的预制墙体 | |
CN211951718U (zh) | 一种给排水管在楼板穿洞位置布置的防火套 | |
CN211923502U (zh) | 一种建筑用剪力墙模板型材 | |
JPS6311259Y2 (ja) | ||
AU717208B2 (en) | Method for connecting metal building elements | |
JP2725165B2 (ja) | 木造建築物の横架材接合構造とその用具 | |
JPH0246971Y2 (ja) | ||
JPH0476119A (ja) | 基礎構築用ブロック構造物の接合構造 | |
KR200223951Y1 (ko) | 경사면 붕괴방지장치 | |
KR19980065750U (ko) | 콘크리트거푸집 연결용 클램프 | |
JP2784546B2 (ja) | 支保工用の連結金具 | |
JPH0242782Y2 (ja) | ||
JPH0123639B2 (ja) | ||
JPS623482Y2 (ja) | ||
JPH0119704Y2 (ja) | ||
JPS6178932A (ja) | 水路の継手構造 |