JPS6042122Y2 - 防振基礎装置 - Google Patents
防振基礎装置Info
- Publication number
- JPS6042122Y2 JPS6042122Y2 JP1977100293U JP10029377U JPS6042122Y2 JP S6042122 Y2 JPS6042122 Y2 JP S6042122Y2 JP 1977100293 U JP1977100293 U JP 1977100293U JP 10029377 U JP10029377 U JP 10029377U JP S6042122 Y2 JPS6042122 Y2 JP S6042122Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vibration
- foundation
- ground
- interposed
- absorbing material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案はスラブおよび基礎支持杭などの剛性一体部と
地盤との間に吸振割栗又は吸振材料を介在した吸振材層
を設けて振動を吸収しその伝播を減衰させることを目的
とした防振基礎装置に関するものである。
地盤との間に吸振割栗又は吸振材料を介在した吸振材層
を設けて振動を吸収しその伝播を減衰させることを目的
とした防振基礎装置に関するものである。
従来、機械などの振動を防止する為の手段としては基礎
盤の重量を機械の自重の5倍以上にすることになってい
るが、重量を大きくしても必ずしも振動を十分遮断する
ことが困難であるのみならず、大型機械になると、基礎
盤の容積が厖大になるなどの問題点があった。
盤の重量を機械の自重の5倍以上にすることになってい
るが、重量を大きくしても必ずしも振動を十分遮断する
ことが困難であるのみならず、大型機械になると、基礎
盤の容積が厖大になるなどの問題点があった。
然るにこの考案は基礎を構成する剛固形部と地盤との間
に吸振材層を介装したので、前記従来の問題点を解決し
たのである。
に吸振材層を介装したので、前記従来の問題点を解決し
たのである。
一般に機械類と基礎との防振装置としては防振ゴムが使
用されているが、防振ゴムでは不十分の場合、又は使用
し得ない場合がある。
用されているが、防振ゴムでは不十分の場合、又は使用
し得ない場合がある。
そこでこの考案においては基礎の剛性部分と土盤との間
における吸振を考慮したものである。
における吸振を考慮したものである。
即ちこの考案を実施例について説明すれば、基礎スラブ
1と地盤2との間に、ビニール袋に水全充填密封した割
栗3を敷設して両者を絶縁腰基礎スラブ1の下面適所に
基礎杭4を貫入設置すると共に、砂層5上へ基礎スラブ
1を支承させ、前記基礎杭4と地盤2との間に吸振材層
6を介装させたものである。
1と地盤2との間に、ビニール袋に水全充填密封した割
栗3を敷設して両者を絶縁腰基礎スラブ1の下面適所に
基礎杭4を貫入設置すると共に、砂層5上へ基礎スラブ
1を支承させ、前記基礎杭4と地盤2との間に吸振材層
6を介装させたものである。
前記において、基礎スラブ1と基礎杭4とは鉄筋籠7に
よって補強され、かつ一体化されている。
よって補強され、かつ一体化されている。
前記吸振材層としては第1図々示のように吸振材料(例
えば塩化ビニール薄板間にハニカム空隙を設けたもの、
発泡合成樹脂、又は無機或いは有機の繊維成形物)を所
定厚さに周繞充填したもの、或いは第2図々示のように
基礎杭4の表面に環状突条8を設け、基礎杭4に嵌装し
た塩化ビニール管9との間に空隙10を設けたもの(環
状突条でなく、突片でも同様)或いは第3図々示のよう
に突片11付塩化ビニール管12を基礎杭に嵌装したも
のなどが考えられるが要は所定の空隙を介在させること
を目的としたものであるから、嵌装すべき管の材質、基
礎杭の材質に制限を受けるものではない。
えば塩化ビニール薄板間にハニカム空隙を設けたもの、
発泡合成樹脂、又は無機或いは有機の繊維成形物)を所
定厚さに周繞充填したもの、或いは第2図々示のように
基礎杭4の表面に環状突条8を設け、基礎杭4に嵌装し
た塩化ビニール管9との間に空隙10を設けたもの(環
状突条でなく、突片でも同様)或いは第3図々示のよう
に突片11付塩化ビニール管12を基礎杭に嵌装したも
のなどが考えられるが要は所定の空隙を介在させること
を目的としたものであるから、嵌装すべき管の材質、基
礎杭の材質に制限を受けるものではない。
また基礎杭としてはPCパイル、鋼管パイル、コンクリ
ート現場形成杭、その他構造成いは打設方法に限定を受
けるものではない。
ート現場形成杭、その他構造成いは打設方法に限定を受
けるものではない。
即ちこの考案によれば、基礎スラブと地盤との間に合成
樹脂袋に液体を密封してなる割栗を介装したので、基礎
スラブ上で発生した振動は吸振層で著しく減衰され、振
動の影響範囲を著しく限定し得る効果がある。
樹脂袋に液体を密封してなる割栗を介装したので、基礎
スラブ上で発生した振動は吸振層で著しく減衰され、振
動の影響範囲を著しく限定し得る効果がある。
また基礎支持杭と地盤との間に吸振材層を介在させたの
で基礎支持杭と地盤との間の振動伝播は著しく制御され
る効果がある。
で基礎支持杭と地盤との間の振動伝播は著しく制御され
る効果がある。
第1図はこの考案の実施例の一部断面図、第2図は同じ
く基礎杭の他の実施例の断面図、第3図は同じく管体側
に突条を設けた実施例の断面図である。 1・・・・・・基礎スラブ、2・・・・・・地盤、3・
・・・・・割栗、4・・・・・・基礎杭、5・・・・・
・砂層、6・・・・・・吸振層、7・・・・・・鉄筋籠
、訃・・・・・環状突条、9,12・・・・・・塩化ビ
ニール管、10・・・・・・空隙、11・・・・・・突
条。
く基礎杭の他の実施例の断面図、第3図は同じく管体側
に突条を設けた実施例の断面図である。 1・・・・・・基礎スラブ、2・・・・・・地盤、3・
・・・・・割栗、4・・・・・・基礎杭、5・・・・・
・砂層、6・・・・・・吸振層、7・・・・・・鉄筋籠
、訃・・・・・環状突条、9,12・・・・・・塩化ビ
ニール管、10・・・・・・空隙、11・・・・・・突
条。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 基礎スラブと地盤との間に液体入り合成樹脂袋より
なる割栗を介装し、基礎支持杭と地盤との間に所定厚さ
の吸振材層を介装してなる防振基礎装置。 2 液体は水とした実用新案登録請求の範囲第2項記載
の防振基礎装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977100293U JPS6042122Y2 (ja) | 1977-07-27 | 1977-07-27 | 防振基礎装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977100293U JPS6042122Y2 (ja) | 1977-07-27 | 1977-07-27 | 防振基礎装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5427504U JPS5427504U (ja) | 1979-02-22 |
JPS6042122Y2 true JPS6042122Y2 (ja) | 1985-12-23 |
Family
ID=29037846
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1977100293U Expired JPS6042122Y2 (ja) | 1977-07-27 | 1977-07-27 | 防振基礎装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6042122Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6474231B2 (ja) * | 2014-11-04 | 2019-02-27 | 株式会社竹中工務店 | アリーナ |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52132506A (en) * | 1976-04-30 | 1977-11-07 | Zeniya Kikai Shiyouji Kk | Construction of vibration proof foundation |
-
1977
- 1977-07-27 JP JP1977100293U patent/JPS6042122Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52132506A (en) * | 1976-04-30 | 1977-11-07 | Zeniya Kikai Shiyouji Kk | Construction of vibration proof foundation |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5427504U (ja) | 1979-02-22 |
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