JPS6042100B2 - 容易開封蓋体 - Google Patents
容易開封蓋体Info
- Publication number
- JPS6042100B2 JPS6042100B2 JP52089810A JP8981077A JPS6042100B2 JP S6042100 B2 JPS6042100 B2 JP S6042100B2 JP 52089810 A JP52089810 A JP 52089810A JP 8981077 A JP8981077 A JP 8981077A JP S6042100 B2 JPS6042100 B2 JP S6042100B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- slit
- lid
- handle
- easy
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Containers Opened By Tearing Frangible Portions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
従来から、密封容器を別途開封具を用いることなく容易
に開封するためにさまざまな発明がなされて来た。
に開封するためにさまざまな発明がなされて来た。
例えば、金属缶においてはアルミニウム製の蓋に開口部
分の形状に合せたノッチ状切断線を設け、その一部に別
体に作成した把手をカシメ止めして取り付け、この把手
を引き上げることによりノッチ状切断線を破断して開封
する方法がとられているが、部品点数が多く工数がかか
るために原価が高くなり、且つノッチ状切断線部は他の
部分より強度が弱いため、内容物を入れたままの缶を落
下すると落下衝撃によりノッチ状切断線に沿つて破損す
るなどの欠点があつた。
分の形状に合せたノッチ状切断線を設け、その一部に別
体に作成した把手をカシメ止めして取り付け、この把手
を引き上げることによりノッチ状切断線を破断して開封
する方法がとられているが、部品点数が多く工数がかか
るために原価が高くなり、且つノッチ状切断線部は他の
部分より強度が弱いため、内容物を入れたままの缶を落
下すると落下衝撃によりノッチ状切断線に沿つて破損す
るなどの欠点があつた。
又、紙或いはプラスチック製の容器においては紙又は金
属箔製の蓋の内面の接着層の処法に工夫をこらし、容器
と蓋との接着強度を蓋の外縁部に設けた把手を手き上け
ることによつて容易に剥離し開封できる程度に弱くする
などの方法がとられているがこれらも内容物を入れたま
まの容器を落下すると落下南画によつて蓋が剥離してし
まうなどの欠点があつた。
属箔製の蓋の内面の接着層の処法に工夫をこらし、容器
と蓋との接着強度を蓋の外縁部に設けた把手を手き上け
ることによつて容易に剥離し開封できる程度に弱くする
などの方法がとられているがこれらも内容物を入れたま
まの容器を落下すると落下南画によつて蓋が剥離してし
まうなどの欠点があつた。
本発明は製造容易にして、上記欠点を排除した容易開封
蓋体であること下記の通り。
蓋体であること下記の通り。
第１図及び第２図に示す如く、蓋体１０における天板部
１１の所望箇所に、不連続部２２を具えたスリット２１
で以て開口部２０を区劃する。
１１の所望箇所に、不連続部２２を具えたスリット２１
で以て開口部２０を区劃する。
この蓋体１０を射出成型機の金型内に挿入し、前記スリ
ット２１に合成樹脂を充填し充填部２３とすると共に、
該充填部２３の上下両端に鋲頭部２４、２５を形成し、
両鋲頭部２４、２５によつて前記充填部２３の脱落を防
止するのみでなくスリット２１部分の合成樹脂による密
封性を確実とする。尚前記両鋲頭部２４、２５はスリッ
ト２１の不連続部２２の表裏においても連続状とする為
に樹脂連続部２６を成形してある故、両鋲頭部２１４、
２５は夫々天板１１の表裏において開口部２０の周縁に
沿つた形状の環状となり開封環体２７を形成する。尚加
えるに、蓋体の表面において、前記開封環体２７の一端
２８に、環状把手３０を一体に成型し、以て把手付合成
樹脂製容易開口環；を具えた蓋体１０を形成する。上述
の如き合成樹脂把手付容易開封体を周知手段によつて物
品を収納した容器に被蓋した後、これの開封に際して把
手３０を引き上げると、把手３０は開封環体２７の一部
２８と一体に成型してある故、開封環体２７との接続箇
処２８が把手３０に従つて引き上けられるに順つて開封
環体２７が引き上げられる。
ット２１に合成樹脂を充填し充填部２３とすると共に、
該充填部２３の上下両端に鋲頭部２４、２５を形成し、
両鋲頭部２４、２５によつて前記充填部２３の脱落を防
止するのみでなくスリット２１部分の合成樹脂による密
封性を確実とする。尚前記両鋲頭部２４、２５はスリッ
ト２１の不連続部２２の表裏においても連続状とする為
に樹脂連続部２６を成形してある故、両鋲頭部２１４、
２５は夫々天板１１の表裏において開口部２０の周縁に
沿つた形状の環状となり開封環体２７を形成する。尚加
えるに、蓋体の表面において、前記開封環体２７の一端
２８に、環状把手３０を一体に成型し、以て把手付合成
樹脂製容易開口環；を具えた蓋体１０を形成する。上述
の如き合成樹脂把手付容易開封体を周知手段によつて物
品を収納した容器に被蓋した後、これの開封に際して把
手３０を引き上げると、把手３０は開封環体２７の一部
２８と一体に成型してある故、開封環体２７との接続箇
処２８が把手３０に従つて引き上けられるに順つて開封
環体２７が引き上げられる。
このとき、天板１１のスリット不連続部２２は、両側の
充填部２３，２３″と上下の鋲頭部２４，２５とによつ
て破断されるから、開口部２０は開封環体２７と共に容
易に除去されて容器は開封される。本発明の他の実施例
は、第３図及び第４図に示す如く開口部２０を天井１１
の中央部の大部分とするものであつて、不連続部２２を
具えるスリット２１によつて区劃される。
充填部２３，２３″と上下の鋲頭部２４，２５とによつ
て破断されるから、開口部２０は開封環体２７と共に容
易に除去されて容器は開封される。本発明の他の実施例
は、第３図及び第４図に示す如く開口部２０を天井１１
の中央部の大部分とするものであつて、不連続部２２を
具えるスリット２１によつて区劃される。
そして、合成樹脂を射出成形することにより、前記スリ
ット部２１に充填部２３と上下鋲頭部２４，２５とを、
又不連続部２２の表裏面において前記鋲頭部２４，２５
を夫々連続せしめる樹脂連続部２６を含む全てを一体に
形成すると共に、その一端に把手３０を付加して把手付
合成樹脂容易開口環を具えた蓋体１０を形成することは
前述の実施例と同様である。この第２実施例によるとき
は、容易に大きな開口を得るからスプーン等を入れて取
り出すのに便利である。尚素材たる蓋材が紙又は金属の
場合は、その表面又は表裏面に合成樹脂をコーティング
又はラミネーテイグを施した後、該樹脂と同一又はこれ
に容易に溶着する樹脂をもつて容易に開口環を射出成型
するときは、容易開口環と蓋体の表裏面との密着が良好
となる故、斯る蓋体による密封性は非常に高い。
ット部２１に充填部２３と上下鋲頭部２４，２５とを、
又不連続部２２の表裏面において前記鋲頭部２４，２５
を夫々連続せしめる樹脂連続部２６を含む全てを一体に
形成すると共に、その一端に把手３０を付加して把手付
合成樹脂容易開口環を具えた蓋体１０を形成することは
前述の実施例と同様である。この第２実施例によるとき
は、容易に大きな開口を得るからスプーン等を入れて取
り出すのに便利である。尚素材たる蓋材が紙又は金属の
場合は、その表面又は表裏面に合成樹脂をコーティング
又はラミネーテイグを施した後、該樹脂と同一又はこれ
に容易に溶着する樹脂をもつて容易に開口環を射出成型
するときは、容易開口環と蓋体の表裏面との密着が良好
となる故、斯る蓋体による密封性は非常に高い。
尚上述の実施例における把手はその形状を環状として指
をかけ易くしたが斯る形状に限るものでないことは云う
迄もない。
をかけ易くしたが斯る形状に限るものでないことは云う
迄もない。
本発明はこの様に不連続部２２を具えたスリット２１に
より区劃された開口部２０が形成された！天板部１１に
して、前記スリット２１に充填部２３が充填されており
、且つ、鋲頭部２４，２５を該充填部２３の上下に成形
し、前記鋲頭部２４，２５を連続せしめる樹脂連続部２
６を前記スリット２１の不連続部２２の上下にも成形し
た形状とした充填部２３及び連続した鋲頭部２４，２５
から成る合成樹脂製開封環体２７と合成樹脂製開封用把
手３０とを一体として天板部１１に射出成形した構造を
特徴とする容易開封蓋体１０であるかノら、不連続なス
リットを形成した蓋体天板を射出成型金型内に挿入し、
射出形成を行なうのみで容易に本蓋体１０を製造するこ
とができこの金型は開封環体として連続した鋲頭部２４
，２５の形状と把手３０の形状のキャビティ形状を有す
る比較的単純な金型形状である故、蓋体１０の製造は極
めて容易にして、本発明に係る蓋体は不連続なスリット
２１に充填部２３が充填されると共に蓋体１０の表裏面
に鋲頭部２４，２５が密着し、密封性を良好とし、開封
に際しては把手３０を引き上げると鋲頭部２４，２５と
天板部１１との密着及びスリット２１の不連続部分２２
が破断されて開口部２０を容易に開口し得るも、移送、
保管時における落下衝撃等の瞬間的外力は鋲頭部２４，
２５と天板部１１との接着面積が比較的広い故分散し、
不用意に破断を生じさせることがない等の種々の利点を
有する蓋体１０である。
より区劃された開口部２０が形成された！天板部１１に
して、前記スリット２１に充填部２３が充填されており
、且つ、鋲頭部２４，２５を該充填部２３の上下に成形
し、前記鋲頭部２４，２５を連続せしめる樹脂連続部２
６を前記スリット２１の不連続部２２の上下にも成形し
た形状とした充填部２３及び連続した鋲頭部２４，２５
から成る合成樹脂製開封環体２７と合成樹脂製開封用把
手３０とを一体として天板部１１に射出成形した構造を
特徴とする容易開封蓋体１０であるかノら、不連続なス
リットを形成した蓋体天板を射出成型金型内に挿入し、
射出形成を行なうのみで容易に本蓋体１０を製造するこ
とができこの金型は開封環体として連続した鋲頭部２４
，２５の形状と把手３０の形状のキャビティ形状を有す
る比較的単純な金型形状である故、蓋体１０の製造は極
めて容易にして、本発明に係る蓋体は不連続なスリット
２１に充填部２３が充填されると共に蓋体１０の表裏面
に鋲頭部２４，２５が密着し、密封性を良好とし、開封
に際しては把手３０を引き上げると鋲頭部２４，２５と
天板部１１との密着及びスリット２１の不連続部分２２
が破断されて開口部２０を容易に開口し得るも、移送、
保管時における落下衝撃等の瞬間的外力は鋲頭部２４，
２５と天板部１１との接着面積が比較的広い故分散し、
不用意に破断を生じさせることがない等の種々の利点を
有する蓋体１０である。
第１図及び第２図は夫々本発明に係る実施例の平面図及
び断面図にして、第３図及び第４図は夫々他の実施例の
平面図及び断面図。 １０＝蓋体、１１＝天板、２０＝開口部、２１＝スリツ
ト、２２＝スリツトの不連続部、２３＝充填部、２４，
２５＝鋲頭部、２６＝樹脂連続部、２７＝開封環体、３
０＝把手。
び断面図にして、第３図及び第４図は夫々他の実施例の
平面図及び断面図。 １０＝蓋体、１１＝天板、２０＝開口部、２１＝スリツ
ト、２２＝スリツトの不連続部、２３＝充填部、２４，
２５＝鋲頭部、２６＝樹脂連続部、２７＝開封環体、３
０＝把手。
Claims (1)
- １ 不連続部を具えたスリットにより区劃された開口部
が形成された天板部にして、前記スリットに充填部が充
填されており、且つ、鋲頭部を該充填部の上下に成形し
、前記鋲頭部を連続せしめる樹脂連続部を前記スリット
の不連続部の上下にも成形した形状とした充填部及び連
続した鋲頭部から成る合成樹脂製開封環体と合成樹脂開
封用把手とを一体として天板部に射出成形した構造を特
徴とする容易開封蓋体。
Priority Applications (8)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52089810A JPS6042100B2 (ja) | 1977-07-28 | 1977-07-28 | 容易開封蓋体 |
| NL7807892A NL7807892A (nl) | 1977-07-28 | 1978-07-25 | Deksel voor een houder voorzien van een kunststofdeel dat kan worden geopend, en werkwijze voor het maken van een dergelijke deksel. |
| DE19782832807 DE2832807A1 (de) | 1977-07-28 | 1978-07-26 | Behaelter-abdeckteil mit zu oeffnendem abschnitt aus kunstharz und verfahren zum herstellen hiervon |
| CA308,132A CA1082117A (en) | 1977-07-28 | 1978-07-26 | Container cover member having synthetic resin openable portion and method for making the same |
| GB7831151A GB2003446B (en) | 1977-07-28 | 1978-07-26 | Easily openable container closure and method of making the same |
| SE7808177A SE442738B (sv) | 1977-07-28 | 1978-07-27 | Lett oppningsbart behallarlock samt sett att tillverka detsamma |
| IT7826202A IT1097781B (it) | 1977-07-28 | 1978-07-27 | Coperchio per contenitore avente una porzione apribile di resina sintetica e procedimento per fabbricare lo stesso |
| FR7822428A FR2398670A1 (fr) | 1977-07-28 | 1978-07-28 | Couvercle de recipient comportant une partie partiellement ou totalement detachable |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52089810A JPS6042100B2 (ja) | 1977-07-28 | 1977-07-28 | 容易開封蓋体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5426182A JPS5426182A (en) | 1979-02-27 |
| JPS6042100B2 true JPS6042100B2 (ja) | 1985-09-20 |
Family
ID=13981070
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP52089810A Expired JPS6042100B2 (ja) | 1977-07-28 | 1977-07-28 | 容易開封蓋体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6042100B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4735089A (en) * | 1985-12-27 | 1988-04-05 | Hughes Aircraft Company | Shaker table |
-
1977
- 1977-07-28 JP JP52089810A patent/JPS6042100B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5426182A (en) | 1979-02-27 |
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