JPS6041885B2 - 折れ線特性をもつ信号振幅圧伸器 - Google Patents
折れ線特性をもつ信号振幅圧伸器Info
- Publication number
- JPS6041885B2 JPS6041885B2 JP53026366A JP2636678A JPS6041885B2 JP S6041885 B2 JPS6041885 B2 JP S6041885B2 JP 53026366 A JP53026366 A JP 53026366A JP 2636678 A JP2636678 A JP 2636678A JP S6041885 B2 JPS6041885 B2 JP S6041885B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- output
- filter
- output voltage
- reference voltage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)
- Transmission Systems Not Characterized By The Medium Used For Transmission (AREA)
- Reduction Or Emphasis Of Bandwidth Of Signals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はアナログ信号の折れ線特性をもつ圧縮器およ
び伸張器(圧伸器)に関するものである。
び伸張器(圧伸器)に関するものである。
− 従来、電話回線に用いられている圧伸器は入力ベル
トを1/2に圧縮して送信する圧縮器と、この圧縮され
た信号を受信して2倍に伸長する伸張器ととから構成さ
れ、通信回路における雑音等を 軽減している(昭和4
詳発行、電子通信ハンドブック、第955頁参照)。こ
の圧伸器のうちの圧縮器は、入力信号がないとき圧縮器
の利得が非常に高くなり高レベルの入力が急に加えられ
たとき、この圧縮器が応答するまでに出力レベルが大き
くなり歪を発生する問題がある。この問題を解決したも
のとして、ドルビー型圧伸器がある(特公昭48−41
044参照)。しかし、この回路は構成が複雑であり、
さらに圧縮器および伸張器の特性をそれそ”れ対応する
ように整合させる必要があるが、特性曲線が直線的でな
いため特性を一致させることが困難である。 また、比
較的簡単な構成のものとして、ドイツの雑誌’’Rad
ioMentor’’(1972年8月号)の第370
〜373頁所載の圧伸器がある。
トを1/2に圧縮して送信する圧縮器と、この圧縮され
た信号を受信して2倍に伸長する伸張器ととから構成さ
れ、通信回路における雑音等を 軽減している(昭和4
詳発行、電子通信ハンドブック、第955頁参照)。こ
の圧伸器のうちの圧縮器は、入力信号がないとき圧縮器
の利得が非常に高くなり高レベルの入力が急に加えられ
たとき、この圧縮器が応答するまでに出力レベルが大き
くなり歪を発生する問題がある。この問題を解決したも
のとして、ドルビー型圧伸器がある(特公昭48−41
044参照)。しかし、この回路は構成が複雑であり、
さらに圧縮器および伸張器の特性をそれそ”れ対応する
ように整合させる必要があるが、特性曲線が直線的でな
いため特性を一致させることが困難である。 また、比
較的簡単な構成のものとして、ドイツの雑誌’’Rad
ioMentor’’(1972年8月号)の第370
〜373頁所載の圧伸器がある。
この圧伸器のうち圧縮器は、第1図に示すように構成さ
れている。図において、1は信号入力端子、2は信号出
力端子、3は検波回路、4は検波回路の出力リップルを
除去するための低周波ろ波回路、5は圧縮度変化点10
を決める基準電源、6はアナログ割算器である。またR
1〜R3は抵抗器、Alは演算増幅器、Viは入力電圧
、Voは出力電圧、Vrは変化点を設定する基準電圧で
ある。この回路において、検波回路3の、変換効率をに
とすると、低周波ろ波回路4の出力電圧はに1Vo1と
なり演算増幅器Alの出力は演算増幅器の電圧利得を1
とした場合に1Vo1+Vrとなる。従つて入出力間の
関係は次のようになる。 Vi÷(に1Vo1+Vr)
=V0 また、KlVOl=■rとすると、 となり第2図に示されるようになる。
れている。図において、1は信号入力端子、2は信号出
力端子、3は検波回路、4は検波回路の出力リップルを
除去するための低周波ろ波回路、5は圧縮度変化点10
を決める基準電源、6はアナログ割算器である。またR
1〜R3は抵抗器、Alは演算増幅器、Viは入力電圧
、Voは出力電圧、Vrは変化点を設定する基準電圧で
ある。この回路において、検波回路3の、変換効率をに
とすると、低周波ろ波回路4の出力電圧はに1Vo1と
なり演算増幅器Alの出力は演算増幅器の電圧利得を1
とした場合に1Vo1+Vrとなる。従つて入出力間の
関係は次のようになる。 Vi÷(に1Vo1+Vr)
=V0 また、KlVOl=■rとすると、 となり第2図に示されるようになる。
この第2図に示すように、基準電圧Vr近傍は増幅器A
1の利得によつて、曲線が変化するため、圧縮度変化点
10が明確でなく、圧縮器および伸張器の組み合せ直線
性を合わせ難い点はドルビー型圧伸器と同様てある。
1の利得によつて、曲線が変化するため、圧縮度変化点
10が明確でなく、圧縮器および伸張器の組み合せ直線
性を合わせ難い点はドルビー型圧伸器と同様てある。
本発明の目的は、このような圧縮度変化点又は伸張度変
化点を正確かつ容易に設定でき、かつ圧縮器および伸張
器を組み合せた場合の入出力直性性を良好にした圧伸器
を堤供することにある。
化点を正確かつ容易に設定でき、かつ圧縮器および伸張
器を組み合せた場合の入出力直性性を良好にした圧伸器
を堤供することにある。
以下図面により本発明の詳細な説明する。第3図は本発
明の圧縮器実施例の回路図で、第1図と同一構成要素は
同一番号および記号となつている。
明の圧縮器実施例の回路図で、第1図と同一構成要素は
同一番号および記号となつている。
また、Dl,D2はダイオード、R1〜R6は抵抗器で
あり、R1=R2、R3=R4,R5=R6に設定され
ており、Al,A2は演算増幅器である。この圧縮器の
動作は次のようになる。まず、入力端子1に加えられた
交流信号■1がアナログ割算器6の、1つの入力端子に
加えられる。一方、アナログ割算器6の他の入力端子に
は出力電圧■Oを検波回路3および低周波ろ波回路4に
より検波し、演算増幅器A1及びA2により増幅された
制御電圧が加えられる。出力電圧■0は検波回路3及び
低周波ろ波回路4により出力電圧■Oの、絶対値KlV
OlなるDC電圧に変換される。
あり、R1=R2、R3=R4,R5=R6に設定され
ており、Al,A2は演算増幅器である。この圧縮器の
動作は次のようになる。まず、入力端子1に加えられた
交流信号■1がアナログ割算器6の、1つの入力端子に
加えられる。一方、アナログ割算器6の他の入力端子に
は出力電圧■Oを検波回路3および低周波ろ波回路4に
より検波し、演算増幅器A1及びA2により増幅された
制御電圧が加えられる。出力電圧■0は検波回路3及び
低周波ろ波回路4により出力電圧■Oの、絶対値KlV
OlなるDC電圧に変換される。
従つて低周波ろ波回路の出力は第4図に示すA−B−C
の如く変化する。なお説明を簡単にするために低周波ろ
波回路4の出力インピーダンスは低インピーダンスとし
ている。図において、KlVOlが1VrIより大きい
場合(第4図のA−B間)は、ダイオードD1が導通状
態となり、ダイオードD2は非導通状態になる。この時
演算増幅器A1の出力電圧V″01及び抵抗器R3の出
力電圧■。1の関係は、ダイオードD1の順方向降下電
圧を■。
の如く変化する。なお説明を簡単にするために低周波ろ
波回路4の出力インピーダンスは低インピーダンスとし
ている。図において、KlVOlが1VrIより大きい
場合(第4図のA−B間)は、ダイオードD1が導通状
態となり、ダイオードD2は非導通状態になる。この時
演算増幅器A1の出力電圧V″01及び抵抗器R3の出
力電圧■。1の関係は、ダイオードD1の順方向降下電
圧を■。
1とすると
ここでR3=R4とすると、■01は次のようになるこ
の電圧■01が次段の演算増幅器A2に加えられる。
の電圧■01が次段の演算増幅器A2に加えられる。
この演算増幅器A2の出力電圧■。2は次のようになる
。
。
R1=R2であるから
▼ υZ−A11V01)υ′
また、KlVOIが1VrIより小さいとき(第2図の
B−C間)、ダイオードD2導通状態となり、入力電圧
はダイオードD2を通して演算増幅器の出力端子に供給
されるのでV″。
B−C間)、ダイオードD2導通状態となり、入力電圧
はダイオードD2を通して演算増幅器の出力端子に供給
されるのでV″。
1=VO2となり、ダイオードD1及びD2が同一特性
のダイオードであれば■D1共■D2となり、VOl′
−0となる。
のダイオードであれば■D1共■D2となり、VOl′
−0となる。
したがつて演算増幅器A2の出力電圧■。2は1VNと
等しくなる。このように電圧VO2と出力レベルの関係
は第4図のA−B−Dの如くなる。
等しくなる。このように電圧VO2と出力レベルの関係
は第4図のA−B−Dの如くなる。
従つて■対■。の関係はKlVOl>.1Vrlのとき
、V,÷KlVO[=■oであるから、となり、KlV
OI<I■,lのとき ”となつて、全体として第5図に示すような直線状の折
れ曲り特性となる。
、V,÷KlVO[=■oであるから、となり、KlV
OI<I■,lのとき ”となつて、全体として第5図に示すような直線状の折
れ曲り特性となる。
以上説明したように、制御電圧VO2は第4図のA−B
−Dに示す特性をもつているため、基準電圧■を変える
ことにより圧縮度変化点を容易に−かつ正確に設定出来
る。
−Dに示す特性をもつているため、基準電圧■を変える
ことにより圧縮度変化点を容易に−かつ正確に設定出来
る。
また、このアナログ割算器の制御電圧は基準電圧以下に
小さくなることはないので、利得が所定値に抑えられ入
力が急に加えられても歪を発生することはない。第6図
は本発明の圧縮器に対応する伸張器の実l施例の回路図
で、第3図の、実施例と同一番号記号は同一の構成要素
を示す。
小さくなることはないので、利得が所定値に抑えられ入
力が急に加えられても歪を発生することはない。第6図
は本発明の圧縮器に対応する伸張器の実l施例の回路図
で、第3図の、実施例と同一番号記号は同一の構成要素
を示す。
第3図の圧縮器がアナログ割算器6を使用しているのに
対し、この伸張器はアナログ掛算器7を使用している。
すなわち、入力電圧■,を検波器3て検波し、これを低
周波ろ波し、この検波出力を圧縮器の場合と同様の演算
回路に供給して、所定の基準電圧以下のとき、この基準
電圧と一致させる。この演算回路の出力信号と入力信号
とをアナログ掛算器7により掛算する。この出力は、第
7図に示すように、圧縮器の場合逆の出力特性を示す。
このように、本発明による伸張器は、伸張度変化点を容
易にかつ正確に設定できる。なお、本発明に用いられる
アナログ割算器およびアナログ掛算器は通常市販されて
いるIC(例えば、NEC製μPCl32D,Burr
′−RrOwn製4213SM)などを用いて容易に構
成することができる。
対し、この伸張器はアナログ掛算器7を使用している。
すなわち、入力電圧■,を検波器3て検波し、これを低
周波ろ波し、この検波出力を圧縮器の場合と同様の演算
回路に供給して、所定の基準電圧以下のとき、この基準
電圧と一致させる。この演算回路の出力信号と入力信号
とをアナログ掛算器7により掛算する。この出力は、第
7図に示すように、圧縮器の場合逆の出力特性を示す。
このように、本発明による伸張器は、伸張度変化点を容
易にかつ正確に設定できる。なお、本発明に用いられる
アナログ割算器およびアナログ掛算器は通常市販されて
いるIC(例えば、NEC製μPCl32D,Burr
′−RrOwn製4213SM)などを用いて容易に構
成することができる。
以上説明したように、本発明の構成によれば、直線的な
特性が得られるので、この直線特性を規定するだけで圧
伸器の特性を正確に一致させることができる。
特性が得られるので、この直線特性を規定するだけで圧
伸器の特性を正確に一致させることができる。
したがつて、製造者が相違しても同一の特性を得ること
ができる。
ができる。
第1図は従来の圧縮器の回路図、第2図は第1図の入出
力特性図、第3図は本発明の圧縮器の実施例の回路図、
第4図は第3図の演算回路の入出力特性図、第5図は第
3図の入出力特性図、第6図は本発明の伸張器の実施例
の回路図、第7図は第6図の入出力特性図である。
力特性図、第3図は本発明の圧縮器の実施例の回路図、
第4図は第3図の演算回路の入出力特性図、第5図は第
3図の入出力特性図、第6図は本発明の伸張器の実施例
の回路図、第7図は第6図の入出力特性図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 所定周波数帯域の入力信号を所定制御電圧により割
算するアナログ割算器と、この割算器の出力信号を検波
する検波器と、この検波器の出力電圧をろ波する低周波
通過ろ波器と、このろ波器の出力電圧を所定基準電圧と
比較しこのろ波器の出力電圧がこの基準電圧以上のとき
そのろ波器の出力電圧を出力しまたこのろ波器の出力電
圧がこの基準電圧以下のときこの基準電圧を出力する演
算回路と、この演算回路の出力電圧を前記制御電圧とし
て前記アナログ割算器に供給する手段とからなる折れ線
特性をもつ信号振幅圧縮器。 2 所定周波数帯域の入力信号を検波する検波器と、こ
の検波器の出力をろ波する低周波通過ろ波器と、このろ
波器の出力電圧を所定基準電圧と比較しこのろ波器の出
力電圧がこの基準電圧以上のときそのろ波器の出力電圧
を出力しまたこのろ波器の出力電圧がこの基準電圧以下
のときこの基準電圧を出力する演算回路と、この演算回
路の出力電圧を制御電圧として前記入力信号と掛算する
アナログ掛算器とからなる折れ線特性をもつ信号振幅伸
張器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53026366A JPS6041885B2 (ja) | 1978-03-07 | 1978-03-07 | 折れ線特性をもつ信号振幅圧伸器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53026366A JPS6041885B2 (ja) | 1978-03-07 | 1978-03-07 | 折れ線特性をもつ信号振幅圧伸器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54118154A JPS54118154A (en) | 1979-09-13 |
JPS6041885B2 true JPS6041885B2 (ja) | 1985-09-19 |
Family
ID=12191491
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53026366A Expired JPS6041885B2 (ja) | 1978-03-07 | 1978-03-07 | 折れ線特性をもつ信号振幅圧伸器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6041885B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4356449A (en) * | 1980-03-31 | 1982-10-26 | Hewlett-Packard Company | Logarithmic attenuating circuit |
JPS5848541A (ja) * | 1981-09-18 | 1983-03-22 | Fujitsu Ltd | 光信号伝送方法 |
JPS59164323U (ja) * | 1983-04-19 | 1984-11-05 | 日本コロムビア株式会社 | 増幅器の音量制御回路 |
JP2661404B2 (ja) * | 1991-05-21 | 1997-10-08 | 日本電気株式会社 | 携帯電話装置 |
-
1978
- 1978-03-07 JP JP53026366A patent/JPS6041885B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54118154A (en) | 1979-09-13 |
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