JPS6145630Y2 - - Google Patents

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JPS6145630Y2
JPS6145630Y2 JP10035979U JP10035979U JPS6145630Y2 JP S6145630 Y2 JPS6145630 Y2 JP S6145630Y2 JP 10035979 U JP10035979 U JP 10035979U JP 10035979 U JP10035979 U JP 10035979U JP S6145630 Y2 JPS6145630 Y2 JP S6145630Y2
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circuit
capacitor
resistor
variable gain
signal
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は信号の圧縮・伸長や線形リミツタ等の
レベル制御回路の改良に関するものである。
更に詳説すると、特に、変動する交流信号のレ
ベルを圧縮伸長するため、または、一定振幅に保
つための制御信号を発注する回路であるレベル検
出回路の改良に関するものである。
第1図は信号の圧縮・伸長回路(コンパンダ)
の基本回路を示し、信号入力端子1に印加された
入力交流信号は圧縮側Aの可変利得増幅器
(VCA)2で増幅されるが、レベル検出器3で信
号のレベルが検出され、該検出器3の出力制御電
圧により増幅器2の利得が圧縮制御され、テープ
レコーダ等の伝送系5の入力端子4に供給され
る。また、伝送系5の出力端子6から出力される
信号は伸長側Bの可変利得増幅器7に供給される
と共に、レベル検出回路8へも供給され、レベル
検出回路で信号の大きさが検出され、該検出回路
の検出制御信号により可変利得増幅器7の利得が
制御され、先の圧縮信号を伸長して元の交流信号
レベルに復元する。
さて、信号の圧縮・伸長回路(コンパンダ)の
可変利得増幅器は、圧縮側A回路の場合、制御信
号に対して利得変化が反比例するように、また伸
長側B回路の場合は、制御電圧に対して利得変化
が正比例するように構成されている。
次に第2図に示す線形リミツタ回路において
は、入力端子10に印加された入力信号はレベル
検出回路11で信号レベルが検出され、該回路の
検出制御信号に対して利得が反比例するように可
変利得増幅器12を制御し、入力端子10に印加
された入力交流信号の大きさの如何にかかわら
ず、出力端13における出力信号レベルを一定に
保つ。
第3図はレベル検出回路を示し、14は信号入
力端子である。一般にレベル検出回路は、第3図
に示すようにダイオード等の整流回路15に平滑
用コンデンサ16及び放電用抵抗17が接続され
ることにより構成される。また、平滑された直流
信号に含まれるリツプルにより可変利得増幅器で
交流信号の歪が生じない程度の充放電時定数が選
ばれる。充電時定数は、整流回路15が定電圧出
力型のものであれば、その出力インピーダンスと
コンデンサ16の値で決まり、整流回路15が定
電流出力型のものであれば、抵抗17とコンデン
サ16の値により決まる。また、放電時定数は、
いずれの型のものであつても、コンデンサ16と
抵抗17によつて決まる。
次にレベル検出回路と可変利得増幅器との従来
の接続形態を第4図に示す。更に具体的に説明す
ると、可変利得増幅器はトランジスタ20,21
の差動増幅器とそのエミツタ側の電流源回路18
により構成され、レベル検出器の放電用抵抗器1
7に流れる電流をカレントミラー回路方式により
差動増幅器のエミツタ側の電流源とすることによ
り、入力端子19と出力端子22のあいだの増幅
率が変化する。
ここで第4図に示したレベル検出回路及び可変
利得増幅器が集積(IC)化される場合を考える
と、整流回路出力23及び可変利得増幅器の制御
入力24は入出力端子としてICのそれぞれのピ
ンに接続され、実際の使用状態では、コンデンサ
16が外付けとなる構成が一般的であると考えら
れる。又、整流回路15は定電圧出力型か定電流
出力型かのどちらか一方の定まつた型のものにな
る。もし例えば、整流回路15が定電流型のもの
になつた場合は、前記説明のようにレベル検出回
路の充電時定数及び放電時定数は、どちらも、コ
ンデンサ16の値Cと抵抗17の値Rの積で決ま
り、τ=CRとなる。実際に製品化されたレベル
制御用のICはピン数その他の制限により、第4
図に示した例のような構成のものが多い。そして
用途によつては、それで充分満足できる。しかし
オーデイオ用のコンパンダや線形リミツタの場
合、レベル検出回路においては、充電時定数は短
く、放電時定数はそれに比較して充分長く設定さ
れるのが望ましく、具体的には、充電は数ミリ
秒、放電は数十ミリ秒〜数百ミリ秒である。故に
整流回路15が定電流出力型の場合には、第5図
に示すように端子23からの整流電流出力は、抵
抗25により電圧変換した後、ダイオード特性を
もつ電圧フオロア26を経て、抵抗27とコンデ
ンサ16の直列回路に接続されるようにし、充電
または放電時定数を希望する任意の時定数に設定
できるよう構成すればよい。
斯る上述の構成の場合、充電時定数は(R・
R′/R+R′)C、放電時定数はCRとなる。しか
し、ここで電圧フオロア26のオフセツト電圧が
ないものと仮定しても、整流回路15の出力は抵
抗27と抵抗17によつて分圧されて、可変利得
増幅器18の制御入力と結合されるため、端子2
3と24のあいだに単にコンデンサ16が接続さ
れた本来の使用状態とは直流的なバイアス条件が
異なつてしまう。デイスクリート回路であれば、
それなりの対策を行なうことが可能であるが、
ICの場合は、内部回路を変えることができない
ため、直流条件が異なつてしまうと、本来の性能
を引き出すことができなくなるばかりでなく、レ
ベル検出出力と可変利得特性のあいだに大きな誤
差が生じることとなる。この問題を解決する方法
としては第5図の例における抵抗25の値を適当
な値(例えばR1=R′+R)に調整することが考
えられるのであるが、この場合、整流回路15に
対する負荷条件が異つてしまい、動作範囲が狭く
なるという欠点がある。
本考案はこのような問題を解決する回路構成を
提供するものであり、第6図と共に本考案につい
て説明する。本考案の回路は、本来の使用方法で
ある端子23,24が接続された点にコンデンサ
が接続される場合と比較して、レベル検出回路及
び可変利得増幅器との直流的なバイアス条件が同
一であり、かつ整流回路15に対する負荷条件も
同一になるよう構成するものである。整流回路1
5の電流出力を電圧変換する抵抗25はIC内の
抵抗17と同一の値とし、又理想ダイオード特性
を有する電圧フオロア26出力はコンデンサ16
にインピーダンス零Oで接続されるとともに、
IC内部の抵抗17にも接続される。また、電圧
フオロア入力に接続された抵抗25には並列にコ
ンデンサ28が接続される。故にコンデンサ28
をコンデンサ16に対して1桁以上小さな値にす
ることにより、コンデンサ28と抵抗25で決ま
る速い充電時定数及びコンデンサ16と抵抗17
によつて決まる充分遅い放電時定数(充電時定数
に比較して)が得られる。尚、コンデンサ28と
抵抗25の放電時定数は、コンデンサ16と抵抗
17による放電時定数より充分短いので、無視す
ることができる。
このように本考案の回路構成によれば、整流回
路に対する負荷条件に関しては、同一の負荷抵抗
又、可変利得増幅器の制御入力(抵抗17の片
側)との接続条件に関しては、整流回路と可変利
得増幅器の間に正確に利得が1である電圧フオロ
アが介在するだけであるため直流的なバイアス条
件がIC本来の使用状態とまつたく同じになり、
性能劣化や特性誤差を生じることなく、充放電時
定数を任意に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は信号の圧縮伸長回路の基本回路を示す
ブロツク回路図、第2図は線形リミツタ回路を示
す図面、第3図はレベル検出回路を示す図面、第
4図は従来のレベル検出回路と可変利得増幅回路
の接続状態を示す回路図、第5図はレベル検出回
路と可変利得増幅回路の接続状態を示す回路図、
第6図は本考案のレベル制御回路を示す回路図で
ある。 14……信号入力端子、15……整流回路、1
6,28……コンデンサ、17……入力インピー
ダンス、18,20,21……可変利得増幅回路
を構成する電流源回路と差動増幅回路、19……
入力端子、22……出力端子、25……第1抵
抗、26……理想ダイオード特性を有する電圧フ
オロア回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 交流信号を整流するための定電流型整流回路
    と、該整流回路に接続され入力端と接地間に第1
    コンデンサと第1抵抗よりなる並列回路が接続さ
    れると共に出力端と接地間に第2コンデンサが接
    続された理想ダイオード特性を有する電圧フオロ
    ア回路と、該電圧フオロア回路の出力制御電圧に
    より制御され且つ所定制御入力インピーダンスを
    有する可変利得増幅回路とを備え、前記第1抵抗
    の値を前記可変利得増幅回路の制御入力インピー
    ダンスと略等しくしてなる信号のレベル制御回
    路。
JP10035979U 1979-07-19 1979-07-19 Expired JPS6145630Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP10035979U JPS6145630Y2 (ja) 1979-07-19 1979-07-19

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Publication Number Publication Date
JPS5617721U JPS5617721U (ja) 1981-02-16
JPS6145630Y2 true JPS6145630Y2 (ja) 1986-12-22

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