JPS6041780Y2 - 支持金物付巻付グリツプ - Google Patents

支持金物付巻付グリツプ

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JPS6041780Y2
JPS6041780Y2 JP181480U JP181480U JPS6041780Y2 JP S6041780 Y2 JPS6041780 Y2 JP S6041780Y2 JP 181480 U JP181480 U JP 181480U JP 181480 U JP181480 U JP 181480U JP S6041780 Y2 JPS6041780 Y2 JP S6041780Y2
Authority
JP
Japan
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cable
grip
wrapping
hardware
support
Prior art date
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Expired
Application number
JP181480U
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English (en)
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JPS56102927U (ja
Inventor
秀靖 高橋
謙二 永戸
好三 鳥山
Original Assignee
日本電信電話株式会社
株式会社フジクラ
協栄線材株式会社
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Publication date
Application filed by 日本電信電話株式会社, 株式会社フジクラ, 協栄線材株式会社 filed Critical 日本電信電話株式会社
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Publication of JPS56102927U publication Critical patent/JPS56102927U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、ケーブル等を架渉または布設する場合にお
いてケーブル等を支持物へ固定するためのグリップに関
する。
ケーブル等を傾斜地に架渉または布設する場合、ケーブ
ル等のすべりあるいは振動による移動を防止するためケ
ーブル等を支持物に固定する必要がある。
従来、この固定方法としては、架空ケーブルの場合はプ
ラスチック製のケーブルしばり紐、網状の鋼ワイヤによ
るケーブルグリップ、螺旋状の鋼単線からなるラッシン
グロッド等、また地下ケーブルの場合はケーブル移動防
止金物等種々の留具が架渉または布設した設備の種類、
現場の状況に応じて用いられている。
ところで、上述した各種留具には各々次のような欠点が
ある。
すなわち、ケーブルしばり紐は出来形に個人差があり、
信頼性に欠け、ケーブルグリップは耐食性に弱くまた高
価であり、ラッシングロッドは1本当りの引留力が10
〜14に9であることから重いケーブルの場合に引留力
が不足腰またケーブル移動防止金物はケーブルの取付部
に荷重が集中するためケーブル外被が破損することがあ
る。
この考案はこのような欠点を除去したケーブル等の留具
を提供するもので、2組の長螺旋素線束を各々の一方の
端部において束合し、さらにこの束合された端部に支持
金物を取付けてなり、前記2組の長螺旋素線束によって
ケーブル等を把持するようにしたものであり、支持金物
の形状を種々変えることによって、各種のケーブル又は
線状体の状況に応じて、当該巻付グリップを取り付けて
支持することができる。
以下、図面を参照しこの考案の実施例について説明する
第1図はこの考案の一実施例である支持金物付巻付グリ
ップ(以下巻付グリップと略称する)の構成を示すもの
で、この図に示す巻付グリップAは2組の長螺旋素線束
1,2を各々一方の端部において一体に束合し、この束
合された端部3の中心部に支持金物4を取付けて構成さ
れている。
そして、巻付部5、すなわち巻付グリップAの端部3以
外の部分がケーブルに巻着され、また支持金物4が支持
物に固定されるようになっている。
上記構成を更に詳述すると、2組の長螺旋素線束1,2
は、各々強靭にして弾性ある金属線(例えは鋼線あるい
はアルミ合金線)を螺旋状に成形してなる螺旋状金属線
6,6・・・・・・を撚り合せ状に束合配ダ1ル、更に
各螺旋状金属線6,6・・・・・・間を接着剤等で相互
に固着して構成されている。
この場合、螺旋状金属線6,6・・・・・・の太さ、長
さ、並びに螺旋の内径は所要把持力および巻付対象の設
備の種類によって決定される。
そして、上記構成になる長螺旋素線束1,2の各々の端
部を各々の螺旋形が嵌り合うように一体に束合し、接着
剤あるいは溶接等により固定して巻付グリップAの端部
3が構成される。
支持金物4は所要長の丸鋼のほぼ半分を略円形に屈曲し
、また残りの部分を直角に曲げてなるもので直角に曲げ
られた部分の端部が前記巻付グリップAの端部3の内部
に挿入された溶接部により固定されている。
なおこの支持金物4は、上記構成に限らず例えば丸鋼の
前記直角に曲げられた部分を、直角に曲げずそのまま端
部3に取付けてもよく、要は巻付グリップAを支持物に
簡単に係止できる構造であればよい。
次に、上記構成になる巻付グリップAの使用例について
第2図乃至第4図を参照し説明する。
第2図は、巻付グリップAを直埋ケーブルの滑り止めと
して用いた場合を示す図であり、この図において巻付グ
リップAの巻付部5がケーブル11に巻着され、支持金
物4が埋設用アンカー12の取付部13に取付けられて
いる。
この場合、巻付部5の前記長螺旋素線束1,2が各々ケ
ーブル11に巻着されるので、ケーブル11が巻付グリ
ップAに確実に固定され、またこの巻付グリップAは支
持金物4により埋設用アンカー12に確実に係止される
ので、地面の振動等の起因する傾斜におけるケーブル1
1の滑り、あるいはクリーピング(時間とともにケーブ
ルがずれる現象)を確実に防止することができる。
第3図は、巻付グリップAをマンホールの管路口におけ
るケーブルの引留装置として用いた場合を示す図であり
、この図において巻付グリップAの巻付部5がケーブル
14に巻着され、支持金物4がマンホールの側壁17に
埋設されたアンカーボルト15にナツト16によって締
着固定されている。
この使用例において、ケーブル14は巻付グリップAに
確実に固定されまた巻付グリップAはアンカーボルト1
5に確実に固定されるので、ケーブル14をマンホール
の側壁17に確実に固定することができ、管路18が傾
斜していても管路内のケーブル14の滑りを防止するこ
とができる。
また、マンホールの側壁17からアンカーボルト15の
一部が突出するだけでケーブル14を係止することがで
きるので場所をとらず、したがってマンホールの構造を
小型化することが可能であり、更に巻付グリップAの端
部3が弾力性を有しているので、何らかの理由でケーブ
ル14に大きな引張力が加わってもこれを吸収すること
が可能である。
第4図は巻付グリップAを用いて架空ケーブル20を電
柱21に吊架した場合を示す図であり、この図において
巻付グリップAの巻付部5がケーブル20に巻着され、
支持金物4が電柱21に取付けられている。
なお、この図において符号22はケーブル20の支持線
である。
この場合もケーブル20を電柱21に確実に係止するこ
とができる。
以上この考案による巻付グリップAの使用例について説
明したが、この巻付グリップAは上記使用例に限らず他
の種々の場合に適用することが可能である。
例えば、ビル等の側壁にケーブル等を垂直に布設する場
合に用いても好適である。
以上説明したように、この考案によれば長螺旋素線束に
よってケーブル等を把持するようにしたので、ケーブル
等の支持部に加わる荷重を長螺旋素線束の巻付は範囲に
わたって分散することができ、したがって、ケーブルの
一箇所にのみ力が加わることがなく、ケーブル外被等の
損傷を防止することができる。
また、この考案によれば強靭にして弾性ある複数本の金
属線からなる長螺旋素線束によってケーブル等を把持す
るので、大きな引留力を得ることができる。
さらにこの考案によれば、ケーブル等の固定に際し、長
螺旋素線束をケーブル等に巻付け、そして、支持金物を
固定部に固定すればよく、作業性が非常によい利点も得
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一実施例である巻付グリップAの
構成を示す平面図、第2図、第3図、第4図は、各々第
1図に示す巻付グリップAの使用例を示す図である。 1゜ 2・・・・・・長螺旋素線束、 3・・・・・・端部、 4・・・・・・ 支持金物、A・・・・・・巻付グリップ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 強靭にして弾性ある複数本の金属線を螺旋状に底形し、
    これらの金属線を撚り合せ状に束合配列してなる2組の
    長螺旋素線束を、各々の一方の端部において一体に束合
    すると共に、この束合された端部に支持金物を取付けて
    なる支持金物付巻付グリップ。
JP181480U 1980-01-11 1980-01-11 支持金物付巻付グリツプ Expired JPS6041780Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP181480U JPS6041780Y2 (ja) 1980-01-11 1980-01-11 支持金物付巻付グリツプ

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JP181480U JPS6041780Y2 (ja) 1980-01-11 1980-01-11 支持金物付巻付グリツプ

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Publication Number Publication Date
JPS56102927U JPS56102927U (ja) 1981-08-12
JPS6041780Y2 true JPS6041780Y2 (ja) 1985-12-19

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ID=29598699

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JP181480U Expired JPS6041780Y2 (ja) 1980-01-11 1980-01-11 支持金物付巻付グリツプ

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JP5089309B2 (ja) * 2007-09-21 2012-12-05 中国電力株式会社 ケーブル引き留め具およびケーブル引き留め方法

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JPS56102927U (ja) 1981-08-12

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