JPS6041699A - ウシ血清アルブミン由来ペプチド - Google Patents

ウシ血清アルブミン由来ペプチド

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JPS6041699A
JPS6041699A JP58148553A JP14855383A JPS6041699A JP S6041699 A JPS6041699 A JP S6041699A JP 58148553 A JP58148553 A JP 58148553A JP 14855383 A JP14855383 A JP 14855383A JP S6041699 A JPS6041699 A JP S6041699A
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JP
Japan
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insulin
peptide
serum albumin
bovine serum
albumin
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JP58148553A
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English (en)
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Yoshiro Takeda
竹田 義朗
Hideo Inoue
秀夫 井上
Akemichi Ueno
上野 明道
Yuzo Kawashima
川島 裕造
Tsutomu Uenoyama
上野山 勤
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Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
Otsuka Pharmaceutical Factory Inc
Original Assignee
Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
Otsuka Pharmaceutical Factory Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規なウシ111′IW4アルブミン由来ペプ
チド及びその塩に間する。
木明覇告において、アミノ酸及びベプヂドの表示は、I
UPAC,ILIBの規定若しくは当該分」における慣
用記号に従うものとする。
本発明のウシ血清アルブミン由来ベプヂドは、文献未載
の新規ペプチドであり、下記−次INA式〔1〕に示す
偶造を有している。
一次信造式〔1〕 HO−△「Ω 1341 Trll Gly−1ys TVrL−eu TW G
lu l1e−Δ1a125 Phe−IJs−11/S−’Glu−ASD−Δ1a
−L■5−PIIQ−GIIJN末喘IT5 123 
1 H−Leu−Lys−Pro−Δ5p−pro−△sn
−旧+r−Leu−cys−△5p144 151 1 H−△rg−His−r)ro−TVr−r”he−T
Vr−Δl a −、P ro 5158 l 1 IJs−Δsn−△Ia−7yr Lcu−1−cu−
G(u Sl 1GGlIG9 ’T’yr−ΔSn aly−Val Pile Gl
n−Glu Cys Cys−Gln−Ala1671 3 Glu 1 S Δ5p 183 1 1 Met−TI+r−G lu −T Ie−Lys−P
ro−1eu −Leu−Cys−ΔIa−Gl’/ 
t−ysl 175 172 △rg−Of−1 184C末端 〔式中の番号は、ウシ血清アルブミンのアミノ酸順位を
示づ。〕 即ち、本発明のペプチドは、ウシ血清アルブミンの11
5Wt目のアミノ酸であるLeuをN末端とし、143
番目のΔrgをC末端とする29個のアミノロよりなる
ペプチドと、144番目の八rgをN末端とし、184
M目のArQをC末端とする41個のアミノ酸よりなる
ペプチドとが、123番目のcysと167M目のcy
sとの間でS−S結合にて架橋された(R造を有してい
る。
本発明の上記〔1〕で表わされるペプチドは、またイン
スリン作用促進活性という特有の生理作用を有する点に
おいて特徴付けられる。ここでインスリン作用促進活性
とは、インスリンの作用すなわち生体内において主とし
て筋や脂ll/i相様へのグルコースやアミノ酸の取り
込み及びグルコースのグリコーゲン・脂肪への転換を促
進して白糖を低下させる一力きを促進する作用をnう。
従って本発明のペプチドは、インスリン作用の不足によ
る代用異常状態と定義されるW同病の治療に石川である
一殻に糖尿病は、大別して暉Hにおけるインスリン分泌
量の絶対的不足にpS囚する工型糖尿病(インスリン依
存性糖尿病)と、主としてインスリンに対する感受性の
低下による■型mi病くインスリン非依存性糖尿病)と
に分類される。本発明のペプチドは、インスリン作用の
促進によりインスリン感受性の改善を計り得るものであ
り、殊に■型糖尿病の治療に有効である。また、■型、
■型糖尿病を問わず、インスリン療法に際して本発明の
ペプチドを併用することにより、インスリン製剤の使用
nを大rlJに節約できると同時に、インスリンの長期
あるいは大量療法にみられるインスリン抗体の産生に基
因するインスリンショックやインスリン抵抗性の発現を
予防することができる。
本発明の上記インスリン作用促進活性を有する式〔1〕
で表わされるペプチドは、ウシ血清アルブミンにi〜リ
ブシン、アクロシン、コクナーゼ及びE、coliプロ
テアーゼ■の少なくとも1f4を作用さゼて、そのペプ
チド結合を特定部−位で切断することにより収得される
。しかして原料とするウシ血清アルブミン自体は、本発
明ペプチドに見られる如きインスリン作用促進活性を有
しておらず、該活性は上記トリプシン等による分wi反
応により始めて出現するものである。
上記方法において原料とするウシ血清アルブミンとして
は、各種方法により単離精製された市販の血清アルブミ
ンのいずれであっても良く、またこれはウシより常法に
従って単mi製されても良い。また該ウシIfll消ア
ルブミンに作用させるトリプシン等の酵素も酵素製剤と
しての市販品又は常法に従い単離Mγ1したもののいず
れであっても良い。
上記方法において最も好ましい]・リブシンによる分解
反応について詳述すると、該トリプシンによる血清アル
ブミンの分解反応は、トリプシンの作用至適潤度及びp
H条件下に行なわれる。具体的には約20〜40℃、好
ましくは約25〜37℃(7) l lJi 条件下、
p )−15,0〜9.5、好まI、<は7.0〜9.
0のアルカリ溶液中で行なわれる。
原料とづる自消アノヒブミンと1−リプシンの使用割合
は、特に制限はないが、通常前者50〜250に対しト
リプシン1(重量比、以下同じ)、好ましくは前者10
0に対し1〜リブシン1程度とするのがよく、分解反応
は、上記条件下に約15分〜15詩間、通常約4〜12
時間を要して行なわれる。なお必要に応じて酵素阻害剤
例えば大豆トリプシン阻害剤(Soybean try
psin 1nhibitor )等を用いて反応を停
止させても良い。上記トリプシンによる分解反応により
原料血清アルブミンは、その立体障害のない部位におい
て、これを梧成するアルギニン(Arc)又はリジン(
Lys)のカルボキシル基によりペプチド結合が切断さ
れ、かくしてインスリン作用促進活性を有づる活性画分
として本発明の所望ペプチドを収骨できる。
本発明ペプチドは、反応液より通常のペプチドの分離手
段により分1PJl精製することができ、また通常の凍
結乾燥手段により保存することができる。
上記分的精14手段としては、例えばセファデックスG
−50、セファデックスG−100(ファルマシア社製
)等のゲル濾過担体を用いる分子濾過法、透析法、電気
泳動法、SP−セファデックスC−25(ファルマシア
社@) 、DEAE−セルロース(ホワツ]−マン社製
)等のイオン交換カラムクロマトグラフィー又は高速液
体カラムクロマドグラフイー等及びこれ等合方法を組み
合せた方法を例示できる。上記vi製手段の好ましい一
例は次の通りである。即ち反応液又はその凍結乾燥品を
例えば酢酸アンモニウム、酢酸等の弱酸性溶液に溶解し
、ゲル濾過し、凍結乾燥づる。この時脱塩が不充分であ
れば水に懸濁後再度凍結乾燥する。
上記ゲル濾過により得た活性画分を次いで酢酸すl・リ
ウム、リン酸、クエン酸等の緩衝液に溶解後、陽イオン
交換カラムクロマトグラフィーを行ない、必要に応じて
、酢酸tfi暫液で洗浄後、0.1M以下の食17mを
含む緩衝液で洗浄し、0.1〜2.0M1好ましくは0
.1〜0.8M程度の食塩直線・1度勾配により溶出さ
せ、最大活性ピークを集める。これを透析後、凍結乾燥
を行ない、次いで高速Pa (’)iクロマ1−グラフ
ィー等により精製する。
かくして本発明のインスリン作用促進活性を有するウシ
内情アルブミン由来ペプチドを得る。
上記の如くして腎られる本発明ペプチドは、薬理的に許
容される酸性化合物又は塩基性化合物と塩を形成させる
ことができる。かかる酸性化合物としては、例えば3′
A酸、硫酸、リン酸、臭化水素rM等の無n酸、フマー
ル酸、マレイン酸、酢a1シュウ百、リンゴ酸、クエン
酸等の石門も1を、またJMM性化金化合物ては、例え
ば水n)化す1−リウム、水酸化カリウム、水酸化カル
シウム、炭ri1すトリウム、炭酸水素カリウム等を挙
げることができる。
本発明のペプチド又はその414よ、単独であるもXは
インスリンとUt用することにより抗糖尿病剤として使
用することかできる。その場合有効成分を通常製剤的担
体と共に製剤組成の形態に加工して用いるが、中でも注
射剤として使用するのが好ましい。注射剤として調製さ
れる場合、lrlられる製剤は殺Nされ且つ血液と等張
であるのが好まし0゜注射剤の形態に成形するのに際し
ては、@釈剤としてこの分野に於いて慣用されているも
のを使用できる。例えば、水、生理食塩水等を挙げるこ
とができる。なおこの場合等慢性の溶液を調製するに充
分な岳の食塩、あるいはグリセリンを注射剤の形態の7
4剤中に含有せしめてもよい。また上記製剤には通常の
緩衝剤、無痛化剤、保存剤等、更に必要に応じて着色剤
、保存剤、香v1、風味剤、U@剤等や他の医薬品をも
含有せしめ得るものである。また上記有効成分は使用時
に注a1用蒸留水に溶解し、溶時溶解剤としても使用で
きる。
上記の如くして調製される製剤は、その形態にもじた方
法で投与され得る。注射剤の場合には単独であるいはア
ミノ酸等の通常の補液と混合して静脈内投与することが
できる。有効成分の投与量は使用目的、症状等により適
宜増減されるが、通常1人1日当り、0 、08〜24
 mu/ko程度、好ましくは0.2〜B +1t(J
/ kg程度の範囲とするのが良く、また1日に2〜4
回に分割して投与することができる。
以下本発明を更に詳しく説明するため本発明ペプチドの
製造例を実施例として挙げる。尚実施例における試料の
インスリン作用促進活性は、以下の方法により測定した
〈インスリン作用促進活性〉 雄性ウィスター(Wlstar )系ラット(体重15
0〜3000 )より副皐丸脂肋組織を摘出し、E x
plan((脂肪組織塊)を調製する。10個のE x
plant (湿ff1fiとして7.5〜10mo)
を、D−(U−1A C)グルコース0.05μCi/
酊Q。
fi!1.5u/+nQ、ペニシリン35()/mG及
びストレプトマイシン0.1+11(]/四を含むM−
199〔「医学のあゆみ」第62巻、第6号、435頁
、昭和42年8月5日発行参照〕培地に浮かべたシリコ
ン処理レンズベーパー上に載せ(T opper、Y 
J、、et at、 Metl+ods in [:n
zymolooy、39゜443 (1975))、3
%炭酸ガス含有気相下に、37℃で20時間培養する。
培筒後E Xplantの湿重量を測定し、その全角を
2N−KOHの50%エタノール溶液I mQ中で、1
00℃で2時間加水分解する。6N−硫nto、5mG
で酸性化した氷解物より3鵬の石油エーテルで脂肪酸を
抽出し、常法により放射能を測定し、グルコースからの
脂肪酸への転換量を、培地中の比放射能より算出する。
試r1のインスリン作用促進活性は、上記反応系内に試
料とインシュリン(0,2m LJ/mQ)とを添加し
て得られる上記比放射能算出値を、試料の単独添加によ
り得られる同算出値に対する百分率で表わす。
実施例1 結晶ウシIfNffiアルブミン(マイルス社製)を、
未変性のままTPCKトリプシン(ワーシントン社製)
を用い、0.1M重炭酸アンモニウム(pH8,1)中
で12時間消化した(基冒濃度196、酵素:基質−1
:100!1!帛比)。消化後直ちに凍結乾燥した(後
記薬理試験で用いられている未口製の本発明ペプチドは
この段階で得られたものを使用している)。
1gの乾燥消化物を0.1M酢酸アンモニウム(p H
5,6)14.5四に溶解し、セファデックスG−50
(ファイン社、4.4X90CII)のカラムを用いて
ゲルか過(流速20mG/時間、4℃、フラクション8
.7W+Q/デユープ)して、活性両分(フラクション
N0.87〜130)を集め、凍結乾燥した。
上記セファデックスG−50を用いたゲル濾過における
溶出活性パターンを第1図に示す。第1図において横軸
はフラクションNo、を、縦軸はインスリン作用促進活
性を示す。また図中(1)は230nmでゐ吸光度曲線
を示し、(2)はインスリン作用促進活性パターンを、
(3)は280 nmでの吸光度曲線を示す。
上記で得た活性画分乾燥品を、更に50℃で保温しなが
ら1時間暇引し、水にF!!濁して再び凍結乾燥した。
上記と同一のゲルi濾過操作を3r!1行なって集めた
活性両分的7201!1gを60mGの0.1M酢酸す
トリウム緩m液(p H4,3>に溶解し、SP−セフ
ァデックスC−25(ファルマシア社製、3X20CI
Il)のカラムを用いてイオン交換ノJラムクロマI−
グラフィー(流速60鵬/時間、4℃、フラクション8
−/チューブ)を行なった。
160舗の0.1M酢fl!#!!1lii液(p H
4,3)で洗浄後、更に500韓の0.1M食塩を含む
0.1M酢酸a暫液(IIH4,3>で洗浄し、200
0−のO,IM−0,8M食食塩直線度勾配により溶出
させた。
上記溶出パターンを第2図に示す。第2図において横軸
はフラクションNO,、縦軸は230 rvの吸光度、
イ・ンスリン作用促進活性及び電気伝導度を示す。又、
図中(1)は230tvでの吸光度曲線を、(2)はイ
ンスリン作用促進活性パターンを、及び(3)はカラム
中の電気伝y9度曲線を示す。
第2図より最大活性ピークは0.53M食塩(Na C
Q )近傍に現れることが判る。
上記最大活性ピークを集め、スペクトラボール3(スペ
クトラム メディカル社製、M W cutoff35
00)透析チューブを用いて透析(50倍停の蒸留水5
回、70時間)し、凍結乾燥した。
上記で得た凍結乾燥品を、0.1%トリフルオロ酢酸に
溶解し、以下の条件下、逆相カラムを用いた高速液体ク
ロマ1−グラフィーにて精製した。
〈高速液体クロマトグラフィー条件〉 t’! Q:ウォータース礼、A1.、C/GPCモデ
ル244.1休クロマトグラフィーシステム、M−66
0溶媒ブ0グラマー、 カラム:ウルI〜ラボールRPSC(Ca 、ベックマ
ンアルテックス社、4.6+11111X 7 、5c
m) 流 速=1戒/分、25℃ チャートスピード:60cm/時間 注入m:30011Q/30uQ 溶 出;O〜6096アセトニトリル(直#Ia度勾配
、30分) 結果を第3図に示す、、第3図において横軸は保持時間
(分)を、縦軸は220n側及び280+1!11での
吸光度を示し、図中(1)は220nmでの吸光度曲線
及び(2)は280nmでの吸光度曲線を示す。咳図よ
り約28分に、最大活性を示すピークが現れることが判
る。 ゛ 上記活性ピークを凍#@乾燥して目的とするウシ白酒ア
ルブミン市来ペプチド製品を愕た。その収量は原料ウシ
!fI+消アルブミン1g当り590μQであった(ペ
プチドA)。
上記で得た本発明のペプチドは以下の物性を有している
1) SOSポリアクリルアミドゲル電気泳動イト−(
ItoK、)らの方法(J、3iol。
Ql+em、、 255.2123 (1980))に
従い、20.86%アクリルアミド、0.096%ビス
アクリルアミド、6M尿素、0.033Mfi塩、0.
34M1−リスjiFm(1)88.7)の分離用ゲル
を用いた。濃縮ゲル、泳#J緩衝液及び試料緩衝液をラ
エメリ−(LaemIli)らの方法CN attlr
e 。
227.680 (1970))に甲じて調製した。
分子量マーカーとしてはBDHケミカルズ礼製キット(
分子EA16949.14404.8159.6214
.2512)を用いた。
上記ペプチドをβ−メルカプトエタノールで還元処理し
て分子量を測定した結果を第4図に示す。
第4図より上記ペプチドは、2木のバンドを示し、各バ
ンドは分子9マーカー6214と2512との間に現れ
、その夫々の分子量は約4900及す3500であった
2) アミノ酸分析 上記で得たペプチド(乾燥品)を、4Nメタンスルホン
酸(0,2%の3−(2−アミノエチル)インドールを
含有)を用いてシンプソンら(S 1uson R、王
、、et al)の方法(J 。
Blol、Chem、、 251. 193 (197
6) 口こ従い、110℃で241i11¥1加水分解
した。加水分解物を中和後、日立835型アミノ酸自助
5)析R1を用いて分析した。結果を下記第1表に示す
J′4表中各アミノ酸はIUPACの略号で示し、各ア
ミノ哉組成は試料1モル当りの各アミノ酸のモル量で表
わす。また)lalf−cysは、過蟻酸醸化後のシス
ティン酸として示した。
第1表 アミノ酸 組成(モル) 測定値 理論値 Asp+Asn 6.7 7 Thr 1.8 2 3er 0 0 Glu+GIn 8.7 .9 pro 4.8 5 GIV 2.9 3 A1a 5.6 6− Val 1.2 1 Half −CVS 3.6 4 Met O,61 11e 1.9 2 l−eu 6.8 7 7yr 6.1 6 Phe 4.0 4 TrD* 0.1 1 LyS7.7 B )11s 1.0 1 Aro 2.8 3 合計 70 M、W、 8333 *rrpは加水分解時に分解されるため測定値が理論値
に比べ低い値となっている。
3) N−末端アミノ酸配列 ペプチド試料を、エドマン分解にかけ、3段階まで測定
を行なった( t wanaga s 、、et at
Eur、 J、 Biochcm、、8.189 (1
969) )。
アミノ酸のフェニルヂオヒダントイン誘導体の同定は、
CIA逆相カラム(TSK、LS410K。
ODS、 東洋曹達社製)を用いたH P l−、Cに
より行なった( Q n+icl+i K 、、Ot 
at、 J 、 3 iochem、。
87.483 (1980))。
その結果第1段階でAro及びleuが、第2段階でH
as及び1−ysが、第3段階でProが夫々同定され
た。
4) 等電点 本発明ペプチド試料をオファーレル (0’ Farrell、 P、 H,)の方法LJ、
 Blol 。
Chem、、250.4007 (1975)’)に準
じて等重点電気泳動を行なった結果、その等電点は約5
.1であった。
以上の理化学的及び梠造的特徴より本実施例で得たペプ
チドは前記−次慴造式〔1〕で表わされるものと推定さ
托る。
実施例2 実施例1において、SP−セファデックスC−25を用
いたイオン交換クロマトグラフィーに代え、DEΔEセ
ルロース(ワットマンDE52、ワットマン社製、3.
2x60cm)を用い、セファデックスG−50による
ゲル濾過活性両分乾燥品500mg当り0.OIM!炭
酸アンモニウム50+nQrR液(p H8,0)とシ
テ、庄m Flj) 7 ンモニウム澹度勾配〈0.1
〜0.4M)法によりイオン交換クロマ1へグラフィー
(流速43四/時間、フラクション10脱/チユーブ)
を行なった。
上記で得た活性両分につき、以後実施例1と同一操作を
n返して、目的とするウシ血清アルブミン由来ペプチド
を得た。その収量は原料アルブミン1g当り1350μ
0gであった。またその物性は実茄例1で得たそれと一
致した。
以下に上記実施例で得たペプチド試料についてインスリ
ン作用促進活性の試験例を挙げる。
試験例1 実施例1で行なったウシ自消アルブミンのトリプシン処
理に凹し、トリプシンによる消化時間、即ち15分、3
0分、IrgI間、2M間及び14詩間の夫々について
その消化物のインスリン作用促進活性をD−(U−” 
’ C)グルコースから脂肪n1への転換量を指標とし
て前述した方法により測定した。結果を第5図に示す。
第5図において(1)は消化物+0.2mU、/功イン
スリンを、また(2)はli化物単独の揚台を各々示す
第5図より消化物単独ではいずれの処Fl!時間に対し
ても脂肪酸への転換量の増加はみられないのに対し、イ
ンスリン共存下では処理時iが長くなるに従い脂肪酸へ
の転換ネの増加、即ちインスリン作用促進活性が現れ、
4時間以−上では最大の活性(約500%)が得られる
ことが判る。
試賎例2 ウシ自消アルブミンにつき、トリプシン未処理のものと
実施例1で得たトリプシン処理後のものく未精製)につ
き、D−(U−I A C)グルコースから脂肪酸への
転換量を指標として前述した方法によりインスリン作用
促進活性を測定した。結果を第2表に示す。
第2表より、インスリン無添加の条件下では、トリプシ
ン処理の有無にかかわらず、いずれの血)nアルブミン
にに対しても脂肪酸への転換飛の増加はみられないが、
インスリン存在下ではトリプシン未処理では脂肪酸への
転換舟の増加が認められないのに対して、トリプシン処
理を行なうことにより、対照群に比し、有意な脂肪酸へ
の転換9の増加、即ちインスリン作用促進活性が現われ
ることが判る。
試験例3 実施例1で骨た本発明のペプチドの各r44度における
インスリン作用促進活性を、前述した方法により別室し
た。その結果を第6図に示す。
第6図において、(1)は本発明ペプチド+〇、 21
11 U/四インスリンを、(2)はウシ111′I消
アルブミン単独を示す。
第6図より本発明ペプチドの利用によれば10−’Mよ
り濃度に依存したインスリン作用促進活性の上昇がみら
れ、10−5Mでは約50096以上の促進活性を示す
ことが判る。
試験例4 実施例1で得た本発明のペプチドの一定m(2XIO−
eM)について、添加するインスリンの1度を段階的に
変化させた場合のインスリン作用促進活性を、前述した
D−(LJ−1’ C)グルコースから脂肪酸への転換
昂を指標として測定した。
その結果を第7図に示す。
第7図において(1)は本発明ペプチド+インスリンを
、(2)はインスリン単独の場合を示す。
第7図より本発明゛ペプチドは添加するインスリン濃度
に依存して活性を示し、その値はインスリン濃度が約0
.10〜i、 01!1 U/話で顕著に上昇し、それ
以上では一定値を示すことが判った。
試験例5 実施例1で得た本発明ペプチドがインスリン作用促進活
性を有することを示す他の指標として、単離脂肋柵胞で
のD−(U−” C)グルコースからの002産生に及
ぼすインスリンの作用に対しても、上記ペプチドが同様
に促進活任を有するかどうかについて実験を行なった。
即ち、う゛ツ1−のillll前脂肪1m出し、ロッド
ベル(Rodbell、 M )の方法L1.B’io
l。
CI+em、、239 .375−380 (1964
))によって酵素処理し、1%ウシth清アルブミン及
び1111Mグルコースを含むクレブスリンゲル(Kr
cb −Rinoer ) I−IEPEsI 百 〇
 (p H7,4)中で懸濁させた。そのlto、5μ
CI/−のD−(U= A C)グルコースを含む前記
と同様の緩四液中に約1.2XIO5個/nの[iを入
れ、空気100%、37℃で3時間培養した。
” CO2(D捕集灰(f計測は、オーツ(Ono、M
)W ’7)方法(B iochim、 B 1oph
ys、 ACta、、 284 。
285−297 <1972))に準じて行なった。
その結果を第3表に示す。
第3表 CO2産生に及ぼす効果 インスリン ウシ自消アルブミン CO2由来ペプチド
A 出量ご吠」スrlo’M)−立!凰ユ区剋y遡±0 −
 14.72±1.25 + 16.53±1.29 10 28.15±2606 + 38.71±2.23 30 51.51±3.04 + 66.51±3.11 10ll1000(−78,54±5.86+ 74.
73±5.46 mean+sEM (n=4) 第3表より本発明ペプチドがインスリンの存在下ではD
−(U−1’ C)グルコースの細胞内移行を促進し、
COR産生を増加することが実証され、しかもその効果
にはインスリンの添加濃度にある最適密度が存在するこ
とが示唆された。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1に従うセファデックスG−50を用い
たゲルI濾過における溶出パターンを示す図、第2図は
同イオン変換カラムク0マドグラフイーによる溶出パタ
ーンを示す図、及び第3図は高速液体り0マドグラフイ
ーによる溶出パターン図を示す。また第4図は本発明ペ
プチドのSDSポリアクリルアミドゲル電気泳動による
分子量測定結果を示す図であり、第5図乃至第7図は本
発明ペプチドがインスリン作用促進活性を示すことを明
らかにする試験結果を示すグラフである。 (LJ、上) 代理人 弁理士 三 枝 英 二 ′ 第4図 一一一一− ?1′シ 5 11 一崗イ■等 間 (g子&’l) 第 6 1−一1 ウシ庄1ノ対アJしフ゛ミン由Aシv7°4−)”5及
刀ξ(M)手続補正書(自船 昭和59年3ζ夕゛′月14日 特許庁長官 若杉和大 殿 1、事件の表示 昭和58年特 許 願第148553 号2・発′A 
o ’ly称 ウ、、アエプエ1.来ぺ−j、ド3、補
正をする者 事件との関係 特許出願人 株式会社 大塚製薬工場 4、代理人 大阪市東区平野町2の10沢の鶴ビル電話06−203
−0941C代)補 正 の 内 容 l 明細書中の記載を下記正誤表の通シ訂正する。 2 明細書第26頁第7〜lO行に「その後・・・・・
・・・・・を入れ、」とあるを次の通シ訂正する。 [この脂肪細胞懸濁液0.4 ml (細胞数的5×1
0”)に、D−(−U−”C)シルコースlOμl(0
,2μCi) を加え、」 3 明細書第27頁に記載の第3表に「ウシ血清アルジ
エン由来ペプチドA(2×IO6#)Jとあるを[ウシ
血清アルづ三ン由来ぺづチド(2×1o−6v)jと訂
正する。 4 第2図を別紙の通シ訂正する。 5 第3図を別紙の通シ訂正する。 (以 上)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 0式 %式% 〔式中の1!号は、ウシ白酒アルブミンのアミノn順位
    を示す。〕 で表わされるウシffriW1アルブミン由来ベブヂド
    及びその塩。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61291532A (ja) * 1985-06-19 1986-12-22 Agency Of Ind Science & Technol エチレングリコ−ルの製造方法
WO1995029936A1 (en) * 1994-05-03 1995-11-09 Hsc Research And Development Limited Partnership Methods for controlling t lymphocyte mediated immune responses

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