JPS6041696Y2 - スライド式可変抵抗器 - Google Patents
スライド式可変抵抗器Info
- Publication number
- JPS6041696Y2 JPS6041696Y2 JP1978113831U JP11383178U JPS6041696Y2 JP S6041696 Y2 JPS6041696 Y2 JP S6041696Y2 JP 1978113831 U JP1978113831 U JP 1978113831U JP 11383178 U JP11383178 U JP 11383178U JP S6041696 Y2 JPS6041696 Y2 JP S6041696Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sliding
- variable resistor
- metal case
- sliding body
- plastic plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Adjustable Resistors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、スライド式の可変抵抗器に関するもので、摺
動体の摺動に節度を与える手段を簡単な構成で提供しよ
うとするものである。
動体の摺動に節度を与える手段を簡単な構成で提供しよ
うとするものである。
第1図に従来のスライド式可変抵抗器を示す。
図において、1は摺動体で、樹脂よりなり、金属ケース
2に設けた長孔3より一端がケース外に突出するレバー
4を固定している。
2に設けた長孔3より一端がケース外に突出するレバー
4を固定している。
前記摺動体1は一側面に、他側面に向かって凹となる凹
溝5を形威し、この凹溝5にスプリング6、球体7を順
次挿入する一方、金属ケース2の側面に前記球体7の一
部が弾性的に嵌入する孔8を1つあるいは複数個一定の
間隔で設けている。
溝5を形威し、この凹溝5にスプリング6、球体7を順
次挿入する一方、金属ケース2の側面に前記球体7の一
部が弾性的に嵌入する孔8を1つあるいは複数個一定の
間隔で設けている。
たとえば、ステレオ装置において左右チャンネルの強弱
を調整するための可変抵抗器においては、金属ケース2
の長さ方向の中央に孔8を1つ設け、この孔8に球体7
が嵌入している場合、左右チャンネルのバランスが取れ
ている状態を表わすものである。
を調整するための可変抵抗器においては、金属ケース2
の長さ方向の中央に孔8を1つ設け、この孔8に球体7
が嵌入している場合、左右チャンネルのバランスが取れ
ている状態を表わすものである。
また、音量調整用の可変抵抗器においては、たとえばパ
ネルに設けた音量の表示用数字IJ−’10ヨに対応し
て金属ケースの側面に1何回の孔8を設けて、現在の音
量を正確に表わすようにしている。
ネルに設けた音量の表示用数字IJ−’10ヨに対応し
て金属ケースの側面に1何回の孔8を設けて、現在の音
量を正確に表わすようにしている。
なお、第1図において、9,10はおのおの摺動体1に
固定された接点、11は絶縁性底板12に設けられた抵
抗体、13は同じく絶縁性底板12に設けられた導電性
の接触体、14は摺動体1を安定に摺動させるための脚
である。
固定された接点、11は絶縁性底板12に設けられた抵
抗体、13は同じく絶縁性底板12に設けられた導電性
の接触体、14は摺動体1を安定に摺動させるための脚
である。
なお、この脚14は底板12に一体に設けるようにして
も良い。
も良い。
15,16および17は摺動体1の摺動を円滑なものと
するための板材、プラスチック板、および弾性片で、板
材15は金属ケース2に固定され、そのプラスチック板
16と接する面は極めて平滑な面に加工されており、こ
の板材15とプラスチック板16との間にグリスを挿入
して、より摺動体1の摺動が滑らかに行えるようにして
いる。
するための板材、プラスチック板、および弾性片で、板
材15は金属ケース2に固定され、そのプラスチック板
16と接する面は極めて平滑な面に加工されており、こ
の板材15とプラスチック板16との間にグリスを挿入
して、より摺動体1の摺動が滑らかに行えるようにして
いる。
前記弾性片17は略H字状をなし、4つの各先端をプラ
スチック板16の一面に弾性的に当接せしめている。
スチック板16の一面に弾性的に当接せしめている。
このプラスチック板16は弾性片17とともに、摺動体
1に連動して移動する。
1に連動して移動する。
もちろん、基本的には、金属ケース2の内面と弾性片1
7の各先端が極めて平滑な面であれば、板材15および
プラスチック板16は不要である。
7の各先端が極めて平滑な面であれば、板材15および
プラスチック板16は不要である。
しかるに上記従来の可変抵抗器においては、レバー4、
すなわち摺動体1に節度を与えるために、あらためて凹
溝、スプリング、球体を設置しなければならず、構成が
複雑になるとともにコスト的に高価になるという欠点が
あった。
すなわち摺動体1に節度を与えるために、あらためて凹
溝、スプリング、球体を設置しなければならず、構成が
複雑になるとともにコスト的に高価になるという欠点が
あった。
本考案は上記従来の欠点を除去するもので、摺動体の摺
動を円滑にするために設置された弾性片を利用して、摺
動体の摺動に節度を与えるようにしたものである。
動を円滑にするために設置された弾性片を利用して、摺
動体の摺動に節度を与えるようにしたものである。
以下その一実施例を第2図、第3図を用いて説明する。
なお図中、第1図と同一部品には同一番号を付して説明
は省略する。
は省略する。
上記したように本実施例は弾性片18を利用し、この弾
性片18の複数の先端に半球状のダボ19を一体に設け
、プラスチック板16を使用することにより、プラスチ
ック板16の前記ダボ19を設けた端部に対応する部分
を切欠いて、ダボ19が金属ケース2の天板内面に直接
、弾性的に当接するようになすとともに、金属ケース2
の天板内面の一部に上記ダボ19が一部嵌入する孔20
を設けている。
性片18の複数の先端に半球状のダボ19を一体に設け
、プラスチック板16を使用することにより、プラスチ
ック板16の前記ダボ19を設けた端部に対応する部分
を切欠いて、ダボ19が金属ケース2の天板内面に直接
、弾性的に当接するようになすとともに、金属ケース2
の天板内面の一部に上記ダボ19が一部嵌入する孔20
を設けている。
なお本実施例では金属ケース2の天板内面が極めて円滑
な面として、従来の板材は図示していない。
な面として、従来の板材は図示していない。
以上の様に、本実施例ではダボ19を2個設けた例を示
したが、ダボ19は各脚の先端に全て設けるようにして
も良い。
したが、ダボ19は各脚の先端に全て設けるようにして
も良い。
ダボ19を多数設けることにより摺動体1が安定し、摺
動の節度感が増す効果がある。
動の節度感が増す効果がある。
上記構成によれば、摺動体1の摺動を円滑なものとする
ための弾性片18および金属ケース1の天板内面に設け
た孔20が従来のスプリング、球体、孔と同様の作用を
果すため、従来にくらべてはるかに構成が簡素化される
。
ための弾性片18および金属ケース1の天板内面に設け
た孔20が従来のスプリング、球体、孔と同様の作用を
果すため、従来にくらべてはるかに構成が簡素化される
。
以上説明したように本考案によれば、摺動体の摺動を円
滑なものとするための弾性片を利用して摺動体の摺動に
節度を与えることにより、従来のスプリング、球体が不
要となり、使用部品点数が少なくなるとともに、組立も
容易になり、コスト的に極めて有利となる。
滑なものとするための弾性片を利用して摺動体の摺動に
節度を与えることにより、従来のスプリング、球体が不
要となり、使用部品点数が少なくなるとともに、組立も
容易になり、コスト的に極めて有利となる。
また、本考案によれば、より小さなスペースでも節度を
持たせることができるため、小形の可変抵抗器に採用し
て特に有効である。
持たせることができるため、小形の可変抵抗器に採用し
て特に有効である。
さらに、クリックの有無はプラスチック板に切欠きを設
けるか否かで決定されるため、クリックの有無にかかわ
らず金属ケースは孔を有する1種類で対応することがで
き、部品品種が少なくて済むという利点を有する。
けるか否かで決定されるため、クリックの有無にかかわ
らず金属ケースは孔を有する1種類で対応することがで
き、部品品種が少なくて済むという利点を有する。
更に弾性片のダボを各脚に設け、各ダボに対応するクリ
ック孔をケースに設ければ、適宜プラスチック板の切欠
部を設ける事で、1種類のケースで数種類のクリック点
数に対応でき部品品種が少なくて適むという利点をも有
する。
ック孔をケースに設ければ、適宜プラスチック板の切欠
部を設ける事で、1種類のケースで数種類のクリック点
数に対応でき部品品種が少なくて適むという利点をも有
する。
第1図は従来のスライド式可変抵抗器の断面図、第2図
は本考案の実施例におけるスライド式可変抵抗器の断面
図、第3図は同可変抵抗器の要部斜視図である。 1・・・・・・摺動体、2・・・・・・金属ケース、4
・・・・・・レバー、9,10・・・・・・接点、11
・・・・・・抵抗体、12・・・・・・底板、13・・
・・・・接触体、16・・・・・・プラスチック板、1
8・・・・・・弾性片、19・・・・・・ダボ、20・
・・・・・孔。
は本考案の実施例におけるスライド式可変抵抗器の断面
図、第3図は同可変抵抗器の要部斜視図である。 1・・・・・・摺動体、2・・・・・・金属ケース、4
・・・・・・レバー、9,10・・・・・・接点、11
・・・・・・抵抗体、12・・・・・・底板、13・・
・・・・接触体、16・・・・・・プラスチック板、1
8・・・・・・弾性片、19・・・・・・ダボ、20・
・・・・・孔。
Claims (1)
- 絶縁性底板上に設けられた抵抗体、接触体の面上に摺動
可能に接触する第1、第2の接点および金属ケースに設
けた長孔よりケース外に突出するレバーを固定した摺動
体と、前記摺動体とともに移動可能になるように前記レ
バーに固定されるとともに複数個の先端部の複数箇所に
ダボが設けられた弾性片と、前記摺動体とともに移動可
能になるように前記レバーに固定されるとともに前記ダ
ボに対応する箇所に切欠部を設けてなるプラスチック板
とを有し、前記プラスチック板の前記切欠部を介して前
記ダボが嵌合する孔が前記金属ケースに設けられたこと
を特徴とするスライド式可変抵抗器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978113831U JPS6041696Y2 (ja) | 1978-08-18 | 1978-08-18 | スライド式可変抵抗器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978113831U JPS6041696Y2 (ja) | 1978-08-18 | 1978-08-18 | スライド式可変抵抗器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5529596U JPS5529596U (ja) | 1980-02-26 |
JPS6041696Y2 true JPS6041696Y2 (ja) | 1985-12-19 |
Family
ID=29064019
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978113831U Expired JPS6041696Y2 (ja) | 1978-08-18 | 1978-08-18 | スライド式可変抵抗器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6041696Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6180286A (ja) * | 1984-09-28 | 1986-04-23 | 富士通機電株式会社 | 表示器 |
JPH0337211Y2 (ja) * | 1985-10-19 | 1991-08-07 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52119938U (ja) * | 1976-03-05 | 1977-09-12 |
-
1978
- 1978-08-18 JP JP1978113831U patent/JPS6041696Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5529596U (ja) | 1980-02-26 |
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