JPS6041684Y2 - 正特性サ−ミスタ装置 - Google Patents

正特性サ−ミスタ装置

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Publication number
JPS6041684Y2
JPS6041684Y2 JP14616080U JP14616080U JPS6041684Y2 JP S6041684 Y2 JPS6041684 Y2 JP S6041684Y2 JP 14616080 U JP14616080 U JP 14616080U JP 14616080 U JP14616080 U JP 14616080U JP S6041684 Y2 JPS6041684 Y2 JP S6041684Y2
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JP
Japan
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temperature coefficient
positive temperature
insulating base
insulating
thermistor device
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Expired
Application number
JP14616080U
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English (en)
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JPS5769203U (ja
Inventor
昇市 藤本
Original Assignee
ニチコン株式会社
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Publication date
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Publication of JPS5769203U publication Critical patent/JPS5769203U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は外装として絶縁チューブを被覆した正特性サー
ミスタ装置の改良に関するものである。
従来、正特性サーミスタ、その他の電子部品において、
一般に電気絶縁と塵埃を防止するため樹脂ケースに封入
していた。
しかし、コスト面、小型化、その他の面から近年耐熱性
を有する熱収縮チューブが広く用いられるようになり、
簡易的な絶縁方法がとられるようになってきた。
この熱収縮チューブは収縮率が20〜50%であるため
、例えば第1図に示すようにバネ端子2を絶縁ベース3
に固定し、バネ端子2で正特性サーミスタ素子1を挾持
し、絶縁チューブ4を被覆したが、チューブ4の一端は
ベース3の面にあり、他方は煙突のように開口されてい
るので、塵埃の侵入によって特性の低下や破壊の危険性
があった。
また第1図と類似する第2図に示すものが考案されてい
る(実開昭51−155336号公報)が、前記の欠点
を解決したものではない。
本考案は上記の欠点を除くために考案されたもので、こ
れを第3図に示す実施例に基づき詳細に説明する。
第3図は本考案の一実施例の断面図を示腰 11は正特
性サーミスタ素子、12は弾性を有する外部引出端子、
13は絶縁ベース、14は絶縁チューブで、周辺部に環
状の凸起15を有する耐熱性樹脂からなる絶縁ベース1
3に弾性片を有する外部引出端子12を嵌挿装着し、該
端子12,12間に正特性サーミスタ素子11を挿入挾
持したのち、熱収縮性の絶縁チューブ14を絶縁ベース
13の凸起15を被冠するとともに、正特性サーミスタ
素子11と端子12とを被冠し、絶縁チューブ14を加
熱収縮させて、一方端をベース13に固定する。
さらに他方端を圧着封口した正特性サーミスタ装置であ
る。
なお、16は絶縁ベース13に設けられた凸起で、凸起
15との間に凹部17を形威し、絶縁チューブ14が加
熱収縮されたとき、絶縁チューブ14の一方端が絶縁ベ
ース13にくい込むように固定被覆するものであるが、
凸起は必ずしも必要とせず目的に応じて形成する。
さらに他方端は圧着して封口するが、圧着は該チューブ
14を加熱収縮させた直後の柔軟性を保持した状態で開
口部の両側から押圧して溶着するが、必ずしも溶着せず
とも塵埃の進入を防止する圧着封口とし、圧着の際に表
示文字を刻印するとさらに良い。
また、絶縁ベース13に形成する凸部は、実施例におい
て2つの凸起を設けたものを説明したが、1つでも、ま
た3つ以上でもよく、また凸起は環状に形成され、連続
であっても断続されていてもよく、要は絶縁チューブ1
4が絶縁ベース13と密着して固定するように構威し、
塵埃の進入と引張に対しての強度が得られれば、必ずし
も必要としなくてもよく、絶縁チューブは絶縁ベースを
完全に被う必要もなく、該ベースの少なくとも側面に接
するようにする。
さらに絶縁ベースは耐熱性樹脂で説明したが、セラミッ
クなど耐熱性のものであればよい。
本考案は以上に述べられたように絶縁ベースに凸起を設
け、弾性を有する端子を装着して正特性サーミスタ素子
を挾持し、該素子を絶縁チューブで被覆するとともに、
ベースとの密着および絶縁チューブの圧着を強固にして
封口しているので、電気機器、電子機器への組込み、取
り付けたとき塵埃の侵入を防止し、外的要因による正特
性サーミスタ素子の特性低下や破壊の危険性から保護す
るもので、保安上または工業上においても有益なもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来の正特性サーミスタで、第1
図は断面図、第2図は他の例の斜視図、第3図は本考案
の正特性サーミスタ装置の一実施例の断面図、第4図は
本考案の正特性サーミスタ装置の他の実施例の断面図で
ある。 11:正特性サーミスタ素子、12:外部引出端子、1
3:絶縁ベース、14:外装の絶縁チューブ、15,1
6:凸起。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)正特性サーミスタ素子を支持する耐熱性樹脂また
    はセラミックからなる絶縁ベースに弾性端子孔を設け、
    上記端子孔に弾性端子を嵌挿し、該端子に正特性サーミ
    スタ素子を挿入挾持させたのち、該正特性サーミスタ素
    子および絶縁ベースに絶縁チューブを被冠し、該絶縁チ
    ューブを加熱収縮させ、該チューブの一方開口端を絶縁
    ベースに封口するとともに他端を圧着封口するよう構成
    した正特性サーミスタ装置。
  2. (2)上記絶縁ベースの側面に凸起を設けたことを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の正特性サー
    ミスタ装置。
  3. (3) 上記絶縁チューブの圧着封口部に表示文字の
    刻印を施してなる実用新案登録請求の範囲第1項または
    第2項記載の正特性サーミスタ装置。
JP14616080U 1980-10-13 1980-10-13 正特性サ−ミスタ装置 Expired JPS6041684Y2 (ja)

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JP14616080U JPS6041684Y2 (ja) 1980-10-13 1980-10-13 正特性サ−ミスタ装置

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Publication Number Publication Date
JPS5769203U JPS5769203U (ja) 1982-04-26
JPS6041684Y2 true JPS6041684Y2 (ja) 1985-12-19

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